JP2558337Y2 - 位置入力装置 - Google Patents

位置入力装置

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JP2558337Y2
JP2558337Y2 JP1991034858U JP3485891U JP2558337Y2 JP 2558337 Y2 JP2558337 Y2 JP 2558337Y2 JP 1991034858 U JP1991034858 U JP 1991034858U JP 3485891 U JP3485891 U JP 3485891U JP 2558337 Y2 JP2558337 Y2 JP 2558337Y2
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浩芳 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は情報処理装置に接続し面
上を移動させて操作する手持ち式の位置入力装置に係
り、特に部品の形成工程を簡略化すると共に装置の組立
を容易にしてなる位置入力装置に関する。
【0002】近年、ディスプレイを具えた情報処理装置
ではディスプレイ上のカーソルを移動させる手段とし
て、片手で面上を移動させながら操作する手持ち式の位
置入力装置(以下マウスと称する)が広く利用されてい
る。しかし、従来のマウスは比較的高価であり低価格化
を図ったマウスの実現が要望されている。
【0003】
【従来の技術】図3は従来のマウスの主要部を示す図で
ある。図3(a) に示す平面図および図3(b) に示す側断
面図において従来のマウスは容器を具えている。容器は
モールド成型されたプラスチックからなるベース1とカ
バー2とで構成され、ベース1のスイッチ取付台11には
プリント基板3に実装された複数のスイッチ素子4が固
定されている。またベース1にはボール5が嵌挿されベ
ース1に嵌め込まれた蓋12によって転動自在に保持され
ている。
【0004】更にベース1には例えばローラ61がボール
5に当接する2個のエンコーダ6が組み込まれており、
ボール5が転動すると回転軸62を介して回動自在に軸止
されたローラ61と円板63が回転し、センサー64からそれ
ぞれX軸方向の信号とY軸方向の信号を出力するよう構
成されている。なお下面に接合されたシュー13および14
はマウスの移動を容易にするものでテフロン等で形成さ
れている。
【0005】一方、カバー2はカバー2の図示省略され
た孔を貫通して表面に露呈する複数の押釦7を具えてお
り、バネ部材71を介して取付台72と一体化された複数の
押釦7は熱かしめ等によってカバー2に固定されてい
る。そしてカバー2をベース1に装着すると押釦7の下
面がスイッチ素子4に当接するよう構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のマウス
はベースとカバーと押釦をそれぞれ別に形成した後カバ
ーと押釦を一体化しており、部品点数が多くなって部品
加工に要する費用を増大させると共に組立費用を要する
という問題があった。
【0007】本考案の目的は部品点数を減らし部品加工
費用と組立費用の低減を図ったマウスを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本考案になるマウ
スの主要部を示す図である。なお全図を通し同じ対象物
は同一記号で表している。
【0009】上記課題はモールド成型されたプラスチッ
クからなるベース8およびカバー9と、プリント基板3
に実装されベース8に固定され複数のスイッチ素子4
と、スイッチ素子4に当接し且つカバー9を貫通して表
面に露呈する複数の押釦7とを有し、バネ部材83を介し
ベース8によって支承される押釦7が、ベース8と共に
一体成型されている本考案の位置入力装置によって達成
される。
【0010】
【作用】図1において、プラスチックからなるベースお
よびカバーを有し、バネ部材を介しベースによって支承
される押釦が、ベースと共に一体成型されている本考案
の位置入力装置は、押釦とバネ部材が成型後カバーに装
着される従来の位置入力装置に比べ、部品点数が減少し
て部品加工に要する費用が減少し、成型後押釦をカバー
に装着する作業が不要になって組立に要する費用が減少
する。即ち、部品点数を減らし部品加工費用と組立費用
の低減を図ったマウスを実現することができる。
【0011】
【実施例】以下添付図により本考案の実施例について説
明する。なお図2は本考案になるマウスのベースを示す
図である。
【0012】図1(a) に示す平面図および図1(b) に示
す側断面図において本考案になるマウスは、容器がモー
ルド成型されたプラスチックからなるベース8とカバー
9とで構成され、ベース8のスイッチ取付台81にはプリ
ント基板3に実装された複数のスイッチ素子4が固定さ
れている。またベース8にはボール5が嵌挿されベース
8に嵌め込まれた蓋82によって転動自在に保持されてい
る。
【0013】更にベース8には例えばローラ61がボール
5に当接する2個のエンコーダ6が組み込まれており、
ボール5が転動すると回転軸62を介して回動自在に軸止
されたローラ61と円板63が回転し、センサー64からそれ
ぞれX軸方向の信号とY軸方向の信号を出力するよう構
成されている。なお下面に接合されたシュー13および14
はマウスの移動を容易にするものでテフロン等で形成さ
れている。
【0014】カバー9の図示省略された孔を貫通しカバ
ー9の表面に露呈する押釦7は従来のマウスと異なり、
図1(b) に示す如くそれぞれバネ部材83を介してベース
8によって支承されており、押釦7とバネ部材83とベー
ス8が同じプラスチックによって一体成型されている。
なおモールド成型時に押釦7を支承する金属からなるバ
ネ部材83をインサートモールドしてもよい。
【0015】図2は本考案になるマウスのベースを示す
図で図2(a) は上面を、図2(b) は下面を表している。
ベース8は上面にスイッチ取付台81とスイッチ取付台81
の間に形成された押釦7を有し、下面に開口し中にボー
ル5とローラ61を収容するボール収容室84が上方に突出
している。また下面には蓋82を嵌め込むためボール収容
室84の周りに形成された浅い円形の凹部85と、シュー13
を接合するための凹部86およびシュー14を接合するため
の凹部87が形成されている。
【0016】かかる押釦7と図示省略されたバネ部材を
ベース8と共に一体成型するモールド金型において、押
釦7の下面形成用のコアはベース8を貫通しスイッチ取
付台81の上方に延びていなければならない。そこでシュ
ー13を接合することによって隠れる凹部86にコアの貫通
する複数の角孔88が設けられている。
【0017】このように、プラスチックからなるベース
およびカバーを有し、バネ部材を介しベースによって支
承される押釦が、ベースと共に一体成型されている本考
案の位置入力装置は、押釦とバネ部材が成型後カバーに
装着される従来の位置入力装置に比べ、部品点数が減少
して部品加工に要する費用が減少し、成型後押釦をカバ
ーに装着する作業が不要になって組立に要する費用が減
少する。即ち、部品点数を減らし部品加工費用と組立費
用の低減を図ったマウスを実現することができる。
【0018】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば部品点数を減
らし部品加工費用と組立費用の低減を図ったマウスを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案になるマウスの主要部を示す図であ
る。
【図2】 本考案になるマウスのベースを示す図であ
る。
【図3】 従来のマウスの主要部を示す図である。
【符号の説明】 3 プリント基板 4 スイッチ素子 5 ボール 6 エンコーダ 7 押釦 8 ベース 9 カバー 13、14 シュー 61 ローラ 62 回転軸 63 円板 64 センサー 81 スイッチ取付台 82 蓋 83 バネ部材 84 ボール収容室 85、86、87 凹部 88 角孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールド成型されたプラスチックからな
    るベース(8) およびカバー(9) と、プリント基板(3) に
    実装され該ベース(8) に固定され複数のスイッチ素子
    (4) と、該スイッチ素子(4) に当接し且つ該カバー(9)
    を貫通して表面に露呈する複数の押釦(7) とを有し、 バネ部材(83)を介し該ベース(8) によって支承される該
    押釦(7) が、 該ベース(8) と共に一体成型されてるこ
    とを特徴とする位置入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバネ部材(83)が、金属で
    形成されていることを特徴とする位置入力装置。
JP1991034858U 1991-05-17 1991-05-17 位置入力装置 Expired - Fee Related JP2558337Y2 (ja)

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JPH04128333U JPH04128333U (ja) 1992-11-24
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JPH0248910Y2 (ja) * 1984-09-21 1990-12-21

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