JPH01178669A - 寒冷地におけるコンクリート・モルタルの打設方法 - Google Patents

寒冷地におけるコンクリート・モルタルの打設方法

Info

Publication number
JPH01178669A
JPH01178669A JP33658287A JP33658287A JPH01178669A JP H01178669 A JPH01178669 A JP H01178669A JP 33658287 A JP33658287 A JP 33658287A JP 33658287 A JP33658287 A JP 33658287A JP H01178669 A JPH01178669 A JP H01178669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
mortar
quick
setting agent
accelerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33658287A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Tamura
富雄 田村
Hideo Matsuya
英夫 松屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP33658287A priority Critical patent/JPH01178669A/ja
Publication of JPH01178669A publication Critical patent/JPH01178669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、寒冷地において、打設されたコンクリート・
モルタルの寒さに対する養生を不要としたコンクリート
・モルタルの打設方法に関する。
(b)、従来の技術 従来、寒冷地において、コンクリート・モルタル(ここ
て言う、「コンクリート・モルタル」とは、「コンクリ
ート」又は「モルタル」の意。
以下同様。)を打設する場合、所定の強度発現以@【こ
気温が零下に下がると、打設されたコンクリート・モル
タルが凍結してしまい適正な打設が行えなくなるのて、
気温が低下する夜間等においては、打設現場全体を暖め
る養生作業が必要になる。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、こうし
tこ方71 ’e取ると、養生作業に多くの燃料が必要
となり、それに要する人手等を考慮すると、極めて不経
済となる欠点が有る。
こうした方法の解決策として、凝固速度の早い早強コン
クリート・モルタルを用いる方法もあるが、早強コンク
リ−)・・モルタルはコンクリードブラント側でしか製
造することが出来ず、打設現場で、状況に応してコンク
リート・モルタルの凝固速度を調整することは出来ず、
キメの細かい作業を行うことが出来ない不都合が有る。
本発明は、上記した事情に鑑み、凝固速度を打設現場で
調整することが出来、しかも短時間で養生が完了し、暖
房による養生が不要な、寒冷地におけろコンクリート・
モルタルの打設方法を提供することを目的とするもので
ある。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、寒冷地におけるコンクリート・モルタ
ルの打設に際して、急結剤添加手段(5a)の設けられ
たコンクリート吐出管(1)を用いて、打設時にコンク
リート・モルタルに急結剤(7)を添加し、打設された
コンクリート・モルタルを急速に凝固させ、気温が零下
となる以前にコンクリート・モルタルの養生を完了させ
るようにして構成されろ。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下の「(el 
、作用」の欄についても同様である。
(e)0作用 上記した構成により、本発明は、打設されたコンクリー
ト・モルタル(6)は、急結剤(7)の作用で急速に凝
固し、養生が完了するように作用する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の実施に用いられるコンクリート吐出管
の一例を示す図、 第2図は第1図に示すコンクリート吐出管の吐出口部分
の■矢視図、 第3図は打設されるコンクリート・モルタルの配合例を
示す図、 第4図は急結剤の添加されたコンクリート・モルタルの
圧縮強度試験の結果を示す図である。
本発明の実施に用いられるコンクリート吐出管1(よ、
第1図に示すように、コンクリート搬送管2を有してお
り、コンクリート搬送管2には、図示しないコンクリー
ト圧送ポンプ等が接続している。コンクリ−1−搬送管
2の先端部2aは、第1図に示すように、やや図中上方
に屈曲する形てに形成されており、該先端部2aにはゴ
ム等の可撓性を有する材料から円筒状に形成されたカバ
3が、該先端部2aの外周を被覆する形で接続している
。カバ3は、第1図左方に伸延し、その先端部は断面が
円形の吐出口3aとなっている。また、コンクリート搬
送管2には中空の回転軸5が、該コンクリート搬送管2
の管壁2bを貫通する形で回転駆動自在に設けられてお
り、回転軸5の先端のカバ3に対応する位置には、2個
の攪拌翼5a。
5gが、コンクリート・モルタルの供給方向である矢印
A、B方向に2重になる形て設けられている。各攪拌翼
5a、5gは、第2図に示すように、4枚の90°ピツ
チで形成された羽根5bを有しており、第1図右方の攪
拌翼5aの各羽根5bと回転軸5には、第1図に示すよ
うに、急結剤が供給される急結剤供給路5c、5dが互
いに連通ずる形で形成されている。なお、攪拌翼5aの
各羽根5bの表面5eには、急結剤供給路5dと外部を
連通する形て急結剤添加穴(図示せず)が多数穿設され
ている。
一方、回転軸5の、第1図右方には、スイベルジヨイン
ト9を介して駆動モータ10が回転駆動自在に設けられ
ており、スイベルジヨイント9には急結剤供給管11が
、回転軸5内に形成された急結剤供給路5Cに対して急
結剤7を供給し得る形で設けられている。
コンクリート吐出管1は、以上のような構成を有するの
て、寒冷地において、コンクリート。
モルタルを打設する際には、図示しないコンクリート圧
送プンプによりコンクリート・モルタルをコンクリート
吐出管1のコンクリート搬送管2に供給する。供給され
るコンクリート・モルタルは、例えば第4図に示すよう
な、通常の配合のコンクリート・モルタル6から急結剤
を除外した形のものである。
供給されたコンクリート・モルタルはコンクリート吐出
管1のコンクリート搬送管2に供給される。コンクリー
ト搬送管2Iこ供給されたコンクリ−)、・モルタル6
は、第1図右方からカバ3方向に圧送され、更に攪拌1
g5a、5gの間を通過して吐出口3aから所定の型枠
内に打設供給されるが、その際、駆動モータ10が駆動
されて回転軸5を回転駆動す、ると共に、急結剤供給管
11及びスイベルジヨイント9を介して該回転軸5の急
結剤供給路5cに対して急結剤7が供給される。
ここで使用されろ急結剤は、カルシウム・アルミネ−1
、(CaO−A1203・Ca5O)(7)水溶液であ
る。ずろと、カバ3内の攪拌翼5a、5glま回転軸5
0回転と共に回転し、コンクリート搬送管2内を吐出口
3a方向に圧送されてきたコンクリート・モルタル6を
攪拌する。更に攪拌翼5aの各羽根5bに設けられた急
結剤添加穴からは、急結剤7が急結剤供給路5C15d
を介して添加供給され、該添加された急結剤7はコンク
リート・モルタル6と共に、2重に設けられた攪拌翼5
a、5gにより均一に攪拌された形で吐出口3aがら外
部に吐出され、打設される。
なお、コンクリート・モルタル6中には、骨材が多数台
まれているが、攪拌翼5a、5gの外周を被覆するカバ
3は、可撓性を有する材料から形成されているので、そ
れ等骨材等が攪拌翼5a、5gの羽根5bの先端5fと
カバ3の間に挾まっても、カバ3が変形するのて、それ
等の骨材等が羽根5bとカバ3の間に噛み込まれてしま
うようなことは無く、攪拌翼5a、5gによるコンクリ
ート・モルタル6と急結剤7の攪拌動作は円滑に行われ
る。
なお、上述の実施例は、コンクリート・モルタルを攪拌
する攪拌翼5a、5gを2枚設けた場合について述へた
が、本発明は、攪拌翼5a15gをコンクリート・モル
タルの供給方向に多重に設ける限り、2枚以上例枚設け
ても良いことは勿論である。
なお、型枠内に打設されたコンクリート・モルタルは、
添加された急結剤7の作用で急速に凝固し、養生が不要
となる程度の強度まで、短時間で強度を発現する。
また、急結剤7の添加されたコンクリート・モルタル6
の、急結剤7の添加割合による圧縮強度の試験結果を、
第4図に示すが、乙の図からも明らかなように、急結剤
7を20%程度混入したコンクリート・モルタル6は、
打設後6時間程度で25 kg / cnr以上に達し
、略養生が完了した状態となる。従って、上記した急結
剤の添加割合による強度発現時間と気温が零下となる時
間を予め予測しjコ形で、気温が零下以下になる時点以
前にコンクリート・モルタルの養生が完了するように、
急結剤の添加割合と、打設終了時間、従って打設開始時
間を設定してコンクリ−1−・モルタルの打設を行うこ
とにより、気温が零下となる以前に所定の強度発現が可
能となり、暖房等による養生作業が不要となる。なお、
28日強度も、通常の急結剤を添加しないコンクリート
・モルタルに比して遜色が無く、強度的にも十分実用に
耐え得るものである。
(g)0発明の効果 以上、説明したようζこ、本発明によれば、寒冷地にお
けるコンクリート・モルタルの打設に際して、攪拌翼5
a等の急結剤添加手段の設けられtこコンクリート吐出
管1を用いて、打設時にコンクリート・モルタルに急結
剤を添加し、打設されたコンクリート・モルタルを急速
に凝固させ、気温が零下となる以前にコンクリート・モ
ルタルの養生を完了させるようにして構成したので、従
来のように養生のために暖房を行う必要が無くなり、そ
のための人手も不要となり、省エネルギ性が高く、極め
て経済的である。また、急結剤の添加量はコンクリート
・モルタルの打設時に任意に調節が可能なので、気温等
に合わせて添加量を変化させて凝固速度を調整すること
が出来、キメの細かな打設作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いられるコンクリート吐出管
の一例を示す図、 第2図は第1図に示すコンクリート吐出管の吐出口部分
の■矢視図、 第3図は打設されるコンクリート・モルタルの配合例を
示す図、 第4図は急結剤の添加されたコンクリート・モルタルの
圧縮強度試験の結果を示す図である。 1 ・ コンクリート吐出管 5a ・急結剤添加手段(攪拌翼) 6・ ・コンクリート・モルタル 7・ 急結剤 出願人     三井建設株式会社 代理人   弁理士  相1)押工 =11− 第 1 ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 寒冷地におけるコンクリート・モルタルの 打設に際して、 急結剤添加手段の設けられたコンクリート 吐出管を用いて、打設時にコンクリート・モルタルに急
    結剤を添加し、 打設されたコンクリート・モルタルを急速 に凝固させ、 気温が零下となる以前にコンクリート・モ ルタルの養生を完了させるようにして構成した寒冷地に
    おけるコンクリート・モルタルの打設方法。
JP33658287A 1987-12-29 1987-12-29 寒冷地におけるコンクリート・モルタルの打設方法 Pending JPH01178669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33658287A JPH01178669A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 寒冷地におけるコンクリート・モルタルの打設方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33658287A JPH01178669A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 寒冷地におけるコンクリート・モルタルの打設方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01178669A true JPH01178669A (ja) 1989-07-14

