JP2558852Y2 - ピンジャック装置 - Google Patents

ピンジャック装置

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JP2558852Y2
JP2558852Y2 JP3250892U JP3250892U JP2558852Y2 JP 2558852 Y2 JP2558852 Y2 JP 2558852Y2 JP 3250892 U JP3250892 U JP 3250892U JP 3250892 U JP3250892 U JP 3250892U JP 2558852 Y2 JP2558852 Y2 JP 2558852Y2
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明人 七田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ピンジャック装置、特
に多くのピンジャックの各コンタクトが配線基板の回路
パターンに電気的に導通され、しかも配線基板に固定さ
れたカバー体の開口から上記ピンジャックが突出されて
いる形式のピンジャック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄された合成樹脂製品を再生して再資
源化するというリサイクルについての考え方が推進され
ている近時においては、電気製品たとえば上記種類のピ
ンジャック装置に関しても、合成樹脂で作られた部分だ
けを取り出してそれを再資源化するという試みについて
の検討がなされるようになってきた。
【0003】他方、ピンジャックを集合的に取り付けた
上記ピンジャック装置についてみると、従来、個々のピ
ンジャックを合成樹脂製のカバー体の取付孔に圧入して
固定し、そのようにしてピンジャックが固定されたカバ
ー体を配線基板に固定したものがあった。
【0004】また、ピンジャックのボディ相当部分を合
成樹脂製のカバー体と一体に成形し、そのようなカバー
体と一体のボディに対して接片部材などのピンジャック
構成部品を組み込み、そのようにピンジャックを具備さ
せたカバー体を配線基板に固定したものもあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ピンジャッ
クをカバー体の取付孔に圧入固定した前者のピンジャッ
ク装置については、多くのピンジャックの端子部と配線
基板との半田付け箇所を外すことやカバー体から多くの
ピンジャックを取り外すことに困難が伴い、そのことが
合成樹脂で作られているカバー体を再資源化することの
大きな制約となっていた。
【0006】また、ピンジャックのボディ相当部分をカ
バー体に一体成形したような後者のピンジャック装置で
は、合成樹脂製のカバー体だけを取り外してその再資源
化を行おうとしても、ピンジャックの端子部と配線基板
との半田付け箇所を外したり接片部材などの金属製のピ
ンジャック構成部品を上記ボディ相当部分から取り外し
たりすることに困難があって、カバー体だけを取り外す
ということが実際的には不可能で、合成樹脂で作られて
いるカバー体を再資源化することの大きな制約となって
いた。
【0007】また、前者のものや後者のものは、いずれ
もカバー体側に具備された多くのピンジャックの各端子
部を配線基板の各別の端子挿入孔に自動挿入機を用いて
効率よく挿入することが難しく、このことがピンジャッ
ク装置の組立ての自動化を阻害する要因の1つになって
いた。
【0008】本考案は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、合成樹脂で作られたカバー体だけを簡単かつ容易に
配線基板やピンジャックから個別に取り外すことができ
るようにして、合成樹脂製カバー体の再資源化を促進す
ることのできるピンジャック装置を提供することを目的
とする。また、本考案は、自動挿入機を用いて組立てを
自動化することの可能なピンジャック装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案によるピ
ンジャック装置は、コンタクトに支持杆部が連設され、
その支持杆部に端子部が連設され、さらに支持杆部にそ
の側方に突出する座部が設けられているのに対し、上端
面が当り部となされた第1接片部材と、第1接片部材の
コンタクトと支持杆部とに外嵌合される円筒部を有し、
この円筒部の上端にプラグ挿入孔部が具備され、上記円
筒部の内面側に第1接片部材の当り部に上方から係合さ
れる段付部が具備され、上記円筒部の下端面が座面とな
され、さらに円筒部の外面側に鍔部が具備されていると
共に、円筒部の内面側に第1接片部材の所定箇所に対応
する係合部が形成されてなる電気絶縁性のボディと、ボ
ディの円筒部の外面側に重なり状に装着されるコンタク
トに支持杆部が連設され、その支持杆部に端子部が連設
されてなる第2接片部材と、上表面に第1接片部材の座
部とボディの座面とが当て付けられかつ第1接片部材の
端子部および第2接片部材の端子部とが挿入される各別
の端子挿入孔を備える配線基板と、ボディの円筒部の外
面側に重なり状に装着された第2接片部材のコンタクト
に外嵌合可能な開口を備えかつその開口の周縁部が上記
ボディの鍔部に上方から係合される上板部を具備する絶
縁性のカバー体と、カバー体を上記配線基板に取り付け
るための固定手段と、を有するものである。
【0010】請求項2の考案によるピンジャック装置
は、コンタクトに支持杆部が連設され、その支持杆部の
下端面が座部となされているのに対し、上端面が当り部
となされた第1接片部材と、第1接片部材のコンタクト
と支持杆部とに外嵌合される円筒部を有し、この円筒部
の上端にプラグ挿入孔部が具備され、上記円筒部の内面
側に第1接片部材の当り部に上方から係合される段付部
が具備され、上記円筒部の下端面が座面となされ、さら
に円筒部の外面側に鍔部が具備されていると共に、円筒
部の内面側に第1接片部材の所定箇所に対応する係合部
が形成されてなる電気絶縁性のボディと、ボディの円筒
部の外面側に重なり状に装着されるコンタクトに支持杆
部が連設されてなる第2接片部材と、鍔形部の片側に上
記第1接片部材の支持杆部が電気導通状態で嵌合される
連結端子部が設けられ、鍔形部の他側に接続端子部が突
出されてなる第1接続ピンと、鍔形部の片側に上記第2
接片部材の支持杆部が電気導通状態で嵌合される連結端
子部が設けられ、鍔形部の他側に接続端子部が突出され
てなる第2接続ピンと、上表面に第1接片部材の座部と
ボディの座面とが当て付けられかつ第1接続ピンの接続
端子部および第2接続ピンの接続端子部とが挿入される
各別の孔部を備える配線基板と、ボディの円筒部の外面
側に重なり状に装着された第2接片部材のコンタクトに
外嵌合可能な開口を備えかつその開口の周縁部が上記ボ
ディの鍔部に上方から係合される上板部を具備する絶縁
性のカバー体と、カバー体を上記配線基板に取り付ける
ための固定手段と、を有するものである。
【0011】請求項2の考案と請求項1の考案とは次の
点で相違する。すなわち、請求項1の考案においては、
第1接片部材や第2接片部材にそれぞれ端子部を具備さ
せ、それらの端子部を配線基板の端子挿入孔に挿入する
構成としてあるのに対し、請求項2の考案においては、
上記端子部の代わりに第1接続ピンと第2接続ピンを用
いる構成としたものである。
【0012】請求項3の考案によるピンジャック装置
は、請求項1または請求項2のピンジャック装置におい
て、第1接片部材に係合部が設けられ、ボディにおける
円筒部の内面に、上記係合部に係合して第1接片部材を
円筒部に固定するための被係合部が設けられているもの
である。
【0013】
【作用】請求項1〜請求項3の各考案によれば、個々の
ピンジャックが配線基板側に固定され、しかもそれらの
ピンジャックはカバー体の開口に挿通されているだけで
あるから、配線基板とカバー体との固定手段を取り外す
ことによりカバー体だけが個別に取り外される。
【0014】そして、各請求項の考案によれば次のよう
な組立ての自動化に有用な作用が発揮される。すなわ
ち、
【0015】請求項1の考案によれば、配線基板に対し
てピンジャックの個々の構成部品のすべてを順番に組み
付けていくことが可能である。すなわち、第1接片部材
の端子部を配線基板の端子挿入孔に挿入しかつ第1接片
部材の座部を配線基板の上表面に着座させること、ボデ
ィの円筒部を第1接片部材のコンタクトと支持杆部とに
外嵌合させると共にボディの座面を配線基板の上表面に
着座させること、第2接片部材のコンタクトを上記ボデ
ィの円筒部の外面側に重なり状に装着し、第2接片部材
の端子部を配線基板の端子挿入孔に挿入すること、カバ
ー体における上板部の開口を第2接片部材のコンタクト
に外嵌合すること、固定手段でカバー体を配線基板に取
り付けること、とをこの順に行うことによって当該ピン
ジャック装置が組み立てられる。
【0016】以上の組立て手順は、配線基板に対して、
第1接片部材、ボディ、第2接片部材、カバー体をこの
順に組み付けるという手順である。
【0017】そして、組み立てられた請求項1の考案に
よるピンジャック装置においては、カバー体における上
板部の開口の周縁部がボディの鍔部に上方から係合して
おり、第1接片部材の座部やボディの座面が配線基板の
上表面に着座しているので、ボディのプラグ挿入孔部を
通してプラグを挿抜しても、第1接片部材や第2接片部
材の各端子部と配線基板との半田付け箇所にその挿抜に
伴う無理な力が加わりにくい。
【0018】請求項1の考案の構成を引用した請求項3
に記載の考案によっても、配線基板に対してピンジャッ
クを組み付けることが可能である。この請求項3の考案
においては、請求項1の考案についての組立て手順すな
わち、配線基板に、第1接片部材、ボディ、第2接片部
材、カバー体をこの順に取り付けるという組立手順を採
用することができることは勿論、その他にも次のような
組立て手順を採用することが可能である。
【0019】すなわち、ボディと第1接片部材とを互い
に組み付けることにより第1接片部材の係合部をボディ
における円筒部の内面の被係合部に係合させて第1接片
部材を円筒部に固定すること、このボディの円筒部の外
面側に第2接片部材のコンタクトを重なり状に装着する
こと、とを行うことによってピンジャック単品(ピンジ
ャック完成品)をあらかじめ組立て、その後に、ピンジ
ャック単品に具備された第1接片部材や第2接片部材の
各端子部を配線基板の各端子挿入孔に挿入すること、第
1接片部材の座部やボディの座面を配線基板の上表面に
着座させること、とを同時に行い、次に、カバー体にお
ける上板部の開口を第2接片部材のコンタクトに外嵌合
することと固定手段でカバー体を配線基板に取り付ける
こととを行うという組立て手順を採用することが可能で
ある。
【0020】さらに、第2接片部材のコンタクトを上記
ボディの円筒部の外面側に重なり状に装着することによ
ってピンジャック半製品をあらかじめ組み立てる一方
で、配線基板に第1接片部材を組み付けておき、その後
に、ピンジャック半製品を第1接片部材の組み付けられ
ている配線基板に組み付けるという組立手順を採用する
ことも可能である。
【0021】請求項2の考案によっても、配線基板に対
してピンジャックの構成部品のすべてを順番に組み付け
ていくことが可能である。すなわち、第1接続ピンおよ
び第2接続ピンの各接続端子部を配線基板の各別の孔部
に挿入して各接続ピンを配線基板に立てること、第1接
片部材の支持杆部を第1接続ピンの連結端子部に嵌合し
て支持杆部の座部を第1接続ピンの鍔形部または配線基
板の上表面に着座させること、ボディの円筒部を第1接
片部材のコンタクトと支持杆部とに外嵌合させると共に
ボディの座面を配線基板の上表面に着座させること、第
2接片部材のコンタクトを上記ボディの円筒部の外面側
に重なり状に装着し第2接片部材の支持杆部を第2接続
ピンの連結端子部に嵌合することとを行い、この後に、
カバー体における上板部の開口を第2接片部材のコンタ
クトに外嵌合すること、固定手段でカバー体を配線基板
に取り付けること、とを行うことによって当該ピンジャ
ック装置が組み立てられる。
【0022】以上の組立て手順は、配線基板に対して、
第1接続ピンおよび第2接続ピンを組み付け、これらの
第1接続ピンおよび第2接続ピンや配線基板に対して、
第1接片部材、ボディ、第2接片部材、カバー体を組み
付けるという手順である。
【0023】そして、組み立てられた請求項2の考案に
よるピンジャック装置においては、請求項1の考案につ
いて上述したところと同様の理由により、ボディのプラ
グ挿入孔部を通してプラグを挿抜しても、第1接片部材
や第2接片部材の各端子部と配線基板との半田付け箇所
にその挿抜に伴う無理な力が加わりにくい。
【0024】請求項2の考案の構成を引用した請求項3
に記載の考案によっても、配線基板に対してピンジャッ
クを組み付けることが可能である。この請求項3の考案
においては、請求項2の考案についての組立て手順すな
わち、配線基板に対して、第1接続ピンおよび第2接続
ピンを組み付け、これらの第1接続ピンおよび第2接続
ピンや配線基板に対して、第1接片部材、ボディ、第2
接片部材、カバー体を組み付けるという手順を採用する
ことができることは勿論、その他にも次のような組立て
手順を採用することが可能である。
【0025】すなわち、ボディと第1接片部材とを互い
に組み付けることにより第1接片部材の係合部をボディ
における円筒部の内面の被係合部に係合させて第1接片
部材を円筒部に固定すること、このボディの円筒部の外
面側に第2接片部材のコンタクトを重なり状に装着する
こと、とを行うことによってピンジャック単品(ピンジ
ャック完成品)をあらかじめ組立てるのに対し、配線基
板に第1接続ピンと第2接続ピンを立てておき、その後
に、ピンジャック単品に具備された第1接片部材や第2
接片部材の支持杆部を上記各接続ピンの連結端子部に嵌
合すること、第1接片部材の座部やボディの座面を第1
接続ピンの鍔形部や配線基板の上表面に着座させるこ
と、とを同時に行い、次に、カバー体における上板部の
開口を第2接片部材のコンタクトに外嵌合することと固
定手段でカバー体を配線基板に取り付けることとを行う
という組立て手順を採用することが可能である。
【0026】さらに、第2接片部材のコンタクトを上記
ボディの円筒部の外面側に重なり状に装着することによ
ってピンジャック半製品をあらかじめ組み立てる一方
で、配線基板に立てた第1接続ピンの連結端子部に第1
接片部材の支持杆部を嵌合しておくと共に、第2接続ピ
ンを配線基板に立てておき、その後に、ピンジャック半
製品を第1接片部材の組み付けられている配線基板に組
み付けるという組立手順を採用することも可能である。
【0027】請求項3の考案においてピンジャック単品
やピンジャック半製品をあらかじめ組み立てることが可
能になるのは、第1接片部材の係合部とボディにおける
円筒部の内面の被係合部との作用で第1接片部材がボデ
ィに固定され、しかもボディに第2接片部材が重なり状
に装着されるので、それらの単品や半製品を配線基板に
組み付けるときに第1接片部材や第2接片部材がボディ
から離脱しなくなるためである。
【0028】
【実施例】図1に請求項1の考案の実施例によるピンジ
ャック装置の要部を断面で示しており、1は配線基板、
2はピンジャック、3はカバー体、4はカバー体3を配
線基板1に固定するための固定手段であり、この固定手
段4は取付ボルトでなる。
【0029】配線基板1は所定の回路パターン(不図
示)を有していると共に、ピンジャック2に具備された
2つの端子部66,74が挿入される端子挿入孔11,
12やボルト挿通孔13などを有している。
【0030】ピンジャック2は、絶縁性の合成樹脂で作
られたボディ5と、第1接片部材6と、第2接片部材7
とで形成される。
【0031】図1と図3に示すように、第1接片部材6
は、金属板を円筒状に成形した基本的形状を有してお
り、そのような円筒状部材に、円筒部62と一対の接片
63,63と円弧状片部64とを具備するコンタクト6
1と、このコンタクト61に連設された円筒状の支持杆
部65と、その支持杆部65に連設された下端球状の端
子部66とを形成してなる。そして、支持杆部65に外
向きに切り起こした複数の爪片を形成し、それらの爪片
によって支持杆部65の側方に突出する座部67を形成
してある。また、第1接片部材6の上端面(円筒部62
の上端面)は当り部68となされている。さらに、端子
部66には複数の小突起69が形成されている。
【0032】この第1接片部材6は、図1や図5のよう
に、端子部66を配線基板1の端子挿入孔11に挿入し
かつ座部67を配線基板1の上表面14に着座させるこ
とによって配線基板1に取り付けられており、端子部6
6の小突起69が端子挿入孔11に圧入された状態にな
る。そして、座部67が配線基板1の上表面14に着座
していることによって、端子挿入孔11への端子部66
の挿入代や配線基板1の上表面14からの第1接片部材
6の突出高さが正確に規制され、同時に配線基板1に対
する第1接片部材6のぐらつきが防止される。このこと
は、後述するボディ5の自動挿入を行うに際して有利に
作用する。さらに端子部66が配線基板1の回路パター
ンに半田付けされていることにより配線基板1と第1接
片部材6とが固定されている。また、端子部6を自動挿
入機を用いて端子挿入孔11に挿入するという自動挿入
作業は、端子部66が下端球状に形成されているために
それが挿入時のガイドとなって円滑に行われる。なお、
自動挿入作業においては、図6のようにタイバー10で
連結された第1接片部材6…を自動挿入機の作動範囲に
送り込み、タイバー10から切り離した第1接片部材6
を自動挿入機で取り扱うようにすることが望ましい。
【0033】ボディ5は、円筒部51の上端にプラグ挿
入孔部52を具備していると共に、円筒部51の上端近
傍でその内面側に段付状の係合部53が具備されてい
る。また、円筒部51の下端面は座面54となされてい
る。さらに、円筒部51の外面側に鍔部55が形成され
ており、この鍔部55における互いに反対側に位置する
箇所にすスリット状に孔部56と切欠孔部57とが具備
されていると共に、円筒部51の外面側上半部に軸方向
に延びる溝部58が形成され、この溝部58の所定箇所
に係合突起59が具備されている。
【0034】図1と図4に示すように、第2接片部材7
は、円筒状でかつ上端にリング状の径小部72が具備さ
れたコンタクト71と、このコンタクト71の周方向の
所定箇所から下方に向けて連設された支持杆部73と、
支持杆部73からさらに下方に向けて連設された板片状
の端子部74とを備えている。そして、支持杆部73に
は内向きに切り起こされた係止爪75が設けられ、ま
た、コンタクト71における周方向の他の所定箇所に下
向きの突片76が設けられている。
【0035】図1のように、上記ボディ5は、円筒部5
1が第1接片部材6のコンタクト61と支持杆部65と
に外嵌合され、座面54が配線基板1の上表面14に着
座される。また、上記第2接片部材7は、コンタクト7
1がボディ5における円筒部51の上端部に被せられる
ことによりその円筒部51の外面側に重ね合わされ、か
つコンタクト71の径小部72がボディ5の上端に係止
され、さらに係止爪75がボディ5における溝部58の
係合突起59に係合されてることによりボディ5に装着
される。また、この第2接片部材7は、端子部74が配
線基板1の端子挿入孔12に挿入され、その端子部74
が配線基板1の回路パターンに半田付けされることによ
って配線基板1と第2接片部材7とが固定される。
【0036】ボディ5と第2接片部材7とは、それらが
個々に、第1接片部材6の取り付けられた配線基板1に
対して組み付けられる場合と、上述のようにして図5の
ように互いに組み付けられた状態で配線基板1に組み付
けられる場合とがある。そして、そのいずれの場合にお
いても、自動挿入機を用いた自動挿入作業を容易に行う
ことが可能である。このようにして、配線基板1に第1
接片部材6とボディ5と第2接片部材7とを組み付ける
ことによりピンジャック2が組み立てられ、そのピンジ
ャックは配線基板1に実装されたものになる。しかも、
ボディ5の段付状の係合部53が第1接片部材6の当り
部68に上方から係合し、第1接片部材6の座部67や
ボディ5の座面54が配線基板1の上表面14に着座し
ているので、プラグ挿入孔部52を通してプラグ(不図
示)を挿抜しても、第1接片部材6や第2接片部材7の
各端子部66,74と配線基板1との半田付け箇所S
1,S2にその挿抜に伴う無理な力が加わりにくい。さ
らに、基本的形状を円筒状に形成した第1接片部材6の
円筒部62や支持杆部65の上端の円筒部65aに対し
て図2に示したようにボディ5の円筒部51をがたつき
なく外嵌合しておくことも、プラグ挿抜時に上記半田付
け箇所S1,S2に無理な力を加わりにくくすることに
役立つ。
【0037】図1に示したカバー体3は合成樹脂で成形
されたものであり、電気絶縁性を有している。このカバ
ー体3は、上板部31に所定の配列でピンジャック2が
挿通される多数の開口32を有すると共に、上板部31
の外端縁部の全域に亘って側板部33を有し、さらに、
側板部33の所定箇所にポスト34が設けられ、それら
のポスト34にねじ孔35が形成されている。
【0038】このカバー体3は、ピンジャック2が実装
された配線基板1に取り付けられる。すなわち、カバー
体3の開口32をそれぞれに対応するピンジャックに嵌
め込み、配線基板1のボルト挿通孔13…に通した取付
ボルト(固定手段)4をポスト34のねじ孔35にねじ
込んで締め付けることによってカバー体3が配線基板1
に固定されている。この取付状態では図1のようにカバ
ー体3における上板部31の開口32の周縁部がボディ
5の鍔部55に上方から係合している。したがって、ピ
ンジャック2と配線基板1との取付状態にたとえぐらつ
きがあっても、そのぐらつきが解消される。
【0039】上記構成のピンジャック2によれば、固定
手段としての取付ねじ4を取り外すだけで合成樹脂製の
カバー体3だけを個別に取り外して容易に再資源化する
ことが可能である。また、カバー体3を取り外した後で
は、個々のピンジャック2についてその半田付け箇所を
剥がすことによって、そのピンジャック2を簡単に取り
外すことができる。したがって、故障したピンジャック
2だけを交換することも容易に可能である。
【0040】以上説明した実施例では、ピンジャック2
側の端子部66,74を配線基板1に半田付け(ディッ
プまたはリフロー)した後で、カバー体3をねじ止めし
ているけれども、ピンジャック2を搭載(仮止め)した
配線基板1にカバー体3をねじ止めした後で、上記端子
部66,74を配線基板1に半田付けしてもよい。ま
た、カバー体3を上記配線基板1に取り付けるための固
定手段4としては、上述したボルトによるねじ止めのほ
かに、たとえば、カバー体3に設けた係合爪(不図示)
を配線基板1に係合させるといった他の手段を採用する
ことも可能である。
【0041】図7に請求項2の考案の実施例によるピン
ジャック装置の要部を断面で示してある。この実施例に
おいては、上述した端子部66,74を省略し、その代
わりに第1接続ピン8と第2接続ピン8´を用いたもの
である。
【0042】第1接続ピン8は、鍔形部81の片側に連
結端子部82が設けられ、鍔形部81の他側に接続端子
部83が突出されてなる。このような第1接続ピン8は
線材を圧潰加工することにより効率よく製作することが
可能である。第2接続ピン8´には第1接続ピン8と同
じものが用いられており、81´は鍔形部、82´は連
結端子部、83´は接続端子部である。そして、これら
の接続ピン8,8´の各接続端子部83,83´が配線
基板1に形成された孔部11a,12a(上述した端子
挿入孔11,12に相当する)に各別に挿入され、か
つ、配線基板1の回路パターンに半田付けS1,S2さ
れている。
【0043】第1接片部材6は円筒状に形成された支持
杆部65が図7のように第1接続ピン8の連結端子部8
2に電気導通状態で圧入状に嵌合されている。この状態
において、支持杆部65の下端によって形成された座部
66aが第1接続ピン8の鍔形部81に着座されてい
る。なお、座部66aを径大に形成しておくことによ
り、その座部66aを配線基板1の上表面14に着座さ
せるようにすることも可能である。
【0044】図9と図10に示すように、第2接片部材
7は支持杆部73の下端部に円筒状の嵌合片77が形成
されている。そして、図7のようにこの嵌合片77が第
2接続ピン8´の連結端子部82´に電気導通状態で圧
入状に嵌合されている。
【0045】その他の構成は図1で説明したところと同
様であるので同一または相応する部分に同一符号を付し
て詳細な構成説明を省略する。
【0046】以上説明した請求項2の考案の実施例によ
るピンジャック装置においては、上述のようにして配線
基板1に第1接続ピン8と第2接続ピン8´とを立てた
後、第1接片部材6、ボディ5、第2接片部材7、カバ
ー体3を個別にこの順に組み付けていくという組立手順
を採用することができる。
【0047】そして、組み立てられたピンジャック装置
においては、請求項1の考案の実施例について上述した
ところと同様の理由により、ボディ5のプラグ挿入孔部
52を通してプラグ(不図示)を挿抜しても、第1接片
部材6や第2接片部材7と各接続ピン8,8´の連結端
子部82,82´との嵌合箇所や、各接続ピン8,8´
の接続端子部83,83´と配線基板1との半田付け箇
所にその挿抜に伴う無理な力が加わりにくい。
【0048】図12に請求項2の考案の他の実施例によ
るピンジャック装置の要部を断面で示してある。この実
施例においては、第1接続ピン8と第2接続ピン8´の
構造や第1接片部材6や第2接片部材7の形状が図7の
ものと異なっている。すなわち、図12や図14のよう
に、第1接続ピン8においては、矩形筒状のポスト部8
5の上端から連設した一対の接片86,86を上記ポス
ト部85の内部に向けて折り返すことによって連結端子
部82が形成され、かつポスト部85の下端に舌片状の
接続端子部83を連設したものである。また、図13の
ように第1接片部材6はフォーク型接片部材であって、
相対向する一対のコンタクト61,61に支持杆部65
が連設され、この支持杆部65の一部に舌片状の端子6
5bが連設されている。そして、支持杆部65の段付状
の下端面が座部67となされている。また、第2接片部
材7はその支持杆部73の下端に端子73bが具備され
ている。そして、図12のように第1接続ピン8と第2
接続ピン8´の接続端子部83,83´を配線基板1の
各別の孔部11a,12aに挿入して半田付けし、それ
らの接続ピン8,8´における連結端子部82,82´
に第1接片部材6と第2接片部材7の端子65b,73
bが各別に差し込まれて嵌合している。さらに、第1接
片部材6はその支持杆部65の側端部がボディ5におけ
る円筒部51の内面に形成された縦溝50に嵌まり込ん
でおり、それによって第1接片部材6がボディ5に対し
て抜け止めされている。また、上記座部67がポスト部
85の上端面に着座されている。
【0049】その他の構成や作用は図7について上述し
た構成や作用と同様であるから、同一または相応する部
分に同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0050】次に請求項2の考案の構成を引用した請求
項3の考案の実施例を説明する。この実施例において
は、図7および図8に示すように、第1接片部材6に外
側に向けて切り起こし形成された爪状の係合部91が具
備され、また、ボディ5における円筒部51の内面に凹
入状の被係合部92が具備されている。そして、上記係
合部91が上記被係合部92に係合されている。この状
態では、係合部91と被係合部92との係合により第1
接片部材6がボディ5の円筒部51に固定され、第1接
片部材6がボディ5から離脱しなくなる。
【0051】これと同様の構成や作用は、図1で説明し
た請求項1の考案についても適用することができ、その
適用された考案が請求項1の考案の構成を引用した請求
項3の考案に相当する。
【0052】請求項2の考案を引用した請求項3に記載
の考案の実施例によれば次の組立手順を採用することが
できる。すなわち、図11のように、ボディ5と第1接
片部材6とを互いに組み付けることにより第1接片部材
6の係合部91をボディ5の被係合部92に係合させて
第1接片部材6を円筒部51に固定すること、このボデ
ィ5の円筒部51の外面側に第2接片部材7のコンタク
ト71を重なり状に装着すること、とを行うことによっ
てピンジャック単品(ピンジャック完成品)2をあらか
じめ組立てる。そして、そのピンジャック単品2を、第
1接続ピン8と第2接続ピン8´とを立てた配線基板1
のところにもたらし、その後に、ピンジャック単品2に
具備された第1接片部材6や第2接片部材7の支持杆部
65を上記各接続ピン8,8´の連結端子部82,82
´に嵌合すること、第1接片部材6の座部66aやボデ
ィ5の座面54を第1接続ピン6の鍔形部81(または
配線基板2の上表面14)に着座させること、とを行
い、次に、カバー体3を上述した通りに配線基板1に取
り付けることとを行うという組立手順を採用することが
できる。
【0053】また、図示していないけれども、第2接片
部材7をボディ5に装着することによってピンジャック
半製品をあらかじめ組み立てる一方で、配線基板1に立
てた第1接続ピン8の連結端子部82に第1接片部材6
の支持杆部65を嵌合しておくと共に、第2接続ピン8
´を配線基板1に立てておき、その後に、ピンジャック
半製品を第1接片部材6の組み付けられている配線基板
に組み付けるという組立手順を採用することも可能であ
る。
【0054】なお、請求項3の考案においても、配線基
板1に、第1接片部材6、ボディ5、第2接片部材7、
カバー体3をこの順に取り付けるという組立手順を採用
することは可能である。
【0055】
【考案の効果】請求項1〜請求項3の考案によれば、合
成樹脂で作られたカバー体だけを配線基板やピンジャッ
クから個別に取り外すことがきわめて容易であるので、
そのカバー体の再資源化を促進する上できわめて有益で
ある。その上、多くのピンジャックのうちの特定のもの
を交換するような場合には、カバー体を取り外した後、
交換すべきピンジャックだけを簡単に取り外すことがで
きるという利点もある。そして、そのピンジャックにお
けるボディの鍔部にカバー体における上板部が係合し、
しかも第1接片部材の座部やボディの座面が配線基板な
どに着座しているので、ピンジャックがカバー体に取り
付けられていないにもかかわらずピンジャックの取付状
態が強固になり、プラグの挿抜時に配線基板との半田付
け箇所に無理な力が加わりにくいという効果がある。
【0056】また、これらの考案によれば、ピンジャッ
クはその構成部品のすべてが配線基板側に組み付けられ
ていて、カバー体側には何も組み付けられていないの
で、配線基板に対してその構成部品の各々を個別に自動
挿入機を用いて順番に組み付けたり、あるいはあらかじ
め組み立てたピンジャック単品やピンジャック半製品を
自動挿入機を用いて配線基板側に組み付けることが可能
であり、そのことにより組立ての自動化が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案の実施例に係るピンジャック装
置の要部縦断正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う端面図である。
【図3】第1接片部材の側面図である。
【図4】第2接片部材の正面図である。
【図5】請求項1の考案の実施例に係るピンジャック装
置の組立手順説明図である。
【図6】タイバーで連結された第1接片部材の正面図で
ある。
【図7】請求項2および請求項3の考案の実施例にピン
ジャック装置の要部縦断正面図である。
【図8】第1接片部材の側面図である。
【図9】第2接片部材の正面図である。
【図10】図9のX矢視に相当する端面図である。
【図11】請求項2の考案の実施例に係るピンジャック
装置の組立手順説明図である。
【図12】請求項2の考案の他の実施例にピンジャック
装置の要部縦断正面図である。
【図13】フォーク型の第1接片部材を示す側面図であ
る。
【図14】第1接続ピンの平面図である。
【符号の説明】
1 配線基板 2 ピンジャック 3 カバー体 4 固定手段 5 ボディ 6 第1接片部材 7 第2接片部材 8 第1接続ピン 8´ 第2接続ピン 11,12 端子挿入孔 11a,12a 配線基板の孔部 31 上板部 32 開口 51 ボディの円筒部 52 ボディのプラグ挿入孔部 53 ボディの係合部 54 ボディの座面 55 ボディの鍔部 61 第1接片部材のコンタクト 65 第1接片部材の支持杆部 66 第1接片部材の端子部 67 第1接片部材の座部 68 第1接片部材の当り部 71 第2接片部材のコンタクト 73 第2接片部材の支持杆部 74 第2接片部材の端子部 81 第1接続ピンの鍔形部 81´ 第2接続ピンの鍔形部 82 第1接続ピンの連結端子部 82´ 第2接続ピンの連結端子部 83 第1接続ピンの接続端子部 83´ 第2接続ピンの接続端子部 91 第1接片部材の係合部 92 ボディの被係合部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトに支持杆部が連設され、その
    支持杆部に端子部が連設され、さらに支持杆部にその側
    方に突出する座部が設けられた第1接片部材と、 第1接片部材のコンタクトと支持杆部とに外嵌合される
    円筒部を有し、この円筒部の上端にプラグ挿入孔部が具
    備され、上記円筒部の下端面が座面となされ、さらに円
    筒部の外面側に鍔部が具備されていると共に、円筒部の
    内面側に第1接片部材の所定箇所に対応する係合部が形
    成されてなる電気絶縁性のボディと、 ボディの円筒部の外面側に重なり状に装着されるコンタ
    クトに支持杆部が連設され、その支持杆部に端子部が連
    設されてなる第2接片部材と、 上表面に第1接片部材の座部とボディの座面とが当て付
    けられかつ第1接片部材の端子部および第2接片部材の
    端子部とが挿入される各別の端子挿入孔を備える配線基
    板と、 ボディの円筒部の外面側に重なり状に装着された第2接
    片部材のコンタクトに外嵌合可能な開口を備えかつその
    開口の周縁部が上記ボディの鍔部に上方から係合される
    上板部を具備する絶縁性のカバー体と、 カバー体を上記配線基板に取り付けるための固定手段
    と、 を有することを特徴とするピンジャック装置。
  2. 【請求項2】 コンタクトに支持杆部が連設され、その
    支持杆部の下端面が座部となされた第1接片部材と、 第1接片部材のコンタクトと支持杆部とに外嵌合される
    円筒部を有し、この円筒部の上端にプラグ挿入孔部が具
    備され、上記円筒部の下端面が座面となされ、さらに円
    筒部の外面側に鍔部が具備されていると共に、円筒部の
    内面側に第1接片部材の所定箇所に対応する係合部が形
    成されてなる電気絶縁性のボディと、 ボディの円筒部の外面側に重なり状に装着されるコンタ
    クトに支持杆部が連設されてなる第2接片部材と、 鍔形部の片側に上記第1接片部材の支持杆部が電気導通
    状態で嵌合される連結端子部が設けられ、鍔形部の他側
    に接続端子部が突出されてなる第1接続ピンと、 鍔形部の片側に上記第2接片部材の支持杆部が電気導通
    状態で嵌合される連結端子部が設けられ、鍔形部の他側
    に接続端子部が突出されてなる第2接続ピンと、 上表面に第1接片部材の座部とボディの座面とが当て付
    けられかつ第1接続ピンの接続端子部および第2接続ピ
    ンの接続端子部とが挿入される各別の孔部を備える配線
    基板と、 ボディの円筒部の外面側に重なり状に装着された第2接
    片部材のコンタクトに外嵌合可能な開口を備えかつその
    開口の周縁部が上記ボディの鍔部に上方から係合される
    上板部を具備する絶縁性のカバー体と、 カバー体を上記配線基板に取り付けるための固定手段
    と、 を有することを特徴とするピンジャック装置。
  3. 【請求項3】 第1接片部材に係合部が設けられ、ボデ
    ィにおける円筒部の内面に、上記係合部に係合して第1
    接片部材を円筒部に固定するための被係合部が設けられ
    ている請求項1または請求項2のピンジャック装置。
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