JP2562622Y2 - 衛星受信装置 - Google Patents

衛星受信装置

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JP2562622Y2
JP2562622Y2 JP1992007663U JP766392U JP2562622Y2 JP 2562622 Y2 JP2562622 Y2 JP 2562622Y2 JP 1992007663 U JP1992007663 U JP 1992007663U JP 766392 U JP766392 U JP 766392U JP 2562622 Y2 JP2562622 Y2 JP 2562622Y2
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JP
Japan
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scramble
decoder
output
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microcomputer
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JP1992007663U
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JPH0568186U (ja
Inventor
和久 粕加屋
秀輔 真柄
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スクランブル放送の有
無に適応した受信処理を行なえるようにした衛星受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す衛星受信装置は、スクランブ
ルデコーダ12のためのFM検波出力端子21とビット
ストリーム出力端子22を有するスクランブル放送対応
型であり、これらの端子にケーブルを介してスクランブ
ルデコーダ12を接続し、さらにスクランブルデコーダ
の出力信号を衛星受信機1のスクランブルデコーダ入力
端子に接続する。BSアンテナ2にて捕捉された衛星電
波は、コンバータ2において1GHz帯の中間周波数に
変換されて衛星受信機1に送り込まれ、まず選局復調部
3において選局指定された衛星チャンネルについて復調
される。復調出力は、映像信号処理部4により、映像信
号が出力され、また、FM検波出力として、スクランブ
ルデコーダ12や他の外部接続機器(図示せず)に供給
する。一方、復調出力は、音声復調にも供給され、4相
DPSK復調部6において、復調されたPCMデータ
は、PCMデコーダ7に入力され、デジタル処理され
る。PCMデコーダの出力は、デジタルフィルタ(以下
DFと呼ぶ)、DAコンバータ(以下DAと呼ぶ)部8
においてアナログ信号に変換され、続く音声処理部9に
より音声出力としてL,Rの信号を出力する。スクラン
ブルデコーダ12は、FM検波出力とPCMデコーダ7
のビットストリーム出力が接続されており、これらの信
号により、スクランブル放送されている場合は切換部1
0によリ選択される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の衛星受信機
1は、スクランブル放送を受信し、スクランブルデコー
ダ12の出力をスクランブルデコーダ入力端子に接続
し、スクランブル放送されている場合は切換部10は、
b側、そうでないときはa側になり、テレビ受像機に送
り出されていた。ここで切換え部10の制御は図2のス
クランブルビット検出11部においてスクランブルビッ
トの有無を検出し、スクランブル放送時には、切換部1
0をb側にすることにより、スクランブル解除された信
号を受像することができた。しかし、C/N劣化などが
発生した場合において、スクランブルビットを検出する
PCMデータに誤りが発生し始め、スクランブルビット
の検出が不安定になり、その結果、切換部10のa/b
切換えが不安定となる。また、スクランブルデコーダの
スクランブル解除スレショルドと衛星受信機1側のスク
ランブルビット検出スレショルドに相違があった場合、
C/N劣化状態にスクランブル解除されていながらスク
ランブルビットの不安定さのため、切換え部10がa側
になる課題を抱えていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決したものであり、BSアンテナ及びBSコンバータ
と、選局復調部と、映像信号処理部と、4相DPSK復
調部と、PCMデコーダ部と、デジタルフィルタ及びD
A変換部と、音声処理部と、スクランブルデコーダと、
出力切換部と、前記PCMデコーダに接続されたスクラ
ンブルビット検出部と、前記映像信号処理部に接続され
た同期判別部と、前記スクランブルビット検出部と同期
判別部に接続されたマイコン部より構成され、前記同期
判別部からの同期信号と、前記スクランブルビット検出
部からのスクランブル信号により前記マイコン部により
スクランブル放送か否かを判別し、前記判別結果により
前記出力切換部を前記スクランブルデコーダ出力または
衛星受信機出力に切換制御する衛星受信装置を提供す
る。
【0005】
【作用】本考案は、スクランブル放送受信において、ス
クランブルデコーダからの出力信号と衛星受信機での出
力信号を放送チャンネルにより、スクランブル情報を検
出し、切換える場合に、C/N劣化による不安定さを、
スクランブル放送を受信し、スクランブルデコーダを接
続している場合において、切換えをスクランブルデコー
ダ側にする。
【0006】
【実施例】図1に示す衛星受信機1は、スクランブル放
送受信時およびスクランブルデコーダ12接続時にスク
ランブルビットの有無に応じて衛星受信機1の出力信号
スクランブルデコーダ12の出力信号を切換える切換部
10を設ける一方、PCMデータ内からのスクランブル
放送のスクランブルビットの有無を検出する回路11と
映像出力の有無を同期判別により行なう同期判別回路1
3とこれら検出情報を受信チャンネル毎に認識するマイ
コン部14により、前記切換回路10を制御するよう構
成したものである。
【0007】スクランブルビット検出回路11は、PC
Mデータ内制御符号と、レンジビットに含まれているお
のおのビットを検出する。同期判別回路13は、受信チ
ャンネルの復調映像信号より同期を検出する。
【0008】上記検出判別回路で得られた情報C1、C
2をマイコン部14に入力し、マイコンは、このC1、
C2とも有効(例えば、Hレベル)の時に、その時の受
信チャンネルをスクランブル放送チャンネルと判別す
る。また、マイコン部14は、出力S1より、切換部1
0の制御をC1,C2の有効時に切換制御を行い、スク
ランブル放送時には、スクランブルデコーダ12よりの
出力信号をテレビ受像機側へ出力する。
【0009】C1,C2のマイコン部での判別は、選局
動作毎に行なうことにより、C1,C2を判別し、スク
ランブル放送チャンネルと判別させる方法と、一定期間
の周期でC1,C2を常に判別する方法などがある。
【0010】この結果、スクランブル放送チャンネルを
判別することができる。それにより、C/N劣化による
スクランブルビット不安定状態における、スクランブル
デコーダ12からの出力信号と衛星受信機1の出力信号
を切換える回路制御の不安定さを、C1,C2によりス
クランブル放送と判別されているチャンネルについて
は、常に切換部10をb側に固定させることにより、C
/N劣化時などで、切換部10がa−b側と不安定に切
り換わらない。
【0011】尚、上記実施例として、スクランブルデコ
ーダ12が接続されているかいないかの検出は、スクラ
ンブルデコーダ12を接続するケーブルのプラグ入力検
出、スクランブルデコーダ出力信号の映像信号同期検
出、スクランブルデコーダ12接続をするプリセット方
式などがあるが、本実施例においては、プラグ検出方式
においてのべた。
【0012】また、衛星受信機1は、テレビ受信機に内
蔵したり、ビデオテープレコーダに内蔵させたりするこ
ともできる。また、本考案は、衛星放送を受信するBS
受信機を例にとったが、本考案は、通信衛星からの電波
を受信するCS受信機に適応することもできる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、スクラ
ンブル放送チャンネルを常に認識させることにより、ス
クランブルデコーダからの出力信号と衛星受信機の復調
信号を切換え回路のC/N劣化時での切換えの不安定さ
を排除するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図
【図2】従来例を示す図
【符号の説明】
1 衛星受信機 2 BSアンテナ及びBSコンバータ 3 選局復調部 4 映像信号処理部 6 4相DPSK復調部 7 PCMデコーダ部 8 DF,DA部 9 音声処理部 10 出力切換部 11 スクランブルビット検出部 12 スクランブルデコーダ 13 同期判別回路 14 マイコン部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局復調部と、映像信号処理部と、4相
    DPSK復調部と、PCMデコーダ部と、デジタルフィ
    ルタ及びDA変換部と、音声処理部と、スクランブルデ
    コーダと、出力切換部と、前記PCMデコーダに接続さ
    れたスクランブルビット検出部と、前記映像信号処理部
    に接続された同期判別部と、前記スクランブルビット検
    出部と同期判別部に接続されたマイコン部とを具備し、
    前記同期判別部からの同期信号と前記スクランブルビッ
    ト検出部からのスクランブル信号により前記マイコン部
    においてスクランブル放送か否かを判別し、前記判別結
    果により前記出力切換部をスクランブルデコーダ出力ま
    たは衛星受信機出力に切換制御することを特徴とする衛
    星受信装置。
JP1992007663U 1992-02-21 1992-02-21 衛星受信装置 Expired - Lifetime JP2562622Y2 (ja)

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JPH0568186U JPH0568186U (ja) 1993-09-10
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