Family

ID=18300637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33658287A Pending JPH01178669A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 寒冷地におけるコンクリート・モルタルの打設方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01178669A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102028565B1 (ko) 몰타르 연속 믹서기
JPH09254135A (ja) 混練物製造用ミキサ
CN115922916A (zh) 一种混凝土施工用具有保温防凝结功能的转运装置及方法
JPH01178669A (ja) 寒冷地におけるコンクリート・モルタルの打設方法
CN214871620U (zh) 一种建筑用的水泥的搅拌装置
JP3866820B2 (ja) 吹付材の吹付方法と吹付材の吹付装置
CN211573590U (zh) 一种新型管道混凝土搅拌系统
JP2564254B2 (ja) コンクリート打設管
CN217414470U (zh) 一种用于混凝土生产的高效混合设备
JPH01214665A (ja) コンクリートの打ち継ぎ方法
JPH01219297A (ja) コンクリート打設管
JPH0627681B2 (ja) コンクリート試験打設装置
JPH01219298A (ja) コンクリート打設管
JP2781505B2 (ja) 圧送コンクリートへの添加材の混合装置
JPH01169007A (ja) 交通設備の構築方法
JPS6314758B2 (ja)
JPH01178617A (ja) 擁壁の構築方法
JPH01178673A (ja) 壁面の急速施工方法
JPH01178656A (ja) 階段の急速施工方法
JPH01178670A (ja) 急結コンクリート供給装置
JPS5940496B2 (ja) 混合装置
JPH0469705B2 (ja)
JPH0613790B2 (ja) コンクリ−ト・モルタルの打設方法
JPH08229930A (ja) 生コンクリート用ホッパー
JPH0469704B2 (ja)