JPH01214665A - コンクリートの打ち継ぎ方法 - Google Patents

コンクリートの打ち継ぎ方法

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Publication number
JPH01214665A
JPH01214665A JP4021788A JP4021788A JPH01214665A JP H01214665 A JPH01214665 A JP H01214665A JP 4021788 A JP4021788 A JP 4021788A JP 4021788 A JP4021788 A JP 4021788A JP H01214665 A JPH01214665 A JP H01214665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
mortar
accelerating agent
layer
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP4021788A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Yamamoto
山本 一朗
Sunao Okamoto
直 岡本
Toshiyuki Nomichi
野路 利幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP4021788A priority Critical patent/JPH01214665A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、逆梁、腰壁、パラペット、基礎等の構築に際
して適用するに好適なコンクリートの打ち継ぎ方法に関
する。
(b)、従来の技術 第6図は従来のコンクリ−1・の打ち継ぎ方法を示す図
である。
従来、スラブ等の下層コンクリ−1・打設部に対して逆
梁、腰壁、パラペット等の上層コンクリ−1−打設部を
打ち継ぐ場合には、下層コンクリート打設部に打設され
たコンクリート・モルタル(本明細書において、「コン
クリート・モルタル」とは、「コンクリート」または「
モルタル」の念である)がある程度、凝固してから、上
層コンクIJ −1−打設部を形成する型枠を設置して
、該型枠中にコンクリート・モルタルを打設して、打ち
継いでいた。
+1)) 、発明が解決しようとする問題点しかし、こ
れでは、下層コンクリート打設部に打設されたコンクリ
−1・・モルタルがある程度凝固するまで、上層コンク
リート打設部へのコンクリート・モルタルの打設を行う
ことが出来ず、施工期間が長期化する欠点があっtコ。
まtこ、工期を短縮するために、下層コンクリート打設
部に打設されたコンクリート・モルタルが軟弱な状態で
、上層コンクリート打設部にコンクリート・モルタルを
打設すると、第6図に示すように、上層コンクリート打
設部12に打設されたコンクリート・モルタル6に対し
てパイブレーク等により締め固めを行うと、局部的に流
動するコンクリートの圧力で、軟弱な状態の下層コンク
リート打設部15のコンクリート・モルタル6が押し出
されてウネリ15aを生じ、適正な施工が出来なくなる
本発明は、上記した事情に鑑み、下層コンクリート打設
部のコンクリート・モルタルが軟弱な状態でも、上層コ
ンクリート打設部のコンクリート・モルタルを、締め固
め動作を行いつつ打設することの出来ろコンクリートの
打ち継ぎ方法を提供することを目的とするものである。
(C)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、下層コンクリート打設部(15) ニ
打設すtztニコンクリート・モルタル(6)がいまだ
軟弱な状態で、上層コンクリート打設部(12)を構築
すべき部位に、急結剤を添加したコンクリート・モルタ
ルを供給打設して接続層(19)を急速に凝固形成し、
該形成された接続層(19)上にコンクリート・モルタ
ルを打設して上層コンクリート打設部(12)を構築す
るようにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されろものではない。以下のr (e)
 、作用」の欄についても同様である。
(d)0作用 上記した構成により、本発明は、接続層(19)が、上
層コンクリ−ト吐出管(12)における締め固め動作の
影響が下層コンクリート打設部(15)に伝わる乙とを
防止するように作用する。
(e)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明によるコンクリートの打ち継ぎ方法の一
実施例を示す図、 第2図は本発明の実施に用いられろコンクリート吐出管
の一例を示す図、 第3図は第2図に示すコンクリート吐出管の吐出口部分
の■矢視図、 第4図は打設されろコンクリート・モルタルの配合例を
示す図、 第5図は急結剤の添加されたコンクリート・モルタルの
圧縮強度試験の結果を示す図である。
本発明の実施に用いられろコンクリート吐出II!1は
、第2図に示すように、コンクリート搬送管2を有して
おり、コンクリート搬送管2には、図示しないコンクリ
ート圧送ポンプ等が接続している。コンクリート搬送管
2の先端部2aは、第2図に示すように、やや図中上方
に屈曲する形でに形成されており、該先端部2aにはゴ
ム等の可撓性を有する材料から円筒状に形成されたカバ
3が、該先端部2aの外周を被覆する形で接続している
。カバ3は、第2図左方に伸延し、その先端部は断面が
円形の吐出口3aとなっている。また、コンクリート搬
送管2には中空の回転軸5が、該コンクリート搬送管2
の管壁2bを貫通する形で回転駆動自在に設けられてお
り、回転軸5の先端のカバ3に対応する位置には、2個
の攪拌翼5a15gが、コンクリート・モルタルの供給
方向である矢印A1B方向に2重になる形で設けられて
いる。各攪拌g5a、5gは、第2図に示すように、4
枚の90°ピツチで形成された羽根5bを有しており、
第2図右方の攪拌’745 mの各羽根5bと回転軸5
には、第2図に示すように、急結剤が供給されろ急結剤
供給路5C15dが互いに連通ずる形で形成されている
。なお、攪拌翼5aの各羽根5bの表1Iili5eに
は、急結剤供給l1i5dと外部を連通する形で急結剤
添加穴(図示せず)が多数穿設されている。
一方、回転軸5の、第2図右方には、スイベルジヨイン
ト9を介して駆動モータ10が回転駆動自在に設けられ
ており、スイベルシフインド9には急結剤供給管11が
、回転軸5内に形成された急結剤供給#!I5Cに対し
て急結剤7を供給し得る形で設けられている。
コンクリート吐出管1は、以上のような構成を有するの
で、第1図に示すように、既にコンクリート・モルタル
の打設された状態の下層コンクリート打設部15に対し
て、逆梁、腰壁、パラペット等を構築するために上層コ
ンクリート打設部12を打ち継ぐ場合には、第1図に示
すように、下層コンクリート打設部15に打設されたコ
ンクリート・モルタルがまだ軟弱な状態であっても、型
枠16を下層コンクリート打設部15上に設置し、該型
枠16により上層コンクリート打設部12を構築するた
めのコンクリート打設空間17を形成する。次に、この
状態で、該コンクリート打設空間17の底部、即ち下層
コンクリート打設部15との接続部に、コンクリート吐
出管1を用いて、急結剤の混入されたコンクリート・モ
ルタルを供給する。
即ち、図示しないコンクリート圧送プンプによりコンク
リート・モルタルをコンクリート吐出管1のコンクリー
ト搬送管2に供給する。供給されるコンクリート・モル
タルは、例えば第4図に示すような通常の配合のコンク
リート・モルタル6から急結剤を除外した形のものであ
る。
供給されたコンクリート・モルタルはコンクリート吐出
管1のコンクリート搬送管2に供給される。コンクリー
ト吐出管1のコンクリート搬送管2に供給されたコンク
リート・モルタル6は)第2図右方からカバ3方向に圧
送され、更に攪拌翼5a、5gの間を通過して吐出口3
aからコンクリート打設空間17内に打設供給されるが
、その際、駆動モータ10が駆動されて回転軸5を回転
駆動すると共に、急結剤供給管11及びスイベルシフイ
ンド9を介して該回転軸5の急結剤供給路5cに対して
急結剤7が供給される。ここで使用される急結剤は、カ
ルシウム・アルミネート(CaO−A1203−CaS
O)の水溶液である。
すると、カバ3内の攪拌翼5a、5gは回転軸5の回転
と共に回転し、コンクリート搬送管2内を吐出口3a方
向に圧送されてきたコンクリート・モルタル6を攪拌す
る。更に攪拌翼5aの各羽根5bに設けられた急結剤添
加穴からは、急結剤7が急結剤供給路5e、5dを介し
て添加供給され、該添加された急結剤7はコンクリート
・モルタル6と共に、2重に設けられた攪拌翼5a、5
gにより均一に攪拌された形で吐出口3aから外部に吐
出され、コンクリート打設空間17内に打設される。
なお、コンクリート・モルタル6中には、骨材が多数台
まれているが、撹拌翼5a、5gの外周を被覆するカバ
3は、可撓性を有する材料から形成されているので、そ
れ等骨材等が攪拌翼5a15gの羽根5bの先端5fと
カバ3の間に挾まっても、カバ3が変形するので、それ
等の骨材等が羽根5bとカバ3の間に噛み込まれてしま
うようなことは無く、攪拌翼5a、5gによるコンクリ
ート・モルタル6と急結剤7の攪拌動作は円滑に行われ
る。
なお、上述の実施例は、コンクリート・モルタルを攪拌
する攪拌翼5a、5gを2枚設けた場合について述べた
が、本発明は、攪拌翼5a156をコンクリート・モル
タルの供給方向に多重に設ける限り、2枚以上何枚設け
ても良いことは勿論である。
なお、コンクリート打設空間17内に打設されたコンク
リート・モルタル6は、添加された急結剤7の作用で急
速に凝固して、薄い接続層19を形成する。この接続層
19に打設されるコンクリート・モルタル6は、厚さT
も薄く、従ってその重量も軽いので、当該打設されたコ
ンクリート・モルタル6が硬化する以前であっても、軟
弱な下層コンクリート打設部15のコンクリート・モル
タルを圧迫して、第6図に示すようなウネリ15aを発
生させろ乙とは無く、接続層19の形成は円滑に行われ
る。
こうして、接続層19が急速に凝固形成されると、該接
続層19は下層コンクリート打設部15のいまt!軟弱
な状態のコンクリート・モルタル上に浮いた状態で保持
されろ形となる。次に、この硬化形成された接続層19
上のコンクリート打設空間17に通常のコンクリート・
モルタル6を打設して上層コンクリート打設部12を構
築するが、この際、上層コンクリート打設部12に打設
されたコンクリート・モルタルに対してパイブレーク等
を用いて締め固め動作を行う。この締め固め動作により
上層コンクリート打設部12のコンクリート・モルタル
に局部的な流動が生じても、当該流動は既に凝固状態あ
る接続層19により、下層コンクリート打設部15に対
して絶縁されるので、下層コンクリート打設部15の軟
弱なコンクリート・モルタルに当該締め固めによる圧力
が作用することは防止され、上層コンクリート打設部1
2のコンクリート・モルタルに対する締め固め動作は円
滑に行われる。
なお、急結剤7の添加されたコンクリート・モルタル6
の、急結剤7の添加割合による圧縮強度の試験結果を、
第5図に示すが、この図からも明らかなように、急結剤
7を10%程度混入したコンクリート・モルタル6は、
打設後1時間程度で13kg/cd以上に達している。
従って、接続層19は、短時間で凝固形成され、下層コ
ンクリート打設部15及び上層コンクリート打設部12
の構築を、下層コンクリート打設部15のコンクリート
・モルタルの凝固を待つ乙と無く、連続的に行うことが
出来る。なお、28日強度も、通常の急結剤を添加しな
いコンクリート・モルタルに比して遜色が無く、強度的
にも十分実用に耐え得るものである。
(f)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、下層コンクリ
ート打設部15に打設されたコンクリート・モルタル6
がいまだ軟弱な状態で、上層コンクリート打設部12を
構築すべき部位に、急結剤を添加したコンクリート・モ
ルタルを供給打設して接続層19を急速に凝固形成し、
該形成された接続層19上にコンクリート・モルタルを
打設して上層コンクリート打設部12を構築するように
して構成したので、下層コンクリート打設部15のコン
クリート・モルタルがいまだ凝固せずに軟弱な状態にあ
っても、接続層19により上層コンクリート打設部12
における締め固め作業を、下層コンクリート打設部15
にウネリ15!L等を生じさせること無く、十分に行う
ことが可能となる。また、下層コンクリート打設部15
及び上層コンクリート打設部12を略々連続的に構築す
ることが可能となるので、従来のように、下層コンクリ
ート打設部15のコンクリート・モルタルがある程度凝
固するまで上層コンクリート打設部12の構築を待つ必
要が無くなり、施工期間を大幅に短縮することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコンクリートの打ち継ぎ方法の一
実施例を示す図、 第2図は本発明の実施に用いられるコンクリート吐出管
の一例を示す図、 第3図は第2図に示すコンクリート吐出管の吐出口部分
の■矢視図、 第4図は打設されるコンクリート・モルタルの配合例を
示す図、 第5図は急結剤の添加されたコンクリート・モルタルの
圧縮強度試験の結果を示す図、第6図は従来のコンクリ
ートの打ち継ぎ方法を示す図である。 6・・・・・コンクリート・モルタル 12・・・・・・上層コンクリート打設部15・・・・
・・下層コンクリート打設部19・・・・・・接続層 出願人     三井建設株式会社 代理人   弁理士  相1)1Φ二 第1図 第2図 1 コシ7リート叱;と蓄 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下層コンクリート打設部の少くとも一部に 上層コンクリート打設部を打ち継ぐ場合に、下層コンク
    リート打設部に打設されたコン クリート・モルタルがいまだ軟弱な状態で、上層コンク
    リート打設部を構築すべき部位に、急結剤を添加したコ
    ンクリート・モルタルを供給打設して接続層を急速に凝
    固形成し、 該形成された接続層上にコンクリート・モ ルタルを打設して上層コンクリート打設部を構築するよ
    うにして構成したコンクリートの打ち継ぎ方法。
JP4021788A 1988-02-23 1988-02-23 コンクリートの打ち継ぎ方法 Pending JPH01214665A (ja)

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JP (1) JPH01214665A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008088701A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Maeda Corp コンクリート構造物の施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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