JP2563214Y2 - ベッド - Google Patents
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- JP2563214Y2 JP2563214Y2 JP1992070647U JP7064792U JP2563214Y2 JP 2563214 Y2 JP2563214 Y2 JP 2563214Y2 JP 1992070647 U JP1992070647 U JP 1992070647U JP 7064792 U JP7064792 U JP 7064792U JP 2563214 Y2 JP2563214 Y2 JP 2563214Y2
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- frame
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- shaped
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば老人や身体障害
者などの介護に用いるのに適したベッドに関し、特に、
高さ調節機構が備えられたベッドの改良に関する。
者などの介護に用いるのに適したベッドに関し、特に、
高さ調節機構が備えられたベッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】病人や老人の介護に使用されるベッドで
は、その高さが調節可能であることが求められている。
例えば、患者等がベッドを出入りしたりする際、あるい
は病人をベッドへ移しかえたりする際には、ベッド面の
高さはできるだけ低いことが好ましい。他方、ベッドに
横たわっている病人を看護したり、治療を施す際には、
逆にベッド面がある程度の高さにあることが好ましい。
そこで、従来、ベッド面の高さを調節し得る構造を備え
た種々のベッドが提案されている(例えば、特開昭63
−277043、実公昭55−19534、実公昭64
−903など)。
は、その高さが調節可能であることが求められている。
例えば、患者等がベッドを出入りしたりする際、あるい
は病人をベッドへ移しかえたりする際には、ベッド面の
高さはできるだけ低いことが好ましい。他方、ベッドに
横たわっている病人を看護したり、治療を施す際には、
逆にベッド面がある程度の高さにあることが好ましい。
そこで、従来、ベッド面の高さを調節し得る構造を備え
た種々のベッドが提案されている(例えば、特開昭63
−277043、実公昭55−19534、実公昭64
−903など)。
【0003】上述したような従来の高さ調節機構を備え
たベッドの一例を図9を参照して説明する。その上にマ
ットが載置もしくは固定される上部フレーム1の下面に
一対のX字リンク2,3が連結されている。X字リンク
2,3は、そのリンクアームが回動された際に形成され
る平面が上部フレーム1の長手方向と平行に配置されて
いる。即ち、X字リンク2,3は、その長手方向がベッ
ドの長手方向と平行となるように配置されている。そし
て、X字リンク2,3の下端は、下部フレーム4a〜4
dに連結されている。下部フレーム4a〜4dは、特に
図示はしないが、一体的に構成されていてもよい。
たベッドの一例を図9を参照して説明する。その上にマ
ットが載置もしくは固定される上部フレーム1の下面に
一対のX字リンク2,3が連結されている。X字リンク
2,3は、そのリンクアームが回動された際に形成され
る平面が上部フレーム1の長手方向と平行に配置されて
いる。即ち、X字リンク2,3は、その長手方向がベッ
ドの長手方向と平行となるように配置されている。そし
て、X字リンク2,3の下端は、下部フレーム4a〜4
dに連結されている。下部フレーム4a〜4dは、特に
図示はしないが、一体的に構成されていてもよい。
【0004】なお、上記X字リンク2,3は、それぞ
れ、一対の上端のうち一端が上部フレーム1に対してス
ライド可能に連結されており、他方端が枢支されてい
る。また、図示のようにX字リンク2の一対の下端のう
ち一方端は下部フレーム4aに形成されたスロット5a
内においてベッドの長手方向に沿ってスライド可能に連
結されている。他方、X字リンク2の下端のうち他方端
は下部フレーム4bに枢支されている。同様にX字リン
ク3についても一対の上端のうち一方端が上部フレーム
1に対してスライド可能に連結されており、他方端が上
部フレーム1に枢支されており、一対の下端のうち一方
端が下部フレーム4cに枢支されており、他方端が下部
フレーム4d内に形成されたスロット5d内でスライド
し得るように連結されている。
れ、一対の上端のうち一端が上部フレーム1に対してス
ライド可能に連結されており、他方端が枢支されてい
る。また、図示のようにX字リンク2の一対の下端のう
ち一方端は下部フレーム4aに形成されたスロット5a
内においてベッドの長手方向に沿ってスライド可能に連
結されている。他方、X字リンク2の下端のうち他方端
は下部フレーム4bに枢支されている。同様にX字リン
ク3についても一対の上端のうち一方端が上部フレーム
1に対してスライド可能に連結されており、他方端が上
部フレーム1に枢支されており、一対の下端のうち一方
端が下部フレーム4cに枢支されており、他方端が下部
フレーム4d内に形成されたスロット5d内でスライド
し得るように連結されている。
【0005】図9に示したベッドでは、上記X字リンク
2,3のリンクアーム2a,2b,3a,3bを回動さ
せることにより、上部フレーム1の高さが調節される。
そして、上記X字リンク2,3を回動させるための構造
としては、X字リンク2,3に歯車を介してモーターを
連結したもの、あるいは歯車を介して手回しハンドルを
連結し、手動により高さを調節するようにしたものなど
が提案されている。
2,3のリンクアーム2a,2b,3a,3bを回動さ
せることにより、上部フレーム1の高さが調節される。
そして、上記X字リンク2,3を回動させるための構造
としては、X字リンク2,3に歯車を介してモーターを
連結したもの、あるいは歯車を介して手回しハンドルを
連結し、手動により高さを調節するようにしたものなど
が提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述したように、従来
の高さ調節機構を備えたベッドでは、X字リンク2,3
がベッドの長手方向と平行に配置されていたため、ベッ
ドの下方空間、即ち上部フレーム1の下方の空間が該高
さ調節機構により占有されていた。そのため、上部フレ
ーム1の下方の空間に、バスタブ等の他の介護装置を収
納することが可能できなかった。従って、ベッドだけで
なく、バスタブや様々な介護装置を必要とする場合、こ
れらの介護装置を配置するのに非常に大きなスペースを
必要としていた。
の高さ調節機構を備えたベッドでは、X字リンク2,3
がベッドの長手方向と平行に配置されていたため、ベッ
ドの下方空間、即ち上部フレーム1の下方の空間が該高
さ調節機構により占有されていた。そのため、上部フレ
ーム1の下方の空間に、バスタブ等の他の介護装置を収
納することが可能できなかった。従って、ベッドだけで
なく、バスタブや様々な介護装置を必要とする場合、こ
れらの介護装置を配置するのに非常に大きなスペースを
必要としていた。
【0007】のみならず、リンクアーム2a,2b,3
a,3bを回動させて高さを調節するために歯車及びモ
ーターを利用したものでは、騒音がかなり大きいという
問題があった。また、手回しハンドルを用いたもので
は、上記のような騒音は小さいが、患者等がベッドに横
たわったままでベッド面の高さを調節するのに非常に大
きな力を要していた。また、手回しハンドルに噛み合わ
される歯車の歯数を調節することにより比較的小さな力
でベッド面を移動させることも可能であるが、そのよう
な場合にはベッド面の高さを調節する際に手回しハンド
ルを多数回転させねばならなかった。
a,3bを回動させて高さを調節するために歯車及びモ
ーターを利用したものでは、騒音がかなり大きいという
問題があった。また、手回しハンドルを用いたもので
は、上記のような騒音は小さいが、患者等がベッドに横
たわったままでベッド面の高さを調節するのに非常に大
きな力を要していた。また、手回しハンドルに噛み合わ
される歯車の歯数を調節することにより比較的小さな力
でベッド面を移動させることも可能であるが、そのよう
な場合にはベッド面の高さを調節する際に手回しハンド
ルを多数回転させねばならなかった。
【0008】よって、本考案の目的は、ベッドの下方空
間の有効利用を図ることができ、かつ周囲に大きな騒音
をまき散らすことなく容易に高さを調節し得る構造を備
えたベッドを提供することにある。
間の有効利用を図ることができ、かつ周囲に大きな騒音
をまき散らすことなく容易に高さを調節し得る構造を備
えたベッドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1,2に記載の考
案は、マットが配置もしくは固定される上部フレーム
と、床面側に配置される下部フレームと、前記上部フレ
ームと下部フレームとの間に連結されておりかつ上部フ
レームの高さを調節し得るように構成されたX字リンク
とを備えるベッドにおいて、下記の構成を備えることを
特徴とする。
案は、マットが配置もしくは固定される上部フレーム
と、床面側に配置される下部フレームと、前記上部フレ
ームと下部フレームとの間に連結されておりかつ上部フ
レームの高さを調節し得るように構成されたX字リンク
とを備えるベッドにおいて、下記の構成を備えることを
特徴とする。
【0010】即ち、請求項1に記載の考案のベッドで
は、前記X字リンクのリンクアームの回動により形成さ
れる平面がベッドの短手方向と略平行となるように、ベ
ッドの長手方向両端部近傍に、それぞれ、上記X字リン
クが配置されている。各X字リンクの一対の上端のう
ち、一方端が上部フレームに対してスライド可能に連結
されており、他方端が上部フレームに枢支されている。
また、各X字リンクの一対の下端のうち、一方端は下部
フレームに対してスライド可能に連結されており、他方
端が下部フレームに枢支されている。そして、一方の前
記X字リンクにおいてのみ、該X字リンクの上端のう
ち、上部フレームに対してスライド可能に連結された一
方端近傍をスライドさせ得るように、該一方端近傍にシ
リンダヘッドが連結された電動シリンダをさらに備え
る。
は、前記X字リンクのリンクアームの回動により形成さ
れる平面がベッドの短手方向と略平行となるように、ベ
ッドの長手方向両端部近傍に、それぞれ、上記X字リン
クが配置されている。各X字リンクの一対の上端のう
ち、一方端が上部フレームに対してスライド可能に連結
されており、他方端が上部フレームに枢支されている。
また、各X字リンクの一対の下端のうち、一方端は下部
フレームに対してスライド可能に連結されており、他方
端が下部フレームに枢支されている。そして、一方の前
記X字リンクにおいてのみ、該X字リンクの上端のう
ち、上部フレームに対してスライド可能に連結された一
方端近傍をスライドさせ得るように、該一方端近傍にシ
リンダヘッドが連結された電動シリンダをさらに備え
る。
【0011】また、請求項2に記載の考案のベッドで
は、前記X字リンクのリンクアームの回動により形成さ
れる平面がベッドの短手方向と略平行となるように、ベ
ッドの長手方向両端部近傍に、それぞれ、上記X字リン
クが配置されている。そして、前記上部フレームに対し
て、周方向に移動可能に取付けられた閉ループ状駆動部
材と、前記閉ループ状駆動部材をその周方向に移動させ
るために、前記閉ループ状駆動部材にシリンダヘッドが
連結された電動シリンダとをさらに備える。また、各X
字リンクの上端の内、上部フレームに対してスライド可
能に連結された一方端近傍が、前記閉ループ状駆動部材
またはシリンダヘッドに連結されている。
は、前記X字リンクのリンクアームの回動により形成さ
れる平面がベッドの短手方向と略平行となるように、ベ
ッドの長手方向両端部近傍に、それぞれ、上記X字リン
クが配置されている。そして、前記上部フレームに対し
て、周方向に移動可能に取付けられた閉ループ状駆動部
材と、前記閉ループ状駆動部材をその周方向に移動させ
るために、前記閉ループ状駆動部材にシリンダヘッドが
連結された電動シリンダとをさらに備える。また、各X
字リンクの上端の内、上部フレームに対してスライド可
能に連結された一方端近傍が、前記閉ループ状駆動部材
またはシリンダヘッドに連結されている。
【0012】
【作用】請求項1,2に記載の考案では、X字リンクの
リンクアームの回動により形成される平面がベッドの短
手方向と略平行となるように、ベッドの長手方向両端部
近傍にそれぞれX字リンクが配置されている。即ち、X
字リンクが、ベッドの長手方向両端において上記のよう
な方向に配置されているため、本考案のベッドでは、ベ
ッドの下方の空間が大きく開け放たれることになる。よ
って、ベッドの下方空間を有効に利用することができ
る。
リンクアームの回動により形成される平面がベッドの短
手方向と略平行となるように、ベッドの長手方向両端部
近傍にそれぞれX字リンクが配置されている。即ち、X
字リンクが、ベッドの長手方向両端において上記のよう
な方向に配置されているため、本考案のベッドでは、ベ
ッドの下方の空間が大きく開け放たれることになる。よ
って、ベッドの下方空間を有効に利用することができ
る。
【0013】また、請求項1に記載の考案では、上記X
字リンクのリンクアームの回動が、X字リンクの上端の
うち上部フレームに対してスライド可能に連結された一
方端近傍にシリンダヘッドが連結された電動シリンダの
動力により行われるため、即ち歯車等の騒音を発生させ
る伝達機構を介さずに電動シリンダに連結されているた
め、高さ調節に際し大きな騒音を発生させることがな
い。また、電動シリンダにより駆動されるものであるた
め、容易にかつ速やかにベッド面の高さが調節され得
る。
字リンクのリンクアームの回動が、X字リンクの上端の
うち上部フレームに対してスライド可能に連結された一
方端近傍にシリンダヘッドが連結された電動シリンダの
動力により行われるため、即ち歯車等の騒音を発生させ
る伝達機構を介さずに電動シリンダに連結されているた
め、高さ調節に際し大きな騒音を発生させることがな
い。また、電動シリンダにより駆動されるものであるた
め、容易にかつ速やかにベッド面の高さが調節され得
る。
【0014】さらに、請求項2に記載の考案では、シリ
ンダヘッドに連結された閉ループ状駆動部材をその周方
向に移動させることにより、X字リンクの上端の内、上
部フレームに対してスライド可能に連結されたリンクア
ームが移動される。即ち、請求項2に記載の考案におい
てもベッドの高さを調節するためのX字リンクのリンク
アームの移動が電動シリンダの動力により行われるた
め、高さ調節に際し大きな騒音を発生させることがな
い。また、電動シリンダにより高さを調節するものであ
るため、容易にかつ速やかにベッド面の高さを調節する
ことができる。
ンダヘッドに連結された閉ループ状駆動部材をその周方
向に移動させることにより、X字リンクの上端の内、上
部フレームに対してスライド可能に連結されたリンクア
ームが移動される。即ち、請求項2に記載の考案におい
てもベッドの高さを調節するためのX字リンクのリンク
アームの移動が電動シリンダの動力により行われるた
め、高さ調節に際し大きな騒音を発生させることがな
い。また、電動シリンダにより高さを調節するものであ
るため、容易にかつ速やかにベッド面の高さを調節する
ことができる。
【0015】
【実施例の説明】以下、本考案の実施例を説明すること
により、本考案を明らかにする。図1は、本考案の一実
施例のベッドの要部を説明するための斜視図である。
により、本考案を明らかにする。図1は、本考案の一実
施例のベッドの要部を説明するための斜視図である。
【0016】本実施例のベッド11では、上部フレーム
12は、左上部フレーム12aと右上部フレーム12b
とを有する。実際には、左上部フレーム12a及び右上
部フレーム12bは、図示の一点鎖線で示すように連結
されて一体的に構成されている。また、一枚の大きな平
板状部材を用いて上記上部フレーム12を構成してもよ
い。なお、上部フレーム12の上面にはマットが載置も
しくは固定される。
12は、左上部フレーム12aと右上部フレーム12b
とを有する。実際には、左上部フレーム12a及び右上
部フレーム12bは、図示の一点鎖線で示すように連結
されて一体的に構成されている。また、一枚の大きな平
板状部材を用いて上記上部フレーム12を構成してもよ
い。なお、上部フレーム12の上面にはマットが載置も
しくは固定される。
【0017】左上部フレーム12a及び右上部フレーム
12bの下側には、それぞれ、X字リンク13,14が
連結されており、各X字リンク13,14の下方は、そ
れぞれ、床面に直接または間接的に配置される左下部フ
レーム15及び右下部フレーム16に連結されている。
なお、左上部フレーム12aには、X字リンク13,1
4により上部フレーム12の高さを調節するための駆動
源として電動シリンダ17が取り付けられている。
12bの下側には、それぞれ、X字リンク13,14が
連結されており、各X字リンク13,14の下方は、そ
れぞれ、床面に直接または間接的に配置される左下部フ
レーム15及び右下部フレーム16に連結されている。
なお、左上部フレーム12aには、X字リンク13,1
4により上部フレーム12の高さを調節するための駆動
源として電動シリンダ17が取り付けられている。
【0018】次に、図2を参照して左上部フレーム12
a及びX字リンク13が配置されている側の構造をより
詳細に説明する。X字リンク13は、リンクアーム13
a,13bを有し、リンクアーム13a,13bはそれ
ぞれの中央付近でピン13cにより連結されて該ピン1
3cを中心として回動し得るように構成されている。
a及びX字リンク13が配置されている側の構造をより
詳細に説明する。X字リンク13は、リンクアーム13
a,13bを有し、リンクアーム13a,13bはそれ
ぞれの中央付近でピン13cにより連結されて該ピン1
3cを中心として回動し得るように構成されている。
【0019】X字リンク13の一対の上端のうちリンク
アーム13aの上端は、左上部フレーム12aから下方
に延びるように取り付けられた取り付け舌片18にピン
19により枢支されている。他方、リンクアーム13b
の上端は、左上部フレーム12aの下面に固定されたス
ライド支持部20に連結されている。スライド支持部2
0は、ベッドの短手方向と平行な方向に延びる長孔20
aを有する。リンクアーム13bの上端には、ピン21
が取り付けられており、該ピン21が長孔20a内を移
動し得るように配置されている。即ち、リンクアーム1
3bの上端は、長孔20aに沿ってスライドし得るよう
にスライド支持部20に連結されている。
アーム13aの上端は、左上部フレーム12aから下方
に延びるように取り付けられた取り付け舌片18にピン
19により枢支されている。他方、リンクアーム13b
の上端は、左上部フレーム12aの下面に固定されたス
ライド支持部20に連結されている。スライド支持部2
0は、ベッドの短手方向と平行な方向に延びる長孔20
aを有する。リンクアーム13bの上端には、ピン21
が取り付けられており、該ピン21が長孔20a内を移
動し得るように配置されている。即ち、リンクアーム1
3bの上端は、長孔20aに沿ってスライドし得るよう
にスライド支持部20に連結されている。
【0020】他方、左下部フレーム15には、一端側に
舌片22が立設されており、該舌片22に、リンクアー
ム13bの下端がピン23を用いて枢支されている。ま
た、左下部フレーム15の上記舌片22が設けられてい
る側と反対側端部近傍にはスライド支持部24が形成さ
れている。スライド支持部24はベッドの短手方向と平
行に延びる長孔24aを有する。この長孔24a内をリ
ンクアーム13aの下端近傍に取り付けられたピン25
がスライドし得るように、上記リンクアーム13aの下
端がスライド支持部24に連結されている。
舌片22が立設されており、該舌片22に、リンクアー
ム13bの下端がピン23を用いて枢支されている。ま
た、左下部フレーム15の上記舌片22が設けられてい
る側と反対側端部近傍にはスライド支持部24が形成さ
れている。スライド支持部24はベッドの短手方向と平
行に延びる長孔24aを有する。この長孔24a内をリ
ンクアーム13aの下端近傍に取り付けられたピン25
がスライドし得るように、上記リンクアーム13aの下
端がスライド支持部24に連結されている。
【0021】従って、リンクアーム13a,13bの交
差している角度を変化させ得るように上記リンクアーム
13aの下端もしくはリンクアーム13bの上端をスラ
イドさせることにより、左上部フレーム12aの高さを
変化させることができる。また、左上部フレーム12a
の下面には、電動シリンダ17が固定されている。図3
に示すように、電動シリンダ17は、モーターが収納さ
れた円筒状本体部17aを有する。円筒状本体部17a
の側方に延びるように円筒状のシリンダヘッド軸受け部
17bが連結されている。そして、軸受け部17b内に
挿入されており、かつ図3の矢印A方向に往復駆動され
得るシリンダヘッド17cが設けられている。シリンダ
ヘッド17cは、円筒状本体部17a内に収納されたモ
ーターにより図示の矢印A方向に往復駆動可能なように
構成されている。
差している角度を変化させ得るように上記リンクアーム
13aの下端もしくはリンクアーム13bの上端をスラ
イドさせることにより、左上部フレーム12aの高さを
変化させることができる。また、左上部フレーム12a
の下面には、電動シリンダ17が固定されている。図3
に示すように、電動シリンダ17は、モーターが収納さ
れた円筒状本体部17aを有する。円筒状本体部17a
の側方に延びるように円筒状のシリンダヘッド軸受け部
17bが連結されている。そして、軸受け部17b内に
挿入されており、かつ図3の矢印A方向に往復駆動され
得るシリンダヘッド17cが設けられている。シリンダ
ヘッド17cは、円筒状本体部17a内に収納されたモ
ーターにより図示の矢印A方向に往復駆動可能なように
構成されている。
【0022】シリンダヘッド17cの先端には貫通孔1
7dが形成されている。この貫通孔17d内に、図2に
示すピン21が挿通されており、従って、シリンダヘッ
ド17cの先端がピン21によりリンクアーム13bの
上端側に連結されている。よって、電動シリンダ17を
駆動してシリンダヘッド17cを移動させることによ
り、リンクアーム13bの上端を長孔20aに沿って移
動させることができ、それによって左上部フレーム12
aの高さを変化させることが可能とされている。
7dが形成されている。この貫通孔17d内に、図2に
示すピン21が挿通されており、従って、シリンダヘッ
ド17cの先端がピン21によりリンクアーム13bの
上端側に連結されている。よって、電動シリンダ17を
駆動してシリンダヘッド17cを移動させることによ
り、リンクアーム13bの上端を長孔20aに沿って移
動させることができ、それによって左上部フレーム12
aの高さを変化させることが可能とされている。
【0023】また、上記シリンダヘッド17cに挿通さ
れたピン21の内側端には、破線で示すワイヤー26の
一端が固定されている。ワイヤー26は、左上部フレー
ム12aの下方において回転自在に該左上部フレーム1
2aに取り付けられたプーリー27a,27bに掛け渡
されており、図2の矢印B方向に延長されている。な
お、ワイヤー26の他端は、後述する右上部フレーム1
2b側に配置されたプーリー27cに延ばされている。
れたピン21の内側端には、破線で示すワイヤー26の
一端が固定されている。ワイヤー26は、左上部フレー
ム12aの下方において回転自在に該左上部フレーム1
2aに取り付けられたプーリー27a,27bに掛け渡
されており、図2の矢印B方向に延長されている。な
お、ワイヤー26の他端は、後述する右上部フレーム1
2b側に配置されたプーリー27cに延ばされている。
【0024】次に、図1に示した右上部フレーム12b
側の構造を図4を参照して説明する。右上部フレーム1
2b側においても左上部フレーム12a側と同様にX字
リンク14及び右下部フレーム16が連結されている。
このX字リンク14及び右下部フレーム16の構造自体
は、左上部フレーム12aに連結されたX字リンク13
及びX字リンク13に連結された左下部フレーム15と
同様であるため、相当の部分については、相当の参照番
号をすることにより、その説明は省略し、左上部フレー
ム12a側と異なる構造のみを説明することとする。
側の構造を図4を参照して説明する。右上部フレーム1
2b側においても左上部フレーム12a側と同様にX字
リンク14及び右下部フレーム16が連結されている。
このX字リンク14及び右下部フレーム16の構造自体
は、左上部フレーム12aに連結されたX字リンク13
及びX字リンク13に連結された左下部フレーム15と
同様であるため、相当の部分については、相当の参照番
号をすることにより、その説明は省略し、左上部フレー
ム12a側と異なる構造のみを説明することとする。
【0025】左上部フレーム12bの下面には、左上部
フレームの12bの下側において回転自在に配置された
プーリー27cが取り付けられている。プーリー27c
には、上述したプーリー27b側から延ばされたワイヤ
ー26が掛け渡されており、ワイヤー26はX字リンク
14のリンクアーム14bの上端近傍に挿通されたピン
21にその他端が固定されている。従って、上述した電
動シリンダ17を駆動させることにより、ワイヤー26
を図4の矢印C方向に移動させた場合、リンクアーム1
4bの上端を長孔20a内においてスライドさせること
ができ、それによって右上部フレーム12bの高さを調
節することができる。
フレームの12bの下側において回転自在に配置された
プーリー27cが取り付けられている。プーリー27c
には、上述したプーリー27b側から延ばされたワイヤ
ー26が掛け渡されており、ワイヤー26はX字リンク
14のリンクアーム14bの上端近傍に挿通されたピン
21にその他端が固定されている。従って、上述した電
動シリンダ17を駆動させることにより、ワイヤー26
を図4の矢印C方向に移動させた場合、リンクアーム1
4bの上端を長孔20a内においてスライドさせること
ができ、それによって右上部フレーム12bの高さを調
節することができる。
【0026】本実施例のベッド11において高さを調節
させる動作につき、図1〜図3を参照して説明する。図
1に示す状態から、ベッド11の高さを低めたい場合に
は、電動シリンダ17を駆動し、シリンダヘッド17c
を図示の状態からさらに前方に繰り出させる。その結
果、リンクアーム13bの上端が長孔20a内で前方に
スライドする。その結果、リンクアーム13aの下端も
長孔24a内を前方にスライドするため、左上部フレー
ム12aの高さが低められる。同時に、ピン21が長孔
20a内で前方にスライドすることにより、ワイヤー2
6が緩められることになる。そのため、マットの重みあ
るいは患者の重みにより下方に押圧されている左上部フ
レーム12b側においては、X字リンク14のリンクア
ーム14bの上端に挿通されたピン21が長孔20a内
を前方に移動し、同時にリンク14aの下端が長孔24
a内を前方に移動し、左上部フレーム12bの高さが低
められる。
させる動作につき、図1〜図3を参照して説明する。図
1に示す状態から、ベッド11の高さを低めたい場合に
は、電動シリンダ17を駆動し、シリンダヘッド17c
を図示の状態からさらに前方に繰り出させる。その結
果、リンクアーム13bの上端が長孔20a内で前方に
スライドする。その結果、リンクアーム13aの下端も
長孔24a内を前方にスライドするため、左上部フレー
ム12aの高さが低められる。同時に、ピン21が長孔
20a内で前方にスライドすることにより、ワイヤー2
6が緩められることになる。そのため、マットの重みあ
るいは患者の重みにより下方に押圧されている左上部フ
レーム12b側においては、X字リンク14のリンクア
ーム14bの上端に挿通されたピン21が長孔20a内
を前方に移動し、同時にリンク14aの下端が長孔24
a内を前方に移動し、左上部フレーム12bの高さが低
められる。
【0027】他方、逆にベッド面を高くする場合には、
上記のようにして低めた状態において、電動シリンダ1
7を駆動し、シリンダヘッド17cを引き戻す。その結
果、図2に示したリンクアーム13bに挿通されたピン
21が長孔20a内を後方に移動し、図2に示した状態
に位置される。同時に、リンク13aの下端に取り付け
られたピン25を長孔24a内で図示の状態まで移動さ
せることになる。従って、左上部フレーム12aが低い
位置から高い位置に移動される。また、ピン21が長孔
20a内を上記のように移動するに伴って、ワイヤー2
6が引っ張られ、それによって右上部フレーム12b側
においても、X字リンク14のリンクアーム14bの上
端に挿通されたピン21が長孔20a内を後方に移動さ
れ、図4に示す状態となる。同時に、リンクアーム14
aの下端においてもピン25が後方にスライドし図示の
状態とされる。その結果、左上部フレーム12bが低い
位置から高い位置に移動されることになる。
上記のようにして低めた状態において、電動シリンダ1
7を駆動し、シリンダヘッド17cを引き戻す。その結
果、図2に示したリンクアーム13bに挿通されたピン
21が長孔20a内を後方に移動し、図2に示した状態
に位置される。同時に、リンク13aの下端に取り付け
られたピン25を長孔24a内で図示の状態まで移動さ
せることになる。従って、左上部フレーム12aが低い
位置から高い位置に移動される。また、ピン21が長孔
20a内を上記のように移動するに伴って、ワイヤー2
6が引っ張られ、それによって右上部フレーム12b側
においても、X字リンク14のリンクアーム14bの上
端に挿通されたピン21が長孔20a内を後方に移動さ
れ、図4に示す状態となる。同時に、リンクアーム14
aの下端においてもピン25が後方にスライドし図示の
状態とされる。その結果、左上部フレーム12bが低い
位置から高い位置に移動されることになる。
【0028】上記のように本実施例のベッド11では、
電動シリンダ17を駆動することにより、ベッド面の高
さを容易に変化させることができる。しかも、シリンダ
17のシリンダヘッド17cの移動量を調節することに
より、最も低い位置と最も高い位置との間の任意の位置
にベッドの高さを容易に設定することができる。しか
も、電動シリンダ17は、歯車等を介さずにリンクアー
ム13bに連結されているため、駆動に際し、大きな騒
音をまき散らすこともない。さらに、図1から明らかな
ように、X字リンク13,14は、そのリンクアームの
回動により形成される面がベッド11の短手方向と略平
行となるように配置されているため、ベッド11のベッ
ド面の下方の空間が大きく開け放たれている。よって、
バスタブ等の介護装置をベッドの下方空間内に収納する
ことができる。
電動シリンダ17を駆動することにより、ベッド面の高
さを容易に変化させることができる。しかも、シリンダ
17のシリンダヘッド17cの移動量を調節することに
より、最も低い位置と最も高い位置との間の任意の位置
にベッドの高さを容易に設定することができる。しか
も、電動シリンダ17は、歯車等を介さずにリンクアー
ム13bに連結されているため、駆動に際し、大きな騒
音をまき散らすこともない。さらに、図1から明らかな
ように、X字リンク13,14は、そのリンクアームの
回動により形成される面がベッド11の短手方向と略平
行となるように配置されているため、ベッド11のベッ
ド面の下方の空間が大きく開け放たれている。よって、
バスタブ等の介護装置をベッドの下方空間内に収納する
ことができる。
【0029】上記実施例では、一方のX字リンク13の
リンクアーム13bを電動シリンダ17により移動さ
せ、他方のX字リンク14については、上記ワイヤー2
6により電動シリンダ17と連結していた。従って、他
方のX字リンク14側に電動シリンダのような駆動源を
必要としないため、ベッドの上昇及び下降に必要な駆動
源を簡略化することができる。より詳細には、図5に参
考技術として示すように、左側上部フレーム12a及び
右側上部フレーム12bのそれぞれに電動シリンダ17
を配置した場合には、2つの電動シリンダ17,17を
必要とするのに対し、本実施例では、電動シリンダ17
を1つ用意し、取り付ければよい。
リンクアーム13bを電動シリンダ17により移動さ
せ、他方のX字リンク14については、上記ワイヤー2
6により電動シリンダ17と連結していた。従って、他
方のX字リンク14側に電動シリンダのような駆動源を
必要としないため、ベッドの上昇及び下降に必要な駆動
源を簡略化することができる。より詳細には、図5に参
考技術として示すように、左側上部フレーム12a及び
右側上部フレーム12bのそれぞれに電動シリンダ17
を配置した場合には、2つの電動シリンダ17,17を
必要とするのに対し、本実施例では、電動シリンダ17
を1つ用意し、取り付ければよい。
【0030】また、左下部フレーム15及び右下部フレ
ーム16は、図1では分離した状態で図示されていた
が、両者は他の部材により連結されていてもよく、ある
いは一体的な部材により構成されていてもよい。次に、
図6〜図8を参照して、本考案の他の実施例にかかるベ
ッドを説明する。
ーム16は、図1では分離した状態で図示されていた
が、両者は他の部材により連結されていてもよく、ある
いは一体的な部材により構成されていてもよい。次に、
図6〜図8を参照して、本考案の他の実施例にかかるベ
ッドを説明する。
【0031】図6は、本実施例のベッドの要部を模式的
に示す平面図である。本実施例のベッド31では、上部
フレーム32が、左上部フレーム32aと、右上部フレ
ーム32bとを有する。本実施例においても、左上部フ
レーム32a及び右上部フレーム32bは、図示の一点
鎖線で示すように連結されて一体的に構成されている。
また、一枚の大きな平板状部材を用い、上部フレーム3
2を構成してもよい。なお、上部フレーム32の上面に
はマットが載置もしくは固定される。
に示す平面図である。本実施例のベッド31では、上部
フレーム32が、左上部フレーム32aと、右上部フレ
ーム32bとを有する。本実施例においても、左上部フ
レーム32a及び右上部フレーム32bは、図示の一点
鎖線で示すように連結されて一体的に構成されている。
また、一枚の大きな平板状部材を用い、上部フレーム3
2を構成してもよい。なお、上部フレーム32の上面に
はマットが載置もしくは固定される。
【0032】左上部フレーム32a及び右上部フレーム
32bの下側には、それぞれ、図1に示した実施例の場
合と同様に、X字リンク33,34が連結されている
(図6においては、X字リンク33,34は取付けられ
ている位置を略図的に示す)。図7及び図8に示すよう
に、各X字リンク33,34の下端は、それぞれ、床面
に直接または間接的に配置された左下部フレーム35及
び右下部フレーム36に連結されている。なお、左上部
フレーム32aには、図1に示した実施例で用いられた
のと同様の構造を有する電動シリンダ37が固定されて
いる。
32bの下側には、それぞれ、図1に示した実施例の場
合と同様に、X字リンク33,34が連結されている
(図6においては、X字リンク33,34は取付けられ
ている位置を略図的に示す)。図7及び図8に示すよう
に、各X字リンク33,34の下端は、それぞれ、床面
に直接または間接的に配置された左下部フレーム35及
び右下部フレーム36に連結されている。なお、左上部
フレーム32aには、図1に示した実施例で用いられた
のと同様の構造を有する電動シリンダ37が固定されて
いる。
【0033】図7を参照して、電動シリンダ37は、モ
ーターが収納された円筒状本体部37aを有し、円筒状
本体部37aの側方に延びるように円筒状のシリンダヘ
ッド軸受部37bが連結されている。そして、軸受部3
7b内に挿入されており、かつ図6の矢印A方向に往復
駆動され得るシリンダヘッド37cが設けられている。
なお、以下の説明においては、シリンダヘッド37cが
繰り出される方向をベッド31の前方、円筒状本体部3
7aが取付けられている方向を後方とする。
ーターが収納された円筒状本体部37aを有し、円筒状
本体部37aの側方に延びるように円筒状のシリンダヘ
ッド軸受部37bが連結されている。そして、軸受部3
7b内に挿入されており、かつ図6の矢印A方向に往復
駆動され得るシリンダヘッド37cが設けられている。
なお、以下の説明においては、シリンダヘッド37cが
繰り出される方向をベッド31の前方、円筒状本体部3
7aが取付けられている方向を後方とする。
【0034】図6に戻り、シリンダヘッド37cの先端
は、閉ループ状駆動部材としてのループチェーン38に
ピン39を介して連結されている。ループチェーン38
は、左上部フレーム32a及び右上部フレーム32bの
下面側に回動自在に取付けられたスプロケット40a〜
40d間を掛け渡されている。従って、本実施例では、
シリンダヘッド37cの前後方向の移動に伴って、ルー
プチェーン38が周方向に移動される。
は、閉ループ状駆動部材としてのループチェーン38に
ピン39を介して連結されている。ループチェーン38
は、左上部フレーム32a及び右上部フレーム32bの
下面側に回動自在に取付けられたスプロケット40a〜
40d間を掛け渡されている。従って、本実施例では、
シリンダヘッド37cの前後方向の移動に伴って、ルー
プチェーン38が周方向に移動される。
【0035】次に、図7を参照して、左上部フレーム3
2a及びX字リンク33が配置されている側の構造をよ
り詳細に説明する。X字リンク33は、リンクアーム3
3a,33bを有し、リンクアーム33a,33bは、
それぞれの中央付近でピン33cにより連結されて、該
ピン33cを中心として回動し得るように構成されてい
る。
2a及びX字リンク33が配置されている側の構造をよ
り詳細に説明する。X字リンク33は、リンクアーム3
3a,33bを有し、リンクアーム33a,33bは、
それぞれの中央付近でピン33cにより連結されて、該
ピン33cを中心として回動し得るように構成されてい
る。
【0036】X字リンク33の一対の上端の内、リンク
アーム33aの上端は、左上部フレーム32aから下方
に延びるように取付けられた取付け舌片41上にピン4
2によって枢支されている。他方、リンクアーム33b
の上端は、左上部フレーム32aの下面に固定されたス
ライド支持部43に連結されている。スライド支持部4
3は、ベッドの短手方向と平行な方向に延びる長孔43
aを有する。リンクアーム33bの上端は、前述したピ
ン39に連結されており、該ピン39が、長孔43a内
を移動し得るように配置されている。即ち、リンクアー
ム33bの上端が長孔43aに沿ってスライドし得るよ
うに、リンクアーム33bがスライド支持部43に連結
されている。また、前述したように、ピン39は、電動
シリンダ37のシリンダヘッド37cにも連結されてい
る。従って、リンクアーム33bの上端は、電動シリン
ダ37を駆動させた場合、それに伴って前後方向に移動
されるように構成されている。
アーム33aの上端は、左上部フレーム32aから下方
に延びるように取付けられた取付け舌片41上にピン4
2によって枢支されている。他方、リンクアーム33b
の上端は、左上部フレーム32aの下面に固定されたス
ライド支持部43に連結されている。スライド支持部4
3は、ベッドの短手方向と平行な方向に延びる長孔43
aを有する。リンクアーム33bの上端は、前述したピ
ン39に連結されており、該ピン39が、長孔43a内
を移動し得るように配置されている。即ち、リンクアー
ム33bの上端が長孔43aに沿ってスライドし得るよ
うに、リンクアーム33bがスライド支持部43に連結
されている。また、前述したように、ピン39は、電動
シリンダ37のシリンダヘッド37cにも連結されてい
る。従って、リンクアーム33bの上端は、電動シリン
ダ37を駆動させた場合、それに伴って前後方向に移動
されるように構成されている。
【0037】他方、X字リンク33の下方には、左下部
フレーム35が配置されている。左下部フレーム35に
は、後端側に舌片44が立設されており、該舌片44に
リンクアーム33bの下端がピン45を用いて枢支され
ている。また、左下部フレーム35の前端側にはスライ
ド支持部46が形成されている。スライド支持部46
は、ベッドの短手方向と平行に延びる長孔46aを有す
る。この長孔46a内をリンクアーム33aの下端近傍
に取付けられたピン47がスライドし得るように、上記
リンクアーム33aの下端がスライド支持部46に連結
されている。
フレーム35が配置されている。左下部フレーム35に
は、後端側に舌片44が立設されており、該舌片44に
リンクアーム33bの下端がピン45を用いて枢支され
ている。また、左下部フレーム35の前端側にはスライ
ド支持部46が形成されている。スライド支持部46
は、ベッドの短手方向と平行に延びる長孔46aを有す
る。この長孔46a内をリンクアーム33aの下端近傍
に取付けられたピン47がスライドし得るように、上記
リンクアーム33aの下端がスライド支持部46に連結
されている。
【0038】従って、リンクアーム33a,33bの交
差している角度を変化させ得るように、リンクアーム3
3bの上端を電動シリンダ37によってスライドさせる
ことにより、左上部フレーム32aの高さを変化させる
ことができる。また、リンクアーム33a,33b間に
は、圧縮ばね61が取付けられており、リンクアーム3
3bの上端は、該圧縮ばね61の弾撥力により、左上部
フレーム32aを高める方向に付勢されている。
差している角度を変化させ得るように、リンクアーム3
3bの上端を電動シリンダ37によってスライドさせる
ことにより、左上部フレーム32aの高さを変化させる
ことができる。また、リンクアーム33a,33b間に
は、圧縮ばね61が取付けられており、リンクアーム3
3bの上端は、該圧縮ばね61の弾撥力により、左上部
フレーム32aを高める方向に付勢されている。
【0039】なお、図7の矢印B,Cは、それぞれ、ル
ープチェーン38の延びる方向を模式的に示すものであ
る。即ち、ループチェーン38は、矢印B,C方向に延
長されており、右上部フレーム32b側に延ばされてい
る。
ープチェーン38の延びる方向を模式的に示すものであ
る。即ち、ループチェーン38は、矢印B,C方向に延
長されており、右上部フレーム32b側に延ばされてい
る。
【0040】次に、右上部フレーム32b側の構造を、
図8を参照して説明する。右上部フレーム32b側にお
いても、左上部フレーム32a側の場合と同様に、X字
リンク34及び右下部フレーム36が連結されている。
もっとも、右上部フレーム32b側においては、X字リ
ンク34の一対の上端の内右上部フレーム32aにスラ
イド可能に連結されている端部がベッドの後方側、即ち
左上部フレーム32a側の場合とは反対側に位置されて
いる。同様に、X字リンク34の一対の下端の内右下部
フレーム36に対してスライド可能に連結されている端
部も、ベッド31の後方側に配置されている。
図8を参照して説明する。右上部フレーム32b側にお
いても、左上部フレーム32a側の場合と同様に、X字
リンク34及び右下部フレーム36が連結されている。
もっとも、右上部フレーム32b側においては、X字リ
ンク34の一対の上端の内右上部フレーム32aにスラ
イド可能に連結されている端部がベッドの後方側、即ち
左上部フレーム32a側の場合とは反対側に位置されて
いる。同様に、X字リンク34の一対の下端の内右下部
フレーム36に対してスライド可能に連結されている端
部も、ベッド31の後方側に配置されている。
【0041】すなわち、X字リンク34のリンクアーム
34bの上端が右上部フレーム32bの後端近傍に取付
けられたスライド支持部52に連結されており、リンク
アーム34aの下端が左下部フレーム36の後端側に形
成されたスライド支持部53に連結されている。
34bの上端が右上部フレーム32bの後端近傍に取付
けられたスライド支持部52に連結されており、リンク
アーム34aの下端が左下部フレーム36の後端側に形
成されたスライド支持部53に連結されている。
【0042】スライド支持部52,53は、それぞれ、
スライド支持部43,46(図7参照)と同様に構成さ
れているため、相当の部分については、相当の参照番号
を付することにより、その説明は省略する。また、リン
クアーム34aの上端は右上部フレーム32aから下方
に延びるように形成された舌片54にピン55により枢
支されている。同様に、リンクアーム34bの下端は、
右下部フレーム36の前端側に立設された舌片56にピ
ン57を用いて枢支されている。
スライド支持部43,46(図7参照)と同様に構成さ
れているため、相当の部分については、相当の参照番号
を付することにより、その説明は省略する。また、リン
クアーム34aの上端は右上部フレーム32aから下方
に延びるように形成された舌片54にピン55により枢
支されている。同様に、リンクアーム34bの下端は、
右下部フレーム36の前端側に立設された舌片56にピ
ン57を用いて枢支されている。
【0043】また、リンクアーム34bの上端近傍に
は、ピン58が取付けられており、該ピン58がスライ
ド支持部52の長孔52a内をスライドし得るように構
成されているが、このピン58aが、前述したループチ
ェーン38に連結されている。従って、ループチェーン
38が周方向に移動された場合、それに伴ってX字リン
ク34のリンクアーム34a,34bのなす角度が変更
され、右上部フレーム32bの高さが変化される。
は、ピン58が取付けられており、該ピン58がスライ
ド支持部52の長孔52a内をスライドし得るように構
成されているが、このピン58aが、前述したループチ
ェーン38に連結されている。従って、ループチェーン
38が周方向に移動された場合、それに伴ってX字リン
ク34のリンクアーム34a,34bのなす角度が変更
され、右上部フレーム32bの高さが変化される。
【0044】また、リンクアーム34a,34b間に
も、リンクアーム33側と同様に、圧縮ばね62が連結
されている。次に、本実施例のベッド31において高さ
を調節する方法を図6〜図8を参照して説明する。
も、リンクアーム33側と同様に、圧縮ばね62が連結
されている。次に、本実施例のベッド31において高さ
を調節する方法を図6〜図8を参照して説明する。
【0045】図7及び図8は、左上部フレーム32a及
び右上部フレーム32bが最も高い位置にある状態を示
す。この状態において、左上部フレーム32a及び右上
部フレーム32bを低める場合には、まず、電動シリン
ダ37を駆動し、シリンダヘッド37cを前方に繰り出
す。その結果、シリンダヘッド37cに連結されたルー
プチェーン38が図6に示した平面図において、反時計
回りに移動される。
び右上部フレーム32bが最も高い位置にある状態を示
す。この状態において、左上部フレーム32a及び右上
部フレーム32bを低める場合には、まず、電動シリン
ダ37を駆動し、シリンダヘッド37cを前方に繰り出
す。その結果、シリンダヘッド37cに連結されたルー
プチェーン38が図6に示した平面図において、反時計
回りに移動される。
【0046】従って、左上部フレーム32a側において
はリンクアーム33bの上端が前方にスライドし、左上
部フレーム32aが低められる。同様に、右上部フレー
ム32b側においては、リンクアーム34bの上端が後
方側に移動され、右上部フレーム32bが低められる。
よって、電動シリンダ37のシリンダヘッド37cの前
方への繰り出し量を調節することにより、上部フレーム
32を所望の高さ位置まで低めることができる。
はリンクアーム33bの上端が前方にスライドし、左上
部フレーム32aが低められる。同様に、右上部フレー
ム32b側においては、リンクアーム34bの上端が後
方側に移動され、右上部フレーム32bが低められる。
よって、電動シリンダ37のシリンダヘッド37cの前
方への繰り出し量を調節することにより、上部フレーム
32を所望の高さ位置まで低めることができる。
【0047】本実施例では、ループチェーン38に双方
のX字リンク33,34が連結されているので、上方か
ら荷重を加えずとも、上部フレーム32を確実にかつ速
やかに所望の高さ位置まで低めることができる。もっと
も、上部フレーム32上には、通常、マットの荷重ある
いはマット及び人などの荷重が加えらえているため、上
部フレーム32を降下させる動作は非常に速やかにおこ
なわれ得る。
のX字リンク33,34が連結されているので、上方か
ら荷重を加えずとも、上部フレーム32を確実にかつ速
やかに所望の高さ位置まで低めることができる。もっと
も、上部フレーム32上には、通常、マットの荷重ある
いはマット及び人などの荷重が加えらえているため、上
部フレーム32を降下させる動作は非常に速やかにおこ
なわれ得る。
【0048】他方、上部フレーム32が低められた状態
から、例えば図7,8に示す状態まで復帰させたい場合
には、電動シリンダ37のシリンダヘッド37cを後方
に移動させればよい。即ち、シリンダヘッド37cを後
方に引き戻すことにより、ループチェーン38が図6の
平面図において、時計方向に周回され、それに伴ってリ
ンクアーム33bの上端が後方側にスライドする。同様
にリンクアーム34bの上端が前方側にスライドする。
から、例えば図7,8に示す状態まで復帰させたい場合
には、電動シリンダ37のシリンダヘッド37cを後方
に移動させればよい。即ち、シリンダヘッド37cを後
方に引き戻すことにより、ループチェーン38が図6の
平面図において、時計方向に周回され、それに伴ってリ
ンクアーム33bの上端が後方側にスライドする。同様
にリンクアーム34bの上端が前方側にスライドする。
【0049】しかも、左上部フレーム32a及び右上部
フレーム32bの上方への移動に際しては、X字リンク
33,34に取付けられた圧縮バネ61,62の弾撥的
復帰力によりリンクアーム33b,34bの上端の移動
が補助されるので、上部フレーム32にマット等による
荷重が加えられていたとしても、上部フレーム32を速
やかに高くすることができる。なお、上記圧縮ばね6
1,62は、本実施例では、リンクアーム33a,33
b間及びリンクアーム34a,34b間に連結されてい
たが、左上部フレーム32a及び右上部フレーム32b
と床面もしくは下部フレーム35,36との間に圧縮ば
ねを配置してもよい。
フレーム32bの上方への移動に際しては、X字リンク
33,34に取付けられた圧縮バネ61,62の弾撥的
復帰力によりリンクアーム33b,34bの上端の移動
が補助されるので、上部フレーム32にマット等による
荷重が加えられていたとしても、上部フレーム32を速
やかに高くすることができる。なお、上記圧縮ばね6
1,62は、本実施例では、リンクアーム33a,33
b間及びリンクアーム34a,34b間に連結されてい
たが、左上部フレーム32a及び右上部フレーム32b
と床面もしくは下部フレーム35,36との間に圧縮ば
ねを配置してもよい。
【0050】さらに、圧縮ばね61,62に代えて、荷
重を解除された時に弾撥的に元の形状に復帰しようとす
る任意の部材を用いることができる。上記のように、本
実施例においても、X字リンク33,34のリンクアー
ムの移動が電動シリンダ37を用いて行われるため、大
きな騒音をまき散らすことなくベッド面の高さを調節す
ることができる。
重を解除された時に弾撥的に元の形状に復帰しようとす
る任意の部材を用いることができる。上記のように、本
実施例においても、X字リンク33,34のリンクアー
ムの移動が電動シリンダ37を用いて行われるため、大
きな騒音をまき散らすことなくベッド面の高さを調節す
ることができる。
【0051】
【考案の効果】請求項1,2に記載の考案のベッドで
は、ベッドの長手方向両端部近傍において、リンクアー
ムの回動により形成される平面がベッドの短手方向と略
平行となるように、上記X字リンクが配置されているた
め、ベッドの下方空間を有効に利用することができる。
従って、バスタブ等の他の介護装置をベッドの下方空間
を利用して収納することができるため、介護装置の設置
に必要なスペースを大幅に低減することが可能となる。
は、ベッドの長手方向両端部近傍において、リンクアー
ムの回動により形成される平面がベッドの短手方向と略
平行となるように、上記X字リンクが配置されているた
め、ベッドの下方空間を有効に利用することができる。
従って、バスタブ等の他の介護装置をベッドの下方空間
を利用して収納することができるため、介護装置の設置
に必要なスペースを大幅に低減することが可能となる。
【0052】また、請求項1,2に記載の考案では、上
部フレームの高さを調節するためのX字リンクのリンク
アームの移動がリンクアームに直接または間接に連結さ
れたシリンダヘッドを有する電動シリンダにより行われ
るため、従来のモーター及び歯車を用いた駆動機構を有
するベッドに比べて、はるかに静粛性に優れた高さ調節
機構付きベッドを提供することができる。さらに、手回
しハンドルを用いた高さ調節機構付きベッドでは、高さ
調節に多大の労力を要していたが、本考案では上記電動
シリンダを駆動源として用いるため、多大な労力を要す
ることなく容易にベッドの高さを調節することができ
る。
部フレームの高さを調節するためのX字リンクのリンク
アームの移動がリンクアームに直接または間接に連結さ
れたシリンダヘッドを有する電動シリンダにより行われ
るため、従来のモーター及び歯車を用いた駆動機構を有
するベッドに比べて、はるかに静粛性に優れた高さ調節
機構付きベッドを提供することができる。さらに、手回
しハンドルを用いた高さ調節機構付きベッドでは、高さ
調節に多大の労力を要していたが、本考案では上記電動
シリンダを駆動源として用いるため、多大な労力を要す
ることなく容易にベッドの高さを調節することができ
る。
【0053】さらに、請求項2に記載の考案では、双方
のX字リンクが閉ループ状駆動部材に連結されているた
め、高さ可変範囲内の任意の高さ位置まで速やかに上昇
あるいは下降させることかできる。
のX字リンクが閉ループ状駆動部材に連結されているた
め、高さ可変範囲内の任意の高さ位置まで速やかに上昇
あるいは下降させることかできる。
【図1】本考案の一実施例のベッドの高さ調節機構の要
部を説明するための斜視図。
部を説明するための斜視図。
【図2】ベッドの一方端部に設けられた高さ調節機構を
説明するための拡大斜視図。
説明するための拡大斜視図。
【図3】電動シリンダを説明するための側面図。
【図4】図1に示した実施例のベッドの一方端側に配置
された高さ調節機構を説明するための部分切欠拡大斜視
図。
された高さ調節機構を説明するための部分切欠拡大斜視
図。
【図5】参考技術として、電動シリンダが2個設けられ
たベッドを説明するための斜視図。
たベッドを説明するための斜視図。
【図6】本考案の他の実施例のベッドの要部を説明する
ための模式的平面図。
ための模式的平面図。
【図7】他の実施例における左上部フレーム側の高さ調
節機構を説明するための拡大斜視図。
節機構を説明するための拡大斜視図。
【図8】他の実施例の右上部フレーム側の高さ調節機構
を説明するための拡大斜視図。
を説明するための拡大斜視図。
【図9】従来の高さ調節機構付きベッドの要部を示す略
図的斜視図。
図的斜視図。
11…ベッド 12…上部フレーム 12a…左上部フレーム 12b…右上部フレーム 13,14…X字リンク 13a,13b,14a,14b…リンクアーム 15…左下部フレーム 16…右下部フレーム
Claims (2)
- 【請求項1】 マットが配置もしくは固定される上部フ
レームと、床面側に配置される下部フレームと、前記上
部フレームと下部フレームとの間に連結されており、か
つ上部フレームの高さを調節し得るように構成されたX
字リンクとを備えるベッドにおいて、 前記X字リンクのリンクアームの回動により形成される
平面がベッドの短手方向と略平行となるように、ベッド
の長手方向両端部近傍にそれぞれ、前記X字リンクが配
置されており、 各X字リンクの一対の上端のうち、一方端が上部フレー
ムに対してスライド可能に連結されており、他方端が上
部フレームに枢支されており、一対の下端のうち一方端
が下部フレームに対してスライド可能に連結されてお
り、他方端が下部フレームに枢支されており、 一 方の前記X字リンクにおいてのみ、該X字リンクの上
端のうち、上部フレームに対してスライド可能に連結さ
れた一方端近傍をスライドさせ得るように、該一方端近
傍にシリンダヘッドが連結された電動シリンダをさらに
備えることを特徴とする、ベッド。 - 【請求項2】 マットが配置もしくは固定される上部フ
レームと、床面側に配置される下部フレームと、前記上
部フレームと下部フレームとの間に連結されており、か
つ上部フレームの高さを調節し得るように構成されたX
字リンクとを備えるベッドにおいて、 前記X字リンクのリンクアームの回動により形成される
平面がベッドの短手方向と略平行となるように、ベッド
の長手方向両端部近傍に、それぞれ、前記X字リンクが
配置されており、 前記上部フレームに対して、周方向に移動可能に取付け
られた閉ループ状駆動部材と、 前記閉ループ状駆動部材を周方向に移動させるために、
前記閉ループ状駆動部材にシリンダヘッドが連結された
電動シリンダとをさらに備え、 前記各X字リンクの上端の内、上部フレームに対してス
ライド可能に連結された一方端近傍が前記閉ループ状駆
動部材または前記シリンダヘッドに連結されていること
を特徴とする、ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992070647U JP2563214Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-10-09 | ベッド |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6600392 | 1992-09-22 | ||
JP4-66003 | 1992-09-22 | ||
JP1992070647U JP2563214Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-10-09 | ベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641723U JPH0641723U (ja) | 1994-06-03 |
JP2563214Y2 true JP2563214Y2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=26407165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992070647U Expired - Lifetime JP2563214Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-10-09 | ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563214Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101461282B1 (ko) * | 2012-11-21 | 2014-11-20 | 경기도 | 구급 이송용 들것 모듈 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60213698A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-25 | 富士電機株式会社 | リフタ |
JPH06104112B2 (ja) * | 1992-04-28 | 1994-12-21 | パラマウントベッド株式会社 | 昇降式脚部を備えたベッド |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP1992070647U patent/JP2563214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0641723U (ja) | 1994-06-03 |
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