JP2561427Y2 - リーチ式リフトトラックのロードホイール駆動装置 - Google Patents

リーチ式リフトトラックのロードホイール駆動装置

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JP2561427Y2
JP2561427Y2 JP7360192U JP7360192U JP2561427Y2 JP 2561427 Y2 JP2561427 Y2 JP 2561427Y2 JP 7360192 U JP7360192 U JP 7360192U JP 7360192 U JP7360192 U JP 7360192U JP 2561427 Y2 JP2561427 Y2 JP 2561427Y2
Authority
JP
Japan
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reach
road wheel
lift truck
type lift
wheel drive
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Application number
JP7360192U
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JPH0632498U (ja
Inventor
耕治 織田
実 岡田
Original Assignee
日本輸送機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、簡単な機構でもって凍
結した走行路面や冷凍倉庫内の氷面上を走行し、スリッ
プ状態になっても容易に脱出を可能にしたリーチ式リフ
トトラックのロードホイール駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリーチ式リフトトラックのロード
ホイール駆動装置は、リーチ式リフトトラックの車体前
方に突出した一対のストラドルアームにロードホイール
が電磁クラッチを介して油圧回転駆動源、より具体的に
はオイルモータあるいはギャードモータに連結し、ロー
ドホイールには該ロードホイールの回転数を検知するエ
ンコーダを備え、該エンコーダの回転数検知信号がロー
ドホイールの増速により所定の回転数信号より比較し大
となると、走行速度の増大により油圧回転駆動源が抵抗
となるため、電磁クラッチを切離しロードホイール単独
で走行させる構成としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術は、上述の
ように、リーチ式リフトトラックの車体前方に突出した
一対のストラドルアームにロードホイールが電磁クラッ
チを介して油圧回転駆動源、より具体的にはオイルモー
タあるいはギャードモータに連結し、ロードホイールに
は該ロードホイールの回転数を検知するエンコーダを備
え、該エンコーダの回転数検知信号がロードホイールの
増速により所定の回転数信号より比較し大となると、電
磁クラッチを切離しロードホイール単独で走行させる構
成であるので、エンコーダ、および該エンコーダからの
回転数検知を受け、所定の回転数信号より大きいか否か
を判断させ、電磁クラッチを作動させる制御信号を出力
する制御回路を設けなければならず、かつ狭くて走行面
に近接している位置に配線をしなければならず、ノイズ
による誤った制御信号を発する危険性および機構が複雑
で組立作業も煩わしくなるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、リーチ式リフ
トトラックの車体前方に突出した一対のストラドルアー
ムにロードホイールがワンウエイクラッチを介して油圧
回転駆動源に連結する構成として、上述の課題を解決し
たものである。
【0005】
【実施例】本考案装置の1実施例をリーチ式フオークリ
フトに使用した場合について説明すると、図1はリーチ
式フオークリフトの平面図で、リーチ式フオークリフト
1は車体2の前方に突出したストラドルアーム3を一対
固定し、かつ該車体2の前方に立設し、該ストラドルア
ーム3にそって前後動するマスト4を配置し、該マスト
4にはフオーク5が上下動可能に設けられている。
【0006】車体2の下部にはドライブホイール7が旋
回可能に取付けられ、車体2の前方で、かつ一対を固定
したストラドルアーム3にはロードホイール6が取付け
られるとともに、該ロードホイール6にはワンウエイク
ラッチ9を介して油圧回転駆動源8を連結している。
【0007】図2はワンウエイクラッチ9の構造を明確
にするための断面図、図3はワンウエイクラッチ9の構
造を明確にするための平面図で、円筒容器状の従動節1
4を固定した軸16に原動盤11と第1歯車13とが一
体となって軽く回転できるように嵌入されている。
【0008】上記原動盤11の周辺はゆるい傾斜面のつ
いたみぞ15が数個形成され、該みぞ15の中に1個ず
つ鋼球12がはめた構成となっており、したがって、原
動盤11の矢印A方向の回転に対し、鋼球12は傾斜面
上をすきまの小さい方向に転動するため、鋼球12は傾
斜面と従動節14の円筒内面との間にしめつけられて、
従動節14は矢印B方向に原動盤11と一緒に回転し、
軸16と一緒に回転し、図示にはしていないがロードホ
イール6が回転される。
【0009】原動盤11の回転が従動節14の回転より
も遅くなった場合、原動盤11が止まった場合および矢
印の反対方向に回転する場合には、鋼球12はみぞ15
のなかですきまの大きい方向に移動するため、従動節1
4の回転は自由となり、原動盤11の回転には全く束縛
されず、従ってロードホイール6は自由に回転する。
【0010】上記第1歯車13は油圧回転駆動源8に固
定した第2歯車17と噛み合い、該油圧回転駆動源8か
らの回転力が上記第1歯車13に機械的に伝達され、こ
の回転方向が矢印A方向であれば、軸16に固着された
ロードホイール6が回転し、車体2は走行し始める。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述のように、油圧回転駆動
源がワンウエイクラッチを介してロードホイールに連結
されているため、高速走行時にロードホイールが負荷と
なるのを防止でき、しかも、構造が簡単となる。又、配
線によるノイズにより誤った制御信号を発する危険性を
除去でき、凍結した走行路面や冷凍倉庫内の氷面上を走
行し、スリップ状態になっても容易に脱出でき、安全
上、信頼性の向上の面からも大きな実用的効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のリーチ式フオークリフトの側面図であ
る。
【図2】本考案に使用のワンウエイクラッチの構造を明
確にするための断面図である。
【図3】本考案に使用のワンウエイクラッチの構造を明
確にするための平面図である。
【図4】本考案の連結構造図を示す平面図である。
【符号の説明】
1 リーチ式フオークリフト 2 車体 3 ストラドルアーム 4 マスト 5 フオーク 6 ロードホイール 7 ドライブホイール 8 油圧回転駆動源 9 ワンウエイクラッチ 11 原動盤 12 鋼球 13 第1歯車 14 従動節 15 みぞ 16 軸 17 第2歯車

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーチ式リフトトラックの車体前方に突
    出した一対のストラドルアームにロードホイールがワン
    ウエイクラッチを介して油圧回転駆動源に連結してなる
    リーチ式リフトトラックのロードホイール駆動装置。
JP7360192U 1992-09-28 1992-09-28 リーチ式リフトトラックのロードホイール駆動装置 Expired - Lifetime JP2561427Y2 (ja)

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JPH0632498U JPH0632498U (ja) 1994-04-28
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