JPH0716848B2 - パレットチェンジャ−用ロ−タリ−テ−ブル - Google Patents

パレットチェンジャ−用ロ−タリ−テ−ブル

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JPH0716848B2
JPH0716848B2 JP62127730A JP12773087A JPH0716848B2 JP H0716848 B2 JPH0716848 B2 JP H0716848B2 JP 62127730 A JP62127730 A JP 62127730A JP 12773087 A JP12773087 A JP 12773087A JP H0716848 B2 JPH0716848 B2 JP H0716848B2
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JP
Japan
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pallet
work
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power unit
machining center
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JP62127730A
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Inventor
進 三角
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株式会社日研工作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパレットチェンジャーによりパレット毎マシニ
ングセンターに着脱されて工作物の割り出し作業等を行
うパレットチェンジャー用ロータリーテーブルに関す
る。
(従来技術及びその問題点) 従来のロータリーテーブルはテーブル回転本体と駆動モ
ーター等の動力部が一体に形成されており、そのような
一体物をマシニングセンターの機上テーブルに固定し、
そして機上テーブルのX軸、Y軸の移動範囲に移動(湾
曲)自在な動力用油圧ホース(あるいは電線)及びモー
ター制御信号用電線により、ローターリーテーブルとマ
シニグセンターの制御機(NC装置)とを連結している。
ところが従来の一体構造形式では、ロータリーテーブル
を載せたパレットを交換する毎に、上記ホース及び電線
等をロータリーテーブルから外し、接続換えしなければ
ならず、交換作業が煩わしい。
また各ロータリーテーブル毎に駆動モーター等の動力部
を備えていると、コスト的にも問題がある。
(問題を解決するための技術的手段) 上記問題を解決するために本発明は、パレットチェンジ
ャー3によりパレット毎マシニングセンターに着脱され
て工作物の割り出し作業あるいは連続回転作業を行うパ
レットチェンジャー用ロータリーテーブルにおいて、ロ
ータリーテーブル10を、各工作物が固定されるテーブル
回転本体8と、これと別体のモータよりなる動力部9と
に分け、各テーブル回転本体8に対して共通の1つの動
力部9をマシニングセンターに固定し、動力部9には、
動力用及び回転位置制御信号用の伝達部材を接続すると
共にパレットチェンジャー側の端部に該動力部の出力部
19を設け、各テーブル回転本体8の側端部には、上記出
力部に19に対してチェンジャー側から対向するカップリ
ング部15を設け、該カップリング部15を、上記パレット
移送方向の移動により動力部9の出力部19に着脱自在と
することにより、工作物が固定された各テーブル回転本
体8をマシニングセンター及び動力部9に対して同時に
着脱するようにしている。
(作用) 複数の各テーブル回転本体に対して、動力部としてはマ
シニングセンターに固定した共通の動力部を使用し、工
作物を固定したテーブル回転本体のみをマシニニグセン
ター及び共通の動力部に対して着脱自在に交換する。
従って交換時毎に動力用ホース及び回転制御用電線等を
着脱する必要はなくなる。
(実施例) 第2図は本発明のロータリーテーブル(自動割り出し回
転式CNCテーブル)を適用したマシニングセンターの概
略全体斜視図であり、この第2図において、マシニング
センター1は例えば矢印F及び矢印R方向に往復移動自
在な機上テーブル2を備え、機上テーブル2にはパレッ
ト支持用クランプ台11が固定されている。マシニニグセ
ンター1の前にはパレットチェンジャー3が配置され、
パレットチェンジャー3には例えば2個のパレットキャ
リヤ17が備えられ、各パレットキャリヤ17にはそれぞれ
パレット7が載せられている。
ロータリーテーブルは油圧サーボモータあるいは電動モ
ータ等の動力部9と、これと別体のテーブル回転本体8
とに分けられており、テーブル回転本体8は交換部材で
あって2個備えられ、それぞれ各パレット7に着脱自在
に固定されている。動力部9は各テーブル回転本体8に
対して共通のものが1個備えられており、前記クランプ
台11の隣に配置されると共に機上テーブル2に固定され
ている。
第2図の要部の拡大図を示す第1図において、テーブル
回転本体8は回転操作自在な水平なディスク18を有する
と共に、動力部9の出力部19に着脱自在なカップリング
部15を有している。ワークWはテーブル回転本体8の前
記ディスク18に固定される。キャリヤ17は機上テーブル
2の移動方向と略直角方向に移動自在であり、パレット
7をチェンジャー3上からクランプ台11上に運んだり、
クランプ台11からチェンジャー3上に戻す機能を有して
いる。
動力部9には動力用油圧ホース(あるいは電線)及びモ
ーター制御信号用電線等の伝達部材13が接続されてお
り、伝達部材13はマシニングセンターの制御機構(NC装
置)に接続されている。
なお第1図のテーブル回転本体8はいわゆる水平形であ
って、水平なディスク18が垂直軸回りに回転する。
次に作動を説明する。第2図に示すように各パレット7
にそれぞれテーブル回転本体8を固定し、その上に加工
物Wをそれぞれ固定する。
第1図に示すようにまず一方(第1図左側)のキャリヤ
17によりその上のパレット8がテーブル回転本体8及び
ワークWと共にクランプ台11の上に運ばれ、図示しない
自動ロック装置によりクランプ台11にロックされる。こ
れと同時にカップリング部15は動力部9の出力部19に自
動的に結合し、動力伝達自在となる。
上記一方のワークWがテーブル回転本体8及びパレット
7等を介して機上テーブル2に固定された状態で、マシ
ニングセンター1の工具により加工される。加工中にお
いて、ローターリーテーブル10によりワークの割り出し
作業あるいは円弧切削のための回転作業等が行われる。
上記一方の加工物Wの加工が終了すると、加工物Wはテ
ーブル回転本体8及びパレット7と一体的にチェンジャ
ー3に戻される。
次に機上テーブル2が第1図の矢印F方向に移動するこ
とにより、待機中の他方(第1図右側)のパレット7に
対応する位置にクランプ台11を位置させる。そうすると
今度は右側のパレット7がその上のテーブル回転本体8
及びワークWと共に右側のキャリヤ17により運ばれ、ク
ランプ台11に載せられる。この時も前回同様にカップリ
ング部15は動力部9の出力部19に自動的にカップリング
される。
第1図の右側のワークWを加工している間に、加工済み
の左側のワークWを新しい未加工ワークに取り替える。
右側のワークの加工が終わると前回同様にパレット7毎
チェンジャー3に戻され、そして今度は左側の新しい未
加工ワークがパレット毎クランプ台11に供給され、加工
される。その間に右側のワークは新しい未加工ワークに
取り替えられる。
上記のように左右のワークを交替交替にパレット毎クラ
ンプ台11に供給し、加工する。
(別の実施例) (1) 第3図の実施例は、多数のパレット7を待機さ
せることができる回転式のロータリーパレット待機装置
21をパレットチェンジャー3に接続した例である。第3
図のパレットチェンジャー3は待機装置21のA位置に来
たパレット7をマシニングセンター1の機上テーブル2
の上に運んだり機上テーブル2上のパレット7をA位置
の支持台25上に戻す機能を有している。
待機装置21は間欠回転自在な回転台27の上に多数のパレ
ット支持台25を有し、各支持台225が順次A位置に来る
ように制御装置23により、マシニニグセンター1の作動
と連動して回転制御される。第4図は第3図のマシニニ
グセンター1の斜視図である。なお第3、第4図におい
て、第1、第2図と同じ部材には同じ番号を付してい
る。
(2) 前述の実施例では、いわゆる水平形のロータリ
ーテーブルに適用した例を示したが、垂直なロータリー
回転本体の回転ディスクを有し、水平軸回りに回転する
いわゆる垂直形のロータリーテーブルにも使用できる。
(3) また第5図、第6図に示すように傾斜形のロー
タリーテーブル10にも適用することができる。第5、第
6図のロータリーテーブル10は傾斜軸(回動支軸)30を
回転支点としてテーブル回転本体8を任意の傾斜角に設
定することができる。
上記傾斜軸30の端部がカップリング部15となっており、
機上テーブル2上の共通の動力部9の出力部19に着脱自
在に接続される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、パレットチェンジャー3
によりパレット毎マシニングセンターに着脱されて工作
物の割り出し作業等を行うパレットチェンジャー用ロー
タリーテーブルにおいて、ロータリーテーブル10を、各
工作物が固定されるテーブル回転本体8と、これと別体
のモータよりなる動力部9とに分け、各テーブル回転本
体8に対して共通の1つの動力部9をマシニングセンタ
ーに固定し、動力部9には、動力用及び回転位置制御信
号用の伝達部材を接続すると共にパレットチェンジャー
側の端部に該動力部の出力部19を設け、各テーブル回転
本体8の側端部には、上記出力部に19に対してチェンジ
ャー側から対向するカップリング部15を設け、該カップ
リング部15を、上記パレット移送方向の移動により動力
部9の出力部19に着脱自在とすることにより、工作物が
固定された各テーブル回転本体8をマシニングセンター
及び動力部9に対して同時に着脱するようにしているの
で、次のような利点がある。
(1) 工作物交換の際に、動力部9及びこれに接続さ
れている伝達部材13を交換する必要はなく、テーブル回
転本体8のみをパレット7と共に交換すればよい。
従って工作物交換毎に動力用ホース及び回転制御信号用
の電線等を付けかえたりする煩わしさを解消でき、作業
能率が上がり、能率的である。
(2) 複数のテーブル回転本体8に対して、動力部9
及びその制御系が1組備えるだけでよく、経済的であ
る。
(3) 動力部9とテーブル回転本体8との間の動力連
結用のカップリング構造として、動力部9の出力部19を
チェンジャー側の端部に設け、回転本体8のカップリン
グ部15を、上記出力部19に対してパレット移送方向に対
向するように設け、テーブル回転本体8のパレット移送
方向の移動により、出力部19とカップリング部15が接近
して接続するようにしているので、パレット2の移載動
作のみで同時にカップリング作業の完了し、移載時の操
作工程が少なくて済む。また、動力連結用のカップリン
グ構造も簡単になり、外部からその連結も確認しやす
い。
(4) 動力部9としてモータのみを、テーブル回転本
体8から切り離して機上テーブル2に固定しているの
で、テーブル回転用の回転機構としてのラック等はテー
ブル回転本体側に残していることになる。したがって、
モータの出力軸等の出力部19とテーブル本体側のカップ
リング部15とをカップリングするカップリング構造とす
ればよく、たとえば動力伝達機構の途中で分離してカッ
プリングする場合に比べ、カップリング部分の構造が簡
単になり、故障も少くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したロータリーテーブルの斜視
図、第2図は第1図のロータリーテーブルを備えたマシ
ニニグセンターの全体斜視図、第3図は本発明が適用さ
れるマシニングセンターの別の例の平面図、第4図は第
3図の斜視図、第5図は傾斜形ロータリーテーブルの正
面図、第6図は第5図のVI矢視図である。1……マシニ
ングセンター、2……機上テーブル、3……パレットチ
ェンジャー、7……パレット、8……テーブル回転本
体、9……動力部、10……ロータリーテーブル、15……
カップリング部、13……伝達部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレットチェンジャー(3)によりパレッ
    ト毎マシニングセンターに着脱されて工作物の割り出し
    作業あるいは連続回転作業を行うパレットチェンジャー
    用ロータリーテーブルにおいて、ロータリーテーブル
    (10)を、各工作物が固定されるテーブル回転本体
    (8)と、これと別体のモータよりなる動力部(9)と
    に分け、各テーブル回転本体(8)に対して共通の1つ
    の動力部(9)をマシニングセンターに固定し、動力部
    (9)には、動力用及び回転位置制御信号用の伝達部材
    を接続すると共にパレットチェンジャー側の端部に該動
    力部の出力部(19)を設け、各テーブル回転本体(8)
    の側端部には、上記出力部に(19)に対してチェンジャ
    ー側から対向するカップリング部(15)を設け、該カッ
    プリング部(15)を、上記パレット移送方向の移動によ
    り動力部(9)の出力部(19)に着脱自在とすることに
    より、工作物が固定された各テーブル回転本体(8)を
    マシニングセンター及び動力部(9)に対して同時に着
    脱するようにしたことを特徴とするパレットチェンジャ
    ー用ロータリーテーブル。
JP62127730A 1987-05-25 1987-05-25 パレットチェンジャ−用ロ−タリ−テ−ブル Expired - Lifetime JPH0716848B2 (ja)

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