JP2559605Y2 - 感知器用無線送信機 - Google Patents

感知器用無線送信機

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JP2559605Y2
JP2559605Y2 JP1587192U JP1587192U JP2559605Y2 JP 2559605 Y2 JP2559605 Y2 JP 2559605Y2 JP 1587192 U JP1587192 U JP 1587192U JP 1587192 U JP1587192 U JP 1587192U JP 2559605 Y2 JP2559605 Y2 JP 2559605Y2
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JP
Japan
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sensor
wireless transmitter
reed switch
test
wireless
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JP1587192U
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裕史 島
啓 清水
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防災システムにおいて
感知器の発報信号を無線で送出する感知器用無線送信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、感知器の発報信号を無線で中継
する無線防災システムでは、有線防災システムにおいて
感知器と中継器を接続するためのいわゆるL(ライン)
−C(コモン)ラインと呼ばれる配線を省略することが
できるので、配設工事を簡略化することができるが、有
線の防災システムにおいても無線が一部的に用いられる
ことがある。
【0003】一般的な有線防災システムでは、火災を感
知して発報信号を有線で送出する感知器と、感知器の発
報信号を有線で火災受信機に中継する中継器が用いられ
るが、あるエリアにおいて内装工事等が行われる場合で
あって、そのエリアの感知器と中継器の間のL−Cライ
ンが切断される場合には、そのエリアが無警戒エリアと
なる。そこで、感知器の発報信号を無線で送出する無線
送信機と、この無線送信機からの発報信号を受信して火
災受信機に送出するための無線受信中継器が用いられ
る。
【0004】従来、この種の無線送信機を試験する場合
には、感知器が発報信号を送出した場合と同様な疑似的
な状態を生成するためのリードスイッチを無線送信機内
に配設するとともに、感知器を覆うようなカップ状の治
具内に磁石を配設し、保守者がこの治具により感知器を
覆って磁石をリードスイッチに近接してリードスイッチ
をオンにすることにより疑似的に作動させる方法が採ら
れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の試験方法では、保守者が感知器を覆うようなカップ
状の治具内の磁石をリードスイッチに近接するので、感
知器と無線送信機が大型の場合や、高い天井に取り付け
られている場合にはリードスイッチの場所がわかりずら
く、試験がしずらいという問題点がある。
【0006】本考案は上記従来の問題点に鑑み、試験を
容易に行うことができる感知器用無線送信機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、感知器を着脱自在に設けた感知器用無線送
信機に於いて、感知器が動作した場合に下方に向かって
点灯する表示手段に近接して磁石の接近によりオンにな
る試験用のリードスイッチを設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本考案は上記構成により、試験用のリードスイ
ッチが表示手段に近接して設けられているので、保守者
が表示手段に磁石を近づけることによりリードスイッチ
がオンになり、したがって、試験を容易に行うことがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1は、本考案に係る無線中継器の感知器用無線
送信機を示す分解斜視図、図2は、図1の感知器用無線
送信機に対して感知器が取り付けられた状態を示す一部
切り欠き側面図、図3は、図1の感知器用無線送信機の
試験回路を示す回路図である。
【0010】図1において、この無線送信機は、図2に
示すような感知器1が着脱可能なように水平断面が円形
で形成され、上蓋2が天井側に取り付けられる。したが
って、図1では上下が逆に示されている。上蓋2には天
井に取り付けるための一対のブラケット3a、3bがね
じ4を介して取り付けられ、また、電池収納部2aが形
成されている。
【0011】このブラケット3a、3bは、天井側に予
め取り付けられたブラケット(図示省略)に対して本体
を回転することにより着脱自在であり、また、図2に示
すような感知器1に取り付けられているブラケット(図
示省略)と同一の構造である。したがって、感知器の発
報信号を有線で中継器を介して火災受信機に送信する防
災システムでは、感知器1が直接天井に取り付けられる
が、内装工事等が行われる場合であって、そのエリアの
感知器と中継器の間のL−Cラインが切断される場合に
は、感知器1がこの無線送信機を介して天井に取り付け
られる。
【0012】この上蓋2と本体ケース5の間には、RF
回路や図3に示すような試験回路用の部品が実装された
プリント基板6がねじ6aを介して取り付けられ、この
プリント基板6には、試験用のリードスイッチ7と、動
作時に点灯する発光ダイオード8が近接して下方(図面
では上方)に向くように実装されている。なお、発光ダ
イオード8は例えば感知器1の火災検出時や、接続状態
が正常な旨を定期的に無線受信機に送信する時や、電波
伝播の試験時等に点灯するように制御される。プリント
基板6にはまた、電池着脱用の開口9が形成されるとと
もに、アンテナ10がラグ11を介してねじ12により
取り付けられる。
【0013】本体ケース5には、発光ダイオード8の照
明孔5aと、感知器1が嵌合可能な凹部13が形成さ
れ、この凹部13には電池着脱用の開口14が形成さ
れ、また、この本体ケース5はねじ5bにより上蓋2に
取り付けられる。なお、本体ケース5の開口14とプリ
ント基板6の開口9は、電池(図示省略)が上蓋2の電
池収納部2aから落下しないように電池蓋15により覆
われ、電池蓋15はねじ16により上蓋2に固定され
る。
【0014】本体ケース5にはまた、上蓋2のブラケッ
ト3a、3bと同様な構成で感知器1側に取り付けられ
たブラケット(図示省略)に係合可能なブラケット17
a、17b、18a〜18cが取り付けられ、このブラ
ケット17a、17b、18a〜18cは、感知器1と
の間のコネクタを兼用するために導電性材料で形成され
ている。ブラケット17a、17bは、感知器1側の一
方のブラケット(ブラケット3a参照)に係合可能なよ
うにねじ19により取り付けられ、ブラケット18a、
18bは、感知器1側の他方のブラケット(ブラケット
3b参照)に係合可能なようにねじ20により取り付け
られる。また、ブラケット18cはねじ21により取り
付けられる。
【0015】そして、この無線送信機が天井に取り付け
られた後、感知器1が無線送信機に取り付けられると、
図2に示すように発光ダイオード8の照明孔5aが下方
に向くように配置される。つぎに、このように取り付け
られた感知器1と無線送信機の電気的構成を図3を参照
して説明する。感知器1は、熱や煙を検知した場合にオ
ンになるスイッチ成分と、このスイッチ成分に対する直
列抵抗成分により構成され、この直列回路に対して所定
の電圧が送信回路22により印加されている。
【0016】したがって、スイッチ成分がオンになる
と、直列回路の両端の電圧が変動するので、送信回路2
2が発報信号を無線受信中継器30に送信する。無線受
信中継器30はこの発報信号を有線で火災受信機31に
送信し、火災受信機31において感知器1と無線送信機
の設置場所に応じた表示等が行われる。また、このよう
に感知器1が動作した場合には、送信回路22の制御に
よりトランジスタ23がオンになり、発光ダイオード8
が発光する。
【0017】また、この無線受信機が正常に動作するか
を試験するためのリードスイッチ7と抵抗Rが直列に接
続され、この直列回路に対して所定の電圧が送信回路2
2により印加され、また、発光ダイオード8には定電圧
が印加されている。したがって、磁石Mがリードスイッ
チ7に近接すると、リードスイッチ7がオンになり、感
知器1が作動した場合と同様な電圧が送信回路22によ
り検出され、発報信号が無線受信中継器30に送信され
る。
【0018】この場合、トランジスタ23がオンにな
り、発光ダイオード8が発光するので、無線送信機が正
常に動作したことを保守者が確認することができる。し
たがって、上記実施例によれば、感知器1と無線送信機
が監視エリアの天井に取り付けられている場合、発光ダ
イオード8の照明孔5aが下方に向いているので、保守
者がこの場所を下から容易に確認することができ、ま
た、この発光ダイオード8の近傍にリードスイッチ7が
取り付けられているので、保守者が発光ダイオード8の
近傍に磁石Mを近づけるだけで試験を行うことができ
る。
【0019】尚、感知器は火災、ガス等の適宜の感知器
が接続される。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、試
験用のリードスイッチが表示手段に近接して設けられて
いるので、保守者が表示手段に磁石を近づけることによ
りリードスイッチがオンになり、したがって、試験を容
易に行うことができる。また試験発報には、電波を出力
しているか表示手段を確認すればよく、試験時の発報の
確認も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る無線中継器の感知器用無線送信機
を示す分解斜視図
【図2】図1の感知器用無線送信機に対して感知器が取
り付けられた状態を示す一部切り欠き側面図
【図3】図1の感知器用無線送信機の試験回路を示す回
路図
【符号の説明】
1:感知器 2:上蓋 2a:電池収納部 3a,3b,17a,17b,18a〜18c:ブラケ
ット 4,5b,6a,12,16,19〜21:ねじ 5:本体ケース 6:プリント基板 7:リードスイッチ 8:発光ダイオード 9,14:開口 10:アンテナ 11:ラグ 13:凹部 15:電池蓋 22:送信回路 23:トランジスタ 30:無線受信中継器 31:火災受信機 R:抵抗

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感知器を着脱自在に設けた感知器用無線送
    信機に於いて、 前記感知器が動作した場合に下方に向かって点灯する表
    示手段に近接して磁石の接近によりオンになる試験用の
    リードスイッチを設けたことを特徴とする感知器用無線
    送信機。
JP1587192U 1992-03-26 1992-03-26 感知器用無線送信機 Expired - Lifetime JP2559605Y2 (ja)

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JP1587192U JP2559605Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 感知器用無線送信機

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JP1587192U JP2559605Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 感知器用無線送信機

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Publication Number Publication Date
JPH0579692U JPH0579692U (ja) 1993-10-29
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JP4518385B2 (ja) * 2004-08-02 2010-08-04 ホーチキ株式会社 警報器の嵌合構造
JP2006331097A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Toshiba Corp 無線装置

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JPH0579692U (ja) 1993-10-29

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