JP2562392B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JP2562392B2
JP2562392B2 JP3281198A JP28119891A JP2562392B2 JP 2562392 B2 JP2562392 B2 JP 2562392B2 JP 3281198 A JP3281198 A JP 3281198A JP 28119891 A JP28119891 A JP 28119891A JP 2562392 B2 JP2562392 B2 JP 2562392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
potential
liquid crystal
driver
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3281198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05127617A (ja
Inventor
良雄 中澤
利之 三沢
伸治 両角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3281198A priority Critical patent/JP2562392B2/ja
Publication of JPH05127617A publication Critical patent/JPH05127617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562392B2 publication Critical patent/JP2562392B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示(液晶ディスプ
レイ)装置の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示す液晶ディスプレイ装置(10
1はXドライバー、102はYドライバー、103は液
晶表示パネルである。)で映像表示を行なう場合におい
て従来は図2のような駆動方法がとられてきた。液晶表
示装置は、周知のように、一対の基板間に液晶が封入さ
れ、一方の基板にYドライバー102の出力が印加され
る第1の信号線(Yライン)が配列され、他方の基板に
Xドライバー101の出 力が印加される第2の信号線
(Xライン)が配列される構成をなし、各画素の交点の
X,Yライン間に、ライン間の電位差により駆動される
液晶を有する画素が形成される。画素において、液晶と
直列に非線形素子をスイッチング素子として介在するこ
ともできる。図1上の各点(X,Yドライバー出力、X
−Y交点の液晶印加電圧)の波形は図1に示された
(X,Y)座標によって指し示すこととする。
【0003】図2は従来の液晶ディスプレイ装置の駆動
波形図である。
【0004】図2の(0,1)、(1,0)はそれぞれ
Yラインの1ライン目に印加される走査信号、Xライン
の1ライン目に印加される表示信号であり、(1,1)
は2つの信号の電位差によって示される駆動信号波形で
ある。これらの波形から明かなように、XおよびYドラ
イバーの出力波形は1垂直走査期間(以下1Vと略
す。)ごとに反転し、交点の液晶印加電圧の選択期間
1水平走査期間(以下1Hと略す。)である。図2の
(2,0)は表示信号の全点灯信号であり、(3,0)
は1ライン目のみ点灯(1ライン目を除いてすべて非点
灯)の表示信号波形である。電位差の結果は(2,
1)、(3,1)に示したとうりである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の駆動方法では、
(2,1)(3,1)の非選択時の液晶に印加される電
位差の極性が一定となり、液晶の寿命を縮める原因とな
っていた。また、他の画素に印加される駆動信号による
リークや容量結合により画素に他の画素表示の影響が及
び、クロストークも発生してしまっていた。また、画面
の各画素の駆動電圧の極性反転の周波数が1Vであるの
で、フリッカーが目立ってしまっていた。
【0006】本発明はかかる欠点を除去したもので、そ
の目的は、2つの信号線間に画素が形成されるマトリッ
クス型液晶表示装置をダイナミック駆動する最適駆動方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、選択電位と非
選択電位を有する走査信号が印加される複数の第1の信
号線と、点灯電位と非点灯電位を少なくとも示すことが
可能な表示信号が印加される複数の第2の信号線とがマ
トリクス状に構成され、該第1の信号線と該第2の信号
線の間に直列接続された液晶と非線形素子からなる複数
の画素を備える液晶表示装置において、 1垂直走査期間
内にて、互いに電位レベルの異なる選択電位を示す前記
走査信号を、所定数の前記第1の信号線を単位として単
位数毎に切り換えて、前記複数の第1の信号線に印加す
第1のドライバーと、前記表示信号を、前記複数の
2の信号線に印加する第2のドライバーと、前記第1の
ドライバーにおいて前記選択電位を切り換えるタイミン
グに同期して、前記第2のドライバーから出力される前
記表示信号が有する点灯電位と非点灯電位の電位関係を
反転させてなる制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を詳しく説明
する。本発明では、画素は液晶と非線形素子がX,Yラ
イン間に直列に接続されている。
【0010】図3は本発明の液晶ディスプレイ装置の駆
動回路による駆動波形図である。図3の(0,1)、
(0,2)、(0,3)はYドライバーの出力する走査
信号波形図である。波形図より明らかなように、奇数Y
ラインと偶数Yラインの極性が逆である。また、選択期
間において、画素の表示状態を供給された表示信号に応
じて決定付ける選択パルスを1つのみ有している。
【0011】図3の(1,0)、(2,0)はXドライ
バーの出力する表示信号波形図である。(1,0)は全
点灯信号、(2,0)は1ライン目のみ点灯(1ライン
目を除いてすべて非点灯)信号である。これは、図2の
各同信号との比較のため選んだものである。図3の
(1,1)(2,1)は本発明の駆動方法による画素へ
の印加電圧波形図である。非選択時は点灯、非点灯信号
にもかかわらず、非選択時に印加される電位の平均レベ
ル(図3に破線で表示)は同一であるので、従来に比べ
動作マージンは大きい。
【0012】以上の説明と波形から明らかなように、X
ドライバーの出力波形は1Hごとに反転した表示信号
あり、その表示信号はさらに1Vごとに反転する。従っ
て、表示する内容にかかわらず、同一極性の電圧が液晶
に長時間印加されることがなくなり、液晶の劣化が防止
できる。また、画素の非選択時に影響する他の画素の表
示信号は交互に反転されて画素に印加されるので、V期
間を通してみるとその影響は軽減されて、クロストーク
も大幅に減少する。さらに、画素への印加電圧(電位
差)の極性がH単位毎に反転するので、画面全体でのち
らつきが少なくなり、フリッカーが目立たなくなる。さ
らに、画素が非線形素子を液晶に直列接続する構成であ
れば、非選択時に画素の液晶に保持された電圧が他の画
素の表示信号の影響をより受け難くなるので、動作マー
ジンが大きくなり、中間調がコントロールしやすく、階
調特性が優れている。
【0013】図3では全点灯および、1ラインのみ点灯
信号を扱かったが、映像信号は各隣接ラインの表示の階
調信号には相関があり、1Hおきの階調信号は近似であ
るので、1Hごとに反転すれば、図3のように非選択時
の平均レベルもほぼ同一となる。
【0014】図4は本発明の液晶ディスプレイ装置の駆
動回路実施例である。図4において406に入力された
映像信号は401のPNPトランジスタで増幅され正負
両極性の映像信号が、402、403の負荷抵抗から取
り出される。正、負極性の映像信号は404のアナログ
スイッチで切換をして、410のXドライバーに入力す
る。404のアナログスイッチのコントロールをするの
が405のイクスルーシブオアゲートである。通常この
コントロールは408のフレーム信号入力(1Vごとに
反転する。)で行なわれるが、本発明の特徴である1H
ごとの反転は407の入力(偶奇水平ライン信号)でコ
ントロールされる。410のXドライバーは414のシ
フトレジスタ(411はサンプリングクロック入力、4
12はサンプリングデータ入力である。)と415のア
ナログスイッチと416のコンデンサで構成されるサン
プルホールド回路、および417のアナログスイッチと
418のコンデンサと419のラインアンプで構成され
るラインホールド回路で構成される。404のアナログ
スイッチ出力はサンプルホールド回路でサンプリングホ
ールドされると413の入力(Xラインホールド信号)
でコントロールされる417のアナログスイッチが一斉
にオン、オフして418のコンデンサにホールドされ4
19のラインドライバによってXラインは駆動される。
【0015】420のYドライバーは423のシフトレ
ジスター(421はクロック入力、422はデータ入力
である。)と424のアナログマルチプレクサおよび4
25の非反転、426の反転ラインドライバーによって
構成される。
【0016】420のYドライバーは423、424と
もに従来のままであり、本発明のYラインの1ラインご
とに反転出力を印加するということは、425、426
の非反転および反転ラインドライバーで構成されてい
る。通常反転、非反転ドライバーを使用しなくても、1
ラインごとの反転は424のアナログマルチプレクサ内
部で対応可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の液晶ディスプレイ
装置の駆動回路によれば、走査信号の選択パルスの電位
と表示信号の電位とにより形成される電位差の極性は、
走査される第1の信号線単位毎に反転されるので、画素
の非選択時に影響する他の画素の表示信号は反転されて
画素に印加されることになり、走査期間を通してみると
他の画素の表示信号の影響は軽減されて、クロストーク
も大幅に減少する。さらに、画素への印加電圧(電位
差)の極性が第1の信号線単位毎に反転するので、 画面
全体でのちらつきが少なくなり、フリッカーが目立たな
くなる。さらに、本発明の駆動回路では表示の信号の点
灯電位と非点灯電位の関係の反転制御を、Yドライバー
における選択電位の反転制御タイミングで制御している
ため、簡単な回路構成で極性反転制御ができる。
【0018】さらに、画素が非線形素子を液晶に直列接
続する構成であるので、非選択時に画素の液晶に保持さ
れた電圧が他の画素の表示信号の影響をより受け難くな
るので、動作マージンが大きくなり、中間調がコントロ
ールしやすく、階調特性を向上できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の液晶ディスプレイ装置のブロック図で
ある。
【図2】 従来の液晶ディスプレイ装置の駆動波形図で
ある。
【図3】 本発明の液晶ディスプレイ装置の駆動波形図
である。
【図4】 本発明の液晶ディスプレイ装置の駆動回路図
である。
【符号の説明】
101・・・・・・Yドライバー 102・・・・・・Yドライバー 103・・・・・・液晶ディスプレイパネル 401・・・・・・PNPトランジスタ 402,403・・負荷抵抗 404・・・・・・アナログスイッチ 405・・・・・・イクスルーシブオアゲート 406・・・・・・映像信号入力 407・・・・・・偶奇水平ライン信号入力 408・・・・・・フレーム信号入力 410・・・・・・Xドライバー 411・・・・・・サンプリングクロック入力 412・・・・・・サンプリングデータ入力 413・・・・・・Xラインホールド信号入力 414・・・・・・シフトレジスタ 415,417・・アナログスイッチ 416.418・・コンデンサ 419・・・・・・ラインドライバ 420・・・・・・Yドライバー 421・・・・・・クロック入力 422・・・・・・データ入力 423・・・・・・シフトレジスタ 424・・・・・・アナログマルチプレクサ 425・・・・・・非反転ドライバー 426・・・・・・反転ドライバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−98525(JP,A) 特開 昭55−95992(JP,A) 特開 昭55−129399(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択電位と非選択電位を有する走査信号が
    印加される複数の第1の信号線と、点灯電位と非点灯電
    位を少なくとも示すことが可能な表示信号が印加される
    複数の第2の信号線とがマトリクス状に構成され、該第
    1の信号線と該第2の信号線の間に直列接続された液晶
    と非線形素子からなる複数の画素を備える液晶表示装置
    において、 1垂直走査期間内にて、互いに電位レベルの異なる選択
    電位を示す前記走査信号を、所定数の前記第1の信号線
    を単位として単位数毎に切り換えて、前記複数の第1の
    信号線に印加する第1のドライバーと、 前記表示信号を、前記複数の第2の信号線に印加する第
    2のドライバーと、 前記第1のドライバーにおいて前記選択電位を切り換え
    るタイミングに同期して、前記第2のドライバーから出
    力される前記表示信号が有する点灯電位と非点灯電位の
    電位関係を反転させてなる制御手段とを有することを特
    徴とする液晶表示装置
JP3281198A 1991-10-28 1991-10-28 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP2562392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3281198A JP2562392B2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3281198A JP2562392B2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 液晶表示装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5217182A Division JPS58169190A (ja) 1982-03-30 1982-03-30 液晶表示装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28667294A Division JPH07219487A (ja) 1994-11-21 1994-11-21 液晶表示装置の駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05127617A JPH05127617A (ja) 1993-05-25
JP2562392B2 true JP2562392B2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=17635716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3281198A Expired - Lifetime JP2562392B2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2562392B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644438A (en) * 1979-09-19 1981-04-23 Aisin Seiki Co Ltd Air-fuel ratio control system with high altitude

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05127617A (ja) 1993-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2937130B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
JP4419369B2 (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP3901048B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
EP0351253B1 (en) Liquid crystal projection apparatus and driving method thereof
US5657039A (en) Display device
JP3110618B2 (ja) 液晶表示装置
JPS6271932A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JP3424302B2 (ja) 液晶表示装置
KR100206563B1 (ko) 박막 트랜지스터 액정 표시 장치의 구동 방법
KR100303449B1 (ko) 플리커링을 줄이기 위한 액정 표시 장치 및 이의 구동 방법
JP2004533018A5 (ja)
JP2004533018A (ja) 表示素子のアレイのアドレッシング
JP2562393B2 (ja) 液晶表示装置
JP2562392B2 (ja) 液晶表示装置
JPH0664435B2 (ja) 液晶表示装置
JPH0458036B2 (ja)
KR100853215B1 (ko) 액정 표시 장치
JPH05313608A (ja) 液晶表示パネルの駆動装置
KR20010023722A (ko) 다른 비디오 표준들로부터의 비디오 신호들을디스플레이하도록 적합된 매트릭스 디스플레이 장치
JPH07219487A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JPH07122783B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JP3627354B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JP2562426B2 (ja) 液晶表示装置
JP2002132227A (ja) 表示装置およびその駆動方法
JP2659003B2 (ja) 液晶表示装置