JP2557781B2 - 物品の集荷方法及び装置 - Google Patents

物品の集荷方法及び装置

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    • B65G2201/0235Containers
    • B65G2201/0244Bottles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品の集荷方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の集荷方法として、図23に
示す如くのものがある。この従来技術は、単一品種の物
品を収納するとともに、任意個数の当該物品を切り出し
可能とする切り出し装置を用い、物品の品種毎に用意し
た複数の切り出し装置をコンベヤの集荷経路に沿って配
置し、各切り出し装置から切り出される物品をコンベヤ
が備える荷受部に集荷するものである。図23におい
て、1A、1B…は切り出し装置、2はコンベヤ、2
A、2B…は荷受部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記〜の問題点がある。 コンベヤ2が常時連続送りされるものであるため、各
切り出し装置1A、1B…はコンベヤ2の隣り合う荷受
部の境界部が前面を通過するタイミングでは切り出し停
止する必要がある(図23の例では切り出し装置1D、
1Hが切り出し停止タイミングにある)。このため、切
り出しタイミングの制御に困難がある。
【0004】コンベヤ2が常時連続送りされるもので
あるため、各切り出し装置1A、1B…からの切り出し
期間はコンベヤ2の切り出し先荷受部2A、2B…が当
該切り出し装置1A、1B…の前面を通過している間に
限られる。従って、各切り出し装置1A、1B…からの
最大切り出し可能本数に限りがある。
【0005】コンベヤ2の1つもしくは2つ以上の荷
受部2A、2B…を1つのコンテナに対応するように割
当てるとき、コンベヤ2の荷受部が硬質平面状であって
荷受容量小であり、1つの荷受部が複数の切り出し装置
の間口に対応する長尺とされるため、1コンテナ分のコ
ンベヤ長が大きく必要となる。従って、コンベヤ速度を
位置定としたとき、1コンテナ分の集荷時間が多大にな
る。また、物品の集荷装置においては、コンベヤの荷受
部に集荷した物品を物品排出位置で物品収納容器に移し
替えるに際し、それら集荷物品を整然とした荷姿でスム
ースに排出できることが望ましい。
【0006】本発明は、物品の集荷に際し、物品の切り
出しタイミングの制御を簡易とし、切り出し装置からの
切り出し可能本数を多くでき、かつ集荷速度を高速化す
とともに、集荷物品を整然とした荷姿でスムースに排
出可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、単一品種の物品を収納するとともに、任意個数の当
該物品を切り出し可能とする切り出し装置を用い、物品
の品種毎に用意した複数の切り出し装置をコンベヤの集
荷経路に沿って配置し、各切り出し装置から切り出され
る物品をコンベヤが備える荷受部に集荷し、コンベヤの
荷受部に集荷した物品を物品排出位置にて物品収納容器
に移し替える物品の集荷方法において、コンベヤとし
て、可撓U字状をなす荷受部が各切り出し装置の間口に
1つづつ対向するように備えられたものを用い、コンベ
ヤの各荷受部を各切り出し装置の間口に同時に位置づけ
るようにコンベヤを間欠的に送ることにて各荷受部を各
切り出し装置の間口に順次位置づけ、各切り出し装置か
ら切り出される物品を順次各荷受部のそれぞれに集荷す
ることにて複数品種の物品を当該荷受部に集荷し、コン
ベヤの荷受部の可撓形態を物品排出位置にて調整するこ
とにより該荷受部内の集荷物品を物品収納容器に適合す
る荷姿に設定し、該集荷物品を該物品収容容器に移し替
えるようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、単一品種の物
品を収納するとともに、任意個数の当該物品を切り出し
可能とする切り出し装置を備え、物品の品種毎に用意し
た複数の切り出し装置をコンベヤの集荷経路に沿って配
置し、各切り出し装置から切り出される物品をコンベヤ
が備える荷受部に集荷するように切り出し装置とコンベ
ヤとを制御する制御装置を有するとともに、コンベヤの
荷受部に集荷した物品を物品排出位置にて物品収納容器
に移し替える物品移し替え調整装置を有してなる物品の
集荷装置において、コンベヤは可撓U字状をなす荷受部
を各切り出し装置の間口に1つづつ対向するように備
え、制御装置はコンベヤの各荷受部を各切り出し装置の
間口に同時に位置づけるようにコンベヤを間欠的に送る
ことにて各荷受部を各切り出し装置の間口に順次位置づ
け、各切り出し装置から切り出される物品を順次各荷受
部のそれぞれに集荷せしめることにて複数品種の物品を
当該荷受部に集荷せしめ、物品移し替え調整装置はコン
ベヤの荷受部の可撓形態を物品排出位置にて調整するこ
とにより該荷受部内の集荷物品を物品収納容器に適合す
る荷姿に設定して該集荷物品を該物品収納容器に移し替
え可能としてなるようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1、2に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 コンベヤが間欠送りされ、コンベヤの各荷受部が各切
り出し装置の間口に同時に位置づけられ、各切り出し装
置は同時並列的に対応する荷受部に物品を切り出すもの
となる(図24)。従って、物品の切り出しタイミング
の制御を簡易にできる。
【0010】コンベヤは間欠送りされ、全切り出し装
置の各間口から必要個数の物品が切り出されるのを待っ
て、コンベヤの各荷受部を切り出し装置の1間口分送る
ものとなる。従って、各切り出し装置からは必要なだけ
の物品を切り出しでき、切り出し可能本数を多くできる
(図24)。
【0011】コンベヤの1つもしくは2つ以上の荷受
部を1つのコンテナに対応するように割当てるとき、コ
ンベヤの荷受部が可撓U字状であって荷受容量大であ
り、1つの荷受部が単位置の切り出し装置の間口に対応
する短尺とされるため、1コンテナ分のコンベヤ長を小
さくできる。従って、コンベヤ速度を一定としたとき、
1コンテナ分の集荷時間を短くでき、集荷速度を高速化
できる(図24)。コンベヤの荷受部は、物品排出位置における物品の排
出に先立ち、荷受部の可撓U字形態を調整せしめられ
る。これにより、荷受部内の集荷物品の荷姿は、上記荷
受部の調整されたU字形態に倣う如くに調整され、結果
として集荷物品は排出先となる物品収納容器に適合する
整然とした荷姿を付与されてスムースに排出される。
【0012】
【実施例】図1はピッキング装置の全体を示す模式図、
図2はピッキング装置の要部を示す模式図、図3はピッ
キング装置の集荷工程を示す流れ図、図4は物品切り出
し装置からの物品切り出し状態を示す模式図、図5は物
品取り出し装置の要部を示す模式図、図6は物品切り出
し装置の要部を示す模式図、図7は物品取り出し装置の
平面視を示す模式図、図8は物品切り出し装置の平面視
を示す模式図、図9はシュートから荷受コンベヤへの物
品供給状態を示す模式図、図10は荷受コンベヤに設け
た荷受部材の被支持点間隔調整装置を示す模式図、図1
1は被支持点間隔調整装置の作動を示す模式図、図12
は荷移載装置を示す模式図、図13は荷移載装置の動作
を示す模式図、図14は物品接触検出器を示す模式図、
図15はピッキング装置の変形例を示す模式図、図16
は物品切り出し装置の変形例を示す模式図、図17は物
品切り出し装置の変形例の平面視を示す模式図、図18
はガイドシュートの変形例を示す模式図、図19は荷受
コンベヤに設けた荷受部材の被支持点間隔調整装置の変
形例を示す模式図、図20はU字調整装置の変形例を示
す模式図、図21は荷移載装置の変形例を示す模式図、
図22は荷移載装置の変形例を示す模式図、図23は従
来装置の概念を示す模式図、図24は本発明装置の概念
を示す模式図である。
【0013】ピッキング装置10は、図1に示す如く、
流動棚11、物品供給ロボット12、物品取り出し装置
13、物品切り出し装置14、ガイドシュート15、固
定シュート16、荷受コンベヤ17、荷移載装置18、
コンテナ搬送ライン19の各装置を有して構成され、こ
れらの各装置の作動をピッキング制御装置により制御す
るものとしている。以下、各装置の詳細について説明す
る。
【0014】(A) 流動棚11及び物品供給ロボット12
(図1参照) 流動棚11は複数品種(例えば20品種)の各物品に対応
する複数個(例えば第1間口〜第20間口の20個)の間口
を並列配置し、各間口毎に異なる品種の物品を複数個づ
つ収納した段ボールケース21を一時貯留している。
【0015】物品供給ロボット12は流動棚11の各間
口前面に沿って自走し、各間口の段ボールケース21を
対応する物品切り出し装置14に供給する。具体的に
は、物品供給ロボット12は特定間口の段ボールケース
21を支持台22上に受入れ、ハンド23に保持した物
品取り出し装置13を支持台22上の段ボールケース2
1上面に装着し、この支持台22とハンド23とで挟持
した段ボールケース21を反転した状態で、物品取り出
し装置13を対応する物品切り出し装置14の上部に係
着せしめる。尚、物品供給ロボット12は物品切り出し
装置14上で空になった段ボールケース21を物品取り
出し装置13とともに流動棚11の前面に反転復帰せし
め、空段ボールケース21を流動棚11の前面下部のケ
ース排出コンベヤ24に落下処理せしめる。
【0016】(B) 物品取り出し装置13及び物品切り出
し装置14(図1、図2、図4〜図8参照) 物品取り出し装置13と物品切り出し装置14は互いに
結合されて1組をなすものである。そして、ピッキング
装置10は、流動棚11の間口数に対応するように、複
数品種の各物品の品種毎に対応する複数組(例えば第 1
間口〜第20間口)の物品取り出し装置13、物品切り出
し装置14を備えている。
【0017】そして、ピッキング装置10は、各物品切
り出し装置14の上部に対応する物品取り出し装置13
を着脱可能としており、物品取り出し装置13に装着さ
れた段ボールケース21の物品の全てを、物品取り出し
装置13のシャッタ装置26を開動作することにて下方
の物品切り出し装置14に移し替えた後、物品切り出し
装置14のシャッタ装置27を開動作し、物品切り出し
装置14から任意個数の上記物品をガイドシュート15
の側へ切り出すことができる。
【0018】このとき、物品取り出し装置13は、図7
に示す如く、機枠28に取付けられる仕切り枠29が備
える仕切り30によって、段ボールケース21内の物品
配列と同じ配列(n行、k列)の行列状に区画された複
数の物品収納部31を備える。尚、物品取り出し装置1
3は、取扱い品種の変更に応じた仕切り枠29の取付け
部材29Aを着脱自在とするため、機枠28に仕切り枠
固定用長孔32を備えている。また、物品取り出し装置
13は、物品供給ロボット12のハンド23が保持する
ための被把持部33を備えている。
【0019】そして、物品取り出し装置13にあって
は、図5に示す如く、仕切り枠29に形成した物品収納
部31の底面を、前述のシャッタ装置26により開閉可
能としている。シャッタ装置26は、シャッタ35を機
枠28に設けたガイドレール34に沿って移動自在と
し、架台36側に支持してあるシリンダ37側の係合ピ
ン38にシャッタ35の係合凹部39を係脱自在として
いる。物品供給ロボット12が物品取り出し装置13を
物品切り出し装置14の上部に係着するとき、係合凹部
39は係合ピン38に係着される。即ち、シャッタ装置
26は、ピッキング制御装置(不図示)の制御によりシ
リンダ37が駆動されると、シャッタ35が行方向に移
動せしめられ、全物品収納部31を一気に開制御し、結
果として物品取り出し装置13に装着されている段ボー
ルケース21内の全物品を下方の物品切り出し装置14
に移し替える。そして、物品供給ロボット12は空にな
った段ボールケース21と物品取り出し装置13とを物
品切り出し装置14から取外して該段ボールケース21
を前述の如くケース排出コンベヤ24に排出し、該物品
取り出し装置13に実段ボールケース21を再セット
し、物品切り出し装置14上に戻される。
【0020】また、物品切り出し装置14は、図8に示
す如く、機枠41に取付けられる仕切り枠42が備える
仕切り43によって、物品取り出し装置13と同じ配列
の行列状に区画された複数の物品収納部44を備える。
尚、物品切り出し装置14は、取扱い品種の変更に応じ
た仕切り枠42の取付部材42Aを着脱自在とするた
め、機枠41に仕切り枠固定用長孔45を備えている。
また、物品切り出し装置14は、物品取り出し装置13
を着脱自在とするための凹凸部46を備えている。
【0021】そして、物品切り出し装置14にあって
は、図6に示す如く、仕切り枠42に形成した物品収納
部44の底面を、前述のシャッタ装置27により開閉可
能としている。シャッタ装置27は、モータ47によっ
て駆動される無端周回状チェーン48に大開閉体49と
複数の小開閉体50とを具備している。大開閉体49
は、物品収納部44の行方向の全切出口に対応する広幅
板状をなし、モータ47の駆動により行方向に移動さ
れ、各物品収納部44の底面切出口を 1行単位で同時に
開制御する。各小開閉体50は、大開閉体49の先端部
において物品収納部44の列方向の各 1個の切出口毎に
配設され、各シリンダ51によって対応する物品収納部
44の底面切出口を各個独立的に開閉可能とする。即
ち、シャッタ装置27は、ピッキング制御装置の制御に
より各シリンダ51が駆動されると、各小開閉体50に
より物品収納している最先端行の物品収納部44を必要
区画数だけ各個独立的に開制御して物品を切り出し、 1
行全部の物品収納部44が空になると、モータ47によ
り大開閉体49を次行へと移動する。こうして、全ての
行の物品収納部44が空になると、シャッタ装置27を
全て閉じ、物品取り出し装置13からの物品の補給を受
ける。
【0022】尚、小開閉体50は、仕切り枠42が備え
る仕切り43の最小間隔に対応するサイズのものを採用
し、当該サイズの複数の小開閉体50を並列的に設ける
ものであっても良い。この場合に、仕切り43の間隔が
広いときには、複数の小開閉体50がその幅に合わせて
同時に開くように制御される。
【0023】(C) ガイドシュート15及び固定シュート
16(図4、図9参照) 固定シュート16は、図4、図9に示す如く、各物品切
り出し装置14の下方にて、各物品切り出し装置14毎
に各物品切り出し装置14の間口幅(全切出幅)にて固
定配置される。即ち、固定シュート16の奥の端は物品
切り出し装置14の切出口直下に配置され、固定シュー
ト16の先端は物品切り出し装置14の切出口直下より
前方へ突出して荷受コンベヤ17に臨むように配置され
ている。
【0024】尚、固定シュート16の幅方向における両
端部、及びその中間部には、ガイドシュート15の下端
位置規制手段として機能するとともに、物品の移動姿勢
(向き)及び移動方向を規制する機能をも果たす立上り
壁16Aが設けられている。立上り壁16Aは、物品切
り出し装置14の隣り合う切出口境界部に対応して固定
シュート16の奥の端〜先端の全長に渡って連続、もし
くは断続設置され、隣り合う物品滑走路16Bを互いに
区分するのである。
【0025】ガイドシュート15は、図4、図9に示す
如く、物品切り出し装置14の切出口縁部から固定シュ
ート16の上面側にまで延在され、物品切り出し装置1
4の切出口から落下切出される物品をスムースに固定シ
ュート16に導入せしめる。
【0026】尚、ガイドシュート15は物品切り出し装
置14の隣り合う切出口境界部に対応してシュート長手
方向に設けられる仕切り壁15Aを備え、この仕切り壁
15Aによって隣り合う物品滑走路15Bを互いに区分
し、物品の移動姿勢(向き)及び移動方向を規制する。
【0027】これにより、物品切り出し装置14の各切
出口から切出される複数の物品は、ガイドシュート15
の仕切り壁15A、固定シュート16の立上り壁16A
に規制され、互いに並列状に整列された状態で荷受コン
ベヤ17の各荷受部材62に供給される。
【0028】但し、物品の形状が丸ボトル等であって安
定的に流れる場合には、ガイドシュート15の仕切り壁
15A、固定シュート16の立上り壁16Aは必ずしも
要しない。
【0029】ここで、ガイドシュート15の上端部は、
切り出し装置14のシャッタ装置27を構成している大
開閉体49と一体のブラケット15Cに固定されてい
る。これにより、ガイドシュート15は、大開閉体49
の先端に配設される小開閉体50の開動作によって物品
が切出されることになる物品切り出し装置14の切出口
縁部に常に位置するように自動設定される。
【0030】また、ガイドシュート15の下端部は、固
定シュート16の上面に平行に倣うように垂下される。
尚、ガイドシュート15は固定シュート16の立上り壁
16Aに差込まれるスリット15Dを備えており、ガイ
ドシュート15の下端部は固定シュート16の上面に摺
接する状態で固定シュート16の上面に平行に倣う。
【0031】このとき、固定シュート16の上面は、物
品切り出し装置14の側から荷受コンベヤ17の側に向
けて下り勾配をなす傾斜状態で固定配置されても良い
が、本実施例では、シャッタ装置27の開閉方向と平行
になる水平状態に固定配置される。これにより、ガイド
シュート15が延在されるシャッタ装置27への固定点
(ブラケット15C)から固定シュート16の上面まで
の距離が常に一定となり、ガイドシュート15の延在高
さは一定になるから、ガイドシュート15は固形部材に
て形成できる。
【0032】尚、ガイドシュート15は図18に示す如
くに変形できる。図18のガイドシュート171は、切
り出し装置114の隣り合う切り出し口境界部に対応し
てシュート長手方向に設けられる仕切り壁171Aを備
え、この仕切り壁171Aによって隣り合う物品滑走路
171Bを互いに区分し、物品の移動姿勢(向き)及び
移動方向を規制する。仕切り壁171Aは、ガイドシュ
ート171の全長に渡って連続、もしくは断続設置され
る。仕切り壁171Aが断続設置され、隣り合う仕切り
壁171Aの間に隙間を備える場合(図18参照)に
は、シャッタ装置121の大開閉体155が移動するに
従ってガイドシュート171が傾斜シュート133の上
面に沿って移動するとき、ガイドシュート171の撓み
形状を変化できる。
【0033】(D) 荷受コンベヤ(図4、図9〜図12参
照) 荷受コンベヤ17は、各物品切り出し装置14に上述の
如くに接続されているガイドシュート15、固定シュー
ト16の前面から荷移載装置18に渡って設定されてい
る、集荷経路(物品搬送経路)に沿って設置されてい
る。
【0034】荷受コンベヤ17は、集荷経路に沿って循
環移動可能とされる無端周回状支持部材(チェーン等)
61を有し、支持部材61の搬送方向に沿う多数位置の
それぞれに可撓性荷受部材(ベルト等)62を設けてい
る。各荷受部材62は、搬送方向に沿う前後の被支持点
63A、63Bを支持部材61に一定の間隔で設けられ
ているスラット64にピンジョイントにて支持され、可
撓U字状に吊下げられ、U字状荷受部62Aを形成可能
としている。このとき、可撓性荷受部材62は、固定シ
ュート16の前面におけるU字状荷受部62Aの荷受幅
(開口幅)WAを固定シュート16と同一幅(各物品切
り出し装置14の間口幅)以上となるように設定してい
る。即ち、荷受コンベヤ17は、荷受部62Aを各切り
出し装置14の間口に1つづつ対向するように設けてい
る。
【0035】尚、各荷受部材62は支持部材61の全周
長さに渡る長さをもつ一枚もののベルト材料にて連続形
成され、各 1個のU字状荷受部62A毎に定められた前
後の被支持点63A、63Bをスラット64にビス止め
するものであっても良い。
【0036】荷受コンベヤ17は、支持部材61が巻き
回される駆動車65を駆動するモータ66により駆動さ
れる。即ち、ピッキング制御装置の制御により、物品切
り出し装置14からの物品切り出しタイミングに応じて
支持部材61を間欠駆動し、各U字状荷受部62Aの荷
受幅づつ荷受部材62をピッチ送りし、各荷受部62A
を順次各固定シュート16の前面に位置づける。即ち、
荷受コンベヤ17は、各荷受部62Aを各切り出し装置
14の間口に同時に位置づけるように間欠送りする。こ
れにより、コンベヤ装置17は、各物品切り出し装置1
4から切出された物品を各固定シュート16から順次各
荷受部62Aに集荷しながら循環移動するものとなる。
こうして、荷受コンベヤ17の各荷受部62Aは、複数
品種の物品を集荷するものとなる。
【0037】このとき、各物品切り出し装置14から切
出された物品は、位置の重力エネルギによりガイドシュ
ート15、固定シュート16を荷受コンベヤ17の側方
上部からその搬送方向に直交する方向に滑落する。そし
て、荷受コンベヤ17にあっては、固定シュート16か
らの物品投入位置において、荷受部材62の反固定シュ
ート側の側面を閉鎖部材17Aによって閉鎖されてい
る。閉鎖部材17Aは、本実施例ではコンベヤ17の架
台17Bに設けられている。但し、閉鎖部材17Aは支
持部材61もしくは荷受部材62に設けられても良い。
【0038】また、閉鎖部材17Aは少なくとも固定シ
ュート16からの物品投入位置で、物品が衝突する部分
をゴム等の衝撃吸収材料にて構成するのが良い。
【0039】これにより、各物品切り出し装置14から
切出されガイドシュート15、固定シュート16を滑落
して荷受部材62に供給される物品は、閉鎖部材17A
に衝突して勢いを止められた後、荷受部材62の撓み変
形によって更に衝撃吸収され、U字状荷受部62Aに貯
留せしめられる。U字状荷受部62Aに貯留せしめられ
る集荷物品は、荷受部材62の撓み変形により、それら
の長手方向を荷受部材62の搬送直角方向に整えられて
保持され、荷受部材62内に並列状に整列せしめられた
集荷状態を維持する。
【0040】また、ピッキング制御装置は荷受コンベヤ
17の各荷受部材62への集荷物品の品種、数量をU字
状荷受部62Aの収納量に応じて予め計画し、コンベヤ
17を上述の如くに順次各固定シュート16の前面に位
置づけながら、各固定シュート16から荷受部材62へ
の集荷を繰り返し、集荷計画を達成した後、物品排出位
置へと向かう。
【0041】尚、荷受コンベヤ17の各荷受部材62へ
の集荷計画は例えば下記(1) 〜(3)の如く実行される。
【0042】(1) 各商店A、B…からのオーダー(注
文)が表1のような場合、例えば荷受部材62の収容量
が 40L以下となるように、各荷受部材〜…に集荷す
る品種と数量を割り当てる。ここでは、更に 1個の荷受
部材に 2店以上のオーダーを混ぜない。また、同一品種
は 2つ以上の荷受部材に分けないようにして割り当て
る。
【0043】(2) 次に、コンベヤ17のピッチ送りに合
わせて、各物品切り出し装置14に切り出し数量データ
を送る。即ち、荷受部材が第1物品切り出し装置14
(第1間口)(a品種)の前面に到達したとき、第1物
品切り出し装置14に 6本という切り出し数量データを
送る。このとき、他の物品切り出し装置14の前面にも
切り出しを受けるべき他の荷受部材がある場合には、同
時に、それらに対応する切り出し数量データを送る。
【0044】(3) 切り出し数量データを受けた物品切り
出し装置14は指示通りの数量の物品を切り出す。
【0045】尚、切り出し数量データの転送は上述に限
らず、予め転送しておき、切り出しタイミングを指示す
るものとしても良い。
【0046】
【表1】
【0047】また、荷受コンベヤ17は全固定シュート
16の下流側に定めた物品排出位置(荷まとめ部)に、
荷受部材62の荷受部62AのU字形態を調整可能とす
るU字調整装置67を設けている。U字調整装置67
は、各荷受部材62の前後の被支持点63A、63Bの
間隔を調整する被支持点間隔調整装置68と、U字状荷
受部62Aを持ち上げる型嵌め装置69とを有してい
る。
【0048】被支持点間隔調整装置68は、第1支持部
材引上げ装置71と第2支持部材引上げ装置72を有し
て構成されている。第1支持部材引上げ装置71は、物
品排出位置直上に設置され、U字状荷受部62Aの前述
荷受幅より狭い間隔で並置されている前後の巻掛車73
A、73B間にある支持部材61を、シリンダ74によ
って昇降可能とされる昇降車列75によって通常搬送経
路上方の引上げ位置に引上げ、結果として物品排出位置
に位置づけられている荷受部材62の前後の被支持点6
3A、63Bの間隔を前述荷受幅より狭幅の荷出幅WB
に変更せしめる。このとき、第2支持部材引上げ装置7
2は、第1支持部材引上げ装置71の出側に設置されて
おり、上述巻掛車73A、73Bと同一間隔で並置され
ている前後の巻掛車76A、76B間にある支持部材6
1を、シリンダ77によって昇降可能とされる昇降車列
78によって引上げ位置から通常搬送経路に戻す。これ
により、引上げ位置にある第2支持部材引上げ装置72
によって保持していた支持部材61の余裕長さを第1支
持部材引上げ装置71による引上げ長さに変換せしめ、
支持部材61の周囲経路長にたるみを生ずることなく、
上述荷受部材62の前後の被支持点63A、63Bの間
隔変更を許容せしめる。
【0049】即ち、被支持点間隔調整装置68にあって
は、第1支持部材引上げ装置71を通常搬送経路に設定
し、第2支持部材引上げ装置72を引上げ位置に設定す
る物品搬送モード(図11(A)参照)で、荷受部材6
2を 1ピッチ送り、U字状荷受部62Aを物品排出位置
に位置づける。然る後、第1支持部材引上げ装置71を
引上げ位置に設定替えし、第2支持部材引上げ装置72
を通常搬送経路に設定替えする物品排出モード(図11
(B)参照)で、荷受部材62の前後の被支持点63
A、63Bの間隔を荷出幅WB とし、荷受部62AのU
字形態を排出先の取扱いに好適となる狭幅に調整可能と
するのである。
【0050】型嵌め装置69は、物品排出位置の直下に
設けられ、シリンダ79によって昇降可能とされる型嵌
め板79Aによって、上述の荷出幅WB に間隔調整され
る荷受部材62の下面を持ち上げ、荷受部62A内の物
品荷姿を排出先の取扱いに好適となる荷姿(コンテナ8
3の開口形態に適合する荷姿)に設定するのである(図
11(B)参照)。
【0051】尚、型嵌め装置69は、荷受部材62内の
物品排出レベルを荷受テーブル80の物品受入れレベル
と同一レベルに設定する。
【0052】(E) 荷移載装置(図12〜図14参照) 荷移載装置18は、荷受コンベヤ17に集荷した物品を
物品排出位置にて第1払い出し手段81により押し出し
て側方に位置する荷受テーブル80へ払い出し、荷受テ
ーブル80に払い出された物品を第2払い出し手段82
により押し出して側方に位置するコンテナ83に移し替
える。
【0053】このとき、各荷受部材62は、物品搬送経
路の少なくとも物品排出位置(U字調整装置67により
荷受部62AのU字形態を調整せしめられる位置)にて
両側面を開放される。
【0054】そして、荷受コンベヤ17の物品排出位置
と荷受テーブル80とコンテナ83への物品移し替え位
置とは一直線状に配置される。
【0055】コンテナ83への物品移し替え位置は、コ
ンテナ搬送ライン19の側傍に定められ、この位置には
荷受テーブル80に対応するコンテナ姿勢制御装置84
が設置される。コンテナ姿勢制御装置84は、シリンダ
85によりコンテナ搬送ライン19のローラーコンベヤ
下方からローラーコンベヤ間を通って上方へと傾動せし
められるコンテナ支持台86を有し、物品移し替え位置
に設定されるべきコンテナ83の開口部83Aを荷受テ
ーブル80に臨ませるようにコンテナ83を傾動せしめ
る。
【0056】第1払い出し手段81はシリンダ87によ
って駆動される払い出しプレート88を具備している。
第1払い出し手段81は、物品排出位置にて、各荷受部
材62の一側面開放口から荷受部62A内に払い出しプ
レート88を挿入し、荷受部62A内にて前述のU字調
整装置67により荷姿を調整済とされている物品を各荷
受部材62の他側面開放口から押し出し払い出し可能と
している。
【0057】第2払い出し手段82は荷受テーブル80
に設けてあるリニアガイド89に往復動可能に案内され
るようにリニアガイド89に吊下げ支持される払い出し
プレート90をシリンダ91により駆動可能としてい
る。シリンダ91と払い出しプレート90とは、シリン
ダ91の駆動ピン91Aを払い出しプレート90の上端
係合凹部90Aにピン係合することにて連結されてい
る。
【0058】このとき、第2払い出し手段82は、第1
払い出し手段81により払い出されてくる物品の先端が
払い出しプレート90に接触したことを検出する接触検
出器92を有している。接触検出器92は、図14に示
す如く、払い出しプレート90の両面にピン結合されて
いる物品の接触板93が物品の先端により押圧されて揺
動し、この物品接触板93がリミットスイッチ94をオ
ンすることにて、上述の物品検出信号を出力する。そし
て、第2払い出し手段82は、上記接触検出器92が第
2払い出し手段82への物品の先端接触検出信号を出力
したことを条件に、第1払い出し手段81に同期して自
らの移し替え動作を開始する。これにより、第2払い出
し手段82は、前面の物品接触板93により荷受テーブ
ル80上の物品をコンテナ83の開口部83Aに向けて
押し出すとともに、第1払い出し手段81によって荷受
コンベヤ17から荷受テーブル80に払い出されつつあ
る物品を第1払い出し手段81との同期動作によって該
第1払い出し手段81との間隔内に保持しつつ荷受コン
ベヤ17から払い出し可能とする。
【0059】尚、荷受テーブル80は、架台95上にて
ボール軸受96に支持されて 180度旋回自在であり、ロ
ータリアクチュエータ97により旋回駆動せしめられ
る。
【0060】従って、荷移載装置18は、以下の如く動
作する。 (a) 荷受コンベヤ17の荷受部材62に集荷された物品
が物品排出位置に到達する(図13(A)参照)。この
とき、U字調整装置67は荷受部62AのU字形態を調
整し、荷受部62A内の集荷物品の荷姿をコンテナ83
の開口部83Aに適合する荷姿に設定する。
【0061】(b) 第1払い出し手段81を荷受部材62
の一側面開放口からU字状荷受部62A内に挿入し、荷
受部62A内の集荷物品を荷受テーブル80の側に払い
出す(図13(B)参照)。
【0062】(c) 第2払い出し手段82に設けてある接
触検出器92が物品の先端の接触を検出すると、第2払
い出し手段82が第1払い出し手段81に同期して移し
替え動作を開始し、コンベヤ17から荷受テーブル80
に払い出される物品を第1払い出し手段81の払い出し
プレート88と第2払い出し手段82の払い出しプレー
ト90の間隔内に保持しつつ、第1払い出し手段81に
よって払い出す(図13(C)参照。このとき、第1払
い出し手段81の払い出しプレート88の移動速度V1
と第2払い出し手段82の払い出しプレート90の移動
速度V2 がV1≦V2 となるように、両シリンダ87、
91の作動流体供給量を絞り弁により設定しておく。
【0063】(d) 物品が荷受テーブル80に払い出され
た後、荷受テーブル80を180 度旋回する(図13
(D)参照)。
【0064】(e) 荷受コンベヤ17を駆動し、荷受部材
62をU字状荷受部62Aの荷受幅だけピッチ送りし、
物品排出位置に次の集荷物品を取り込む(図13(E)
参照)。このとき、U字調整装置67は上記(a) と同様
にして荷受部62AのU字形態を調整し、次の集荷物品
の荷姿もコンテナ83の開口部83Aに適合する荷姿に
設定する。
【0065】(f) 上記(b) 、(c) と同様に第1払い出し
手段81と第2払い出し手段82を駆動し、上記(d) で
荷受テーブル80に払い出し済の物品をコンテナ83内
に押し出して移し替え、同時に、上記(e) で物品排出位
置に取り込まれた次の物品を荷受コンベヤ17から荷受
テーブル80に払い出す(図13(F)参照)。
【0066】以後、上記(d) 〜(f) の繰り返しである。
尚、集荷物品が円柱状の如くであって、U字状荷受部6
2Aから荷受テーブル80への払い出し過程で荷姿の崩
れを生ずる虞れのない物品については、第1払い出し手
段81と第2払い出し手段82とを同期動作させて両払
い出し手段81、82の間隔内に物品を保持する如くを
要しない。
【0067】(F) コンテナ搬送ライン19(図1、図
2、図12参照) コンテナ搬送ライン19は荷受テーブル80からコンテ
ナ83への物品移し替え位置の側傍を通って設置され、
ローラーコンベヤにて構成されている。
【0068】コンテナ搬送ライン19は、バーコードリ
ーダ98を備えるとともに、コンテナ姿勢制御装置84
の前後2位置に設けられるストッパ99A、99Bを備
えている。
【0069】ピッキング制御装置は、コンテナ83に貼
付されているバーコードを読み取り、物品を供給すべき
コンテナ83か否かを判別する。物品を供給すべきコン
テナ83については、下流側のストッパ99Aによって
当該コンテナ83を止めるとともに、上流側のストッパ
99Bによって後続するコンテナ83も止め、コンテナ
姿勢制御装置84によりコンテナ83を傾動し、コンテ
ナ83の開口部83Aを荷受テーブル80に臨ませるよ
うに横向き配置せしめる。
【0070】然して、ピッキング装置10の具体的使用
手順について説明すれば、下記(1)〜(4) の如くである
(図3参照)。
【0071】(1) 物品切り出し装置14の動作 ピッキング制御装置が出力する物品の切り出し数量デ
ータを対応する物品切り出し装置14にて受信する。
【0072】各物品切り出し装置14において、所定
本数の物品を切り出す。切り出された物品は、ガイドシ
ュート15、固定シュート16を経て荷受コンベヤ17
の所定の荷受部材62に供給される。
【0073】(2) 荷受コンベヤ17の動作 荷受コンベヤ17は各荷受部材62を各物品切り出し
装置14の間口に同時に位置づけるように間欠送りさ
れ、各荷受部材62を複数の物品切り出し装置14の前
面に順次位置づけ、必要により当該物品切り出し装置1
4から上記(1) の如くに切り出される物品を各荷受部材
62に収容しつつ間欠移動せしめられ、複数品種の物品
を荷受部62Aに集荷して物品排出位置に向かう。
【0074】物品排出位置に到達した荷受部材62
は、U字調整装置67の被支持点間隔調整装置68、型
嵌め装置69によりU字状荷受部62AのU字形態を調
整され、荷受部62A内の荷姿を排出先であるコンテナ
83の開口部83Aに適合する一定の型にまとめる。
【0075】(3) 荷移載装置18の動作 荷受コンベヤ17の各荷受部材62に集荷した物品を
物品排出位置にて、第1払い出し手段81により押し出
して側方に位置する荷受テーブル80へ払い出し、荷受
テーブル80に払い出された物品を第2払い出し手段8
2により押し出して側方に位置するコンテナ83に移し
替える。
【0076】尚、第2払い出し手段82によって物品
を荷受テーブル80からコンテナ83に移し替えるに先
立ち、荷受テーブル80を旋回し、荷受テーブル80上
の物品の向きを180 度転換する。これにより、物品は底
部を下方にする状態で、コンテナ83内に供給され、物
品底部をコンテナ83の床面上に載置可能とする。
【0077】(4) コンテナ搬送ライン19の動作 コンテナ83のバーコードを読み取り、物品を投入す
べきコンテナ83を判別する。
【0078】物品を投入すべきコンテナ83をコンテ
ナ姿勢制御装置84により傾斜し、コンテナ83の開口
部83Aを荷受テーブル80に指向配置せしめる。
【0079】上記(3) にて、第2払い出し手段82が
押し出す物品をコンテナ83にて受入れる。
【0080】物品を供給されたコンテナ83をコンテ
ナ姿勢制御装置84によりコンテナ搬送ライン19に戻
す。
【0081】コンテナ83を次工程へと搬送する。
【0082】以下、本実施例の作用について説明する。 (1) コンベヤ17の荷受部材62が可撓性を有している
から、該荷受部材62に物品を投入するに際し、投入衝
撃力を荷受部材62の撓み変形により吸収でき、物品の
損傷、騒音の発生を低減できる。また、荷受部材62は
可撓性を有しているから、該荷受部材62が投入物品の
形状に適合するように撓み変形して物品を整然とした荷
姿(物品を長手方向にて並列上に整列させた集荷状態を
保持した荷姿)で保持でき、例えば複数の物品の長手方
向を互いに整列して整然と安定保持できる。
【0083】(2) 物品排出位置にて、第1払い出し手段
81は荷受部材62の一側面開放口からU字状荷受部6
2A内に挿入され、U字状荷受部62A内の物品を上記
の整然とした荷姿を維持したまま荷受部材62の他側
面開放口から押し出し、その開放口に臨んで待機してい
る荷受テーブル80へと移載する。
【0084】そして、第1払い出し手段81によって荷
受コンベヤ17から側方の荷受テーブル80に払い出さ
れる集荷物品は、同期動作せしめられる第1払い出し手
段81と第2払い出し手段82の間隔内に保持されつ
つ、該第1払い出し手段81により側方に押し出され
る。従って、第1払い出し手段81によるコンベヤ17
から荷受テーブル80への物品払い出し時に、集荷物品
は、損傷や損音の原因となる落下衝撃を伴うことがな
い。また、集荷物品は第1払い出し手段81と第2払い
出し手段82によって先後を挟まれる如くとなり、集荷
物品のコンベヤ17内で付与された荷姿を維持しつつ該
集荷物品を側方の荷受テーブル80へと移載するものと
なる。
【0085】(3) 荷姿を維持されて荷受テーブル80に
移載された上記集荷物品は、第2払い出し手段82によ
って荷受テーブル80から側方のコンテナ83へと押し
出され、移し替えられるものとなり、結果として、集荷
物品の損傷や騒音の原因となる落下衝撃を伴うことな
く、また、その荷姿をコンテナ83内にて可及的に整然
とすることができる。
【0086】(4) 第1払い出し手段81と第2払い出し
手段82の上記の同期動作は、第2払い出し手段82
に設けられている接触検出器92が、第2払い出し手段
82への物品の先端の接触を検出したことを条件に開始
せしめられるから、第1払い出し手段81と第2払い出
し手段82は確実に物品の先後を挟む状態で同期動作で
きるものとなる。
【0087】(5) 荷受コンベヤ17の荷受部材62は、
物品排出位置における物品の排出に先立ち、荷受部62
AのU字形態を変更せしめられる。従って、荷受部材6
2内での荷姿は、荷受部62AのU字状形態に倣う如く
の形態に調整され、結果として集荷物品は排出先での取
扱いに適合し得る荷姿を付与されて排出される。
【0088】(6) コンベヤ17の荷受部材62は支持部
材61に対する前後の被支持点間隔を変更せしめられる
ことにより、荷受部62AのU字状形態を変更せしめら
れる。即ち、前後の被支持点間隔を広げれば幅広で浅い
U字状荷受部62Aとなり、前後の被支持点間隔を狭め
れば幅狭で深いU字状荷受部62Aとなる。そして、荷
受部材62内での荷姿は、荷受部62AのU字状形態に
倣う如くの形態に調整せしめられるものとなる。
【0089】(7) 荷受コンベヤ17とコンテナ83との
間の荷受テーブル80を旋回可能とすることにより、コ
ンテナ83への物品の収容姿勢の天地を容易に制御でき
る。即ち、物品底部をコンテナ83床面上に載置せしめ
るように移し替えできる。
【0090】(8) ガイドシュート15は、切り出し装置
14から落下切り出された物品の落下方向を固定シュー
ト16の方向に滑らかに変えるようなカーブを持つ。従
って、切り出し装置14から落下切り出された物品は、
ガイドシュート15からスムースに固定シュート16に
導入され、固定シュート16にぶつかることがない。よ
って、物品は、傷つかず、また固定シュート16上での
向きがばらばらになりにくく下工程での集荷性を良とす
る。また、落下の速度が固定シュート16との衝突によ
って奪われることがなく、勢いを失わず、固定シュート
16途中で停止する如くがない。
【0091】このとき、ガイドシュート15が隣り合う
切出口境界部に対応してシュート長手方向に設けられる
仕切り壁15Aを備え、この仕切り壁15Aによって隣
り合う物品滑走路15Bを互いに区分されてなるものと
したから、切出口から切り出された物品の姿勢(向き)
をガイドシュート15上での滑走過程で一定の姿勢(向
き)に保つことができる。従って、扁平物品等の姿勢の
変わり易い物品についても、一定の姿勢を維持して固定
シュート16に導入することができる。
【0092】(9) ガイドシュート15の上端部が切り出
し装置14の各切出口を順次開口する開閉体49に固定
されるものとすることにより、ガイドシュート15は、
切り出し装置14の物品が切り出されようとする切出口
に順次配備され、物品の切り出しに備えることになる。
従って、切り出し装置14において、全ての切出口毎に
ガイドシュート15を個別配置する必要がなく、単一の
ガイドシュート15によりそれら切出口の全てに対応で
き、装置構成を簡素化できる。
【0093】(10)ガイドシュート15は、切り出し装置
14から落下切り出された物品の落下方向を固定シュー
ト16の方向に滑らかに変えるようなカーブを持つ。従
って、切り出し装置14から落下切り出された物品は、
ガイドシュート15からスムースに固定シュート16に
導入され、固定シュート16にぶつかることがない。よ
って、物品は、傷つかず、また固定シュート16上での
向きがばらばらになりにくく下工程での集荷性を良とす
る。また、落下の速度が固定シュート16との衝突によ
って奪われることがなく、勢いを失わず、固定シュート
16途中で停止する如くがない。
【0094】(11)ガイドシュート15の上端部が、切り
出し装置14の各切出口を順次開口する開閉体49に固
定されるものとすることにより、ガイドシュート15
は、切り出し装置14の物品が切り出されようとする切
出口に順次配備され、物品の切り出しに備えることにな
る。従って、切り出し装置14において、全ての切出口
毎にガイドシュート15を個別配置する必要がなく、単
一のガイドシュート15によりそれら切出口の全てに対
応でき、装置構成を簡素化できる。
【0095】(12)固定シュート16の上面が開閉体49
の開閉方向と平行に配置されてなることから、ガイドシ
ュート15が延在される開閉体49への固定点から固定
シュート16上面までの距離が常に一定となり、ガイド
シュート15の延在高さを一定にできる。従って、ガイ
ドシュート15を固形部材にて形成でき、製作容易とな
る。また、ガイドシュート15を固形部材にて形成した
場合には、ガイドシュート15が構成する物品の滑走路
15Bをほぼ剛構造とすることができ、物品の滑走状態
を安定化できる。
【0096】(13)ガイドシュート15の下端部が固定シ
ュート16の上面に平行に倣うように垂下されるものと
することにより、ガイドシュート15から排出される物
品は固定シュート16に滑走状態で、極めてスムースに
導入される。
【0097】(14)コンベヤ17が間欠送りされ、コンベ
ヤ17の各荷受部62Aが各切り出し装置14の間口に
同時に位置づけられ、各切り出し装置14は同時並列的
に対応する荷受部62Aに物品を切り出すものとなる
(図24)。従って、物品の切り出しタイミングの制御
を簡易にできる。
【0098】(15)コンベヤ17は間欠送りされ、全切り
出し装置14の各間口から必要個数の物品が切り出され
るのを待って、コンベヤ17の各荷受部62を切り出し
装置14の1間口分送るものとなる。従って、各切り出
し装置14からは必要なだけの物品を切り出しでき、切
り出し可能本数を多くできる(図24)。
【0099】(16)コンベヤ17の1つもしくは2つ以上
の荷受部62Aを1つのコンテナ83に対応するように
割当てるとき、コンベヤ17の荷受部62Aが可撓U字
状であって荷受容量大であり、1つの荷受部62Aが単
一の切り出し装置14の間口に対応する短尺とされるた
め、1コンテナ分のコンベヤ長を小さくできる。従っ
て、コンベヤ速度を一定としたとき、1コンテナ分の集
荷時間を短くでき、集荷速度を高速化できる(図2
4)。
【0100】以下、ピッキング装置10の各部の変形例
について説明する。 (1) 物品切り出し装置等の変形例(図15〜図18参
照) ピッキング装置110は、図15〜図16に示す如く、
前述の荷受コンベヤ17に対し、複数種類(例えば20種
類)の各物品に対応する複数組(例えば20組)のリザー
ブ装置113、切り出し装置114を装備したユニット
を1ユニットとして構築されている。
【0101】然るに、ピッキング装置110は、流動棚
115に対向する位置で、荷受コンベヤ17に直交する
方向に沿う階段状に、下段(手前)、中段(中間)、上
段(奥)の3段階をなす、 3組のリザーブ装置113、
切り出し装置114を多段配置しており、上段、中段の
各リザーブ装置113のそれぞれが中段、下段の各リザ
ーブ装置113の上方を前方、即ち流動棚115の側に
移動できるように構成してある。尚、下段のリザーブ装
置113も引き出せる。即ち、ピッキング装置110に
おいて、作業員は、流動棚115の各間口に格納されて
いる製品箱116内の物品を相対するリザーブ装置11
3に移し替えるとき、空になったリザーブ装置113を
原位置から流動棚115側に引き出し、流動棚115側
に位置させたリザーブ装置113へ上記物品を移し替え
た後、物品が移し替えられたリザーブ装置113を原位
置へ押し戻すこととなる。
【0102】尚、ピッキング装置110は、各リザーブ
装置113の正面に移し替え要求表示器117を備えて
おり、当該リザーブ装置113が空になったとき、当該
移し替え要求表示器117の点滅によりこれを作業員に
知らしめる。このとき、流動棚115の対応間口に設け
られている移し替え物品表示器118も点滅する。
【0103】そして、ピッキング装置110は、前述の
如く、リザーブ装置113の下方に切り出し装置114
を配置しており、リザーブ装置113に移し替えられた
物品の全てを、該リザーブ装置113のシャッタ装置1
19を開動作して下方の切り出し装置114に移し替え
た後、該切り出し装置114のシャッタ装置121を開
動作し、該切り出し装置114から任意個数の上記物品
を荷受コンベヤ17の側へ切り出すことができる。
【0104】このとき、ピッキング装置110にあって
は、リザーブ装置113、切り出し装置114のそれぞ
れにおいて、リザーブタンク122、切り出し箱123
のそれぞれに差込まれる仕切り124、125によって
区画される複数個の物品収納部126、127を設けて
おり、流動棚115の各間口に格納されている各製品箱
116にランダム又は所定の配列で収納されている物品
を、作業員の手作業によりリザーブ装置113の各物品
収納部126に移し替え、該リザーブ装置113に移し
替えられた物品を前述のシャッタ装置119の閉制御に
より切り出し装置114の各物品収納部127ヘ移し替
え、ひいてはこの切り出し装置114に移し替えられた
物品を前述のシャッタ装置121の開制御により該物品
収納部127単位で切り出すこととなる。尚、シャッタ
装置119、シャッタ装置121はピッキング装置11
0が備えるピッキング制御装置(不図示)により制御せ
しめられる。
【0105】そして、ピッキング装置110は、1ユニ
ットを構成する複数個(例えば20個)の切り出し装置1
14から上述の如くに切り出される物品をガイドシュー
ト171、傾斜シュート133を介して荷受コンベヤ1
7に投入せしめるのである。
【0106】リザーブ装置113、切り出し装置11
4、傾斜シュート133、ガイドシュート171につい
て更に詳述すれば、以下の如くである。
【0107】リザーブ装置113にあっては、リザーブ
タンク122内に差込まれる仕切り124によって、n
行、k列の如くの行列状に区画される複数の物品収納部
126を備える。このとき、リザーブタンク122は図
17に示した切り出し箱123におけると同様に、多数
の仕切り差込スリットを有しており、切り出し対象とな
る物品のサイズが異なるとき、同一のリザーブタンク1
22における仕切り124の差込位置を変更することに
より、リザーブタンク122内に区画される物品収納部
126の配列パターンを図17に示した切り出し箱12
3におけると同様に、変更可能とする。
【0108】また、リザーブ装置113にあっては、リ
ザーブタンク122に形成した物品収納部126の底面
を、前述のシャッタ装置119により開閉可能としてい
る。このとき、シャッタ装置119は、図16に示す如
く、モータ141によって駆動される左右一対の大歯車
142、及び 3組のそれぞれ左右一対をなす無駆動の小
歯車143を、リザーブタンク122の左右両側板内面
に配置し、これらの歯車142、143に巻き回される
左右一対の無端周回状チェーン144の一部に多数のス
ラットを連続的に担持せしめ、これによって開閉体14
5を構成することとしている。即ち、シャッタ装置11
9は、前述の如くのピッキング制御装置の制御によりモ
ータ141が駆動されると、開閉体145が行方向(図
17参照)に移動せしめられ、リザーブタンク122内
の全物品収納部126を一気に開制御可能とし、結果と
してリザーブタンク122内の全物品を下方の切り出し
装置114に移し替え可能とするのである。
【0109】切り出し装置114にあっては、切り出し
箱123内に差込まれる仕切り125によって、上方の
リザーブ装置113に形成される物品収納部126と対
応する、n行、k列の如くの行列状をなす複数の物品収
納部127を備える。このとき、切り出し箱123は、
図17に示す如く、多数の仕切り差込スリット150を
有しており、切り出し対象となる物品のサイズが異なる
とき、同一の切り出し箱123における仕切り125の
差込位置を変更することにより、切り出し箱123内に
区画される物品収納部127の配列パターンを変更可能
とする。
【0110】更に、切り出し装置114にあっては、切
り出し箱123に形成した物品収納部127の底面切出
口を、前述のシャッタ装置121により開閉可能として
いる。このとき、シャッタ装置121は、図16に示す
如く、モータ151によって駆動される左右一対の大歯
車152、及び 3組のそれぞれ左右一対をなす無駆動の
小歯車153を、切り出し箱123の左右両側板内面に
配置し、これらの歯車152、153に巻き回される左
右一対の無端周回状チェーン154に大開閉体155と
複数の小開閉体156とを具備せしめることとしてい
る。
【0111】大開閉体155は、チェーン154の一部
に多数のスラットを連続的に担持せしめることにて構成
される。即ち、シャッタ装置121は、前述の如くのピ
ッキング制御装置の制御によりモータ151が駆動され
ると、大開閉体155が行方向(図17参照)に移動せ
しめられ、各物品収納部127の底面切出口を1行単位
で同時に開制御可能とする。
【0112】また、各小開閉体156は、図16(B)
に示す如く、大開閉体155の先端に配設されるよう
に、チェーン154の先端部に設けた支持具157に互
いに並列的に支持され、各物品収納部127の底面に略
平行をなす支軸158回りに回動して該底面を開閉可能
とする。そして、チェーン154の先端側に設けた支持
具159に支持された押し棒ガイド161には、各小開
閉体156のそれぞれに対応する押し棒162、及び開
閉シリンダ装置163が支持される。164はブラケッ
トである。押し棒162は小開閉体156の下面に衝合
し、押し棒ガイド161にガイドされる状態で該下面に
対して進退する。また、開閉シリンダ装置163は押し
棒162を駆動し、該押し棒162によって小開閉体1
56を押し上げることにより、物品収納部127の底面
を閉動作せしめる。尚、小開閉体156は開閉シリンダ
装置163が押し棒162を引き戻すとき、自重により
回転して物品収納部127の底面を開く。これにより、
小開閉体156は対応する物品収納部127の底面切出
口を各個独立的に開閉可能とする。
【0113】尚、小開閉体156は、切り出し箱123
内に差込まれる仕切り125の最小間隔に対応するサイ
ズのものが採用され、当該サイズの複数の小開閉体15
6を並列的に設ける。そして、仕切り125の間隔が広
いときには、複数の小開閉体156がその幅に合わせて
同時に開くように制御される。
【0114】傾斜シュート133は、図15に示す如
く、多段切り出し装置群を構成する上段、中段、下段の
全切り出し装置114の下方にて、それら各切り出し装
置114が互いになす下り勾配に、略平行に沿うように
傾斜配置される。
【0115】即ち、傾斜シュート133の上端は上段切
り出し装置114の切出口直下に配置され、傾斜シュー
ト133の下端は下段切り出し装置114の切出口直下
より突出して荷受コンベヤ17に臨むように配置されて
いる。そして、傾斜シュート133の上端〜下端の全体
が上述の如くに傾斜配置されているのである。
【0116】尚、傾斜シュート133の幅方向(傾斜方
向に直交する方向)において切り出し装置114の開口
幅に対応する両外側端部とその中央部には、立上り壁1
33Aが設けられる。この立上り壁133Aは、下段、
中段のガイドシュートを支持するガイドシュート下端位
置規制手段として機能するとともに、物品の移送方向を
規制する機能をも果たす。立上り壁133Aは、傾斜シ
ュート133の上端〜下端の全長に渡って連続設置され
る。このとき、立上り壁133Aは、切り出し装置11
4の隣り合う切り出し口境界部に対応して傾斜シュート
133の奥の端〜先端の全長に渡って連続、もしくは断
続設置され、隣り合う物品滑走路133Bを互いに区分
するものであっても良い。
【0117】ガイドシュート171は、図15、図18
に示される如く、切り出し装置114の切出口縁部から
傾斜シュート133の上面側にまで延在され、切り出し
装置114の切出口から落下切り出される物品をスムー
スに傾斜シュート133に導入せしめる。ガイドシュー
ト171は、矩形状の弾性体にて構成される。
【0118】ここで、ガイドシュート171の上端部
は、切り出し装置114のシャッタ装置121を構成し
ている大開閉体155と一体のブラケット164に固定
されている。これにより、ガイドシュート171は、大
開閉体155の先端に配設される小開閉体156の開動
作によって物品が切り出されることとなる切り出し装置
114の切出口縁部に常に位置するように自動設定され
ることとなる。
【0119】また、ガイドシュート171の下端部は、
傾斜シュート133の上面に平行に倣うように垂下され
る。尚、上段の切り出し装置114に対応するガイドシ
ュート171は傾斜シュート133の立上り壁133A
回りに差し込まれるスリットを備えており、該ガイドシ
ュート171の下端部は傾斜シュート133の上面に摺
接する状態で、該傾斜シュート133の上面に平行に倣
う。また、中段、下段の切り出し装置114に対応する
ガイドシュート171の下端部は傾斜シュート133の
立上り壁133A上縁部に摺接する状態で、該傾斜シュ
ート133の上面に平行に倣う。
【0120】尚、ピッキング装置110において、傾斜
シュート133は、図15に2点鎖線で示す水平固定シ
ュート133Cに代えることもできる。
【0121】(2) U字調整装置の変形例(図19参照) U字調整装置180は、荷受コンベヤ17の各荷受部材
62の前後の被支持点63A、63Bの間隔を調整する
被支持点間隔調整装置181と、U字状荷受部62Aを
持ち上げる型嵌め装置182とを有している。
【0122】被支持点間隔調整装置181は、荷受コン
ベヤ17の架台17Bに枢着されているスイングレバー
183の両端部に第1引上げ車184Aと第2引上げ車
の184Bとを枢着するとともに、このスイングレバー
183をシリンダ185によって揺動可能としている。
尚、シリンダ185には、2本のリンク186A、18
6Bが連結され、一方のリンク186Aはスイングレバ
ー183に連結され、他方のリンク186Bは架台17
Bに連結されている。そして、第1引上げ車184Aは
物品排出位置直上に設定され、U字状荷受部62Aの前
述荷受幅より狭い間隔で並置されている前後の巻掛車7
3A、73B間にある支持部材61を、シリンダ185
の収縮動作によって通常搬送経路上方の引上げ位置に引
上げ、結果として物品排出位置に位置づけられている荷
受部材62の前後の被支持点63A、63Bの間隔を前
述荷受幅より狭幅の荷出幅WB に変更せしめる。このと
き、第2引上げ車184Bは、第1引上げ車184Aの
出側に設定されており、上述巻掛車73A、73Bと同
一間隔で並置されている前後の巻掛車76A、76B間
にある支持部材61を引上げ位置から通常搬送経路に戻
す。これにより、引上げ位置にある第2引上げ車184
Bによって保持していた支持部材61の余裕長さを第1
引上げ車184Aによる引上げ長さに変換せしめ、支持
部材61の周囲経路長にたるみを生ずることなく、上述
荷受部材62の前後の被支持点63A、63Bの間隔変
更を許容せしめる。
【0123】型嵌め装置182は物品排出位置の直下に
設けられ、架台17Bに固定したスライドレール189
にリンク190Aの一端をピン結合するとともに、リン
ク190Bの一端を型嵌め板188の下面にピン結合
し、両リンク190A、190BをX字状に交差し、リ
ンク190Aの他端をスライドレール189にスライド
自在、リンク190Bの他端を型嵌め板188下面にス
ライド自在とし、リンク190Aと型嵌め板188との
間にシリンダ187を介在せしめたものである。これに
より、型嵌め装置182にあっては、シリンダ187に
よって昇降可能とされる型嵌め板188により、上述の
荷出幅WB に間隔調整される荷受部材62の下面を持ち
上げ、U字状荷受部62A内の物品荷姿を排出先の取扱
いに好適となる荷姿(コンテナ83の開口形態に適合す
る荷姿)に設定するのである。
【0124】(3) U字調整装置の変形例(図20参照) U字調整装置190は、荷受コンベヤ17の各荷受部材
62の前後の被支持点63A、63Bの間隔を調整する
被支持点間隔調整装置については前述の装置68(図1
0参照)、或いは装置181(図19参照)を用い、型
嵌め装置191を変形したものである。
【0125】型嵌め装置191は、物品排出位置の直下
に設けられ、ガイド192上を荷受コンベヤ17の搬送
方向に移動できる移動子193を備え、この移動子19
3の両端部のそれぞれに前後のL字アーム194A、1
94Bを枢着したものである。
【0126】被支持点間隔調整装置によって荷受部材6
2の前後の被支持点63A、63Bの間隔が荷受幅WA
から荷出幅WB に調整された後(図20(A)、
(B))、移動子193を図において左行させると、前
方L字アーム194Aがガイド192に沿って立ち上
り、U字状荷受部62Aは後方寄りに移行せしめられ
る。これにより、荷受部62AのU字形態の幅が例えば
上記荷出幅WB の左半分等に減縮され、適宜の荷姿を形
成できる。もし、移動子193を図において右行させれ
ば、後方L字アーム194Bがガイド192に沿って立
ち上り、U字状荷受部62Aは前方寄りに移行せしめら
れる。これにより、荷受部62AのU字形態の幅が例え
ば上記荷出幅WB の右半分等に減縮され、適宜の荷姿が
形成できる。
【0127】この場合、前述の第1払い出し手段81
は、物品排出位置の左半部用の払い出し手段81と、右
半部用の払い出し手段81とを具備するものであっても
良い。
【0128】(4) 荷移載装置の変形例(図21参照) 荷受テーブル195は、架台95上に設けたガイドテー
ブル196上にロール軸受196Aに支持されて180 度
旋回(往復動)自在であり、ロータリーアクチュエータ
196Bにより旋回駆動せしめられる。そして、荷受テ
ーブル195は相対する両端部にスイングプレート19
5A、195Bをヒンジ結合されるとともに、両スイン
グプレート195A、195Bのそれぞれに設けた車輪
195C、195Dをガイドテーブル196のガイド面
197A、197Bに走行自在に支持している。ガイド
面197Aは物品排出位置に臨む水平状、ガイド面19
7Bはコンテナ83への物品移し替え位置に臨む下向き
傾斜状である。
【0129】スイングプレート195A、195Bは、
荷受コンベヤ17の物品排出位置に臨む水平状ガイド面
197Aに支持されるとき、荷受テーブル195と同一
水平面レベル(U字調整装置67の型嵌め装置69等に
て支えられている荷受コンベヤ17の物品排出レベル)
に設定される。
【0130】他方、スイングプレート195A、195
Bは、コンテナ83への物品移し替え位置に臨む傾斜状
ガイド面197Bに支持されるとき、コンテナ83の開
口部83A下縁に連なる傾斜内壁面83Bに続く傾斜面
状に設定される。これにより、物品は荷受テーブル19
5から傾斜面状に設定されたスイングプレート195
A、195Bを経てコンテナ83の内壁面83Bに滑り
込み、コンテナ83への物品投入がスムースになる。
【0131】尚、図21において、198は第2払い出
し手段を構成する払い出しプレート、199はリニアガ
イド内蔵のロッドレスシリンダであり、払い出しプレー
ト198はシリンダ199の移動子199Aに固定的に
連結されている。また、払い出しプレート198の前後
両面には、物品接触検出器を構成する圧力スイッチ19
8A、198Bが配設されている。
【0132】(5) 荷受テーブル撤去の変形例(図22参
照) 図22は荷受コンベヤ17の物品排出位置と、コンテナ
83への物品移し替え位置との間に荷受テーブルを設け
ない例である。コンベヤ17の荷受部材62からコンテ
ナ83へ移し替えられる集荷物品の天地を転換する必要
のない物品の取り扱い時には、荷受テーブルに物品を受
け入れて180 度旋回させる必要がなく、結果として荷受
テーブルを撤去できるのである。
【0133】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、物品の集
荷に際し、物品の切り出しタイミングの制御を簡易と
し、切り出し装置からの切り出し可能本数を多くでき、
かつ集荷速度を高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はピッキング装置の全体を示す模式図であ
る。
【図2】図2はピッキング装置の要部を示す模式図であ
る。
【図3】図3はピッキング装置の集荷工程を示す流れ図
である。
【図4】図4は物品切り出し装置からの物品切り出し状
態を示す模式図である。
【図5】図5は物品取り出し装置の要部を示す模式図で
ある。
【図6】図6は物品切り出し装置の要部を示す模式図で
ある。
【図7】図7は物品取り出し装置の平面視を示す模式図
である。
【図8】図8は物品切り出し装置の平面視を示す模式図
である。
【図9】図9はシュートから荷受コンベヤへの物品供給
状態を示す模式図である。
【図10】図10は荷受コンベヤに設けた荷受部材の被
支持点間隔調整装置を示す模式図である。
【図11】図11は被支持点間隔調整装置の作動を示す
模式図である。
【図12】図12は荷移載装置を示す模式図である。
【図13】図13は荷移載装置の動作を示す模式図であ
る。
【図14】図14は物品接触検出器を示す模式図であ
る。
【図15】図15はピッキング装置の変形例を示す模式
図である。
【図16】図16は物品切り出し装置の変形例を示す模
式図である。
【図17】図17は物品切り出し装置の変形例の平面視
を示す模式図である。
【図18】図18はガイドシュートの変形例を示す模式
図である。
【図19】図19は荷受コンベヤに設けた荷受部材の被
支持点間隔調整装置の変形例を示す模式図である。
【図20】図20はU字調整装置の変形例を示す模式図
である。
【図21】図21は荷移載装置の変形例を示す模式図で
ある。
【図22】図22は荷移載装置の変形例を示す模式図で
ある。
【図23】図23は従来装置の概念を示す模式図であ
る。
【図24】図24は本発明装置の概念を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
14 物品切り出し装置 17 コンベヤ 62A 荷受部67 U字調整装置(物品移し替え調整装置) 83 コンテナ(物品収納容器)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一品種の物品を収納するとともに、任
    意個数の当該物品を切り出し可能とする切り出し装置を
    用い、 物品の品種毎に用意した複数の切り出し装置をコンベヤ
    の集荷経路に沿って配置し、 各切り出し装置から切り出される物品をコンベヤが備え
    る荷受部に集荷し、 コンベヤの荷受部に集荷した物品を物品排出位置にて物
    品収納容器に移し替える 物品の集荷方法において、 コンベヤとして、可撓U字状をなす荷受部が各切り出し
    装置の間口に1つづつ対向するように備えられたものを
    用い、 コンベヤの各荷受部を各切り出し装置の間口に同時に位
    置づけるようにコンベヤを間欠的に送ることにて各荷受
    部を各切り出し装置の間口に順次位置づけ、 各切り出し装置から切り出される物品を順次各荷受部の
    それぞれに集荷することにて複数品種の物品を当該荷受
    部に集荷し、 コンベヤの荷受部の可撓形態を物品排出位置にて調整す
    ることにより該荷受部内の集荷物品を物品収納容器に適
    合する荷姿に設定し、該集荷物品を該物品収容容器に移
    し替える ことを特徴とする物品の集荷方法。
  2. 【請求項2】 単一品種の物品を収納するとともに、任
    意個数の当該物品を切り出し可能とする切り出し装置を
    備え、物品の品種毎に用意した複数の切り出し装置をコ
    ンベヤの集荷経路に沿って配置し、各切り出し装置から
    切り出される物品をコンベヤが備える荷受部に集荷する
    ように切り出し装置とコンベヤとを制御する制御装置を
    するとともに、コンベヤの荷受部に集荷した物品を物
    品排出位置にて物品収納容器に移し替える物品移し替え
    調整装置を有してなる物品の集荷装置において、 コンベヤは可撓U字状をなす荷受部を各切り出し装置の
    間口に1つづつ対向するように備え、 制御装置はコンベヤの各荷受部を各切り出し装置の間口
    に同時に位置づけるようにコンベヤを間欠的に送ること
    にて各荷受部を各切り出し装置の間口に順次位置づけ、
    各切り出し装置から切り出される物品を順次各荷受部の
    それぞれに集荷せしめることにて複数品種の物品を当該
    荷受部に集荷せしめ 物品移し替え調整装置はコンベヤの荷受部の可撓形態を
    物品排出位置にて調整することにより該荷受部内の集荷
    物品を物品収納容器に適合する荷姿に設定して該集荷物
    品を該物品収納容器に移し替え可能としてなる ことを特
    徴とする物品の集荷装置。
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