JP2557338B2 - 画像再生装置 - Google Patents
画像再生装置Info
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- JP2557338B2 JP2557338B2 JP59127842A JP12784284A JP2557338B2 JP 2557338 B2 JP2557338 B2 JP 2557338B2 JP 59127842 A JP59127842 A JP 59127842A JP 12784284 A JP12784284 A JP 12784284A JP 2557338 B2 JP2557338 B2 JP 2557338B2
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- Japan
- Prior art keywords
- image
- frame
- reproduction
- frame image
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば動画像中の特定のフレーム画像の検
索等を容易化し得る画像再生装置に関する。
索等を容易化し得る画像再生装置に関する。
近時、ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)に記録され
た動画像を高速再生し、所望とするフレーム画像部分を
サーチすることが多く行われている。この場合、従来の
VTRにあっては、その再生スピードに応じた前記動画像
中の連続した数フレームの各フレーム画像をそれぞれ部
分的に抽出し、これらの部分フレーム画像を繋ぎ合せて
1つのフレーム画像を合成して表示するようにしてい
る。この為、その再生画像の品質が非常に悪かった。
た動画像を高速再生し、所望とするフレーム画像部分を
サーチすることが多く行われている。この場合、従来の
VTRにあっては、その再生スピードに応じた前記動画像
中の連続した数フレームの各フレーム画像をそれぞれ部
分的に抽出し、これらの部分フレーム画像を繋ぎ合せて
1つのフレーム画像を合成して表示するようにしてい
る。この為、その再生画像の品質が非常に悪かった。
また変化の少ないフレーム画像が続く場合には、その
高速再生画像の内容を比較的良好に判別できるが、変化
の大きいフレーム画像が続く場合には、上記の如く合成
されて表示される画像は、その内容が非常に判別し難い
ものとなると云う不具合があった。しかも、このように
前記動画像中には、フレーム画像間で変化の大きい部分
と変化の少ない部分とを含むにも拘らす、一定のスピー
ドで高速再生されるので、目的とする画像部分をサーチ
する為の効率が悪かった。
高速再生画像の内容を比較的良好に判別できるが、変化
の大きいフレーム画像が続く場合には、上記の如く合成
されて表示される画像は、その内容が非常に判別し難い
ものとなると云う不具合があった。しかも、このように
前記動画像中には、フレーム画像間で変化の大きい部分
と変化の少ない部分とを含むにも拘らす、一定のスピー
ドで高速再生されるので、目的とする画像部分をサーチ
する為の効率が悪かった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、表示画像の品質を確保しなが
ら、例えばVTRに記録された動画像中の所望とする画像
部分を高速に効率良くサーチすることのできる実用性の
高い画像再生装置を提供することにある。
その目的とするところは、表示画像の品質を確保しなが
ら、例えばVTRに記録された動画像中の所望とする画像
部分を高速に効率良くサーチすることのできる実用性の
高い画像再生装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像再生装
置は、記録媒体に記録された、動画像情報を再生する画
像再生手段と、この画像再生手段で再生された動画像の
現フレーム画像と前フレーム画像との間の変動量を検出
し、前記画像再生手段がフレーム画像を再生するに際
し、前記変動量が閾値以下の場合は高速再生に切換え、
前記変動量が閾値を越えている場合は低速再生に切換え
る再生速度制御手段と、一対のフレーム画像メモリと、
前記再生速度制御手段が前記画像再生手段を低速再生に
切換える毎に、その直後の低速再生されたフレーム画像
を前記一対のフレーム画像メモリの一方に交互に格納す
るとともに他方に格納されているフレーム画像を読出す
切換手段と、この切換手段により前記他方に格納されて
いるフレーム画像が読出される毎に、このフレーム画像
を表示する表示手段とを備えている。
置は、記録媒体に記録された、動画像情報を再生する画
像再生手段と、この画像再生手段で再生された動画像の
現フレーム画像と前フレーム画像との間の変動量を検出
し、前記画像再生手段がフレーム画像を再生するに際
し、前記変動量が閾値以下の場合は高速再生に切換え、
前記変動量が閾値を越えている場合は低速再生に切換え
る再生速度制御手段と、一対のフレーム画像メモリと、
前記再生速度制御手段が前記画像再生手段を低速再生に
切換える毎に、その直後の低速再生されたフレーム画像
を前記一対のフレーム画像メモリの一方に交互に格納す
るとともに他方に格納されているフレーム画像を読出す
切換手段と、この切換手段により前記他方に格納されて
いるフレーム画像が読出される毎に、このフレーム画像
を表示する表示手段とを備えている。
画像再生手段によって再生が開始されると、記録媒体
に記録されている動画像は、フレーム画像の単位で順次
再生される。このとき、再生速度制御手段によって、再
生が終了した現フレーム画像と、この現フレーム画像よ
り1つ前のフレーム画像との間の変動量が閾値以下のと
きには次のフレーム画像の再生が高速再生に切換えら
れ、変動量が閾値を越えているときには次のフレーム画
像の再生が低速再生に切換えられる。そして、低速再生
に切換えられる毎に、ここで低速再生された次のフレー
ム画像が一対のフレーム画像メモリの一方に交互に格納
され、同時に他方の格納されているフレーム画像が読出
されて表示される。
に記録されている動画像は、フレーム画像の単位で順次
再生される。このとき、再生速度制御手段によって、再
生が終了した現フレーム画像と、この現フレーム画像よ
り1つ前のフレーム画像との間の変動量が閾値以下のと
きには次のフレーム画像の再生が高速再生に切換えら
れ、変動量が閾値を越えているときには次のフレーム画
像の再生が低速再生に切換えられる。そして、低速再生
に切換えられる毎に、ここで低速再生された次のフレー
ム画像が一対のフレーム画像メモリの一方に交互に格納
され、同時に他方の格納されているフレーム画像が読出
されて表示される。
つまりフレーム画像間の変動量が大きい部分が検出さ
れる都度、ほぼ同じ内容である次のフレーム画像が低速
再生されるため、このフレーム画像を品質の良い特徴画
像としてフレーム画像メモリへ格納できる。また、これ
と同期して、前回フレーム画像メモリに格納されたフレ
ーム画像が静止画像として表示されるため、結局、動画
像の特徴的なフレーム画像を高品質に次々とサンプル表
示することができる。
れる都度、ほぼ同じ内容である次のフレーム画像が低速
再生されるため、このフレーム画像を品質の良い特徴画
像としてフレーム画像メモリへ格納できる。また、これ
と同期して、前回フレーム画像メモリに格納されたフレ
ーム画像が静止画像として表示されるため、結局、動画
像の特徴的なフレーム画像を高品質に次々とサンプル表
示することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明す
る。
る。
第1図は第1の実施例を示すもので、VTR等に記録さ
れた動画像を高速再生する場合の例を示している。
れた動画像を高速再生する場合の例を示している。
VTR等からなる画像再生部1により再生された再生動
画像は、TV受像機等からなる画像表示部2により画像表
示されるものとなっている。上記画像再生部1は、その
高速再生時に再生速度が可変制御される構成を有し、そ
の再生速度制御は、画像間変動量検出部3の出力によっ
て行われるようになっている。
画像は、TV受像機等からなる画像表示部2により画像表
示されるものとなっている。上記画像再生部1は、その
高速再生時に再生速度が可変制御される構成を有し、そ
の再生速度制御は、画像間変動量検出部3の出力によっ
て行われるようになっている。
上記画像間変動量検出部3は、例えば第2図に示すよ
うに構成され、再生動画像の各フレーム画像間の時間的
な変動量を逐次検出するものとなっている。即ち、前記
画像再生部1より再生される動画像の、フレームkにお
ける画素(i,j)の画素データをfk(i,j)としたとき、
その画素データの時系列は画像間変動量検出部3に順に
入力される。この検出部3におけるフレーム開始検出回
路11は、上記画像再生部1から入力される動画像のデー
タから、各フレームの開始タイミングを検出している。
しかして、その画素データは1フレーム遅延回路12に入
力されて1フレーム時間に亙って遅延されている。絶対
差分値検出回路13は上記の如く入力されたフレームkの
画素データと、1フレーム前に入力されて上記遅延回路
13にて1フレーム時間遅延されたフレーム(k−1)の
画素データとの絶対差分値をFk(i,j)を Fk(i,j)=|fk(i,j)−fk−1(i,j)| として計算している。累積加算回路14は上記絶対差分値
Fk(i,j)を1フレームに亙って累積加算し、その累積
加算値Sk Sk= Σ Fk(i,j) を出力している。即ち、前記累積加算回路14は、前記フ
レーム開始検出回路11により、そのフレーム開始時にク
リアされるもので、フレームkの画像について、その1
フレーム前の画像の対応画素との間の各画素データの絶
対差分値の総和としてフレーム画像間の時間的変動量
(累積加算値)Skを検出している。
うに構成され、再生動画像の各フレーム画像間の時間的
な変動量を逐次検出するものとなっている。即ち、前記
画像再生部1より再生される動画像の、フレームkにお
ける画素(i,j)の画素データをfk(i,j)としたとき、
その画素データの時系列は画像間変動量検出部3に順に
入力される。この検出部3におけるフレーム開始検出回
路11は、上記画像再生部1から入力される動画像のデー
タから、各フレームの開始タイミングを検出している。
しかして、その画素データは1フレーム遅延回路12に入
力されて1フレーム時間に亙って遅延されている。絶対
差分値検出回路13は上記の如く入力されたフレームkの
画素データと、1フレーム前に入力されて上記遅延回路
13にて1フレーム時間遅延されたフレーム(k−1)の
画素データとの絶対差分値をFk(i,j)を Fk(i,j)=|fk(i,j)−fk−1(i,j)| として計算している。累積加算回路14は上記絶対差分値
Fk(i,j)を1フレームに亙って累積加算し、その累積
加算値Sk Sk= Σ Fk(i,j) を出力している。即ち、前記累積加算回路14は、前記フ
レーム開始検出回路11により、そのフレーム開始時にク
リアされるもので、フレームkの画像について、その1
フレーム前の画像の対応画素との間の各画素データの絶
対差分値の総和としてフレーム画像間の時間的変動量
(累積加算値)Skを検出している。
この時間的変動量Skは、比較回路15に与えられて所定
の閾値A1,A2,〜Anとそれぞれ比較され、その変動量の大
きさが判別されている。この比較回路15により判別され
た前記変動量の大きさの情報が、前記フレーム開始検出
回路11の出力を受けて各フレームの切替わりタイミング
毎にラッチ回路16にラッチされ、D/A変換器17を介して
前記画像再生部1の再生速度可変制御情報として出力さ
れている。
の閾値A1,A2,〜Anとそれぞれ比較され、その変動量の大
きさが判別されている。この比較回路15により判別され
た前記変動量の大きさの情報が、前記フレーム開始検出
回路11の出力を受けて各フレームの切替わりタイミング
毎にラッチ回路16にラッチされ、D/A変換器17を介して
前記画像再生部1の再生速度可変制御情報として出力さ
れている。
この再生速度可変制御情報は、前記フレーム画像間の
時間的変動量が大きいとき、前記画像再生部1の画像再
生速度を遅く設定し、また前記フレーム画像間の時間的
変動量が少ないときには前記画像再生部1の画像再生速
度を速く設定する情報として与えられる。このような再
生速度可変制御情報に従って、VTRからの画像再生速度
が制御され、フレーム画像間の変動が少ない部分につい
ては高速に、またフレーム画像間の変動が多い部分につ
いては比較的低速に画像再生が行われることになる。
(ここで画像再生部1がフレーム画像を再生するに際
し、低速設定時を標準再生とすると、高速設定時は倍速
再生によりフレーム画像をほぼ完全に再生できる。例え
ば2倍速の場合は、現フレームの前半部分と次フレーム
の後半部分を夫々切出して合成することにより1フレー
ム画像を再生する。この倍速再生方式は、例えば「日本
放送協会編、NHKホームビデオ技術、日本放送出版協会
刊、昭和56年4月20日発行」により既に知られている技
術である。一連の動画像中のフレーム画像の変化に応じ
てその再生速度が制御されて、その全体の再生所要時間
の短縮が図られる。このように画像再生速度が制御され
ることにより、高品質のフレーム画像がサンプル画像と
して順次得られるが、更にこれと同期して画像表示も制
御される。例えば、第3図に示すように、画像表示部2
に2つのフレーム画像メモリ21,22を並列的に設け、セ
レクタ23,24を介して上記フレーム画像メモリ21,22に対
する再生画像の書込みと、その読出しとを交互に行うよ
うにしている。そして、上記各フレーム画像メモリ21,2
2から静止画像的に読出されるフレーム画像をディスプ
レイ25に供給して画像表示するようにしている。また前
記各セレクタ23,24の切替え制御については、前記画像
間変動量検出部3にて検出される変動量の大きさに従う
ようにしている。つまり前記比較回路15の一部に比較判
定結果を利用して前記各セレクタ23,24の切替えを制御
するようにしている。たとえば第3図において、画像再
生部1より再生された現フレーム画像が画像間変動量検
出部3へ送られたものとする。画像間変動量検出部3で
は、この現フレーム画像と既に記憶済みである直前のフ
レーム画像との間の変動量を計算し、これが閾値An(A1
<A2<…<Anを越えている場合は閾値Anに対応した低速
の再生速度設定信号を画像再生部1へ出力し、更にセレ
クタ23とセレクタ24に切換制御信号を出力する。画像再
生部1では低速の再生速度設定信号を受けて次のフレー
ム画像を低速再生する。セレクタ23では切換制御信号を
受けて、画像再生部1より低速再生された次のフレーム
画像を一方のフレーム画像メモリ21へ書込む。又、セレ
クタ24では、切換制御信号を受けて、他方のフレーム画
像メモリ22にすでに書き込まれているフレーム画像(前
の変動点に対応するフレーム画像)を読出してディスプ
レイ25へ送る。
時間的変動量が大きいとき、前記画像再生部1の画像再
生速度を遅く設定し、また前記フレーム画像間の時間的
変動量が少ないときには前記画像再生部1の画像再生速
度を速く設定する情報として与えられる。このような再
生速度可変制御情報に従って、VTRからの画像再生速度
が制御され、フレーム画像間の変動が少ない部分につい
ては高速に、またフレーム画像間の変動が多い部分につ
いては比較的低速に画像再生が行われることになる。
(ここで画像再生部1がフレーム画像を再生するに際
し、低速設定時を標準再生とすると、高速設定時は倍速
再生によりフレーム画像をほぼ完全に再生できる。例え
ば2倍速の場合は、現フレームの前半部分と次フレーム
の後半部分を夫々切出して合成することにより1フレー
ム画像を再生する。この倍速再生方式は、例えば「日本
放送協会編、NHKホームビデオ技術、日本放送出版協会
刊、昭和56年4月20日発行」により既に知られている技
術である。一連の動画像中のフレーム画像の変化に応じ
てその再生速度が制御されて、その全体の再生所要時間
の短縮が図られる。このように画像再生速度が制御され
ることにより、高品質のフレーム画像がサンプル画像と
して順次得られるが、更にこれと同期して画像表示も制
御される。例えば、第3図に示すように、画像表示部2
に2つのフレーム画像メモリ21,22を並列的に設け、セ
レクタ23,24を介して上記フレーム画像メモリ21,22に対
する再生画像の書込みと、その読出しとを交互に行うよ
うにしている。そして、上記各フレーム画像メモリ21,2
2から静止画像的に読出されるフレーム画像をディスプ
レイ25に供給して画像表示するようにしている。また前
記各セレクタ23,24の切替え制御については、前記画像
間変動量検出部3にて検出される変動量の大きさに従う
ようにしている。つまり前記比較回路15の一部に比較判
定結果を利用して前記各セレクタ23,24の切替えを制御
するようにしている。たとえば第3図において、画像再
生部1より再生された現フレーム画像が画像間変動量検
出部3へ送られたものとする。画像間変動量検出部3で
は、この現フレーム画像と既に記憶済みである直前のフ
レーム画像との間の変動量を計算し、これが閾値An(A1
<A2<…<Anを越えている場合は閾値Anに対応した低速
の再生速度設定信号を画像再生部1へ出力し、更にセレ
クタ23とセレクタ24に切換制御信号を出力する。画像再
生部1では低速の再生速度設定信号を受けて次のフレー
ム画像を低速再生する。セレクタ23では切換制御信号を
受けて、画像再生部1より低速再生された次のフレーム
画像を一方のフレーム画像メモリ21へ書込む。又、セレ
クタ24では、切換制御信号を受けて、他方のフレーム画
像メモリ22にすでに書き込まれているフレーム画像(前
の変動点に対応するフレーム画像)を読出してディスプ
レイ25へ送る。
尚、上記第1の実施例では画像間変動量検出部3にお
いて、複数個の閾値A1,A2〜Anとそれぞれに対応した多
段階の再生速度を予め設定しておく。そして変動量Skを
閾値A1,A2〜Anとそれぞれ比較し、Skの大きさに該当す
る閾値を判別し、この閾値に対応した再生速度設定信号
を画像再生部1へ出力するものであった。しかしながら
1個の閾値と高速・低速のみの再生速度を設定し、変動
量Skが閾値を越えている場合に低速の再生速度設定信号
を出力し、閾値以下の場合に高速の再生速度設定信号を
出力するものでも良い。ここでは変動量Skが大きいフレ
ーム画像が検出される毎に低速再生に切換える。そして
切換え直後の低速再生されたフレーム画像のみを高品質
のサンプル画像として取り込む。
いて、複数個の閾値A1,A2〜Anとそれぞれに対応した多
段階の再生速度を予め設定しておく。そして変動量Skを
閾値A1,A2〜Anとそれぞれ比較し、Skの大きさに該当す
る閾値を判別し、この閾値に対応した再生速度設定信号
を画像再生部1へ出力するものであった。しかしながら
1個の閾値と高速・低速のみの再生速度を設定し、変動
量Skが閾値を越えている場合に低速の再生速度設定信号
を出力し、閾値以下の場合に高速の再生速度設定信号を
出力するものでも良い。ここでは変動量Skが大きいフレ
ーム画像が検出される毎に低速再生に切換える。そして
切換え直後の低速再生されたフレーム画像のみを高品質
のサンプル画像として取り込む。
このようにすれば、フレーム画像間の変動量が大きい
時点が検出される毎に、そのフレーム画像のデータが前
記フレーム画像メモリ21,22の一方に交互に入力され
る。そして、フレーム画像の書込みに供されない他方の
フレーム画像メモリからは、そこに格納されたフレーム
画像が静止画像的に読出されてディスプレイ25にて表示
されることになる。そして次の変動点が検出されたとき
には、その逆の処理が同様に行われることになる。従っ
て、ディスプレイ25には、フレーム画像間の変動量が大
きい部分が検出される都度、これによって大幅に変化し
たフレーム画像が表示されることになる。従って、前記
画像の再生速度の制御と相俟って、ディスプレイ25には
その動画像の特徴的なフレーム画像が次々とサンプル表
示されることになる。
時点が検出される毎に、そのフレーム画像のデータが前
記フレーム画像メモリ21,22の一方に交互に入力され
る。そして、フレーム画像の書込みに供されない他方の
フレーム画像メモリからは、そこに格納されたフレーム
画像が静止画像的に読出されてディスプレイ25にて表示
されることになる。そして次の変動点が検出されたとき
には、その逆の処理が同様に行われることになる。従っ
て、ディスプレイ25には、フレーム画像間の変動量が大
きい部分が検出される都度、これによって大幅に変化し
たフレーム画像が表示されることになる。従って、前記
画像の再生速度の制御と相俟って、ディスプレイ25には
その動画像の特徴的なフレーム画像が次々とサンプル表
示されることになる。
かくして、上述したように再生画像に対する表示制御
を行えば、再生動画像中のフレーム間で変化量の大きい
部分毎に切替え制御されるフレーム画像が、静止画像的
に次々に表示されるので、その表示画像は画像情報の特
徴を効果的に示すものとなり、また品質の高いものとな
る。従って、この表示画像を以て前記動画像中の所望と
する画像部分を効果的に検索することが可能となる。
を行えば、再生動画像中のフレーム間で変化量の大きい
部分毎に切替え制御されるフレーム画像が、静止画像的
に次々に表示されるので、その表示画像は画像情報の特
徴を効果的に示すものとなり、また品質の高いものとな
る。従って、この表示画像を以て前記動画像中の所望と
する画像部分を効果的に検索することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、動画像のフレーム間
の画像変動量の大きさに応じて、その画像の再生速度を
可変制御するとともに、フレーム画像間の変動量が大き
い時点が検出される毎に、つまり低速再生に切換える毎
に、ここで低速再生された次のフレーム画像を一方に交
互に格納し、同時に他方に格納されているフレーム画像
を読出して表示するようにしているので、上記動画像の
特徴的な情報を示すフレーム画像のみを効率良く表示さ
せることができる。故に動画像中の目的とする画像部分
の検索等を効率良く行うことができる。
の画像変動量の大きさに応じて、その画像の再生速度を
可変制御するとともに、フレーム画像間の変動量が大き
い時点が検出される毎に、つまり低速再生に切換える毎
に、ここで低速再生された次のフレーム画像を一方に交
互に格納し、同時に他方に格納されているフレーム画像
を読出して表示するようにしているので、上記動画像の
特徴的な情報を示すフレーム画像のみを効率良く表示さ
せることができる。故に動画像中の目的とする画像部分
の検索等を効率良く行うことができる。
尚、本発明は上述した実施例にのみ限定されるもので
はない。例えば再生速度の制御範囲は、その動画像に応
じて設定すれば良いものである。また画像表示部2にお
けるフレーム画像メモリの切替え制御の検出レベルも適
宣設定すれば良いものである。要するに、本発明はその
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することがで
きる。
はない。例えば再生速度の制御範囲は、その動画像に応
じて設定すれば良いものである。また画像表示部2にお
けるフレーム画像メモリの切替え制御の検出レベルも適
宣設定すれば良いものである。要するに、本発明はその
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例装置の概略構成図、第2図は
実施例装置における画像間変動量検出部の構成例を示す
図、第3図は実施例装置における画像表示部の構成例を
示す図である。 1……画像再生部、2……画像表示部、3……画像間変
動量検出部、11……フレーム開始検出回路、12……1フ
レーム遅延回路、13……絶対差分値検出回路、14……累
積加算回路、15……比較回路、16……ラッチ回路、17…
…A/D変換器、21,22……フレーム画像メモリ、23,24…
…セレクタ、25……ディスプレイ。
実施例装置における画像間変動量検出部の構成例を示す
図、第3図は実施例装置における画像表示部の構成例を
示す図である。 1……画像再生部、2……画像表示部、3……画像間変
動量検出部、11……フレーム開始検出回路、12……1フ
レーム遅延回路、13……絶対差分値検出回路、14……累
積加算回路、15……比較回路、16……ラッチ回路、17…
…A/D変換器、21,22……フレーム画像メモリ、23,24…
…セレクタ、25……ディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 光善 川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社 東芝総合研究所内 (72)発明者 田端 光男 川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社 東芝総合研究所内 (72)発明者 沼上 英雄 川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社 東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−100683(JP,A) 特開 昭61−8758(JP,A) 特開 昭55−56779(JP,A) 特公 昭54−33889(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体に記録された動画像情報を再生す
る画像再生手段と、 この画像再生手段で再生された動画像の現フレーム画像
と前フレーム画像との間の変動量を検出し、前記画像再
生手段がフレーム画像を再生するに際し、前記変動量が
閾値以下の場合は高速再生に切換え、前記変動量が閾値
を越えている場合は低速再生に切換える再生速度制御手
段と、 一対のフレーム画像メモリと、 前記再生速度制御手段が前記画像再生手段を低速再生に
切換える毎に、その直後の低速再生されたフレーム画像
を前記一対のフレーム画像メモリの一方に交互に格納す
るとともに他方に格納されているフレーム画像を読出す
切換手段と、 この切換手段により前記他方に格納されているフレーム
画像が読出される毎に、このフレーム画像を表示する表
示手段と を具備してなることを特徴とする画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127842A JP2557338B2 (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127842A JP2557338B2 (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 画像再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618758A JPS618758A (ja) | 1986-01-16 |
JP2557338B2 true JP2557338B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=14970012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59127842A Expired - Lifetime JP2557338B2 (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557338B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6160558A (en) * | 1997-03-06 | 2000-12-12 | Fujitsu Limited | Animation creating method and system, and animation reproducing method and system |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5433889A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Metal catalyst for use in exhaust gas denitration |
JPS59100683A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-09 | Canon Inc | 映像再生装置 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP59127842A patent/JP2557338B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS618758A (ja) | 1986-01-16 |
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