JP2559227Y2 - 二面並置形自動パレット交換装置 - Google Patents
二面並置形自動パレット交換装置Info
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- JP2559227Y2 JP2559227Y2 JP5774892U JP5774892U JP2559227Y2 JP 2559227 Y2 JP2559227 Y2 JP 2559227Y2 JP 5774892 U JP5774892 U JP 5774892U JP 5774892 U JP5774892 U JP 5774892U JP 2559227 Y2 JP2559227 Y2 JP 2559227Y2
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- Japan
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- pallet
- carrier
- sided automatic
- pallet changer
- automatic pallet
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は長方形のパレットを使用
する二面並置形の自動パレット交換装置（以下ＡＰＣと
呼ぶ）に関するものである。
する二面並置形の自動パレット交換装置（以下ＡＰＣと
呼ぶ）に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、マシニングセンタに付属する二面
並置形ＡＰＣは、図４に示すようにほぼ正方形のパレッ
ト１０１を使用する場合には、ＡＰＣ１０２を本機の正
面に配置したものが殆どであるが、長方形のパレットを
使用する場合には、正面に設置すると本機テーブルのＸ
軸移動量が加工上必要とされる本来の移動距離以上に必
要となり、ＡＰＣのために本機のテーブル移動量を長く
せねばならないという不都合が生じる。このため図５に
示すようにテーブル移動方向に対し直角に移動可能なパ
レットキャリア１０３を有する横置式ＡＰＣ１０４にす
るのが普通である。
並置形ＡＰＣは、図４に示すようにほぼ正方形のパレッ
ト１０１を使用する場合には、ＡＰＣ１０２を本機の正
面に配置したものが殆どであるが、長方形のパレットを
使用する場合には、正面に設置すると本機テーブルのＸ
軸移動量が加工上必要とされる本来の移動距離以上に必
要となり、ＡＰＣのために本機のテーブル移動量を長く
せねばならないという不都合が生じる。このため図５に
示すようにテーブル移動方向に対し直角に移動可能なパ
レットキャリア１０３を有する横置式ＡＰＣ１０４にす
るのが普通である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べた長
方形のパレットを使用する横置式ＡＰＣは、据付け面積
が大きくなり、レイアウト上不都合が生じやすい形状で
あるという問題点を有している。本考案は従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、本機テーブルのＸ軸移動量を延
ばすことなくパレット交換を行うことができる正面配置
式の二面並置形ＡＰＣを提供しようとするものである。
方形のパレットを使用する横置式ＡＰＣは、据付け面積
が大きくなり、レイアウト上不都合が生じやすい形状で
あるという問題点を有している。本考案は従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、本機テーブルのＸ軸移動量を延
ばすことなくパレット交換を行うことができる正面配置
式の二面並置形ＡＰＣを提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案における二面並置形自動パレット交換装置は、
長方形のパレットを使用するマシニングセンタの二面並
置形自動パレット交換装置において、本機の正面にテー
ブルと平行に設置した前記自動パレット交換装置の枠体
上に前記パレットを横一線上に二面載置可能なパレット
キャリアを前記テーブル移動量が両パレット中心間距離
より不足するだけ前記テーブルと平行に移動可能に設
け、前記パレットキャリアを前記テーブルの移動に対し
て反対方向に移動位置決めする手段を設けてなるもので
ある。
に本考案における二面並置形自動パレット交換装置は、
長方形のパレットを使用するマシニングセンタの二面並
置形自動パレット交換装置において、本機の正面にテー
ブルと平行に設置した前記自動パレット交換装置の枠体
上に前記パレットを横一線上に二面載置可能なパレット
キャリアを前記テーブル移動量が両パレット中心間距離
より不足するだけ前記テーブルと平行に移動可能に設
け、前記パレットキャリアを前記テーブルの移動に対し
て反対方向に移動位置決めする手段を設けてなるもので
ある。
【０００５】
【作用】テーブルをＸ軸方向右端に位置決めすると同時
に、パレットキャリアをＸ軸方向左端に位置決めして、
テーブルとパレットキャリア右側間のパレット交換を行
い、テーブルをＸ軸方向左端に位置決めすると同時に、
パッレトキャリアをＸ軸方向右端に位置決めして、テー
ブルとパレットキャリア左側間のパレット交換行う。
に、パレットキャリアをＸ軸方向左端に位置決めして、
テーブルとパレットキャリア右側間のパレット交換を行
い、テーブルをＸ軸方向左端に位置決めすると同時に、
パッレトキャリアをＸ軸方向右端に位置決めして、テー
ブルとパレットキャリア左側間のパレット交換行う。
【０００６】
【実施例】実施例について図１〜図３を参照して説明す
る。マシニングセンタのベッド上前側に設けられたＸ軸
案内上にテーブル１が移動位置決め可能に載置され、テ
ーブル１上に長方形のパレット２Ａが移動可能に載置さ
れている。ベッド上後側に設けられたＺ軸方向の案内上
にコラム３が移動可能に載置されており、コラム３のＹ
軸方向の案内上に主軸頭４が移動位置決め可能に載架さ
れ、主軸頭に主軸５が回転可能に支持されている。更に
コラム３の左側床上に工具マガジン装置６が設置されて
おり、ツインアーム形工具交換アーム７を有する自動工
具交換装置により工具交換が行われるようになってい
る。
る。マシニングセンタのベッド上前側に設けられたＸ軸
案内上にテーブル１が移動位置決め可能に載置され、テ
ーブル１上に長方形のパレット２Ａが移動可能に載置さ
れている。ベッド上後側に設けられたＺ軸方向の案内上
にコラム３が移動可能に載置されており、コラム３のＹ
軸方向の案内上に主軸頭４が移動位置決め可能に載架さ
れ、主軸頭に主軸５が回転可能に支持されている。更に
コラム３の左側床上に工具マガジン装置６が設置されて
おり、ツインアーム形工具交換アーム７を有する自動工
具交換装置により工具交換が行われるようになってい
る。
【０００７】本機の前面床上にＡＰＣ８が設置されてお
り、ＡＰＣの枠体９上に設けられたＸ軸方向の案内９ａ
上にパレットキャリア１１が移動可能に載置されてお
り、パレットキャリア１１は図示しないモータにより駆
動される駆動軸１０によりぼぼ両端の二位置に移動位置
決めされる。パレットキャリア１１は、パレット２が二
面横一線上に並ぶだけの横幅を有し、このパレット中心
間距離よりテーブル移動量の足りないだけの移動量が確
保されている。そしてパレットキャリア１１の左側上に
パレット２Ｂが移載可能に載置されており、パレットキ
ャリア１１上にパレット搬入出用シフタ１２が二個Ｚ軸
方向本機側を向いて取付けられている。シフタ１２は移
動軸１３の先端にシフタフオーク１４が取付けられてお
り、シフタフオーク１４はパレット側の図示しない駒と
かけ外し自在に係合してパレット２Ａ又は２Ｂの移動を
行う。
り、ＡＰＣの枠体９上に設けられたＸ軸方向の案内９ａ
上にパレットキャリア１１が移動可能に載置されてお
り、パレットキャリア１１は図示しないモータにより駆
動される駆動軸１０によりぼぼ両端の二位置に移動位置
決めされる。パレットキャリア１１は、パレット２が二
面横一線上に並ぶだけの横幅を有し、このパレット中心
間距離よりテーブル移動量の足りないだけの移動量が確
保されている。そしてパレットキャリア１１の左側上に
パレット２Ｂが移載可能に載置されており、パレットキ
ャリア１１上にパレット搬入出用シフタ１２が二個Ｚ軸
方向本機側を向いて取付けられている。シフタ１２は移
動軸１３の先端にシフタフオーク１４が取付けられてお
り、シフタフオーク１４はパレット側の図示しない駒と
かけ外し自在に係合してパレット２Ａ又は２Ｂの移動を
行う。
【０００８】続いて本実施例に作用について説明する。
ＮＣがパレット交換指令を読み取ると、例えばテーブル
１上に加工済ワークが取付けられているパレット２Ａが
載っている場合には、テーブル１がＸ軸方向右側に移動
して右端に位置決めされ、同時にパレットキャリア１１
がＸ軸方向左側に移動して左端に位置決めされて、パレ
ットキャリア１１上の空の場所がパレット２Ａの正面に
来る。次いでシフタ１２がＺ軸方向本機側に伸びてシフ
タフオーク１４がパレットの駒と係合し、パレット２Ａ
をキャリア１１上に移載し図２で実線で示す状態とな
る。次いでテーブル１がＸ軸方向左側に移動して左端に
位置決めされ、同時にキャリア１１がＸ軸方向右側に移
動して右端に位置決めされ、図２で仮想線で示す状態と
なり、シフタ１２により未加工ワークが取付けられたパ
レット２Ｂがテーブル１上に移載される。
ＮＣがパレット交換指令を読み取ると、例えばテーブル
１上に加工済ワークが取付けられているパレット２Ａが
載っている場合には、テーブル１がＸ軸方向右側に移動
して右端に位置決めされ、同時にパレットキャリア１１
がＸ軸方向左側に移動して左端に位置決めされて、パレ
ットキャリア１１上の空の場所がパレット２Ａの正面に
来る。次いでシフタ１２がＺ軸方向本機側に伸びてシフ
タフオーク１４がパレットの駒と係合し、パレット２Ａ
をキャリア１１上に移載し図２で実線で示す状態とな
る。次いでテーブル１がＸ軸方向左側に移動して左端に
位置決めされ、同時にキャリア１１がＸ軸方向右側に移
動して右端に位置決めされ、図２で仮想線で示す状態と
なり、シフタ１２により未加工ワークが取付けられたパ
レット２Ｂがテーブル１上に移載される。
【０００９】
【考案の効果】本考案は上述のとおり構成されているの
で次に記載する効果を奏する。ＡＰＣのパレットキャリ
ア上の二面のパレットの中心間距離よりテーブル移動量
が不足するだけパレットキャリアを反対方向に移動し
て、マシニングセンタ加工に必要な本来のテーブル移動
量で、長方形パレットの自動交換ができるようにしたの
で、マシニングセンタの仕様変更することなく、サイク
ルタイムの短い前面設置式二面並置形ＡＰＣにすること
が可能となり、据付け面積が小さくなって工場面積の有
効活用に効果がある。
で次に記載する効果を奏する。ＡＰＣのパレットキャリ
ア上の二面のパレットの中心間距離よりテーブル移動量
が不足するだけパレットキャリアを反対方向に移動し
て、マシニングセンタ加工に必要な本来のテーブル移動
量で、長方形パレットの自動交換ができるようにしたの
で、マシニングセンタの仕様変更することなく、サイク
ルタイムの短い前面設置式二面並置形ＡＰＣにすること
が可能となり、据付け面積が小さくなって工場面積の有
効活用に効果がある。
【図１】本実施例の長方形パレットを使用する二面並置
形自動パレット交換装置付マシニングセンタの上視図で
ある。
形自動パレット交換装置付マシニングセンタの上視図で
ある。
【図２】本実施例のテーブルとパレットキャリアの相対
移動を表す作用説明図である。
移動を表す作用説明図である。
【図３】図１の斜視図である。
【図４】従来の技術の正方形パレットを使用する二面並
置形自動パレット交換装置付マシニングセンタの上視図
である。
置形自動パレット交換装置付マシニングセンタの上視図
である。
【図５】従来の技術の長方形パレットを使用する二面並
置形自動パレット交換装置付マシニングセンタの上視図
である。
置形自動パレット交換装置付マシニングセンタの上視図
である。
１ テーブル ２Ａ，２Ｂ パレ
ット ４ 主軸頭 ５ 主軸 ８ ＡＰＣ ９ 枠体 １０ 駆動軸 １１ パレットキ
ャリア １２ シフタ
ット ４ 主軸頭 ５ 主軸 ８ ＡＰＣ ９ 枠体 １０ 駆動軸 １１ パレットキ
ャリア １２ シフタ
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形のパレットを使用するマシニング
センタの二面並置形自動パレット交換装置において、本
機の正面にテーブルと平行に設置した前記自動パレット
交換装置の枠体上に前記パレットを横一線上に二面載置
可能なパレットキャリアを前記テーブル移動量が両パレ
ット中心間距離より不足するだけ前記テーブルと平行に
移動可能に設け、前記パレットキャリアを前記テーブル
の移動に対して反対方向に移動位置決めする手段を設け
てなることを特徴とする二面並置形自動パレット交換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5774892U JP2559227Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 二面並置形自動パレット交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5774892U JP2559227Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 二面並置形自動パレット交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611942U JPH0611942U (ja) | 1994-02-15 |
| JP2559227Y2 true JP2559227Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13064521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5774892U Expired - Fee Related JP2559227Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 二面並置形自動パレット交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2559227Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS528916U (ja) * | 1975-07-07 | 1977-01-21 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP5774892U patent/JP2559227Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0611942U (ja) | 1994-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |