JP4591675B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、造営面に設置されるスイッチ装置に関する。
従来、壁面などの造営面に設置されるスイッチ装置において、着脱自在なリモコン送信機を壁スイッチの操作部と兼用させるとともに、このリモコン送信機から送信される赤外線の制御信号を受信する受信部を設け、手動操作とリモコン操作とを可能とした構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−187491号公報(第1頁、図1)
しかしながら、上記従来の構造では、経年使用に伴って、リモコンの取り外し回数が多くなると、スイッチ装置とリモコン送信機との機械的保持構造が弱くなり、不用意にリモコン送信機が外れてしまう虞がある。また、仮に、上記従来のスイッチ装置に新たな付加機能を付加しようとすると、スイッチ装置自体を交換しなければならないので、容易に機能を付加できない問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、遠隔操作を可能にする機能部材を既設のスイッチ装置に容易に付加できるとともに、付加した機能部材と既設のスイッチ装置との接続信頼性の高いスイッチ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のスイッチ装置は、面に設置される装置本体と;負荷への電源供給を制御するスイッチ手段と;スイッチ手段を制御する制御部と;装置本体に設けられ上部に位置する窓部を有し制御部を介して負荷の状態を変更するセンサ式の操作手段と;窓部より下方に位置して下方に開口し制御部の制御に基づき負荷の状態を遠隔操作によって変更かつ監視可能である無線アダプタの被接続部が外部に露出しないように接続可能な接続部と;窓部より表面側に突出して設けられ接続部を覆いかつ接続部の開口を下方に露出させるソケット覆い部と;を具備したものである。
そして、この構成では、造営面に設置される装置本体に設けられた操作手段を操作することにより、負荷の状態を変更できる。必要に応じて無線アダプタを接続部に接続することにより、この無線アダプタと通信する機器を用いて、負荷の状態を変更できるとともに、負荷の状態を確認できる。無線アダプタは必要に応じて接続すれば良いため、付加機能の追加を容易に行うことができる。さらに、接続部は、無線アダプタの被接続部が外部に露出しない状態で接続されるとともに下方に開口するため、接続部への塵埃の侵入や付着が抑制され、無線アダプタが接続部に確実に接続される。さらにまた、頻繁に無線アダプタを取り外す必要がないため、接続部との機械的接続の信頼性が低下することがない。さらに、スイッチ装置の上部に配置された窓部に対して、無線アダプタを取り付ける接続部を、無線アダプタや接続作業を行う手が窓部の検知範囲に侵入しにくい位置及び方向として、窓部より下方、かつ、下向きに配置したため、無線アダプタの接続作業時に、無線アダプタや接続作業を行う手の動きがセンサに影響を与えにくい位置関係となり、さらに、窓部を設けた面から突出した突出部であるソケット覆い部を、検知範囲を規制する遮蔽物として利用して、接続動作時の意に反する動作すなわち負荷の入り切りを抑制できる。
請求項記載のスイッチ装置は、請求項記載のスイッチ装置において、操作手段は、近接した物体を検知して負荷の状態を変更する近接スイッチであるものである。
近接スイッチは、例えば、赤外線を発光する発光素子と、赤外線を受光する受光素子とを備えて構成される。また、超音波を発振する超音波発振器と、超音波を受信する超音波受信器とを備えて構成することもできる。
そして、この構成では、操作手段として、手動操作の機械的なスイッチを備える必要がなく、小型化や製造コストの低減が容易になる。
請求項記載のスイッチ装置は、請求項記載のスイッチ装置において、接続部は、この接続部への無線アダプタの接続時に無線アダプタが近接スイッチの検知範囲を通過しない向きに配置されたものである。
そして、この構成では、接続部への無線アダプタの接続作業時に無線アダプタや無線アダプタを把持した手が近接スイッチにより検知されにくくなり、近接スイッチが意に反して動作することが抑制される。
なお、無線アダプタは、例えば、2.45GHz周波数帯を用いるBLUETOOTH(登録商標)規格や、適宜の無線LANの規格などを用いる。
また、操作手段は、例えば、赤外線の発光部及び受光部を備えた近接センサ、指などの接触の有無を検出するセンサであるいわゆるタッチスイッチである接触センサ、人体の存否を検出する人感センサ、あるいは別体の赤外線ワイヤレスリモコンから送信される赤外線の信号を受信する赤外線受信装置などを用いる。
また、造営面に設置とは、例えば、壁面に埋込設置することである。
本発明のスイッチ装置によれば、造営面に設置される装置本体に設けられた操作手段を操作することにより、負荷の状態を変更できる。必要に応じて無線アダプタを接続部に接続することにより、この無線アダプタと通信する機器を用いて、負荷の状態を変更できるとともに、負荷の状態を確認できる。無線アダプタは必要に応じて接続すれば良いため、付加機能の追加を容易に行うことができる。さらに、接続部は、無線アダプタの被接続部が外部に露出しない状態で接続されるとともに下方に開口するため、接続部への塵埃の侵入や付着が抑制され、無線アダプタを接続部に確実に接続できる。さらにまた、頻繁に無線アダプタを取り外す必要がないため、接続部との機械的接続の信頼性の低下を防止できる。さらに、スイッチ装置の上部に配置された窓部に対して、無線アダプタを取り付ける接続部を、無線アダプタや接続作業を行う手が窓部の検知範囲に侵入しにくい位置及び方向として、窓部より下方、かつ、下向きに配置したため、無線アダプタの接続作業時に、無線アダプタや接続作業を行う手の動きがセンサに影響を与えにくい位置関係となり、さらに、窓部を設けた面から突出した突出部であるソケット覆い部を、検知範囲を規制する遮蔽物として利用して、接続動作時の意に反する動作すなわち負荷の入り切りを抑制できる。
以下、本発明のスイッチ装置の第1の実施の形態を図1ないし図10を参照して説明する。
図1は本発明のスイッチ装置の第1の実施の形態を示す造営面に取り付けた状態の説明図、図2は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り外した状態の正面図、図3は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り外した状態の底面図、図4は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の正面図、図5は同上スイッチ装置のカバーの一部を取り外した状態の側面図、図6は同上スイッチ装置のカバーの一部を取り外した状態の正面図、図7は同上スイッチ装置のカバーの一部を取り外した状態の底面図、図8は同上スイッチ装置のブロック図、図9は同上スイッチ装置の動作を示す説明図であり、(a)は無線アダプタを取り外した状態、(b)は無線アダプタを取り付けた状態、図10は同上スイッチ装置を操作する外部の無線機器の操作画面の説明図である。
図1ないし図7において、11はスイッチ装置で、このスイッチ装置11は、造営面としての家屋の室内の壁面12に埋込設置して取り付けられる3モジュール構造の配線器具形状をなす壁スイッチを構成している。そして、図1に示すように、壁面12には、縦長矩形状の開口部14が開口形成され、この開口部14に取り付けられたスイッチボックス15及びサポート16を介し、装置本体18及びこの装置本体18の表面側を覆うカバー20が取り付けられている。
そして、スイッチボックス15は、開口部14を覆うようにして壁面12の裏面側に設置され、壁面12の裏面側に配線される電力線及び信号線などの電線が引き込まれて装置本体18に接続される。そして、スイッチボックス15の前面は開口され、この前面開口の上下の部分から、互いに対向して取付片15aが突設されている。そして、各取付片15aには、ねじ孔である取付部が形成されている。また、サポート16は、JIS規格で定められた金属製あるいは樹脂製の枠状の標準サポートで、取付片15aの取付部に螺合するねじにより、スイッチボックス15に固定して取り付けられる。
また、装置本体18は、JIS規格で定められた3モジュールタイプの形状で、サポート16に係合などして固定されている。そして、装置本体18を覆うカバー20は、装置本体18の表面側を覆う第1のカバー21と、この第1のカバー21を囲む枠状の第2のカバー22とを備えている。
そして、この装置本体18は、箱状をなす樹脂製の筐体の内側に、図8に示すように、制御手段を構成する制御部23、記憶部24及び状態検知部である負荷電流検知部25と、スイッチ手段を構成するスイッチ部26及び位相制御部27と、操作手段としての操作部31と、接続部としてのソケット33と、表示手段である表示部35及びスピーカ部36と、電線が接続される端子部38と、電源部39となどを備えている。
そして、端子部38には、電線を介して電源としての商用交流電源A及び照明装置などの負荷Lの電源線が接続され、電源部39が商用交流電源Aから直流電源を生成し、各部に電力を供給する。
また、制御部23は、例えばいわゆるPC板である回路基板23a上に実装されたCPU、いわゆるマイコンなどにて構成され、各部に電気的に接続され、各部からの信号が入力されるとともに、各部へ信号などを出力して制御するようになっている。すなわち、制御部23には、操作部31が接続され、この操作部31を手動操作する毎に、操作部31が負荷Lをオンオフ反転動作させる手動操作制御信号を出力する。そして、この手動操作制御信号に応じて、制御部23が負荷制御信号を発生し、この負荷制御信号に応じて、リレーなどを備えたスイッチ部26が負荷Lへの電源供給をオンオフする。また、制御部23の負荷制御信号に応じて、位相制御部27が位相を変化させ、供給する電力の大きさを変化させる。なお、この実施の形態では、操作部31は、カバー20の表面部と同一平面上に形成された窓部31aと、この窓部31aに覆われて保護された赤外線の発光部31bと受光部31cなどを設けた近接センサを備えた近接スイッチであり、図9(a)に示すように、操作部31の検知窓である窓部31aの近くに設定された所定の検知範囲Sに手をかざすことにより、負荷Lをオンオフできる。また、図6に示すように発光部31bと受光部31cは、他の回路部品と同じ回路基板23a上に実装され、発光部31bから所定間隔で正面側(図1に示す矢印D1方向)に赤外線を照射し、手などで反射された赤外線を受光部31cで受けることにより、物体の接近を検知するようになっている。なお、この近接スイッチの検知範囲Sは、正面側を中心とする水滴状となる。また、窓部31aは、例えば第1のカバー21の表面に一体的に組み込んで設けられ、例えばアクリル系の樹脂で形成され、赤外線を透過するとともに、赤外線を集光するレンズ機能などを有している。そして、負荷電流検知部25が検知した負荷Lの電流、及び、負荷制御信号などを記憶部24に記憶などすることにより、制御部23が負荷Lの状態、例えば、照明装置についてはランプの点灯、調光、消灯などを管理する。
そして、表示部35は、例えば1個の発光ダイオード(LED)を備え、制御部23に制御されて、操作内容及び負荷Lなどの状態を点滅あるいは色などにより伝える。また、スピーカ部36は、スピーカ、増幅器、音声合成装置などを備え、制御部23に制御されて、操作内容及び負荷Lなどの状態をブザー音あるいは合成音声などの音により伝えるものである。
また、ソケット33は、制御部23に電気的に接続されるとともに、装置本体18の他の部分より表面側に突出して回路基板などに機械的に取り付けられ、下方に開口する状態で装置本体18に設けられている。すなわち、このソケット33には、必要に応じて、装置本体18とは別体をなす無線アダプタ44の被接続部としてのプラグ45が下方から挿入して着脱可能に電気的及び機械的に接続される。そして、図6及び図7に示すように、ソケット33には、9本の端子(9P)33aとこれら端子33aを囲む扁平な筒状の取付部33bとが設けられ、プラグ45には、ソケット33の端子33aに電気的に接続される9本の端子と、取付部33bに嵌合して機械的及び電気的に接続される扁平な筒状の筒状部とが設けられている。そして、これらソケット33とプラグ45との互いに接続された端子33aを介して、装置本体18の制御部23と無線アダプタ44側とが信号を入出力可能にかつ装置本体18側から無線アダプタ44側に電力を供給可能に接続される。また、第1のカバー21の略中央部には、ソケット33を覆うソケット覆い部21bが表面側に突出して設けられているとともに、このソケット覆い部21bの下部には、ソケット33の開口を下方に露出させる開口部21cが設けられている。
そして、無線アダプタ44は、無線通信カードリッジ、無線ユニット、無線モジュールなどとも呼ばれるもので、プラグ45の下側に、幅寸法、高さ寸法、及び厚さ寸法のいずれものプラグ45より大きいアダプタ本体部46が設けられている。そして、このアダプタ本体部46には、無線機能、本実施の形態では2.45GHz周波数帯を用いるBLUETOOTH(登録商標)規格で外部の無線機器51と無線通信を可能とする装置が組み込まれている。
そこで、このスイッチ装置11は、図1に2点鎖線で示すように、無線アダプタ44を装着することにより、無線アダプタ44を認識した制御部23により設定が自動的に変更され、図9(b)に示すように、無線機器51を用いた外部の離れた場所からの遠隔操作として、オンオフなどの無線信号を送受信し、外部からの操作による制御信号を無線アダプタ44で受信して制御部23に入力できるとともに、負荷Lの状態を無線アダプタ44から外部に送信し、外部の無線機器51で受信して確認できるようになっている。
また、外部の無線機器51としては、いわゆるタッチパネルの液晶表示装置などを備えた専用の操作端末の他、BLUETOOTH(登録商標)規格での無線通信が可能な携帯電話52を用いることができ、さらに、無線通信が可能であるとともにインターネットなどのネットワーク54と接続可能なアクセスポイント機器55を用いることにより、インターネット経由でスイッチ装置11すなわち負荷Lを操作することが可能になっている。
また、負荷Lは、照明装置の他、空調装置、冷蔵庫、調理器具、洗濯機、防犯装置などに適用できる。
図10に、携帯電話52により負荷Lとしての家庭の照明装置を制御及び確認する操作画面60の例を示す。この操作画面60では、照明装置の一覧61が示されるとともに、各照明装置について、オンオフの状態62が示され、照明装置の点灯状態を確認できる。そして、操作者は、十字ボタンなどを操作し、選択の欄63にチェックを付した状態で、オンのアイコン64またはオフのアイコン65を選択し、さらに決定のアイコン66を選択して実行操作をすることにより、選択した照明装置について一斉にオンまたはオフに切り換える制御を実行できる。
このように、本実施の形態によれば、壁面12に埋込設置される配線器具形状のスイッチ装置11であって、装置本体18の操作部31を操作することにより、負荷Lの状態を変更し、例えば照明器具をオンオフできる。そして、必要に応じて無線アダプタ44をソケット33に挿入して接続することにより、制御部23の制御に基づき、この無線アダプタ44と通信する無線機器51を用いて、負荷Lの状態を変更できるとともに、負荷Lの状態を確認できる。そして、BLUETOOTH(登録商標)規格などの無線を用いることにより、例えば従来用いられている赤外線リモコンに比べ、双方向の通信が可能になり、離れた場所から負荷Lの状態を監視できるとともに、遮蔽物を超えて別の部屋からの負荷Lの制御及び監視も行うことができる。また、このスイッチ装置11は埋込型であるため、例えば、天井造営面のローゼットなどのコンセントと照明器具との間に設置する構成に比べ、外観を容易に向上できるとともに、造営面に密着して設置する直付形の照明器具用のスイッチ装置11として適用することもできる。
そして、無線アダプタ44は、いわばカートリッジ式であり、無線アダプタ44を接続していない状態では、制御部23の制御に基づき、操作部31により負荷Lの制御が可能であるとともに、必要に応じてソケット33に適宜下方から挿入して無線アダプタ44を接続することにより、負荷Lの電源をオンオフする壁スイッチに無線機能を付加できるため、例えばリモコン信号受信回路を固定的に実装した構成に比べ、初期の設備投資を軽減でき、高機能を容易に付加することができる。言い換えれば、無線アダプタ44を備えた状態で無線機能を有するスイッチ装置11について、無線アダプタ44を取り外した状態でも、センサなどの操作部31により所定の信号を送って負荷Lの制御が可能な埋込配線器具形状のスイッチ装置11を提供できる。
さらに、ソケット33は、無線アダプタ44のプラグ45が外部に露出しない状態で接続されるとともに、いわば下向きに設けられ、下方に開口するため、簡略な構成で、ソケット33の端子33aの部分への塵埃の侵入や付着が抑制され、無線アダプタ44をソケット33に確実に接続できる。
また、ソケット33は、装置本体18の表面側に突出して設けられ、無線アダプタ44はスイッチ装置11すなわちカバー20の表面側に露出して取り付けられるため、BLUETOOTH(登録商標)規格などの比較的小形化が困難な無線アダプタ44についても、装置本体18の内部の物理的空間を他の部材のために確保でき、スイッチ装置11を容易に構成することができる。
また、このスイッチ装置11の装置本体18は、JIS規格で定められた3モジュール構造の配線器具形状で、汎用的なスイッチボックス15やサポート16を用いて設置が可能であり、コストを低減することができる。
また、リモコンを壁スイッチと一体とするような構成よりも、無線アダプタは取り外し頻度が格段に小さいので、経年使用においても、無線アダプタとソケットとの機械的接続の信頼性が低下することはない。
さらに、操作部31は、手動操作の機械的スイッチを備えず、近接スイッチなどのセンサ検知方式としたため、手動操作の機械的スイッチを用いる構成に比べ、構造を簡略化でき、安価に構成できるとともに小形化も容易になる。すなわち、機械式の開閉機構であるスイッチを構成するためには、操作ハンドル、開閉用接点付可動片、固定側接点部材、操作用ばねなどの部品が必要になる。そして、配線器具は、製品が小さいため、各部品も専用の部品を用意する必要があり、金型投資などの初期投資が増加し、特に製造数が少ない場合には製品に対する投資の償却単価が大きくなるとともに、手作業の組み立て工程が多く、組立に要する費用も増加する。これに対して、近接スイッチでは、操作部31は、主として近接センサを構成する発光部31b及び受光部31cと保護レンズである窓部31aとの3部品で構成されるため、機械式スイッチに比べ、少ない部品で構成できる。また、近接スイッチの操作部31は、発光部31b及び受光部31cが回路基板23aに実装されるため、回路基板23aの組み立て作業の中で、操作部31の組み立て作業もほぼ完結できる。さらに、内部に機械式操作部を備える場合、樹脂製の本体やカバーに開閉部を配置するための支点部や、固定接点などを固定するモールド構造などが必要になり、金型の構造が複雑となって製造コストの低減が容易ではないが、センサ式では、保護レンズである窓部31aに覆われた内部に配置された回路基板23aに発光部31b及び受光部31cを配置するため、金型の構造が比較的簡略になり、製造コストを容易に低減できる。また、無線アダプタ44の接続機能を有する埋込配線器具については、もともとソケット33が接続される回路基板23aや制御用の回路などを備えるものであり、これら回路基板23aや制御系の部品を共用することにより、製造コストを低減できる。
また、操作部31は近接スイッチであるが、このように、埋込形配線器具で無線アダプタ44の接続機能と各種近接センサ機能とを備えた接続デバイスにおいては、
例えば、近接スイッチの検知窓である窓部31aと無線アダプタ44を取り付けるソケット33の開口部とが同一平面上に存在すると、無線アダプタ44の接続作業時に、無線アダプタ44や無線アダプタ44を把持した手が近接スイッチの検知範囲Sを通過し、意に反した動作が行われる可能性がある。この点、本実施の形態では、近接スイッチの検知窓である窓部31aと無線アダプタ44を取り付けるソケット33の開口部とが同一平面上になく、近接センサの位置に対し、無線アダプタ44を接続するソケット33の開口部が0度以上の角度を持つように設定され、すなわち、図1のD1とD2とが平行でなくかつ互いに交わらないように配置されている。そして、本実施の形態では、スイッチ装置11の表面の上部に正面側を向いて配置された近接スイッチの検知窓である窓部31aに対して、無線アダプタ44を取り付けるソケット33を、無線アダプタ44や接続作業を行う手が窓部31aの正面側の検知範囲Sに侵入しにくい位置及び方向として、窓部31aより下方、すなわち、スイッチ装置11の表面の中央あるいはあるいは下方で、かつ、下方、好ましくは正面側に対して下向きに直交すなわち約90度の角度で設定されているため、無線アダプタ44の接続作業時すなわち取付時及び取り外し時に、無線アダプタ44や接続作業を行う手の動きが近接センサに影響を与えにくい位置関係となり、すなわち、近接センサに検知されにくくすることができ、接続動作時の意に反する動作すなわち負荷の入り切りを抑制できる。
なお、ソケット33の向きは必ずしもスイッチ装置11の正面側に対して約90度に限られず、無線アダプタ44の接続作業時に近接センサに影響を与えにくく不意の動作を防止できる範囲であれば良く、近接センサの検知能力などに応じて、設定することができる。
また、無線アダプタ44や接続作業を行う手が検知範囲Sに侵入しにくくする構成として、窓部31aを設けた面から突出した突出部であるソケット覆い部21bを、検知範囲Sを規制する遮蔽物として利用することもできる。
なお、上記の実施の形態では、操作部31は、赤外線を照射し対象で反射された赤外線を受光するセンサースイッチである近接スイッチを備えたが、この構成に限られず、操作部31として人感センサやワイヤレスリモコンの受信部を用いることもできる。例えば、人感センサについては、操作部31を、焦電センサなど人体の存否を検出できる人体検出部とし、この人体検出部である操作部31からの人感信号に応じて、制御部23に負荷制御信号を発生させることができるとともに、無線アダプタ44を用いて、人体の検出状態を外部に送信し、屋外から家屋内の人の存否を確認することもできる。また、ワイヤレスリモコンを用いる構成については、操作部31を、ワイヤレスリモコンから送信される赤外線を受信する赤外線受信部とし、この赤外線受信部である操作部31が受信したリモコン信号に応じて、制御部23に負荷制御信号を発生させることができる。また、操作部31を各種センサあるいは赤外線受信部とする場合には、カバー20の窓部31aはレンズとすることができる。
さらに、この操作部31をユニット式とし、各種のスイッチ手段、例えばプッシュスイッチと人感センサとを選択的に取り付け可能として、汎用性を向上することもできる。
また、この操作部31は、スイッチ手段としての複数の機能を兼ね備えさせることもできる。例えば、操作部31を、赤外線ワイヤレスリモコンから送信される赤外線を受信する赤外線受信部とする構成において、この操作部31の窓部31aを、押動操作可能なプッシュスイッチとすることもできる。
さらに、操作部31について、スイッチ手段としての機能の他、他の機能を持たせることもできる
また、上記の各実施の形態において、カバー20の形状を変更し、例えば、カバー20に装着した無線アダプタ44の下方以外の部分を覆う覆い部を設け、塵埃を防止し、外観を向上するなどの効果の向上を図ることもできる。
また、上記の各実施の形態において、無線アダプタ44は、アダプタ本体部46からプラグ45を突設する形状としたが、この構成に限られず、チップ状やカード状とすることもできる。
11は本発明のスイッチ装置の第の実施の形態を示す無線アダプタを取り付けた状態の断面図である。図12は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の正面図である。図13は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の側面図である。図14は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の底面図である。
これら図11ないし図14に示す第の実施の形態では、無線アダプタ44が、図1などに示す構成より若干大きく形成されている。また、これらの図では、無線アダプタ44のアダプタ本体部46の外殻を構成するケース46aが、正面側の第1のケース部材46bと裏面側の第2のケース部材46cとを組み合わせて形成されている点が示されている。また、この無線アダプタ44の形状に応じて、スイッチ装置11のソケット33の位置が窓部31aを設けた面に対して若干正面側に変更されているとともに、ソケット覆い部21bの突出寸法が若干大きく形成されている。さらに、図11には、装置本体18の裏面側に、壁面12内に配置された電源線などが接続される端子部68が示されている。
15は本発明のスイッチ装置の第の実施の形態を示す無線アダプタを取り付けた状態の正面図である。図16は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の側面図である。図17は同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の底面図である。
これら図15ないし図17に示す第の実施の形態では、無線アダプタ44の接続機能を有する埋込配線器具であるスイッチ装置11について、無線アダプタ44を取り付けた状態で、無線アダプタ44の両側部に当接しあるいは僅かな間隔を介して対向して支持する両側一対のガイド部69を設けたものである。このガイド部69は、例えばカバー20の第2のカバー22から一体に突設され、あるいは別体の部材をカバー20に取り付けて構成されている。なお、このガイド部69は、無線アダプタ44のケース46aを構成する部材である第1のケース部材46bと第2のケース部材46cとの両方に当接し、無線アダプタ44を安定して保持できる寸法だけ突設されている。また、このガイド部69は、外観を向上するため、外側面及び下面が傾斜面として形成されている。
