JP2557471B2 - 架橋されたエチルセルロースで被覆された有機顔料 - Google Patents

架橋されたエチルセルロースで被覆された有機顔料

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JP2557471B2 JP63147045A JP14704588A JP2557471B2 JP 2557471 B2 JP2557471 B2 JP 2557471B2 JP 63147045 A JP63147045 A JP 63147045A JP 14704588 A JP14704588 A JP 14704588A JP 2557471 B2 JP2557471 B2 JP 2557471B2
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    • Y10T428/2989Microcapsule with solid core [includes liposome]

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、その粒子が架橋されたエチルセルロースの
離れ難く粘り強い被覆層で被覆された有機顔料に関す
る。本顔料はすぐれた特性、特にきわめて優秀なレオロ
ジー的性質を示す。
顔料のバインダーおよび溶剤または熱に対する耐性を
向上させるため、あるいはまた顔料で着色されたプラス
チック成形品の変形の傾向をできるため低減する目的
で、顔料を合成物質で被覆することは一般に既知であ
り、たとえば西独公開明細書第1519069号、同第2436204
号に被覆方法が記載されている。さらにまたフランス国
特許第1253937号明細書から、酸性有機化合物の金属塩
で顔料を被覆して光沢を向上させることが既知である。
しかして誠に驚くべきことに、今回本発明によって、
その粒子が離れ難く粘り強い緻密な高度に架橋されたエ
チルセルロースの層で被覆された有機顔料が良好な一般
的特性、特に非常に優秀なレオロジー的性質を有するこ
とが見いだされた。
したがって、本発明は有機顔料を含有する組成物に関
し、その顔料の粒子が離れ難く粘り強い緻密な高度に架
橋されたエチルセルロースの被覆層を有していることを
特徴とする組成物を提供するものである。
この高度に架橋されたエチルセルロース被覆層は、前
もって付与されたエチルセルロース層と常用の架橋剤と
の反応によってつくられる。
以下適当な架橋剤の例を示す。
特に適当な架橋剤として示されるのは下記式のエステ
ルである: Q(OR) 式中、QはSn,Si,Pb,Ge,TiまたはZrを意味し、そして
RはC1−C4−アルキル、たとえば、メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル
またはtert−ブチルを意味し、好ましくはエチル、n−
プロピル、イソプロピルまたはn−ブチルを意味する。
Qは好ましくはSi,TiまたはZrである。また、たとえばZ
rOCl2、TiOSO4またはSnCl4のごときZr,Ti,Znの無機化合
物も架橋剤として好ましく使用することができる。
格別に興味ある架橋剤は、ホウ素化合物たとえばホウ
酸およびその塩である。特にテトラホウ酸ナトリウムま
たはテトラホウ酸カリウムのごときポリホウ酸のアルカ
リ金属塩が好ましい。同じく下記式のアルミニウム化合
物も好ましく使用される: Al(NO33,Al2(SO4またはMeAl(SO4 (式中、MeはKまたはNaを意味する)。
これらの中ではホウ酸、テトラホウ酸ナトリウム、硝
酸アルミニウムおよび硫酸アルミニウムが好ましい。
また、原則としてはアルデヒド基を含有する任意の化
合物も架橋剤として使用できる。しかし、下記式のアル
デヒドが特に好ましく使用される: R1−CHOまたはOHC−R2−CHO (式中、R1は水素、C1−C6−アルキルまたはフェニル、
そしてR2は直接結合または基−(CH2)n−を意味す
る、なおここでnは1乃至4の整数である)。かかるア
ルデヒドを例示すれば次ぎのものである。
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンア
ルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒ
ド、n−バレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、n
−カプロアルデヒド、n−ヘプトアルデヒド、ベンズア
ルデヒド、グリオキサール、スクシンアルデヒド、グル
タールアルデヒド、アジポアルデヒド。中でもホルムア
ルデヒドとグリオキサールとが好ましい。
また、シュウ酸ジハロゲン化物、マロン酸ジハロゲン
化物、コハク酸ジハロゲン化物、グルタール酸ジハロゲ
ン化物、アジピン酸ジハロゲン化物、フタロ酸ジハロゲ
ン化物のごときC2−C8−ジカルボン酸のジハロゲン化
物、ならびにメチレンハロゲン化物、エチレンハロゲン
化物、エチリデンハロゲン化物、トリメチレンハロゲン
化物、テトラメチレンハロゲン化物、ペンタメチレンハ
ロゲン化物、ヘキサメチレンハロゲン化物のごときC1
C6−ジハロゲンアルカンも架橋剤として極めて好適であ
る。なお、ハロゲン化物としては臭化物または塩化物が
好ましく、特に好ましくは塩化物である。
前記のごとき緻密な高度に架橋されたエチルセルロー
スの層で被覆された顔料の粒子は、さらに付加的に離れ
難く粘り強い緻密なシリカおよび/またはアルミナの被
覆層を有することができる。
したがって、本発明は前記の顔料組成物にも関し、そ
の顔料の粒子が付加的に離れ難く粘り強い緻密なシリカ
および/またはアルミナの被覆層を有し、該被覆層がケ
イ酸塩および/またはアルミン酸塩とエチルセルロース
のまだ遊離のヒドロキシル基との重縮合によって固着さ
れるものであることを特徴とする組成物にも関する。
顔料粒子がシリカで被覆されている場合、ケイ酸塩と
の重縮合はいわゆる“活性ケイ酸”を介して形成され、
その性状ならびに製造方法は、たとえば米国特許第3370
971号および同第3639133号明細書に記載されている。市
販のケイ酸ナトリウムから出発するのが好ましい。
顔料がアルミナで被覆されている場合には、その重縮
合はその場でアルミン酸塩から生成されたアルミナを介
して行なわれる。この際、そのアルミナは、たとえば水
溶性Na−、K−またはMg−アルミン酸塩から、稀釈鉱酸
の存在下において、5乃至10のpHの範囲内で直接的に得
ることもできるし、またpH価を5乃至7に調整すること
によってアルミン酸塩水溶液から得ることもできる。
アルミン酸塩を使用する場合、5乃至7のpH価では緻
密な実質的に非晶質のアルミナ〔いわゆる“デンスアル
ミナ(densealumina)”〕が得られ、これに対してpH7
乃至10ではほとんど結晶質のアルミナ〔いわゆる“ベー
マイト(Boehmit)”〕が得られる。
SiO2−供与物質もAl2O3−供与物質も(前記の化合物
から選択)、あるいは両者の混合物も使用でき、したが
ってシリカとアルミナとの混合層の形成も可能である。
本発明による組成物の製造のためにはすべての常用有
機顔料が適する。たとえば、アゾ顔料、キナクリドン、
フタロシアニン、インダントロン、フラヴァントロン、
ピラントロン、ペリレン、チオインジゴ、ジオキサジ
ン、ペリノン、チオインジゴ、キノフタロン、そして特
にジケトピロロピロール、イソインドリン、イソインド
リノン、金属錯塩などが使用できる。組成物の製造は例
えば次ぎのような方法で実施される。
前記のごとき有機顔料を、常用方法で水中または低級
アルキルアルコール(たとえば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルア
ルコール、tert−ブチルアルコール、またはアミルアル
コール)中に分散する。得られた懸濁物に、顔料に対し
て1乃至20重量%、好ましくは4乃至12重量%のエチル
セルロースを粉末形態または溶液の形態で添加する(溶
液として添加する場合には、顔料が分散されている溶剤
と同じ溶剤に溶解するのが好ましい)。この混合物を一
般的には少なくとも1時間、20乃至50℃の温度範囲で撹
拌する。このあと、撹拌しながら懸濁物を50乃至80℃ま
で加熱し、そしてエチルセルロースを基準にして10乃至
150モル%、好ましくは20乃至50モル%の量で架橋剤を
添加し、その後さらに2乃至8時間撹拌する。ホウ素化
合物を架橋剤として使用する場合には、アルカリ性領域
で操作を行うのが好ましく、そしてアルデヒドを架橋剤
として使用する場合には、酸性領域で操作を実施するの
が好ましい。冷却後、生成物を濾過単離し、水洗し、そ
して80乃至120℃で真空乾燥する。
シリカおよび/またはアルミナの付加的な被覆を有す
る被覆された顔料粒子を与えたい場合には、たとえば典
型的には、次ぎのように操作を実施する。
前記により得られた懸濁物を、生成物を単離すること
なく単に同量の水で稀釈するか、あるいはまだ濡れてい
る単離された生成物を水に懸濁する。
次に、この懸濁物を撹拌しながら60乃至100℃に加熱
し、そして顔料に対して0.5乃至50重量%、好ましくは
1乃至25重量%、特に好ましくは2乃至12重量%の活性
シリカまたはその場で生成されたアルミナを加える。2
乃至4時間撹拌を続けた後、中和し、そして濾過する。
濾過ケーキを水洗し、そして80乃至120℃で真空乾燥す
る。
活性シリカは、たとえば次のようにして得られる。60
乃至100℃に加温した懸濁物に有機または無機の塩基を
添加してpH7乃至10に調整し、そして所望量のケイ酸ナ
トリウムと硫酸とを一緒に1時間かけてゆっくりと添加
する。この際、pH価が常にアルカリ性領域にとどまるよ
うにする。
その場で生成するAl2O3は、たどえは次ぎのようにし
て得られる。すなわち、60乃至100℃に加温した懸濁物
をゆっくりとアルミン酸ナトリウム溶液をpH5乃至9に
到達するまで添加しそして硫酸の添加によりこのpH価を
一定に保持するか、あるいは硫酸アルミニウムの溶液を
pH5乃至7まで添加しそしてそのあと塩基の添加によっ
てpH価をこのpH領域に保持するのである。
前記におけるpH価の調整のための塩基としては、たと
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、
ナトリウムアルコラート、カリウムアルコラートあるい
はピリジンなどのような無機および有機化合物が考慮さ
れる。
本発明による組成物は、高分子有機材料を着色するた
めの顔料としての使用に適している。
本発明による組成物によって染色または着色されうる
高分子有機材料は、たとえばつぎのような材料である:
セルロースエーテルおよびセルロースエステル、たとえ
ばエチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロー
スまたは酢酸セルロース;天然または合成の樹脂たとえ
ば重合樹脂または縮合樹脂、たとえばアミノプラスト、
特に尿素−ホルムアルデヒド樹脂およびメラミン−ホル
ムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、フェノール系プラス
ト、ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ
エステル、ゴム、カゼイン、シリコーン、シリコーン樹
脂。
これらは単体でも混合物でもよい。
膜形成剤として溶解された形態の高分子有機材料も考
慮される。たとえばホイル油、ニトロセルロース、アル
キド樹脂、フェノール系樹脂、メラミン樹脂、アクリル
樹脂および尿素ホルムアルデヒド樹脂である。
例示した高分子化合物は、プラスチック、溶融物また
は紡糸原液の形態、ワニス、ペンキ、印刷インキの形態
で単体または混合物でありうる。用途によっては、本発
明による組成物をトナーとして、あるいは製剤の形で使
用するのが有利である。本発明による組成物の使用量
は、着色されるべき高分子有機材料の重量を基準して、
たとえば0.01乃至30重量%、好ましくは0.1乃至10重量
%である。
本発明による組成物を使用する高分子有機材料の着色
は、たとえば本組成物を所望の場合にはマスターバッチ
の形で、ロールミル、ミキサーまたは摩砕機を使用して
被処理材料と混合することによって実施される。次に、
着色された材料をそれ自体公知の方法、たとえばカレン
ダーがけ、成形、押出し、コーティング、紡糸、キャス
ティング、または射出成形によって所望の最終形状に成
形される。多くの場合、非脆弱性成形品を製造するた
め、あるいは成形品の脆弱性を低減するために、加工前
にその高分子有機材料に可塑剤を配合するのが望まし
い。可塑剤としては、たとえばリン酸エステル、フタル
酸エステル、セバシン酸エステルが考慮される。このよ
うな可塑剤は、本発明の組成物をポリマーに配合する前
または後に配合することができる。さらに、各種の色調
を得るために、本発明による組成物のほかにさらにフィ
ラーおよび/または他のカラー成分たとえばホワイト顔
料、彩色顔料またはブラック顔料を任意の量で高分子有
機材料に添加することもできる。
塗料、印刷インキなどを着色するためには、当該高分
子有機材料と本発明による組成物とを、場合によっては
フィラー、他の顔料、乾燥剤、可塑剤等の添加物と共
に、共通の有機溶剤または溶剤混合物の中に微分散する
かあるいは溶解する。この場合に、まず各成分を個々に
分散または溶解しておいてもよいし、あるいは幾つかを
一緒に分散または溶解し、しかるのちにすべての成分を
一緒に混合してもよい。
プラスチック、繊維、ワニスまたは印刷インキ等に本
発明による組成物を配合して得られる着色物は、全般的
にすぐれた耐久特性を示す。たとえば、分散安定剤、高
い透明性、良好な重ね塗り適合性、マイグレーション堅
牢性、耐熱性、耐光性および耐候性を示す。
特に、本発明による組成物は高い色濃度の特徴のほか
にワニス系および印刷インキ系での卓越したレオロジー
的性質、得られる上塗りの優れたDOI"(=istinctnes
s f mage:画像の明瞭性)さらにはそれで着色され
たプラスチック成形品の良好な非変形性などの格別の特
徴を有する。
本発明の顔料組成物はレオロジー的性質が優れている
ので、顔料濃度の高い(高負荷)ワニスの製造を可能に
する。
本発明の組成物は、水性および/または溶剤含有ワニ
ス、特に自動車塗装用ワニスの着所に好適である。とり
わけ、メタリック塗料用に非常に好適である。
以下本発明を説明するための実施例を記載する。パー
セントは、特に別途記載のない限り、重量パーセントで
ある。
実施例1 イソインドリノン顔料(C.I.ビグメントイエロー11
0)10gをイソプロパノールの100ml中で常用方法により
分散させる。この分散物に、イソプロパノール中1%の
エチルセルロース溶液100mlを添加する。この懸濁物を
2時間室温で撹拌したあと温度を80℃まで上げる。つい
でテトラエトキシリケート210mgとイソプロパノール25m
lとの混合物を添加し、80℃で6時間撹拌する。冷却
後、生成物を濾過分離し、イソプロパノールと水とで洗
い、そして80℃で真空乾燥する。
実施例2 ジケト−ピロロピロール顔料(C.I.ピグメントレッド
255)10gを実施例1と同様にイソプロパノール100ml中
に分散させる。この分散物に、イソプロパノール中1%
のエチルセルロース溶液100mlを5分間で添加する。こ
の懸濁物を2時間半室温で撹拌する。ついで30分間かけ
てイソプロパノール中95%のZr(IV)プロピラート溶液
300mgとイソプロパノール50mlとの混合物を添加する。
温度を80℃まで上げ、そしてこの懸濁物をさらに3時間
撹拌する。冷却後、生成物を濾過分離し、イソプロパノ
ールと水とで洗い、そして80℃で真空乾燥する。
実施例3 実施例1と同様に操作を実施した。ただし今回は架橋
剤として、テトラエトキシシリケート/イソプロパノー
ル混合物の代わりにチタン(IV)ブチラート740mgとイ
ソプロパノール25mlとの混合物を使用した。
実施例4 実施例1と同様に操作を実施した。ただし今回は架橋
剤として、テトラエトキシシリケート/イソプロパノー
ル混合物の代りにエタノール25ml中Al(NO3・9H2O
の375mgの溶液を使用した。この場合、懸濁物は濾過前
に中和された。
実施例5 実施例1と同様に操作を実施した。ただし今回はC.I.
ピグメントイエロー110の代りに等量の金属錯塩顔料、
C.I.ピグメントイエロー129を使用し、架橋剤としてテ
トラメトキシシリケート/イソプロパノール混合物の代
りにイソプロパノール50ml中H3BO3の50mgの溶液を使用
した。懸濁物のpH価は80℃で撹拌する前にNaOHでpH8に
調整された。
実施例6 実施例5と同様に操作を実施した。ただし今回は実施
例5で架橋剤として使用されたホウ酸のプロパノール溶
液の代りに、水2mlに溶解したNa2B4O7・10H2Oの305mgの
溶液とイソプロパノール48mlとの混合物を使用した。
実施例7 実施例7と同様に操作を実施した。ただし今回は架橋
剤としてテトラエトキシシリケート/イソプロパノール
混合物の代りにホルムアルデヒド35%水溶液171mgとイ
ソプロパノール60mlとの混合物を使用した。懸濁物のpH
価は80℃で撹拌する前に氷酢酸の添加によりpH4に調整
された。そして、濾過の前に懸濁物は中和された。
実施例8 実施例7と同様に操作を実施した。ただしホルムアル
デヒド/イソプロパノール混合物の代りに、架橋剤とし
てイソプロパノール30ml中にグリオキサール60mgを溶解
した溶液を使用した。
実施例9 γ−キナクリドン顔料(C.I.ピグメントバイオレット
19)の35.9%湿潤濾過ケーキ58.5gを、実施例1に記載
したようにして、500mlのイソプロパノール中に分散す
る。この分散物を1時間撹拌して濾過分離する。この濾
過ケーキをもう一度200mlのイソプロパノール中に分散
させる。次に、イソプロパノール中1%のエチルセルロ
ース溶液200mlを10分間で添加する。この懸濁物を室温
で2時間撹拌する。このようにして前処理した顔料懸濁
物の半分を80℃まで加熱する。このあとテトラエトキシ
シリケート500mgとイソプロパノール20mlとの混合物を
5分間で添加する。この懸濁物をさらに3時間還流撹拌
する。冷却後、生成物を濾過単離し、イソプロパノール
と水とで洗いそして80℃で真空乾燥する。
実施例10 イソインドリノン顔料(C.I.ピグメントイエロー11
0)の10gをイソプロパノール中1%のエチルセルロース
溶液100ml中に分散させる。この分散物を室温で16時間
撹拌した後、温度を60℃まで上げる。ついで水100mlを
添加する。さらに、10mlの水に0.165gのTiOSO4を溶解し
た溶液をゆっくりと添加し、そしてこの懸濁物をさらに
3時間撹拌する。冷却後、生成物を実施例1と同様に単
離する。
実施例11 イソインドリン顔料C.I.ピグメントイエロー110の10g
をイソプロパノール中の1%エチルセルロース溶液100m
l中に分散させる。この分散物を室温で16時間撹拌した
後、温度を60℃まで上げる。ついで、SnCl4 1.05gとイ
ソプロパノール25mlとの混合物を添加し、そしてさらに
3時間撹拌を続ける。冷却後、生成物を濾過単離し、最
初イソプロパノールで、次に水で中性となるまで洗浄
し、そして80℃で真空乾燥する。
実施例12 イソインドリン顔料C.I.ピグメントイエロー110の10g
をイソプロパノール中の1%エチルセルロース溶液100m
l中に分散させる。この分散物を室温で16時間撹拌した
後、温度を60℃まで上げる。ついでZrOCl2 1.3gと水25m
lとイソプロパノール25mlとの混合物をゆっくりと添加
し、そしてさらに3時間撹拌を続ける。冷却後、生成物
を濾過単離し、イソプロパノールで、次に水で中性とな
るまで洗浄して乾燥する。
実施例13 C.I.ピグメントイエロー110の20gをイソプロパノール
中の1%エチルセルロース溶液200ml中に分散させる。
この分散物を室温で1時間撹拌したあと、温度を60℃ま
で上げる。イソプロパノール中Zr(IV)プロピラートの
95%の溶液の1.3gの混合物を15分間で添加し、添加後さ
らに4時間撹拌を続ける。
a)この懸濁の半分を80℃まで加熱し、そして水200ml
で稀釈する。1規定のNaOHを添加してpH価を8.5に広げ
た後、50mlの水で稀釈したケイ酸ナトリウム(26% Si
O2)1.9gと50mlの水で稀釈した0.2モルのH2SO4溶液13ml
とを40分かけて同時的に添加する。pH価は一定値8.5乃
至8.7を保つ。この懸濁物をさらに3時間撹拌する。冷
却後、生成物を濾過単離し、中性となるまで水で洗浄
し、そして80℃で真空乾燥する。
b)懸濁物の残りの半分を80℃まで加熱し、そして水20
0mlで稀釈する。pH価は6.5である。このあと40分間かけ
て、水50mlに3.3gのAl2(SO4・18H2Oを溶解した溶
液ならびに0.5規定のNaOH溶液とを同時的に添加する。
この際、pH価は約6.5の一定値を保つ。この懸濁物をさ
らに3時間撹拌する。このあと生成物を前記(a)と同
様に単離する。
実施例14(a,b) 実施例13(aおよびb)の操作を、架橋剤としてZr
(IV)プロピラート溶液の代りに水20ml中ホウ酸130mg
の溶液とイソプロパノールとの(1:1)混合物が使用し
て、実施例した。この場合、pH価は8.0に上昇した。
実施例15(a,b) 実施例13(aおよびb)の操作を、架橋剤としてZr
(IV)プロピラート溶液の代りにTi(IV)−n−ブチラ
ート溶液1.3gとイソプロパノール20mlとの混合物を使用
して実施した。
実施例16 実施例1と同様に操作を実施した。ただし今回は架橋
剤としてテトラエトキシシリケート/イソプロパノール
混合物の代りにイソプロパノール中コハク酸二塩化物31
0mgの溶液を使用した。この懸濁物のpH価は、60℃で撹
拌する前に、イソプロパノール中ナトリウム−イソプロ
ピラートの溶液の添加によって弱アルカリ性に調製され
た。
実施例17 実施例1と同様に操作を実施した。ただし今回は架橋
剤としてテトラエトキシシリケート/イソプロパノール
混合物の代りにイソプロパノール50ml中ジクロロブタン
304mgの溶液を使用した。この懸濁物のpH価は、60℃で
撹拌する前に、イソプロパノール中ナトリウム−イソプ
ロピラートの溶液の添加によって弱アルカリ性に調整さ
れた。
使用例18〜26 後記の表に示した本発明による顔料組成物ならびに対
応する未処理顔料の流動特性を測定するため、各顔料組
成物、各公知顔料を常用方法でアルキド塗料系〔 セ
タール(Setal)84,オランダ国クンストハルツファブリ
ーク・シンテシス(Kunstharzfabriek Synthesis)B.V.
社製品、固形分70%〕に配合した。
顔料9%、総固形分40.5%を含有し、顔料/バインダ
ー比0.3のこのミルベースの流動特性を、ハーケ(HAAK
E)−粘度計〔 ロードビスコ(Rotovisco)RV12〕で
測定した。測定温度:25℃、測定システム:SV−SP、せん
断範囲:D=0−100〔l/s)。簡単に流れ特性を示すため
には、D=10〔l/s)とD=100〔l/s)での最適回帰線
から求められた粘度値を示せばよい。
数値が低いほど流れ特性がすぐれていることを示す。
対応する未処理顔料は下記の表に示す粘度値を示し
た。
使用例27−37 次表に記載した本発明による組成物ならびに対応する
未処理顔料の流動特性を測定するため、常用の方法でア
ルキド塗料系〔セタール(Setal)84,オランダ国クン
ストハルツ・シンテシス(Kunstharzfabriek Synthesi
s)B.V.社製品、固形分70%〕に配合した。
顔料12%、総固形分54%を含有し、顔料/バインダー
比0.3のこのクラッカー塗料の流動特性をハーケー粘度
計(ロードビスコ RV12)で測定した。測定温度:25
℃、測定システム:SV−SP、せん断範囲:D=0−100〔l/
s〕。簡単に流れ特性を示すためには、D=10〔l/s〕と
D=100〔l/s〕で最適回帰線から求められた粘度計を示
せばよい。
数値が低いほど流れ特性がすぐれていることを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/02 PTF C09D 11/02 PTF

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機顔料を含有する組成物において、その
    顔料粒子が離れ難く粘り強く緻密な高度に架橋されたエ
    チルセルロース被覆層を有しており、該被覆層が、 前もって付与されたエチルセルロース層と、該エチルセ
    ルロースに対して10乃至150モル%の量の、 式Q(OR)(式中、QはSn,Si,Pb,Ge,TiまたはZrであ
    り、そしてRはC1−C4−アルキルである)の化合物、ホ
    ウ酸、その塩、式Al(NO3、Al2(SO4、またはM
    eAl(SO4(式中、Meはカリウムまたはナトリウムで
    ある)のアルミニウム化合物、 式R1-CHOまたはOHC−R2CHO〔式中、R1は水素、C1−C6
    アルキルまたはフェニル、そしてR2は直接結合または
    CH2 である、なおここでnは1乃至4の整数であ
    る〕のアルデヒド、C2−C8−ジカルボン酸のジハロゲン
    化物およびC1−C6−ジハロゲンアルカンから成る群より
    選ばれた化合物との反応によって得られることを特徴と
    する組成物。
  2. 【請求項2】該高度に架橋されたエチルセルロース被覆
    層が、前もって付与されたエチルセルロース層と式Q
    (OR)(式中、QはSiTiまたはZrであり、そしてRは
    エチル、n−プロピル、イソプロピルまたはn−ブチル
    である)の化合物との反応によって得られることを特徴
    とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】該高度に架橋されたエチルセルロース被覆
    層が、前もって付与されたエチルセルロース層とホウ酸
    またはテトラホウ酸ナトリウムとの反応によって得られ
    ることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】該高度に架橋されたエチルセルロース被覆
    層が、前もって付与されたエチルセルロース層とAl(NO
    3またはAl2(SO4との反応によって得られるこ
    とを特徴とする請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】該高度に架橋されたエチルセルロース被覆
    層が、前もって付与されたエチルセルロース層とホルム
    アルデヒドまたはグリオキサールとの反応によって得ら
    れることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】顔料がジケト−ピロロピロール顔料、イソ
    インドリン顔料、イソインドリノン顔料または金属錯塩
    顔料である特徴とする請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】顔料を基準にして1乃至20重量%の量でエ
    チルセルロースを含有していることを特徴とする請求項
    1記載の組成物。
  8. 【請求項8】該顔料粒子が、付加的にシリカおよび/ま
    たはアルミナの離れ難く粘り強い緻密な被覆層を有して
    おり、該被覆層がケイ酸塩および/またはアルミン酸塩
    と該エチルセルロースのまだ遊離のヒドロキシル基との
    重縮合によって固着されるものであることを特徴とする
    請求項1記載の組成物。
  9. 【請求項9】請求項1記載の組成物を含有している高分
    子有機材料。
  10. 【請求項10】請求項8記載の組成物を含有している高
    分子有機材料。
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