JP2539637B2 - カラ―信号雑音測定装置 - Google Patents

カラ―信号雑音測定装置

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JP2539637B2 JP62248679A JP24867987A JP2539637B2 JP 2539637 B2 JP2539637 B2 JP 2539637B2 JP 62248679 A JP62248679 A JP 62248679A JP 24867987 A JP24867987 A JP 24867987A JP 2539637 B2 JP2539637 B2 JP 2539637B2
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はカラーテレビジョン信号の輝度信号及び色
信号に含まれる雑音をベクトル的に測定することができ
るカラー信号雑音測定装置に関する。
「従来の技術」 第2図は従来のカラーテレビジョン信号雑音測定装置
の例を示すブロック図である。
NTSC方式のカラーテレビジョン信号はサブキャリアの
振幅が色の飽和度に、その位相が色相に対応している。
従って、振幅変調ノイズは飽和度の変化に、位相変調ノ
イズは色相の変化に対応することになり、カラーテレビ
ジョン信号に含まれるノイズを測定するには、振幅変調
信号と位相変調信号とに分けてノイズを取り出す必要が
ある。
例えば、VTR等から再生されたカラーテレビジョン信
号はバンドパスフィルタ11に供給され、色信号の周波数
帯域が所定の帯域に制限された後に、振幅変調信号検出
器12及び位相変調信号検出器13に供給される。振幅変調
信号検出器12及び位相変調信号検出器13の出力はスイッ
チ回路14を介してGATE回路15に供給される。そのGATE回
路15の出力はローパスフィルタ16及び増幅器17を介して
GATE15回路へ負帰還されて同期信号が除去されるように
制御されると共に、ハイパスフィルタ18及びローパスフ
ィルタ19を通ってパワーメータ21及びSPA回路22に供給
される。即ち、カラーテレビジョン信号に含まれる振幅
変調信号の飽和度に関するノイズ成分は、大きさが実効
値として測定され、位相変調信号の色相に関するノイズ
は瞬時の異常位相偏移量として測定される。
「発明が解決しようとする問題点」 カラーテレビジョン信号のノイズの特徴として、同期
信号及びカラーバースト信号が付加された信号として、
カラーテレビジョン受像機が実際に動作可能な複合信号
で測定しないと、信号に含まれているノイズが変化して
しまう恐れがある。また、位相変調信号の低域にはVTR
のテープの走行中に生ずるテープの振動に原因するノイ
ズやジッタの補正が不完全なために生ずるノイズが含ま
れる。
また、ビデオテープレコーダVTRで再生されるカラー
テレビジョン信号の振幅変調ノイズと位相変調ノイズと
の間には、VTRのテープの表面の凹凸のように、その発
生原因が同一の場合には相関があり、両ノイズを直接加
えると電力和にならない。しかし、CIEの色度図の上で
は振幅変調ノイズと位相変調ノイズとは2つのベクトル
の和として色の変動を表すことになるので、カラーテレ
ビジョン信号のノイズとしては振幅変調ノイズと位相変
調ノイズとの電力和として表現するのが適当である。
「問題点を解決するための手段」 この発明では、測定しようとするカラーテレビジョン
信号は第1AD変換器で第1デジタル信号に変換され、そ
のカラーテレビジョン信号から水平同期信号が分離され
る。また、カラーテレビジョン信号からカラーバースト
信号が分離される。他方、カラーバースト信号に同期し
た信号が第2AD変換器で第2デジタル信号に変換され
る。
これらの第1,第2デジタル信号は所望の水平走査線内
で、それぞれ所定の数のデータが第1,第2メモリに取り
込まれる。
第1メモリに取り込まれた第1デジタル信号は輝度信
号と色信号とに分離され、分離された色信号はヒルベル
ト変換され、更に自乗される。その自乗された信号と元
の色信号とが信号加算手段により加算され、加算出力が
開平されることにより振幅変調ノイズを得る。
他方、色信号がヒルベルト変換された信号と、元の色
信号とから色信号の瞬時位相が演算され、その瞬時位相
の基準からの変動分が位相変調ノイズとして検出される
ように構成される。
「実施例」 第1図はこの発明の実施例を示すブロック図である。
この発明による測定装置でノイズを測定しようとする
カラーテレビジョン信号は色信号と共に同期信号及びカ
ラーバースト信号なども含まれた複合信号である。この
カラーテレビジョン信号はローパスフィルタ31を介して
第1AD変換器32に供給され、後で説明するが副搬送波を
基に作られたタイミングクロックに同期して第1デジタ
ル信号に変換される。
また、カラーテレビジョン信号は水平同期信号分離手
段33及びゲート回路34にも供給される。水平同期信号分
離手段33からはカラーテレビジョン信号から水平同期信
号が分離して出力される。分離された水平同期信号は遅
延回路35を介してゲート回路34に供給され、ゲート回路
34を制御する信号とされる。また、この実施例では分離
された水平同期信号は微分回路36で微分され、その微分
信号は水平同期計数回路37に供給される。この計数回路
37は水平同期信号を計数し、その計数値と設定器38に設
定された水平走査線の番号との一致を検出し、その一致
検出信号をサンプル計数器39に供給する。サンプル計数
器39はこの一致検出信号によりサンプリングパルスの出
力を開始し、自身はそのサンプルパルスを計数し、所定
の数、例えば512個のサンプリングパルスが出力される
とその出力を停止する。
ゲート回路34は供給されたカラーテレビジョン信号か
らカラーバースト信号を分離して出力する。出力された
カラーバースト信号はバンドパスフィルタ41を通りスイ
ッチ回路42を介してPLL回路43に供給される。PLL回路43
からはカラーバースト信号と同期した副搬送波が再生し
て出力される。再生された副搬送波はバンドパスフィル
タ44を介して第2AD変換器45に供給され第2デジタル信
号に変換される。
また、この実施例では再生された副搬送波は逓倍器46
に供給され、逓倍器46からは副搬送波に同期し、副搬送
波の例えば4倍或いは8倍の周波数を有するクロックが
生成される。このクロックは第1,第2AD変換器32、45に
タイミングクロックとして与えられ、このクロックに同
期してカラーテレビジョン信号及び副搬送波はそれぞれ
第1デジタル信号及び第2デジタル信号に変換される。
カラーバースト信号はバンドパスフィルタ41を介して
スイッチ回路42に供給され、更にフェイズロックループ
回路43に供給され、そのフェイズロックループ回路43か
らカラーバースト信号に同期した信号が出力される。こ
の信号は第2AD変換器45に供給され第2デジタル信号に
変換される。
第1,第2デジタル信号はそれぞれ第1,第2メモリ47,4
8に供給され、第1,第2メモリ47,48内に順次循環的に記
憶される。これらのメモリ47,48は、例えばそれぞれ102
4個のデジタル信号を記憶することができるように構成
されている。
即ち、この実施例ではPLL回路43で再生された副搬送
波は逓倍器46で逓倍され、この逓倍された信号がタイミ
ングクロックとして第1,第2AD変換器32,45に与えられ、
このタイミングクロックに同期してカラーテレビジョン
信号及び副搬送波はそれぞれ第1デジタル信号及び第2
デジタル信号に変換されるように構成される。
また、この実施例では分離された水平同期信号が微分
回路36で微分され、その微分信号は水平同期計数回路37
に供給される。この計数回路37は水平同期信号を計数
し、レジスタ38に設定された水平走査線の番号との一致
を検出し、その一致検出信号をサンプル計数器39に供給
する。サンプル計数器39はこの一致検出信号によりサン
プリングパルスの出力を開始し、自身はそのサンプリン
グパルスを計数し、所定の数、例えば512個のサンプリ
ングパルスが出力されるとその出力を停止する。
従って、所望の水平走査線の位置を中心にして1024個
のデジタル信号が第1,第2メモリ47,48に記憶される。
第1メモリ47から第1デジタル信号XaCMPが読出さ
れ、バンドストップフィルタ51及びバンドパスフィルタ
52とに供給される。バンドストップフィルタ51からは第
1デジタル信号XaCMPに含まれる輝度信号XaLMが出力さ
れ、また、バンドパスフィルタ52からは色信号XaCMが出
力される。
色信号XaCMはヒルベルト変換手段53によりヒルベルト
変換される。ヒルベルト変換された信号には*を付して
示すと、このヒルベルト変換された色信号XaCM*は更に
自乗回路54で自乗の演算を受ける。この自乗された信号
(XaCM*2と色信号XaCMが自乗回路55で自乗された信号
(XaCM2とが加算手段56により加算され、その加算出
力は開平演算手段57に供給され、開平演算の処理を受け
て出力される。この開平信号が振幅変調ノイズである。
他方、色信号XaCMはヒルベルト変換され(XaCM*)、
このヒルベルト変換された信号XaCM*を虚数部とし、元
の色信号XaCMを実数部として位相解析手段58により複素
関数を求める演算が行われ、更にその解析信号Za
CM(t)は位相アンラッピング手段59に供給され、アン
ラップすることにより得られた瞬時位相信号θCM(t)
が出力される。また更に、第2メモリ48から読み出され
た第2デジタル信号XaBSTはヒルベルト変換手段61によ
りヒルベルト変換され(XaBST*)、このヒルベルト変換
された信号XaBST*を虚数部とし、元の基準信号XaBST
実数部として位相解析手段62により複素関数形式の解析
信号ZaBST(t)が作られる。その解析信号ZaBST(t)
は位相アンラッピング手段63に供給され、複素関数で定
義づけられる位相がアンラップされることによって瞬時
位相信号θBST(t)が出力される。
これら2つの瞬時位相信号は減算手段64に供給され、
色信号から得られた瞬時位相信号θCM(t)から、基準
信号(第2デジタル信号)から得られた瞬時位相信号θ
BST(t)が減算され、その差信号θ(t)が位相変調
ノイズとして出力される。
複合信号をデジタルフィルタ51,52により輝度信号Xl
と色信号Xcとに分離し、元の複合信号のスペクトルGaa
と分離された色信号のスペクトルGaaCMを比較すると、
サブキャリアの周波数fsc付近の変調ノイズのスペクト
ラムがGaaCMに明瞭に現れる。しかし、この段階では振
幅変調ノイズと位相変調ノイズとの判別はできない。
分離された色信号Xcと色信号Xcをヒルベルト変換した
Xc*の複素関数である解析信号から位相変調信号成分の
包絡線(瞬時振幅)を求める。
位相変調ノイズは位相の時間に対する線形な変化から
の偏り、と考えると、 θ(t)=ψ(t)+ωct+θo として、線形トレンドωctと位相オフセットθoを除い
たψ(t)を評価するようにしてもよい。
「発明の効果」 以上に説明したように、この発明によれば、水平走査
期間の平均的なノイズではなく、テレビジョンの画像を
構成する画素単位のノイズを測定することができる。
更に、周波数領域に変換することによりノイズの原因
となっている周波数を同定することができる。また、振
幅変調ノイズと位相変調ノイズの位相関係をも測定する
ことが可能であるなど多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2図は従来
のカラーテレビジョン信号雑音測定装置の構成例を示す
ブロック図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラーテレビジョン信号を第1デジタル信
    号に変換する第1AD変換器と、 上記カラーテレビジョン信号から水平同期信号を分離す
    る水平同期信号分離手段と、 上記カラーテレビジョン信号からカラーバースト信号を
    取り出す手段と、 そのカラーバースト信号に同期した信号を第2デジタル
    信号に変換する第2AD変換器と、 上記分離された水平同期信号を基準として上記第1,第2
    デジタル信号が所定量取り込まれる第1,第2メモリと、 上記第1メモリよりの第1デジタル信号を輝度信号と色
    信号とに分離するデジタルフィルタ手段と、 上記色信号をヒルベルト変換するヒルベルト変換手段
    と、 そのヒルベルト変換された信号の自乗と変換されない信
    号の自乗とを加算する加算手段と、 その加算手段の出力を開平演算する手段と、 上記ヒルベルト変換された信号と変換されない信号とか
    ら色信号の瞬時位相を得る手段と、 その瞬時位相の変動分を検出する手段とを具備するカラ
    ー信号雑音測定装置。
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