JP2562101Y2 - フィルタ - Google Patents
フィルタInfo
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- JP2562101Y2 JP2562101Y2 JP1278492U JP1278492U JP2562101Y2 JP 2562101 Y2 JP2562101 Y2 JP 2562101Y2 JP 1278492 U JP1278492 U JP 1278492U JP 1278492 U JP1278492 U JP 1278492U JP 2562101 Y2 JP2562101 Y2 JP 2562101Y2
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- JP
- Japan
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- passage
- filter
- valve
- hole
- frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、枠体に形成される複数
の窓に網状部材が設けられて成るとともに、絞り通路に
対向して液体通路に配設されるフィルタに関する。
の窓に網状部材が設けられて成るとともに、絞り通路に
対向して液体通路に配設されるフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7で示すように、従来、か
かるフィルタ46′は、絞り通路36′を途中に有する
液体通路35′に該絞り通路36′に対向するようにし
て配設されるものであり、枠体52′に形成される複数
の窓53に網状部材51が設けられている。
かるフィルタ46′は、絞り通路36′を途中に有する
液体通路35′に該絞り通路36′に対向するようにし
て配設されるものであり、枠体52′に形成される複数
の窓53に網状部材51が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
絞り通路36′からフィルタ46′側に向けて高圧で流
通する液体が、各窓53の網状部材51に直接衝突する
ことになり、網状部材51が比較的大きな衝突エネルギ
を受けることになり、網状部材51の耐久性に問題があ
った。
絞り通路36′からフィルタ46′側に向けて高圧で流
通する液体が、各窓53の網状部材51に直接衝突する
ことになり、網状部材51が比較的大きな衝突エネルギ
を受けることになり、網状部材51の耐久性に問題があ
った。
【0004】本考案は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、網状部材への絞り通路からの液体の直接の衝
突を回避して耐久性を向上させるようにしたフィルタを
提供することを目的とする。
のであり、網状部材への絞り通路からの液体の直接の衝
突を回避して耐久性を向上させるようにしたフィルタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案によれば、枠体には、絞り通路からの液流を
衝突させる座面を先端に備える突部が窓の一部を覆うと
ともに絞り通路に対向して突設される。
に、本考案によれば、枠体には、絞り通路からの液流を
衝突させる座面を先端に備える突部が窓の一部を覆うと
ともに絞り通路に対向して突設される。
【0006】
【実施例】以下、図面により本考案をソレノイド弁のフ
ィルタに適用したときの実施例について説明する。
ィルタに適用したときの実施例について説明する。
【0007】図1ないし図3は本考案の第1実施例を示
すものであり、図1はソレノイド弁の縦断面図、図2は
フィルタの平面図、図3は図2の3−3線断面図であ
る。
すものであり、図1はソレノイド弁の縦断面図、図2は
フィルタの平面図、図3は図2の3−3線断面図であ
る。
【0008】先ず図1において、このソレノイド弁は、
たとえば入口通路10おはび出口通路11間のブレーキ
液の流通・遮断を切換可能な常開型ソレノイド弁であ
り、そのケーシング1は、磁性金属から成るケース部材
2と、蓋部材4とを相互に結合して構成される。ケース
部材2は、基本的に円筒状であるケース主部5と、該ケ
ース主部5の一端外周に同軸に連なる円筒部6とを備
え、円筒部6の端部には段部8を介して薄肉部9が設け
られる。而して段部8に蓋部材4の外周縁部を当接させ
た状態で該外周縁部を覆うように薄肉部9をかしめるこ
とによりケース部材2および蓋部材4が結合され、それ
によりケーシング1が構成されることになる。
たとえば入口通路10おはび出口通路11間のブレーキ
液の流通・遮断を切換可能な常開型ソレノイド弁であ
り、そのケーシング1は、磁性金属から成るケース部材
2と、蓋部材4とを相互に結合して構成される。ケース
部材2は、基本的に円筒状であるケース主部5と、該ケ
ース主部5の一端外周に同軸に連なる円筒部6とを備
え、円筒部6の端部には段部8を介して薄肉部9が設け
られる。而して段部8に蓋部材4の外周縁部を当接させ
た状態で該外周縁部を覆うように薄肉部9をかしめるこ
とによりケース部材2および蓋部材4が結合され、それ
によりケーシング1が構成されることになる。
【0009】ケーシング1は、入口通路10および出口
通路11を有する通路ブロック12に固定される。すな
わち通路ブロック12には、外方側の大径嵌合孔13
と、内方側の小径嵌合孔14とが段部15を介在させて
同軸に設けられており、ケーシング1のケース部材2
が、その中間部外面に設けられる段部16を段部15に
当接させるようにして大径嵌合孔13および小径嵌合孔
14に嵌合される。また通路ブロック12の外面に対応
する部分でケース部材2の外周面には係止段部17が設
けられており、該係止段部17に係合する押さえ板18
がねじ部材19で通路ブロック12に固着されることに
よりケーシング1が通路ブロック12に固定されること
になる。而してケース部材2の外面と、大径嵌合孔13
の内面および段部15との間には環状室20が形成さ
れ、入口通路10は該環状室20に通じるようにして通
路ブロック12に穿設される。さらに出口通路11は小
径嵌合孔14に同軸に連なるようにして通路ブロック1
2に穿設される。しかも環状室20の両側をシールすべ
く、大径嵌合孔13内面に接触するシール部材21と、
小径嵌合孔14内面に接触するシール部材22とがケー
ス部材2の外面に嵌着される。
通路11を有する通路ブロック12に固定される。すな
わち通路ブロック12には、外方側の大径嵌合孔13
と、内方側の小径嵌合孔14とが段部15を介在させて
同軸に設けられており、ケーシング1のケース部材2
が、その中間部外面に設けられる段部16を段部15に
当接させるようにして大径嵌合孔13および小径嵌合孔
14に嵌合される。また通路ブロック12の外面に対応
する部分でケース部材2の外周面には係止段部17が設
けられており、該係止段部17に係合する押さえ板18
がねじ部材19で通路ブロック12に固着されることに
よりケーシング1が通路ブロック12に固定されること
になる。而してケース部材2の外面と、大径嵌合孔13
の内面および段部15との間には環状室20が形成さ
れ、入口通路10は該環状室20に通じるようにして通
路ブロック12に穿設される。さらに出口通路11は小
径嵌合孔14に同軸に連なるようにして通路ブロック1
2に穿設される。しかも環状室20の両側をシールすべ
く、大径嵌合孔13内面に接触するシール部材21と、
小径嵌合孔14内面に接触するシール部材22とがケー
ス部材2の外面に嵌着される。
【0010】ケース部材2のケース主部5と、蓋部材4
との間には、ケース主部5側から順に、ボビン24に巻
装されて円筒状に構成されたコイル25と、磁性金属に
よりリング状に形成される継鉄部材26とが円筒部6で
囲繞されるようにして挟持される。すなわちコイル25
の軸方向両側にはケース主部5および継鉄部材26が配
置され、コイル25は円筒部6で囲繞されることにな
る。
との間には、ケース主部5側から順に、ボビン24に巻
装されて円筒状に構成されたコイル25と、磁性金属に
よりリング状に形成される継鉄部材26とが円筒部6で
囲繞されるようにして挟持される。すなわちコイル25
の軸方向両側にはケース主部5および継鉄部材26が配
置され、コイル25は円筒部6で囲繞されることにな
る。
【0011】ケース主部5および継鉄部材26は、円筒
部6と同軸にしてコイル25の内方に配置される連結筒
体27を介して連結されるものであり、この連結筒体2
7は、非磁性材料から成るとともにケース主部5の中央
部に一端を連結させる非磁性筒体28と、磁性材料によ
り非磁性筒体28と同一内、外径の円筒状に形成される
とともに蓋部材4および継鉄部材26に嵌合される磁性
筒体29とが同軸に結合されて成るものである。
部6と同軸にしてコイル25の内方に配置される連結筒
体27を介して連結されるものであり、この連結筒体2
7は、非磁性材料から成るとともにケース主部5の中央
部に一端を連結させる非磁性筒体28と、磁性材料によ
り非磁性筒体28と同一内、外径の円筒状に形成される
とともに蓋部材4および継鉄部材26に嵌合される磁性
筒体29とが同軸に結合されて成るものである。
【0012】磁性金属から成る固定コア30が、その一
部を非磁性筒体28に嵌合するようにしてケース主部5
の中央部に圧入されており、磁性筒体29の端部には非
磁性材料から成るストッパ31が嵌合され、該ストッパ
31の外面には磁性筒体29の内面に接触するシール部
材32が嵌着される。而して固定コア30およびストッ
パ31間で連結筒体27内には磁性金属から成る可動コ
ア33が収納されており、この可動コア33および固定
コア30間には、可動コア33を固定コア30から離反
させる方向の弾発力を発揮するばね34が介装される。
また可動コア33およびストッパ31間にはスペーサ3
5が介装される。
部を非磁性筒体28に嵌合するようにしてケース主部5
の中央部に圧入されており、磁性筒体29の端部には非
磁性材料から成るストッパ31が嵌合され、該ストッパ
31の外面には磁性筒体29の内面に接触するシール部
材32が嵌着される。而して固定コア30およびストッ
パ31間で連結筒体27内には磁性金属から成る可動コ
ア33が収納されており、この可動コア33および固定
コア30間には、可動コア33を固定コア30から離反
させる方向の弾発力を発揮するばね34が介装される。
また可動コア33およびストッパ31間にはスペーサ3
5が介装される。
【0013】ケース主部5には、絞り通路となる弁孔3
6を有する弁座部材37が圧入、固着されるとともに、
弁座部材37との間に弁室38を形成するリング状の軸
受部材39が圧入、固着される。可動コア33の中央部
には、弁軸40が貫通、固定されており、該弁軸40の
一端部は固定コア30を移動自在に貫通するとともに軸
受部材39で軸方向移動を案内されるようにして弁室3
8内に突入され、該弁軸40の一端に弁座部材37に着
座して弁孔36を閉鎖可能な球状の弁体41が固着され
る。また弁軸40の他端部はストッパ31に軸方向移動
可能に嵌合される。
6を有する弁座部材37が圧入、固着されるとともに、
弁座部材37との間に弁室38を形成するリング状の軸
受部材39が圧入、固着される。可動コア33の中央部
には、弁軸40が貫通、固定されており、該弁軸40の
一端部は固定コア30を移動自在に貫通するとともに軸
受部材39で軸方向移動を案内されるようにして弁室3
8内に突入され、該弁軸40の一端に弁座部材37に着
座して弁孔36を閉鎖可能な球状の弁体41が固着され
る。また弁軸40の他端部はストッパ31に軸方向移動
可能に嵌合される。
【0014】環状室20に対応してケース主部5の外周
面には環状溝42が設けられ、該環状溝42を弁室38
に連通させる連通路43がケース主部5に穿設される。
しかも環状溝42を覆うようにして円筒状のフィルタ4
4がケース主部5の外周に嵌挿されており、入口通路1
0から環状室20に流入したブレーキ液はフィルタ44
で濾過されて弁室38内に導かれることになる。
面には環状溝42が設けられ、該環状溝42を弁室38
に連通させる連通路43がケース主部5に穿設される。
しかも環状溝42を覆うようにして円筒状のフィルタ4
4がケース主部5の外周に嵌挿されており、入口通路1
0から環状室20に流入したブレーキ液はフィルタ44
で濾過されて弁室38内に導かれることになる。
【0015】ところで、ケーシング1を通路ブロック1
2に固定した状態で、ケース部材2に固定されている弁
座部材37から入口通路11に至るまでの間には液体通
路45が形成されるものであり、この液体通路45に
は、ケーシング1を通路ブロック12に取付ける前にケ
ーシング1内に塵埃等が侵入するのを防止すべく本考案
に従って構成されるフィルタ461 が絞り通路となる弁
孔36に対向して配設される。すなわち、出口通路11
側でケース主部5の端部には、弁座部材37側の小径孔
47と、出口通路11側に開口した大径孔48とが、相
互間に段部49を介在させて弁孔36と同軸に設けられ
ており、フィルタ461 は段部49に当接するまで大径
孔48に嵌合され、大径孔48の開口端縁がかしめ部5
0としてフィルタ461 にかしめられる。
2に固定した状態で、ケース部材2に固定されている弁
座部材37から入口通路11に至るまでの間には液体通
路45が形成されるものであり、この液体通路45に
は、ケーシング1を通路ブロック12に取付ける前にケ
ーシング1内に塵埃等が侵入するのを防止すべく本考案
に従って構成されるフィルタ461 が絞り通路となる弁
孔36に対向して配設される。すなわち、出口通路11
側でケース主部5の端部には、弁座部材37側の小径孔
47と、出口通路11側に開口した大径孔48とが、相
互間に段部49を介在させて弁孔36と同軸に設けられ
ており、フィルタ461 は段部49に当接するまで大径
孔48に嵌合され、大径孔48の開口端縁がかしめ部5
0としてフィルタ461 にかしめられる。
【0016】図2および図3を併せて参照して、フィル
タ461 は、合成樹脂等から成る網状部材51を挟んで
一対の合成樹脂片を相互に溶着させて形成されるもので
あり、両合成樹脂片で形成される枠体521 に形成され
る複数たとえば3つの窓53に網状部材51が設けられ
て成るものである。
タ461 は、合成樹脂等から成る網状部材51を挟んで
一対の合成樹脂片を相互に溶着させて形成されるもので
あり、両合成樹脂片で形成される枠体521 に形成され
る複数たとえば3つの窓53に網状部材51が設けられ
て成るものである。
【0017】枠体521 は、前記ケース部材2の大径孔
48に嵌合し得る円形に形成される外枠部54と、該外
枠部54の周方向に等間隔をあけた複数個所たとえば3
個所から半径方向内方にそれぞれ延設されるとともに内
端が相互に連結される複数の腕部55とを備え、各腕部
55および外枠部54間に窓53がそれぞれ形成され
る。しかも枠体521 において、各腕部55の連結部す
なわち中心部からは、各窓53の一部を覆う突部561
が弁孔36側に向けて突設されており、該突部561 の
先端には、弁孔36からの液流を衝突させるべく弁孔3
6側を大径としたテーパ状の座面571 が形成される。
48に嵌合し得る円形に形成される外枠部54と、該外
枠部54の周方向に等間隔をあけた複数個所たとえば3
個所から半径方向内方にそれぞれ延設されるとともに内
端が相互に連結される複数の腕部55とを備え、各腕部
55および外枠部54間に窓53がそれぞれ形成され
る。しかも枠体521 において、各腕部55の連結部す
なわち中心部からは、各窓53の一部を覆う突部561
が弁孔36側に向けて突設されており、該突部561 の
先端には、弁孔36からの液流を衝突させるべく弁孔3
6側を大径としたテーパ状の座面571 が形成される。
【0018】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、コイル25を消磁している状態では、可動コア3
3が固定コア30から離反した位置にあり、したがって
弁体41は弁座部材37から離反して弁孔36を開放し
た開弁状態にある。この開弁状態では、入口通路10か
ら環状室20、フィルタ44、環状溝42および連通路
43を経て弁室38内に流入したブレーキ液が、弁孔3
6からフィルタ461側に向けて高圧で流出する。しか
るに、フィルタ461 の枠体522 には、弁孔36に対
向する座面571 を弁孔36に対向させた突部561 が
突設されており、弁孔36からの液流は該座面571 に
衝突して四方に分散された後、各窓53の網状部材51
を流通して出口通路11側に流れることになる。したが
って網状部材51に弁孔36からの液流が直接衝突する
ことが回避され、網状部材51が大きな衝突エネルギを
受けることがないので、網状部材51の耐久性を向上す
ることができる。しかも突部561 は窓53の一部を覆
うようにして枠体521 に突設されるものであり、窓5
3の開口面積を減少させる必要がないので、フィルタ4
61 での流通抵抗増加を防止することができる。
ると、コイル25を消磁している状態では、可動コア3
3が固定コア30から離反した位置にあり、したがって
弁体41は弁座部材37から離反して弁孔36を開放し
た開弁状態にある。この開弁状態では、入口通路10か
ら環状室20、フィルタ44、環状溝42および連通路
43を経て弁室38内に流入したブレーキ液が、弁孔3
6からフィルタ461側に向けて高圧で流出する。しか
るに、フィルタ461 の枠体522 には、弁孔36に対
向する座面571 を弁孔36に対向させた突部561 が
突設されており、弁孔36からの液流は該座面571 に
衝突して四方に分散された後、各窓53の網状部材51
を流通して出口通路11側に流れることになる。したが
って網状部材51に弁孔36からの液流が直接衝突する
ことが回避され、網状部材51が大きな衝突エネルギを
受けることがないので、網状部材51の耐久性を向上す
ることができる。しかも突部561 は窓53の一部を覆
うようにして枠体521 に突設されるものであり、窓5
3の開口面積を減少させる必要がないので、フィルタ4
61 での流通抵抗増加を防止することができる。
【0019】図4は本考案の第2実施例を示すものであ
り、フィルタ462 の枠体522 には弁孔36(図1参
照)に対向する平坦な座面572 を先端に有する突部5
62がまぎ53の一部を覆うようにして突設される。
り、フィルタ462 の枠体522 には弁孔36(図1参
照)に対向する平坦な座面572 を先端に有する突部5
62がまぎ53の一部を覆うようにして突設される。
【0020】この第2実施例によっても、窓53の開口
面積を減少させることなく、網状部材51に液流が直接
衝突することを回避して網状部材51の耐久性を向上す
ることができる。
面積を減少させることなく、網状部材51に液流が直接
衝突することを回避して網状部材51の耐久性を向上す
ることができる。
【0021】さらに図5で示す第3実施例のように、弁
孔36(図1参照)側に向けて小径となるテーパ状の座
面573 を先端に有する突部562 が窓53の一部を覆
うようにしてフィルタ463 の枠体523 に突設されて
いてもよい。
孔36(図1参照)側に向けて小径となるテーパ状の座
面573 を先端に有する突部562 が窓53の一部を覆
うようにしてフィルタ463 の枠体523 に突設されて
いてもよい。
【0022】上記実施例では、ソレノイド弁の弁孔36
に対向して配置されるフィルタについて説明したが、本
考案は、絞り通路に対向して配置されるフィルタに関連
して広く実施可能である。
に対向して配置されるフィルタについて説明したが、本
考案は、絞り通路に対向して配置されるフィルタに関連
して広く実施可能である。
【0023】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、枠体に
は、絞り通路からの液流を衝突させる座面を先端に備え
る突部が窓の一部を覆うとともに絞り通路に対向して突
設されるので、窓の開口面積を充分に確保した上で、絞
り通路からの液流が網状部材に直接衝突することを回避
して網状部材の耐久性向上に寄与することができる。
は、絞り通路からの液流を衝突させる座面を先端に備え
る突部が窓の一部を覆うとともに絞り通路に対向して突
設されるので、窓の開口面積を充分に確保した上で、絞
り通路からの液流が網状部材に直接衝突することを回避
して網状部材の耐久性向上に寄与することができる。
【図1】第1実施例のソレノイド弁の縦断面図である。
【図2】フィルタの平面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】第2実施例の図3に対応する断面図である。
【図5】第3実施例の図3に対応する断面図である。
【図6】従来のフィルタの縦断面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
35・・・・・・・・・・・・液体通路 36・・・・・・・・・・・・絞り通路としての弁孔 461 ,462 ,463 ・・・フィルタ 51・・・・・・・・・・・・網状部材 521 ,522 ,523 ・・・枠体 53・・・・・・・・・・・・窓 561 ,562 ,563 ・・・突部 571 ,572 ,573 ・・・座面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 35/02 A
Claims (1)
- 【請求項1】 枠体(521 ,522 ,523 )に形成
される複数の窓(53)に網状部材(51)が設けられ
て成るとともに、絞り通路(36)に対向して液体通路
(35)に配設されるフィルタにおいて、枠体(5
21 ,522 ,533 )には、絞り通路(36)からの
液流を衝突させる座面(571 ,572 ,573 )を先
端に備える突部(561 ,562 ,563 )が窓(5
3)の一部を覆うとともに絞り通路(36)に対向して
突設されることを特徴とするフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1278492U JP2562101Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1278492U JP2562101Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574605U JPH0574605U (ja) | 1993-10-12 |
JP2562101Y2 true JP2562101Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=11815029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1278492U Expired - Fee Related JP2562101Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562101Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3334775B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2002-10-15 | 日本電産トーソク株式会社 | 電磁弁のフィルター取付構造 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP1278492U patent/JP2562101Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574605U (ja) | 1993-10-12 |
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