JP2564254B2 - コンクリート打設管 - Google Patents
コンクリート打設管Info
- Publication number
- JP2564254B2 JP2564254B2 JP63043197A JP4319788A JP2564254B2 JP 2564254 B2 JP2564254 B2 JP 2564254B2 JP 63043197 A JP63043197 A JP 63043197A JP 4319788 A JP4319788 A JP 4319788A JP 2564254 B2 JP2564254 B2 JP 2564254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- mortar
- quick
- supply pipe
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （ａ）．産業上の利用分野 本発明は、トンネルの覆工等の構築に際して、急結剤
とコンクリート・モルタル（本明細書において、「コン
クリート・モルタル」とは、「コンクリート」又は「モ
ルタル」の意）を混合して供給することの出来るコンク
リート打設管に関する。
とコンクリート・モルタル（本明細書において、「コン
クリート・モルタル」とは、「コンクリート」又は「モ
ルタル」の意）を混合して供給することの出来るコンク
リート打設管に関する。
（ｂ）．従来の技術 最近、トンネルの覆工の構築に際して、移動型枠を用
いて、急結剤の添加されたコンクリート・モルタルを連
続的に供給打設してゆく工法が提案されている。
いて、急結剤の添加されたコンクリート・モルタルを連
続的に供給打設してゆく工法が提案されている。
（ｃ）．発明が解決しようとする問題点 しかし、急結剤をコンクリート・モルタルへの添加し
た場合、コンクリート・モルタルは急速に凝固するの
で、急結剤は、コンクリート・モルタルを打設供給する
打設管の筒先で添加する必要があるが、そうしたことの
可能な打設管は、今だ開発されていない。
た場合、コンクリート・モルタルは急速に凝固するの
で、急結剤は、コンクリート・モルタルを打設供給する
打設管の筒先で添加する必要があるが、そうしたことの
可能な打設管は、今だ開発されていない。
本発明は、上記した事情に鑑み、筒先でコンクリート
・モルタルに対して急結剤を添加供給することの出来る
コンクリート打設管を提供することを目的とするもので
ある。
・モルタルに対して急結剤を添加供給することの出来る
コンクリート打設管を提供することを目的とするもので
ある。
（ｄ）．問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、コンクリート・モルタル（６）の供
給されるコンクリート・モルタル供給管（２）を有し、
該コンクリート・モルタル供給管（２）に撹拌翼（3a）
を回転駆動自在に設け、前記コンクリート・モルタル供
給管（２）に急結剤添加手段（2a）を設けて構成され
る。
給されるコンクリート・モルタル供給管（２）を有し、
該コンクリート・モルタル供給管（２）に撹拌翼（3a）
を回転駆動自在に設け、前記コンクリート・モルタル供
給管（２）に急結剤添加手段（2a）を設けて構成され
る。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素
を示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上
の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「（ｅ）．作用」の欄についても同様である。
を示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上
の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「（ｅ）．作用」の欄についても同様である。
（ｅ）．作用 上記した構成により、本発明は、コンクリート・モル
タル供給管（２）内を圧送されてきたコンクリート・モ
ルタル（６）は、急結剤添加手段（2a）により急結剤
（７）を添加され、更に撹拌翼（3a）により撹拌されて
打設されるように作用する。
タル供給管（２）内を圧送されてきたコンクリート・モ
ルタル（６）は、急結剤添加手段（2a）により急結剤
（７）を添加され、更に撹拌翼（3a）により撹拌されて
打設されるように作用する。
（ｆ）．実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第１図は本発明によるコンクリート打設管の一実施例
を示す図、 第２図は第１図のコンクリート打設管のII矢視図であ
る。
を示す図、 第２図は第１図のコンクリート打設管のII矢視図であ
る。
コンクリート打設管１は、第１図に示すように、コン
クリート・モルタルの供給されるコンクリート・モルタ
ル供給管２を有しており、コンクリート・モルタル供給
管２の内部には回転軸３がコンクリート・モルタル供給
管２を貫通する形で回転駆動自在に設けられている。回
転軸３の、第１図右端には、駆動モータ５が接続されて
おり、更に回転軸３の先端、即ちコンクリート打設管１
の供給口1a部分には撹拌翼3a、3aが、コンクリート・モ
ルタルの供給方向である矢印Ａ、Ｂ方向、即ちコンクリ
ート・モルタル供給管２の軸心方向に多重に設置されて
いる。各撹拌翼3aは、第２図に示すように、90゜ピッチ
で形成された４枚の翼3cを有しており、また、コンクリ
ート・モルタル供給管２の第１図右方、即ち撹拌翼3aの
右方には、急結剤添加ノズル2aが、コンクリート・モル
タル供給管２の周囲を取り囲む形で多数設置されてい
る。
クリート・モルタルの供給されるコンクリート・モルタ
ル供給管２を有しており、コンクリート・モルタル供給
管２の内部には回転軸３がコンクリート・モルタル供給
管２を貫通する形で回転駆動自在に設けられている。回
転軸３の、第１図右端には、駆動モータ５が接続されて
おり、更に回転軸３の先端、即ちコンクリート打設管１
の供給口1a部分には撹拌翼3a、3aが、コンクリート・モ
ルタルの供給方向である矢印Ａ、Ｂ方向、即ちコンクリ
ート・モルタル供給管２の軸心方向に多重に設置されて
いる。各撹拌翼3aは、第２図に示すように、90゜ピッチ
で形成された４枚の翼3cを有しており、また、コンクリ
ート・モルタル供給管２の第１図右方、即ち撹拌翼3aの
右方には、急結剤添加ノズル2aが、コンクリート・モル
タル供給管２の周囲を取り囲む形で多数設置されてい
る。
コンクリート打設管１は、以上のような構成を有する
ので、コンクリート打設管１を用いてコンクリート・モ
ルタル６に急結剤を添加した形で供給する場合には、コ
ンクリート・モルタル供給管２を介してコンクリート・
モルタル６を供給口1a側に圧送すると共に、駆動モータ
５を駆動して回転軸３を撹拌翼3aを共に回転させる。こ
の状態で、高圧状態の急結剤７を急結剤添加ノズル2aに
供給する。すると、該供給された急結剤７は、該急結剤
添加ノズル2aからコンクリート・モルタル供給管２中の
コンクリート・モルタル６に添加され、更に撹拌翼3aに
より均一な状態に撹拌される。こうして、該急結剤７の
添加されたコンクリート・モルタル６は、供給口1aから
外部に打設され、急速に凝固する。
ので、コンクリート打設管１を用いてコンクリート・モ
ルタル６に急結剤を添加した形で供給する場合には、コ
ンクリート・モルタル供給管２を介してコンクリート・
モルタル６を供給口1a側に圧送すると共に、駆動モータ
５を駆動して回転軸３を撹拌翼3aを共に回転させる。こ
の状態で、高圧状態の急結剤７を急結剤添加ノズル2aに
供給する。すると、該供給された急結剤７は、該急結剤
添加ノズル2aからコンクリート・モルタル供給管２中の
コンクリート・モルタル６に添加され、更に撹拌翼3aに
より均一な状態に撹拌される。こうして、該急結剤７の
添加されたコンクリート・モルタル６は、供給口1aから
外部に打設され、急速に凝固する。
なお、上述の実施例は、添加される急結剤７が高圧状
態で添加された場合について述べたが、急結剤７の添加
態様は、円滑にコンクリート・モルタル６対して急結剤
７を添加することが出来れば、各種考えることが出来
る。即ち、急結剤７を高圧空気と共にコンクリート・モ
ルタル６中に噴射することも可能である。また、急結剤
添加ノズル2a部分を、コンクリート・モルタル供給管２
に対して、第１図矢印Ｃ、Ｄ方向に回転駆動自在に設
け、急結剤添加ノズル2aから添加される急結剤７がコン
クリート・モルタル６に対してより均一に添加されるよ
うに構成することも当然可能である。
態で添加された場合について述べたが、急結剤７の添加
態様は、円滑にコンクリート・モルタル６対して急結剤
７を添加することが出来れば、各種考えることが出来
る。即ち、急結剤７を高圧空気と共にコンクリート・モ
ルタル６中に噴射することも可能である。また、急結剤
添加ノズル2a部分を、コンクリート・モルタル供給管２
に対して、第１図矢印Ｃ、Ｄ方向に回転駆動自在に設
け、急結剤添加ノズル2aから添加される急結剤７がコン
クリート・モルタル６に対してより均一に添加されるよ
うに構成することも当然可能である。
（ｇ）．発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、コンクリー
ト・モルタル６の供給されるコンクリート・モルタル供
給管２を有し、該コンクリート・モルタル供給管２に撹
拌翼3aを回転駆動自在に設け、前記コンクリート・モル
タル供給管２に急結剤添加ノズル2a等の急結剤添加手段
を設けて構成したので、供給されるコンクリート・モル
タル６に対して打設直前の供給管筒先で急結剤７を供給
することが可能となる。
ト・モルタル６の供給されるコンクリート・モルタル供
給管２を有し、該コンクリート・モルタル供給管２に撹
拌翼3aを回転駆動自在に設け、前記コンクリート・モル
タル供給管２に急結剤添加ノズル2a等の急結剤添加手段
を設けて構成したので、供給されるコンクリート・モル
タル６に対して打設直前の供給管筒先で急結剤７を供給
することが可能となる。
第１図は本発明によるコンクリート打設管の一実施例を
示す図、 第２図は第１図のコンクリート打設管のII矢視図であ
る。 １……コンクリート打設管 ２……コンクリート・モルタル供給管 2a……急結剤添加手段（急結剤添加ノズル） 3a……撹拌翼 ６……コンクリート・モルタル ７……急結剤
示す図、 第２図は第１図のコンクリート打設管のII矢視図であ
る。 １……コンクリート打設管 ２……コンクリート・モルタル供給管 2a……急結剤添加手段（急結剤添加ノズル） 3a……撹拌翼 ６……コンクリート・モルタル ７……急結剤
Claims (1)
- 【請求項１】コンクリート・モルタルの供給されるコン
クリート・モルタル供給管を有し、 該コンクリート・モルタル供給管に撹拌翼を回転駆動自
在に設け、 前記コンクリート・モルタル供給管に急結剤添加手段を
設けて構成したコンクリート打設管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63043197A JP2564254B2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | コンクリート打設管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63043197A JP2564254B2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | コンクリート打設管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01219296A JPH01219296A (ja) | 1989-09-01 |
| JP2564254B2 true JP2564254B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=12657202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63043197A Expired - Lifetime JP2564254B2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | コンクリート打設管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564254B2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-25 JP JP63043197A patent/JP2564254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01219296A (ja) | 1989-09-01 |
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