JP2560499B2 - 内面被覆金属管 - Google Patents
内面被覆金属管Info
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- JP2560499B2 JP2560499B2 JP1323091A JP32309189A JP2560499B2 JP 2560499 B2 JP2560499 B2 JP 2560499B2 JP 1323091 A JP1323091 A JP 1323091A JP 32309189 A JP32309189 A JP 32309189A JP 2560499 B2 JP2560499 B2 JP 2560499B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内面被覆金属管、特に内面がゴム、樹脂また
はそれらの複合材料から成る被覆を有する内面被覆金属
管に関するものである。
はそれらの複合材料から成る被覆を有する内面被覆金属
管に関するものである。
内面被覆金属管には種々あり、例えば鉄、アルミニウ
ム、亜鉛等、およびそれらの合金、銅、銅合金等、種々
の金属から成るものがある。
ム、亜鉛等、およびそれらの合金、銅、銅合金等、種々
の金属から成るものがある。
一方、金属管の内面を被覆するための材料として、ゴ
ム、樹脂またはそれらの複合材料が広く用いられてい
る。ゴム被覆には天然ゴムのほか、ブタジエンゴム、ブ
チルゴム、ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリ
ルゴム、弗素化ゴム等が用いられる。弗素化ゴムその他
の弗素を含むエラストマーや弗素樹脂、あるいはそれら
の複合材料は、管材の耐蝕性向上、化学反応による管内
流体の汚染の防止等種々の利点をもち、有用な材料であ
る。例えば、特開昭64−21297号には熱溶融性弗素樹
脂、例えばエチレン・テトラフルオロエチレン共重合体
と、弗素を含むエラストマー、例えばプロピレン・テト
ラフルオロエチレン共重合体の複合材料から成る内面被
覆を有する金属管が記載されている。
ム、樹脂またはそれらの複合材料が広く用いられてい
る。ゴム被覆には天然ゴムのほか、ブタジエンゴム、ブ
チルゴム、ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリ
ルゴム、弗素化ゴム等が用いられる。弗素化ゴムその他
の弗素を含むエラストマーや弗素樹脂、あるいはそれら
の複合材料は、管材の耐蝕性向上、化学反応による管内
流体の汚染の防止等種々の利点をもち、有用な材料であ
る。例えば、特開昭64−21297号には熱溶融性弗素樹
脂、例えばエチレン・テトラフルオロエチレン共重合体
と、弗素を含むエラストマー、例えばプロピレン・テト
ラフルオロエチレン共重合体の複合材料から成る内面被
覆を有する金属管が記載されている。
金属管の内面を被覆する場合に、被覆材料の金属に対
する接着性が要求される。被覆材料自体の金属に対する
接着性がよくない場合には、金属管内面に接着性を改善
するための処理、例えばエッチングやブラスト処理等の
粗面化、めっき、化成処理等を行うことが必要とされ
る。しかし、長尺の管の内面に粗面化処理を行うのは困
難であり、その場合めっき、化成処理等を行うことが一
般的であった。鉄、アルミニウム、亜鉛等、およびそれ
らの合金から成る管は、ゴム、樹脂またはそれらの複合
材料との接着性が比較的よいが、銅および銅合金はこれ
らの被覆材料との接着性がよくないので、管内面のめっ
き、化成処理等が必須であり、銅または銅合金の内面被
覆管の製造コストは、前記のような他の金属の内面被覆
管に比べて高い。
する接着性が要求される。被覆材料自体の金属に対する
接着性がよくない場合には、金属管内面に接着性を改善
するための処理、例えばエッチングやブラスト処理等の
粗面化、めっき、化成処理等を行うことが必要とされ
る。しかし、長尺の管の内面に粗面化処理を行うのは困
難であり、その場合めっき、化成処理等を行うことが一
般的であった。鉄、アルミニウム、亜鉛等、およびそれ
らの合金から成る管は、ゴム、樹脂またはそれらの複合
材料との接着性が比較的よいが、銅および銅合金はこれ
らの被覆材料との接着性がよくないので、管内面のめっ
き、化成処理等が必須であり、銅または銅合金の内面被
覆管の製造コストは、前記のような他の金属の内面被覆
管に比べて高い。
金属管内面を含弗素エラストマー、弗素樹脂またはそ
れらの複合材料で被覆する場合には、管内面のめっき、
化成処理等を行っても金属の種類を問わず接着しにくい
(前記特開昭64−21297号でも、管内面に溝または突起
を設けることが望ましいと記載している)。
れらの複合材料で被覆する場合には、管内面のめっき、
化成処理等を行っても金属の種類を問わず接着しにくい
(前記特開昭64−21297号でも、管内面に溝または突起
を設けることが望ましいと記載している)。
従って、本発明の目的は、内面のめっき、化成処理等
を必要とせず、製造コストの低い内面被覆された銅また
は銅合金管を提供することである。
を必要とせず、製造コストの低い内面被覆された銅また
は銅合金管を提供することである。
本発明の他の目的は、含弗素エラストマーまたは含弗
素エラストマーと弗素樹脂の複合材料から成る内面被覆
との接着性が改良された金属管を提供することである。
素エラストマーと弗素樹脂の複合材料から成る内面被覆
との接着性が改良された金属管を提供することである。
また本発明の目的はさらに、内面被覆された銅または
銅合金管および含弗素エラストマーまたは含弗素エラス
トマーと弗素樹脂の複合材料で内面被覆された金属管
の、被覆の剥離を防ぎ、内面被覆金属管の信頼性を向上
することである。
銅合金管および含弗素エラストマーまたは含弗素エラス
トマーと弗素樹脂の複合材料で内面被覆された金属管
の、被覆の剥離を防ぎ、内面被覆金属管の信頼性を向上
することである。
上記目的を達成するため本発明では、金属管の内面
を、含弗素エラストマーまたは含弗素エラストマートと
弗素樹脂の複合材料に金属化合物粉を混合したもので被
覆した。
を、含弗素エラストマーまたは含弗素エラストマートと
弗素樹脂の複合材料に金属化合物粉を混合したもので被
覆した。
本発明の内面被覆金属管は下記要件から成る。
(i)金属管 (ii)含弗素エラストマーまたは含弗素エラストマート
と弗素樹脂の複合材料に金属化合物粉を混合した内面被
覆 上記(ii)はさらに次の要件に分解される。
と弗素樹脂の複合材料に金属化合物粉を混合した内面被
覆 上記(ii)はさらに次の要件に分解される。
(iii)含弗素エラストマーまたは含弗素エラストマー
トと弗素樹脂の複合材料 (iv)金属化合物粉 以下に各要件について詳細に述べる。
トと弗素樹脂の複合材料 (iv)金属化合物粉 以下に各要件について詳細に述べる。
(i)金属管 本発明は極めて広範囲の金属に適用できる。例えば、
鉄、アルミニウム、亜鉛、錫、ニッケル、クロム、銅、
銅合金等である。管内面が異種金属で被覆された金属
管、例れば亜鉛引き鉄管、錫引き鉄管、クロムめっき鉄
管、ニッケルめっき銅管等にも適用できる。しかし本発
明は前記内面被覆材との接着性のよくない銅および銅合
金の内面被覆管に特に有用である。銅および銅合金の内
面被覆管とは、少なくとも被覆される金属管内面が銅ま
たは銅合金である金属管を意味するものとし、金属管全
体が銅または銅合金であるものに限らない。
鉄、アルミニウム、亜鉛、錫、ニッケル、クロム、銅、
銅合金等である。管内面が異種金属で被覆された金属
管、例れば亜鉛引き鉄管、錫引き鉄管、クロムめっき鉄
管、ニッケルめっき銅管等にも適用できる。しかし本発
明は前記内面被覆材との接着性のよくない銅および銅合
金の内面被覆管に特に有用である。銅および銅合金の内
面被覆管とは、少なくとも被覆される金属管内面が銅ま
たは銅合金である金属管を意味するものとし、金属管全
体が銅または銅合金であるものに限らない。
本発明は管の長さを問わず適用できるが、ブラスト、
エッチング等の困難な長尺管の内面被覆に特に有効であ
る。ただしサンドブラスト、エッチング、溝加工等の粗
面化や、めっき、溶射等の表面処理を施した金属面に
も、本発明による被覆材は接着力強化の効果があり、有
用である。
エッチング等の困難な長尺管の内面被覆に特に有効であ
る。ただしサンドブラスト、エッチング、溝加工等の粗
面化や、めっき、溶射等の表面処理を施した金属面に
も、本発明による被覆材は接着力強化の効果があり、有
用である。
なお、本発明で用いる被覆材は管内面だけでなく、金
属管外面の被覆、棒材、板材の被覆にも有用である。
属管外面の被覆、棒材、板材の被覆にも有用である。
(ii)含弗素エラストマーまたは含弗素エラストマート
と弗素樹脂の複合材料に金属化合物粉を混合した内面被
覆 金属管の内面被覆の厚さは特に制限がないが、通常は
1ないし1000μm程度である。組成については以下に述
べる。
と弗素樹脂の複合材料に金属化合物粉を混合した内面被
覆 金属管の内面被覆の厚さは特に制限がないが、通常は
1ないし1000μm程度である。組成については以下に述
べる。
(iii)含弗素エラストマーまたは含弗素エラストマー
と弗素樹脂の複合材料 合成ゴムのうち弗素化ゴムその他の弗素を含むエラス
トマーまたは含弗素エラストマーと合成樹脂のうち弗素
樹脂(フルオロカーボンポリマー)を内面被覆する場合
に特に効果を発揮する。
と弗素樹脂の複合材料 合成ゴムのうち弗素化ゴムその他の弗素を含むエラス
トマーまたは含弗素エラストマーと合成樹脂のうち弗素
樹脂(フルオロカーボンポリマー)を内面被覆する場合
に特に効果を発揮する。
(iv)金属化合物粉 金属化合物としては広範囲のものを用いることができ
るが、I族ないしIV族の金属元素のカルコゲン化合物、
水酸化物または塩が好ましい。例えばカルシウム、マグ
ネシウム、亜鉛、バリウム、アルミニウム、錫、鉛、チ
タン、珪素の、例えば酸化物、硫化物、水酸化物、炭酸
塩が好ましい。具体例をあげれば、 酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二
酸化錫、酸化鉛、 四三酸化鉛、二酸化チタン、酸化珪素、硫化亜鉛、硫
化鉛、 水酸化カルシウム、水酸化バリウム、 炭酸カルシウム、炭酸亜鉛 である。
るが、I族ないしIV族の金属元素のカルコゲン化合物、
水酸化物または塩が好ましい。例えばカルシウム、マグ
ネシウム、亜鉛、バリウム、アルミニウム、錫、鉛、チ
タン、珪素の、例えば酸化物、硫化物、水酸化物、炭酸
塩が好ましい。具体例をあげれば、 酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二
酸化錫、酸化鉛、 四三酸化鉛、二酸化チタン、酸化珪素、硫化亜鉛、硫
化鉛、 水酸化カルシウム、水酸化バリウム、 炭酸カルシウム、炭酸亜鉛 である。
粒子径は、被覆の厚さ以下とするほか特に制限はな
く、通常0.01ないし500μm程度である。
く、通常0.01ないし500μm程度である。
含弗素エラストマー等都の混合比は、被覆材に対して
0.5ないし20重量%程度が適当で、特に1ないし10重量
%が好ましい。金属化合物が余り多いと、被膜の力学的
性質を悪くする。
0.5ないし20重量%程度が適当で、特に1ないし10重量
%が好ましい。金属化合物が余り多いと、被膜の力学的
性質を悪くする。
金属化合物粉を被覆材中に混合するには、含弗素エラ
ストマー等と共に溶剤中に分散させるか、含弗素エラス
トマー等を溶剤中に分散させ塗布組成物の中に分散させ
る方法を用いればよい。
ストマー等と共に溶剤中に分散させるか、含弗素エラス
トマー等を溶剤中に分散させ塗布組成物の中に分散させ
る方法を用いればよい。
本発明によると、含弗素エラストマーまたは含弗素エ
ラストマーと弗素樹脂の複合材料の前記のような金属化
合物粉を混合することにより、銅または銅合金管の内面
と内面被覆材との接着が向上し、銅または銅合金管の内
面に予めめっき、化成処理等をする必要がなくなる。
ラストマーと弗素樹脂の複合材料の前記のような金属化
合物粉を混合することにより、銅または銅合金管の内面
と内面被覆材との接着が向上し、銅または銅合金管の内
面に予めめっき、化成処理等をする必要がなくなる。
また本発明によると、含弗素エラストマーまたは含弗
素エラストマーと弗素樹脂の複合材料に前記のような金
属化合物粉を混合することにより、含弗素エラストマー
または含弗素エラストマーと弗素樹脂の複合材料から成
る内面被覆と金属管内面との接着が向上する。
素エラストマーと弗素樹脂の複合材料に前記のような金
属化合物粉を混合することにより、含弗素エラストマー
または含弗素エラストマーと弗素樹脂の複合材料から成
る内面被覆と金属管内面との接着が向上する。
接着性が向上する理由は明らかではないが、含弗素エ
ラストマーまたは含弗素エラストマーと弗素樹脂の複合
材料に金属化合物粉を混合すると、塗膜を硬化させるた
めの熱処理の際にゴムや樹脂の成分から発生する酸性成
分が、金属化合物により中和あるいは吸収されるため、
金属と被覆の界面付近のゴムや樹脂の成分の劣化が防止
されるのであろうと推定される。これは、被覆が開放さ
れた状態では本発明の被覆材の接着性向上の効果が顕著
でなく、長尺の管の内面の被覆で効果が顕著であること
