JPH021269A - 階段昇降方法および階段昇降車 - Google Patents
階段昇降方法および階段昇降車Info
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- JPH021269A JPH021269A JP63143238A JP14323888A JPH021269A JP H021269 A JPH021269 A JP H021269A JP 63143238 A JP63143238 A JP 63143238A JP 14323888 A JP14323888 A JP 14323888A JP H021269 A JPH021269 A JP H021269A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 42
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、平地走行は無論のこと、階段を自動的に昇降
することができる階段昇降方法および階段昇降車に関す
る。
することができる階段昇降方法および階段昇降車に関す
る。
一般に、身体障害者、病人、高齢者等が使用する車椅子
は、平地走行には適しているが、階段を昇降する機能は
有しておらず、車椅子に人が乗ったまま階段を昇降する
場合には、介助者が車椅子ごと持ち上げる必要がある。
は、平地走行には適しているが、階段を昇降する機能は
有しておらず、車椅子に人が乗ったまま階段を昇降する
場合には、介助者が車椅子ごと持ち上げる必要がある。
この場合、介助者は2人必要であるが、病人等に常に2
人の介助者を付けることは、必ずしも容易ではなく、ま
た、たとえ2人の介助者がいたとしても、階段を車椅子
ごと持ち上げて昇降することは、重労働でもあるし転倒
の恐れもある。
人の介助者を付けることは、必ずしも容易ではなく、ま
た、たとえ2人の介助者がいたとしても、階段を車椅子
ごと持ち上げて昇降することは、重労働でもあるし転倒
の恐れもある。
そこで、従来、特開昭56−39963号公報、特開昭
57−5514.4号公報、特開昭61−77563号
公報、特開昭61−235266号公報、特開昭61−
235268号公報、西独公開特許第3,303,81
7号等に示されるように、階段昇降時に車椅子に゛昇降
補助装置を取付ける方式が提案されている。
57−5514.4号公報、特開昭61−77563号
公報、特開昭61−235266号公報、特開昭61−
235268号公報、西独公開特許第3,303,81
7号等に示されるように、階段昇降時に車椅子に゛昇降
補助装置を取付ける方式が提案されている。
例えば、前記特開昭56−39963号公報においては
、第14図に示ように、昇降補助装置1は、走行部2と
ハンドル部3とから構成されている。走行部2は、モー
タ4により駆動されるキャタピラ5を有し、走行部2に
車椅子6を載置固定して介助者7の操作により階段を昇
降可能にしている。
、第14図に示ように、昇降補助装置1は、走行部2と
ハンドル部3とから構成されている。走行部2は、モー
タ4により駆動されるキャタピラ5を有し、走行部2に
車椅子6を載置固定して介助者7の操作により階段を昇
降可能にしている。
また、別の方式として米国特許第4.674584に示
される階段昇降車椅子が知られている。
される階段昇降車椅子が知られている。
これは、第15図に示すように、車椅子8にキャタピラ
9を上下に移動自在に取付け、階段昇降時にはキャタピ
ラ9を接地させ、平地走行時にはキャタピラ9を上昇さ
せる方式である。
9を上下に移動自在に取付け、階段昇降時にはキャタピ
ラ9を接地させ、平地走行時にはキャタピラ9を上昇さ
せる方式である。
しかしながら、上記従来の階段昇降装置においては、階
段の昇りきりの時点や降り始めの時点で、介助者が車椅
子を支持しないと転倒してしまうという問題を有してい
る。また、キャタピラのヘルドの山と階段のへりとの引
っ掛かりを利用して昇降するため、ヘルドの山が階段の
ヘリから外れたときにスリップを生じたり、階段に傷を
つけるという問題を有している。
段の昇りきりの時点や降り始めの時点で、介助者が車椅
子を支持しないと転倒してしまうという問題を有してい
る。また、キャタピラのヘルドの山と階段のへりとの引
っ掛かりを利用して昇降するため、ヘルドの山が階段の
ヘリから外れたときにスリップを生じたり、階段に傷を
つけるという問題を有している。
また、第14図に示した昇降補助装置においては、昇降
補助装置1を車椅子6から取り外しておけば、平地走行
には問題を生じないが、階段昇降の際、全ての階段に昇
降補助装置1を備え付けるか、介助者が昇降補助装置l
を持って付き添わなければならない。
補助装置1を車椅子6から取り外しておけば、平地走行
には問題を生じないが、階段昇降の際、全ての階段に昇
降補助装置1を備え付けるか、介助者が昇降補助装置l
を持って付き添わなければならない。
さらに、第15図に示した階段昇降装置においては、平
地走行時にキャタピラ9が完全に荷物になるため、エネ
ルギをその分むだに浪費することになる。
地走行時にキャタピラ9が完全に荷物になるため、エネ
ルギをその分むだに浪費することになる。
本発明は上記問題を解決するものであって、介助者がい
なくても階段を自動的に昇降することができると共に、
平地走行においてエネルギ効率を向上させることができ
る階段昇降方法および階段昇降車を提供することを目的
とする。
なくても階段を自動的に昇降することができると共に、
平地走行においてエネルギ効率を向上させることができ
る階段昇降方法および階段昇降車を提供することを目的
とする。
そのために、本発明の階段昇降方法は、左右に一対の大
フレームと小フレームを有し、リンク機構により前記大
フレームと小フレームを交互に回動、接地させることに
より階段を昇降することを特徴とする。また、本発明の
階段昇降車は、左右に一対に設けられるけられる大フレ
ームおよび小フレームと、大フレームおよび小フレーム
交互に回動させるリンク機構と、該リンク機構を駆動さ
せるリンク駆動機構とを有することを特徴とする。
フレームと小フレームを有し、リンク機構により前記大
フレームと小フレームを交互に回動、接地させることに
より階段を昇降することを特徴とする。また、本発明の
階段昇降車は、左右に一対に設けられるけられる大フレ
ームおよび小フレームと、大フレームおよび小フレーム
交互に回動させるリンク機構と、該リンク機構を駆動さ
せるリンク駆動機構とを有することを特徴とする。
本発明においては、階段昇降時には、大フレームおよび
小フレームをリンク機構により交互に回動させ、交互に
大フレームおよび小フレームを階段に接地させながら階
段を昇降するものである。
小フレームをリンク機構により交互に回動させ、交互に
大フレームおよび小フレームを階段に接地させながら階
段を昇降するものである。
従って、本発明においては下記の効果が奏される。
(イ)階段踏面にフレーム面が常時接地しているために
、スリップすることなく安定した階段昇降ができるとと
もに、階段を傷つけることがない。
、スリップすることなく安定した階段昇降ができるとと
もに、階段を傷つけることがない。
(ロ)とくに、車椅子に適用した場合には、介助者を付
ける必要がない。
ける必要がない。
(ハ)平地走行、階段昇降間の推移が滑らかに行われ、
不安定な状態にならない。
不安定な状態にならない。
(ニ)リンクa構による限定された動作をするため、制
御が容易でかつアクチュエータが1つですむ。
御が容易でかつアクチュエータが1つですむ。
(ホ)エネルギ効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本発明の階段昇降車を車椅子に適用した1実
施例を示す斜視図、第2図は第1図の車椅子から座席部
分の取り除いた駆動機構の斜視図である。
施例を示す斜視図、第2図は第1図の車椅子から座席部
分の取り除いた駆動機構の斜視図である。
車椅子11の座席12は、左右一対の略半円形状の小フ
レーム15に支持されている。座席12の下部にはフッ
トレスト16が設けられ、肘掛部I7の左右には、平地
走行用ジョイスティックレバー19およびリンク回転用
(上昇用、下降用)スイッチ20が設けられている。前
記大フレーム13の直径りは、階段ピッチの2倍程度と
し、小フレーム15の直径dは、階段ピンチと同程度で
大フレーム13の直径りの1/2とする。また、重心は
常に小フレーム15の接地点内にあるようにする。
レーム15に支持されている。座席12の下部にはフッ
トレスト16が設けられ、肘掛部I7の左右には、平地
走行用ジョイスティックレバー19およびリンク回転用
(上昇用、下降用)スイッチ20が設けられている。前
記大フレーム13の直径りは、階段ピッチの2倍程度と
し、小フレーム15の直径dは、階段ピンチと同程度で
大フレーム13の直径りの1/2とする。また、重心は
常に小フレーム15の接地点内にあるようにする。
前記大フレーム13の接地面には摩擦部材21が取付け
られ、また、小フレーム15には操舵輪22および駆動
輪23が取付けられている。そして、操舵輪22は操舵
機構25により左右に回動するように連結され、駆動軸
23は駆動軸駆動機構26により回転するように連結さ
れている。また、大フレーム13および小フレーム15
は、5つのリンク部材27a〜27eからなりリンク機
構27により連結され、゛リンク駆動機構29により回
動するように構成されている。
られ、また、小フレーム15には操舵輪22および駆動
輪23が取付けられている。そして、操舵輪22は操舵
機構25により左右に回動するように連結され、駆動軸
23は駆動軸駆動機構26により回転するように連結さ
れている。また、大フレーム13および小フレーム15
は、5つのリンク部材27a〜27eからなりリンク機
構27により連結され、゛リンク駆動機構29により回
動するように構成されている。
次に、各部の構造について詳細に説明する。
第3図(a)、(b)は、前記リンク駆動機構29を示
している。前記左右の小フレーム15.15には、リン
ク部材27a、27bがベアリングを介して支持される
と共に、左右の小フレーム15.15を連結する中空パ
イプ30内には回転軸31がベアリングを介して支持さ
れ、一方のリンク部材27aが前記回転軸31に取付け
られている0回転軸31にはウオームホイール32aが
固定され、これに噛み合うウオームギヤ32bのウオー
ムホイール32cが、モータ33の出力軸に固定される
ウオームギヤ32dと噛み合っている。従って、モータ
33の回転により、回転軸31を介してリンク部材27
aが回転することになる。
している。前記左右の小フレーム15.15には、リン
ク部材27a、27bがベアリングを介して支持される
と共に、左右の小フレーム15.15を連結する中空パ
イプ30内には回転軸31がベアリングを介して支持さ
れ、一方のリンク部材27aが前記回転軸31に取付け
られている0回転軸31にはウオームホイール32aが
固定され、これに噛み合うウオームギヤ32bのウオー
ムホイール32cが、モータ33の出力軸に固定される
ウオームギヤ32dと噛み合っている。従って、モータ
33の回転により、回転軸31を介してリンク部材27
aが回転することになる。
第4図は前記リンク機構27の詳細図を示している。リ
ンク機構27は、2つのリンク部材27a、27bによ
り4節連鎖の平行運動機構を形成し、第5図に示すよう
に、A節固定でB節を回転させたとき、D節をA節と平
行を維持しながら回転させる。
ンク機構27は、2つのリンク部材27a、27bによ
り4節連鎖の平行運動機構を形成し、第5図に示すよう
に、A節固定でB節を回転させたとき、D節をA節と平
行を維持しながら回転させる。
また、リンク機構27は、3つのリンク部材27c、2
7d、27eにより4節連鎖のクランク機構を形成し、
第6図に示すように、E節固定でF節を回転させたとき
、H節を揺動させる。
7d、27eにより4節連鎖のクランク機構を形成し、
第6図に示すように、E節固定でF節を回転させたとき
、H節を揺動させる。
そして、第5図、第6図において、節Cと節Fを一体の
ものとし、節りが節Eの働きをするように組み合わせ、
A節を小フレーム15、H節を大フレーム13として、
A節を固定しB節を回転すると第7図および第8図に示
すように動く、第7図においては小フレーム13が接地
しており大フレーム15が持ち上げられる。第8図にお
いては、大フレーム15がおし下げられる運動をするが
、実際には大フレームが接地するため相対的に小フレー
ムが持ち上げられる動きをする。
ものとし、節りが節Eの働きをするように組み合わせ、
A節を小フレーム15、H節を大フレーム13として、
A節を固定しB節を回転すると第7図および第8図に示
すように動く、第7図においては小フレーム13が接地
しており大フレーム15が持ち上げられる。第8図にお
いては、大フレーム15がおし下げられる運動をするが
、実際には大フレームが接地するため相対的に小フレー
ムが持ち上げられる動きをする。
第9図(a)、(b)は、前記操舵機構25の構造を示
している。左右の小フレーム15.15を連結する連結
フレーム35の両側には、操舵輪22を支持する支持脚
36が回転自在に取付けられると共に、左右の支持脚3
6はリンク37a、37b、37Cにより連結されてい
る。一方、連結フレーム35の下面には、モータ39、
ギヤボックス40が設置され、モータ39の出力軸にウ
オームギヤ41aが固定され、これに噛み合うウオーム
ホイール41bのピニオン41eが、リンク37bのラ
ック41dに噛み合っている。従って、モータ39が正
逆転することにより、リンク37a、37b、37cを
介して支持脚36が左右に回転することになる。
している。左右の小フレーム15.15を連結する連結
フレーム35の両側には、操舵輪22を支持する支持脚
36が回転自在に取付けられると共に、左右の支持脚3
6はリンク37a、37b、37Cにより連結されてい
る。一方、連結フレーム35の下面には、モータ39、
ギヤボックス40が設置され、モータ39の出力軸にウ
オームギヤ41aが固定され、これに噛み合うウオーム
ホイール41bのピニオン41eが、リンク37bのラ
ック41dに噛み合っている。従って、モータ39が正
逆転することにより、リンク37a、37b、37cを
介して支持脚36が左右に回転することになる。
第10図は、駆動輪駆動機構26の構造を示している。
左右の小フレーム15.15を連結する中空パイプ42
内には駆動輪23を駆動させる駆動軸43a、43bが
ベアリングにより支持されるとと共に、中空パイプ42
にギヤボックス45、モータ46が設置される。モータ
46の回転は、減速歯車群47、ディファレンシャルギ
ヤ49を経て駆動軸43a、43bに伝達されるように
構成されている。またモータ46には電磁ブレーキ50
が取付けられている。
内には駆動輪23を駆動させる駆動軸43a、43bが
ベアリングにより支持されるとと共に、中空パイプ42
にギヤボックス45、モータ46が設置される。モータ
46の回転は、減速歯車群47、ディファレンシャルギ
ヤ49を経て駆動軸43a、43bに伝達されるように
構成されている。またモータ46には電磁ブレーキ50
が取付けられている。
第11図は第1図に示した摩擦部材21の実施例を示し
、(a)は大フレーム13にゴム51等の摩擦部材を接
着した例を示し、(b)は凹凸を形成した三角形状の回
転部材52を設けた例を示している。
、(a)は大フレーム13にゴム51等の摩擦部材を接
着した例を示し、(b)は凹凸を形成した三角形状の回
転部材52を設けた例を示している。
第12図(a)、(b)は、座席角度調節機構55を示
している。座席12 (第1図)の基台56に設けられ
た中空バイブロ0は、左右の小フレーム15.15を連
結する支持バイブロ1にヘアリングを介して回転自在に
支持されている。支持バイブロ1にはウオームホイール
62aが固定され、これに噛み合うウオームギヤ62b
のウオームホイール62cが、モータ63の出力軸に固
定されるウオームギヤ62dと噛み合っている。従って
、モータ63の回転により、基台56が回動することに
なる。
している。座席12 (第1図)の基台56に設けられ
た中空バイブロ0は、左右の小フレーム15.15を連
結する支持バイブロ1にヘアリングを介して回転自在に
支持されている。支持バイブロ1にはウオームホイール
62aが固定され、これに噛み合うウオームギヤ62b
のウオームホイール62cが、モータ63の出力軸に固
定されるウオームギヤ62dと噛み合っている。従って
、モータ63の回転により、基台56が回動することに
なる。
以上のように本発明においては、昇降用モータ33、操
舵用モータ39、走行用モータ46および座席角度調節
用モータ63と合計4個のモータを使用している。この
うち昇降用モータ33および走行用モータ46は例えば
出力が250W程度のものを使用するが、他のモータは
10〜50 W程度の小出力のものでよい。
舵用モータ39、走行用モータ46および座席角度調節
用モータ63と合計4個のモータを使用している。この
うち昇降用モータ33および走行用モータ46は例えば
出力が250W程度のものを使用するが、他のモータは
10〜50 W程度の小出力のものでよい。
次に、第13図(a)、(b)により本発明の階段昇降
方法について説明する。
方法について説明する。
■ 平地走行で駆動輪23を駆動させて後ろ向きに階段
に接近し停止する。このとき大フレーム13は図示の位
置にある。
に接近し停止する。このとき大フレーム13は図示の位
置にある。
■ リンク回転用スイッチ20 (上昇用)を操作する
ことにより、リンク部材27aを回転させ、大フレーム
13を回動させて階段1段目に接地させる動きをさせる
。このとき、電磁ブレーキ50の通電をオフして駆動輪
駆動用モータ33を固定するため、駆動輪23は回転し
ない。
ことにより、リンク部材27aを回転させ、大フレーム
13を回動させて階段1段目に接地させる動きをさせる
。このとき、電磁ブレーキ50の通電をオフして駆動輪
駆動用モータ33を固定するため、駆動輪23は回転し
ない。
■、■ さらに、リンク部材27aを回転させることに
より、大フレーム13を回動させて階段1段目に接地さ
せ、次いで小フレーム15が持ち上げられる。この時、
随時座席調節機構を働かせることによって常に座席を水
平に保つ。
より、大フレーム13を回動させて階段1段目に接地さ
せ、次いで小フレーム15が持ち上げられる。この時、
随時座席調節機構を働かせることによって常に座席を水
平に保つ。
■、■ さらに、リンク部材27aを回転させると、今
度は小フレーム15が接地状態となり、次いで大フレー
ム13が持ち上げられる。ここで、次の大フレーム13
の接地位置を搭乗車が予測し、小フレーム13の駆動輪
23を駆動させることにより、接地点の調整を行う。
度は小フレーム15が接地状態となり、次いで大フレー
ム13が持ち上げられる。ここで、次の大フレーム13
の接地位置を搭乗車が予測し、小フレーム13の駆動輪
23を駆動させることにより、接地点の調整を行う。
■、■ 以上の操作を繰り返すことにより階段を上昇し
てゆく。
てゆく。
■〜@ 階段上端にきても、大フレーム13の接地、小
フレーム15の接地を操り返すことにより、滑らかに平
地に移行することができる。
フレーム15の接地を操り返すことにより、滑らかに平
地に移行することができる。
■ 平地では小フレーム15の接地状態で駆動輪23に
より走行する。
より走行する。
なお、階段を下降するときには、前向きに階段に接近し
て、上記した順序と逆の動作0〜■の操作を行えばよい
。
て、上記した順序と逆の動作0〜■の操作を行えばよい
。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の変更が可能である。
々の変更が可能である。
例えば、本発明の階段昇降方法は車椅子に限定されるも
のではなく、階段昇降自動車、物品運搬車等、階段を昇
降するあらゆる装置に適用可能である。その場合に運転
者が搭乗して操作しなくても、無人でリモートコントロ
ールするようにしてもよい。
のではなく、階段昇降自動車、物品運搬車等、階段を昇
降するあらゆる装置に適用可能である。その場合に運転
者が搭乗して操作しなくても、無人でリモートコントロ
ールするようにしてもよい。
また、本発明でいう階段とは、人工的な階段に限定され
るものではな(、例えば凹凸路面を有する坂道をも含む
ものである。
るものではな(、例えば凹凸路面を有する坂道をも含む
ものである。
第1図は本発明の段昇降車の1実施例を示す斜視図、第
2図は第1図における駆動機構の斜視図、第3図(a)
はリンク駆動機構を示す断面図、同図(b)はそのA−
A線断面図、第4図はリンク機構の詳細を示す斜視図、
第5図、第6図、第7図および第8図はリンク機構の作
用を説明するための図、第9図(a)は操舵機構を示す
断面図、同図(b)はそのB−B線断面図、第10図は
駆動輪駆動機構を示す断面図、第11図(a)、(b)
は大フレームに取付けられる摩擦部材の例を示す斜視図
、第12図(a)は座席調節機構を示す断面図、同図(
b)はそのA−A線断面図、第13図(a)、(b)は
本発明の階段昇降車の階段昇降時における状態遷移図、
第14図および第15図は従来の階段昇降用車椅子を説
明するための図である。 11・・・階段昇降車、12・・・座席、13・・・大
フレーム、15・・・小フレーム、22・・・操舵輪、
23・・・駆動輪、25・・・操舵機構、26・・・駆
動輪駆動機構、27・・・リンク機構、2゛9・・・リ
ンク駆動機構。 第1 図 第3図(a) 第3図(b) A−A断面 第2図 蔦4図 フ7 7c 第5図 第7図 第8図 M6図 第9図(a) 第9図(b) B−BTh面 第10図 第11図 (a) (b) 第13図(a) 第12図(a) 第12図(b) A−A雌面 第13図(b) 第14図 第15図 斤
2図は第1図における駆動機構の斜視図、第3図(a)
はリンク駆動機構を示す断面図、同図(b)はそのA−
A線断面図、第4図はリンク機構の詳細を示す斜視図、
第5図、第6図、第7図および第8図はリンク機構の作
用を説明するための図、第9図(a)は操舵機構を示す
断面図、同図(b)はそのB−B線断面図、第10図は
駆動輪駆動機構を示す断面図、第11図(a)、(b)
は大フレームに取付けられる摩擦部材の例を示す斜視図
、第12図(a)は座席調節機構を示す断面図、同図(
b)はそのA−A線断面図、第13図(a)、(b)は
本発明の階段昇降車の階段昇降時における状態遷移図、
第14図および第15図は従来の階段昇降用車椅子を説
明するための図である。 11・・・階段昇降車、12・・・座席、13・・・大
フレーム、15・・・小フレーム、22・・・操舵輪、
23・・・駆動輪、25・・・操舵機構、26・・・駆
動輪駆動機構、27・・・リンク機構、2゛9・・・リ
ンク駆動機構。 第1 図 第3図(a) 第3図(b) A−A断面 第2図 蔦4図 フ7 7c 第5図 第7図 第8図 M6図 第9図(a) 第9図(b) B−BTh面 第10図 第11図 (a) (b) 第13図(a) 第12図(a) 第12図(b) A−A雌面 第13図(b) 第14図 第15図 斤
Claims (3)
- (1)左右に一対の大フレームと小フレームを有し、リ
ンク機構により前記大フレームと小フレームを交互に回
動、接地させることにより階段を昇降することを特徴と
する階段昇降方法。 - (2)左右に一対に設けられる大フレームおよび小フレ
ームと、大フレームおよび小フレーム交互に回動させる
リンク機構と、該リンク機構を駆動させるリンク駆動機
構とを有することを特徴とする階段昇降車。 - (3)前記小フレームに設けられる駆動輪および操舵輪
と、これら駆動輪および操舵輪を駆動、操舵させる機構
とを有することを特徴とする請求項2記載の階段昇降車
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143238A JPH021269A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 階段昇降方法および階段昇降車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143238A JPH021269A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 階段昇降方法および階段昇降車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021269A true JPH021269A (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=15334111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63143238A Pending JPH021269A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 階段昇降方法および階段昇降車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021269A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11500331A (ja) * | 1995-02-03 | 1999-01-12 | デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ | 輸送車両と方法 |
JP2012005762A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Kuma Lift Gijutsu Kenkyusho:Kk | 階段昇降式移動車 |
JP2017523008A (ja) * | 2014-05-20 | 2017-08-17 | アンターノ グループ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータ | 階段昇降機 |
US20200276066A1 (en) * | 2017-11-10 | 2020-09-03 | Orbilift Pty Ltd | A conveyance for surmounting obstacles |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63143238A patent/JPH021269A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11500331A (ja) * | 1995-02-03 | 1999-01-12 | デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ | 輸送車両と方法 |
JP2012005762A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Kuma Lift Gijutsu Kenkyusho:Kk | 階段昇降式移動車 |
JP2017523008A (ja) * | 2014-05-20 | 2017-08-17 | アンターノ グループ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータ | 階段昇降機 |
US20200276066A1 (en) * | 2017-11-10 | 2020-09-03 | Orbilift Pty Ltd | A conveyance for surmounting obstacles |
JP2021502200A (ja) * | 2017-11-10 | 2021-01-28 | オービリフト ピーティーワイ エルティーディ | 障害物を越えるための搬送車 |
US11759379B2 (en) * | 2017-11-10 | 2023-09-19 | Orbilift Pty Ltd | Conveyance for surmounting obstacles |
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