JP2564303B2 - ウエハキャリア治具 - Google Patents

ウエハキャリア治具

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JP2564303B2 JP62110536A JP11053687A JP2564303B2 JP 2564303 B2 JP2564303 B2 JP 2564303B2 JP 62110536 A JP62110536 A JP 62110536A JP 11053687 A JP11053687 A JP 11053687A JP 2564303 B2 JP2564303 B2 JP 2564303B2
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武正 岩崎
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体の製造工程で用いられるウエハ形状
素材の処理、搬送および保管などに使用するウエハキャ
リア治具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ウエハキャリア治具として、例えば特開昭59−
213142号公報に開示されている技術があり、この従来技
術を第6図〜第8図に示す。
これら第6図〜第8図に示す従来技術では、キャリア
24の内部に、丸形または角形のウエハ9の両端部を嵌合
させて格納するウエハ格納溝25が約30枚分設けた一体型
構造とされている。
このため、一回の処理枚数が30枚以下の装置でウエハ
9の加工を行うには、約30枚のウエハ9を格納できるキ
ャリア24に、所要の枚数を分けて格納し、それぞれ搬送
して保管する方法が採用されている。したがって、製造
工程内に滞留しているウエハ枚数に比較してキャリア24
の個数が多くなるため、搬送、保管および収納の各効率
が低下する恐れがあった。
また、使用されるウエハ9の直径は次第に大口径化
し、120〜200mmのものが主流になりつつある。しかし、
半導体製造装置側の規格やウエハ収納効率の向上の見地
から、ウエハ格納溝25のピッチ26は、ウエハ直径の増大
にかかわらず、約6mm程度の極めて小さい値に限定され
ている。このため、従来技術ではキャリア24に対し、直
径200mm程度の大口径のウエハ9を人手によるピンセッ
ト作業でウエハ格納溝25に整列させ、収納することは非
常に困難であるばかりでなく、ウエハ9を取り出す場合
はウエハ格納溝25の上方の約6mm程度の幅の領域27のみ
が作業領域となる。
さらに、次世代の半導体製造プロセスでは、サブミク
ロンの加工精度が要求されるため、ウエハ9の搬送およ
び保管に際し、雰囲気中の塵埃による汚染に対する保護
が従来以上に要求される。しかし、従来のウエハキャリ
ア治具では、ウエハ9を格納するための開口部を上向き
に設け、ウエハ9を格納して保管するとともに、取り出
す必要があるので、雰囲気中の塵埃による汚染の機会が
極めて高いという問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術では、次世代の半導体製造プロセスにお
けるウエハの大口径化および処理枚数がプロセス装置ご
とに大きく変化することへの対応、ウエハの処理、搬送
および保管の際の狭い領域でのピンセット作業に対する
対応、およびウエハ表面を高清浄に保って搬送し、保管
することへの対応について考慮されていない。
したがって、ウエハの格納および取り出しに際し、そ
の作業性、工程内のウエハ格納効率および塵埃汚染によ
る歩留まり低下などの問題があった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、処理
枚数が異なる装置間におけるウエハの搬送、格納および
保管のそれぞれの効率と作業性を向上させるとともに、
前記ウエハの搬送、格納および保管時のウエハ汚染を防
止し得るウエハキャリア治具を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するため、本発明は、開口部を設け
るとともに、該開口部の周壁に2枚のウエハを互いにす
き間をおいて格納するウエハ格納溝を設けたキャリア
