JP2562188Y2 - パン生地処理機 - Google Patents

パン生地処理機

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JP2562188Y2
JP2562188Y2 JP3934192U JP3934192U JP2562188Y2 JP 2562188 Y2 JP2562188 Y2 JP 2562188Y2 JP 3934192 U JP3934192 U JP 3934192U JP 3934192 U JP3934192 U JP 3934192U JP 2562188 Y2 JP2562188 Y2 JP 2562188Y2
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JP
Japan
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dough
storage
processing machine
air
shelf
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JPH0684U (ja
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栄 中島
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Sanden Holdings Corp
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Sanden Corp
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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はパン生地の冷凍(保
管)、解凍、冷蔵(熟成)、発酵等を行うパン生地処理
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパン生地処理機は、断熱
性の収納庫内に上下複数段のパン生地載置用の棚を備
え、冷凍回路や電気ヒータ等によって冷却または加熱さ
れたパン生地処理用の空気を収納庫内に供給することに
より、パン生地を冷凍(保管)、解凍、冷蔵(熟成)、
発酵等を行うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記パ
ン生地処理機では、収納庫内に吹出された空気が各棚の
間を通ってパン生地に直接送風されるため、パン生地の
表面が乾燥し易いという問題点があった。また、パン生
地に直接空気を送らないタイプとして、棚の周囲に設け
たダクトに空気を通し、このダクトを介して庫内を間接
的に冷却または加熱するものもあるが、この場合は庫内
が設定温度になるまでに長時間を要し、パン生地の処理
に支障を来すという欠点があった。
【0004】本考案は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、収納庫内に処理用空
気を直接供給する場合でもパン生地の表面を乾燥させる
ことのないパン生地処理機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、収納庫内に上下複数段のパン生地載置用の
棚を備え、該収納庫内にパン生地処理用の空気を供給す
るパン生地処理機において、前記処理用空気の吐出口を
収納庫内の上部に配置するとともに、該吐出口と前記棚
との間には吐出口から吹出された空気を各棚の両側方に
導く仕切板を設けている。
【0006】
【作用】本考案のパン生地処理機によれば、吐出口から
吹出された空気が仕切板によって各棚の両側方に導かれ
ることから、各棚のパン生地に直接風が当たることはな
い。
【0007】
【実施例】図1及び図2は本考案の一実施例を示すもの
で、図1(a) はパン生地処理機の側面断面図、図1(b)
はその正面断面図である。図中、1は収納庫、2は圧縮
機、3は蒸発器、4は凝縮器、5は凝縮器用送風機、6
は加湿器、7は電気ヒ−タである。
【0008】収納庫1は断熱壁によって形成され、その
上面には圧縮機2、凝縮器4、凝縮器用送風機5及び加
湿器6等の機器が設置されている。また、収納庫1の前
面には開閉扉8が取付けられ、その内部には上下複数段
のパン生地載置用の棚9が設けられている。収納庫1内
の上部及び左右両側部には通風路10,11が形成さ
れ、上部通風路10内には加湿器5の蒸気給送パイプ6
aが臨んでいる。上部通風路10の中央には空気吐出口
10aが設けられ、空気吐出口10aには送風機12が
収納庫1内に臨んで取付けられている。また、各側部通
風路11の下端にはそれぞれ空気吸入口11aが設けら
れ、一方の側部通風路11内には蒸発器3及び電気ヒ−
タ7が配置されている。更に、再上位の棚9と送風機1
2との間には、収納庫1内の前面及び背面との間に隙間
を有する仕切板13が設けられている。
【0009】このパン生地処理機では、図2に示すよう
に所定形状に成型されたパン生地Aを各棚3に配置し、
以下に述べる冷凍モ−ド運転、冷蔵モ−ド運転及び発酵
モ−ド運転を行う。また、これら各モ−ド運転は図示し
ないマイクロコンピュ−タ等によって順次自動的に切換
わるようになっている。
【0010】まず、冷凍モ−ド運転では冷凍回路を作動
して収納庫1内を−18℃程度に冷却し、パン生地を所
定時間だけ冷凍保管する。
【0011】次に、冷蔵モ−ド運転では冷凍回路の作動
を継続するとともに、電気ヒ−タ7を作動して収納庫1
内の温度を10〜15℃程度まで上昇させ、パン生地の
解凍及び熟成を行なう。
【0012】続いて、発酵モ−ド運転では、冷凍回路の
運転を停止するとともに、電気ヒ−タ12及び加湿器6
を作動し、収納庫1内に高温(25〜40℃程度)及び
高湿度の空気を供給してパン生地の発酵を行う。
【0013】また、前記各運転において、上部通風路1
0の空気吐出口10aから吹出された空気は仕切板13
によって収納庫1の前後に案内され、仕切板13と収納
庫1の内面との隙間から収納庫1内の各棚9側へ供給さ
れる。これにより、収納庫1内に供給された空気が各棚
9の両側に導かれ、各棚9のパン生地に直接風が当たる
ことなく収納庫1内が温度調整される。そして、収納庫
1内の下部に達した空気は各側部通風路11の空気吸入
口11aに吸入され、各側部通風路11内を通って再び
上部通風路10に戻る。その際、一方の側部通風路11
内を流通する空気が蒸発器3及び電気ヒ−タ7によって
冷却または加熱される。
【0014】このように、本実施例のパン生地処理機に
よれば、収納庫1内の上部に空気吐出口10aを配置す
るとともに、空気吐出口10aと各棚9との間には空気
吐出口10aから吹出された空気を各棚9の両側に導く
仕切板13を設け、各棚9のパン生地に直接風が当たら
ないようにしたので、パン生地表面の乾燥を確実に防止
することができる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のパン生地
処理機によれば、各棚のパン生地に直接風が当たること
がないので、パン生地表面の乾燥を確実に防止すること
ができ、常に良質なパンを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すパン生地処理機の断面
【図2】パン生地の斜視図
【符号の説明】
1…収納庫、9…棚、10a…空気吐出口、13…仕切
板、A…パン生地。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫内に上下複数段のパン生地載置用
    の棚を備え、該収納庫内にパン生地処理用の空気を供給
    するパン生地処理機において、 前記処理用空気の吐出口を収納庫内の上部に配置すると
    ともに、 該吐出口と前記棚との間には吐出口から吹出された空気
    を各棚の両側方に導く仕切板を設けたことを特徴とする
    パン生地処理機。
JP3934192U 1992-06-09 1992-06-09 パン生地処理機 Expired - Fee Related JP2562188Y2 (ja)

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