JP2558444B2 - 自力ポンプスピ−カ等振動装置 - Google Patents

自力ポンプスピ−カ等振動装置

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JP2558444B2 JP60018107A JP1810785A JP2558444B2 JP 2558444 B2 JP2558444 B2 JP 2558444B2 JP 60018107 A JP60018107 A JP 60018107A JP 1810785 A JP1810785 A JP 1810785A JP 2558444 B2 JP2558444 B2 JP 2558444B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気回路部材と密閉したボビンを有する振
動エレメントから成り、前記振動エレメントの振動によ
り生じる気流により、前記ボビン内の圧力が増大又は減
少することにより、前記ボビンと前記磁気回路部材を隔
離しつつ振動させる自力ポンプスピーカ等振動装置であ
り、これにより本発明者が別に発明した空中スピーカに
於てコンプレッサを不要とし、又勿論振動エレメント支
持用のダンパーを不要とし、自己ポンプ作用によりボイ
スコイルを磁気回路のセンタへ保持する自律作用を有す
るとともに、加圧空気によりボイスコイルを強制冷却で
きるのでコイルに大電流を流しても発熱を押えられ、ス
ピーカのよりハイパワー化が可能となり、周波数特性と
改善拡大し、歪の除去を行う事ができる。
従来のスピーカは第1図に示すごとく、振動板1と、
ボイスコイル2を巻装した円筒状のボビン3から成る振
動エレメントのボビンがマグネット4を有する磁気回路
部材5の磁極間に挿入されているが、その振動エレメン
トはダンパ6によって磁気回路部材5に保持されている
ので振動が制約されスピーカの周波数特性巾がせまく、
又歪をなくすることができるなかった。
本発明は前記のごとき従来のスピーカの欠点を全く解
消する画期的な発明である。
第2図は本発明実施例を示し、振動板1と、ボイスコ
イル2を巻装し、カバー7を有するボビン3とからなる
振動エレメント8のボビン3を、マグネット4を有する
磁気回路部材9のヨーク10とセンターポール11の磁極間
に、センターポール11にかぶせるように挿入し、センタ
ーポール11の上部にはラッパ穴12とそれに連通した放射
状ノズル14を設け、この先端がボビン3の内面にほぼ直
交するようにほぼ半径方向に設け、センターポール11と
ボビン3内面との間には必要あらば磁性流体15を入れ、
密閉フタ7をボビン3の上部に設けてボビン3内とセン
ターポール11上部により囲まれた密閉室16にノズル12、
14を形成したものである。
磁性流体15は例えばマグネタイト、フェライト等の磁
性微粉と、ジエステル係、溶剤のアゼライン酸ジオクチ
ルを混和したものであり、溶剤は沸点高く、蒸発し難い
ものから選ばれ、磁性流体は磁気回路部材の磁極間に貯
留された室16を密閉し、センターポール11とボビン3の
スキマから空気を逃がさず室16の圧縮又は減圧時に内部
空気を有効にノズル14に集中させるためである。
ボイスコイル2に信号を入れて振動エレメントが振動
すると、ボビン3の密閉室16内の圧力が増大又は減少を
繰返し、これにより圧縮時にはノズル14からボビン3内
面に360°方向に空気が噴出し、減圧時には逆にボビン
内面を360°方向に吸引して振動エレメント8を常に磁
気回路部材9から隔離して支持し、ほぼ中心に位置させ
る。
第3図に示すごとくノズル14の出口は段付きに直径を
大とした部分17を形成すると、極めて効率良く一層少な
い空気の圧力と量でボビン3及び振動エレメント8を支
持できる事が実験で確かめられた。
第2図のごとく密閉室16内は振動により正圧力PP又は
負圧PNとなる。
第4図はセンターポール11の軸方向と直角の断面図で
あるが放射状のノズル14からの空気の圧力を密閉室16内
が正圧のとき それぞれPP1,PP2,PP3,PP4 密閉室16内が負圧のとき それぞれPN1,PN2,PN3,PN4とすると PP1=PP2=PP3=PP4 PN1=PN2=PN3=PN4となる。
ボビン3はそれらの等しい空気圧により、センターポー
ル11から等しい距離で隔離して、ほぼ中心で保持されつ
つ振動する。
ノズル14は3本でも8本でも任意の数でよい。
又ラップ孔12の入口面積をS、ノズル14の出口面積s
とすると、ノズル14によるボビンの内面圧はS/s倍さ
れ、ボビン3の内面とセンターポール11が強力にセパレ
ータされる。
第5図はセンターポール11の頂部を流線型にしこれに
よる側流20をボビン3内面とセンターポール11の間に流
してセパレートする実施例で頂部は磁気回路部材の効率
化のためプラスチック製の山型キャップ18を合着し、こ
れにボビン3内に密閉壁7を設けるものをかぶせた本発
明実施例である。ボビン3には振動板を付着しこのボビ
ン3の振動によりボビン3とセンターポール11間の隙間
19に室16で圧縮された空気20′が流出し、又は流入しこ
の圧力によりボビン3はセンターポール11と隔離して支
持される。第5図のごとくセンターポールに対しボビン
が左に偏心したときには、左側の大きい隙間の気流の流
速V1,圧力P1と右側の狭い隙間の 流速V2,圧力P2は V1>V2となるので P1>P2となり ただちに自動的にボビンがセンターポールに対し同心と
なり復元し、 P1=P2 V1=V2となる。
第6図も本発明実施例を示し、振動板27をはさんでボ
ビン25の両端にコイル28、29と磁気回路部材23、24をそ
れぞれ設け向かい合った弧状のブリッヂ21,22の中央に
固定した磁気回路部材23,24の間に振動エレメント30を
設けたものであり、この振動エレメントはボビン25内に
密閉隔壁26,26′を設けたボビン25に振動板27を設ける
と共に両端にボイスコイル28,29を巻き、これらを一体
とした振動エレメント30をマグネット31,32を有する磁
気回路部材23,24のセンターポール33,34およびヨーク3
5,36の磁極間にそのボイスコイル28,29を入れボイスコ
イル部分と磁極の間を埋めるように磁性流体15を入れ、
センターポール33,34には第2図において説明したよう
なラッパ孔14′を設け、密閉室12,12′を形成し、振動
エレメントの振動により密閉室12,12′内の圧力が増大
又は減少することによりボビン3と磁気回路部材が隔離
されて振動す。
この第6図のものの振動エレメントは、ボイスコイル
28,29部分のみならず振動板27のエッジまでが完全に空
中に支持され、ボビンはその両端で駆動されるので傾き
やみそすり運動が生せず、周波数特性は低域付近で10%
向上し、又音の歪みがきわめて少なく、特に低音の出力
が大きく3dB,2倍の出力を得る事を実験で確かめられ振
動板を振動方向に支持して大きなストロークと正確且つ
迅速なレスポンスを有する高効率のスピーカをうること
ができる。
本発明実施例に於いて磁性流体15を無しにしてもよ
い。
ホーンスピーカ用ドライバーにも本発明を実施する事
が出来、これを第7図に示す。向かい合った磁気回路部
材37,38で中央に孔12′とノズル14を有するセンターポ
ール39,40を設け、振動板42を駆動するものであり、駆
動部25内の中央にに隔壁26を設けて磁気回路部材37はブ
リッジ41′でホーン41内に支持される。
本発明は、スピーカ内部の振動部分を利用して振動エ
レメントを空中に支持するための気流を発生させるの
で、別のコンプレッサを設けることなくして振動部分を
ダンパやセンタリング具又はエッジ等なしで空中に支持
出来これにより周波数再生域を拡大し、且つ歪をなくし
出力を増大することができる。
前記のごとくボビン内の気圧の増大又は減少により生ず
る気流により、ボイスコイルを磁気回路部材の磁極と常
に隔離せしめるのみならず更にこの空気流により、ボイ
スコイルを強制冷却できるので大電流を流すことができ
るので高い出力が得られるなど本発明は多くの著効を有
する画期的な発明である。
前記実施例の他の種々の変形はすべて本発明に含まれ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知例の縦断面図 第2図は本発明第1実施例の縦断面図 第3図は第2図の1部の縦断面図 第4図は第2図のA−A線の断面図 第5図は本発明第2実施例の縦断面図 第6図は本発明第3実施例の縦断面図 第7図は本発明第4実施例の縦断面図 9,23,24,37,38……磁気回路部材 3,25……ボビン 8,30……振動エレメント

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動しカバー7を有するボビン3を磁気回
    路部材のセンターポール11にかぶせてヨーク10との磁極
    間に挿入し、前記ボビン3内の閉ざされた空間において
    ボビンの振動によって生じる増大又は減少する圧力をセ
    ンターポールによりその外部に360度の範囲に伝える側
    流に形成する構成によりボビンを磁気回路部材と隔離し
    て振動させることを特徴とする自力ポンプスピーカ等振
    動装置。
JP60018107A 1985-02-01 1985-02-01 自力ポンプスピ−カ等振動装置 Expired - Lifetime JP2558444B2 (ja)

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