JP2559021B2 - 手品具 - Google Patents

手品具

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JP2559021B2
JP2559021B2 JP6120138A JP12013894A JP2559021B2 JP 2559021 B2 JP2559021 B2 JP 2559021B2 JP 6120138 A JP6120138 A JP 6120138A JP 12013894 A JP12013894 A JP 12013894A JP 2559021 B2 JP2559021 B2 JP 2559021B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63JDEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
    • A63J21/00Conjuring appliances; Auxiliary apparatus for conjurers

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コインをある場所から
ある場所に転送するトリックの手品具に関するものであ
る。
【0002】
【発明の目的】本発明の目的は、操作が簡単なコイン転
送の手品具を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、盤体にコインの投入口と開口部とをそ
れぞれ設け、前記コイン投入口を開閉する開閉部材と前
記開口部を開閉するコイン受部材とを前記盤体に、支持
部材により同期的に開閉可能に支持し、前記開閉部材と
前記コイン受部材との閉状態をロックするロック部材を
前記盤体に設け、前記ロック部材のロック状態を解除す
る解除部材を前記盤体に設けたことを特徴とする。
【0004】
【作用】本発明は、上記の構成により、開閉部材とコイ
ン受部材とを閉状態にロックし、その閉状態でコイン投
入口にコインをセットする。このとき、コイン投入口は
開閉部材で閉塞されているので、コインはコイン投入口
から落下することなくコイン投入口に位置する。ここ
で、盤体及びコイン等にハンカチ等を掛けて覆い、解除
部材を操作してロック部材のロック状態を解除する。す
ると、開閉部材とコイン受部材とが同期して自重で開
き、コインがコイン投入口からコイン受部材の上面に落
下する。そして、開閉部材とコイン受部材とを閉じてそ
の閉状態をロック部材でロックする。このとき、コイン
はコイン受部材の上面に位置する。それから、ハンカチ
等を盤体から放すと、コインが恰もコイン投入口からコ
イン受部材に転送されたかのように見える。このよう
に、操作が簡単でコインの転送手品を行なうことができ
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の手品具の一実施例を添付図面
を参照して説明する。図1及び図2において、1は盤体
である。この盤体1は、上から見てほぼ正方形をなす薄
形の中空状のケースからなり、上部10と、下部11
と、コイン投入部12とからなる。
【0006】前記上部10は、例えば不透明な合成樹脂
製からなり、図3乃至図7に示すように、下面板が開口
し、上面板に長方形の開口部100を設ける。この上部
10の開口部100の両長辺の端に係合孔101をそれ
ぞれ設ける。この上部10の上面板の上面において、開
口部100の両長辺の中央に係合凸条102を、また正
方形の4頂点に対応する箇所に4個の係合爪103を、
それぞれ一体に突設する。この上部10の上面板の下面
において、4個の第1凸板104を、また2個の第2凸
板105を、それぞれ一体に突設する。この上部10の
正面板に切欠106を設け、かつこの上部10の左右両
側面板に係合溝107をそれぞれ設ける。
【0007】前記下部11は、例えば不透明な合成樹脂
製からなり、図8乃至図10に示すように、上面板が開
口し、下面板に長方形の開口部110を前記上部10の
開口部100と対応して設ける。この下部11の下面板
の上面において、第1軸111及び第2軸112及び第
3軸113を、また4個の軸受部114を前記上部10
の第1凸板104に対応してそれぞれ一体に突設する。
この下部11の正面板及び下面板に切欠116を前記上
部10の切欠106と対応して設け、かつこの下部11
の左右両側面板に係合爪117を前記上部10の係合溝
107と対応して一体に突設する。この下部11の左右
両側面板及び背面板を前記上部10の左右両側面板及び
背面板に外嵌し、かつ下部11の係合爪117を上部1
0の係合溝107に外から内に係合して、上部10と下
部11とを一体になす。この結果、開口部100及び1
10を有する盤体1が構成される。
【0008】前記コイン投入部12は、例えば透明な合
成樹脂製からなり、図11及び図12に示すように、錐
台形をなし、下面の左右両端に係合爪121を前記上部
10の係合孔101に対応して一体に突設する。このコ
イン投入部12にコイン投入口120を設ける。このコ
イン投入部12の係合爪121を前記上部10の係合孔
101に係合して上部10とコイン投入部12とを一体
になす。この結果、コイン投入部120を有する盤体1
が構成される。
【0009】図1において、2は開閉部材である。この
開閉部材2は、例えば不透明な合成樹脂製からなり、図
13及び図14に示すように、前記コイン投入口120
を開閉し得る長方形の板形状をなす。なお、この実施例
における開閉部材2は、その一部が前記盤体1の開口部
100及び110の一部を開閉する。
【0010】図1において、3はコイン受部材である。
このコイン受部材3は、前記開口部100及び110を
開閉し得る長方形をなす薄形の中空状のケースからな
り、上部30と、下部31とからなる。
【0011】前記上部30は、例えば不透明な合成樹脂
製からなり、図16及び図17に示すように、下面板が
開口し、上面板の上面に2本の係合凸条302を一体に
突設する。この2本の係合凸条302及び前記盤体1の
2本の係合凸条102は、図2に示すように、前記コイ
ン受部材3で前記盤体1の開口部100及び110を閉
じた際にほぼ正方形の4辺をなす。この上部30の左右
両側面板の両端に半長円形の切欠300をそれぞれ設
け、またこの上部30の正面板及び背面板の下部中央に
弾性係合爪301をそれぞれ設ける。
【0012】前記下部31は、例えば不透明な合成樹脂
製からなり、図18に示すように、上面が開口し、左右
両側面板310の高さを正面板及び背面板の高さより一
回り低くなす。この下部31の正面板及び背面板に係合
溝311をそれぞれ設ける。この下部31の左右両側面
板310及び正面板及び背面板に前記上部30の左右両
側面板及び正面板及び背面板を外嵌し、かつ上部30の
弾性係合爪301を下部31の係合溝311に内から外
に弾性係合して、上部30と下部31とを一体になす。
この結果、コイン受部材3が構成される。なお、図2に
示すように、前記盤体1の及び前記開閉部材2及び前記
コイン受部材3の上面に溝13を、前記コイン受部材3
で前記盤体1の開口部100及び110を閉じた際に、
縦横3個ずつの碁盤の目のように、設ける。また、前記
盤体1の及び前記開閉部材2の下面に同様な溝を設けて
も良い。
【0013】図1において、41は第1支持部材であ
る。この第1支持部材41は、例えば不透明な合成樹脂
製からなり、図13及び図14に示すように、前記開閉
部材2と一体に構成されている。すなわち、この第1支
持部材41は、前記開閉部材2の上辺の左右両端から左
右両側にそれぞれ一体に突設した2本の盤体側の軸部4
10と、前記開閉部材2の左右両側辺の下部から下方に
それぞれ一体に突設した2本の連結腕411と、その2
本の連結腕411の先端間に一体に設けたコイン受部材
側の軸部412とからなる。前記盤体側軸部410に環
状の溝413をそれぞれ設ける。図24に示すように、
この第1支持部材の盤体側軸部410の溝413を前記
盤体1の軸受部114に嵌合し、かつこの第1支持部材
の盤体側軸部410に前記盤体1の第1凸板104を上
から押えて、この第1支持部材41を前記盤体1に回転
可能に支持する。また、この第1支持部材41のコイン
受部材側軸部412を前記コイン受部材3の切欠300
の半円側の端面と左右両側板310の上面との間に回転
可能に支持する。
【0014】図1において、42は第2支持部材であ
る。この第2支持部材42は、例えば不透明な合成樹脂
製からなり、図15に示すように、2本の連結腕421
と、その連結腕421の上部の左右両端から左右両側に
それぞれ一体に突設した2本の盤体側の軸部420と、
前記連結腕421の下端間に一体に設けたコイン受部材
側の軸部422とからなる。前記盤体側軸部420に環
状の溝423をそれぞれ設ける。図24に示すように、
この第2支持部材の盤体側軸部420の溝423を前記
盤体1の軸受部114に嵌合し、またこの第2支持部材
の盤体側軸部420に前記盤体1の第1凸板104を上
から押え、さらにこの第2支持部材42の盤体側軸部4
20の内側の端面に前記盤体1の第2凸板115を側方
から押えて、第2支持部材42を前記盤体1に回転可能
に支持する。また、この第2支持部材42のコイン受部
材側軸部422を前記コイン受部材3の切欠300の半
円側の端面と左右両側板310の上面との間に回転可能
に支持する。
【0015】このように、前記第1支持部材41及び開
閉部材2と、第2支持部材42と、前記コイン受部材3
と、前記盤体1とは、ほぼ平行四辺形リンク機構を構成
する。
【0016】この結果、前記第1支持部材41及び第2
支持部材42は、前記盤体1に対して、前記開閉部材2
と前記コイン受部材3とを同期的に開閉可能に支持す
る。すなわち、図23に示すように、閉状態の時、開閉
部材2の上面及びコイン受部材3の上面と前記盤体1の
上面とがほぼ面一となり、前記開閉部材2が前記コイン
投入口120を閉塞してコインCの落下を防ぎ、前記コ
イン受部材3及び前記開閉部材の一部2が前記開口部1
00及び110を閉塞する。また、図26に示すよう
に、開状態の時、前記開閉部材2及びコイン受部材3が
自重で同期に開いて、コインCが前記コイン投入口12
0から前記コイン受部材3上落下する。
【0017】図1において、51は第1ロック部材であ
る。この第1ロック部材51は、例えば不透明な合成樹
脂製からなり、図20に示すように、長辺部と、その長
辺部の両端に一体に設けた中辺部及び端辺部とからな
る。この第1ロック部材51の長辺部と中辺部との角部
に円柱形のボス部を一体に設け、そのボス部に軸受孔5
10を設ける。また、この第1ロック部材51の中辺部
の先端にロック爪511を一体に設ける。さらに、この
第1ロック部材51の端辺部の先端に長孔512を設け
る。この第1ロック部材51の軸受孔510を前記盤体
1の第1軸111に回転可能に軸支すると共に、この第
1ロック部材51の長辺部を前記盤体1の切欠106及
び116に配置する。
【0018】図1において、52は第2ロック部材であ
る。この第2ロック部材52は、例えば不透明な合成樹
脂製からなり、図21に示すように、板形状をなす。こ
の第2ロック部材52の中央に円柱形のボス部を一体に
設け、そのボス部に軸受孔520を設ける。また、この
第2ロック部材52の一端にロック爪521を一体に設
ける。さらに、この第2ロック部材52の他端に係合ピ
ン522を設ける。この第2ロック部材52の軸受孔5
20を前記盤体1の第2軸112に回転可能に軸支する
と共に、この第2ロック部材52の係合ピン522を前
記第1ロック部材51の長孔512に係合させる。
【0019】図1において53はトーションスプリング
である。このトーションスプリング53は、ほぼ中央に
コイル部を設け、両端に係合部を設けたものである。こ
のトーションスプリング53のコイル部を前記第1ロッ
ク部材51のボス部に外嵌すると共に、このトーション
スプリング53の両係合部を図1の矢印方向に撓ませな
がら前記盤体1の第3軸113と前記第1ロック部材5
1と一体の後述する解除部材6とにそれぞれ弾性係合さ
せる。この結果、トーションスプリング53の弾性力が
第1ロック部材51及びその第1ロック部材51を介し
て第2ロック部材52にそれぞれ作用し、図23及び図
24に示すように、第1ロック部材51のロック爪51
1が前記第1支持部材41の連結腕411に、また第2
ロック部材52のロック爪521が前記第2支持部材4
2の連結腕421に、それぞれ係合して、前記開閉部材
2と前記コイン受部材3との閉状態をロックする。
【0020】図1において、6は解除部材である。この
解除部材6は、例えば不透明な合成樹脂製からなり、前
記第1ロック部材51の長辺部に一体に設ける。この解
除部材6を前記盤体1の切欠106及び116に配置す
る。
【0021】図2において、60はコイン収納部材であ
る。このコイン収納部材60は、例えば不透明な合成樹
脂製からなり、上面が開口した中空状の直方体のケース
からなる。このコイン収納部材60は、前記コイン受部
材3の上面であって、正方形の4辺をなす盤体1の係合
凸条102及びコイン受部材3の係合凸条302の内側
に着脱可能にセットされる。
【0022】図2において、61は開閉蓋である。この
開閉蓋61は、例えば不透明な合成樹脂製からなり、下
面が開口した中空状の直方体の蓋体からなる。この開閉
蓋61は、前記コイン収納部材60の上開口部の縁、ま
た正方形の4辺をなす盤体1の係合凸条102及びコイ
ン受部材3の係合凸条302の外側に着脱可能にセット
される。
【0023】図2において、62は覆部材である。この
覆部材62は、例えば透明な合成樹脂製からなり、下面
が開口した中空状の四角錐形、所謂ピラミッド形をな
す。この覆部材62は、正方形の4角をなす盤体1の係
合爪103の内側に着脱可能にセットされる。
【0024】この実施例における本発明の手品具は、以
上の如き構成からなり、以下その使用例について説明す
る。まず、図2に示すように、本発明の手品具と、ハン
カチ(できれば内側が透けて見えないハンカチ)Hと、
コインCとを用意する。このとき、本発明の手品具にお
いては、図23及び図24に示すように、開閉部材2及
びコイン受部材3を閉状態にロックさせておく。
【0025】次に、コイン収納部材60をコイン受部材
3の上面であって、正方形の4辺をなす盤体1の係合凸
条102及びコイン受部材3の係合凸条302の内側に
着脱可能にセットする。また、開閉蓋61をコイン収納
部材60の上開口部の縁に着脱可能にセットする。さら
に、ピラミッド形をなす覆部材62を正方形の4角をな
す盤体1の係合爪103の内側に着脱可能にセットし、
この覆部材62で上述のコイン収納部材60及び開閉蓋
61を覆う。
【0026】それから、コインCをコイン投入口120
にセットする。このとき、図23に示すように、コイン
投入口120の下開口が閉塞部材2で閉塞されているの
で、コインCがコイン投入口120から落下するのを防
止されている。この本発明の手品具及びコインCの上に
ハンカチHを覆う(図22を参照)。
【0027】続いて、演技者が左右の手LH及びRHで
上述の本発明の手品具をハンカチHの上から押さえると
共に持ち上げる(図25を参照)。なお、上述の本発明
の手品具を左右の手LH及びRHで持ち上げる際には、
親指を解除部材6側に位置させ、他の指を盤体1の解除
部材6と反対側の辺に位置させておく。
【0028】そして、ハンカチHの上から解除部材6を
図24中の矢印方向にトーションスプリング53のばね
力に抗して押す。すると、図26及び図27に示すよう
に、第1ロック部材51のロック爪511が時計方向に
回動して第1支持部材41の連結腕411から外れ、ま
た第2ロック部材52のロック爪521が反時計方向に
回動して第2支持部材42の連結腕421から外れ、上
述の第1ロック部材51及び第2ロック部材52による
ロック状態(開閉部材2のコイン投入口120及び開口
部100及び110の一部を閉じる閉状態と、コイン受
部材3の開口部100及び110を閉じる閉状態と、を
ロックしている状態)が解除される。
【0029】このロック状態が解除されると、開閉部材
2が第1支持部材41の盤体側軸部410を中心として
回動して開き、コイン受部材3が第1支持部材41及び
開閉部材2と、第2支持部材42と、コイン受部材3
と、盤体1とからなる平行四辺形リンク機構により、ほ
ぼ平行に移動して開く。このとき、コイン受部材3上に
載置するコイン収納部材60はコイン受部材3と共に移
動するが、そのコイン収納部材60に係合していた開閉
蓋61は盤体1の係合凸条102に係合して盤体1に残
る。一方、コインCは解放されたコイン投入口120か
ら前記開閉部材2をガイドとしてコイン収納部材60中
に収納される。
【0030】上述のコインCがコイン収納部材60中に
収納されたならば、開状態のコイン受部材3の下面を机
等の上に載置させると共に、盤体1を机等の上に載置さ
せて、開閉部材2を閉方向に回動させると共に、コイン
受部材3を閉方向に平行移動させて、盤体1のコイン投
入口120及び開口部100及び110を開閉部材2及
びコイン受部材3で閉じる。すると、開閉部材2と、コ
イン受部材3と、コインCが収納されたコイン収納部材
60と、そのコイン収納材60にセットされた開閉蓋6
1と、が上述のハンカチHを覆う前の状態に戻ることと
なる。
【0031】そこで、解除部材6の押すのを止めると、
トーションスプリング53の弾性復帰力により、図24
に示すように、第1ロック部材51のロック爪511が
反時計方向に回動して第1支持部材41の連結腕411
に係合し、また第2ロック部材52のロック爪521が
時計方向に回動して第2支持部材42の連結腕421に
係合し、上述の第1ロック部材51及び第2ロック部材
52により、図23に示すように、開閉部材2のコイン
投入口120及び開口部100及び110の一部を閉じ
る閉状態と、コイン受部材3の開口部100及び110
を閉じる閉状態と、がロックされる。
【0032】それから、本発明の手品具からハンカチH
を取る。すると、コイン投入口120にセットしたコイ
ンCが消失していることとなる。次いで、覆部材62を
盤体1から取り外し、また開閉蓋61をコイン収納部材
60から取り外し、さらにそのコイン収納部材60をコ
イン受部材3から取り外して、このコイン収納部材60
中にコイン投入口120から消失したコインCが収納さ
れていることを見ている者に見せる。この結果、コイン
Cが恰もコイン投入口120からコイン受部材60中に
転送されたかのように見える。このように、操作が簡単
でコインの転送手品を行なうことができる。
【0033】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の手品
具は、操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手品具の一実施例を示した要部の分解
斜視図である。
【図2】本発明の手品具の構成部品の分解斜視図であ
る。
【図3】盤体の上部の平面図である。
【図4】盤体の上部の底面図である。
【図5】図3におけるV−V線断面図である。
【図6】図3におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図3におけるVII−VII線断面図である。
【図8】盤体の下部の平面図である。
【図9】図8におけるIX−IX線断面図である。
【図10】図8におけるX−X線断面図である。
【図11】盤体のコイン投入部の平面図である。
【図12】図11におけるXII−XII線断面図であ
る。
【図13】開閉部材及び第1支持部材の正面図である。
【図14】図13におけるXIV−XIV線断面図であ
る。
【図15】第2支持部材の正面図である。
【図16】コイン受部材の上部の平面図である。
【図17】図16におけるXVII−XVII線断面図
である。
【図18】コイン受部材の下部の平面図である。
【図19】図16におけるXIX−XIX線断面図であ
る。
【図20】第1ロック部材の平面図である。
【図21】第2ロック部材の平面図である。
【図22】開閉部材とコイン受部材とが閉状態でコイン
がコイン投入口にセットされた状態でその上にハンカチ
を覆った状態の斜視図である。
【図23】図22におけるXXIII−XXIII線断
面図である。
【図24】図22の状態において盤体の上部を取り除い
た状態の平面図である。
【図25】開閉部材とコイン受部材とを開いた状態でコ
インがコイン投入口からコイン収納部中に収納された状
態でその上にハンカチを覆った状態の斜視図である。
【図26】図25におけるXXVI−XXVI線断面図
である。
【図27】図25の状態において盤体の上部を取り除い
た状態の平面図である。
【符号の説明】
1…盤体、10…上部、11…下部、12…コイン投入
部、100及び110…開口部、120…コイン投入
口、2…開閉部材、3…コイン受部材、30…上部、3
1…下部、41…第1支持部材、42…第2支持部材、
51…第1ロック部材、52…第2ロック部材、53…
トーションスプリング、6…解除部材、60…コイン収
納部材、61…開閉蓋、62…覆部材、C…コイン、H
…ハンカチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインの投入口と開口部とをそれぞれ設
    けた盤体と、 前記盤体のコイン投入口を開閉する開閉部材と、 前記盤体の開口部を開閉するコイン受部材と、 前記開閉部材と前記コイン受部材とを同期的に開閉可能
    に支持する支持部材であって、閉状態の時、前記開閉部
    材が前記コイン投入口を閉塞してコインの落下を防ぎ、
    前記コイン受部材が前記開口部を閉塞してそのコイン受
    部材の上面と前記盤体の上面とがほぼ面一となり、開状
    態の時、前記開閉部材が自重で開いて前記コイン投入口
    からコインが落下し、前記コイン受部材が自重で開いて
    前記コイン投入口から落下したコインを受けるように、
    前記開閉部材と前記コイン受部材とを支持する支持部材
    と、 前記開閉部材と前記コイン受部材との閉状態をロックす
    るロック部材と、 前記ロック部材のロック状態を解除する解除部材と、 を備えたことを特徴とする手品具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコイン受部材には、 コインを収納するコイン収納部材であって、上面が開口
    した中空状の不透明な部材からなり、コイン受部材の上
    面に載置してそのコイン受部材と共に移動するコイン収
    納部材と、 前記コイン収納部材の上面開口部を開閉する開閉蓋であ
    って、不透明な部材からなり、閉状態の時、前記コイン
    収納部材の上面開口部の縁に載置してその上面開口部を
    閉じ、開状態の時、盤体の開口部の縁に載置して前記コ
    イン収納部材の上面開口部を開く開閉蓋と、 前記盤体の上面に前記コイン収納部材及び前記開閉蓋を
    覆うように着脱可能に載置した覆部材であって、下面が
    開口した中空状の透明な部材からなる覆部材と、 を具備したことを特徴とする請求項1に記載の手品具。
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