JP2557147Y2 - 軒樋の取付構造 - Google Patents
軒樋の取付構造Info
- Publication number
- JP2557147Y2 JP2557147Y2 JP6592791U JP6592791U JP2557147Y2 JP 2557147 Y2 JP2557147 Y2 JP 2557147Y2 JP 6592791 U JP6592791 U JP 6592791U JP 6592791 U JP6592791 U JP 6592791U JP 2557147 Y2 JP2557147 Y2 JP 2557147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- fixing plate
- plate
- eaves gutter
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は軒先に固定された鼻隠し
板と該鼻隠し板に着脱自在に取付けられる軒樋支持金具
とからなる軒樋の取付構造に係るものである。
板と該鼻隠し板に着脱自在に取付けられる軒樋支持金具
とからなる軒樋の取付構造に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、軒先に固定された鼻隠し板に軒樋
を取付けるには雨水の流れ勾配に沿って道糸を張ってそ
の上に所定間隔をもって位置決めして軒樋支持金具を３
〜４個のビス止めにより固定されていたため、位置決め
作業やビス止め作業等施工が頗る煩雑なものとなってい
た。
を取付けるには雨水の流れ勾配に沿って道糸を張ってそ
の上に所定間隔をもって位置決めして軒樋支持金具を３
〜４個のビス止めにより固定されていたため、位置決め
作業やビス止め作業等施工が頗る煩雑なものとなってい
た。
【０００３】そこで、従来、鼻隠し板の前面に長手方向
に沿う断面略Ｌ字状若しくは断面略Ｔ字状の係止溝を設
けて該係止溝に軒樋支持金具を嵌入して係止片に該軒樋
支持金具を係止し得るようになしたものが考案されるに
至った。
に沿う断面略Ｌ字状若しくは断面略Ｔ字状の係止溝を設
けて該係止溝に軒樋支持金具を嵌入して係止片に該軒樋
支持金具を係止し得るようになしたものが考案されるに
至った。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記軒樋の
取付構造は鼻隠し板への軒樋支持金具の取付けが、ボル
トからなる軒先固定具の先端に取付けられた固定板と該
ボルトに螺着されたナットにより係止片の両面を締付け
ることにより固定するようになされていたために取付作
業が煩雑である等必ずしも満足し得るものとはいえなか
った。
取付構造は鼻隠し板への軒樋支持金具の取付けが、ボル
トからなる軒先固定具の先端に取付けられた固定板と該
ボルトに螺着されたナットにより係止片の両面を締付け
ることにより固定するようになされていたために取付作
業が煩雑である等必ずしも満足し得るものとはいえなか
った。
【０００５】本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考
案されたものであって、鼻隠し板への軒樋支持金具の取
付作業が簡単な軒樋の取付構造を提供せんとするもので
ある。
案されたものであって、鼻隠し板への軒樋支持金具の取
付作業が簡単な軒樋の取付構造を提供せんとするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み考案
されたものであって、長尺垂直帯板からなる鼻隠し板主
体の前面上下端部に鉤状の係止片を突設して断面Ｃ字状
となした鼻隠し板と、両端部に軒樋耳縁保持部を有する
軒樋支持部の建屋側に上下方向に向けて曲折された軒先
固定板を形成してなる軒樋支持金具とからなって、上記
係止片に軒先固定板を係止して鼻隠し板に軒樋支持金具
を着脱自在に装着してなる軒樋の取付構造であって、上
記軒先固定板が帯金を下方に向けて曲折するとともに該
帯金の一部を打ち抜いて上方に向けて立上げて断面略横
向きＴ字状に形成され、該軒先固定板の先端部が鼻隠し
板主体の前面に当接して該軒先固定板を係止片に向けて
押圧固定する押しボルトを装着せしめてなることを特徴
とする軒樋の取付構造である。
されたものであって、長尺垂直帯板からなる鼻隠し板主
体の前面上下端部に鉤状の係止片を突設して断面Ｃ字状
となした鼻隠し板と、両端部に軒樋耳縁保持部を有する
軒樋支持部の建屋側に上下方向に向けて曲折された軒先
固定板を形成してなる軒樋支持金具とからなって、上記
係止片に軒先固定板を係止して鼻隠し板に軒樋支持金具
を着脱自在に装着してなる軒樋の取付構造であって、上
記軒先固定板が帯金を下方に向けて曲折するとともに該
帯金の一部を打ち抜いて上方に向けて立上げて断面略横
向きＴ字状に形成され、該軒先固定板の先端部が鼻隠し
板主体の前面に当接して該軒先固定板を係止片に向けて
押圧固定する押しボルトを装着せしめてなることを特徴
とする軒樋の取付構造である。
【０００７】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例について詳
細に説明すれば、図１は本考案の軒樋の取付構造の一実
施例を示す分解斜視図で、図中、Ａは発泡セメントや合
成樹脂を素材として押出成形により形成された断面Ｃ字
状からなる鼻隠し板であり、Ｂは軒樋の支持の用に供さ
れる吊り金具や受金具からなる軒樋支持金具であって、
鼻隠し板Ａに着脱自在に取付けられるように形成されて
いるものであり、符号１は垂直長尺帯板からなる鼻隠し
板主体であり、２は鼻隠し板主体１の前面上下端部に鉤
状に突設された長手方向に沿う係止片であり、３は帯金
の曲折により両端部に軒樋耳縁保持部４を設けてなる軒
樋支持部であり、５は軒樋支持部３の建屋側に形成され
た軒先固定板であって、帯金を下方に向けて曲折すると
ともに該帯金の一部を打ち抜いて上方に向けて立上げて
断面略横向きＴ字状に形成されているものであり、６は
軒先固定板５に装着された押しボルトであって、係止片
２への軒先固定板５の押圧の用に供されるものである。
細に説明すれば、図１は本考案の軒樋の取付構造の一実
施例を示す分解斜視図で、図中、Ａは発泡セメントや合
成樹脂を素材として押出成形により形成された断面Ｃ字
状からなる鼻隠し板であり、Ｂは軒樋の支持の用に供さ
れる吊り金具や受金具からなる軒樋支持金具であって、
鼻隠し板Ａに着脱自在に取付けられるように形成されて
いるものであり、符号１は垂直長尺帯板からなる鼻隠し
板主体であり、２は鼻隠し板主体１の前面上下端部に鉤
状に突設された長手方向に沿う係止片であり、３は帯金
の曲折により両端部に軒樋耳縁保持部４を設けてなる軒
樋支持部であり、５は軒樋支持部３の建屋側に形成され
た軒先固定板であって、帯金を下方に向けて曲折すると
ともに該帯金の一部を打ち抜いて上方に向けて立上げて
断面略横向きＴ字状に形成されているものであり、６は
軒先固定板５に装着された押しボルトであって、係止片
２への軒先固定板５の押圧の用に供されるものである。
【０００８】上記鼻隠し板Ａと軒樋支持金具Ｂとは上記
押しボルト６の回動による係止片２への軒先固定板５の
押圧締付けにより着脱自在に装着されているものであ
る。
押しボルト６の回動による係止片２への軒先固定板５の
押圧締付けにより着脱自在に装着されているものであ
る。
【０００９】本考案の軒樋の取付構造は上記構成よりな
るために施工に際しては図２に示すように、釘着等によ
って予め軒先に固定された鼻隠し板Ａの鼻隠し板主体１
にの前面に軒先固定板５を当接し、次いで押しボルトを
回動することにより係止片２に軒先固定板５を押圧する
ことにより取付けられるものである。
るために施工に際しては図２に示すように、釘着等によ
って予め軒先に固定された鼻隠し板Ａの鼻隠し板主体１
にの前面に軒先固定板５を当接し、次いで押しボルトを
回動することにより係止片２に軒先固定板５を押圧する
ことにより取付けられるものである。
【００１０】
【考案の効果】以上より明らかなように、本考案の軒樋
の取付構造は軒樋支持金具の軒先固定板が帯金を下方に
向けて曲折するとともに該帯金の一部を打ち抜いて上方
に向けて立上げて断面略横向きＴ字状に形成され、該軒
先固定板の先端部が鼻隠し板主体の前面に当接して該軒
先固定板を係止片に向けて押圧固定する押しボルトを装
着せしめてなる構成よりなるため、取付けに際しては鼻
隠し板に軒樋支持金具の軒先固定板を嵌着して押しボル
トを回動させることにより固定され、これより施工性が
一段と向上せしめられる。
の取付構造は軒樋支持金具の軒先固定板が帯金を下方に
向けて曲折するとともに該帯金の一部を打ち抜いて上方
に向けて立上げて断面略横向きＴ字状に形成され、該軒
先固定板の先端部が鼻隠し板主体の前面に当接して該軒
先固定板を係止片に向けて押圧固定する押しボルトを装
着せしめてなる構成よりなるため、取付けに際しては鼻
隠し板に軒樋支持金具の軒先固定板を嵌着して押しボル
トを回動させることにより固定され、これより施工性が
一段と向上せしめられる。
【図１】本考案の軒樋の取付構造の一実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本考案の軒樋の取付構造の使用状態を示す断面
図である。
図である。
Ａ 鼻隠し板 Ｂ 軒樋支持金具 １ 鼻隠し板主体 ２ 係止片 ３ 軒樋支持部 ４ 軒樋耳縁保持部 ５ 軒先固定板 ６ 押しボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 長尺垂直帯板からなる鼻隠し板主体の前
面上下端部に鉤状の係止片を突設して断面Ｃ字状となし
た鼻隠し板と、両端部に軒樋耳縁保持部を有する軒樋支
持部の建屋側に上下方向に向けて曲折された軒先固定板
を形成してなる軒樋支持金具とからなって、上記係止片
に軒先固定板を係止して鼻隠し板に軒樋支持金具を着脱
自在に装着してなる軒樋の取付構造であって、上記軒先
固定板が帯金を下方に向けて曲折するとともに該帯金の
一部を打ち抜いて上方に向けて立上げて断面略横向きＴ
字状に形成され、該軒先固定板の先端部が鼻隠し板主体
の前面に当接して該軒先固定板を係止片に向けて押圧固
定する押しボルトを装着せしめてなることを特徴とする
軒樋の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6592791U JP2557147Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 軒樋の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6592791U JP2557147Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 軒樋の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512529U JPH0512529U (ja) | 1993-02-19 |
| JP2557147Y2 true JP2557147Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=13301093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6592791U Expired - Fee Related JP2557147Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 軒樋の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557147Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP6592791U patent/JP2557147Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0512529U (ja) | 1993-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |