JP2559723Y2 - 棒状体の連結クリップ - Google Patents

棒状体の連結クリップ

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JP2559723Y2
JP2559723Y2 JP1995009450U JP945095U JP2559723Y2 JP 2559723 Y2 JP2559723 Y2 JP 2559723Y2 JP 1995009450 U JP1995009450 U JP 1995009450U JP 945095 U JP945095 U JP 945095U JP 2559723 Y2 JP2559723 Y2 JP 2559723Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鉄筋等の棒状体を直交
させてワンタッチで連結することができる連結クリップ
に関し、さらに詳述すると、一対の棒状体を互いに圧接
状態に、かつ一方の棒状体を回動可能に連結することが
できる連結クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築基礎用鉄筋ユニットとして、
図7に示す構成のものが知られている(実開平3−21
457号公報参照)。この建築基礎用鉄筋ユニット1
は、ベース筋2に立上り筋3をクリップ4で回動可能に
連結することにより形成されている。
【0003】ここで、上記ベース筋2は、平行に配置し
た複数の第1横筋5(本例では2本)に、所定間隔毎に
直交配置した複数の第2横筋6(本例では5本)を溶接
したものである。また、上記立上り筋3は、平行に配置
した複数の第1縦筋7(本例では3本)に、所定間隔毎
に直交配置した複数の第2縦筋8(本例では5本)を溶
接したものである。なお、上記両横筋5,6及び両縦筋
7,8には、周面に多数のリング状突部を有する断面円
形の異径鉄棒が使用されている。
【0004】また、上記クリップ4は、図8に示すよう
に、針金9をU字状に屈曲させ、かつその中間部に横筋
挿入用湾曲部10を形成するとともに、両端部に略半円
形の引掛体11を設けたものである。このクリップ4を
使用する場合、まずベース筋2の第2横筋6上に立上り
筋3の最下部の第1縦筋7を直交配置した後、引掛体1
1を両側に引張ってクリップ4を開いてから、第1縦筋
7をU字状屈曲部12内に挿入し、さらに第2横筋6が
上記横筋挿入用湾曲部10内に入るようにクリップ4を
第2横筋6の下に通してから、両引掛体11を第1縦筋
7の上部に引掛けるもので、これにより第1縦筋7が第
2横筋6に回動可能に圧接されるものである。なお、本
例において、クリップ4はベース筋2の第2横筋6に一
本おきに取り付けられている。
【0005】上記ユニット1は、ベース筋2に立上り筋
3を着脱可能なクリップで回動可能に連結したので、ベ
ース筋2を倒すことにより折り畳んで運搬できるととも
に、現場において簡単に施工を行うことができる。ま
た、立上り筋3の第1縦筋7をベース筋2の第2横筋6
に圧接させるようにしたので、その圧接力によって立上
り筋3をベース筋2に対して直立した状態に保持するこ
とができ、施工が容易になるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した建築
基礎用鉄筋ユニット1は、ベース筋2と立上り筋3とを
クリップ4を用いて連結する場合、引掛体11を両側に
引張ってクリップ4を開いてから立上り筋3の第1縦筋
7をU字状屈曲部12内に挿入し、さらにベース筋2の
第2横筋6が横筋挿入用湾曲部10内に入るようにクリ
ップ4を第2横筋6の下に通してから両引掛体11を第
1縦筋7の上部に引掛けるという手間を要するため、ベ
ース筋2と立上り筋3との連結作業が面倒であった。
【0007】これに対し、一対の鉄筋をワンタッチで連
結することができるクリップとして、従来図9に示すも
のが知られている。このクリップ20は、板バネからな
る一対の略半円形挿入部21,22の背面同士を固着し
たもので、両挿入体21,22にそれぞれ鉄筋を挿入す
ることにより、一対の鉄筋を直交状態に連結するもので
ある。
【0008】しかしながら、図9のクリップを用い、一
方の挿入体21にベース筋2の第2横筋6を挿入し、他
方の挿入体22に立上り筋3の第1縦筋7を挿入するこ
とにより、図7に示したのと同様の建築基礎用鉄筋ユニ
ットを作製した場合、ベース筋2の第2横筋6と立上り
筋3の第1縦筋7との間に両挿入体21,22の背部が
介在し、第2横筋6に第1縦筋7が圧接されないので、
立上り筋3を圧接力によってベース筋2に対して直立し
た状態に保持することができず、ベース筋2を直立させ
ても倒れてしまうため、施工の容易性が失われるという
問題があった。
【0009】本考案は、上記事情に鑑みなされたもの
で、鉄筋等の一対の棒状体を互いに圧接状態にかつ一方
の棒状体を回動可能にワンタッチで直交させて連結する
ことができる棒状体の連結クリップを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本考案は、上記
目的を達成するため、左側壁部、湾曲部及び右側壁部が
連設されているとともに、左側壁部の下端と右側壁部の
下端との間に一方の棒状体の径以上の幅の開口部を有
し、該開口部から一方の棒状体が内部に挿入される断面
略逆U字状乃至略半円形の第1挿入部と、上壁部、湾曲
部及び下壁部が連設されているとともに、上壁部の前端
と下壁部の前端との間に他方の棒状体の径より幅狭の開
口部を有し、該開口部から他方の棒状体が内部に圧入さ
れる断面略横U字状乃至略半円形の第2挿入部とを備
え、第1挿入部の左側壁部の下端及び右側壁部の下端の
一方又は両方に第2挿入部の上壁部の幅方向側縁部が連
結され、かつ第1挿入部の内面上端と第2挿入部の内面
上端との間の長さが一方の棒状体の径よりもやや短く形
成され、一方の棒状体と他方の棒状体とを直交させて配
置した状態において、前記連結クリップの第1挿入部に
一方の棒状体を挿入し、第2挿入部に他方の棒状体を圧
入することにより、一方の棒状体が他方の棒状体に圧接
されるとともに、一方の棒状体が周方向に沿って回動し
得るように両棒状体を連結することを特徴とする棒状体
の連結クリップを提供する。
【0011】本考案の連結クリップは、第1挿入部内に
その開口部から一方の棒状体を挿入し、この状態で第2
挿入部内にその開口部から他方の棒状体を圧入すること
により、両棒状体をワンタッチで簡単に直交状態に連結
することができる。
【0012】この場合、本考案クリップにおいては、第
1挿入部の内面上端と第2挿入部の内面上端との間の長
さを一方の棒状体の径よりもやや短く形成したので、第
1挿入部あるいは第2挿入部のバネ作用(後述)によっ
て第2挿入部内の他方の棒状体に第1挿入部内の一方の
棒状体が圧接される。
【0013】また、第1挿入部の開口部の幅を一方の棒
状体の径以上の広さに形成したので、第1挿入部に一方
の棒状体を容易に挿入できるとともに、一方の棒状体は
第1挿入部に挿入されるだけなので、一方の棒状体が回
動し得る。
【0014】さらに、第2挿入部の開口部の幅を他方の
棒状体の径よりも狭くし、第2挿入部に他方の棒状体を
圧入するようにしたので、第2挿入部から他方の棒状体
が容易に抜け出ることがなく、棒状体の連結状態が良好
に保持される。
【0015】なお、本考案の連結クリップは、金属、樹
脂等で形成することができ、鉄筋、金属パイプ、樹脂パ
イプなどの種々の棒状体の連結に好適に使用することが
できる。
【0016】
【実施例】次に、実施例により本考案を具体的に示す
が、本考案は下記実施例に限定されるものではない。
【0017】実施例1 図1は本考案連結クリップの一実施例を示す。本例のク
リップ30は、鋼からなる一つの第1挿入部31と鋼か
らなる一つの第2挿入部32とを一体に連設したもので
ある。
【0018】上記第1挿入部31は、左側壁部33、湾
曲部34及び右側壁部35が一体に連設されているとと
もに、左側壁部33の下端と右側壁部35の下端との間
に一方の棒状体の径以上の幅の開口部36を有し、この
開口部36から一方の棒状体が内部に挿入される断面略
逆U字状のものである。
【0019】上記第2挿入部32は、上壁部37、湾曲
部38及び下壁部39が一体に連設されているととも
に、上壁部37の前端と下壁部39の前端との間に他方
の棒状体の径より幅狭の開口部40を有し、この開口部
40から他方の棒状体が内部に圧入される断面略横U字
状のものである。
【0020】そして、第1挿入部31の右側壁部35の
下端に第2挿入部32の上壁部37の幅方向側縁部が一
体に連結されている。また、第1挿入部31の内面上端
と第2挿入部32の内面上端との間の長さLは、一方の
棒状体の径よりもやや短く形成されている。
【0021】本例の連結クリップ30を用いて一対の棒
状体を連結する場合、図2に示したように、第1挿入部
31内にその開口部36から一方の棒状体Aを挿入した
後、この状態で第2挿入部32内にその開口部40から
他方の棒状体Bを圧入するもので、これにより両棒状体
A,Bをワンタッチで簡単に直交させて連結することが
できる。なお、第2挿入部32への棒状体Bの圧入は、
第1挿入部31に一方の棒状体Aを挿入し、第2挿入部
32の開口部40に他方の棒状体Bを当て、第2挿入部
32の湾曲部38の外面をハンマーでたたくことなどに
よって行うことができる。
【0022】この場合、本例のクリップ30において
は、第1挿入部31の内面上端と第2挿入部32の内面
上端との間の長さLを一方の棒状体Aの径よりもやや短
く形成したので、第2挿入部32に他方の棒状体Bを圧
入したときに、第1挿入部31全体及び/又は第2挿入
部の下壁部39が図中矢印X方向に反り、第1挿入部3
1及び/又は第2挿入部32に図中矢印Y方向に付勢す
るバネ力が生じ、このバネ力によって第2挿入部32内
の他方の棒状体Bに第1挿入部31内の一方の棒状体A
が圧接される。
【0023】また、第1挿入部31の開口部36の幅を
一方の棒状体Aの径以上に形成したので、第1挿入部3
1に一方の棒状体Aを容易に挿入でき、かつ一方の棒状
体Aは第1挿入部31に挿入されているだけなので、棒
状体Aが回動し得る。一方、第2挿入部32の開口部4
0の幅を他方の棒状体Bの径よりも狭くし、第2挿入部
32に他方の棒状体Bを圧入するようにしたので、第2
挿入部32から他方の棒状体Bが容易に抜け出ることが
なく、棒状体A,Bの連結状態が良好に保持されるとと
もに、必要に応じ第2挿入部32から他方の棒状体Bを
取り外して棒状体A,Bの連結を解除することもでき
る。
【0024】実施例2 図3は本考案連結クリップの一実施例を示す。本例のク
リップ50は、鋼からなる一つの第1挿入部31と鋼か
らなる二つの第2挿入部32,32とを一体に連設した
ものである。なお、図2において図1のクリップ30と
同一構成の部分には同一参照符号を付してその説明を省
略する。
【0025】本例のクリップ50においては、第1挿入
部31の左側壁部33の下端及び右側壁部35の下端に
第2挿入部32,32の上壁部37,37の幅方向側縁
部がそれぞれ一体に連結されている。この場合、両第2
挿入部32,32の開口部40,40はいずれも同一方
向(前方)を向いている。また、第1挿入部31の内面
上端と第2挿入部32,32の内面上端との間の長さ
は、一方の棒状体の径よりもやや短く形成されている。
【0026】本例の連結クリップ50を用いて一対の棒
状体を連結する場合、第1挿入部31内にその開口部3
6から一方の棒状体を挿入した後、この状態で第2挿入
部32,32内にその開口部40,40から他方の棒状
体を圧入するもので、これにより両棒状体をワンタッチ
で簡単に直交させて連結することができる。なお、第2
挿入部32,32への棒状体の圧入は、第1挿入部31
に一方の棒状体を挿入し、第2挿入部32,32の開口
部40,40に他方の棒状体を当て、第2挿入部32,
32の湾曲部38,38の外面をそれぞれハンマーでた
たくことなどによって行うことができる。
【0027】この場合、本例のクリップ50において
は、第1挿入部31の内面上端と第2挿入部32,32
の内面上端との間の長さを一方の棒状体の径よりもやや
短く形成したので、第2挿入部32,32に他方の棒状
体を圧入したときに、第2挿入部32,32の下壁部3
9,39が図中矢印X方向に反り、第2挿入部32,3
2に図中矢印Y方向に付勢するバネ力が生じ、このバネ
力によって第2挿入部32,32内の他方の棒状体に第
1挿入部31内の一方の棒状体が圧接される。なお、そ
の他の作用効果は図1のクリップと同様であるので説明
を省略する。
【0028】実施例3 図4は本考案連結クリップの一実施例を示す。本例のク
リップ60は、鋼からなる一つの第1挿入部31と鋼か
らなる二つの第2挿入部32,32とを一体に連設した
ものである。なお、図4において図1のクリップ30と
同一構成の部分には同一参照符号を付してその説明を省
略する。
【0029】本例のクリップ60においては、第1挿入
部31の左側壁部33の下端及び右側壁部35の下端に
第2挿入部32,32の上壁部37,37の幅方向側縁
部がそれぞれ一体に連結されている。この場合、両第2
挿入部32,32の開口部40,40は互いに逆方向
(一方は前方、他方は後方)を向いている。また、第1
挿入部31の内面上端と第2挿入部32,32の内面上
端との間の長さは、一方の棒状体の径よりもやや短く形
成されている。
【0030】本例の連結クリップ60を用いて一対の棒
状体を連結する場合、第1挿入部31内にその開口部3
6から一方の棒状体を挿入した後、この状態で第2挿入
部32,32内にその開口部から他方の棒状体を圧入す
るもので、これにより両棒状体をワンタッチで簡単に直
交状態に連結することができる。
【0031】この場合、本例のクリップ60では、第2
挿入部32,32の開口部40,40が互いに逆方向を
向いているので、第1挿入部31に一方の棒状体を挿入
し、クリップ60を斜めにして第2挿入部32,32の
開口部40,40に他方の棒状体Bを当て、一方の第2
挿入部32の湾曲部38の外面のみをハンマー等でたた
くことにより、両第2挿入部32,32に両方の棒状体
を同時に圧入することができる。なお、その他の作用効
果は図2のクリップと同様であるので説明を省略する。
【0032】実施例4 図5は本考案連結クリップの一実施例を示す。本例のク
リップ70は、鋼からなる一つの第1挿入部31と鋼か
らなる二つの第2挿入部32,32とを一体に連設した
ものである。なお、図5において図1のクリップ30と
同一構成の部分には同一参照符号を付してその説明を省
略する。
【0033】本例のクリップ70においては、第1挿入
部31の左側壁部33の下端及び右側壁部35の下端が
側方に延出されて延出部71,71が形成され、、この
延出部71,71に第2挿入部32,32の上壁部3
7,37の幅方向側縁部がそれぞれ一体に連結されてい
る。この場合、両第2挿入部32,32の開口部40,
40はいずれも同一方向(前方)を向いている。また、
第1挿入部31の内面上端と第2挿入部32,32の内
面上端との間の長さは、一方の棒状体の径よりもやや短
く形成されている。なお、本例の連結クリップ70の使
用方法及び作用効果は、図2のクリップと同様であるの
で説明を省略する。
【0034】使用例 図6は本考案の連結クリップを用いて製造した建築基礎
用鉄筋ユニットの一例を示す。なお、図6において図7
のユニット1と同一構成の部分には同一参照符号を付し
てその説明を省略する。
【0035】本例の建築基礎用鉄筋ユニット80は、ベ
ース筋2と立上り筋3とを実施例1のクリップ30で連
結したもので、第1挿入部31に立上り筋3の第1縦筋
7が挿入され、第2挿入部32にベース筋2の第2横筋
6が圧入されている。したがって、ベース筋2に立上り
筋3が回動可能かつ着脱可能に連結されているととも
に、ベース筋2の第2横筋6に立上り筋3の第1縦筋7
が圧接されている。
【0036】本例の建築基礎用鉄筋ユニット80は、ベ
ース筋2の第2横筋6に立上り筋3の第1縦筋7を本考
案の連結クリップ30を用いて連結するようにしたの
で、ベース筋2と立上り筋3との連結をワンタッチでき
わめて簡単に行うことができる。また、ベース筋2の第
2横筋6に立上り筋3の第1縦筋7が圧接されているの
で、この圧接力によって立上り筋3をベース筋2に対し
て直立した状態に保持することができ、施工が容易であ
る。さらに、ベース筋2に立上り筋3が回動可能に連結
されているので、折り畳んで容易に運搬することができ
るとともに、ベース筋2に立上り筋3が着脱可能に連結
されているので、ベース筋2と立上り筋3との連結を解
除して立上り筋3の位置変更やベース筋2あるいは立上
り筋3の交換を行うことができる。
【0037】なお、本考案連結クリップの第1挿入部及
び第2挿入部の形状等は上記実施例に限定されず、例え
ば上記実施例では第1挿入部及び第2挿入部を断面略U
字状としたが、断面略半円形としてもよい。また、その
他の構成についても本考案の要旨を逸脱しない範囲で種
々変更して差し支えない。
【0038】
【考案の効果】以上のように、本考案の連結クリップ
は、一対の棒状体を互いに圧接状態にかつ一方の棒状体
を回動可能にワンタッチで直交させて連結することがで
きるもので、鉄筋の連結などの用途に有効に使用でき
る。特に、ベース筋に立上り筋をクリップにより回動可
能かつ立設可能に連結した建築基礎用鉄筋ユニットの製
造に好適に使用することができ、かかる建築基礎用鉄筋
ユニットの製造を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案連結クリップの一実施例を示すもので、
(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は底面図で
ある。
【図2】図1の連結クリップで一対の棒状体を連結した
状態を示す正面図である。
【図3】本考案連結クリップの一実施例を示すもので、
(A)は正面図、(B)は底面図である。
【図4】本考案連結クリップの一実施例を示すもので、
(A)は正面図、(B)は底面図である。
【図5】本考案連結クリップの一実施例を示す正面図で
ある。
【図6】本考案連結クリップを用いて製造した建築基礎
用鉄筋ユニットの一例を示す斜視図である。
【図7】従来の建築基礎用鉄筋ユニットを示す斜視図で
ある。
【図8】ベース筋と立上り筋との連結に用いる従来のク
リップを示す斜視図である。
【図9】従来の鉄筋用ワンタッチクリップを示す斜視図
である。
【符号の説明】
2 ベース筋 3 立上り筋 5 第1横筋 6 第2横筋 7 第1縦筋 8 第2縦筋 30 連結クリップ 31 第1挿入部 32 第2挿入部 33 左側壁部 34 湾曲部 35 右側壁部 36 開口部 37 上壁部 38 湾曲部 39 下壁部 40 開口部 50 連結クリップ 60 連結クリップ 70 連結クリップ 80 建築基礎用鉄筋ユニット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側壁部、湾曲部及び右側壁部が連設さ
    れているとともに、左側壁部の下端と右側壁部の下端と
    の間に一方の棒状体の径以上の幅の開口部を有し、該開
    口部から一方の棒状体が内部に挿入される断面略逆U字
    状乃至略半円形の第1挿入部と、 上壁部、湾曲部及び下壁部が連設されているとともに、
    上壁部の前端と下壁部の前端との間に他方の棒状体の径
    より幅狭の開口部を有し、該開口部から他方の棒状体が
    内部に圧入される断面略横U字状乃至略半円形の第2挿
    入部とを備え、 第1挿入部の左側壁部の下端及び右側壁部の下端の一方
    又は両方に第2挿入部の上壁部の幅方向側縁部が連結さ
    れ、かつ第1挿入部の内面上端と第2挿入部の内面上端
    との間の長さが一方の棒状体の径よりもやや短く形成さ
    れ、 一方の棒状体と他方の棒状体とを直交させて配置した状
    態において、前記連結クリップの第1挿入部に一方の棒
    状体を挿入し、第2挿入部に他方の棒状体を圧入するこ
    とにより、一方の棒状体が他方の棒状体に圧接されると
    ともに、一方の棒状体が周方向に沿って回動し得るよう
    に両棒状体を連結することを特徴とする棒状体の連結ク
    リップ。
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