JP5481176B2 - 内視鏡のレンズ位置制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トルクワイヤを用いて内視鏡のレンズ位置の制御を行うレンズ位置制御装置に関する。
電子内視鏡の撮像光学系にズーム機構を設け、観察倍率を可変とした拡大内視鏡が知られている。内視鏡挿入部先端に設けられたズームレンズは、例えば操作部に設けられたモータの回転駆動力を、トルクワイヤを介して挿入部先端まで伝達することにより駆動される。ズームレンズの位置は、例えば挿入部先端に設けられたエンコーダを用いて検出される。しかし、センサを挿入部先端に設ける構成では、内視鏡挿入部の細径化において不利であり構造も複雑となる。このような問題に対して、ズームレンズが駆動端の間を移動するのに掛かる時間と、変倍スイッチの操作時間から、レンズ位置を把握する構成が提案されている(特許文献1)。
特許第3936512号公報
しかし、トルクワイヤは数メートルもある挿入部の中を通されるため、トルクワイヤの回転には大きなトルクが必要とされる。トルクワイヤに加えられるトルクを大きくするには、モータ自身の出力トルクを大きくする方法や、モータを高速回転し減速機を用いる方法が考えられる。しかし、モータの出力トルクを大きくするには巻き線数を増やす必要があり、減速機を用いる場合にも、それなりに大きな減速機を用いる必要があるため小型化にとって不利である。一方、高速で回転するモータを直接用いると、撮像倍率が急激に変化し操作性が悪化する。例えば所望倍率での再撮影が必要な場合など、回転が速いと同じ倍率の撮影を再現することは困難である。
すなわち、トルクワイヤを用いて内視鏡のレンズを駆動する場合、トルク、レンズ移動速度、小型化を同時に満足することは困難である。
本発明は、トルクワイヤを用いてレンズを駆動する内視鏡装置において、トルクワイヤを回転するための十分なトルクを得ながらもレンズの位置調整が容易な小型なレンズ位置制御装置を得ることを課題としている。
本発明の内視鏡のレンズ位置制御装置は、レンズの位置を調整するためのレンズ位置調整機構と、レンズ位置調整機構に動力を供給するモータと、モータの動力をレンズ位置調整機構に伝達するトルクワイヤと、モータに印加される電圧信号の周期、デューティ比の少なくとも一方を制御することによりトルクワイヤの先端を、モータの回転速度よりも低い回転速度で連続的に回転するモータ制御手段とを備えることを特徴としている。
レンズ位置調整機構が撮像倍率を変更するズーム機構であって、モータ制御手段は、トルクワイヤ先端の回転速度は、先端の回転角に対して撮像倍率の変化が相対的に大きい区間では相対的に遅く、相対的に小さい区間では相対的に速く設定される。レンズ位置調整機構が撮像倍率を変更するズーム機構であって、モータ制御手段は、撮像倍率の変化が一定になる様に、各ステップのモータ作動回転数、モータ停止時間の少なくとも一方を制御する。モータ制御手段は複数の望遠(ズームイン/Tele)から広角(ズームアウト/Wide)までの移動時間モードを備え、トルクワイヤの先端の回転速度が各モードで異なる。
レンズ位置制御装置は更に、モータの回転を検知し、回転量を算出する回転量検出手段と、モータの可動範囲の端点を検出する端点検出手段と、端点検出手段により検出されたモータの可動範囲の一端から他端に渡りモータを駆動して、モータの可動範囲に対応する回転量を検出する初期化手段とを備え、レンズの可動範囲に対応する回転量とモータの可動範囲に対応する回転量とから、レンズの可動範囲に対応する回転範囲内でモータの回転を制御してレンズの位置調整を行う。
本発明によれば、トルクワイヤを用いてレンズを駆動する内視鏡装置において、トルクワイヤを回転するための十分なトルクを得ながらも操作者において撮像倍率の変更・調整が容易な小型なレンズ位置制御装置を得ることができる。
本発明の一実施形態である電子内視鏡システムの構成を示す概略図である。 本実施形態の電子内視鏡(スコープ本体)の電気的、機械的な構成を模式的に示すブロック図である。 モータ駆動回路および制御部の構成を示すブロック図である。 モータ駆動回路から出力される3相駆動信号(U、V、W)とモータ駆動回路において生成される1回転検出信号の対応を示すタイミングチャートである。 初期化動作におけるモータの回転と、カム環の位置(レンズ位置)の関係を示す図である。 本実施形態の初期化動作処理のフローチャートである。 モータの駆動指令(駆動信号)の出力タイミングと、これに対応したトルクワイヤのモータ側のある位置における回転速度変化と、トルクワイヤのカム環側先端における回転速度変化の違いを示す。 第1実施形態のレンズ位置制御におけるモータ制御の様子を示すグラフである。 本実施形態におけるレンズ位置制御処理のフローチャートである。 第1実施形態の変形例のレンズ位置制御におけるモータ制御の様子を示すグラフである。 第2実施形態のレンズ位置制御におけるモータ制御の様子を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態である電子内視鏡システムの構成を示すブロック図である。
電子内視鏡システムは、一般にスコープ本体(電子内視鏡)10と、スコープ本体が着脱自在に取り付けられるプロセッサ装置11と、内視鏡画像を表示するモニタ装置12を備える。スコープ本体10は、可撓管からなり体内や管孔内に挿入される挿入部13と、ユーザにより把持・操作され、挿入部13の基端部が連結される操作部14と、プロセッサ装置11に着脱され、スコープ本体10とプロセッサ装置11とを電気的、光学的に接続するコネクタ部15と、操作部14とコネクタ部15の間を連絡するユニバーサルコード16とから構成される。
プロセッサ装置11には、例えば、画像処理ユニットとともに光源部(図示せず)が設けられ、光源部からはコネクタ部15から挿入部13の先端部まで配設されたライトガイドファイバ(図示せず)を通して照明光が伝送され照射される。挿入部13の先端部に設けられた撮像素子で撮影された映像は、挿入部13、操作部14、ユニバーサルコード16、コネクタ部15を介してプロセッサ装置11へと送られ、所定の画像処理が施された後、モニタ装置12に表示される。
図2は、図1に示されたスコープ本体10の電気的な構成およびレンズ駆動系の機械的な構成を模式的に示すブロック図である。
挿入部13の先端部には、CCDやCMOSなどの撮像素子17が配置される。本実施形態において、撮像素子17はCCDであり、CCD17の撮像面には、レンズ(レンズ群)18を介した映像が投影される。レンズ18はズーム用のレンズ(レンズ群)を備え(図示せず)、ズーム用レンズは、光軸方向に摺動自在なレンズ保持枠(図示せず)に保持される。従来周知のように、レンズ保持枠に設けられたピンと、カム環19に設けられたカム溝との係合により、カム環19の光軸周りの回転運動が、レンズ保持枠の光軸方向の直線運動に変換され、ズーム用レンズの位置が調整される(レンズ位置調整機構)。これにより、CCD17ではズーム用レンズ(図示せず)の位置に応じた倍率の画像が撮影される。
また、カム環19の外周面には周方向に沿ってギア部(図示せず)が形成され、ギア部には、ギア20が係合される。ギア20には、挿入部13内に配設されるトルクワイヤ21の一端が接続され、他端は操作部14に設けられたモータ22に小型な減速ギア23を介して接続される(なお、減速ギア23は省略することも可能である)。すなわち、モータ22の回転力がトルクワイヤ21を介してギア20に伝達され、カム環19は光軸周りに回転される。
モータ22は、例えば3相のセンサレス・ブラシレス・DCモータであり、コネクタ部15に設けられたモータ駆動回路24からユニバーサルコード16(図1参照)を介して送られる3相駆動信号(U、V、W)により制御される。モータ駆動回路24は、コネクタ部15に設けられた制御部25により制御され、モータ駆動回路24は、後述するようにモータ22の回転を検知して制御部25へと出力する。
なお、操作部14には、ズーム機能における望遠(ズームイン/Tele)、広角(ズームアウト/Wide)をそれぞれ指示するためのTeleスイッチ26およびWideスイッチ27を含む入力部28が設けられる。Teleスイッチ26、Wideスイッチ27の操作信号は、制御部25へと送られ、制御部25はこの操作信号に従ってモータ駆動回路24を通して、モータ22の回転方向を含めた駆動を制御する。
CCD17の駆動は、コネクタ部15に設けられたCCD駆動回路29から出力されるCCD駆動パルス信号により制御され、CCD駆動回路29は、制御部25により制御される。またCCD17で生成された画像信号は、コネクタ部15に設けられたCCD信号処理部30へと出力される。CCD信号処理部30はアナログフロントエンドに対応し、CCD17からのアナログ画像信号に対して、初段増幅、相関二重サンプリング、AD変換を施し、制御部25へと出力する。
また、制御部25には、通信制御部31が接続されており、通信制御部31は、制御部25に入力されたデジタルの画像信号や各種制御信号をプロセッサ装置11(図1参照)の画像処理ユニットへ出力するとともに、プロセッサ装置11から受信した各種制御信号を制御部25へ入力する。
次に図3、図4を参照して、本実施形態におけるモータ駆動回路24および制御部25の構成の詳細について説明する。なお、図3は、モータ駆動回路24および制御部25の構成を示すブロック図であり、図4は、モータ駆動回路24から出力される3相駆動信号(U、V、W)とモータ駆動回路24において生成される1回転検出信号FGの対応を示すタイミングチャートである。
本実施形態において、モータ駆動回路24は、3相センサレスモータ制御ロジック回路32、ドライブ回路33、位相検出回路34などから構成される。3相センサレスモータ制御ロジック回路32は、モータ22の起動シーケンス及びモータ22に与えるU、V、W相のパルス波形を生成し、ドライブ回路33は、このパルス波形に基づいて、モータ22のU、V、W端子に実際に印加されるU、V、W相の電圧を出力する。また、モータ22と3相センサレスモータ制御ロジック回路32を結ぶU、V、W信号線は、3つのコンパレータ35U、35V、35Wの一方の入力端子にそれぞれ接続され、他方の入力端子には参照電圧VREFが入力される。
UVW各相に印加される電圧がオフ状態のとき、対応する相では回転速度に応じた誘導起電力により電圧が発生する。本実施形態では、コンパレータ35U、35V、35Wの各々で、各相の誘導起電力の発生を検知し位相検出回路34においてモータ22の位相を検出する。また、ある1つの相に対する上記コンパレータからの出力は、モータ22の一回転に対応する周期のパルス信号となるため、本実施形態ではこれを1回転検出信号FGとして制御部25へと出力する。なお図4には、各相における位相検出のタイミングも示される。
制御部25は、マイコン(または、FPGA)36、基準クロック計数回路37を備え、3相センサレスモータ制御ロジック回路32は、マイコン36によって制御される。マイコン36には位相検出回路34から、例えばUVWの各相に対応した誘導起電力検出パルスのうちの少なくとも1つが入力される。本実施形態ではU相が1回転検出信号FGとして利用され、マイコン36に入力される。マイコン36では、1回転検出信号FGに基づいてモータ22の回転角に対応する回転量が算出され、モータ回転量からレンズ位置の制御が行われる。
また、基準クロック計数回路37には、タイミングジェネレータ(図示せず)から基準クロック信号CLKが入力されるとともに、位相検出回路34から1回転検出信号FGが入力される。基準クロック計数回路37では、モータ22が1回転し、FGパルスの立ち上がりが検出される毎に、その間のクロックパルス数が計数され、1回転の間の基準クロック信号CLKのパルス数がマイコン36へと出力される(なお、FGパルスの立下りを利用してもよい)。なお、この計数値は、モータ22の回転速度や回転周波数に対応し、後述する端点P1、P2の検出処理において利用される。
次に図5、図6を参照して、本実施形態におけるレンズ位置の初期化動作について説明する。図5は、初期化動作におけるモータ22の回転と、カム環19の位置(レンズ位置)の関係を示すもので、横軸はモータ22の回転量に対応し、縦軸は時間に対応する。また、図6は本実施形態の初期化動作処理のフローチャートである。初期化動作は、電子内視鏡の電源投入時など、レンズ位置制御処理に先立ってマイコン36において実行される。
トルクワイヤを用いて回転力をレンズ駆動機構に伝達する構成では、レンズの移動(本実施形態ではカム環の回転)が係止機構により停止しても、モータはワイヤが捻られて一定のトルクが発生するまで回転する。このため、モータの回転範囲(可動範囲)はレンズの機械的な可動範囲よりも広くなる。すなわち、モータ22の回転量からレンズ位置を制御する場合、モータ22の回転量とカム環19の位置(レンズ位置)の間の対応を求める必要がある(図2参照)。
図5において、左側はTele(望遠)側、右側はWide(広角)側に対応し、時間は上から下へと経過する。また、本実施形態では、モータ22の回転量は、1回転検出信号FGのカウント値(例えば正転時Tele側への回転時に加算、反転時Wide側への回転時に減算して求めるパルス数)として求められる。
区間A1は、トルクワイヤ21の捩りによる変位も含めたモータ22の可動領域(回転可能な範囲)を示し、区間Aは、モータ22とカム環19の回転比(ギア20、23を含めたギア比)から計算されるカム環19の可動範囲に対応するモータ22の回転範囲である。例えば、モータ側ギア比が1:79である時、モータ22は79回転に付きカム環19が1回転し、トルクワイヤとカム環のギア比が1:3である場合、カム環19が機械的に回転可能な範囲が0.5回転(180°)の時、トルクワイヤは、1.5回転を要する。上記例の場合、カム環19の可動範囲に渡る1回転検出信号FGのカウント数は118.5(=79×1.5)となる。
また区間Aは、モータ22の回転制御に使用される領域を示す。すなわち、カム環19をTele端やWide端の機械的可動範囲を確実に動作させる為に、機械的可動範囲に対して、Tele側やWide側に余分な可動範囲を設ける事が望ましい。本実施形態では、設計値から計算されるカム環19の回転可能範囲は、Tele端側に20パルス分、Wide端側に30パルス分のマージンを設けている。
内視鏡起動時などの初期状態において、レンズ18やカム環19の位置は不明である。カム環19が起動時に図5の点P0にあるとき、本実施形態の初期化動作処理では、まずステップS100において、モータ22のTele方向へ回転が開始される。次にステップS102において、Tele側端点P1の検出処理が開始され、モータ22は、Tele側端点P1が検出されるまで、Tele方向へと回転される。ステップS102において、Tele側端点P1が検出されると、モータのTele方向への回転は停止される。
次にステップS104において、Wide方向へモータ22を回転させ、略同時にステップS106において、1回転検出信号(パルス信号)FGの計数が開始される。また、ステップS108において、Wide側端点P2の検出処理が開始される。モータ22は、Wide側端点P2が検出されるまで、Wide方向へと回転され、Wide側端点P2が検出されると、モータのWide方向への回転が停止される。このとき点P1〜点P2へ至るまでのFGパルスの数が計数される。
Tele側端点P1およびWide側端点P2の間のパルス数は、略ワイヤ可動領域A1に対応し、トルクワイヤ21の捩り特性は左右の回転に対して対称なので、カム環19の機械的な可動範囲Aの中心は、点P1、P2の中心に一致する。このことから、本実施形態の初期化動作では、ステップS110において、端点P1、P2間の中心からWide側へ90パルス(可動範囲Aの半分である60パルス+Wide側マージン30パルス)移動した位置P3をレンズ位置制御処理における原点とし、モータ22をこの位置まで回転する。
すなわち、モータ22は、Wide側端点P2から再びTele側へ回転され、端点P1、P2間の全パルス数からカム環可動範囲Aの半分の区間のパルス数とWide側マージンのパル数とを差し引いたパルス数分、モータ22の回転が戻され、このときのFGパルスのカウント値が位置情報として不揮発性メモリ等に記憶されこの初期化動作処理は終了する。
なお、Tele端およびWide端の検出処理(ステップS102、S108)は、例えば、モータ回転速度をモニタし、閾値を設けて速度低下を検出したり、変化の割合を算出したりする事で行われる。
この後、点P3を原点として、Tele/Wideスイッチ26、27の操作に基づいて、区間Aでレンズ位置制御が実行され、FGパルスのカウント値は、位置情報としてメモリに随時更新、記憶される。なお、カム環19の可動範囲に渡る1回転検出信号FGのカウント数が120で、Tele端側マージンが20パルス、Wide端側マージンが30パルスのとき、制御に使用される領域(区間A)は、170パルス(20+120+30)分の区間となる。
次に、図7〜図9を参照して、第1実施形態における点P3を原点とするTele/Wideスイッチ26、27の操作に基づく区間(使用領域)Aでのレンズ位置制御について説明する。
