JP2562888B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2562888B2
JP2562888B2 JP62076317A JP7631787A JP2562888B2 JP 2562888 B2 JP2562888 B2 JP 2562888B2 JP 62076317 A JP62076317 A JP 62076317A JP 7631787 A JP7631787 A JP 7631787A JP 2562888 B2 JP2562888 B2 JP 2562888B2
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晴也 逢坂
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Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、画像形成装置、更に詳しくはトナー回収装
置を装備した画像形成装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、静電複写機の如き画像形成装置は、静電写真
感光体の表面から除去されたトナーを回収するトナー回
収装置を装備している。かかるトナー回収装置は、画像
形成装置の回収位置に着脱自在に装着されるトナー回収
容器を含んでおり、かかるトナー回収容器はトナーが所
要の通り回収されると回収トナーとともに(又は回収ト
ナーのみを)廃棄するようになっている。
かくの通りのトナー回収装置には、更に、トナー回収
容器に関連して、容器検出手段及び回収トナー検出手段
が付設されている。容器検出手段は例えば機械的マイク
ロスイッチから構成することができ、トナー回収容器が
所定の回収位置に存在するか否かを検知する。また、回
収トナー検出手段は例えば発光素子と受光素子の組合せ
から成る光学的検出器から構成することができ、トナー
回収容器に所定量のトナーが回収されたか否かを検知す
る。
しかし、上述したトナー回収装置を装備した画像形成
装置においては、トナー回収容器の存在と回収トナーの
量とを別個の専用の検出手段、即ち容器検出手段及び回
収トナー検出手段によって検出しており、それ故に装置
が複雑且つ高価になる問題が存在する。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その
主目的は、従来から画像形成装置に設けられているカバ
ー部材の開閉を検知するための検出手段を利用し、少な
い検出手段でもってトナー回収容器の存在及びトナーの
所定量の回収を確実に検出することができる、優れた画
像形成装置を提供することである。
〈発明の要約〉 本発明によれば、装置本体と、該装置本体に開閉自在
に装着されたカバー部材と、該カバー部材の開閉を検知
するための検出手段と、トナーを回収するトナー回収装
置を含み、該トナー回収装置が所定の回収位置にてトナ
ーを回収するトナー回収容器と、発光素子及び受光素子
の組合せから成る光学的検出手段と、該検出手段および
該光学的検出手段からの信号に基づいて正常信号と未装
置信号およびオーバーフロー信号を生成する制御手段
と、を備えた画像形成装置において; 該トナー回収容器は、トナーを収容する容器本体を有
し、該容器本体には回収トナーの一部が流入する空間を
規定する被検出部が設けられていると共に、該被検出部
の先端部には光を実質上遮断する遮光部が設けられてお
り、また該トナー回収容器を該所定の回収位置にせしめ
る際には該遮光部が該光学的検出手段の該発光素子と該
受光素子の間を通過した後に該被検出部が該発光素子と
該受光素子の間に位置付けられるように構成されてお
り、 該光学的検出手段は、該被検出部に設けられた該遮光
部が該発光素子と該受光素子との間を通過することによ
り検出パルス信号を生成し、 該制御手段は、該検出手段及び該光学的検出手段から
の信号に基いて該検出パルス信号が消失した後第1の所
定時間内に該検出手段が該カバー部材が閉状態であるこ
とを検出したときに正常信号を生成し、該トナー回収容
器を該所定の回収位置に位置付ける際に該光学的検出手
段が該検出手段が該検出パルス信号を生成せず且つ該検
出手段が該カバー部材が閉状態であることを検出したと
きに未装置信号を生成し、該カバー部材が閉状態である
ことを検出し該光学的検出手段が該検出パルス信号を生
成し続けているときにオーバーフロー信号を生成する、 ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成され
た画像形成装置の一具体例について説明する。尚、具体
例では、画像形成装置の一例としての静電複写機に適用
して説明する。
静電複写機の一部を示す第1図及び第2図において、
図示の静電複写機は、底壁2と前後方向(第1図におい
て左右方向、第2図において上下方向)に間隔を置いて
底壁2から上方に延びる前基板4及び後基板(図示せ
ず)を備え、底壁2の前端部には前カバー部材6が下端
部を中心として開閉自在に装着されている(第1図及び
第2図は、前カバー部材6が前基板4の前面を覆う閉位
置にあるときの状態を示し、第3図は、前カバー部材6
が前基板4の前面を開放する開位置にあるときの状態を
示す)。前基板4及び後基板(図示せず)の間には、図
示していないが、周表面に静電写真感光体が配設された
回転ドラム、回転ドラムの感光体表面に形成された静電
潜像をトナー像に現像する現像装置、トナー像が転写さ
れた後の感光体表面に残留する残留トナーを除去するク
リーニング装置等が配設されている。
図示の静電複写機はトナー回収装置を更に備え、クリ
ーニング装置によって除去されたトナーがトナー回収装
置のトナー回収容器8に回収されるように構成されてい
る。更に説明すると、クリーニング装置(図示せず)に
はトナー移送手段10が付設されている。図示のトナー移
送手段10は、クリーニング装置から前方向(第1図にお
いて左方、第2図において下方)に延びる中空筒体12と
この中空筒体12内に配設された螺旋状の移送部材(図示
せず)を備えている。中空筒体12は前基板4を貫通して
前方に突出し、かかる突出端部の底部にトナー排出部12
a(かかるトナー排出部12aにトナー排出口が規定されて
いる)が設けられている。従って、クリーニング装置の
作用によって感光体から除去されたトナーは、移送部材
(図示せず)の作用によって矢印14で示す方向に移送さ
れ、トナー排出部12aのトナー排出口を通して下方に排
出される。
一方、トナー回収容器8は、例えば透明乃至半透明の
合成樹脂材料から形成された容器本体16を有し、容器本
16の上端には口部18(かかる口部18に開口(図示せず)
が形成されている)が設けられている。具体例では、ト
ナー回収容器8は支持機構20を介して支持された容器支
持体22に着脱自在に装着され、容器支持体22は第1図に
示すと共に第2図に実線で示す収納位置と第2図に二点
鎖線で示す取出位置との間を移動自在に支持されてい
る。即ち、具体例では、容器支持体22は、容器本体16が
載置される矩形状の底壁と底壁から上方に延びる4側壁
を有する箱状であり、上面が開放された収容空間を規定
する。また、支持機構20は支持部材24を備え、支持部材
24は前基板4の前面(外面)に装着された取付部26と取
付部26の上端及び下端において前方に突出する支持突起
28及び30を有する。また、容器支持体22の一側壁には連
結部材32が装着され、連結部材32に設けられた一対の突
起部34(第2図において片方のみに示す)が連結ピン36
を介して支持部材24の支持突起28及び30間に旋回自在に
連結されている。かく構成されているので、容器支持体
22は、矢印38(第2図)で示す方向に旋回せしめること
によって第2図に二点鎖線で示す取出位置にせしめるこ
とができる。かかる取出位置においては、容器支持体22
は前方に向けて突出するようになり、またトナー回収容
器8は上方が開放された部位(言い換えると、上方に静
電複写機の各種構成要素が実質上存在しない部位)に位
置付けられる。従って、容易に理解される如く、容器本
体16を把持してこれを上方に持上げることによって、ト
ナー回収容器8を容器支持体22から離脱せしめることが
でき、また容器本体16を上方から収容空間に位置付けて
容器支持体22の底壁に載置することによって、トナー回
収容器8を容器支持体22に装着することができる。一
方、かかる容器支持体22は、矢印40(第2図)で示す方
向に旋回せしめることによって第1図に示すと共に第2
図に実線で示す収納位置にせしめることができる。尚、
具体例では、容器支持体22を上記取出位置に向けて偏倚
せしめる捩りコイルばねの如き偏倚ばね(図示せず)が
付設され、後述する如く前カバー部材6を上記閉位置に
せしめることによって容器支持体22が収納位置に保持さ
れる。かかる収納位置においては、容器支持体22は上記
取出位置から略90度旋回して前基板4に沿って延びるよ
うになり、またトナー回収容器8は所定の回収位置(第
1図に示すと共に第2図に実線で示す位置)に位置付け
られる。所定の回収位置にせしめられると、トナー回収
容器8は、中空筒体12における前基板4から突出する突
出部の下方に位置し、中空筒体12のトナー排出部12aに
設けられたトナー排出口(図示せず)とトナー回収容器
8の口部18に設けられた開口(図示せず)とが上下方向
に整合せしめられる。従って、感光体から除去され移送
部材(図示せず)の作用によって矢印14で示す方向に移
送されたトナーは、中空筒体12のトナー排出口乃びトナ
ー回収容器8の開口を通して容器本体16内に所要の通り
回収される。また、トナー回収容器8の口部18が中空筒
体12に当接することによって容器本体16の上方への移動
が阻止され、それ故に、トナー回収容器8が容器支持体
22から離脱せしめることが実線上不可能になる。
図示の具体例では、容器支持体22を取出位置から収納
位置に向けて矢印40(第2図)で示す方向に旋回せしめ
ると、この容器支持体22が収納位置の手前に存在する予
備収納位置(第3図に示す位置)に解除自在に保持され
るように構成されている。即ち、容器支持体22に関連し
て保持手段42が配設され、図示の保持手段42は容器支持
体22(詳しくは、その旋回中心から最も離れている側
壁)に設けられた突起部44とこの突起部44に係合可能な
係合部材46を備えている。係合部材46は底壁2の上面に
取付けられた支持突片47にピンを介して旋回自在に装着
され、この係合部材46には第1図及び第3図に示す係合
位置に向けて偏倚せしめる偏倚部材(図示せず)が付設
されている。かくの通りであるので、容器支持体22を矢
印40で示す方向に上記予備収納位置まで旋回せしめる
と、容器支持体22の突起部44が係合部材46の爪部46aを
乗越えて上記爪部46aに係合し、かくして偏倚ばね(図
示せず)の作用によって突起部44と係合部材46の爪部46
aとの係合が保たれる。かかる状態において、更に前カ
バー部材6を第3図に示す開位置から矢印48(第3図)
で示す方向に旋回せしめて第1図及び第2図に示す閉位
置にせしめると、前カバー部材6の内面に設けられた作
用突起50が容器支持体22の側壁に作用して偏倚ばね部材
の作用に抗して容器支持体22を収納位置にせしめ、かく
して容器支持体22は作用突起50及び偏倚ばね部材の作用
によって収納位置に弾性的に保持される。一方、上述し
た状態において係合部材46を偏倚部材の作用に抗して旋
回せしめて容器支持体22の突起部44と係合部材46の爪部
46aとの係合を解除すると、容器支持体22は偏倚ばね部
材の作用によって矢印38(第2図)で示す方向に取出位
置に向けて旋回される。また、上述した如くして閉状態
にせしめた前カバー部材6を上記開位置にせしめると、
偏倚ばね部材の作用によって容器支持体22が矢印38で示
す方向に幾分旋回され、容器支持体22の突起部44と係合
部材46の爪部46aとが係合することによって上記予備収
納位置に保持される。
かくの通りの静電複写機は、更に、前カバー部材6の
開閉を検知するための検知手段52(第4図)と、発光素
子54及び受光素子56の組合せから成る光学的検出手段58
(第2図,第4図)を備えている。検出手段52は例えば
機械的マイクロスイッチから構成することができ、前基
板4の前面の所要部位に配設される。一方、かかる検出
手段52に対応して、前カバー部材6の内面には作用部
(図示せず)が設けられている。従って、前カバー部材
6が上記閉位置にあるときにはその内面に設けられてい
る作用部が検出手段52の検出部を押圧することによって
検出手段52は閉(ON)状態になり(従って、第5−A図
乃至第5−C図においてH信号を生成する)、これに対
して、前カバー部材が上記開位置にあるときには上記作
用部が検出手段52の検出部から離隔することによって検
出手段52は開(OFF)状態になる(従って、第5−A図
乃至第5−C図においてL信号を生成する)。また、光
学的検出手段58は前基板4の前面の所要部位に配設さ
れ、前基板4に取付けられた支持部60の両端部に相互に
対向して発光素子54及び受光素子56が設けられている。
具体例では、この光学的検出手段58に対応して、容器本
体16の所要部位には外側に突出する突起部62(被検出部
を構成する)が設けられている。かかる突起部62は容器
本体16と同様透明乃至半透明の合成樹脂材料から形成さ
れ、容器本体16と一体に形成されている。この突起部62
は中空になっており、トナーが容器本体16に実質上満杯
になるとその一部がその内容の空間に流入せしめられる
ようになっている。かくの通り突起部62は、第1図及び