と、凹陥部を設けた台とを備え、前記キャリア同士及び
キャリアと台とを互いに重ね合わせるように構成したこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、キョリアの周壁に2枚のウエハを格納す
るウエハ格納溝を設けることにより、ウエハ面に垂直な
部分に十分に余裕のある作業空間を確保し、作業性を向
上させることができる。
また、本発明ではキャリアを任意個数重ね合わせると
ともに、該キャリアの上、下部に台をそれぞれ重ね合わ
せることにより、ウエハの搬送および加工処理単位を自
由に設定でき、しかもキャリア内に格納されているウエ
ハを作業雰囲気中の塵埃による汚染から保護することが
可能である。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図
(A)・(B)、第3図(A)・(B)および第4図は
それぞれウエハの格納および取り出し作業の説明図、第
5図はウエハ表面の汚染や欠陥の有無を調べる官能検査
作業の説明図である。
これらの図に示す実施例のウエハキャリア治具は、上
台1と、キャリア2と、下台3とを備えて構成されてい
る。
前記キャリア2には、第1図に示すごとく、 型の開口部2Aが形成されている。この開口部2Aの周壁に
は、仕切り壁6をはさんで2条平行に、ウエハ格納溝5
a,5bが設けられている。前記キャリア2には、ウエハ格
納溝5a,5bを介して2枚のウエハ9a,9bを仕切り壁6の厚
さに相当するすき間をおいて平行に格納し得るようにな
っている。
前記上台1と下台3とは、キャリア2に重合する外形
に形成されている。また、前記上台1の底面と下台3の
上面には、キャリア2の開口部2Aと同型の凹陥部4,7が
設けられている。
次に、前記キャリア2に2枚のウエハ9a,9bを前向き
に整列させて格納する場合を、第2図(A)・(B)に
より説明する。
まず、第2図(B)に示すように、水平状態に置かれ
ているキャリア2を垂直状態に起立させる。
ついで、真空ピンセット8により1枚目のウエハ9aの
裏面を吸着し、このウエハ9aをキャリア2のウエハ格納
溝5b側の領域で作業してウエハ格納溝5aに格納する。す
なわち、ウエハ9aの裏面を保持しながら、第2図(B)
から分かるように、ウエハ格納溝5b側でウエハ9aを90゜
回転させ、このウエハ9aの表面を前側に向けてウエハ格
納溝5aに格納する。
続いて、2枚目のウエハ9bを前述の作業と同様に吸着
して保持し、90゜回転させ、表面を前側に向けてウエハ
格納溝5bに格納する。
前記1個のキャリア2の2条のウエハ格納溝5a,5bに
それぞれ表面を前側に向けて2枚のウエハ9a,9bを格納
した後、第2図(A)・(B)の間に記入した矢印のご
とく、キャリア2を垂直状態から予め決めた方向に90゜
回転させて水平状態にセットし、第2図(A)に示すよ
うに、下台3の上面、または既にウエハ9a,9bを格納し
て下台3上に積み重ねられているキャリア2の上に重ね
て置く。
ついで、2枚のウエハ9a,9bを格納した任意個数のキ
ャリア2を重ねた後、第2図(A)から分かるように、
上台1を積み重ねて一体となし、この状態で搬送および
保管する。
次に、2枚のウエハ9a,9bの表面を互いに向かい合わ
せにして格納する場合を、第3図(A)・(B)により
説明する。
まず、第3図(A)に示すように、真空ピンセット8
により1枚目のウエハ9bの裏面を吸着して保持し、この
ウエハ9bの表面がキャリア2の後側に向くように90゜回
転させ、ウエハ格納溝5bに格納する。
さらに、真空ピンセット8により2枚目のウエハ9aの
裏面を吸着して保持し、第3図(B)に示すように、ウ
エハ9aの表面が前側に向くように90゜回転させ、ウエハ
格納溝5aに格納する。
これにより、2枚のウエハ9a,9bを互いに表面を向か
い合わせにしてキャリア2に格納することができる。
また、2枚のウエハ9a,9bの裏面を向かい合わせにし
てキャリア2に格納する場合には、ウエハ格納溝5a,5b
に格納する時のウエハ9a,9bの回転方向を前記第3図
(A)・(B)の場合と逆にすればよい。
次に、キャリア2からウエハ9a,9bを取り出す場合に
ついて、第4図により説明する。
キャリア2のウエハ格納溝5a,5bに格納されている2
枚のウエハ9a,9bを取り出す場合には、第4図に示すよ
うに、当該キャリア2を垂直状態にセットし、真空ピン
セット8によりウエハ9a,9bの裏面でそれぞれ各別に吸
着して保持し、当該ウエハ格納溝5a,5bから引き出し、
ウエハ9a,9bの表面がそれぞれ上向きまたは下向きにな
るように予め決めた向きにウエハ9a,9bを回転させ、予
め決めた位置に、水平状に置く。
以上のように、この実施例によれば1個のキャリア2
に2枚のウエハ9a,9bをそれぞれ真空ピンセット8等の
ハンドリング機器を使って格納したり、取り出したりす
ることができ、また2枚のウエハ9a,9bを格納したキャ
リア2を複数個重ねて取り扱うことができるので、処理
枚数が異なる装置間におけるウエハの搬送,格納および
保管のそれぞれの効率と作業性を向上させることができ
る。
また、この実施例によれば、ウエハ9a,9bを格納して
いるキャリア2の上、下面に上台1と下台3とを重ね合
わせて蓋をするようにしているので、ウエハの搬送、格
納および保管時の雰囲気中の塵埃によるウエハ汚染を防
止することができる。
次に、キャリア2に格納されているウエハ9a,9bの表
面の官能検査を行う場合について、第5図(A)・
(B)により説明する。
前記ウエハ9a,9bの表面を官能検査する場合には、第
5図(A)・(B)から分かるように、キャリア2のウ
エハ格納溝5a,5bに格納されているウエハ9a,9bのいずれ
か一方を真空ピンセット(この第5図(A)・(B)中
では省略)により取り出し、例えば第5図(A)に示す
ように取り出したウエハ9aの表面、および第5図(B)
に示すようにキャリア2のウエハ格納溝5bに格納された
ままのウエハ9bの表面に、それぞれ官能検査装置10を対
向させて検査することが可能である。
したがって、この実施例では官能検査を行う際に、キ
ャリア2に格能されているウエハの取り出し回数を半数
に減ずることができ、官能検査の作業性をも向上させる
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、開口部を設けるととも
に、該開口部の周壁に2枚等の小数枚のウエハを互いに
すき間をおいて格納するウエハ格納溝を設けたキャリア
と、凹陥部を設けた台とを備え、前記キャリア同士およ
びキャリアと台とを互いに重合可能に構成しているの
で、処理枚数が異なる装置間におけるウエハの搬送、格
納および保管のそれぞれの効率と作業性を向上させると
ともに、前記ウエハの搬送、格納および保管時のウエハ
汚染を防止し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図(A)
・(B),第3図(A)・(B)および第4図はそれぞ
れウエハの格納および取り出し作業の説明図、第5図は
ウエハ表面の汚染や欠陥の有無を調べる官能検査作業の
説明図、第6図は従来のウエハキャリア治具の平面図、
第7図は同縦断正面図、第8図は同縦断側面図である。 1……上台、2……キャリア、2A……キャリアの開口
部、3……下台、4,7……凹陥部、5a,5b……ウエハ格納
溝、6……仕切り壁、9a,9b……ウエハ
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 正博 横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所生産技術研究所内 (56)参考文献 実開 昭53−43875(JP,U) 実開 昭61−27878(JP,U) 実開 昭62−4132(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を設けるとともに、該開口部の周壁
    に2枚のウエハを互いにすき間をおいて格納するウエハ
    格納溝を設けたキャリアと、凹陥部を設けた台とを備
    え、前記キャリア同士及びキャリアと台とを互いに重ね
    合わせるように構成したことを特徴とするウエハキャリ
    ア治具。
JP62110536A 1987-05-08 1987-05-08 ウエハキャリア治具 Expired - Lifetime JP2564303B2 (ja)

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