トルクワイヤは数メートルもある可撓管の中を通されるので、これを回転するには十分なトルクが必要である。しかし、大きなトルクを得るにはモータの巻き線数を増やす必要があるため大型化する。小型モータでも回転速度を増大すれば大きなトルクが得られるが、回転速度が速いと撮像倍率の微調整を行うことが困難になり操作性が悪化する。また、回転速度を落とすには、大きな減速機を用いる必要があり、やはり小型化に不利である。すなわち、従来、小型な構成で低速・高トルクを同時に実現することは困難であった。
本実施形態のレンズ位置制御では、モータの駆動にインターバル期間を設けてモータを間欠的に駆動しながらもトルクワイヤの回転を略一定に保つことで、小型モータで、低速回転・高トルクを実現している。図7には、モータ22の駆動指令(駆動信号)の出力タイミングと、これに対応したトルクワイヤ21のモータ側(基端側)のある位置における回転速度変化と、トルクワイヤ21のカム環側の先端における回転速度変化が示される。
図7に示されるように、モータ駆動指令は、所定のデューティ比で周期的に出力される。すなわち、モータ駆動指令が出力されている間(パルスが立ち上がっている間)、3相駆動信号(U、V、W)がモータ22へと出力される。モータ駆動指令のパルスの立ち上がりとともに、トルクワイヤ21の基端側の回転速度は設定されたモータ22の回転速度に向けて徐々に増大する。一方、モータ駆動指令がインターバル期間に入り、駆動信号の出力が停止されると、トルクワイヤ21の回転は徐々に減速する。
また、トルクワイヤ21の先端の回転速度は、ワイヤやカム環の慣性モーメントや抵抗の影響を受けて、基端側の速度変化に対して更に遅れを生じ、その変化も更に緩やかになる。したがって、トルクワイヤ21の回転がモータ22の回転速度に達する前にモータ22の駆動を停止し、回転が大きく減速する前にモータ22の回転を再開することを繰り返すことで、図7に示されるように、トルクワイヤ21の先端はモータ22の速度よりも低い略一定の速度で滑らかに連続的に回転される。したがって、モータ22を高速で回転させて高いトルクを得ながらも(すなわち印加電圧を下げずに)、減速機を用いることなく、モータ駆動指令の周期、デューティ比を制御することで、実際のカム環19の回転速度を十分に落とすことが可能である。
図8のグラフは、使用領域A2(図5参照)における第1実施形態のレンズ位置制御(モータ22の回転制御)の具体例を示す。図8において横軸は時間(s)であり、縦軸の左側の目盛りはFGパルスのカウント値、縦軸の右側の目盛りはレンズ群18の撮像倍率である。また、図8では、グラフの下側に、このレンズ位置制御におけるFGパルスの検出状況、すなわちモータ22の駆動、停止状態が時間軸に沿って示される(図7のモータ駆動指令のパルスに対応する)。
FGパルスは斜線が施された期間に検出され、所定の電圧がモータ22に印加される。すなわち、モータ22はこの期間、一定の速度、トルクで回転駆動される。一方、それ以外の期間では、モータ22への電圧印加が停止され、モータ22の回転駆動が停止される。
折れ線L1は、点P3からTeleスイッチ26が押し続けられた場合の経過時間(s)と検出されたFGパルスの累計値(レンズ位置に対応するFGパルスのカウント値)の関係を示すグラフである。また曲線Sは、モータ22を点Qから上記一定速度で連続的に回転させたときの撮像光学系の倍率の変化を示す。なお点Q(FGパルス数=30)は、レンズ位置制御処理における原点P(図5参照)からTele側へマージンとしての30パルス分移動した位置に対応する。また、折れ線L1において、点Q(FGパルス数=150)は、点QからTele側へ120パルス分(可動範囲A分)移動した位置に対応する。すなわち、点Q〜Qの範囲がカム環可動範囲Aに対応する。また、FGパルス数が0〜170の範囲が使用領域Aに対応する。
撮像倍率の特性を表す曲線Sは、点Qにおいて最小倍率の13倍であり、点Qでカム環19のTele側可動限界であるFGパルス数150に達し、撮像倍率は最大値の99倍となる。一般にカム環の位置(FGパルス数)と撮像倍率の関係は非線形であり、倍率が小さい区間ではカム環の移動距離(FGパルスの変化量)に略比例して増大するが、倍率が大きくなると徐々に増加率が減少する。
図8のグラフの例では、曲線SはWide側の点Q〜点Qで略線形に増大し、Tele側の点Q〜点Qにおいて増加率が徐々に減少する非線形な増大を示す。したがって、点Q〜点Qに対応する区間は、点Q〜点Qに対応する区間に比べ、カム環19の回転(レンズの移動)に対する撮像倍率の増大が小さい。したがって、調整を容易にし操作性を向上するには、点Q〜点Qの領域におけるカム環19の回転速度を点Q〜点Qの回転速度よりも遅くすることが望ましい。
したがって、第1実施形態では、FGパルス数30〜95の区間に対応する区間B1と、FGパルス数95〜150の区間に対応する区間B2とでは、モータ駆動指令のパルス信号の周期を異ならせ、トルクワイヤ21の先端での回転速度(カム環19の回転速度)を異ならせている。すなわち、モータ22の回転速度は区間B1、B2で同じであるが、区間B1ではデューティ制御の周期が相対的に短く(トルクワイヤ先端の回転は相対的に低速)、領域B2ではデューティ制御の周期が相対的に長く(トルクワイヤ先端の回転は相対的に高速)設定される。これにより、カム環19の可動範囲A全体に渡ってTele/Wideスイッチ26、27(図2)の操作に対する撮像倍率の変化が一定となるように構成される。なお、両区間B1、B2においてモータ22に印加される電圧値は等しい。
図9は、図7、8を参照して説明されたTele/Wideスイッチ26、27の操作に基づくレンズ位置制御のフローチャートである。なお、本制御は制御部25のマイコン36等(図2、3)において実行される。
ステップS200では、Tele/Wideスイッチ26、27の何れかからの操作信号の有無が判断される。何れのスイッチも操作されず、操作信号がない場合には、ステップS210においてモータ22の駆動が停止され、再びステップS200において操作信号の有無が判断される。一方、ステップS200において、Tele/Wideスイッチ26、27の何れかが操作され、操作信号が得られた場合には、ステップS201において、入力された操作信号がTele/Wideスイッチ26、27の何であるかが判断される。
操作信号がWideスイッチ27のものであると判断された場合には、ステップS202において現在の位置が使用領域A2のWide側端点に対応するか否かが、例えばFGパルス数から判断される。端点であると判断された場合には、ステップS200に戻り同様の処理が繰り返され、端点でないと判断された場合には、ステップS203において、Wide側へ向けたモータ22の駆動が開始される。すなわち、モータ22に三相駆動信号(U、V、W)が供給され、モータ22はWide側に対応する方向に回転される。その後、ステップS204では、図7で示されるモータ駆動指令の1パルス分の出力が終了したか否かが判定され、ステップS204の判定は、1パルス分の出力が終了するまで繰り返される。なお、この判定においてパルスの幅は、FGパルス数に基づいて各区間に対応した値が設定される。
一方、ステップS201において、入力された操作信号がTeleスイッチ26のものであると判断された場合には、ステップS207において現在の位置が使用領域A2のTele側端点に対応するか否かが、例えばFGパルス数から判断される。端点であると判断された場合には、ステップS200に戻り同様の処理が繰り返され、端点でないと判断された場合には、ステップS208において、Tele側へ向けたモータ22の駆動が開始される。すなわち、モータ22に三相駆動信号(U、V、W)が供給され、モータ22はTele側に対応する方向に回転される。またその後、ステップS209では、図7で示されるモータ駆動指令の1パルス分の出力が終了したか否かが判定され、ステップS209の判定は、1パルス分の出力が終了するまで繰り返される。なお、この判定においてパルスの幅は、FGパルス数に基づいて各区間に対応した値が設定される。
ステップS204、S209において1パルス分の出力が終了したと判定されると、処理はステップS205に移り、制御部25(図2)などに内蔵されるインターバルタイマ(図示せず)が起動され、ステップS206においてタイマの終了が判定される。すなわち、インターバルタイマは、図7のインターバル期間に時間に設定され、ステップS206では、インターバル期間が経過したか否かが繰り返し判定される。
ステップS206において、インターバル期間が経過したと判定されると、処理はステップS200に戻り、上述された各処理が繰り返し実行される。以上により、本実施形態のレンズ位置制御処理は終了する。
以上のように、本発明の第1実施形態によれば、内視鏡挿入部を通したトルクワイヤを介して内視鏡先端のレンズの位置制御に用いられる機構(ズーム機構など)を小型モータで駆動する構成において、トルクワイヤを回転するのに十分なトルクが得られる回転速度で小型モータを回転しながらも、減速機などの構成を用いずにトルクワイヤの先端の回転速度を十分に減速することができ、極めて小型な構成で、レンズ位置の調整(撮像倍率調整)を容易にすることができる。
また、本実施形態によれば、小型なセンサレス、DCブラシレスモータを利用しながらも、簡略な構成でモータの回転を把握し、ワイヤの捩りを考慮してカム環あるいはレンズの位置との対応を取ることができるので、挿入部先端にエンコーダなどのセンサを設けることなく、高い精度でレンズ位置の制御を行うことができ、挿入部の細径化を図るとともに、駆動部の小型化も図ることができる。
また、本実施形態によれば、モータ駆動指令(駆動信号)の周期とデューティ比を調整することで、簡単かつ自由にトルクワイヤ先端(カム環)の回転速度を制御でき、レンズ移動速度を調整できる。更に、本実施形態では、レンズ位置(カム環、トルクワイヤ先端の回転位置)に対する撮像倍率の変化の仕方に合わせて、トルクワイヤ先端の低倍率側の区間における回転速度を高倍率側の区間における回転速度よりも遅く設定することで、撮像倍率の変化をなるべく一定にしている。これにより、ズーム操作の操作性が向上され、例えば、同じ倍率での撮影を後日行う場合などでも、容易に同じ倍率での撮影が可能になる。
次に図10を参照して、第1実施形態の変形例について説明する。図10は、第1実施形態の図8に対応するもので、使用領域A2(図5参照)における変形例のレンズ位置制御(モータ22の回転制御)の具体例を示すグラフである。第1実施形態では、カム環19の可動区間Aが、低倍率側と高倍率側の2区間に分割されてモータ駆動指令の周期、デューティ比が設定された。しかし、変形例では、曲線Sに対応して区間をより細かく分割し、スイッチ操作による撮像倍率の増減の速さの変化を更になくしたものである。なおその他の構成は、第1実施形態と同様である。
図10の例では、FGパルス数:30〜55に対応する区間B3、FGパルス数:55〜85に対応する区間B4、FGパルス数:85〜95に対応する区間B5、FGパルス数:95〜150に対応する区間B6の4つの区間が設けられる。各区間におけるモータ駆動指令の周期は、Tele側(高倍率側)に域ほど長くなり、トルクワイヤ先端での回転速度は速くなる。
以上のように、第1実施形態の変形例によれば、より曲線Sに適合した制御が可能となり、スイッチ操作による撮像倍率の増減の速さをより安定させることができ、操作性が向上する。
次に図11を参照して第2実施形態のレンズ位置制御装置について説明する。第2実施形態のレンズ位置制御装置も、第1実施形態と同様の構成を備えるが、第2実施形態のレンズ位置制御では、例えば、モータ駆動指令の周期やデューティ比に複数のパターンを設け、撮像倍率の変更速度、すなわちカム環回転速度(レンズ移動速度)に、複数のモードを設ける。
図11は、第1実施形態やその変形例の図8、図10に対応するもので、点P3からTeleスイッチ26が押し続けられた場合の経過時間(s)とFGパルス数(レンズ位置)の関係を示すグラフである。第2実施形態では、例えば高速、中速、低速の3つのモードが設けられ、図11には、各モードに対応する折れ線M1、M2、M3が示される。
第2実施形態では、各モードにおいてモータ駆動指令のインターバル期間を各モードで異ならせることで、撮像倍率の変更速度を異ならせている。すなわち、各区間においてモータ駆動指令のパルス幅は同じ幅に設定されるが、インターバル期間は高速モード(10ms)よりも中速モード(41ms)の方が長く設定され、中速モード(41ms)よりも低速モード(60ms)の方が長く設定される。また、モードの選択は、例えばプロセッサ装置11に設けられた操作スイッチ(図示せず)を操作することにより行われる。なお、第2実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様である。
以上のように第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、撮像倍率の変更速度として異なる速度モードを設けることができるので、ユーザの好みや状況に応じた最適なモード選択が可能となる。また、本実施形態では、モータ駆動信号の印加電圧及びパルス幅は変えずにインターバルのみを異ならせることで、モード毎に速度を異ならせているが、モードの違いは、モータ駆動信号の印加電圧の変更の組合せを含むものであってもよい。なお、これらの値は例えば内視鏡操作部、コネクタ部、あるいはプロセッサ装置などに設けられたメモリに記憶される。
また、第1実施形態の変形例を第2実施形態の各モード、あるいは一部モードとして採用することも可能である。更に、ユーザが、モータ駆動指令の周期やインターバル、モータへの印加電圧(折れ線グラフの傾きに対応)等を自由に設定できる構成とすることもできる。また、本実施形態は、ズーム機構以外のレンズ移動機構にも用いることが可能である。
なお、本実施形態では、3相ブラシレス、センサレスDCモータの1回転毎の回転を検知する構成としたが、n相のモータにおいて1回転毎にn個のパルスを検出する構成とすることもでき、この場合には、モータの回転速度(回転周波数)の検出に1/n回転中に計数される基準クロックのパルス数を用いることも可能である。またモータの回転速度(回転周波数)の検出に、2パルス以上の1回転検出信号の間の基準クロックのパルスの計数値を用いることもできる。更に、センサ付のモータを用いることも可能であるが、この場合には、センサ検出信号を用いる。
10 スコープ本体(電子内視鏡)
11 プロセッサ装置
12 モニタ装置
13 挿入部
14 操作部
15 コネクタ部
17 撮像素子(CCD)
18 レンズ
19 カム環(レンズ位置調整機構)
20 ギア
21 トルクワイヤ
22 モータ
24 モータ駆動回路
25 制御部
26 Teleスイッチ
27 Wideスイッチ
34 位相検出回路
36 マイコン
37 基準クロック計数回路

Claims (4)

  1. レンズの位置を調整するためのレンズ位置調整機構と、
    前記レンズ位置調整機構に動力を供給するモータと、
    前記モータの動力を前記レンズ位置調整機構に伝達するトルクワイヤと、
    前記モータに印加される電圧信号の周期、デューティ比の少なくとも一方を制御することにより、前記トルクワイヤを回転するのに十分なトルクが得られる回転速度で前記モータを間欠的に回転駆動するとともに、前記トルクワイヤの先端を、前記モータの回転速度よりも低い回転速度で連続的に回転するモータ制御手段と
    前記モータの回転を検知し、回転量を算出する回転量検出手段と、
    前記モータの可動範囲の端点を検出する端点検出手段と、
    前記端点検出手段により検出される前記モータの可動範囲の一端から他端に渡り前記モータを駆動して、前記モータの可動範囲に対応する回転量を検出する初期化手段とを備え
    前記レンズの可動範囲の中心が前記モータの可動範囲の中心に一致するものとして前記レンズの可動範囲と前記モータの回転量の対応を特定し、前記レンズの可動範囲に対応する回転量と前記モータの可動範囲に対応する回転量とから、前記レンズの可動範囲に対応する回転範囲内で前記モータの回転を制御して前記レンズの位置調整を行う
    ことを特徴とする内視鏡のレンズ位置制御装置。
  2. 前記レンズ位置調整機構が、撮像倍率を変更するズーム機構であって、前記モータ制御手段が、前記トルクワイヤの先端の回転速度が、前記先端の回転に対して前記撮像倍率の変化が相対的に大きい区間では相対的に遅く、相対的に小さい区間では相対的に速く設定されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡のレンズ位置制御装置。
  3. 前記レンズ位置調整機構が、撮像倍率を変更するズーム機構であって、前記モータ制御手段が、前記撮像倍率の変化の速度の変動が小さくなるように、前記周期、デューティ比の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1または2の何れか一項に記載の内視鏡のレンズ位置制御装置。
  4. 前記モータ制御手段が複数の速度モードを備え、前記トルクワイヤの先端の回転速度が前記各モードで異なることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の内視鏡のレンズ位置制御装置。
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