JP2558021Y2 - スライドヒンジ - Google Patents
スライドヒンジInfo
- Publication number
- JP2558021Y2 JP2558021Y2 JP1989149534U JP14953489U JP2558021Y2 JP 2558021 Y2 JP2558021 Y2 JP 2558021Y2 JP 1989149534 U JP1989149534 U JP 1989149534U JP 14953489 U JP14953489 U JP 14953489U JP 2558021 Y2 JP2558021 Y2 JP 2558021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide hinge
- link plate
- main body
- cup
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Hinges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、扉に埋め込まれるカップと家具の側板に取
り付けられる本体とがリンク機構を介して回動自在に連
結されたスライドヒンジに関するもので、特に補強部材
を具えたスライドヒンジに関するものである。
り付けられる本体とがリンク機構を介して回動自在に連
結されたスライドヒンジに関するもので、特に補強部材
を具えたスライドヒンジに関するものである。
〈従来の技術〉 現在、前記したタイプのスライドヒンジは回動扉を家
具や建具の固定壁部分に取り付ける手段として広く使用
されており、通常１枚の扉に複数個のスライドヒンジが
使用されている。
具や建具の固定壁部分に取り付ける手段として広く使用
されており、通常１枚の扉に複数個のスライドヒンジが
使用されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、最近では扉の大型化や厚みの増加により重量
が増して、１枚の扉に対するスライドヒンジの使用個数
が増加し、取り付けの手間や個数増によってトータルコ
ストが高くついている。又、強度を増やすためにスライ
ドヒンジを大型化すると、ヒンジ自体が大変高価になる
と共に、物品の出し入れの障害になり且つ繊細な家具の
イメージを損なう等の問題点がある。
が増して、１枚の扉に対するスライドヒンジの使用個数
が増加し、取り付けの手間や個数増によってトータルコ
ストが高くついている。又、強度を増やすためにスライ
ドヒンジを大型化すると、ヒンジ自体が大変高価になる
と共に、物品の出し入れの障害になり且つ繊細な家具の
イメージを損なう等の問題点がある。
そこで本考案は上記した問題点を解決したスライドヒ
ンジを提供することを目的とするものである。
ンジを提供することを目的とするものである。
〈問題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案に係るスライドヒ
ンジにあっては、カップ１と本体２とがリンク機構３を
介して回動可能に連結されたスライドヒンジに於いて、
前記リンク機構３の上方で、前記カップ１と本体２とが
リンク機構を覆い隠す巾広の補強リンク板４で回動可能
に連結補強されている構造としたものである。
ンジにあっては、カップ１と本体２とがリンク機構３を
介して回動可能に連結されたスライドヒンジに於いて、
前記リンク機構３の上方で、前記カップ１と本体２とが
リンク機構を覆い隠す巾広の補強リンク板４で回動可能
に連結補強されている構造としたものである。
〈作用〉 上記のごとく構成されたスライドヒンジでは、各部の
サイズを大型化することなく従来の規格寸法を維持しな
がら補強リンク板４によって格段に強化され、これによ
り使用個数の低減と取付けの手間を減らすことができて
トータルコストを下げることができる。又、補強リンク
板４を少なくともスライドヒンジのリンク機構３の上面
部分を覆うように巾広の帯状板で形成することによりス
ライドヒンジの外観をシンプルにしてその意匠感を高め
ることが出来ると共に、従来構造のスライドヒンジに補
強リンク板４を取り付けるだけの簡単な構造であるから
安価に製作することができる。
サイズを大型化することなく従来の規格寸法を維持しな
がら補強リンク板４によって格段に強化され、これによ
り使用個数の低減と取付けの手間を減らすことができて
トータルコストを下げることができる。又、補強リンク
板４を少なくともスライドヒンジのリンク機構３の上面
部分を覆うように巾広の帯状板で形成することによりス
ライドヒンジの外観をシンプルにしてその意匠感を高め
ることが出来ると共に、従来構造のスライドヒンジに補
強リンク板４を取り付けるだけの簡単な構造であるから
安価に製作することができる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例について図面を参照にして説明
する。
する。
第１図乃至第３図で示す本考案の第１の実施例に於い
て、符号Ａはスライドヒンジを示し、該スライドヒンジ
Ａは扉Ｂに埋設されるカップ１と家具等の側壁Ｃに取り
付けられる本体２とがリンク機構３を介して回動可能に
連結されている。このスライドヒンジＡのカップ１と本
体２並びにリンク機構３の連結機構は従来公知のものと
同様な構造であるから、その詳細な説明は省略する。
て、符号Ａはスライドヒンジを示し、該スライドヒンジ
Ａは扉Ｂに埋設されるカップ１と家具等の側壁Ｃに取り
付けられる本体２とがリンク機構３を介して回動可能に
連結されている。このスライドヒンジＡのカップ１と本
体２並びにリンク機構３の連結機構は従来公知のものと
同様な構造であるから、その詳細な説明は省略する。
而して、本考案では、前記カップ１と本体２とが補強
リンク板４で回動可能に連結補強されている。前記補強
リンク板４は、互いに枢軸５を介して互いに連結枢支さ
れた第１リンク板4aと第２リンク板4bとによって構成さ
れており、第１リンク板4aの端部はカップ１の上面に突
設されたボス６に枢軸７で枢支され、第２リンク板4bの
端部は本体２に枢軸８を介して枢支されている。更に、
前記補強リンク板４は少なくともスライドヒンジのリン
ク機構３の上面部分を覆うように巾広の帯状板で形成さ
れており、これによりスライドヒンジの外観をシンプル
にしてその意匠感を高めている。
リンク板４で回動可能に連結補強されている。前記補強
リンク板４は、互いに枢軸５を介して互いに連結枢支さ
れた第１リンク板4aと第２リンク板4bとによって構成さ
れており、第１リンク板4aの端部はカップ１の上面に突
設されたボス６に枢軸７で枢支され、第２リンク板4bの
端部は本体２に枢軸８を介して枢支されている。更に、
前記補強リンク板４は少なくともスライドヒンジのリン
ク機構３の上面部分を覆うように巾広の帯状板で形成さ
れており、これによりスライドヒンジの外観をシンプル
にしてその意匠感を高めている。
又、第２図に示すように、扉Ｂを閉めたときに補強リ
ンク板の第１リンク板4aと第２リンク板4bが扉Ａの裏面
に隣接して略平行な姿勢に折り込まれるように夫々の寸
法を設定しておくことが好ましい。これにより家具の収
納スペースを阻害することを防ぐことが出来る。
ンク板の第１リンク板4aと第２リンク板4bが扉Ａの裏面
に隣接して略平行な姿勢に折り込まれるように夫々の寸
法を設定しておくことが好ましい。これにより家具の収
納スペースを阻害することを防ぐことが出来る。
第４図並びに第５図は本考案に係るスライドヒンジの
他の実施例を示すものであって、この実施例では、前記
補強リンク板４は１枚構造で形成されている。そしてそ
の一端部でカップ１のボス６に枢支され、他端部で本体
２の側面に長さ方向に沿って形成されたスライド溝９に
摺動ピン10を介して摺動回動自在に連結されている。
他の実施例を示すものであって、この実施例では、前記
補強リンク板４は１枚構造で形成されている。そしてそ
の一端部でカップ１のボス６に枢支され、他端部で本体
２の側面に長さ方向に沿って形成されたスライド溝９に
摺動ピン10を介して摺動回動自在に連結されている。
〈考案の構成〉 以上のごとく本考案は、カップ１と本体２とがリンク
機構３を介して回動可能に連結されたスライドヒンジに
於いて、前記カップ１と本体２とを補強リンク板４で回
動可能に連結補強したものであるから、スライドヒンジ
は各部のサイズを大型化することなく従来の規格寸法を
維持しながら補強リンク板４によって格段に強化され、
これにより使用個数の低減と取付けの手間を減らすこと
ができてトータルコストを下げることができ、初頭に述
べた従来課題を解決することが出来るに至ったものであ
る。又、補強リンク板４を少なくともスライドヒンジの
リンク機構３の上面部分を覆うように巾広の帯状板で形
成することによりスライドヒンジの外観をシンプルにし
てその意匠感を高めることが出来ると共に、従来構造の
スライドヒンジに補強リンク板４を取り付けるだけの簡
単な構造であるから安価に製作することができる等の効
果がある。
機構３を介して回動可能に連結されたスライドヒンジに
於いて、前記カップ１と本体２とを補強リンク板４で回
動可能に連結補強したものであるから、スライドヒンジ
は各部のサイズを大型化することなく従来の規格寸法を
維持しながら補強リンク板４によって格段に強化され、
これにより使用個数の低減と取付けの手間を減らすこと
ができてトータルコストを下げることができ、初頭に述
べた従来課題を解決することが出来るに至ったものであ
る。又、補強リンク板４を少なくともスライドヒンジの
リンク機構３の上面部分を覆うように巾広の帯状板で形
成することによりスライドヒンジの外観をシンプルにし
てその意匠感を高めることが出来ると共に、従来構造の
スライドヒンジに補強リンク板４を取り付けるだけの簡
単な構造であるから安価に製作することができる等の効
果がある。
第１図は本考案に係るスライドヒンジの実施例を示す斜
視図、 第２図は使用状態を示す１部断面側面図、 第３図はその閉扉状態を示す１部断面側面図、第４図は
他の実施例を示す第２図同様の１部断面側面図、 第５図はその閉扉状態を示す１部断面側面図である。 １……カップ ２……本体 ３……リンク機構 ４……補強リンク板 ５……枢軸 Ａ……スライドヒンジ
視図、 第２図は使用状態を示す１部断面側面図、 第３図はその閉扉状態を示す１部断面側面図、第４図は
他の実施例を示す第２図同様の１部断面側面図、 第５図はその閉扉状態を示す１部断面側面図である。 １……カップ ２……本体 ３……リンク機構 ４……補強リンク板 ５……枢軸 Ａ……スライドヒンジ
Claims (3)
- 【請求項１】カップ１と本体２とがリンク機構３を介し
て回動可能に連結されたスライドヒンジに於いて、前記
リンク機構３の上方で、前記カップ１と本体２とがリン
ク機構を覆い隠す巾広の補強リンク板４で回動可能に連
結補強されているスライドヒンジ。 - 【請求項２】前記補強リンク板４は、枢軸５を介して互
いに連結枢支された第１リンク板4aと第２リンク板4bと
によって構成されている実用新案登録請求の範囲第項
に記載のスライドヒンジ。 - 【請求項３】前記補強リンク板４は１枚構造で形成さ
れ、そしてその一端部でカップ１に枢支され、他端部で
本体２にその長さ方向に沿って摺動可能な状態で回動自
在に連結されている実用新案登録請求の範囲第項に記
載のスライドヒンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989149534U JP2558021Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | スライドヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989149534U JP2558021Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | スライドヒンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386972U JPH0386972U (ja) | 1991-09-03 |
| JP2558021Y2 true JP2558021Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=31695921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989149534U Expired - Lifetime JP2558021Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | スライドヒンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558021Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5180451B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2013-04-10 | 日産自動車株式会社 | 車両用スライドドア構造 |
| EP3289154B1 (en) * | 2015-04-30 | 2022-12-14 | Arturo Salice S.p.A. | Hinge for furniture leaves that open downwardly |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5989966U (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-18 | スガツネ工業株式会社 | ヒンジ |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1989149534U patent/JP2558021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0386972U (ja) | 1991-09-03 |
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