JP2558970B2 - 色副搬送波周波数調整装置 - Google Patents
色副搬送波周波数調整装置Info
- Publication number
- JP2558970B2 JP2558970B2 JP3141617A JP14161791A JP2558970B2 JP 2558970 B2 JP2558970 B2 JP 2558970B2 JP 3141617 A JP3141617 A JP 3141617A JP 14161791 A JP14161791 A JP 14161791A JP 2558970 B2 JP2558970 B2 JP 2558970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- color
- color subcarrier
- demodulation circuit
- subcarrier frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
の色副搬送波周波数を調整するために使用する装置に関
するものである。
の色副搬送波周波数を調整するために使用する装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機の色復調回路
としては、ＰＬＬ方式を採用している。一方、製造工程
において色復調回路を調整するには、画面の色ずれの状
態を見て調整し、ロックをかける方式に換えて色副搬送
波のフリーラン周波数を色副搬送波に合わせる方式が採
用されている。
としては、ＰＬＬ方式を採用している。一方、製造工程
において色復調回路を調整するには、画面の色ずれの状
態を見て調整し、ロックをかける方式に換えて色副搬送
波のフリーラン周波数を色副搬送波に合わせる方式が採
用されている。
【０００３】以下に従来の色副搬送波周波数調整装置に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【０００４】図３は従来の色副搬送波周波数調整装置を
示す概略ブロック図である。図３において、３１はテレ
ビジョン受像機、３２はプローブで、テレビジョン受像
機３１の色復調回路の色副搬送波フリーラン信号をピッ
クアップする。３３は帯域増幅器、３４は周波数カウン
タである。
示す概略ブロック図である。図３において、３１はテレ
ビジョン受像機、３２はプローブで、テレビジョン受像
機３１の色復調回路の色副搬送波フリーラン信号をピッ
クアップする。３３は帯域増幅器、３４は周波数カウン
タである。
【０００５】以上のように構成された色副搬送波周波数
調整装置について、以下、その動作を説明する。まず、
テレビジョン受像機３１の色復調回路の色副搬送波フリ
ーラン信号をプローブ３２でピックアップする。次に、
色副搬送波のフリーラン周波数成分を帯域増幅器３３で
増幅する。その後、増幅した信号の周波数をカウンタで
計測、表示する。そして、色副搬送波のフリーラン周波
数を色副搬送波に合わせるように調整する。
調整装置について、以下、その動作を説明する。まず、
テレビジョン受像機３１の色復調回路の色副搬送波フリ
ーラン信号をプローブ３２でピックアップする。次に、
色副搬送波のフリーラン周波数成分を帯域増幅器３３で
増幅する。その後、増幅した信号の周波数をカウンタで
計測、表示する。そして、色副搬送波のフリーラン周波
数を色副搬送波に合わせるように調整する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の色副搬送波周波数調整装置では、プローブ３２を色
復調回路の発振回路に直接接続するので、プローブ３２
の入力容量の影響で色副搬送波のフリーラン周波数がず
れ、調整終了後、プローブ３２を外したとき、色副搬送
波周波数に対する誤差が生じるという問題を有してい
た。
来の色副搬送波周波数調整装置では、プローブ３２を色
復調回路の発振回路に直接接続するので、プローブ３２
の入力容量の影響で色副搬送波のフリーラン周波数がず
れ、調整終了後、プローブ３２を外したとき、色副搬送
波周波数に対する誤差が生じるという問題を有してい
た。
【０００７】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、テレビジョン受像機等の色復調回路の色副搬送
波周波数を正確に調整することができるようにした色副
搬送波周波数調整装置を提供することを目的とするもの
である。
であり、テレビジョン受像機等の色復調回路の色副搬送
波周波数を正確に調整することができるようにした色副
搬送波周波数調整装置を提供することを目的とするもの
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、色副搬送波周波数をオフセットした基準
信号をテレビジョン受像機等の色復調回路に入力する信
号発生器と、上記色復調回路のヘテロダイン作用による
ビート出力信号周波数を計測する周波数カウンタとを備
えたものである。
成するために、色副搬送波周波数をオフセットした基準
信号をテレビジョン受像機等の色復調回路に入力する信
号発生器と、上記色復調回路のヘテロダイン作用による
ビート出力信号周波数を計測する周波数カウンタとを備
えたものである。
【０００９】
【作用】本発明は、上記構成により、０ビートを避ける
ために信号発生器から色副搬送波周波数をオフセットし
た基準信号をテレビジョン受像機の色復調回路に入力
し、色復調回路のヘテロダイン作用によるビート出力信
号周波数を周波数カウンタで計測する。そして、計測し
たビート出力信号周波数を上記オフセットした周波数と
一致するように調整することにより、色副搬送波フリー
ラン信号を直接ピックアップすることなく、間接的に色
副搬送波周波数を調整することができる。
ために信号発生器から色副搬送波周波数をオフセットし
た基準信号をテレビジョン受像機の色復調回路に入力
し、色復調回路のヘテロダイン作用によるビート出力信
号周波数を周波数カウンタで計測する。そして、計測し
たビート出力信号周波数を上記オフセットした周波数と
一致するように調整することにより、色副搬送波フリー
ラン信号を直接ピックアップすることなく、間接的に色
副搬送波周波数を調整することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例における色副搬送
波周波数調整装置を示す概略ブロック図である。
波周波数調整装置を示す概略ブロック図である。
【００１２】図１において、１は標準信号発生器であ
り、色副搬送波周波数をオフセットした基準信号をテレ
ビジョン受像機２の色復調回路に入力する。３は周波数
カウンタであり、テレビジョン受像機２の色復調回路の
ヘテロダイン作用によるビート出力信号周波数を計測す
る以上のように構成された色副搬送波周波数調整装置に
ついて、図２に示す動作説明図を参照しながら動作と共
に更に詳細に説明する。
り、色副搬送波周波数をオフセットした基準信号をテレ
ビジョン受像機２の色復調回路に入力する。３は周波数
カウンタであり、テレビジョン受像機２の色復調回路の
ヘテロダイン作用によるビート出力信号周波数を計測す
る以上のように構成された色副搬送波周波数調整装置に
ついて、図２に示す動作説明図を参照しながら動作と共
に更に詳細に説明する。
【００１３】ＮＴＳＣ方式を例にとると、色副搬送波周
波数ｆscを３.５７９５４５ＭＨｚ、色副搬送波周波数
をＦscをオフセットする△ｆを２ｋＨｚとする。まず、
標準信号発生器１の基準信号周波数ｆAをｆA＝ｆsc＋△
ｆ、すなわち、３.５７９５４５ＭＨｚ＋２ｋＨｚに設
定する。次に、周波数ｆAの基準信号をテレビジョン受
像機２のコンポジットビデオ信号入力端子に印加する。
テレビジョン受像機２における色復調回路２１の同期検
波器２２は下記の（数１）のようにフリーラン周波数ｆ
Bを基準にｆAを復調し、ビート出力信号周波数△ｆ´を
出力する。このとき、△ｆ´は色復調回路２１のヘテロ
ダイン作用で、基準信号周波数ｆAとフリーラン周波数
ｆBのビート周波数として得られる。
波数ｆscを３.５７９５４５ＭＨｚ、色副搬送波周波数
をＦscをオフセットする△ｆを２ｋＨｚとする。まず、
標準信号発生器１の基準信号周波数ｆAをｆA＝ｆsc＋△
ｆ、すなわち、３.５７９５４５ＭＨｚ＋２ｋＨｚに設
定する。次に、周波数ｆAの基準信号をテレビジョン受
像機２のコンポジットビデオ信号入力端子に印加する。
テレビジョン受像機２における色復調回路２１の同期検
波器２２は下記の（数１）のようにフリーラン周波数ｆ
Bを基準にｆAを復調し、ビート出力信号周波数△ｆ´を
出力する。このとき、△ｆ´は色復調回路２１のヘテロ
ダイン作用で、基準信号周波数ｆAとフリーラン周波数
ｆBのビート周波数として得られる。
【００１４】△ｆ´＝ｆA−ｆB ＝ｆsc＋△ｆ−ｆB ＝３.５７９５４５ＭＨｚ＋２ｋＨｚ−ｆB そして、ビート出力信号周波数△ｆ´を周波数カウンタ
３で計測し、△ｆである２ｋＨｚとなるように調整する
ことにより、下記の（数２）から明らかなようにフリー
ラン周波数ｆBは色副搬送波周波数ｆscと一致する。
３で計測し、△ｆである２ｋＨｚとなるように調整する
ことにより、下記の（数２）から明らかなようにフリー
ラン周波数ｆBは色副搬送波周波数ｆscと一致する。
【００１５】ｆB＝ｆsc＋△ｆ−△ｆ´ ＝３.５７９５４５ＭＨｚ＋２ｋＨｚ−△ｆ´ ＝３.５７９５４５ＭＨｚ＋２ｋＨｚ−２ｋＨｚ このように本実施例によれば、標準信号発生器１の周波
数を基準としてテレビジョン受像機２の色復調回路２１
からのビート周波数を計測することにより、色副搬送波
周波数を信号のピックアップによる入力容量の影響を受
けることなく、正確に調整することができる。
数を基準としてテレビジョン受像機２の色復調回路２１
からのビート周波数を計測することにより、色副搬送波
周波数を信号のピックアップによる入力容量の影響を受
けることなく、正確に調整することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号発生器から色副搬送波周波数をオフセットした基準信
号をテレビジョン受像機の色復調回路に入力し、色復調
回路のヘテロダイン作用によるビート出力信号周波数を
周波数カウンタで計測する。そして、計測したビート出
力信号周波数を上記オフセットした周波数と一致するよ
うに調整することにより、色副搬送波フリーラン信号を
直接ピックアップすることなく、間接的に色副搬送波周
波数を調整することができる。したがって、色副搬送波
周波数を正確に調整することができる。
号発生器から色副搬送波周波数をオフセットした基準信
号をテレビジョン受像機の色復調回路に入力し、色復調
回路のヘテロダイン作用によるビート出力信号周波数を
周波数カウンタで計測する。そして、計測したビート出
力信号周波数を上記オフセットした周波数と一致するよ
うに調整することにより、色副搬送波フリーラン信号を
直接ピックアップすることなく、間接的に色副搬送波周
波数を調整することができる。したがって、色副搬送波
周波数を正確に調整することができる。
【図１】本発明の一実施例における色副搬送波周波数調
整装置を示す概略ブロック図
整装置を示す概略ブロック図
【図２】同色副搬送波周波数調整装置の動作説明図
【図３】従来の色副搬送波周波数調整装置を示す概略ブ
ロック図
ロック図
１ 標準信号発生器 ２ テレビジョン受像機 ３ 周波数カウンタ ２１ 色復調回路
Claims (1)
- 【請求項１】 色副搬送波周波数をオフセットした基準
信号をテレビジョン受像機等の色復調回路に入力する信
号発生器と、上記色復調回路のヘテロダイン作用による
ビート出力信号周波数を計測する周波数カウンタとを備
えた色副搬送波周波数調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141617A JP2558970B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 色副搬送波周波数調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141617A JP2558970B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 色副搬送波周波数調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04365289A JPH04365289A (ja) | 1992-12-17 |
| JP2558970B2 true JP2558970B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15296207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3141617A Expired - Fee Related JP2558970B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 色副搬送波周波数調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558970B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3141617A patent/JP2558970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04365289A (ja) | 1992-12-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH04227393A (ja) | カラーテレビジョン信号伝送標準方式識別回路装置 | |
| US3629491A (en) | Signal-correcting apparatus | |
| JP2558970B2 (ja) | 色副搬送波周波数調整装置 | |
| JP2584459B2 (ja) | 複合映像信号のｓｃ／ｈ位相測定装置 | |
| JP3304036B2 (ja) | ディジタル映像処理装置のクロック発生回路 | |
| JP3540055B2 (ja) | データバス制御による発振器自走周波数アライメント方法 | |
| US5003397A (en) | Television receiver including a tuning circuit which comprises a frequency synthesis circuit | |
| CA1060992A (en) | Velocity correction for video discs | |
| EP0715457B1 (en) | Signal detecting apparatus | |
| US3749835A (en) | Continuous signal producing system | |
| JP2503677Y2 (ja) | Ｆｍ周波数偏移量測定装置 | |
| JPH0879013A (ja) | パイロット信号検出用のスイッチドキャパシタ帯域通過フィルタ | |
| JPH08340496A (ja) | 映像検波回路および映像信号処理装置 | |
| JP2552470B2 (ja) | 検波回路 | |
| JPH0620249B2 (ja) | 水平同期検出回路 | |
| JP2564566Y2 (ja) | 搬送波周波数監視装置 | |
| US5153714A (en) | Circuit for removing jitter of chrominance signal and television set using the same | |
| JP2539637B2 (ja) | カラ―信号雑音測定装置 | |
| US3676582A (en) | Emphasized carrier circuit with integral afc operation | |
| JPH0518996A (ja) | 色同期基準信号周波数計測方法 | |
| JPS6136428B2 (ja) | ||
| JP2933349B2 (ja) | データ信号復調装置 | |
| JPH11355801A (ja) | 映像信号処理装置 | |
| JP2927341B2 (ja) | Ｆｍ復調回路 | |
| JPH0335675A (ja) | ビデオ信号のｐｌｌ回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |