JP2557300Y2 - 扉 - Google Patents
扉Info
- Publication number
- JP2557300Y2 JP2557300Y2 JP1997002567U JP256797U JP2557300Y2 JP 2557300 Y2 JP2557300 Y2 JP 2557300Y2 JP 1997002567 U JP1997002567 U JP 1997002567U JP 256797 U JP256797 U JP 256797U JP 2557300 Y2 JP2557300 Y2 JP 2557300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- window plate
- lighting
- lighting window
- daylighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホテル、マンション等
の建築物に用いられる出入口用の扉に関する。
の建築物に用いられる出入口用の扉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホテルやマンションなどの出入口
においては、防火上の法規制に基いてスチール製の扉が
多く使われていた。
においては、防火上の法規制に基いてスチール製の扉が
多く使われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のホテル、マンシ
ョン等の出入口の扉においては、気密性、防犯性を重視
していたため、扉自体に開口部をほとんど有していな
い。このため、扉を閉めたままの状態で採光を行うこと
は困難であり、したがって、照明を行わないと扉の内側
が薄暗くなってしまうという問題点があった。
ョン等の出入口の扉においては、気密性、防犯性を重視
していたため、扉自体に開口部をほとんど有していな
い。このため、扉を閉めたままの状態で採光を行うこと
は困難であり、したがって、照明を行わないと扉の内側
が薄暗くなってしまうという問題点があった。
【0004】上記課題に鑑み本考案は、扉を閉めた状態
においても、容易に採光が行なえるとともに、気密性、
防犯性を損なうことのない扉を提供することを目的とす
る。
においても、容易に採光が行なえるとともに、気密性、
防犯性を損なうことのない扉を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、少なくとも扉本体の一部を複数の採光用
の細孔が形成された採光窓板部で形成した扉において、
前記採光窓板部を扉本体の上下方向全長に亘って一定幅
で形成し、この採光窓板部を扉本体の表面板部にスライ
ド自在に連結させた扉とする。
め、本考案は、少なくとも扉本体の一部を複数の採光用
の細孔が形成された採光窓板部で形成した扉において、
前記採光窓板部を扉本体の上下方向全長に亘って一定幅
で形成し、この採光窓板部を扉本体の表面板部にスライ
ド自在に連結させた扉とする。
【0006】
【作用】採光窓板部の細孔からなる採光窓は、扉を閉め
た状態で外部から部屋内に採光を行なうとともに外部確
認用の窓として機能する。また、採光窓板部を表面板に
対してスライド自在に連結させると扉の外枠に合わせて
扉本体の幅を調整できる。
た状態で外部から部屋内に採光を行なうとともに外部確
認用の窓として機能する。また、採光窓板部を表面板に
対してスライド自在に連結させると扉の外枠に合わせて
扉本体の幅を調整できる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3を参照して本考案の実施例を説
明する。
明する。
【0008】図1に本考案の実施例の正面図を示す。
【0009】扉本体30の枢着端側から扉の中央にかけ
ては、表面が平面の長方形状を有する右正面板31が設
けられている。この右表面板31の左端部は、係合部3
7を有し、この係合部37内に採光用の複数の採光窓を
有する採光窓板部32の一側端が出入自在に収納されて
いる。採光窓板部32の開放端側は枠体33に固着され
ている。枠体33は、その縦方向ほぼ中央に半円状の凹
部34を有している。この凹部34に対応する採光窓板
部32には、ほぼL字状の取手35を有している。この
取手35を回動させることにより扉本体30と外枠36
との係合が解除され、扉本体30を開くことが可能とな
る。
ては、表面が平面の長方形状を有する右正面板31が設
けられている。この右表面板31の左端部は、係合部3
7を有し、この係合部37内に採光用の複数の採光窓を
有する採光窓板部32の一側端が出入自在に収納されて
いる。採光窓板部32の開放端側は枠体33に固着され
ている。枠体33は、その縦方向ほぼ中央に半円状の凹
部34を有している。この凹部34に対応する採光窓板
部32には、ほぼL字状の取手35を有している。この
取手35を回動させることにより扉本体30と外枠36
との係合が解除され、扉本体30を開くことが可能とな
る。
【0010】右正面板31の内部には、図2に示すよう
に溝gが設けられ、その内部に採光窓板部32の一部が
スライドして収納可能に構成されている。採光窓板部3
2の一部および右正面板31の裏面の一部には、図3に
示すように適宜の数の調節部kが設けられ、この調節部
k内には、例えばボルトナット等の2組の固定部材3
9、39が収納され、前記ボルトは採光窓板部32に形
成された横方向スリットs内をその裏側のナットまで伸
びており、ボルトを緩めて採光窓板部32をスライドさ
せる。したがって、図3(a)、(b)に示すようにΔ
Lの範囲内で扉のサイズの変更が容易に可能であり、扉
の外枠36の歪み、ずれなどの微調整が可能となってい
る。また、左表面板33および採光窓板部32をスライ
ドさせた状態で扉を閉じることにより、扉を閉じた状態
で通風を行うことも可能である。この場合においては、
防犯上の点から、扉30の上部または下部に新たに扉固
定用のロック部を設けるように構成することが望まし
い。
に溝gが設けられ、その内部に採光窓板部32の一部が
スライドして収納可能に構成されている。採光窓板部3
2の一部および右正面板31の裏面の一部には、図3に
示すように適宜の数の調節部kが設けられ、この調節部
k内には、例えばボルトナット等の2組の固定部材3
9、39が収納され、前記ボルトは採光窓板部32に形
成された横方向スリットs内をその裏側のナットまで伸
びており、ボルトを緩めて採光窓板部32をスライドさ
せる。したがって、図3(a)、(b)に示すようにΔ
Lの範囲内で扉のサイズの変更が容易に可能であり、扉
の外枠36の歪み、ずれなどの微調整が可能となってい
る。また、左表面板33および採光窓板部32をスライ
ドさせた状態で扉を閉じることにより、扉を閉じた状態
で通風を行うことも可能である。この場合においては、
防犯上の点から、扉30の上部または下部に新たに扉固
定用のロック部を設けるように構成することが望まし
い。
【0011】採光窓板部32は、採光用の採光窓w2 を
複数有しているとともに、インターホン40を内蔵して
いる。各採光窓w2 は、アクリル樹脂、硝子、グラスフ
ァイバ等の光透過性を有する材料により構成されてお
り、その形状、色等は様々なものが考えられる。
複数有しているとともに、インターホン40を内蔵して
いる。各採光窓w2 は、アクリル樹脂、硝子、グラスフ
ァイバ等の光透過性を有する材料により構成されてお
り、その形状、色等は様々なものが考えられる。
【0012】以上の実施例においては、採光窓板部の上
下方向全長に亘って採光窓を設けていたが、採光窓板部
の一部分に採光窓を設けるように構成することも可能で
ある。
下方向全長に亘って採光窓を設けていたが、採光窓板部
の一部分に採光窓を設けるように構成することも可能で
ある。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、少なくとも扉本体の一
部を複数の採光用の細孔が形成された採光窓板部で形成
するので、採光窓板部の細孔からなる採光窓は、扉を閉
めた状態で外部から部屋内に容易に採光を行なえるとと
もに外部確認用の窓として用いることもできるという効
果を奏する。また、採光窓板部を表面板に対してスライ
ド自在に連結させるので、扉の外枠に合わせて扉本体の
幅を調整でき、扉の外枠の歪み、ずれ等に容易に対応で
きるという効果を奏する。さらに扉を閉めた状態で採光
を行えるため、防犯上も安全に採光を行うことができる
という効果を奏する。
部を複数の採光用の細孔が形成された採光窓板部で形成
するので、採光窓板部の細孔からなる採光窓は、扉を閉
めた状態で外部から部屋内に容易に採光を行なえるとと
もに外部確認用の窓として用いることもできるという効
果を奏する。また、採光窓板部を表面板に対してスライ
ド自在に連結させるので、扉の外枠に合わせて扉本体の
幅を調整でき、扉の外枠の歪み、ずれ等に容易に対応で
きるという効果を奏する。さらに扉を閉めた状態で採光
を行えるため、防犯上も安全に採光を行うことができる
という効果を奏する。
【図1】本考案に係る扉の正面図である。
【図2】上記扉の部分断面図である。
【図3】上記扉の動作説明図である。
30…扉本体 31…右正面板 32…採光窓板部 33…枠体 34…凹部 35…取手 37…溝部 38a、38b…固定用溝部 39…固定用部材
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも扉本体の一部を複数の採光用
の細孔が形成された採光窓板部で形成した扉において、
前記採光窓板部を扉本体の上下方向全長に亘って一定幅
で形成し、この採光窓板部を扉本体の表面板部にスライ
ド自在に連結させたことを特徴とする扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002567U JP2557300Y2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002567U JP2557300Y2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09483U JPH09483U (ja) | 1997-09-09 |
JP2557300Y2 true JP2557300Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=17297583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997002567U Expired - Fee Related JP2557300Y2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557300Y2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP1997002567U patent/JP2557300Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09483U (ja) | 1997-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |