JP2558605B2 - 車椅子用車輪 - Google Patents

車椅子用車輪

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JP2558605B2 JP5339664A JP33966493A JP2558605B2 JP 2558605 B2 JP2558605 B2 JP 2558605B2 JP 5339664 A JP5339664 A JP 5339664A JP 33966493 A JP33966493 A JP 33966493A JP 2558605 B2 JP2558605 B2 JP 2558605B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車椅子用車輪に係り、特
に電動車椅子に用いて階段を安全かつ確実に下がり上が
りできる車輪の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、老人や身障者等のために電動車椅
子が提供されているが、最近ではこれを一歩進めて階段
を上がり下がりできる車椅子も提供され始めている。こ
の種の車椅子は、例えば図12に示すように、椅子1を
設けた本体3の前後に軸支させた駆動用の回転軸(図示
せず)の両端に各々プーリ5、7を固定し、車椅子本体
3の両側においてこれらプーリ5、7に硬質ゴム性のベ
ルト9をループ状に掛け渡してギャタビラを形成してな
り、階段11を下り上りする場合には、図示しないモー
タ等から駆動回転軸やプーリ5、7を介してベルト9を
回転させるとともに、補助プーリ13やベルト9に所定
の間隔で多数形成した突起15を階段11の各段鼻17
に係止させながらベルト9を移動させる構成を有してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の車椅子では、車椅子本体3の両側にプーリ5、
7やベルト9等で形成したギャタビラによって階段11
を下り上りするものであるし、補助プーリ13やベルト
9の突起15を階段11の各段鼻17に係止させながら
移動するから、人が乗って荷重の加わった場合、階段1
1を安全かつ確実に下り上りさせには改善するべき点が
多い。
【0004】そのため、従来の車椅子では、たとえ電動
手段によって自動的に階段11を下り上りできると言っ
ても、安全を確保する観点から、本体3の椅子1に設け
たハンドルアーム19を介助者が押したり引いて下り上
りさせる必要があり、場合によっては介助者にかなりの
力を必要とする難点がある。本発明はこのような従来の
欠点を解決するためになされたもので、人が乗っても階
段を安全かつ確実に下り上りさせることが容易な車椅子
用の車輪の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、車椅子の本体に支持された回転軸の
両側に取付けられる車椅子用車輪であり、その回転軸の
両側から放射状に突出する複数の支持部と、これら各支
持部の先端間を連結する連結部と、大径の大円柱部とこ
れに連続する小径の小円柱部を縦断面凸状に一体的に突
出成形させた硬質ゴム材からなる弾力性トレッド体とを
有し、このトレッド体が、隣合うそれら連結部間に挟ま
れるように個々の連結部にそれら大円柱部および小円柱
部を貫通させて全て方向を揃えて軸支されるとともに、
移動面に当接するトレッド体の小円柱部が前進方向へ突
出するように上記回転軸に取付けられる車椅子用車輪を
特徴としている。
【0006】また、本発明は、上記トレッド体には上記
大円柱部から小円柱部にかけて窪み曲面を設けると良
い。さらに、本発明は、上記連結部との間で静止力に抗
して回転可能に上記トレッド体を軸支すると良い。
【0007】
【作用】このような手段を備えた本発明では、連結部に
軸支された複数のトレッド体が回転軸の周りに環状に配
置されて車輪を形成するうえ、各トレッド体には大円柱
部と小円柱部の間に段部が形成され、その段部が階段の
段鼻を係止するように捉えながら回転移動可能となって
階段を上下移動できる。また、上記トレッド体の大円柱
部から小円柱部にかけて窪み曲面を設けた構成では、階
段に対してトレッド体がスムースに動き、階段の鼻段を
傷つけ難い。さらに、静止力に抗して回転可能に上記ト
レッド体を軸支した構成では、車輪の進行又は後退方向
を変更する際に上記トレッド体が回転して曲り易い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1および図2において、後述する車椅子の基台
の回転軸21a、21bの両端に固定された円盤状の支
持板23の外周からは、各々等角度で例えば9本の支持
棒25が放射状かつ等長で突出している。各支持棒25
は、後述する連結棒27の支持部として機能するもので
あり、支持板23とともに硬い材料で成形されている。
支持棒25は支持板23と一体的に鋼鉄等で成形されて
いてもよいし、支持板23とは別個に形成してそれに溶
接又ははめ込み等によって固定しても良い。
【0009】各支持棒25の先端には、図3に示すよう
に、支持板23の外周に沿った凹溝29が形成されてい
る。各支持棒23の凹溝29には、図1および図2のよ
うに隣合う連結棒27が渡すように係止されており、こ
れら支持棒25の先端と連結棒27の両端が例えば溶
接、接着剤、又は隣合う連結棒27の先端面間を介して
支持棒25にねじ(図示せず)をねじ込むことによって
強固に固定され、各支持棒25の先端を連結している。
すなわち、連結棒27は連結部として機能している。各
連結棒27には、天然ゴム、人工ゴム、その他ゴム性を
有する合成樹脂等の硬質ゴム材から成形された弾力性ト
レッド体31が圧入するようにして1個ずつ軸支されて
いる。なお、実際にはトレッド体31を軸支した連結棒
25を隣合う各支持棒25間に渡して固定方法が採用さ
れる。
【0010】このトレッド体31は、図4に示すよう
に、偏平で大径(例えば外形15cm前後)の大円柱部
33とこれから一体的に突出する偏平で小径(例えば外
形7〜8cm前後)の小円柱部35を有して縦断面凸状
(縦方向の厚み15cm前後)に成形されており、外周
が大円柱部33から小円柱部35にかけて段部31aと
なるとともにこれに続く窪み曲面となっている。トレッ
ド体31は、隣合う各支持棒25間のほぼ全長に渡る長
さを有し、図1のように大円柱部33および小円柱部3
5の中心部を上述した連結棒27が圧入されるととも
に、隣合う各支持棒25間又は連結棒27にはめて各支
持棒25近傍に配置した図しない固定板間に挟むように
して貫通され、全て同一方向に向けて連結棒27に支持
されて車輪が形成されている。
【0011】そのため、トレッド体31は、隣合う各支
持棒25間で移動し難くなっているうえ、連結棒27に
対して回転し難くなっており、強い力を加えればその静
止力に抗して回転可能になっている。このような本発明
の車輪は、後述するように車椅子に使用されたとき、屋
内や屋外における階段、床、道路面その他の移動面37
に接する各トレッド体31の小円柱部35が当該車椅子
の前進方向へ突出するように上記回転軸21a、21b
に取付けられる。
【0012】次に、このような本発明の車輪を用いた車
椅子の一例を説明する。図5および図6はその車椅子を
示す概略正面図および概略平面図である。なお、図5で
は本体である基台の一部を破断して示し、図6では椅子
部分を除去して示している。図5および図6において、
途中でくの字状に屈曲して角度αで下方向へ拡開する基
台39において前後方向に沿った両側面には、やはりく
の字状の側板41が固定されており、その基台39自
体、側板41又はこれらに固定された図示しない軸支部
材に前後の回転軸21a、21bが回転可能に軸支固定
されるとともに外部へ突出している。
【0013】基台39には、その回転軸21a、21b
の回転駆動源である一対の例えば直流モータ43と、こ
れらモータ43からの回転数を減速する一対の減速器4
5と、モータ43の電源である電源電池47と、これら
モータ43、減速器45その他を切換え制御する切換器
49その他が固定されている。なお、図5および図6に
おいて符号50は切換器49を操作するスイッチ付きの
レバーであり、符号52は椅子である。なお、モータ4
3については、使用環境下で交流電源の供給を受けるこ
とが可能であれば、交流モータを用いることも可能であ
る。
【0014】各減速器45からは回転駆動軸が側板41
に当らないように貫通突出しており、先端に2枚の歯車
51が各々固定されており、この歯車51と上述した前
後の回転軸21a、21bの両先端部近傍に固定された
歯車53との間で回転力を伝える例えばチェーン55が
掛け渡され、モータ43の回転力が回転軸21a、21
bに伝達されるようになっている。前後の回転軸21
a、21bの両先端部には、上述した本発明の車輪の支
持板23が溶接、ねじ止めその他従来公知の手法によっ
て固定されている。なお、上述した図1や図2の移動面
37に接するトレッド体31の小円柱部35が当該車椅
子の前進方向へ突出するように固定される点は上述した
通りである。
【0015】そして、切換器49を操作して回転軸21
a、21bを進行方向へ回転するように正転させれば車
椅子が前進し、切換器49を操作して後退方向へ回転す
るように回転軸21a、21bを逆転させれば車椅子が
後退するし、切換器49を操作して一方のモータ43か
らの回転駆動力の伝達を切れば、回転駆動力の伝達を切
った側の車輪の回転が停止するとともに回転しない側へ
車椅子自体が曲がりながら進行又は後退する。その際、
本発明の車輪において、トレッド体31が連結棒27に
対して静止力に抗して回転可能になっているから、車椅
子自体が曲がる際にそのトレッド体31が連結棒27に
対して回転できるため、その方向の変更を容易にしてい
る。もっとも、トレッド体31が連結棒27に対して弱
い力で簡単に回転可能になっていると、直線的に前進又
は後退する際に車椅子自体が横方向へずれる心配がある
から、ある程度強い力をトレッド体31に加えないと回
転しないようにする方が好ましい。
【0016】次に、上述した本発明の車輪の動作を説明
する。なお、車椅子の前輪および後輪として用いても同
様の動作であるので、1個の車輪の動作を説明する。例
えば、図7に示すように、車輪において下側に位置する
トレッド体31の大円柱部33外周が階段57の踏み板
(段板)59a上に当接し、後側(図中右側)のトレッ
ド体31の段部31aが踏み板59aより一段上の段鼻
61bに当接又は近傍にある状態で車輪が前進(図7中
反時計方向)回転すると、図8および図9に示すよう
に、下側に位置するトレッド体31の段部31aが踏み
板59a先端の段鼻61aに収まるように移動する。
【0017】さらに前進回転すると、トレッド体31の
段部31aが踏み板59aの先端の段鼻61aに当接し
て係止するとともに、車輪に回転によって下側に位置す
ることになったトレッド体31の外周が1段下の踏み板
59cに当接し、1段下りた状態で図7と同様の状態に
移動する。その後、これを繰返して階段57を下ること
ができる。しかも、各踏み板59aから下の踏み板59
cに下りるときには、トレッド体31の段部31aが段
鼻61aに収まるように移動して当接係止されるから、
1段毎にトレッド体31が段鼻61a……を捉えて下
り、車輪が階段57を滑り落ちることがない。
【0018】なお、上述した図7〜図9に示す階段57
より低いけ込み高t(図8参照)を有する階段57につ
いても、同様にトレッド体31が段鼻61a……を捉え
て下るので、車輪が階段57を滑り落ちることがない。
また、図10に示すように、階段57の段鼻61aがト
レッド体31間に位置するような状態から、車輪を前進
回転させても、トレッド体31が弾性を有するから、段
鼻61a……がトレッド体31の段部31aに収まり易
く、階段57を滑り落ちることがない。もっとも、トレ
ッド体31間すなわち支持棒25、両連結棒27の固定
部分の外周を上述した弾性体で覆えば、段鼻61aがそ
れら固定部分を当接しながら移動する際に振動を生じさ
せず、トレッド体31の段部31aにスムースに収める
ことが可能である。
【0019】そして、図7の状態から車輪を後退回転さ
せると、逆に図9から図8を経て図7の順にトレッド体
31の段部31aが段鼻61aを捉えながら移動して1
段ずつ階段57を上がる。さらに、図11に示すよう
に、トレッド体31の大円柱部33外周がけ込み板63
に当接してトレッド体31の段部31aが段鼻61aを
捉え難い状態になっていても、トレッド体31が弾性を
有しているから、大円柱部33がけ込み板63に当接し
て多少縮みながら時計方向に回転し、結局次のトレッド
体31の段部31aが段鼻61aに当接して上がること
になる。
【0020】このように本発明の車椅子用車輪は、車椅
子本体の回転軸21a、21bに固定した支持板23の
外周から放射状に延びる各支持棒25間を、大円柱部3
3とこれから一体的に突出する小円柱部35を有するト
レッド体31を圧入軸支した連結棒25で連結固定して
なるから、トレッド体31に形成される段部31aが階
段57の各段鼻61a……に係止してこれ捉えて下った
り上がり、車輪が安定して下り上がりして階段57を滑
り落ちることがない。そのため、この車輪を車椅子に用
いてモータ43等の駆動源を用いて回転駆動すれば、大
人が椅子に乗ったままでも安定かつ確実に階段57を自
動昇降できる。
【0021】また、各トレッド体31の大円柱部33か
ら小円柱部35にかけて窪み曲面を設けると、階段57
の各段鼻61a……の損傷を抑えてスムースにトレッド
体31の段部31aで各段鼻61a……を捉えることが
できる。さらに、連結棒25との間で静止力に抗して回
転可能にトレッド体31を軸支させれば、車輪の不要な
横移動を生じさせないうえ、本発明の車輪を固定した車
椅子の移動方向を変更する場合に、トレッド体31が連
結棒25に対して回転するから、方向変更に際して大き
な力や駆動力を必要とせず、しかも容易に方向変更でき
る。
【0022】ところで、本発明の車椅子用車輪では、各
トレッド体31において大円柱部33から小円柱部35
にかけて段部31aで階段57の各段鼻61a……を捉
えることに特徴があるから、それら大円柱部33と小円
柱部35はある程度の寸法差が必要であり、段差1セン
チ程度では本発明の達成が困難であり、例えば数セン
チ、好ましくは3〜4センチ程度は必要である。そし
て、上述した本発明の実施例では、車椅子本体の回転軸
21a、21bに固定した支持板23の外周に各支持棒
25を介して9個のトレッド体31を環状に配置した構
成であったが、車輪の直径に応じてトレッド体31の個
数は任意であるが、通常のけ込み高を有する種々の階段
について使用可能にするためには、8〜12個程度が好
ましいと思われる。
【0023】さらに、本発明の車輪では支持板23を省
略し、車椅子本体の回転軸21a、21bから直接各支
持棒25を突出させても良く、支持棒25は厳密な棒状
に限らず細長い板状であっても良い。さらにまた、上述
した実施例の説明では階段を下がり上がりする例を説明
したが、平坦面を移動する場合も可能であることは言う
までもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、連結部に
軸支された複数のトレッド体が車椅子本体の回転軸の周
りに環状に配置されて車輪を形成し、トレッド体には大
円柱部と小円柱部の間に段部が形成され、トレッド体の
段部が階段の段鼻を係止するように捉えながら移動可能
となり、階段を安全、確実かつゆっくり下り上りさせる
ことができる。そのため、この車輪を車椅子の車輪とし
て用いると、人が乗っても階段を安全かつ確実に昇降さ
せることができる。また、上記トレッド体の大円柱部か
ら小円柱部にかけて窪み曲面を設けた構成では、車椅子
を一層スムースに昇降させることができるうえ、階段の
鼻段を傷つけ難い利点がある。さらに、静止力に抗して
回転可能に上記トレッド体を軸支した構成では、車椅子
の車輪として用いると、車椅子の方向変更に大きな力や
駆動力を必要とせず、例えば階段や床自体又はこれらに
敷かれた敷物の移動面を損傷し難くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車椅子用車輪に係る一実施例を示す断
面図である。
【図2】図1の車椅子用車輪の正面図である。
【図3】図1の車椅子用車輪における支持柱と連結棒の
組合せ状態を示す概略斜視図である。
【図4】図1の車椅子用車輪のトレット片を示す斜視図
である。
【図5】本発明の車輪を用いた車椅子を示す概略正面図
である。
【図6】本発明の車輪を用いた図5の車椅子を示す概略
上面図である。
【図7】本発明の車椅子用車輪の動作を説明する図であ
る。
【図8】本発明の車椅子用車輪の動作を説明する図であ
る。
【図9】本発明の車椅子用車輪の動作を説明する図であ
る。
【図10】本発明の車椅子用車輪の動作を説明する図で
ある。
【図11】本発明の車椅子用車輪の動作を説明する図で
ある。
【図12】従来の車椅子を説明する概略図である。
【符号の説明】
1、52 椅子 3 車椅子本体 5、7 駆動プーリ 9 ベルト 11 階段 13 補助プーリ 15 突起 17、61a、61b 段鼻 19 ハンドルアーム 21a、21b 回転軸 23 支持板 25 支持棒(支持部) 27 連結棒(連結部) 29 凹溝 31 トレッド体 31a 段部 33 大円柱部 35 小円柱部 37 移動面 39 基台(本体) 41 側板 43 モータ 45 減速器 47 電源電池 49 切換器 51、53 歯車 55 チェーン 57 階段 59a、59b、59c 踏み板(段板) 63 け込み板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子本体に支持された回転軸の両側に
    取付けられる車椅子用車輪において、 前記回転軸の両側から放射状に突出する複数の支持部
    と、 これら各支持部の先端間を連結する連結部と、 大径の大円柱部とこれに連続する小径の小円柱部を縦断
    面凸状に一体的に突出成形させ硬質ゴム材からなる弾力
    性トレッド体であって、隣合う前記連結部間に挟まれる
    ように個々の前記連結部に前記大円柱部および小円柱部
    を貫通させるとともに全て方向を揃えて軸支されたトレ
    ッド体と、 を具備し、移動面に当接する前記トレッド体の小円柱部
    が前進方向へ突出するように前記回転軸に取付けられる
    車椅子用車輪。
  2. 【請求項2】 前記トレッド体は、大円柱部から小円柱
    部にかけて窪み曲面状に形成された請求項1記載の車椅
    子用車輪。
  3. 【請求項3】 前記トレッド体は、前記連結部との間で
    静止力に抗して回転可能に軸支された請求項1又は2記
    載の車椅子用車輪。
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