JP2557311B2 - 蒸煮炊飯装置 - Google Patents
蒸煮炊飯装置Info
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- JP2557311B2 JP2557311B2 JP5117568A JP11756893A JP2557311B2 JP 2557311 B2 JP2557311 B2 JP 2557311B2 JP 5117568 A JP5117568 A JP 5117568A JP 11756893 A JP11756893 A JP 11756893A JP 2557311 B2 JP2557311 B2 JP 2557311B2
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- Japan
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- rice
- water
- conveyor
- steam
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- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原料穀類を蒸気・高
温水等を利用して炊飯する蒸煮炊飯装置に関する。
温水等を利用して炊飯する蒸煮炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−199820号で開示され
ているように、スクレーパにシャワー水を噴射しスクレ
ーパに付着した米を二次蒸し部に向って洗い落とす機能
を有するシャワーを設けている手段がある。
ているように、スクレーパにシャワー水を噴射しスクレ
ーパに付着した米を二次蒸し部に向って洗い落とす機能
を有するシャワーを設けている手段がある。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、前
記手段ではシャワー水が二次蒸し部の米層に落下するた
めに傾斜面により行われた水切り効果が低下し、また米
層が崩れて蒸気の通り抜けにバラツキを生じてご飯の品
質の低下を生じさせることがあり、そして二次蒸し部に
スクレーパ板に付着した米が落下するので清掃に手間が
かかる。
記手段ではシャワー水が二次蒸し部の米層に落下するた
めに傾斜面により行われた水切り効果が低下し、また米
層が崩れて蒸気の通り抜けにバラツキを生じてご飯の品
質の低下を生じさせることがあり、そして二次蒸し部に
スクレーパ板に付着した米が落下するので清掃に手間が
かかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決し得る蒸煮炊飯装置を提供するものであって、つぎ
の技術的手段を講じた。すなわち、一次蒸し装置8と浸
漬装置9と二次蒸し装置10とを備え、原料穀類がこれ
らの各装置8,9,10をその順に通って炊飯する構成
とし、該浸漬装置9を構成する貯水タンク15の傾斜面
の案内終端を通るほぼ上り垂直面を基準にして、搬送装
置16の搬送始端側で給水手段により水を間歇又は連続
して原料押し板18の搬送面に供給する構成の蒸煮炊飯
装置とする。
解決し得る蒸煮炊飯装置を提供するものであって、つぎ
の技術的手段を講じた。すなわち、一次蒸し装置8と浸
漬装置9と二次蒸し装置10とを備え、原料穀類がこれ
らの各装置8,9,10をその順に通って炊飯する構成
とし、該浸漬装置9を構成する貯水タンク15の傾斜面
の案内終端を通るほぼ上り垂直面を基準にして、搬送装
置16の搬送始端側で給水手段により水を間歇又は連続
して原料押し板18の搬送面に供給する構成の蒸煮炊飯
装置とする。
【0005】
【作用】一次蒸し装置8で加熱された原料穀類は浸漬装
置9に送り込まれ浸漬し高温水を吸水する。そして、該
原料穀類は搬送装置16の原料押し板18により搬送さ
れて貯水タンク15から二次蒸し装置10に供給され
る。そして、吸水した原料穀類は二次蒸し装置10のコ
ンベア21で搬送される途中で蒸気を浴び、ご飯が出来
上がる。炊飯作業をしている時又は終了後に給水手段に
より水を間歇又は連続して供給すると、この水は原料押
し板18に当り原料押し板18から剥離した米と共に貯
水タンク15に収容される。
置9に送り込まれ浸漬し高温水を吸水する。そして、該
原料穀類は搬送装置16の原料押し板18により搬送さ
れて貯水タンク15から二次蒸し装置10に供給され
る。そして、吸水した原料穀類は二次蒸し装置10のコ
ンベア21で搬送される途中で蒸気を浴び、ご飯が出来
上がる。炊飯作業をしている時又は終了後に給水手段に
より水を間歇又は連続して供給すると、この水は原料押
し板18に当り原料押し板18から剥離した米と共に貯
水タンク15に収容される。
【0006】
【効果】炊飯作業時に、原料押し板に向けて給水して
も、水がコンベア21で搬送される米に落下しないの
で、蒸しムラがなく品質の良い米飯に炊き上げることが
できる。また、水は原料押し板18から剥離した米と共
に貯水タンク側に落下して収容されるので、搬送装置1
6の清掃が容易になる。
も、水がコンベア21で搬送される米に落下しないの
で、蒸しムラがなく品質の良い米飯に炊き上げることが
できる。また、水は原料押し板18から剥離した米と共
に貯水タンク側に落下して収容されるので、搬送装置1
6の清掃が容易になる。
【0007】本発明の一実施例を図面により説明する
と、蒸煮炊飯装置6は原料穀類(以下、実施例ではすし
米とする)を所定量収納することのできる収納タンク7
と一次蒸し装置8と、浸漬装置9と、二次蒸し装置10
と米飯をのせて搬送することのできるコンベア1とを備
えている。
と、蒸煮炊飯装置6は原料穀類(以下、実施例ではすし
米とする)を所定量収納することのできる収納タンク7
と一次蒸し装置8と、浸漬装置9と、二次蒸し装置10
と米飯をのせて搬送することのできるコンベア1とを備
えている。
【0008】そして、該収納タンク7は上端部を適宜搬
送手段を介して浸漬タンク(図示せず)と連通し、下端
部に開閉自在のシャッター(図示せず)を設けていると
ともに、内側上端部に所定量のすし米を収納したときに
満杯を検知することのできる満杯センサ(図示せず)を
設けている。なお、該満杯センサが満杯検知信号を出力
すると、この信号を受信した制御部(図示していない
が、例えばマイクロコンピュータ)が作動部に作動停止
信号を出力して前記搬送手段の駆動を停止するように構
成しているので、すし米が収納タンク7からオーバーフ
ローするのを防止することができる。
送手段を介して浸漬タンク(図示せず)と連通し、下端
部に開閉自在のシャッター(図示せず)を設けていると
ともに、内側上端部に所定量のすし米を収納したときに
満杯を検知することのできる満杯センサ(図示せず)を
設けている。なお、該満杯センサが満杯検知信号を出力
すると、この信号を受信した制御部(図示していない
が、例えばマイクロコンピュータ)が作動部に作動停止
信号を出力して前記搬送手段の駆動を停止するように構
成しているので、すし米が収納タンク7からオーバーフ
ローするのを防止することができる。
【0009】そして、収納タンク7から送られてきたす
し米を一次蒸しする一次蒸し装置8は、すし米が漏下し
ない程度の小さな通気孔(図示せず)を有し、且つ、回
転可能に設けたネット型のコンベア11と、該コンベア
11の搬送面12の下方に位置するとともに、搬送方向
に複数個設けた上部を開放している蒸気室13内に約1
00°C近くの高温の湿り蒸気を供給することのできる
蒸気供給装置14とを備えている。
し米を一次蒸しする一次蒸し装置8は、すし米が漏下し
ない程度の小さな通気孔(図示せず)を有し、且つ、回
転可能に設けたネット型のコンベア11と、該コンベア
11の搬送面12の下方に位置するとともに、搬送方向
に複数個設けた上部を開放している蒸気室13内に約1
00°C近くの高温の湿り蒸気を供給することのできる
蒸気供給装置14とを備えている。
【0010】浸漬装置9は前記コンベア11で搬送され
てきたすし米を収納することのできるとともに、温水器
(図示せず)を介して約85゜Cの水温を有する高温水
を所定量貯水している貯水タンク15と、貯水タンク1
5内に送り込まれたすし米を二次蒸し装置10側に搬送
することのできる搬送装置16とを備えている。なお、
該搬送装置16は、回転可能に設けた無端帯17とこの
無端帯17に所定間隔おきに設けた矩形状のステンレス
材からなる原料押し板18とを備えており貯水タンク1
5の終端側は上り傾斜面に形成している。
てきたすし米を収納することのできるとともに、温水器
(図示せず)を介して約85゜Cの水温を有する高温水
を所定量貯水している貯水タンク15と、貯水タンク1
5内に送り込まれたすし米を二次蒸し装置10側に搬送
することのできる搬送装置16とを備えている。なお、
該搬送装置16は、回転可能に設けた無端帯17とこの
無端帯17に所定間隔おきに設けた矩形状のステンレス
材からなる原料押し板18とを備えており貯水タンク1
5の終端側は上り傾斜面に形成している。
【0011】また、搬送装置16の搬送終端側上方位置
で、且つ、貯水タンク15の案内終端19を通る略垂直
面1よりも搬送装置16の搬送始端側に、水圧の高い水
を原料押し板18の搬送面に供給することのできるノズ
ル20を原料押し板18の横幅方向に複数個設けてい
る。
で、且つ、貯水タンク15の案内終端19を通る略垂直
面1よりも搬送装置16の搬送始端側に、水圧の高い水
を原料押し板18の搬送面に供給することのできるノズ
ル20を原料押し板18の横幅方向に複数個設けてい
る。
【0012】なお、供給水としては温水が有効であると
ともに、作業時に間欠的あるいは連続的に供給してもよ
い。また、作業終了後において、浸漬装置9を清掃する
場合に手動操作して供給することもできる。
ともに、作業時に間欠的あるいは連続的に供給してもよ
い。また、作業終了後において、浸漬装置9を清掃する
場合に手動操作して供給することもできる。
【0013】二次蒸し装置10は、前記搬送装置16で
送られてきたすし米をのせて所定方向に搬送することが
できるとともに、すし米が漏下しない程度の通気孔(図
示せず)を有するネット型のコンベア21と、該コンベ
ア21の搬送面22の下方位置で、且つ、搬送方向方向
に複数個設けて上端部(コンベア21側)を開口したそ
れぞれの蒸気室23内に約100゜C〜115゜C前後
の温水の湿り蒸気を供給することのできる蒸気供給装置
24とを備えている。そして、該コンベア21の搬送始
端側上方位置には、矢印方向に回転して搬送面22上の
吸水したすし米を攪拌することのできる攪拌体25を所
定間隔を置いて搬送方向に並設しており、搬送終端側の
上方位置には、矢印方向に回転して炊き上げられた米飯
を排出することのできる排出体26を設けている。な
お、前記コンベア11の搬送終端側上方位置にも矢印方
向に回転して一次蒸しを受けたすし米を貯水タンク15
側に送り込むことのできる排出体26を設けている。ま
た、それぞれの蒸気供給装置14と蒸気供給装置24
は、供給源から送られてきた蒸気を清掃することのでき
る蒸気調節器(図示せず)と蒸気案内管を介して連通可
能に設けるとともに、温度調節手段(図示せず)でもっ
て所定の温度に調節されている。
送られてきたすし米をのせて所定方向に搬送することが
できるとともに、すし米が漏下しない程度の通気孔(図
示せず)を有するネット型のコンベア21と、該コンベ
ア21の搬送面22の下方位置で、且つ、搬送方向方向
に複数個設けて上端部(コンベア21側)を開口したそ
れぞれの蒸気室23内に約100゜C〜115゜C前後
の温水の湿り蒸気を供給することのできる蒸気供給装置
24とを備えている。そして、該コンベア21の搬送始
端側上方位置には、矢印方向に回転して搬送面22上の
吸水したすし米を攪拌することのできる攪拌体25を所
定間隔を置いて搬送方向に並設しており、搬送終端側の
上方位置には、矢印方向に回転して炊き上げられた米飯
を排出することのできる排出体26を設けている。な
お、前記コンベア11の搬送終端側上方位置にも矢印方
向に回転して一次蒸しを受けたすし米を貯水タンク15
側に送り込むことのできる排出体26を設けている。ま
た、それぞれの蒸気供給装置14と蒸気供給装置24
は、供給源から送られてきた蒸気を清掃することのでき
る蒸気調節器(図示せず)と蒸気案内管を介して連通可
能に設けるとともに、温度調節手段(図示せず)でもっ
て所定の温度に調節されている。
【0014】炊飯された米飯をのせて搬送するコンベア
1は、前記コンベア21と同方向に搬送することができ
るように回転可能に設けている。そして、該コンベア1
の搬送始端部の上方位置には前記コンベア1の搬送方向
イに対して横方向に複数個の供給口3を有する調味液供
給装置4を搬送方向イに所定間隔をおいて並設している
とともに、該調味液供給装置4の近く(実施例では、後
方)に、供給口3から供給された酢を浴びた米飯を攪拌
することのできる攪拌体5を回転可能に設けている。従
って、酢の供給と攪拌を繰り返して行なうことができ
る。そして、前記調味液供給装置4は酢案内管27を介
して酢を貯留している酢タンク28に連通しており、途
中、ポンプ29と、酢案内管27を加熱する蒸気ヒータ
ー30と、電磁弁31とを設けている。なお、電磁弁3
1は手動操作で開閉する構成でもよく、センサーを設け
て米飯が供給口3の下方位置近くに搬送されてきたとき
自動的に電磁弁31を開くように構成してもよい。
1は、前記コンベア21と同方向に搬送することができ
るように回転可能に設けている。そして、該コンベア1
の搬送始端部の上方位置には前記コンベア1の搬送方向
イに対して横方向に複数個の供給口3を有する調味液供
給装置4を搬送方向イに所定間隔をおいて並設している
とともに、該調味液供給装置4の近く(実施例では、後
方)に、供給口3から供給された酢を浴びた米飯を攪拌
することのできる攪拌体5を回転可能に設けている。従
って、酢の供給と攪拌を繰り返して行なうことができ
る。そして、前記調味液供給装置4は酢案内管27を介
して酢を貯留している酢タンク28に連通しており、途
中、ポンプ29と、酢案内管27を加熱する蒸気ヒータ
ー30と、電磁弁31とを設けている。なお、電磁弁3
1は手動操作で開閉する構成でもよく、センサーを設け
て米飯が供給口3の下方位置近くに搬送されてきたとき
自動的に電磁弁31を開くように構成してもよい。
【0015】また、電磁弁31が閉じている場合には、
酢タンク28側に酢が循環できる循環回路Aを構成して
いる。32は流量計、33は圧力計、34は圧力調整バ
ルブ、そして、35は調味液供給装置4側の酢案内管2
7内の酢を排出・停止切換することのできる排出弁であ
る。なお、排出弁35は手動操作弁あるいは電磁弁いず
れでもよい。
酢タンク28側に酢が循環できる循環回路Aを構成して
いる。32は流量計、33は圧力計、34は圧力調整バ
ルブ、そして、35は調味液供給装置4側の酢案内管2
7内の酢を排出・停止切換することのできる排出弁であ
る。なお、排出弁35は手動操作弁あるいは電磁弁いず
れでもよい。
【0016】また、攪拌体5は回転軸36と、この回転
軸36の外周面に放射状で、且つ、搬送方向イに対して
横方向に所定間隔おきに配設して先端部を搬送面2の近
くに位置しているバー37とを備えている。そして、該
バー37は先端部を横方向に略直角に折り曲げている。
さらに、浸漬装置9側に位置する攪拌体5の回転数を他
攪拌体5の回転数よりも高速回転するべく伝動構成して
いる。なお、該攪拌体5の回転動力は伝導プーリーや無
端帯を介してモータ(図示せず)から伝動されるべく構
成している。
軸36の外周面に放射状で、且つ、搬送方向イに対して
横方向に所定間隔おきに配設して先端部を搬送面2の近
くに位置しているバー37とを備えている。そして、該
バー37は先端部を横方向に略直角に折り曲げている。
さらに、浸漬装置9側に位置する攪拌体5の回転数を他
攪拌体5の回転数よりも高速回転するべく伝動構成して
いる。なお、該攪拌体5の回転動力は伝導プーリーや無
端帯を介してモータ(図示せず)から伝動されるべく構
成している。
【0017】
【作用】次に作用を述べる。まず、シャッターを開くと
収納タンク7内に貯留されている、あらかじめ浸漬され
たすし米はコンベア11の搬送面12上に落下して、こ
のコンベア11によって所定の層厚をなしながら、浸漬
装置9側に搬送される。そして、この搬送途中で、蒸気
供給装置14によって蒸気室13内に供給され、コンベ
ア11の通気孔を通って浮上する約100°Cの高温の
湿り蒸気を浴びて加熱される。そして、コンベア11の
搬送終端から貯水タンク15内に送り込まれたすし米
は、高温水を吸水しながら搬送装置16の原料押し板1
8によって二次蒸し装置10側に搬送される。なお、コ
ンベア11の搬送終端部から貯水タンク15内にすし米
を送り込む場合、排出体26が送り込みの補助作業を行
うので、すし米の停滞による過加熱を防止することがで
きる。
収納タンク7内に貯留されている、あらかじめ浸漬され
たすし米はコンベア11の搬送面12上に落下して、こ
のコンベア11によって所定の層厚をなしながら、浸漬
装置9側に搬送される。そして、この搬送途中で、蒸気
供給装置14によって蒸気室13内に供給され、コンベ
ア11の通気孔を通って浮上する約100°Cの高温の
湿り蒸気を浴びて加熱される。そして、コンベア11の
搬送終端から貯水タンク15内に送り込まれたすし米
は、高温水を吸水しながら搬送装置16の原料押し板1
8によって二次蒸し装置10側に搬送される。なお、コ
ンベア11の搬送終端部から貯水タンク15内にすし米
を送り込む場合、排出体26が送り込みの補助作業を行
うので、すし米の停滞による過加熱を防止することがで
きる。
【0018】そして、貯水タンク15の終端から排出さ
れた吸水米は、コンベア21の搬送面22上にのってコ
ンベア1側に搬送されるとともに、この搬送途時におい
て、攪拌体25によって攪拌されて、ふわっとした高積
み状態になる。また、前記搬送途時において、蒸気供給
装置24によって蒸気室23内に供給された約100゜
C〜115゜C前後の高温の湿り蒸気は、コンベア21
の通気孔を浮上してふわっとした高積み状態のすし米に
当り炊き上げる。
れた吸水米は、コンベア21の搬送面22上にのってコ
ンベア1側に搬送されるとともに、この搬送途時におい
て、攪拌体25によって攪拌されて、ふわっとした高積
み状態になる。また、前記搬送途時において、蒸気供給
装置24によって蒸気室23内に供給された約100゜
C〜115゜C前後の高温の湿り蒸気は、コンベア21
の通気孔を浮上してふわっとした高積み状態のすし米に
当り炊き上げる。
【0019】そして、炊飯された米飯は、搬送終端部に
達すると、排出体26によってコンベア21から別のコ
ンベア1上に連続して送り込まれて、さらに所定方向に
搬送される。また、コンベア1の搬送始端部では、米飯
は、蒸気ヒーター30で加熱されて調味液供給装置4の
供給口3から排出される酢を浴びるとともに、攪拌体5
で攪拌される。そして、この酢の供給と攪拌作業は繰り
返して行なうので、酢の供給が上層に偏らず、米飯の略
全体にわたって広く散布することができる。
達すると、排出体26によってコンベア21から別のコ
ンベア1上に連続して送り込まれて、さらに所定方向に
搬送される。また、コンベア1の搬送始端部では、米飯
は、蒸気ヒーター30で加熱されて調味液供給装置4の
供給口3から排出される酢を浴びるとともに、攪拌体5
で攪拌される。そして、この酢の供給と攪拌作業は繰り
返して行なうので、酢の供給が上層に偏らず、米飯の略
全体にわたって広く散布することができる。
【0020】しかも搬送始端側に位置する攪拌体5を他
の回転数よりも高くしているので、攪拌効果が一層高ま
り、酢の供給ムラの少ない品質のよいす飯を作ることが
できる。その上、酢を案内する酢案内管27を加熱して
いるので、周囲の温度の変化があっても安定した流れを
維持することができる。また、ノズル20から間歇又は
連続して供給する水が原料押し板18に当って、付着し
ている米を除去することができるので、搬送装置16部
清掃も容易になるとともに、このノズル20から供給す
る水は、貯水タンク15の上り傾斜面の案内終端19を
通る略垂直面1よりも搬送装置16の搬送始端側に供給
するように構成しているので、二次蒸し装置10側に落
下して米層を崩さず、品質の安定した米飯に仕上げるこ
とができる。
の回転数よりも高くしているので、攪拌効果が一層高ま
り、酢の供給ムラの少ない品質のよいす飯を作ることが
できる。その上、酢を案内する酢案内管27を加熱して
いるので、周囲の温度の変化があっても安定した流れを
維持することができる。また、ノズル20から間歇又は
連続して供給する水が原料押し板18に当って、付着し
ている米を除去することができるので、搬送装置16部
清掃も容易になるとともに、このノズル20から供給す
る水は、貯水タンク15の上り傾斜面の案内終端19を
通る略垂直面1よりも搬送装置16の搬送始端側に供給
するように構成しているので、二次蒸し装置10側に落
下して米層を崩さず、品質の安定した米飯に仕上げるこ
とができる。
【図1】 蒸煮炊飯装置の側面図。
【図2】 コンベアの側断面図。
【図3】 コンベアの平面図。
【図4】 酢の供給回路図。
8 一次蒸し装置 9 浸漬装置 10 二次蒸し装置 15 貯水タンク 16 搬送装置 18 原料押し板
Claims (1)
- 【請求項1】 一次蒸し装置8と浸漬装置9と二次蒸し
装置10とを備え、原料穀類がこれらの各装置8,9,
10をその順に通って炊飯する構成とし、該浸漬装置9
を構成する貯水タンク15の上り傾斜面の案内終端を通
るほぼ垂直面を基準にして、搬送装置16の搬送始端側
で給水手段により水を間歇又は連続して原料押し板18
の搬送面に供給する構成の蒸煮炊飯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5117568A JP2557311B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 蒸煮炊飯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5117568A JP2557311B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 蒸煮炊飯装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61187604A Division JPS6342660A (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 米飯調味装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204092A JPH07204092A (ja) | 1995-08-08 |
JP2557311B2 true JP2557311B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=14715044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5117568A Expired - Lifetime JP2557311B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 蒸煮炊飯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557311B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61199820A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-04 | 株式会社 是沢鉄工所 | 連続式炊飯装置 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5117568A patent/JP2557311B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07204092A (ja) | 1995-08-08 |
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