そして、この構成では、スイッチ装置11に無線アダプタ44を取り付けた状態で、無線アダプタ44に対し、例えば不意の人の接触などにより、無線アダプタ44の差し込み方向に対して例えば約90度の向きすなわち横方向の力が加わった際に、これらガイド部69が無線アダプタ44の側部に当接して動かないように支持し、ソケット33及びプラグ45に過度の力が加わることを抑制して保護することができる。
なお、このガイド部69は、例えば、カバー20とは別体に構成し、使用する無線アダプタ44の寸法に応じて、カバー20の表面に接着などして取り付けることもできる。また、無線アダプタ44を装着していない状態では、カバー20の表面側と面一になり、あるいはカバー20の表面側の裏面側に後退し、無線アダプタ44を装着した状態で、自動的に正面側に突出するようにして、外観の向上を図ることもできる。
また、このガイド部69は、例えば内側面を傾斜面などとすることにより、無線アダプタ44の接続作業を容易にする案内として機能させることもできる
本発明は、壁面などの造営面に設置されるスイッチ装置として用いることができる。
本発明のスイッチ装置の第1の実施の形態を示す造営面に取り付けた状態の説明図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り外した状態の正面図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り外した状態の底面図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の正面図である。 同上スイッチ装置のカバーの一部を取り外した状態の側面図である。 同上スイッチ装置のカバーの一部を取り外した状態の正面図である。 同上スイッチ装置のカバーの一部を取り外した状態の底面図である。 同上スイッチ装置のブロック図である。 同上スイッチ装置の動作を示す説明図であり、(a)は無線アダプタを取り外した状態、(b)は無線アダプタを取り付けた状態である。 同上スイッチ装置を操作する外部の無線機器の操作画面の説明図である。 本発明のスイッチ装置の第の実施の形態を示す無線アダプタを取り付けた状態の断面図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の正面図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の側面図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の底面図である。 本発明のスイッチ装置の第の実施の形態を示す無線アダプタを取り付けた状態の正面図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の側面図である。 同上スイッチ装置の無線アダプタを取り付けた状態の底面図である
11 スイッチ装置
12
18 装置本体
21b ソケット覆い部
23 制御部
26 スイッチ手段を構成するスイッチ部
27 スイッチ手段を構成する位相制御部
31 操作手段としての操作部
31a 窓部
33 接続部としてのソケット
44 無線アダプタ
45 被接続部としてのプラ
L 負荷
S 検知範囲

Claims (3)

  1. 面に設置される装置本体と;
    負荷への電源供給を制御するスイッチ手段と;
    スイッチ手段を制御する制御部と;
    装置本体に設けられ上部に位置する窓部を有し制御部を介して負荷の状態を変更するセンサ式の操作手段と;
    窓部より下方に位置して下方に開口し制御部の制御に基づき負荷の状態を遠隔操作によって変更かつ監視可能である無線アダプタの被接続部が外部に露出しないように接続可能な接続部と;
    窓部より表面側に突出して設けられ接続部を覆いかつ接続部の開口を下方に露出させるソケット覆い部と;
    を具備したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 操作手段は、近接した物体を検知して負荷の状態を変更する近接スイッチである
    ことを特徴とする請求項記載のスイッチ装置。
  3. 接続部は、この接続部への無線アダプタの接続時に無線アダプタが近接スイッチの検知範囲を通過しない向きに配置された
    ことを特徴とする請求項記載のスイッチ装置。
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