JP2560793Y2 - 立体物品印刷機の駆動機構 - Google Patents
立体物品印刷機の駆動機構Info
- Publication number
- JP2560793Y2 JP2560793Y2 JP11568190U JP11568190U JP2560793Y2 JP 2560793 Y2 JP2560793 Y2 JP 2560793Y2 JP 11568190 U JP11568190 U JP 11568190U JP 11568190 U JP11568190 U JP 11568190U JP 2560793 Y2 JP2560793 Y2 JP 2560793Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- roller
- article
- printing
- unit
- Prior art date
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、電子部品等の小型の立体物品表面に型名や
品番を印刷する立体物品印刷機における印刷部および被
印刷物品搬送部の駆動機構に関するものである。
品番を印刷する立体物品印刷機における印刷部および被
印刷物品搬送部の駆動機構に関するものである。
<従来の技術> 斯かる立体物品印刷機は、その全体構成の概略平面を
示した第2図のように、物品搬送用ターンテーブル1の
端周部に、同心円に沿って並行する外側の第1の搬送路
2と内側の第2の搬送路3とが設けられている。この円
形のループ形搬送路2,3に沿って物品供給部4、物品位
置決め部5、印刷部6、インク乾燥部7、物品取り出し
部8および物品の表裏を反転する物品反転装置9が矢印
で示すターンテーブル1の回転方向に順次配設されてい
る。各立体物品はターンテーブル1の2回転により各搬
送路2,3を各々ほぼ1回りして両面に印刷を施される。
示した第2図のように、物品搬送用ターンテーブル1の
端周部に、同心円に沿って並行する外側の第1の搬送路
2と内側の第2の搬送路3とが設けられている。この円
形のループ形搬送路2,3に沿って物品供給部4、物品位
置決め部5、印刷部6、インク乾燥部7、物品取り出し
部8および物品の表裏を反転する物品反転装置9が矢印
で示すターンテーブル1の回転方向に順次配設されてい
る。各立体物品はターンテーブル1の2回転により各搬
送路2,3を各々ほぼ1回りして両面に印刷を施される。
そして、印刷部6は、インクタンクのインクを間欠的
に取り出して練るインク練り部と、この練ったインクを
立体物品表面に転写する印刷ヘッド部とにより構成され
ている。そして、これらの駆動機構は、印刷部6の特に
印刷ヘッド部を物品搬送用ターンテーブル1と同期させ
て回転駆動する必要があることから、単一のモータの回
転力を、歯伝達機構やタイミングベルト等を介して印刷
部6およびターンテーブル1に伝達する構成になってい
る。
に取り出して練るインク練り部と、この練ったインクを
立体物品表面に転写する印刷ヘッド部とにより構成され
ている。そして、これらの駆動機構は、印刷部6の特に
印刷ヘッド部を物品搬送用ターンテーブル1と同期させ
て回転駆動する必要があることから、単一のモータの回
転力を、歯伝達機構やタイミングベルト等を介して印刷
部6およびターンテーブル1に伝達する構成になってい
る。
<考案が解決しようとする課題> ところで、印刷部6のインク練り部は、インクタンク
ローラに供給されたインクを主練りローラと従練りロー
ラとにより練るようになっているが、インク全体を均等
に練る目的で、単に回転駆動する従練りローラに対し転
接する主練りローラが、回転駆動と同時に回転軸方向に
摺動駆動されるようになっていること、インクを間欠的
に補給するために、2個のインク補給ローラを揺動機構
により隣接する各2個のローラに対し択一的に転接する
ようになっていることとにより、運転トルクが物品搬送
部や印刷ヘッド部に比較して相当に大きい。
ローラに供給されたインクを主練りローラと従練りロー
ラとにより練るようになっているが、インク全体を均等
に練る目的で、単に回転駆動する従練りローラに対し転
接する主練りローラが、回転駆動と同時に回転軸方向に
摺動駆動されるようになっていること、インクを間欠的
に補給するために、2個のインク補給ローラを揺動機構
により隣接する各2個のローラに対し択一的に転接する
ようになっていることとにより、運転トルクが物品搬送
部や印刷ヘッド部に比較して相当に大きい。
このようにインク練り部の運転負荷が大きいことによ
り印刷部6全体の負荷がターンテーブル1に比べて相当
に大きい。ところが、印刷部6とターンテーブル1と
が、これらを互いに同期して駆動する必要から機械的に
連結されて単一のモータで駆動されており、印刷部6ま
たはターンテーブル1の何れかの過負荷によりトルクリ
ミッタが作動するようになっている。従って、ターンテ
ーブル1等の物品搬送系に搬送トラブルが発生した場
合、この物品搬送系の運転トルクが印刷部6のそれに対
し相当に小さいためにトルクリミッタが作動せず、物品
搬送系上の立体物品が破損することが多い。
り印刷部6全体の負荷がターンテーブル1に比べて相当
に大きい。ところが、印刷部6とターンテーブル1と
が、これらを互いに同期して駆動する必要から機械的に
連結されて単一のモータで駆動されており、印刷部6ま
たはターンテーブル1の何れかの過負荷によりトルクリ
ミッタが作動するようになっている。従って、ターンテ
ーブル1等の物品搬送系に搬送トラブルが発生した場
合、この物品搬送系の運転トルクが印刷部6のそれに対
し相当に小さいためにトルクリミッタが作動せず、物品
搬送系上の立体物品が破損することが多い。
また、物品搬送系と印刷部全体とを単一のモータによ
り同期運転しているので、インク練り部のみを高速運転
することができない。そのため、印刷鮮明度の向上を図
ることができない。
り同期運転しているので、インク練り部のみを高速運転
することができない。そのため、印刷鮮明度の向上を図
ることができない。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、物品搬送部と印刷部とを同期運転しながら
も物品搬送部にトラブルが生じた場合には即座に駆動モ
ータを停止させることができるとともに、インク練り部
を常時高速運転することのできる立体物品印刷機の駆動
機構を提供することを技術的課題とするものである。
ものであり、物品搬送部と印刷部とを同期運転しながら
も物品搬送部にトラブルが生じた場合には即座に駆動モ
ータを停止させることができるとともに、インク練り部
を常時高速運転することのできる立体物品印刷機の駆動
機構を提供することを技術的課題とするものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記した課題を達成するための技術的手段
として、立体物品印刷機の駆動機構を次のように構成し
た。即ち、被印刷物の立体物品を配列状態で搬送する物
品搬送部と、インク練り部および印刷ヘッド部からなる
印刷部とを同期駆動する立体物品印刷機の駆動機構にお
いて、軽負荷用モータおよび重負荷用モータと、この2
台のモータにそれぞれ取り付けられたトルクリミッタ
と、前記軽負荷用モータの回転力を前記印刷ヘッド部の
ローラ群に伝達する印刷用駆動伝達系と、この印刷用駆
動伝達系の回転力を前記物品搬送部に伝達する搬送用駆
動伝達系と、前記重負荷用モータの回転力を前記インク
練り部のローラ群に伝達するインク練り用駆動伝達系と
を設けたことを特徴として構成されている。
として、立体物品印刷機の駆動機構を次のように構成し
た。即ち、被印刷物の立体物品を配列状態で搬送する物
品搬送部と、インク練り部および印刷ヘッド部からなる
印刷部とを同期駆動する立体物品印刷機の駆動機構にお
いて、軽負荷用モータおよび重負荷用モータと、この2
台のモータにそれぞれ取り付けられたトルクリミッタ
と、前記軽負荷用モータの回転力を前記印刷ヘッド部の
ローラ群に伝達する印刷用駆動伝達系と、この印刷用駆
動伝達系の回転力を前記物品搬送部に伝達する搬送用駆
動伝達系と、前記重負荷用モータの回転力を前記インク
練り部のローラ群に伝達するインク練り用駆動伝達系と
を設けたことを特徴として構成されている。
<作用> 運転負荷が比較的小さい印刷ヘッド部および物品搬送
部が軽負荷用モータにより駆動され、運転負荷が比較的
大きいインク練り部が重負荷用モータにより駆動され
る。このように重負荷系統と軽負荷系統とに分離してこ
れらを個別のモータでそれぞれ駆動するようになってい
るので、各モータに各々取り付いたトルクリミッタを、
対応負荷に適合するリミット値に設定することにより、
物品搬送路にトラブルが生じた場合にトルクリミッタに
よって軽負荷用モータのみが即座に停止し、立体物品の
破損を防止することができる。また、物品搬送路は、軽
負荷用モータの回転力を印刷ヘッド部に伝達する印刷用
駆動伝達系の回転力を搬送用駆動伝達系によ伝達される
ので、印刷ヘッド部と同期して駆動される。
部が軽負荷用モータにより駆動され、運転負荷が比較的
大きいインク練り部が重負荷用モータにより駆動され
る。このように重負荷系統と軽負荷系統とに分離してこ
れらを個別のモータでそれぞれ駆動するようになってい
るので、各モータに各々取り付いたトルクリミッタを、
対応負荷に適合するリミット値に設定することにより、
物品搬送路にトラブルが生じた場合にトルクリミッタに
よって軽負荷用モータのみが即座に停止し、立体物品の
破損を防止することができる。また、物品搬送路は、軽
負荷用モータの回転力を印刷ヘッド部に伝達する印刷用
駆動伝達系の回転力を搬送用駆動伝達系によ伝達される
ので、印刷ヘッド部と同期して駆動される。
また、重負荷用モータは、物品搬送部や印刷ヘッド部
の駆動に供しないのでこれを常時高速運転することがで
き、インクを高速で練って印刷鮮明度の向上を図ること
ができる。
の駆動に供しないのでこれを常時高速運転することがで
き、インクを高速で練って印刷鮮明度の向上を図ること
ができる。
<実施例> 以下、本考案の好ましい一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
本考案の一実施例を示した第1図において、第2図と
同一のものには同一の符号を付してある。そして、印刷
部6は、インク練り部10と印刷ヘッド部11とにより構成
されている。
同一のものには同一の符号を付してある。そして、印刷
部6は、インク練り部10と印刷ヘッド部11とにより構成
されている。
インク練り部11は、インクタンクローラ13、第1のイ
ンク補給ローラ14、主練りローラ15、従練りローラ16お
よび第2のインク補給ローラ17のローラ群と、インクタ
ンクローラ13および両練りローラ15,16の各回転軸にそ
れぞれ固着され中間ギァーを介して互いに噛合されたギ
ァー群18とにより構成されている。
ンク補給ローラ14、主練りローラ15、従練りローラ16お
よび第2のインク補給ローラ17のローラ群と、インクタ
ンクローラ13および両練りローラ15,16の各回転軸にそ
れぞれ固着され中間ギァーを介して互いに噛合されたギ
ァー群18とにより構成されている。
このインク練り部11は次のようにしてインクを練る。
即ち、インクタンク(図示せず)からインクタンクロー
ラ13の周面にインクが供給され、第1のインク補給ロー
ラ14は、揺動機構により矢印で示すようにインクタンク
ローラ13と主練りローラ15とに択一的に接触されるよう
になっており、通常時には図示のように主練りローラ15
に接触してインク練りに付与しており、間欠的にインク
タンクローラ13に接触して適量のインクをインクタンク
ローラ13から受け取った後に、主練りローラ15に接触し
てインクを補給する。主練りローラ15は、回転駆動する
と同時に、単に回転駆動する従練りローラ16に対し回転
軸方向に摺動駆動され、インクを均等に練るようになっ
ている。第2のインク供給ローラ17は、第1のインク供
給ローラ14と同様に揺動機構により従練りローラ16と印
刷ヘッド部12の後述のインク供給ローラ24とに択一的に
接触し、練ったインクを印刷ヘッド部12に間欠的に供給
する。
即ち、インクタンク(図示せず)からインクタンクロー
ラ13の周面にインクが供給され、第1のインク補給ロー
ラ14は、揺動機構により矢印で示すようにインクタンク
ローラ13と主練りローラ15とに択一的に接触されるよう
になっており、通常時には図示のように主練りローラ15
に接触してインク練りに付与しており、間欠的にインク
タンクローラ13に接触して適量のインクをインクタンク
ローラ13から受け取った後に、主練りローラ15に接触し
てインクを補給する。主練りローラ15は、回転駆動する
と同時に、単に回転駆動する従練りローラ16に対し回転
軸方向に摺動駆動され、インクを均等に練るようになっ
ている。第2のインク供給ローラ17は、第1のインク供
給ローラ14と同様に揺動機構により従練りローラ16と印
刷ヘッド部12の後述のインク供給ローラ24とに択一的に
接触し、練ったインクを印刷ヘッド部12に間欠的に供給
する。
このインク練り部11は、主練りローラ15を回転駆動す
ると同時に回転軸方向に摺動することと、両インク供給
ローラ13,17の作動用の揺動機構を駆動することとによ
り、運転負荷が大きい。
ると同時に回転軸方向に摺動することと、両インク供給
ローラ13,17の作動用の揺動機構を駆動することとによ
り、運転負荷が大きい。
上記インク練り部11の駆動系について説明すると、駆
動源の重負荷用モータ19の回転が、トルクリミッタ20を
具備した原動軸に固着された原動ローラ21に伝達され、
さらにタイミングベルト23を介して伝達ローラ22に伝達
される。この伝達ローラ22が、従練りローラ16の回転軸
の延出端部に固着されていることにより、互いに噛合す
るギァー群18によって各ローラ16,15,13が回転駆動され
るとともに、両インク補給ローラ14,17を揺動機構を介
して作動する。ここで、トルクリミッタ20は、インク練
り部11の運転負荷に適合するリミット値に設定される。
動源の重負荷用モータ19の回転が、トルクリミッタ20を
具備した原動軸に固着された原動ローラ21に伝達され、
さらにタイミングベルト23を介して伝達ローラ22に伝達
される。この伝達ローラ22が、従練りローラ16の回転軸
の延出端部に固着されていることにより、互いに噛合す
るギァー群18によって各ローラ16,15,13が回転駆動され
るとともに、両インク補給ローラ14,17を揺動機構を介
して作動する。ここで、トルクリミッタ20は、インク練
り部11の運転負荷に適合するリミット値に設定される。
一方、印刷ヘッド部12は、インク供給ローラ24、版胴
ローラ25および印刷ローラ26のローラ群と、各ローラ24
〜26の各回転軸にそれぞれ固着された互いに噛合したギ
ァー群27とにより構成されている。この印刷ヘッド部12
は、第2のインク補給ローラ17から補給されたインクが
インク供給ローラ24により版胴ローラ25上の版に供給さ
れ、このインクを印刷ローラ26がターンテーブル1の回
転に伴って順次移送される被印刷物品の表面に転写して
捺印される。
ローラ25および印刷ローラ26のローラ群と、各ローラ24
〜26の各回転軸にそれぞれ固着された互いに噛合したギ
ァー群27とにより構成されている。この印刷ヘッド部12
は、第2のインク補給ローラ17から補給されたインクが
インク供給ローラ24により版胴ローラ25上の版に供給さ
れ、このインクを印刷ローラ26がターンテーブル1の回
転に伴って順次移送される被印刷物品の表面に転写して
捺印される。
上記印刷部12の駆動系について説明すると、駆動源の
軽負荷用モータ28の回転力が、トルクリミッタ29を具備
した原動軸に固着された原動ローラ30に伝達され、さら
にタイミングベルト32を介して伝達ローラ31に伝達され
る。この伝達ローラ31は、印刷ローラ26の回転軸の延出
端部に固着されていることにより、互いに噛合するギァ
ー群27によって各ローラ26,25,24が回転駆動される。
軽負荷用モータ28の回転力が、トルクリミッタ29を具備
した原動軸に固着された原動ローラ30に伝達され、さら
にタイミングベルト32を介して伝達ローラ31に伝達され
る。この伝達ローラ31は、印刷ローラ26の回転軸の延出
端部に固着されていることにより、互いに噛合するギァ
ー群27によって各ローラ26,25,24が回転駆動される。
次に、ターンテーブル1の駆動系について説明する
と、印刷ローラ26の回転軸の中間部に固着されたベベル
ギァー33とこれに噛合したベベルギァー34とにより回転
方向を変更して伝達軸36に伝達され、且つユニバーサル
ジョイント36を介して受動ローラ37に伝達され、更にタ
イミングベルト39を介して伝達ローラ38に伝達され、こ
の伝達ローラ38の回転軸に固着された駆動ギァー40がタ
ーンテーブル1の搬送ギァー41に噛合ししていることに
より、軽負荷用モータ28の回転がターンテーブル1に伝
達される。従って、印刷ローラ26とターンテーブル1と
が同一モータ28により同期運転される。
と、印刷ローラ26の回転軸の中間部に固着されたベベル
ギァー33とこれに噛合したベベルギァー34とにより回転
方向を変更して伝達軸36に伝達され、且つユニバーサル
ジョイント36を介して受動ローラ37に伝達され、更にタ
イミングベルト39を介して伝達ローラ38に伝達され、こ
の伝達ローラ38の回転軸に固着された駆動ギァー40がタ
ーンテーブル1の搬送ギァー41に噛合ししていることに
より、軽負荷用モータ28の回転がターンテーブル1に伝
達される。従って、印刷ローラ26とターンテーブル1と
が同一モータ28により同期運転される。
印刷ヘッド部12およびターンテーブル1は何れも単に
回転駆動するだけであってその運転負荷は小さく、これ
の駆動源の軽負荷用モータ28のトルクリミッタ29は、小
さな運転負荷に適合するリミット値に設定される。
回転駆動するだけであってその運転負荷は小さく、これ
の駆動源の軽負荷用モータ28のトルクリミッタ29は、小
さな運転負荷に適合するリミット値に設定される。
このように、インク練り部11からなる重負荷系統と、
印刷ヘッド部12およびターンテーブル1からなる軽負荷
系統とに分離して、これらを個別のモータ19,28でそれ
ぞれ駆動するようになっているとともに、各々のトルク
リミッタ20,29に各々の対応負荷に適合するリミット値
を設定しているので、物品搬送系にトラブルが生じた場
合にはトルクリミッタ29によって軽負荷用モータ28のみ
が即座に停止し、立体物品の破損を防止することができ
る。
印刷ヘッド部12およびターンテーブル1からなる軽負荷
系統とに分離して、これらを個別のモータ19,28でそれ
ぞれ駆動するようになっているとともに、各々のトルク
リミッタ20,29に各々の対応負荷に適合するリミット値
を設定しているので、物品搬送系にトラブルが生じた場
合にはトルクリミッタ29によって軽負荷用モータ28のみ
が即座に停止し、立体物品の破損を防止することができ
る。
また、重負荷用モータ19は、物品搬送や印刷ヘッド部
12の駆動に何ら供しないので常時高速運転させることが
でき、インクを高速で練って印刷鮮明度の向上を図るこ
とができる。
12の駆動に何ら供しないので常時高速運転させることが
でき、インクを高速で練って印刷鮮明度の向上を図るこ
とができる。
<考案の効果> 以上のように本考案の立体物品印刷機の駆動機構によ
ると、負荷を重負荷系と軽負荷系とに分離してこれらを
個別のモータで駆動するようにしたので、何れの負荷が
過負荷になった時もそれの駆動源のモータを即座に停止
することができ、被印刷物品の破損等を確実に防止でき
る。
ると、負荷を重負荷系と軽負荷系とに分離してこれらを
個別のモータで駆動するようにしたので、何れの負荷が
過負荷になった時もそれの駆動源のモータを即座に停止
することができ、被印刷物品の破損等を確実に防止でき
る。
また、インク練り部の駆動源のモータが、同期運転す
る物品搬送部と印刷ローラとの駆動に対し無関係である
ことから、インク練り部のみを常時高速運転することが
でき、インクを高速で練って印刷鮮明度を格段に向上さ
せることができる。
る物品搬送部と印刷ローラとの駆動に対し無関係である
ことから、インク練り部のみを常時高速運転することが
でき、インクを高速で練って印刷鮮明度を格段に向上さ
せることができる。
第1図は本考案の一実施例の斜視図、 第2図は本考案を適用できる立体物品印刷機の全体構成
の概略平面図である。 1…ターンテーブル(物品搬送部) 6…印刷部 11…インク練り部 12…印刷ヘッド部 13〜17…インク練り部のローラ群 19…重負荷用モータ 20…重負荷用モータのトルクリミッタ 21〜23…インク練り用駆動伝達系 24〜26…印刷ヘッド部のローラ群 28…軽負荷用モータ 29…軽負荷用モータのトルクリミッタ 30〜32…印刷用駆動伝達系 33〜41…搬送用駆動伝達系
の概略平面図である。 1…ターンテーブル(物品搬送部) 6…印刷部 11…インク練り部 12…印刷ヘッド部 13〜17…インク練り部のローラ群 19…重負荷用モータ 20…重負荷用モータのトルクリミッタ 21〜23…インク練り用駆動伝達系 24〜26…印刷ヘッド部のローラ群 28…軽負荷用モータ 29…軽負荷用モータのトルクリミッタ 30〜32…印刷用駆動伝達系 33〜41…搬送用駆動伝達系
Claims (1)
- 【請求項1】被印刷物の立体物品を配列状態で搬送する
物品搬送部と、インク練り部および印刷ヘッド部からな
る印刷部とを同期駆動する立体物品印刷機の駆動機構に
おいて、軽負荷用モータおよび重負荷用モータと、この
2台のモータにそれぞれ取り付けられたトルクリミッタ
と、前記軽負荷用モータの回転力を前記印刷ヘッド部の
ローラ群に伝達する印刷用駆動伝達系と、この印刷用駆
動伝達系の回転力を前記物品搬送部に伝達する搬送用駆
動伝達系と、前記重負荷用モータの回転力を前記インク
練り部のローラ群に伝達するインク練り用駆動伝達系と
を設けたことを特徴とする立体物品印刷機の駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11568190U JP2560793Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 立体物品印刷機の駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11568190U JP2560793Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 立体物品印刷機の駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471249U JPH0471249U (ja) | 1992-06-24 |
JP2560793Y2 true JP2560793Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=31863464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11568190U Expired - Lifetime JP2560793Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 立体物品印刷機の駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560793Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP11568190U patent/JP2560793Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471249U (ja) | 1992-06-24 |
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