からの推定である。ただしこれはまだ推定の域を出な
い。
ラストマーまたは含弗素エラストマーと弗素樹脂の複合
材料に金属化合物粉を混合すると、塗膜を硬化させるた
めの熱処理の際にゴムや樹脂の成分から発生する酸性成
分が、金属化合物により中和あるいは吸収されるため、
金属と被覆の界面付近のゴムや樹脂の成分の劣化が防止
されるのであろうと推定される。これは、被覆が開放さ
れた状態では本発明の被覆材の接着性向上の効果が顕著
でなく、長尺の管の内面の被覆で効果が顕著であること
からの推定である。ただしこれはまだ推定の域を出な
い。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
〔実施例1〕 内径11.5mm、長さ300mの銅管内面に下記組成の被覆材
塗布組成物を塗布した。
塗布組成物を塗布した。
エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体 30wt% プロピレン・テトラフルオロエチレン共重合体 20wt% 酢酸ブチル 50wt% 酸化マグネシウム粉(平均粒径5μm)第1表に示す量 溶剤(酢酸ブチル)を蒸発させて塗膜を乾燥させた
後、窒素気流中で300℃で1時間熱処理し、塗膜を硬化
させた(いわゆる焼き付け)。硬化樹脂被膜の厚さは60
μmであった。
後、窒素気流中で300℃で1時間熱処理し、塗膜を硬化
させた(いわゆる焼き付け)。硬化樹脂被膜の厚さは60
μmであった。
得られた内面樹脂被膜管の中央付近の被膜接着力を測
定した。接着力の測定は、幅10mmの被膜を表面に対し直
角の方向に引き剥がし、剥離抵抗を測定した。その結果
を第1表に示す。
定した。接着力の測定は、幅10mmの被膜を表面に対し直
角の方向に引き剥がし、剥離抵抗を測定した。その結果
を第1表に示す。
第1表から明らかなように、弗素樹脂被覆材の0.5な
いし20重量%の範囲の酸化マグネシウム粉を混合するこ
とにより、銅管との接着力が増大し、特に1ないし10重
量%の酸化マグネシウム粉の混合により接着力が顕著に
増大した。
いし20重量%の範囲の酸化マグネシウム粉を混合するこ
とにより、銅管との接着力が増大し、特に1ないし10重
量%の酸化マグネシウム粉の混合により接着力が顕著に
増大した。
〔実施例2〕 本例では、実施例1の酸化マグネシウムの代わりに炭
酸カルシウムを用いた。実施例1と同じ長さ300mの銅管
内面に、下記組成の被覆材塗布組成物を塗布した。
酸カルシウムを用いた。実施例1と同じ長さ300mの銅管
内面に、下記組成の被覆材塗布組成物を塗布した。
エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体 30wt% プロピレン・テトラフルオロエチレン共重合体 20wt% 酢酸ブチル 50wt% 炭酸カルシウム粉(平均粒径1.4μm) 第2表に示す量 実施例1と同様、塗膜乾燥後、熱処理して塗膜を硬化
させ、厚さ60μmの硬化樹脂被膜を得た。
させ、厚さ60μmの硬化樹脂被膜を得た。
実施例1と同様に内面樹脂被覆管の中央付近の被膜接
着力を測定した。その結果を第2表に示す。
着力を測定した。その結果を第2表に示す。
第2表から明らかなように、弗素樹脂被覆材の0.5な
いし20重量%の範囲の炭酸カルシウム粉を混合すること
により、銅管との接着力が増大し、特に1ないし10重量
%の炭酸カルシウム粉の混合により接着力が顕著に増大
した。
いし20重量%の範囲の炭酸カルシウム粉を混合すること
により、銅管との接着力が増大し、特に1ないし10重量
%の炭酸カルシウム粉の混合により接着力が顕著に増大
した。
〔発明の効果〕 本発明によると、銅または銅合金管に内面のめっき、
化成処理等をせずに接着力のよい内面被覆銅または銅合
金管を得ることができる。内面のめっき、化成処理等を
必要としないから、内面被覆銅または銅合金管の製造コ
ストを低下させることができる。
化成処理等をせずに接着力のよい内面被覆銅または銅合
金管を得ることができる。内面のめっき、化成処理等を
必要としないから、内面被覆銅または銅合金管の製造コ
ストを低下させることができる。
また本発明によると、含弗素エラストマー、弗素樹脂
またはそれらの複合材料から成る、接着力のよい内面被
覆を有する金属管を得ることできる。
またはそれらの複合材料から成る、接着力のよい内面被
覆を有する金属管を得ることできる。
さらに本発明によると、内面被覆された銅または銅合
金管および含弗素エラストマー、弗素樹脂またはそれら
の複合材料で内面被覆された金属管の、被覆の剥離が防
がれ、内面被覆金属管の信頼性が向上する。
金管および含弗素エラストマー、弗素樹脂またはそれら
の複合材料で内面被覆された金属管の、被覆の剥離が防
がれ、内面被覆金属管の信頼性が向上する。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも内面が銅または銅合金からなる
金属管の内面に、含弗素エラストマーまたは含弗素エラ
ストマーと弗素樹脂の複合材料から成る被覆を有する内
面被覆金属管において、前記被覆が被覆材に対して1〜
10重量%の金属化合物粉を混合した塗布組成物の塗膜を
熱処理したものであることを特徴とする内面被覆金属
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1323091A JP2560499B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 内面被覆金属管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1323091A JP2560499B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 内面被覆金属管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03186695A JPH03186695A (ja) | 1991-08-14 |
JP2560499B2 true JP2560499B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=18150976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1323091A Expired - Fee Related JP2560499B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 内面被覆金属管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560499B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8053031B2 (en) | 2007-07-26 | 2011-11-08 | Raven Lining Systems Inc. | Two-part epoxy composition |
US10435777B2 (en) | 2014-02-18 | 2019-10-08 | Sofsera Corporation | Inner surface-modified tube, inner surface-modified tube manufacturing method, and inner surface-modified tube manufacturing device |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59124965A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-19 | Nissan Motor Co Ltd | 防錆塗料 |
JPS6257391A (ja) * | 1985-09-05 | 1987-03-13 | Sony Corp | 高品位テレビジヨン信号の伝送方式 |
JPS6272922A (ja) * | 1985-09-24 | 1987-04-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐摩耗材 |
JP2596935B2 (ja) * | 1987-07-14 | 1997-04-02 | 日立電線株式会社 | 内面樹脂被覆管 |
-
1989
- 1989-12-13 JP JP1323091A patent/JP2560499B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03186695A (ja) | 1991-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |