JPH01219298A

JPH01219298A - コンクリート打設管

Info

Publication number: JPH01219298A
Application number: JP63043199A
Authority: JP
Inventors: Junichi Mihara; 三原　準一; Kenji Hayakawa; 早川　賢司; Toyozo Okishima; 沖島　豊蔵
Original assignee: Mitsui Construction Co Ltd
Current assignee: Mitsui Construction Co Ltd
Priority date: 1988-02-25
Filing date: 1988-02-25
Publication date: 1989-09-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａ）、産業上の利用分計本発明は、トンネルの覆工等の構築に際して、急結剤と
コンクリート・モルタル（本明細書において、「コンク
リート・モルタル」とは、「コンクリート」又は「モル
タル」の意）を混合して供給することの出来るコンクリ
ート打設管に関する。

（ｂ）、従来の技術最近、トンネル覆工を構築する際に、吹付によらず、移
動型枠を用いて、急結剤を添加したコンクリート・モル
タルを地山と移動型枠間に供給して覆工を構築すること
が行われつつある。

（Ｃ）０発明が解決しようとする問題点しかし、急結剤
をコンクリート・モルタルへ添加した場合、コンクリー
ト・モルタルは急速に凝固するので、急結剤は、コンク
リート・モルタルを打設供給する打設管の筒先で添加す
る必要があるが、そうしたことの可能な打設管は、今だ
開発されていない。

本発明は、上記した事情に鑑み、筒先でコンクリート・
モルタルに対して急結剤を添加供給することの出来るコ
ンクリート打設管を提供することを目的とするものであ
る。

（ｄ）０問題点を解決するための手段即ち、本発明は、コンクリート供給管（２）を有し、該
コンクリート供給管（２）のコンクリート・モルタルの
供給を行う先端部分に、複数の攪拌翼（５ａ、５ｇ）を
、複数の回転軸（５）を介して回転駆動自在にかつコン
クリート・モルタルの供給方向に多重に設けると共に、
前記複数の回転軸（５）及び各回転軸について少なくと
も１個以上の攪拌翼（５ａ）に急結剤の供給手段（５Ｃ
１５ｄ）を設けて構成される。

なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のｒ　（ｅ）
　、作用」の欄についても同様である。

（ｅ）０作用上記した構成により、本発明は、コンクリート供給管（
２）から供給されるコンクリート・モルタル（６）には
、回転軸（５）及び攪拌翼（５ａ）に設けられた急結剤
の供給手段（５ｃ、５ｄ）から急結剤（７）が添加され
ると共に、攪拌翼（５ａ、５ｇ）によりコンクリート・
モルタル（６）と急結剤（７）が均一になるように攪拌
され、供給されるように作用する。

（ｆ）、実施例息下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は本発明によるコンクリート打設管の一実施例を
示す正面図、第２図は第１図に示すコンクリート打設管の吐出口部分
の■矢視図である。

コンクリート打設管１は、第１図に示すように、コンク
リート供給管２を有しており、コンクリート供給管２に
は図示しないコンクリートポンプ等のコンクリート・モ
ルタルの圧送手段が接続している。コンクリート供給管
２の先端部２ａには、混合部２Ｃが、第２図上下方向に
拡径した形に形成されており、該先端部２ａにはゴム等
の可撓性を有する材料から小判状に形成されたカバ３が
、該先端部２ａの外周を被覆する形で接続している。カ
バ３は、第１図左方に伸延し、その先端部は断面が小判
形の吐出口３ａとなっている。また、コンクリート供給
管２には、２本の中空の回転軸５が、該コンクリート供
給管２の管壁２ｂを貫通する形で平行に、しかも回転駆
動自在に設けられており、各回転軸５の先端の混合部２
Ｃ及びカバ３に対応する位置には、２個の攪拌翼Ｓａ。

５ｇが、コンクリート・モルタルの供給方向である矢印
Ａ、Ｂ方向に２重になる形でそれぞれ設けられている。

各攪拌翼５ａ、５ｇは、第２図に示すように、４枚の９
０°ピツチで形成された羽根５ｂを有しており、第１図
右方の攪拌翼５ａの各羽根５ｂと回転軸５には、第１図
に示すように、急結剤が供給される急結剤供給路５ｃ、
５ｄが互いに連通する形で形成されている。なお、攪拌
翼５ａの各羽根５ｂの表面５ｅには、急結剤供給路５ｄ
と外部を連通ずる形で急結剤添加穴（図示せず）が多数
穿設されている。

コンクリート打設管１は、以上のような構成を有するの
で、コンクリート打設管１を用いて、コンクリート・モ
ルタル６を、該コンクリート・モルタル６に急結剤７を
添加した形で供給打設するには、まず図示しないコンク
リートポンプを駆動して打設すべきコンクリート・モル
タル６をコンクリート供給管２に供給する。コンクリー
ト供給管２に供給されたコンクリート・モルタル６は、
第１図右方から混合部２Ｃ方向に圧送され、更に２対の
攪拌翼Ｓａ、５ｇの間を通過して吐出口３ａから外部に
吐出供給されるが、その際、図示しない駆動モータを駆
動して回転軸５．５を回転駆動すると共に、回転軸５．
５の急結剤供給路５Ｃに対して急結剤７を供給する。す
ると、カバ３内の攪拌翼５ａ１５ｇは回転軸５．５の回
転と共に回転し、コンクリート供給管２内を吐出口３ａ
方向に圧送されてきたコンクリート・モルタル６を攪拌
する。更に攪拌翼５ａの各羽根５ｂに設けられた急結剤
添加穴からは、急結剤７が急結剤供給路５ｃ、５ｄを介
して添加供給され、該添加された急結剤７はコンクリー
ト・モルタル６と共に、各回転軸５に２重に設けられた
攪拌翼５ａ、５ｇにより均一に攪拌された形で吐出口３
ａから外部に吐出される。

なお、コンクリート・モルタル６中には、骨材が多数台
まれているが、攪拌翼５ａ、５ｇの外周を被覆するカバ
３は、可撓性を有する材料から形成されているので、そ
れ等骨材等が攪拌翼５ａ。

５ｇの羽根５ｂの先端５ｆとカバ３の間に挾まっても、
カバ３が変形するので、それ等の骨材等が羽根５ｂとカ
バ３の間に噛み込まれてしまうようなことは無（、攪拌
翼５ａ、５ｇによるコンクリート・モルタル６と急結剤
７の攪拌動作は円滑に行われる。更に、回転軸５．５の
各攪拌翼同士による骨材の噛み込みを防止するために、
回転軸相互間の羽根５ｂの位相をズラせた形で回転させ
るようにすることも当然可能である。

なお、上述の実施例は、コンクリート・モルタルを攪拌
する攪拌翼５ａ、５ｇを各回転軸５につき２枚設けた場
合について述べたが、本発明は、攪拌翼５ａ、５ｇをコ
ンクリート・モルタルの供給方向に多重に設ける限り、
２枚以上何枚設けても良いことは勿論である。

更に、攪拌翼の装着された回転軸５の数も、本実施例の
ように、２本に限らず、３本以上、何本設けてもよいこ
とは勿論である。

（ｇ）０発明の効果以上、説明したように、本発明によれば、コンクリート
供給管２を有し、該コンクリート供給管のコンクリート
・モルタルの供給を行う先端部分に、複数の攪拌翼５ａ
、５ｇを、複数の回転軸５を介して回転駆動自在にかつ
コンクリート・モルタルの供給方向に多重に設けると共
に、前記回転軸５及び各回転軸について少なくとも１個
以上の攪拌１（５ａに急結剤供給路５ｄ、５０等の急結
剤の供給手段を設けて構成しなので、コンクリート・モ
ルタル６には急結剤供給路５ｄ、５ｃを介して急結剤７
が打設管筒先で添加供給されると共に、回転駆動される
複数の攪拌翼Ｓａ、５ｇにより均一な状態で混合され、
吐出口３ａから直ちに、均一に混合されたコンクリート
・モルタル６を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるコンクリート打設管の一実施例を
示す正面図、第２図は第１図に示すコンクリート打設管の吐出口部分
の■矢視図である。１・・・・・・コンクリート打設！２・・・・・・コンクリート供給管５・・・・・・回転軸５ａ、５ｇ・・・・・・攪拌翼５ｃ、５ｄ・・・・・・急結剤の供給手段（急結剤供給
路）６・・・・・・コンクリート・モルタル７・・・・・・
急結剤第１図１　コン７リートｔ１殻業【

Claims

【特許請求の範囲】コンクリート供給管を有し、該コンクリート供給管のコンクリート・モルタルの供給
を行う先端部分に、複数の攪拌翼を、複数の回転軸を介
して回転駆動自在にかつコンクリート・モルタルの供給
方向に多重に設けると共に、前記複数の回転軸及び各回転軸について少なくとも１個
以上の攪拌翼に急結剤の供給手段を設けて構成したコン
クリート打設管。