JP2561022Y2 - 隅角用壁パネル - Google Patents
隅角用壁パネルInfo
- Publication number
- JP2561022Y2 JP2561022Y2 JP7786092U JP7786092U JP2561022Y2 JP 2561022 Y2 JP2561022 Y2 JP 2561022Y2 JP 7786092 U JP7786092 U JP 7786092U JP 7786092 U JP7786092 U JP 7786092U JP 2561022 Y2 JP2561022 Y2 JP 2561022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bent
- piece
- main body
- panel
- plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はパネル工法で構築する建
築物において、その外壁の隅角部に用いる隅角用壁パネ
ルを簡易に製造することを目的とする。
築物において、その外壁の隅角部に用いる隅角用壁パネ
ルを簡易に製造することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】建物外壁の隅角部に用いる壁パネルは図
3に示すように隅角用の竪枠をアングル材にCチャンを
溶着してYチャンネル形Aに、これと対向する他方の竪
枠をCチャンBで、それぞれ所要長さに形成し、この対
向する両竪枠A,B間上下端部にCチャン製の上枠C、
及び下枠Dを架設し、各突合交点を生産ラインで溶着し
て壁パネル本体の枠組みを構成している。
3に示すように隅角用の竪枠をアングル材にCチャンを
溶着してYチャンネル形Aに、これと対向する他方の竪
枠をCチャンBで、それぞれ所要長さに形成し、この対
向する両竪枠A,B間上下端部にCチャン製の上枠C、
及び下枠Dを架設し、各突合交点を生産ラインで溶着し
て壁パネル本体の枠組みを構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の隅角用壁パネル
の枠組みには多くの部品を要し、かつ各部品の溶着箇所
も多く、生産性が悪いと共に、精度も悪いものである。
の枠組みには多くの部品を要し、かつ各部品の溶着箇所
も多く、生産性が悪いと共に、精度も悪いものである。
【0004】本考案は部品数を少なくし、かつ生産性と
精度の向上を図ることを目的とする。
精度の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するためになしたもので、パネル枠本体と、この上下端
面に当接溶着する平板状の上板及び下板とにて構成され
ると共に、パネル枠本体を所要の大きさを有する本体片
の一端縁にこれを折り曲げて折曲片を、他端縁を折り返
して二重突片とし、この二重突片の内側端を折り曲げて
折曲片とし、この対向する両折曲片間に前記上板・下板
を当接溶着して一体に形成してなることを要旨とする。
するためになしたもので、パネル枠本体と、この上下端
面に当接溶着する平板状の上板及び下板とにて構成され
ると共に、パネル枠本体を所要の大きさを有する本体片
の一端縁にこれを折り曲げて折曲片を、他端縁を折り返
して二重突片とし、この二重突片の内側端を折り曲げて
折曲片とし、この対向する両折曲片間に前記上板・下板
を当接溶着して一体に形成してなることを要旨とする。
【0006】
【作 用】一枚の金属板をもって構成する壁パネルの大
きさに応じて、対向する両端部を折り曲げて、折曲片を
互いに対設し、一方の折曲片を二重に折り返した端縁よ
り少し内方になるようにして隅角突出片を一体にしてパ
ネル枠本体を構成し、この上下両端面に折曲片間を連繁
する如くして上板と下板とを当てがい、溶着して一体と
する。これにより部品数及び溶着箇所の削減を計り、精
度が向上する。
きさに応じて、対向する両端部を折り曲げて、折曲片を
互いに対設し、一方の折曲片を二重に折り返した端縁よ
り少し内方になるようにして隅角突出片を一体にしてパ
ネル枠本体を構成し、この上下両端面に折曲片間を連繁
する如くして上板と下板とを当てがい、溶着して一体と
する。これにより部品数及び溶着箇所の削減を計り、精
度が向上する。
【0007】
【実施例】以下本考案隅角用壁パネルを図示の実施例に
もとづいて説明する。図において1はパネル枠本体で、
これは所要の強度と板厚・大きさを有する金属板をもっ
てプレス等にてYチャンネル形に屈曲形成する。このパ
ネル枠本体1は所要の長さを有する本体片11の一端縁
を、ほぼ90度に折り曲げて折曲片12を連設し、この
折曲片12の幅を壁パネルの厚さとなるように適当に定
めると共に、この折曲片12と対向する他端縁を内側に
折り返して二重突片13とし、この二重突片13の内側
形端部を、前記折曲片12と対向するようにして折り曲
げて折曲片14とする。この折曲片12,14は互いに
同じ大きさ・形状で対向する。
もとづいて説明する。図において1はパネル枠本体で、
これは所要の強度と板厚・大きさを有する金属板をもっ
てプレス等にてYチャンネル形に屈曲形成する。このパ
ネル枠本体1は所要の長さを有する本体片11の一端縁
を、ほぼ90度に折り曲げて折曲片12を連設し、この
折曲片12の幅を壁パネルの厚さとなるように適当に定
めると共に、この折曲片12と対向する他端縁を内側に
折り返して二重突片13とし、この二重突片13の内側
形端部を、前記折曲片12と対向するようにして折り曲
げて折曲片14とする。この折曲片12,14は互いに
同じ大きさ・形状で対向する。
【0008】2は上板で、これは平板状で、対向する折
曲片12,14の端面と、この折曲片間の本体片11の
端面にて構成される偏平なコ字形をしたパネル枠本体1
の端面に当接され、溶着して一体とされる。3は同様に
してパネル枠の本体片下端面に当接溶着される下板で、
この上板2と下板3とは同じ形状をしている。
曲片12,14の端面と、この折曲片間の本体片11の
端面にて構成される偏平なコ字形をしたパネル枠本体1
の端面に当接され、溶着して一体とされる。3は同様に
してパネル枠の本体片下端面に当接溶着される下板で、
この上板2と下板3とは同じ形状をしている。
【0009】パネル枠本体1と上板2、下板3を互いに
溶着して構成されるパネル枠の本体形状は薄い箱形状と
し、本体片11の四周を囲むように配設される折曲片1
2,14、上板2、下板3にて壁パネルとしての所要厚
さと強度を有するようになす。
溶着して構成されるパネル枠の本体形状は薄い箱形状と
し、本体片11の四周を囲むように配設される折曲片1
2,14、上板2、下板3にて壁パネルとしての所要厚
さと強度を有するようになす。
【0010】また折曲片14より外側方に突出される二
重突片13の突出量は外壁パネルを建物の隅角部で互い
に突き合わせる場合、隣接パネル間が互いに干渉しない
ようにして適当に定める。さらに建物の隅角部に柱(図
示せず)を配設する場合、この柱の二外側面に二重突片
13が沿うように、すなわち互いに直角方向に突き合わ
される2枚のパネル枠本体1,1の二重突片13,13
にて構成される空間に柱を配設するようにして、その突
出量が定められる。
重突片13の突出量は外壁パネルを建物の隅角部で互い
に突き合わせる場合、隣接パネル間が互いに干渉しない
ようにして適当に定める。さらに建物の隅角部に柱(図
示せず)を配設する場合、この柱の二外側面に二重突片
13が沿うように、すなわち互いに直角方向に突き合わ
される2枚のパネル枠本体1,1の二重突片13,13
にて構成される空間に柱を配設するようにして、その突
出量が定められる。
【0011】
【考案の効果】本考案隅角用壁パネルはパネル枠本体
と、この上下端面に当接溶着する平板状の上板及び下板
とにて構成されると共に、パネル枠本体を所要の大きさ
を有する本体片の一端縁にこれを折り曲げて折曲片を、
他端縁を折り返して二重突片とし、この二重突片の内側
端を折り曲げて折曲片とし、この対向する両折曲片間に
前記上板・下板を当接溶着して一体に形成しているた
め、パネル外形が一体成形で製作が簡易となると共にパ
ネル精度が向上し、生産ラインでの枠組工程が省略さ
れ、生産が簡易となり、よって生産性が向上する。また
一端縁の突出部が二重となり、強度が向上する等の利点
を有する。
と、この上下端面に当接溶着する平板状の上板及び下板
とにて構成されると共に、パネル枠本体を所要の大きさ
を有する本体片の一端縁にこれを折り曲げて折曲片を、
他端縁を折り返して二重突片とし、この二重突片の内側
端を折り曲げて折曲片とし、この対向する両折曲片間に
前記上板・下板を当接溶着して一体に形成しているた
め、パネル外形が一体成形で製作が簡易となると共にパ
ネル精度が向上し、生産ラインでの枠組工程が省略さ
れ、生産が簡易となり、よって生産性が向上する。また
一端縁の突出部が二重となり、強度が向上する等の利点
を有する。
【図1】本考案隅角用壁パネルの外観斜視図である。
【図2】同組立工程を示す説明図である。
【図3】公知例の説明図である。
1 パネル枠本体 11 本体片 12,14 折曲片 13 二重突片 2 上板 3 下板
Claims (1)
- 【請求項1】 パネル枠本体と、この上下端面に当接溶
着する平板状の上板及び下板とにて構成されると共に、
パネル枠本体を所要の大きさを有する本体片の一端縁に
これを折り曲げて折曲片を、他端縁を折り返して二重突
片とし、この二重突片の内側端を折り曲げて折曲片と
し、この対向する両折曲片間に前記上板・下板を当接溶
着して一体に形成してなる隅角用壁パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7786092U JP2561022Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 隅角用壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7786092U JP2561022Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 隅角用壁パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635438U JPH0635438U (ja) | 1994-05-13 |
JP2561022Y2 true JP2561022Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=13645820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7786092U Expired - Lifetime JP2561022Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 隅角用壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561022Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114215215B (zh) * | 2021-12-01 | 2023-04-25 | 河北省建筑科学研究院有限公司 | 带门窗洞的装配式墙板无热桥安装结构及施工方法 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP7786092U patent/JP2561022Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635438U (ja) | 1994-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |