JP2559964B2 - コークス押出機の制御方法 - Google Patents

コークス押出機の制御方法

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JP2559964B2 JP5007547A JP754793A JP2559964B2 JP 2559964 B2 JP2559964 B2 JP 2559964B2 JP 5007547 A JP5007547 A JP 5007547A JP 754793 A JP754793 A JP 754793A JP 2559964 B2 JP2559964 B2 JP 2559964B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コークス炉に配置した
押出機の押出ラムヘッド及び押出ラムビームが炭化室の
炉壁に接触することを防止するための制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コークス炉には炭化室で炭化した赤熱コ
ークスを押出す押出機が設置されている。
【0003】この押出機で赤熱コークスを押出すには、
前記押出機に設けた押出ラムを炭化室に装入し、当該押
出機側からガイド車側、つまり、該炭化室の長手方向に
押出していた。
【0004】この際、押出機の押出ラムビームが炭化室
の炉壁に対して平行に装入されていない場合、又は、該
押出ラムビームが熱変形して湾曲している場合には、前
記押出機の押出ラムヘッド及び押出ラムビームが赤熱コ
ークスの押出作業中に、炭化室の炉壁又は窯口に接触す
る。
【0005】このため、前記炉壁又は窯口を損傷するこ
とがあることから、押出機に乗ったオペレータが前記押
出ラムヘッド、押出ラムビームと炭化室の炉壁又は窯口
の間隙を見ながらインチング操作によって微調整を行っ
ていた。
【0006】しかし、近年、このコークス炉も省力化が
進められており、前記押出機の運転も自動化されつつあ
る。
【0007】この押出機の停止位置を自動的に微調整す
る装置として、例えば、特公平2−29108号公報及
び実開平3−92747号公報に提案の装置がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記両公報は
前記のように押出機を所定位置に停止しようとするもの
であり、前記のように押出機の押出ラムビームが炭化室
の炉壁に対して平行に装入されていない場合、又は、該
押出ラムビームが熱変形して湾曲している場合に、前記
押出機の押出ラムヘッド及び押出ラムビームが炭化室の
炉壁又は窯口に接触するのを防止出来るものではなかっ
た。
【0009】本発明は押出機の押出ラムヘッド及び押出
ラムビームが炭化室の炉壁又は窯口に接触すること防止
し、安定した押出機の自動運転を行うための制御方法に
関するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、その手段1は、地上側
の固定ブロックを一対の押付機構を有するクランプ装置
によって強制クランプすることによって、コークス押出
機を移動して炭化室への押出位置に位置決めするに際し
て、前記固定ブロックを各炭化室毎に前記コークス押出
機走行軌道幅方向に2個配列すると共に前記クランプ装
置をコークス押出機の幅方向両側に2台設置し、コーク
ス押出機の押出ラムヘッドと前記炭化室の炉壁との間隙
を測定する測定器を設け、前記各クランプ装置の両押付
機構を伸長して前記各ブロックをその両側から押付けて
クランプすることにより前記押出機を所定位置に停止さ
せた後、前記押出ラムヘッドの炭化室内前進又は後退中
に同ヘッド両側と前記炭化室の両炉壁との間隙を前記測
定器で逐次測定し、この測定値と予め設定した設定値を
比較して、該測定値が設定値を外れると、その外れ側に
応じて、下記〜を決定し、 一方の固定ブロックの一側面に当接して押出機の平面
回動支点側となるクランプ装置の一方の押付機構、 もう一方の固定ブロックの一側面を押して押出機の平
面回動駆動側となるクランプ装置の一方の押付機構、 前記両クランプ装置における両固定ブロックの他側面
を非当接状態とするもう一方の各押付機構、 更に、前記測定値の外れ量に応じて前記の平面回動駆
動側押付機構の伸長量を決定し、この各決定事項に基づ
いて前記両クランプ装置の各押付機構を制御し、前記押
出機を平面回動して、前記コークス押出用ラムヘッドの
姿勢位置を調整するものである。
【0011】更に、その手段2は、地上側の固定ブロッ
クを一対の押付機構を有するクランプ装置で強制クラン
プすることによって、コークス押出機を移動して炭化室
への押出位置に位置決めするに際して、前記固定ブロッ
クを各炭化室毎に前記コークス押出機走行軌道幅方向に
2個配列すると共に前記クランプ装置をコークス押出機
の幅方向両側に一対設置し、コークス押出機の押出ラム
ビームと前記炭化室の炉壁との間隙を測定する測定器を
設け、前記各クランプ装置の両押付機構を伸長して前記
各ブロックをその両側から押付けてクランプすることに
より前記押出機を所定位置に停止させた後、前記押出ラ
ムビームの炭化室内前進又は後退中に同ビーム両側と前
記炭化室の両炉壁との間隙を前記測定器で逐次測定し、
この測定値と予め設定した設定値を比較して、該測定値
が設定値を外れると、その外れ側に応じて、下記〜
を決定し、 一方の固定ブロックの一側面に当接して押出機の平面
回動支点側となるクランプ装置の一方の押付機構、 もう一方の固定ブロックの一側面を押して押出機の平
面回動駆動側となるクランプ装置の一方の押付機構、 前記両クランプ装置における両固定ブロックの他側面
を非当接状態とするもう一方の押付機構、 更に、前記測定値の外れ量に応じて前記の平面回動駆
動側押付機構の伸長量を決定し、この各決定事項に基づ
いて前記両クランプ装置の各押付機構を制御し、前記押
出機を平面回動して、前記コークス押出用ラムビームの
姿勢位置を調整するものである。
【0012】
【作用】本発明の作用を図1、2を参照して説明する。
【0013】本発明は上記課題を解決するため、種々検
討した結果、押出機に設けられている走行用車輪の鍔と
軌条との間には間隔があり、この間隔分は押出機が平面
回動することの知見を得た。
【0014】本発明は上記知見を基になされたものであ
り、コークス押出機走行移動用の軌道17に該軌道幅方
向に配設した2つの地上側固定ブロック18a,18b
と、この固定ブロック18a,18bの両側を押付機構
(油圧シリンダー14a〜14d、シリンダーロッド2
2a〜22d、回動アーム21a〜21d)により押付
けて挟んでクランプする2つのクランプ装置Ea,Eb
を利用する、つまり、押出ラムが炭化室1内を前進中又
は後退中に、コークス押出機の押出ラムヘッド3又はラ
ムビーム11と炭化室1の炉壁1a,1bとの間隙
1 ,b1 を測定器Gで逐次測定し、この測定値が所定
値(範囲)を外れると、この測定値が所定範囲内になる
ように前記2つのクランプ装置Ea,Ebの押付機構の
伸縮量を調整することにより、コークス押出機Pに水平
方向の回転力を与えて、該コークス押出機Pを平面回
転、つまり、コークス押出機Pが対向しているコークス
炉CO面に向かってその傾き角度を調整することによ
り、押出ラムヘッド3及び押出ラムビーム11を移動し
て、押出ラムヘッド3又は押出ラムビーム11が前記炭
化室1内又は窯口Kの各炉壁1a,1bに接触するのを
防止するものである。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図1、2を参照して詳細
に説明する。
【0016】図1中、1はコークス炉の燃焼室2に挟ま
れて、石炭を乾留する炭化室、3は炭化室1内の赤熱コ
ークス(図示せず)を押出すために押出ラムビーム11
の先端に設けた押出ラムヘッド、Pは軌道17上に設け
た軌条4を矢印X,Y方向に走行移動する押出機、Gは
下記、における押出ラムヘッド3の側部3a,3b
と炭化室1の炉壁1a,1bとの間隔a1 ,b1 及び押
出ラムビーム11と窯口K近傍の炉壁1a,1bとの間
隔c1 ,d1 を交互に測定するための隙間測定部であ
る。
【0017】押出機Pで前記炭化室1内の赤熱コーク
スを押出す最中、つまり、押出ラムヘッド3及びビーム
11が炭化室1内を前進中、 赤熱コークスの押出しが完了した後、押出ラムヘッド
3及びビーム11が炭化室1内を後退中。
【0018】この間隔測定部Gは押出ラムビーム11の
後方の押出機P上に搭載し、且つ、上下方向に首振り可
能に構成し、赤熱コークス及び炉壁1a,1bが発する
赤外線を検知する赤外線センサー5と、該赤外線センサ
ー5で検知した赤外線情報を処理して押出ラムヘッド3
の両側部3a,3bと炭化室1の炉壁1a,1bとの間
隙a1 ,b1 及び押出ラムビーム11と窯口K近傍の側
壁1a,1bとの間隙c1 ,d1 (図2)を演算する情
報処理部6と、押出ラムビーム11の移動量を測定し
て、該押出ラムヘッド3の位置を測定する押出ラムヘッ
ド位置測定器22と、該位置測定器22で測定した測定
値に応じて前記赤外線センサー5の焦点を合わせる焦点
補正部23より構成している。
【0019】Sは間隙測定部Gで測定した間隙a1 ,b
1 又はc1 ,d1 によりクランプ装置Ea ,Eb の動作
信号を発する制御部であり、上記制御部Sは情報処理部
6からの間隙a1 ,b1 又はc1 ,d1 と設定器8で設
定した許容範囲Q1 ,Q2 (QO :押出ラムヘッド3が
炉壁1a,1bと接触せず安全な範囲、Q2 :押出ラム
ビーム11が窯口K近傍の炉壁1a,1bと接触せず安
全な範囲)を比較して、その許容範囲Q1 又はQ2 内か
否かを判定する比較判定部7と、該比較判定部7で判定
した結果、間隙a1 ,b1 又はc1 ,d1 が許容範囲Q
1 又はQ2 内である場合に押出器Pの押出制御部10に
押出ラムビーム11の駆動信号Rを発する押出ラム駆動
指令部12と、前記比較判定部7で判定した結果、隙間
1 ,b1 が許容範囲Q1 内で無い場合又は隙間c1
1 が許容範囲Q2 内で無い場合に、前記間隙a1 ,b
1 又はc1 ,d1 から押出ラムヘッド3又は押出ラムビ
ーム11の移動方向(矢印X,Y)、つまり、両間隙a
1 とb1 又はc1 とd1 を比較してその大きい方向を判
定すると共にその差が等しくなるための、押出ラムヘッ
ド3及び押出ラムビーム11の横方向の移動量F
XY((a1 −b1 )/2)又は押出ラムビーム11の横
方向の移動量((c1 −d1 )/2)を算出する演算部
9と、演算部9で演算した押出ラムヘッド3の横方向移
動量FXYより、押出機Pがコークス炉COと対向する角
度、つまり、傾き補正角度θを算出する演算部13と、
該演算部13で演算した傾き補正角度θと前記演算部9
で判定した押出ラムヘッド3の移動方向(矢印X又は
Y)からステッピング油圧シリンダー(パルスモータで
油圧シリンダーのスプールを移動調整してシリンダーロ
ッドの伸縮量を制御するものであり、以下単に油圧シリ
ンダーと称す)14a〜14dの駆動量信号Ga ,Gb
を発する油圧シリンダー駆動指令部15a,15bより
構成している。
【0020】Ea,Ebは軌道17の幅方向位置に設置
したブロック18a,18bの側面を押出機Pの移動方
向(矢印X,Y方向)から押付けてクランプするクラン
プ装置であり、前記油圧シリンダー駆動指令部15a,
15bからの油圧シリンダー14a〜14dの駆動量信
号Ga ,Gb により該油圧シリンダー14a〜14dを
駆動するシリンダー駆動制御部16a,16bと、押付
機構、つまり、押出機Pの底部に後端を回動自在に取付
けられ、該シリンダー駆動制御部16a,16bの駆動
制御信号によりシリンダーロッド22a〜22dを伸縮
する油圧シリンダー14a〜14d及び該油圧シリンダ
ー14a〜14dの各シリンダーロッド22a〜22d
の先端を回動自在に設けると共に中間部を押出機Pの底
部に固定した支持台19a,19bで回動自在に支持す
る「くの字」形の回動アーム21a〜22dで構成して
いる。
【0021】次に、押出機Pの押出ラムヘッド3を炭化
室1の窯口Kに位置合わせする動作について説明する。
【0022】まず、押出機Pが軌条4を走行移動して所
定位置に停止すると、シリンダー駆動制御部16a,1
6bにクランプ信号が入力する。これにより、該シリン
ダー駆動制御部16a,16bは各油圧シリンダー14
a〜14dのシリンダーロッド22a〜22dが伸長し
て回動アーム21a〜21dによりブロック18a,1
8bをクランプする。
【0023】このクランプにより、押出ラムヘッド3は
炭化室1の窯口Kの近傍に位置調整される。
【0024】つぎに、赤外線センサー5により押出ラム
ビーム11より上方位置における押出ラムヘッド3の両
側部3a,3bと窯口K近傍の炉壁1a,1bの間隔
a,bを測定する。
【0025】この間隔a,bが許容範囲Q1 より小さく
なるように制御部Sにより両油圧シリンダー14a〜1
4dを制御して、押出機Pを矢印X,Y方向に移動す
る。
【0026】これが完了すると、押出ラムビーム11を
前進駆動させ、炭化室1内における赤熱コークスの押出
を開始する。
【0027】この赤熱コークスの押出作業中に炭化室1
内の炉壁1a,1bと押出ラムヘッド3両端3a,3b
との隙間を赤外線センサー5により逐次測定し、測定値
1,b1 と許容範囲Q1 と比較して、該測定値a1
1 と許容範囲Q1 より外れ、a1 <b1 の場合には、
制御部Sの制御により油圧シリンダー14cのシリンダ
ーロッド22cを伸長(矢印L方向)すると共に油圧シ
リンダー14a〜14dのシリンダーロッド22a〜2
2dを縮小(矢印M方向)し、油圧シリンダー14bの
シリンダーロッド22bはそのままの状態に維持するこ
とにより、押出機Pの後部を油圧シリンダー14bのシ
リンダーロッド22bに連結した回動アーム21bとブ
ロック18aの接点を支点にして矢印Z方向に傾き補正
角度θ分だけ回動せしめる。
【0028】これにより、炭化室1内の炉壁1a,1b
と押出ラムヘッド3の両側部3a,3bとの間隔は略等
しくなり、許容範囲Q1 内となる。
【0029】これが完了すると、前記赤外線センサー5
を下向きに傾動させて図2に示すように押出ラムビーム
11と窯口K近傍の炉壁1a,1bの間隙c1 ,d1
測定する。
【0030】この測定間隙c1 ,d1 が上記と同様に許
容範囲Q2 内になるように制御部Sで油圧シリンダー1
4a〜14dを制御する。
【0031】尚、本実施例においては、回動アーム21
bとブロック18aの接点を回動支点にし、油圧シリン
ダー14cのシリンダーロッド22cを伸長してブロッ
ク18bを押すことにより押出機Pを矢印Z方向に回動
させたが、これに変えて、油圧シリンダー14cのシリ
ンダーロッド22cとブロック18bの接点を回動支点
にし、油圧シリンダー14bのシリンダーロッド22b
を伸長してブロック18aを押すことにより押出機Pを
矢印Z方向に回動させてもよい。
【0032】又、押出ラムヘッド3と炉壁1a,1bの
接触防止と、押出ラムビーム11と窯口K近傍の炉壁1
a,1bの接触防止の両者を行う場合について説明した
が、これに限ることなく各々別々に設けてもよく、又、
いずれか一方のみを設けても良い。
【0033】又、本実施例における制御部Sは特別なも
のを用いる必要はなく、市販のパソコン、プロコン等を
用いてもよい。
【0034】又、制御可能な油圧シリンダー14a〜1
4dとして、本実施例においてはステッピング油圧シリ
ンダーを用いたが、本発明はこれに限ることはなくサー
ボ式油圧シリンダー等のシリンダーロッドの伸縮制御が
可能なものであれば良い。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は簡単な構
造で押出ラムヘッド及び押出ラムビームが炭化室の炉壁
に接触する事なく、該炭化室の赤熱コークスを押出す事
が出来るので、押出機の運転を自動化することが可能と
なり、この分野における効果は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の簡略説明図。
【図2】押出機の押出ラムビームが熱変形した場合の簡
略説明図。
【符号の説明】
1…炭化室 2…燃焼室 3…押出ラムヘッド 4…軌条 5…赤外線センサー 6…情報処理部 7…比較判断部 8…設定器 9…演算部 10…押出制御
部 11…押出ラムビーム 12…押出機駆
動指令部 13…演算部 14…油圧シリ
ンダー 15…油圧シリンダー駆動指令部 16…シリンダ
ー駆動制御部 17…軌道 18…固定ブロ
ック 19…支持台 21…回動アー
ム 22…シリンダーロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木孝市 大分市大字西ノ洲1番地 新日本製鐵株 式会社大分製鐵所内 (56)参考文献 特開 平4−72386(JP,A) 特開 昭60−36593(JP,A) 実開 平3−92747(JP,U) 実開 昭53−79848(JP,U) 特公 平2−29108(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上側の固定ブロックを一対の押付機構
    を有するクランプ装置によって強制クランプすることに
    よって、コークス押出機を移動して炭化室への押出位置
    に位置決めするに際して、前記固定ブロックを各炭化室
    毎に前記コークス押出機走行軌道幅方向に2個配列する
    と共に前記クランプ装置をコークス押出機の幅方向両側
    に2台設置し、コークス押出機の押出ラムヘッドと前記
    炭化室の炉壁との間隙を測定する測定器を設け、前記各
    クランプ装置の両押付機構を伸長して前記各ブロックを
    その両側から押付けてクランプすることにより前記押出
    機を所定位置に停止させた後、前記押出ラムヘッドの炭
    化室内前進又は後退中に同ヘッド両側と前記炭化室の両
    炉壁との間隙を前記測定器で逐次測定し、この測定値と
    予め設定した設定値を比較して、該測定値が設定値を外
    れると、その外れ側に応じて、下記〜を決定し、 一方の固定ブロックの一側面に当接して押出機の平面
    回動支点側となるクランプ装置の一方の押付機構、 もう一方の固定ブロックの一側面を押して押出機の平
    面回動駆動側となるクランプ装置の一方の押付機構、 前記両クランプ装置における両固定ブロックの他側面
    を非当接状態とするもう一方の各押付機構、 更に、前記測定値の外れ量に応じて前記の平面回動駆
    動側押付機構の伸長量を決定し、この各決定事項に基づ
    いて前記両クランプ装置の各押付機構を制御し、前記押
    出機を平面回動して、前記コークス押出用ラムヘッドの
    姿勢位置を調整することを特徴とするコークス押出機の
    制御方法。
  2. 【請求項2】 地上側の固定ブロックを一対の押付機構
    を有するクランプ装置によって強制クランプすることに
    よって、コークス押出機を移動して炭化室への押出位置
    に位置決めするに際して、前記固定ブロックを各炭化室
    毎に前記コークス押出機走行軌道幅方向に2個配列する
    と共に前記クランプ装置をコークス押出機の幅方向両側
    に2台設置し、コークス押出機の押出ラムビームと前記
    炭化室の炉壁との間隙を測定する測定器を設け、前記各
    クランプ装置の両押付機構を伸長して前記各ブロックを
    その両側から押付けてクランプすることにより前記押出
    機を所定位置に停止させた後、前記押出ラムビームの炭
    化室内前進又は後退中に同ビーム両側と前記炭化室の両
    炉壁との間隙を前記測定器で逐次測定し、この測定値と
    予め設定した設定値を比較して、該測定値が設定値を外
    れると、その外れ側に応じて、下記〜を決定し、 一方の固定ブロックの一側面に当接して押出機の平面
    回動支点側となるクランプ装置の一方の押付機構、 もう一方の固定ブロックの一側面を押して押出機の平
    面回動駆動側となるクランプ装置の一方の押付機構、 前記両クランプ装置における両固定ブロックの他側面
    を非当接状態とするもう一方の押付機構、 更に、前記測定値の外れ量に応じて前記の平面回動駆
    動側押付機構の伸長量を決定し、この各決定事項に基づ
    いて前記両クランプ装置の各押付機構を制御し、前記押
    出機を平面回動して、前記コークス押出用ラムビームの
    姿勢位置を調整することを特徴とするコークス押出機の
    制御方法。
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