JP2559944Y2 - 設備ユニットの天井パネル取付装置 - Google Patents

設備ユニットの天井パネル取付装置

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JP2559944Y2
JP2559944Y2 JP1849493U JP1849493U JP2559944Y2 JP 2559944 Y2 JP2559944 Y2 JP 2559944Y2 JP 1849493 U JP1849493 U JP 1849493U JP 1849493 U JP1849493 U JP 1849493U JP 2559944 Y2 JP2559944 Y2 JP 2559944Y2
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Japan
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ceiling
panel
ceiling panel
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JP1849493U
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JPH0671779U (ja
Inventor
敏秋 田畑
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大同ほくさん株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室ユニット等の設備
ユニットにおける天井パネルの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の設備ユニットにおける天井パネル
取付装置としては、例えば、図4に示す如く枠体aの下
面側にあって、下向きに開設した建込み溝bに壁パネル
cを挿入することで、当該枠体aを壁パネルcの上端に
取付け、上記枠体aの上面側にて、上向きに載置面dを
形成し、これに天井パネルeを載置することで、上記載
置面dの外側端から周立した突片fに、天井パネルeの
端縁を突き合せた状態となし、この状態で、上方からビ
スgを螺着することにより、天井パネルeを取着するよ
うにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の天井パネル取付装置にあっては、天井パネルeの上
方からビスgをねじ込まなければならないから作業性が
悪くなり、多くの労力と時間を必要とするだけでなく、
枠体aが不可欠な構成要素となるため、コストも高くな
る難点がある。
【0004】本考案は、上記従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑み、予め壁パネルの上面にあって、天井ジ
ョイントピースを回転自在なるようねじ止めしておき、
一方天井パネルには、天井ジョイントピースが挿入され
る挿入用長孔を開設し、該天井パネルを壁パネルの上面
に落し込むことにより、上記天井ジョイントピースを上
記の挿入用長孔に挿入した後、当該天井ジョイントピー
スを所要角度だけ回転することで、天井パネルが固定状
態となる構成とすることにより、設備ユニット内におい
て、天井パネルの取付けおよび取外しが、容易にして、
かつ簡易に行い得るようにするのが、その目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するため、天井パネルの周辺部には、天井ジョイン
トピースの挿入用長孔が所要数だけ離間して穿設され、
上記天井ジョイントピースは、当該挿入用長孔に軸廻り
方向へ回転自在に挿入される軸部と、該軸部の下端一側
から水平に突設した操作片と、上記軸部の上端に直交状
にて、突設され、かつ前記挿入用長孔に抜き差し自在な
るよう形成されると共に、下面には天井パネルの上面に
係当自在な係止面を有する係合突設部が形成され、上記
天井ジョイントピースは、これを天井パネルの落し込み
により前記挿入用長孔に挿入後、前記の操作片により挿
入用長孔と交差状となるまで前記壁パネルの上面にあっ
て、ねじにより回転自在なるよう螺装されてなる設備ユ
ニットの天井パネル取付装置を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【作用】壁パネルの上面に回転自在なるようねじ止めさ
れている天井ジョイントピースは、その両係合突設部の
向きを、例えば壁パネルの幅長方向すなわち、その表面
と平行となるよう指向させると共に、操作片は壁パネル
の厚さ方向にあって内面側へ向けて突出させる。
【0007】次に、天井パネルを壁パネルの上面に落し
込むが、この際、当該壁パネルに穿設されている挿入用
長孔に、上記天井ジョイントピースを挿入するのであ
り、さらに、天井ジョイントピースの操作片を、壁パネ
ルの上面と天井パネルの裏面との間に押し込む方向へ回
転動させてやると、天井ジョイントピースは、そのねじ
を中心として螺回し、上記操作片が壁パネルの上面と天
井パネルの裏面との間に押し込まれると共に、軸部上端
にあって左右両側から対称に突設の両係合突設部の向き
が、天井パネルの挿入用長孔における長さ方向から、当
該長孔の横幅方向へ略90°回転変位される。このこと
によって、天井パネルの上面、即ち挿入用長孔の横幅方
向における開口辺部が、上記両係合突設部の下面におけ
る係止面に板止状態にて係止され、壁パネルの上面に天
井パネルは重積状態にて固定される。
【0008】上記係合突設部における天井パネルの係止
面を、その横幅方向において、中央部を高く、該中央部
から前後両側へ傾斜上昇する傾斜面に形成しておくこと
で、側面略V字形状とすれば、当該天井ジョイントピー
スを左右何れの方向に対しても円滑に回転操作できて、
しかも、天井パネルを壁パネルの上面に圧着状態にて固
定することができる。
【0009】
【実施例】以下本考案を図示の実施例について説明す
る。図1ないし図3に示したように、壁パネル1の上端
には平板部1aが外側に向けて水平に曲成してあり、該
平板部1aの横幅方向における略中心には、壁パネル1
の横幅方向に一定の間隔をおいて所要複数個のねじ孔2
‥‥‥が上下方向に貫設してあり、該各ねじ孔2‥‥‥
に、ねじ3を上方からねじ込むことにより、このねじ3
によって上記平板部1aの上面に、天井ジョイントピー
ス4が回転自在になるよう取付けられている。
【0010】天井パネル5は、平板部5aと、その周縁
から垂直板部5bが下向きに曲成されたもので、これを
上記壁パネル1上に載装することにより、上記垂直板部
5bが壁パネル1の平板部1aに被嵌されるようにして
ある。
【0011】また、上記天井パネル5の平板部5aにお
ける周辺部には、前記の各天井ジョイントピース4‥‥
‥と対応する位置にあって、当該天井ジョイントピース
4を挿通可能な挿入用長孔6‥‥‥が、図示例にあって
は、上記壁パネル1の表面1bと平行方向に、すなわ
ち、壁パネル1の横幅方向に沿って長く縦向きに貫設さ
れている。
【0012】上記天井ジョイントピース4は、軸部4a
と、該軸部4aの下端一側から水平に突設した操作片4
bと、上記軸部4aの上端部における左右両側から、外
側へ対称に突出した天井パネル5の係合突設部4c、4
cとにより、上記した挿入用長孔6に挿通可能にして、
かつ正面略T字形状に形成され、該係合突設部4c、4
cの下面には、天井パネル5に対する係止面4d、4d
が形成されている。また、当該天井ジョイントピース4
の軸心には、前記ねじ3の挿通孔7が縦装貫設されてい
る。
【0013】さらに、上記天井ジョイントピース4の軸
部4aは、上記した横幅hの挿入用長孔6に挿入自在に
して、軸廻り方向に回転できる寸法に形成され、しかも
長さlを有する上記両係合突設部4c、4cは、上記し
た長さLの挿入用長孔6に挿通自在であり、かつ、当該
係合突設部4c、4cの横幅iは、上記挿入用長孔6の
横幅hより僅少に設定してあることで、当該天井ジョイ
ントピース4は、当該挿入用長孔6に抜き差し自在とな
っている。尚、上記係合突設部4c、4cについては、
上端側へ向けて先細りとなるように形成しておくこと
が、上記の挿入用長孔6に挿入する上で好ましい。
【0014】さらに、図示例では前記操作片4bと係合
突設部4c、4cは、平面的に直交状となるよう、それ
らの向きが90°変位させてあり、このことによって、
上記係合突設部4c、4を図2に示す如く、壁パネル1
の表面1bと平行の配置とした場合には、操作片4b
が、壁パネル1の表面1bから内側へ直交状に突出し、
当該操作片4bによって天井ジョイントピース4の回転
操作が行ない易くなる。
【0015】前記した係合突設部4c、4cの係止面4
d、4dは球面、もしくは図示例の如く、中央部4eか
ら横幅方向へ向け上方へ対称に傾斜上昇する傾斜面4
f、4fとしてもよく、この場合は側面略V字形状に形
成されることとなり、このようにすることで、天井パネ
ル5を取付ける際、天井ジョイントピース4の回転操作
を円滑に行うことができる。尚、図1(A)(B)およ
び図3において、8は壁パネル継ぎ材を示し、図1
(A)(B)において9はドア取付枠を示す。
【0016】従って図示例では、天井パネル5を取付け
るに際し、天井ジョイントピース4の係合突設部4c、
4cを、その長手方向が壁パネル1の表面1bと平行な
引き揃え状態として、天井パネル5を上方から壁パネル
1の上面に落し込むことで、図1(A)および図3に示
す如く、その挿入用長孔6に天井ジョイントピース4を
挿入する。
【0017】次いで、操作片4bにより天井ジョイント
ピース4を回転すると、ねじ3を中心として回転し、図
1(B)および図3に二点鎖線で示した如く、挿入用長
孔6の長さ方向に対して直交状となり、係合突設部4
c、4cの係止面4d、4dが天井パネル5の上面に係
止され、当該該天井パネル5を壁パネル1の上面側に押
え付けることになる。また、操作片4bは壁パネル1の
平板部1aにおける上面と、天井パネル5の裏面との間
に押し入れることとなり、以上で天井パネル5の取付け
は完了する。従って、もちろん上記実施例とは違って、
挿入用長孔6を壁パネル1の厚さ方向に穿設し、天井ジ
ョイントピース4の係合突設部4c、4cと操作片4b
とを同一方向へ指向させるといった構成にしても、同一
の目的を達成できる。
【0018】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、天井パネルを上方から壁パネル上に落し込
み、挿入用長孔に天井ジョイントピースを挿入した後、
操作片により所要角度回転するだけの極めて容易な操作
によって、天井パネルの取付けができると共に、操作片
は壁パネルと天井パネルとの間に押し入れられることで
ユニット内に突出することはないから、設備ユニットの
美感が保たれ、天井パネルの重量により操作片は壁パネ
ルの上面に押し付け保持されることとなるので、振動等
が与えられても、天井ジョイントピースが不本意に回転
してしまうこともなく、天井パネルの保持が労せずして
保証される。
【0019】さらに、天井パネルの取付けおよび取外し
ともに、ユニット内部から行ない得て、従来の如くビス
を上方から螺着するといった作業が不必要であるから、
建築物の上階における床と、当該設備ユニットの天井と
の間の間隔が、狭い場所においても、天井パネルの取付
け、取外しが支障なく行い得るだけでなく、従来の如く
枠体を別個に配設する必要がないから、コストも大巾に
低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る設備ユニットの天井パネル取付装
置を示す一実施例で、(A)は天井パネルの長孔に天井
ジョイントピースを挿入した状態の要部縦断正面図、
(B)は壁パネル上に天井パネルを取付けた状態の要部
縦断正面図である。
【図2】同上実施例を示す天井ジョイントピースを取付
けた壁パネルと、天井パネルの要部を示す分解斜視図で
ある。
【図3】同上実施例の天井パネル取付け状態を示す要部
平面図である。
【図4】従来の天井パネル取付装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 壁パネル 3 ねじ 4 天井ジョイントピース 4a 軸部 4b 操作片 4c 係合突設部 4d 係止面 5 天井パネル 6 挿入用長孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井パネルの周辺部には、天井ジョイン
    トピースの挿入用長孔が所要数だけ離間して穿設され、
    上記天井ジョイントピースは、当該挿入用長孔に軸廻り
    方向へ回転自在に挿入される軸部と、該軸部の下端一側
    から水平に突設した操作片と、上記軸部の上端に直交状
    にて、突設され、かつ前記挿入用長孔に抜き差し自在な
    るよう形成されると共に、下面には天井パネルの上面に
    係当自在な係止面を有する係合突設部が形成され、上記
    天井ジョイントピースは、これを天井パネルの落し込み
    により前記挿入用長孔に挿入後、前記の操作片により挿
    入用長孔と交差状となるまで前記壁パネルの上面にあっ
    て、ねじにより回転自在なるよう螺装されてなる設備ユ
    ニットの天井パネル取付装置。
JP1849493U 1993-03-19 1993-03-19 設備ユニットの天井パネル取付装置 Expired - Lifetime JP2559944Y2 (ja)

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JPH0671779U JPH0671779U (ja) 1994-10-07
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