第2図に示す通り、トナー回収容器8を所定の回収位置
にせしめると光学的検出手段58の発光素子54と受光素子
56との間に位置付けられるようになっている。上述の光
学的検出手段58は、発光素子54からの光が受光素子56に
実質上受光されないときには閉(ON)状態になり(従っ
て、第5−A図乃至第5−C図においてH信号を生成す
る)、これに対し発光素子54からの受光素子56に受光さ
れると開(OFF)状態になる(従って、第5−A図乃至
第5−C図においてL信号を生成する)。
第4図をも参照して、検出手段52及び光学的検出手段
58からの検出信号は、例えば、マイクロプロセッサから
構成することができる制御手段64に送給され、制御手段
64は上記検出手段52及び光学的検出手段58からの信号に
基いて正常信号、未装着信号及びオーバーフロー信号を
生成する。制御手段64が後述する如く正常信号を生成す
ると、かかる正常信号に基いて静電複写機は実質上複写
可能な状態になり、複写開始スイッチを押圧することに
よって複写工程が遂行される。一方、制御手段64が、後
述する如く未装置信号を生成すると、未装着信号が操作
パネル(図示せず)に配設された未装着表示ランプ66に
送給され、かかる未装着表示ランプ66が点灯することに
よって、トナー回収容器8が容器支持体22に未装着であ
ることを表示する。また、制御手段64が後述する如くオ
ーバーフロー信号を生成すると、このオーバーフロー信
号が操作パネル(図示せず)に配設されたオーバーフロ
ー表示ランプ68に送給され、かかるオーバーフロー表示
ランプ68が点灯することによって、トナーがトナー回収
容器8に実質上満杯に回収されたことを表示する。尚、
未装着信号乃びオーバーフロー信号を生成したときに
は、静電複写機の作動を実質上停止せしめて、複写工程
を遂行することができないようにするのが好ましい。
具体例では、制御手段64が正常信号、未装着信号及び
オーバーフロー信号を生成することに関連して、容器本
体16の突起部62の先端部に遮光部70(第1図,第3図)
が設けられている。かかる遮光部70は、発光素子54と受
光素子56の間に位置するときは発光素子54からの光を実
質上遮断する。かかる遮光部70は、突起部62の先端部表
面に例えば黒色の如き遮光特性を有する塗料を塗布する
ことによって構成することができ、これに代えて、突起
部62の先端部表面に例えば黒色の如き遮光特性を有する
テープを貼付することによって構成することもできる。
この遮光部70は、第1図及び第3図に示す如く、容器支
持体22が予備収納位置にあるときには光学的検出手段58
によって検出されることはない(即ち、発光素子54と受
光素子56の外側に位置する)が、前カバー部材6を開位
置から閉位置にせしめて容器支持体22を収納位置に位置
付けると発光素子54と受光素子56との間を通過するよう
になっており、そして、収納位置においては、突起部62
の基部が発光素子54と受光素子56の間に位置付けられる
ようになっている。
次いで、主として第2図及び第4図と共に第5−A図
乃至第5−C図を参照して、トナー回収容器8の存在及
び回収トナーの量の検知について説明する。
まず、容器支持体22にトナー回収容器8(詳しくは、
新しいもの等であってトナーが実質上満杯に回収されて
いないもの)を装着してこの容器支持体22を収納位置に
位置付ける場合について説明する。かかる場合には、前
カバー部材6の旋回に伴って容器支持体22が予備収納位
置から収納位置に向けて移動され、容器本16の突起部62
に設けられた遮光部70が発光素子54と受光素子56との間
を通過し、しかる後容器支持体22が収納位置にせしめら
れる(即ち、前カバー部材6が上記閉位置にせしめられ
る)。従って、第5−A図に示す如く、突起部62の遮光
部70が発光素子54と受光素子56の間を通過する際に、発
光素子54からの光が遮光部70によって遮断され、光学的
検出手段58は比較的短いH信号の検出パルス信号を生成
する。そして、遮光部70が発光素子54と受光素子56の間
を通過した後に前カバー部材6が閉位置にせしめられる
故に、検出手段52は光学的検出手段58からの検出パルス
信号が消失した(即ちH信号からL信号に変化した)後
若干遅れてH信号を生成する。通常状態においては、光
学的検出手段58及び検出手段52は上述した第5−A図に
示す通りの検出信号を生成し、制御手段64は上述した検
出信号に基いて次の通りにして正常信号を生成する。即
ち、制御手段64は第1のタイマ手段72を含んでおり、第
1のタイマ手段72は光学的検出手段58からの検出パルス
信号の立下り(即ちH信号からL信号への変化)によっ
て計時を開始し、第1の所定時間t1(前カバー部材6の
旋回によって容器支持体22を予備収納位置から収納位置
にせしめるに十分な時間であって、例えば1秒程度に設
定される)経過後にリセットされる。従って、遮光部70
が発光素子54と受光素子56間を通過した時点で第1のタ
イマ手段72がセットされ、そして、この第1のタイマ手
段72がリセットされるまでの間に、即ち第1の所定時間
t1を計時するまでの間に検出手段52がH信号を生成した
ときに制御手段64は正常信号を生成する。言い換える
と、制御手段64は、検出手段52が前カバー部材6が閉位
置にあることを検知する(これによって、容器支持体22
にトナー回収容器8が装着されている場合には、トナー
回収容器8が所定の回収位置にあることを検知する)と
共に、光学的検出手段58が容器支持体22にトナー回収容
器8が装着されていること(容器支持体22を収納位置に
せしめる際にH信号を生成することによって検知する)
及びトナー回収容器8にトナーが実質上満杯になってい
ないこと(容器支持体22を収納位置に位置付けたときに
L信号を生成することによって検知する)を検知するこ
とによって、上記検出手段52及び光学的検出手段58から
の検出信号に基いて上記正常信号を生成する。
尚、具体例では、次の点を考慮して、検出パルス信号
の消失の後第1の所定時間t1内に検出手段52がH信号を
生成したときのみ正常信号が生成されるようになってい
る。即ち、前カバー部材6を閉位置から開位置に向けて
旋回せしめると、かかる旋回に伴って容器支持体22は収
納位置から予備収納位置に矢印38(第2図)で示す方向
に移動される。それ故に、かかる移動の際にも突起部62
の遮光部70が発光素子54と受光素子56との間を通過し、
光学的検出手段58は実質上検出パルス信号を生成する。
しかし、かかる場合には、前カバー部材6を開位置に向
けて旋回せしめており、それ故に、光学的検出手段58か
らの検出パルス信号の立下りの後第1の所定時間t1内に
検出手段52が閉(ON)状態にせしめられることは実質上
ない。従って、具体例の如く構成することによって、前
カバー部材6を開位置にせしめたときに正常信号が生成
されることはなく、誤検知を防止することができる。
一方、容器支持体22にトナー回収容器8を装着するの
を忘れてこの容器支持体22を収納位置に位置付けた場合
について説明すると、かかる場合には前カバー部材6の
旋回に伴って容器支持体22が予備収納位置から収納位置
に向けて移動されるが、トナー回収容器8が装着されて
いない故に、発光素子54からの光が遮光部70によって遮
断されることはない。従って、第5−B図に示す如く、
発光素子54からの光が受光素子56に受光されることによ
って光学的検出手段58は検出パルス信号を生成すること
なくL信号を生成し続け、また、検出手段52は前カバー
部材6が閉位置にせしめられることによってH信号を生
成する。そして、かかる場合には、上述した検出信号に
基いて制御手段64は次の通りに未装着信号を生成する。
即ち、制御手段64は、更に、第2のタイマ手段74を含ん
でおり、第2のタイマ手段74は光学的検出手段58からの
検出パルス信号の立下り(H信号からL信号への変化)
が生成されることなく(即ち第1のタイマ手段72がセッ
トされることなく)検出手段52がH信号を生成すること
によって計時を開始し、第2の所定時間t2(例えば第1
の所定時間t1と同程度の約1秒に設定される)経過後に
リセットされる。従って、前カバー部材6を閉位置にせ
しめた時点で第2のタイマ手段74がセットされ、この第
2のタイマ手段74がリセットされた時点で光学的検出手
段58は検出パルス信号を生成せずにL信号を生成し続け
ているときに、制御手段64は未装着信号を生成する。言
い換えると、制御手段64は、検出手段52が前カバー部材
6が閉位置にあることを検知すると共に、光学的検出手
段58がトナー回収容器8が存在しないことを検知する
(容器支持体22を収納位置にせしめる際にH信号を生成
しないことによって検知する)ことによって、上記検出
手段52及び光学的検出手段58からの検出信号に基いて上
記未装着信号を生成する。
また、容器支持体22に装着されたトナー回収容器8に
トナーが実質上満杯に回収されている状態でこの容器支
持体22を収納位置に位置付けた場合について説明する
と、かかる場合にも前カバー部材6の旋回に伴って容器
支持体22が予備収納位置から収納位置に向けて移動され
るが、トナーが実質上満杯に回収されて容器本体16の突
起部62内にも回収トナーが流入している故に、発光素子
54からの光は遮光部70及び突起部62の基部によっても遮
断される。従って、第5−C図に示す如く、発光素子54
からの光は容器支持体22が収納位置にせしめられる幾分
前から遮光部70及び突起部62の基部(詳しくは突起部62
内の回収トナー)によって遮光され、光学的検出手段58
は検出パルス信号を生成してH信号を生成し続け、また
検出手段52は前カバー部材6が閉位置にせしめられるこ
とによってH信号を生成する。そして、かかる場合に
は、上述した検出信号に基いて制御手段64は次の通りに
オーバーフロー信号を生成する。即ち、この場合には、
第5−C図に示す通り、容器支持体22の収納位置への位
置付けの際に光学的検出手段58からの検出パルス信号の
立下り(H信号からL信号への変化)が生成されず、そ
れ故に前カバー部材6を閉位置にせしめた時点で第2の
タイマー手段74がセットされる。そして、この第2のタ
イマ手段74がリセットされた時点で光学的検出手段58が
検出パルス信号、即ちH信号を生成し続けているとき
に、制御手段64はオーバーフロー信号を生成する。言い
換えると、制御手段64は、検出手段52が前カバー部材6
が閉位置にあることを検知すると共に、光学的検出手段
58が容器支持体22にトナー回収容器8が装着されている
こと(容器支持体22を収納位置にせしめる際にH信号を
生成することによって検知する)及びトナー回収容器8
にトナーが実質上満杯に回収されていること(容器支持
体22を収納位置にせしめた後においてもH信号を生成す
ることによって検知する)を検知することによって、上
記検出手段52及び光学的検出手段58からの検出信号に基
いて上記オーバーフロー信号を生成する。
かくの通りであるので、具体例の静電複写機では、前
カバー部材の開閉を検知するための検出手段52を有効に
利用し、かかる検出手段52と発光素子54及び受光素子56
から成る光学的検出手段58からの検出信号に基いてトナ
ー回収容器8の存在及びトナーの所定量の回収を検知す
ることができる。
以上、本発明に従って構成された画像形成装置の一例
としての静電複写機の一具体例について説明したが、本
発明はかかる具体例に限定されるものではなく、本発明
の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能で
ある。
例えば、図示の具体例においては、制御手段64は未装
着信号を生成したときには未装着表示ランプ72を点灯
し、オーバーフロー信号を生成したときにはオーバーフ
ロー表示ランプ74を点灯するが、未装着表示ランプ72及
びオーバーフロー表示ランプ74に代えて単一のトナー回
収異常表示ランプを配設し、未装着信号及びオーバーフ
ロー信号を生成したときにこのトナー回収異常表示ラン
プを点灯するようにしてもよい。
また、例えば、図示の具体例においては、第2のタイ
マ手段74がリセットされた時点で光学的検出手段58から
の検出信号に基いて未装着信号又はオーバーフロー信号
を生成する構成であるが、この第2のタイマ手段74を省
略して、前カバー部材6を閉位置にせしめた時点(即
ち、検出手段52の検出信号の立上り、言い換えるとL信
号からH信号への変化時点)で光学的検出手段58からの
検出信号に基いて未装着信号又はオーバーフロー信号を
生成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う画像形成装置の一例としての静
電複写機の一具体例の一部を示す断面図。 第2図は、第1図の静電複写機の一部を上方から見たと
ころを示す断面図。 第3図は、第1図の静電複写機において前カバー部材を
開位置にせしめたときの状態を示す、第1図に対応する
断面図。 第4図は、第1図の静電複写機に装備された制御系の一
部を簡略化して示す図。 第5−A図乃至第5−C図は、夫々、通常の場合、トナ
ー回収容器を装着していない場合、及びトナー回収容器
に回収トナーが満杯になっている場合における検出手段
及び光学的検出手段の出力信号を示す図。 4……前基板 6……前カバー部材 8……トナー回収容器 16……容器本体 22……容器支持体 52……検出手段 54……発光素子 56……受光素子 58……光学的検出手段 62……突起部(被検出部) 64……制御手段 70……遮光部 72……第1のタイマ手段 74……第2のタイマ手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、該装置本体に開閉自在に装着
