JP2503677Y2 - Fm周波数偏移量測定装置 - Google Patents

Fm周波数偏移量測定装置

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JP2503677Y2
JP2503677Y2 JP1990121429U JP12142990U JP2503677Y2 JP 2503677 Y2 JP2503677 Y2 JP 2503677Y2 JP 1990121429 U JP1990121429 U JP 1990121429U JP 12142990 U JP12142990 U JP 12142990U JP 2503677 Y2 JP2503677 Y2 JP 2503677Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は伝送上でテレビ信号の周波数変調の周波数
偏移量を測定する装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来のFM周波数偏移量測定装置を示すブロッ
ク図と各部の信号図であり、(1)はFM波入力信号波形
で(1a)は(1b)のテレビ信号をFMした時の周波数スペ
クトラム波形、(2)は(1a)のFM波形を復調するFM復
調器であり、(3)は(1a)のFM波形復調後のテレビ信
号であり、(4)は(3)のテレビ信号の同期部のみを
分離する同期分離回路で、(5)はその出力波形であ
る。(6)は同期信号をディジタル信号に変換するアナ
ログ/ディジタル変換器で、(7)はそのディジタル信
号にて同期信号の振幅値に対する周波数偏移量の換算を
行なうためのディジタル処理器であり、(8)は周波数
偏移量ディジタル出力である。(5a)は同期信号(5)
のバック・ポーチであり(5b)はシンク・チップであ
る。さらにFM復調器(2)内のブロック図を第5図に示
す。第5図の(2a)は位相比較器PDと称し、(2b)は電
圧制御発振器VCOと称し、(2c)はループ・フィルター
であり、PD(2a)とVCO(2b)とループ・フィルター(2
c)により位相同期復調器を構成している。(2d)はデ
ィエンファシス回路で(2e)はビデオアンプを示す。
次に動作について説明する。(1b)のテレビ信号をFM
した信号(1a)はFM復調器(2)に入力される。FM復調
器(2)ではFM信号を(1b)のようにFM復調される前の
テレビ信号にもどす。但しFM復調器(2)の回路中には
アクティブ素子及びパッシィブ素子で構成されたディエ
ンファシス回路,ビデオ・アンプ等を含んでいる。FM復
調後の波形は(3)のテレビ信号となる。(3)のテレ
ビ信号の同期信号部分の振幅値のみを出力させるため、
同期分離回路(4)を通過したテレビ信号(3)は同期
信号(5)の波形となる。出力された同期信号(5)は
アナログ/ディジタル変換器(6)によりディジタル信
号に変換され、同期信号の振幅値バック・ポーチ・レベ
ル(5a)からシンク・チップ・レベル(5b)のレベル差
とそれに対応する周波数偏移量を換算,計算し、それを
周波数偏移量ディジタル出力(8)として次の機器コン
ピューターへと送り出される。
[考案が解決しようとする課題] 従来のFM周波数偏移量測定装置は以上のように構成さ
れているので、FM復調器内で使用している素子等の温度
に対する変化により同期信号振幅レベルの変動があり、
正確な測定結果,周波数偏移量のディジタル出力値が得
られず、FM復調器に温度変化に対する補償回路を設けた
としても測定結果の改善はある程度行なわれるが、使用
している素子のバラツキにより装置一台づつの温度補償
をしなければならないなどの問題があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、正確な測定結果が得られるとともに、使用
している素子のバラツキに対する温度補償をすることの
ないFM周波数偏移量測定装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係るFM周波数偏移量測定装置は、FM復調器
に位相同期復調器(PLD)を使用し、PLD内の電圧制御発
振器(VCO)の周波数とカウンターに入力させ、その周
波数を直接ディジタル化し処理したものである。
[作用] この考案における測定は、FM変調波をPLD内部のVCOが
位相同期を行なうため非常に精度が高く、温度に対する
測定結果のバラツキがなくなる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図について説明する。第
1図において(1)はFM波入力信号で(1b)のテレビ信
号をFMすると(1a)のFM波となる。(1a)はFMした時の
周波数スペクトラム波形である。(2a)は位相比較器P
D、(2b)は電圧制御発振器VCO、(2c)は位相比較器PD
(2a)とVCO(2b)とループ・フィルター(2c)で位相
同期復調器を構成している。(13)は位相同期復調器に
より復調された波形であり、(14)は復調波(13)より
同期信号の検出を行ない、シンク・チップ部(13b)と
バック・ポーチ部(13a)の時間的に一致した部分にパ
ルスを作り出す。(15)はそのパルス波形(16)は周波
数カウンターで(17)はディジタル処理部、(8)は周
波数偏移量ディジタル出力である。
次に動作について説明する。(1b)のテレビ信号をFM
した(1a)のFM波がPD(2a)に入力される。PD(2a)と
VCO(2b)とループ・フィルター(2c)により構成され
ている位相同期復調器はPD(2a)出力に(13)のテレビ
信号波形を出す。位相同期復調器はPD(2a)に入力され
たFM波(1)の周波数にVCO(2b)の周波数が位相同期
するようなループを構成しているため、FM波(1)の周
波数とVCO(2b)の周波数は同じである。VCO(2b)の周
波数をそのまま周波数カウンター(16)に入力し、周波
数をディジタル化してしまう。この時PD(2a)出力波の
テレビ信号(13)の同期部分の信号を検出し、さらにシ
ンク・チップ部(13b)とバック・ポーチ部(13a)の時
間的に一致した部分にパルスを作り出す同期信号検出器
(14)の出力パルス信号(15)を使用して、周波数カウ
ンター(16)のゲートを開くことにする。周波数カウン
ター(16)のゲートを開いた時にのみVCO(2b)の周波
数を読み込むことにすると、シンク・チップ部(13b)
に時間的に一致した時のFM波入力信号(1)に位相同期
したVCO(2b)の周波数と、バックポーチ部(13a)に時
間的に一致した時のFM波入力信号(1)に位相同期した
VCO(2b)の周波数を各々読み込み次のディジタル処理
器(17)に送り込み、シンク・チップ部のカウンター・
データとバック・ポーチ時のカウンター・データをディ
ジタル的に引算し、その値を周波数偏移量と換算し、そ
れを周波数偏移量ディジタル出力(8)として次の機器
コンピューターへと送り出される。
なお上記実施例では、位相同期復調器1段にて構成し
ていたが、第2図のように位相同期復調器を2段にし、
シンク・チップ時とバック・ポーチ時FM周波数を位相同
期それを各々のカウンターで処理してもよい。
また上記実施例で、FM波に拡散信号が重畳された信号
が入力された場合、同期信号検出より出力されるパルス
をテレビ信号のフィールドタイムに同期した別ラインで
ディジタル処理器に送り込むことによりフィールドタイ
ム毎に変化する拡散信号の周波偏移量をも検出しディジ
タル出力できる。
実施例のブロック図を第3図に示す。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、位相同期復調器のVC
Oの周波数をFM波入力信号と同期させ、直接カウンター
でディジタル化したことにより測定精度を高め周囲温度
変化に対する測定データのバラツキがなく、装置の温度
試験にかける時間が短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による周波数変調周波数偏
移測定装置のブロック図と各部の波形図、第2図はこの
考案の他の実施例のブロック図、第3図は拡散信号が重
畳されたFM波の周波数偏移と測定できる実施例のブロッ
ク図、第4図は従来の周波数変調周波数偏移測定装置の
ブロック図と各部の波形図、第5図は第4図中のFM復調
器の詳細ブロック図である。 図において(1)はFM波入力信号、(1a)はFMスペクト
ラム波形、(1b)はFM前のテレビ信号、(2)はFM復調
器、(2a)は位相比較器PD、(2b)は電圧制御発振器VC
O、(2c)はループ・フィルター、(2d)はディエンフ
ァシス回路、(2e)はビデオ・アンプ、(3)はFM復調
器出力波形、(4)は同期分離回路、(5)は同期分離
回路出力波形、(5a)はバック・ポーチ、(5b)はシン
ク・チップ、(6)はアナログ/ディジタル変換器、
(7)はディジタル処理器、(8)は周波数偏移ディジ
タル出力、(13)は位相比較器出力波形、(13a)はバ
ック・ポーチ、(13b)はシンク・チップ、(14)は同
期信号検出器、(15)は同期信号検出器出力のパルス波
形、(16)は周波数カウンター、(17)はディジタル処
理器、(21)は位相同期復調器1、(22)は位相同期復
調器2、(23)は同期信号検出器、(24)は周波数カウ
ンター1、(25)は周波数カウンター2、(26)はディ
ジタル処理器、(31)は同期信号検出器、(32)はフィ
ールドタイム毎に出力されるパルス信号、(33)はディ
ジタル処理器、(34)は拡散信号偏移量もデータ出力す
る周波数偏移量ディジタル出力である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ信号のFM波入力信号が供給されてテ
    レビ波形信号を出力する位相比較器と、上記テレビ波形
    信号がループフィルターを介して供給され、上記FM波入
    力信号の周波数に位相同期した周波数信号を出力する電
    圧制御発振器とを有する位相同期復調器、上記テレビ波
    形信号の同期信号を検出し、上記テレビ波形信号のシン
    ク・チップ時及びバック・ポーチ時にそれぞれ一致した
    パルス信号を出力する同期信号検出器、上記パルス信号
    が供給され、上記シンク・チップ時及び上記バック・ポ
    ーチ時における上記電圧制御発振器からの周波数信号を
    それぞれカウントする周波数カウンター、この周波数カ
    ウンターの上記シンク・チップ時における周波数から上
    記バック・ポーチ時における周波数を引算して周波数偏
    移量データを出力するディジタル処理器を備えたことを
    特徴とするFM周波数偏移量測定装置。
JP1990121429U 1990-11-19 1990-11-19 Fm周波数偏移量測定装置 Expired - Lifetime JP2503677Y2 (ja)

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JPH0476788U JPH0476788U (ja) 1992-07-03
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JPS59149466A (ja) * 1983-02-15 1984-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオ信号測定装置

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