JP2557661B2 - 管体内の付着物除去方法および装置 - Google Patents
管体内の付着物除去方法および装置Info
- Publication number
- JP2557661B2 JP2557661B2 JP62240638A JP24063887A JP2557661B2 JP 2557661 B2 JP2557661 B2 JP 2557661B2 JP 62240638 A JP62240638 A JP 62240638A JP 24063887 A JP24063887 A JP 24063887A JP 2557661 B2 JP2557661 B2 JP 2557661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- respect
- jetting
- jet
- deposits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、管体の内壁における付着物あるいは凝固
物などの除去方法および装置に関するものであり、一層
詳細には、下水道管内の付着物などを除去する際に好適
に使用される方法および装置に関するものである。
物などの除去方法および装置に関するものであり、一層
詳細には、下水道管内の付着物などを除去する際に好適
に使用される方法および装置に関するものである。
従来より、生活排水が通過する下水道管などの内部に
おける付着物を除去する手段としては、例えば、高圧流
体の噴射手段を管体内に配置し、次に高圧流体の噴射角
が管体内面に対して鋭角となるように噴射させるととも
にこの噴射流体を回転させて管体内面の付着物を剥離除
去し、さらに噴射手段を管状体の軸方向に沿って順次移
動させるようにした方法および装置（特開昭61−125478
号公報）、また、下水道ではないがダクト内の塵埃を噴
射空気によって剥離除去したのち、このダクト内の塵埃
を吸引して回収するようにした方法（特開昭59−49885
号公報）などが提案され、需要者の便宜に供されてい
る。
おける付着物を除去する手段としては、例えば、高圧流
体の噴射手段を管体内に配置し、次に高圧流体の噴射角
が管体内面に対して鋭角となるように噴射させるととも
にこの噴射流体を回転させて管体内面の付着物を剥離除
去し、さらに噴射手段を管状体の軸方向に沿って順次移
動させるようにした方法および装置（特開昭61−125478
号公報）、また、下水道ではないがダクト内の塵埃を噴
射空気によって剥離除去したのち、このダクト内の塵埃
を吸引して回収するようにした方法（特開昭59−49885
号公報）などが提案され、需要者の便宜に供されてい
る。
しかるに、下水道管内を通過する生活排水中には、近
時、油脂分の含有量が多くなってきていることから管内
壁に凝固しやすくしかも加速度的に付着するため、前述
のような方法では完全に除去することができなくなって
きており、しかも、例えば、口経40cm程度の下水道管の
場合などはこの下水道管と各家庭とを接続する枝管の接
続部分等が付着物によって閉塞してしまうことがあるな
どの問題点を有していた。
時、油脂分の含有量が多くなってきていることから管内
壁に凝固しやすくしかも加速度的に付着するため、前述
のような方法では完全に除去することができなくなって
きており、しかも、例えば、口経40cm程度の下水道管の
場合などはこの下水道管と各家庭とを接続する枝管の接
続部分等が付着物によって閉塞してしまうことがあるな
どの問題点を有していた。
そこで、この発明では、遠隔操作などが可能な高圧流
体の噴射手段を管体内に配置し、次に高圧流体の噴射角
が管体内面に対して鋭角となるように噴射させるととも
にこの噴射流体を回転させて管体内面の付着物を剥離除
去し、剥離除去されたこの付着物を吸引手段で回収して
管体外部に排除し、さらに噴射手段を管状体の軸方向に
沿って順次移動させて管体内の付着物を除去するように
した従来方法において、噴射流体として複数対の噴射流
体を使用し、これらの噴射流体を管体内面に対して夫々
異なる角度に噴射させることにより、付着物の剥離ない
し除去を確実に行なえるようにしたものである。
体の噴射手段を管体内に配置し、次に高圧流体の噴射角
が管体内面に対して鋭角となるように噴射させるととも
にこの噴射流体を回転させて管体内面の付着物を剥離除
去し、剥離除去されたこの付着物を吸引手段で回収して
管体外部に排除し、さらに噴射手段を管状体の軸方向に
沿って順次移動させて管体内の付着物を除去するように
した従来方法において、噴射流体として複数対の噴射流
体を使用し、これらの噴射流体を管体内面に対して夫々
異なる角度に噴射させることにより、付着物の剥離ない
し除去を確実に行なえるようにしたものである。
また、この場合、噴射手段の回転軸を管体の中心軸に
対して偏倚させて使用すれば剥離ないし除去作業の効率
をさらに向上させることができる。
対して偏倚させて使用すれば剥離ないし除去作業の効率
をさらに向上させることができる。
一方、この方法を実施する装置としては、旋回噴射ノ
ズル装置を備える高圧流体噴射機構を搭載した走行装置
を管体の内部に移動自在に配置し、旋回噴射ノズル装置
における噴射流体の噴射角を管体内面に対して鋭角に設
定し、走行装置の前部に吸引回収装置を付設するととも
にこの回収装置を管体外部に設置した分離装置に接続し
てなる管体内の付着物除去装置において、旋回噴射ノズ
ル装置は複数対の噴射口を備え、これらの噴射口から噴
射される噴射流体が管体内面に対して夫々異なる角度で
しかも周方向に対して各対毎に対称的にかつ所定角度偏
倚するように構成するのが好ましい。
ズル装置を備える高圧流体噴射機構を搭載した走行装置
を管体の内部に移動自在に配置し、旋回噴射ノズル装置
における噴射流体の噴射角を管体内面に対して鋭角に設
定し、走行装置の前部に吸引回収装置を付設するととも
にこの回収装置を管体外部に設置した分離装置に接続し
てなる管体内の付着物除去装置において、旋回噴射ノズ
ル装置は複数対の噴射口を備え、これらの噴射口から噴
射される噴射流体が管体内面に対して夫々異なる角度で
しかも周方向に対して各対毎に対称的にかつ所定角度偏
倚するように構成するのが好ましい。
また、この場合、旋回噴射ノズル装置の旋回軸を管体
の中心軸に対して偏倚させ得るよう構成すれば、付着物
の除去を極めて効率よく行うことが可能となるものであ
る。
の中心軸に対して偏倚させ得るよう構成すれば、付着物
の除去を極めて効率よく行うことが可能となるものであ
る。
次に、本発明に係る管体内の付着物除去方法を装置と
の関係、例えば、下水道管内の付着物除去装置との関係
において添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
の関係、例えば、下水道管内の付着物除去装置との関係
において添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第１図および第２図において、本発明に係る下水道管
内の付着物除去装置は、下水道管10内に移動自在に配設
した走行装置12と、この走行装置12上に搭載配置したウ
ォータージェット噴射機構14と、外部の高圧水発生装置
16から供給管18を介して前記ウォータージェット噴射機
構14に供給される高圧水を旋回しながら噴射する旋回ノ
ズル装置20と、走行装置12の前部に付設した除去付着物
の吸引装置22と、下水道管10の外部に設置され前記吸引
装置22と排出管23を介して接続される回収分離装置24と
を備えており、前記旋回ノズル装置20は駆動機構26の操
作により上下あるいは左右に移動して下水道管10の中心
軸に対して適宜偏倚した位置に設定できるように構成さ
れている。なお、この場合、ウォータージェット噴射機
構14あるいは走行装置12自体を下水道管10の軸線に対し
て適宜移動し得るように構成することもできることは勿
論である。
内の付着物除去装置は、下水道管10内に移動自在に配設
した走行装置12と、この走行装置12上に搭載配置したウ
ォータージェット噴射機構14と、外部の高圧水発生装置
16から供給管18を介して前記ウォータージェット噴射機
構14に供給される高圧水を旋回しながら噴射する旋回ノ
ズル装置20と、走行装置12の前部に付設した除去付着物
の吸引装置22と、下水道管10の外部に設置され前記吸引
装置22と排出管23を介して接続される回収分離装置24と
を備えており、前記旋回ノズル装置20は駆動機構26の操
作により上下あるいは左右に移動して下水道管10の中心
軸に対して適宜偏倚した位置に設定できるように構成さ
れている。なお、この場合、ウォータージェット噴射機
構14あるいは走行装置12自体を下水道管10の軸線に対し
て適宜移動し得るように構成することもできることは勿
論である。
また、旋回ノズル装置20は、第３図および第４図に示
すように、ウォータージェット噴射機構14に取着した装
置本体20aに対して回転自在に装着される旋回ヘッド28
を有し、この旋回ヘッド28に前記装置本体20aにおける
高圧水供給路30の軸線Ａに対して夫々60度および90度の
角度に偏倚させた二対の噴射水路32、32、34、34を各対
毎に対向させて穿設し、これらの噴射水路32、32、34、
34の先端部に装着した各噴射ノズル36の高圧水噴射方向
Ｂを周方向に対して対称的に、例えば、２度偏倚するよ
うに構成する。なお、この高圧水噴射方向Ｂを周方向に
対称的に偏倚させる手段としては、第４図に示すよう
に、各噴射ノズル36の取付面38を38a、38b、38c、38dの
ごとく４分割し、夫々対向する面部分38aと38c、38bと3
8dを対称的に２度傾斜させるとともにこれらの面部分38
a、38b、38c、38dと噴射ノズル36の噴射軸Ｃとを直交さ
せることにより構成する。
すように、ウォータージェット噴射機構14に取着した装
置本体20aに対して回転自在に装着される旋回ヘッド28
を有し、この旋回ヘッド28に前記装置本体20aにおける
高圧水供給路30の軸線Ａに対して夫々60度および90度の
角度に偏倚させた二対の噴射水路32、32、34、34を各対
毎に対向させて穿設し、これらの噴射水路32、32、34、
34の先端部に装着した各噴射ノズル36の高圧水噴射方向
Ｂを周方向に対して対称的に、例えば、２度偏倚するよ
うに構成する。なお、この高圧水噴射方向Ｂを周方向に
対称的に偏倚させる手段としては、第４図に示すよう
に、各噴射ノズル36の取付面38を38a、38b、38c、38dの
ごとく４分割し、夫々対向する面部分38aと38c、38bと3
8dを対称的に２度傾斜させるとともにこれらの面部分38
a、38b、38c、38dと噴射ノズル36の噴射軸Ｃとを直交さ
せることにより構成する。
なお、第１図および第２図において参照符号40は、下
水道管10内における走行装置12の位置固定を行う、例え
ば、パンタグラフ機構などを利用した固定装置であり、
また第３図および第４図において参照符号42は、旋回ヘ
ッド28などを保護するカバー部材である。
水道管10内における走行装置12の位置固定を行う、例え
ば、パンタグラフ機構などを利用した固定装置であり、
また第３図および第４図において参照符号42は、旋回ヘ
ッド28などを保護するカバー部材である。
このように構成される付着物除去装置を使用して下水
道管10の内壁に付着凝固した付着物Ｄを除去する手順に
つき説明する。
道管10の内壁に付着凝固した付着物Ｄを除去する手順に
つき説明する。
すなわち、まず、走行装置12を下水道管10の横行部分
に装入して固定装置40によりその位置を適宜固定する
（第5a図参照）。
に装入して固定装置40によりその位置を適宜固定する
（第5a図参照）。
次に、駆動機構26を操作してウォータージェット噴射
機構14のノズル装置20における旋回軸が下水道管10の中
心軸線Ｅ上に略位置するように調整する（第5b図参
照）。なお、この場合、下水道管10の管径に合わせて外
部で予めその位置を大まかに設定しておけば、位置決め
作業を迅速に行うことができ好適である。
機構14のノズル装置20における旋回軸が下水道管10の中
心軸線Ｅ上に略位置するように調整する（第5b図参
照）。なお、この場合、下水道管10の管径に合わせて外
部で予めその位置を大まかに設定しておけば、位置決め
作業を迅速に行うことができ好適である。
次いで、高圧水発生装置16を駆動して、例えば、200k
g/cm2程度に昇圧した高圧水を供給管18および旋回ノズ
ル装置20を介して下水道管10内壁（付着物Ｄ）に噴射す
る（第5c図参照）。この場合、各噴射ノズル36の噴射口
から噴射される高圧水は、噴射水路32、32および34、34
が高圧水供給路30の軸線Ａに対して60度および90度の角
度で夫々偏倚しているだけでなく噴射方向Ｂが周方向に
対称的にしかも所定角度偏倚しているため、旋回ヘッド
28がその噴射反力により高速で回転することになり、し
かも付着物Ｄは各噴射ノズル36の噴射口から噴射される
角度の違う２対の高圧水により第5c図のように順次剥ぎ
取られ除去されることになる。
g/cm2程度に昇圧した高圧水を供給管18および旋回ノズ
ル装置20を介して下水道管10内壁（付着物Ｄ）に噴射す
る（第5c図参照）。この場合、各噴射ノズル36の噴射口
から噴射される高圧水は、噴射水路32、32および34、34
が高圧水供給路30の軸線Ａに対して60度および90度の角
度で夫々偏倚しているだけでなく噴射方向Ｂが周方向に
対称的にしかも所定角度偏倚しているため、旋回ヘッド
28がその噴射反力により高速で回転することになり、し
かも付着物Ｄは各噴射ノズル36の噴射口から噴射される
角度の違う２対の高圧水により第5c図のように順次剥ぎ
取られ除去されることになる。
そして、高圧噴射水により剥ぎ取られて下水道管10底
部に流下した付着物Ｄは、吸引装置22、排出管23を介し
て分離装置24に回収し、適宜の手段で処理する（第5c図
参照）。
部に流下した付着物Ｄは、吸引装置22、排出管23を介し
て分離装置24に回収し、適宜の手段で処理する（第5c図
参照）。
なお、付着物Ｄが除去された部分よりさらに前方の付
着物Ｄの除去に際しては、第5d図のように固定装置40に
よる走行装置12の固定状態を解除してから走行装置12を
適宜前進させ、再び固定装置40で該走行装置12の固定を
行ったのち前述と同様の手順操作を行えば良い。
着物Ｄの除去に際しては、第5d図のように固定装置40に
よる走行装置12の固定状態を解除してから走行装置12を
適宜前進させ、再び固定装置40で該走行装置12の固定を
行ったのち前述と同様の手順操作を行えば良い。
また、駆動機構26で旋回ノズル装置20の位置を下水道
管10の中心軸線Ｅに対して上下あるいは左右に偏倚させ
れば、高圧水発生装置16から送給される高圧水の圧力が
同じ場合でも、旋回ノズル装置20から付着物Ｄへの距離
が短くなるため圧力を上昇させたのと同様の効果を得る
ことができるのでさらに効率的でかつ迅速な洗浄ないし
は除去作業を行うことができるものである（第６図参
照）。
管10の中心軸線Ｅに対して上下あるいは左右に偏倚させ
れば、高圧水発生装置16から送給される高圧水の圧力が
同じ場合でも、旋回ノズル装置20から付着物Ｄへの距離
が短くなるため圧力を上昇させたのと同様の効果を得る
ことができるのでさらに効率的でかつ迅速な洗浄ないし
は除去作業を行うことができるものである（第６図参
照）。
先に述べたように、本発明に係る管体内の付着物除去
方法および装置によれば、管体内に付着凝固している油
脂分などの含有量が多い付着物を除去する際に、噴射流
体として複数対の噴射流体を使用し、これらの噴射流体
を管体内面に対して夫々異なる角度に噴射するようにし
たので付着物の剥離ないし除去を確実にしかも能率良く
行なえ、従って、下水道管などにおいては枝管の閉塞事
故などを確実に阻止することができる。
方法および装置によれば、管体内に付着凝固している油
脂分などの含有量が多い付着物を除去する際に、噴射流
体として複数対の噴射流体を使用し、これらの噴射流体
を管体内面に対して夫々異なる角度に噴射するようにし
たので付着物の剥離ないし除去を確実にしかも能率良く
行なえ、従って、下水道管などにおいては枝管の閉塞事
故などを確実に阻止することができる。
また、旋回ノズル装置は高圧流体の噴射反力で旋回さ
せしかもある程度広い範囲に亘って高圧流体を噴射でき
るので作業能率の向上を図ることができ、しかも機械的
に動作する部分が少ないので構造も簡単であり、保守管
理の容易化も図ることができる等種々の利点を有する。
せしかもある程度広い範囲に亘って高圧流体を噴射でき
るので作業能率の向上を図ることができ、しかも機械的
に動作する部分が少ないので構造も簡単であり、保守管
理の容易化も図ることができる等種々の利点を有する。
以上、本発明に係る管体内の付着物洗浄除去方法をそ
の装置との関係において好適な実施例を例示して説明し
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
例えば、火力あるいは原子力発電所の冷却水配管系など
に着生する貝類の除去清掃作業方法および装置としても
好適に使用できる等本発明の精神を逸脱しない範囲内に
おいて種々の変更をなし得ることは勿論である。
の装置との関係において好適な実施例を例示して説明し
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
例えば、火力あるいは原子力発電所の冷却水配管系など
に着生する貝類の除去清掃作業方法および装置としても
好適に使用できる等本発明の精神を逸脱しない範囲内に
おいて種々の変更をなし得ることは勿論である。
第１図は、本発明方法を実施する装置全体と管体として
の下水道との関係を示す側面図、第２図は第１図の要部
側面図、第３図は第１図の装置に使用する旋回ノズル装
置の断面説明図、第４図は第３図に示す旋回ノズル装置
の概略斜視図、第5a〜第5d図は第１図に示す装置で下水
道管内の付着物を除去する際の手順の説明図、第６図は
第１図に示す装置の旋回ノズル装置の位置を下水道管の
中心軸線Ｅから偏倚させた場合の旋回ノズル装置と下水
道管内面の付着物Ｄとの関係を示す説明図である。 10……下水道管、12……走行装置、14……ウォータージ
ェット噴射機構、16……高圧水発生装置、18……供給
管、20……旋回ノズル装置、22……吸引装置、24……回
収分離装置、26……駆動機構、28……旋回ヘッド、30…
…供給路、32,34……噴射水路、36……噴射ノズル、38
……取付面、40……固定装置、42……カバー部材、
の下水道との関係を示す側面図、第２図は第１図の要部
側面図、第３図は第１図の装置に使用する旋回ノズル装
置の断面説明図、第４図は第３図に示す旋回ノズル装置
の概略斜視図、第5a〜第5d図は第１図に示す装置で下水
道管内の付着物を除去する際の手順の説明図、第６図は
第１図に示す装置の旋回ノズル装置の位置を下水道管の
中心軸線Ｅから偏倚させた場合の旋回ノズル装置と下水
道管内面の付着物Ｄとの関係を示す説明図である。 10……下水道管、12……走行装置、14……ウォータージ
ェット噴射機構、16……高圧水発生装置、18……供給
管、20……旋回ノズル装置、22……吸引装置、24……回
収分離装置、26……駆動機構、28……旋回ヘッド、30…
…供給路、32,34……噴射水路、36……噴射ノズル、38
……取付面、40……固定装置、42……カバー部材、
Claims (4)
- 【請求項１】高圧流体の噴射手段を管体内に配置し、次
に高圧流体の噴射角が管体内面に対して鋭角となるよう
に噴射させるとともにこの噴射流体を回転させて管体内
面の付着物を剥離除去し、剥離除去された付着物を吸引
手段で回収して管体外部に排除し、さらに噴射手段を管
状体の軸方向に沿って順次移動させることによりを管体
内の付着物を除去する方法において、噴射流体として複
数対の噴射流体を使用し、これらの噴射流体を管体内面
に対して夫々異なる角度に噴射することを特徴とする管
体内の付着物除去方法。 - 【請求項２】噴射手段の回転軸を管体の中心軸に対して
偏倚させることからなる特許請求の範囲第１項に記載の
管体内の付着物除去方法。 - 【請求項３】旋回噴射ノズル装置を備える高圧流体噴射
機構を搭載した走行装置を管体の内部に移動自在に配置
し、旋回噴射ノズル装置における噴射流体の噴射角を管
体内面に対して鋭角に設定し、走行装置の前部に吸引回
収装置を付設するとともにこの回収装置を管体外部に設
置した分離装置に接続してなる管体内の付着物除去装置
において、旋回噴射ノズル装置は複数対の噴射口を備
え、これらの噴射口から噴射される噴射流体が管体内面
に対して夫々異なる角度でしかも周方向に対して各対毎
に対称的にかつ所定角度偏倚するように構成することを
特徴とする管体内の付着物除去装置。 - 【請求項４】旋回噴射ノズル装置の旋回軸を管体の中心
軸に対して偏倚させ得るように構成することからなる特
許請求の範囲第３項に記載の管体内の付着物洗浄除去装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240638A JP2557661B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | 管体内の付着物除去方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240638A JP2557661B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | 管体内の付着物除去方法および装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8091880A Division JPH0985131A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 噴射ノズル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6485184A JPS6485184A (en) | 1989-03-30 |
| JP2557661B2 true JP2557661B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=17062475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62240638A Expired - Lifetime JP2557661B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | 管体内の付着物除去方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557661B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2529450B2 (ja) * | 1990-08-20 | 1996-08-28 | 株式会社クボタ | 管内洗浄ロボット |
| JPH0446180U (ja) * | 1990-08-23 | 1992-04-20 | ||
| JP2529456B2 (ja) * | 1990-09-27 | 1996-08-28 | 株式会社クボタ | 管内洗浄装置 |
| JP2540121B2 (ja) * | 1992-03-13 | 1996-10-02 | アタカ工業株式会社 | ダクト内清掃装置 |
| JPH0985131A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-03-31 | Sanki Seikosho:Kk | 噴射ノズル装置 |
| CN112474120B (zh) * | 2020-11-24 | 2022-03-11 | 安徽瑞福文具有限公司 | 一种办公文具摆放架加工用喷涂装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55127183A (en) * | 1979-03-26 | 1980-10-01 | Hiroshi Eguchi | Method of cleaning duct |
| JPS5949885A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | 日本エ−ド株式会社 | 空気噴射方式の空調ダクト清掃装置 |
| JPS61125478A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-13 | 中部電力株式会社 | 管路内付着物の除去装置 |
-
1987
- 1987-09-28 JP JP62240638A patent/JP2557661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6485184A (en) | 1989-03-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4361282A (en) | Pulsating nozzle | |
| US5862561A (en) | Waste line inspection and clean out device with water jet head | |
| US5160548A (en) | Method for cleaning tube bundles using a slurry | |
| JPH11114513A (ja) | 配管用のカメラ付き高圧ジェット洗浄装置 | |
| TWI619559B (zh) | 引擎清洗裝置及方法－收集器 | |
| KR860001448A (ko) | 원자력증기 발생기로 부터의 잔류 슬러지의 제거 방법 및 장치 | |
| JP2557661B2 (ja) | 管体内の付着物除去方法および装置 | |
| WO2018128309A1 (ko) | 구형상의 상수도관 세척장치 | |
| US4699163A (en) | Head for cleaning the interior of a pipe | |
| US5933903A (en) | Waste line clean out device with water jet head | |
| JPH07204598A (ja) | 高圧水噴射装置 | |
| JP5823239B2 (ja) | 管内ケーブル撤去補助装置および該装置を備える管内ケーブル撤去システム | |
| JPS60193425A (ja) | 真空掃除装置の改良 | |
| JPH08218483A (ja) | 管内異物除去用ノズル | |
| JPH0639830Y2 (ja) | 管体内面洗浄装置 | |
| CN217630410U (zh) | 一种排水管道清洁装置 | |
| CN212680173U (zh) | 一种污水处理用高效收浆装置 | |
| JPH023832Y2 (ja) | ||
| JP3425112B2 (ja) | スパイラルフローを用いた農業集落排水管路の保全方法 | |
| SU1741937A1 (ru) | Устройство дл очистки внутренней поверхности трубопровода | |
| JPH07214019A (ja) | 暗渠水路の除貝用水中ロボット | |
| JPS6221409Y2 (ja) | ||
| JP2003309912A (ja) | 地中管路内の障害物除去装置 | |
| JP3716739B2 (ja) | 透水性舗装面用掃除装置 | |
| JPH09215965A (ja) | 空圧洗浄車両および空圧洗浄装置 |