    されたカバー部材と、該カバー部材の開閉を検知するた
    めの検出手段と、トナーを回収するトナー回収装置を含
    み、該トナー回収装置が所定の回収位置にてトナーを回
    収するトナー回収容器と、発光素子及び受光素子の組合
    せから成る光学的検出手段と、該検出手段および該光学
    的検出手段からの信号に基づいて正常信号と未装置信号
    およびオーバーフロー信号を生成する制御手段と、を備
    えた画像形成装置において; 該トナー回収容器は、トナーを収容する容器本体を有
    し、該容器本体には回収トナーの一部が流入する空間を
    規定する被検出部が設けられていると共に、該被検出部
    の先端部には光を実質上遮断する遮光部が設けられてお
    り、また該トナー回収容器を該所定の回収位置にせしめ
    る際には該遮光部が該光学的検出手段の該発光素子と該
    受光素子の間を通過した後に該被検出部が該発光素子と
    該受光素子の間に位置付けられるように構成されてお
    り、 該光学的検出手段は、該被検出部に設けられた該遮光部
    が該発光素子と該受光素子との間を通過することにより
    検出パルス信号を生成し、 該制御手段は、該検出手段及び該光学的検出手段からの
    信号に基いて該検出パルス信号が消失した後第1の所定
    時間内に該検出手段が該カバー部材が閉状態であること
    を検出したときに正常信号を生成し、該トナー回収容器
    を該所定の回収位置に位置付ける際に該光学的検出手段
    が該検出パルス信号を生成せず且つ該検出手段が該カバ
    ー部材が閉状態であることを検出したときに未装置信号
    を生成し、該カバー部材が閉状態であることを検出し該
    光学的検出手段が該検出パルス信号を生成し続けている
    ときにオーバーフロー信号を生成する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】該トナー回収容器は容器支持体に着脱自在
    に装着され、該容器支持体は該トナー回収容器を該所定
    の回収位置に位置付ける収納位置と該トナー回収容器の
    離脱を許容する取出位置との間を移動自在であり、該収
    納位置と該取出位置との間には予備収納位置が存在し、
    該容器支持体を該予備収納位置に解除自在に保持する保
    持手段が配設されており、該容器支持体を該収納位置に
    向けて移動せしめると該保持手段の作用によって該容器
    支持体が該予備収納位置に解除自在に保持され、しかる
    後該カバー部材を閉状態にせしめると該カバー部材の作
    用によって該容器支持体が該収納位置にせしめられる特
    許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】該制御手段は、該トナー回収容器と該所定
    の回収位置に位置付ける際に該光学的検出手段が該検出
    パルス信号を生成せず且つ該検出手段が該カバー部材が
    閉状態であることを検出した後第2の所定時間経過後も
    該検出パルス信号を生成しないときに未装置信号を生成
    する特許請求の範囲第1項に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】該制御手段は、該トナー回収容器を該所定
    の回収位置に位置付ける際に該光学的検出手段が該検出
    パルス信号を生成し且つ該検出手段が該カバー部材が閉
    状態であることを検出した後該第2の所定時間経過後も
    該検出パルス信号を生成し続けているときにオーバーフ
    ロー信号を生成する特許請求の範囲第3項記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】該被検出部に設けられた該遮光部は、表面
    に遮光特性を有する塗料を塗布することによって構成さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】該被検出部に設けられた該遮光部は、遮光
    特性を有するテープを貼付することによって構成されて
    いる特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
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