JP2556769B2 - 水平連続鋳造設備の引抜き制御方法 - Google Patents

水平連続鋳造設備の引抜き制御方法

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JP2556769B2 JP3073803A JP7380391A JP2556769B2 JP 2556769 B2 JP2556769 B2 JP 2556769B2 JP 3073803 A JP3073803 A JP 3073803A JP 7380391 A JP7380391 A JP 7380391A JP 2556769 B2 JP2556769 B2 JP 2556769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、断面形状が角や丸形
の棒状鋳片を間欠的に引抜いて長尺の鋳片を連続鋳造す
るようになされている水平連続鋳造設備の引抜き制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の水平連続鋳造設備では、モール
ド内での初期凝固の段階で、凝固しつつあるシエルが破
断する、いわゆるブレークアウトを生じ、それにともな
って溶湯が漏れ出してモールドを溶損する可能性があ
る。このようなブレークアウトおよび溶湯の漏れ出しを
未然に防ぐ方法として、従来、特公昭49−26812
号公報に開示されたような方法が知られている。
【0003】上記公報に開示されている方法は、モール
ドの入口端部に設けられているブレークリングの背部に
相当するモールドチューブに熱電対を設けて、凝固状態
を熱電対による温度検知により監視し、異常が発生した
とき、引抜き速度を制御して、ブレークアウトおよび溶
湯の漏れ出しを防止する方法である。
【0004】具体的には、図11に示すように、引抜き
速度を第1の設定温度(TL)および第2の設定温度
(TH)と熱電対による検知温度との絶対温度差にもと
づいて、上昇または低下させるといった制御を行なう。
この制御によると、熱電対による検知温度が第1の設定
温度(TL)に達したら引抜き速度を低下させ、熱電対
による検知温度が上記第2の設定温度(TH)に戻った
とき引抜き速度を図12のように直ちに元の速度Voに
復元させる方法が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、熱電対によ
る検知温度は、モールドチューブの形状、鋳造鋼種毎に
異なる溶湯の溶融温度、鋳造速度等の種々の操業条件、
さらには引抜き条件等により時々刻々と変化するにもか
かわらず、従来の引抜き制御方法では、速度変更のため
の設定制御温度が一定に固定されたものであるから、実
際の温度と設定制御温度との差が常に一定であるため、
引抜き開始時点および定常時においても常に一定であ
り、操業条件を反映していなくて制御が不安定になりや
すい。
【0006】それ故に、操業条件や引抜き条件等の条件
が変わる度に、上記制御温度の設定を変更しなければな
らない面倒がある。また、引抜き速度を元の速度に復帰
させる場合、設定温度になったならば、直ちに元の速度
に復元させるので、その復帰時にシェルに強い力を与え
て、ブレークアウトを修復したにもかかわらず、再びブ
レークアウトを発生する可能性がある。
【0007】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、操業条件や引抜き条件等にかかわらず、適確かつ安
定のよい引抜き制御を実現することができる水平連続鋳
造設備の引抜き制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1発明にる水平連続鋳造設備の引抜き制
御方法は、タンディッシュとモールドチューブとが密閉
接合され、鋳片を間欠的に引抜く水平連続鋳造設備の引
抜き制御方法であって、上記タンディッシュとモールド
との間に設けられるブレークリング近傍のモールドチュ
ーブ内に少なくとも1つの熱電対を設け、ある設定時間
に上記熱電対から周期的にサンプリングされた上記モー
ルドの検知温度の移動平均値を算出し、上記設定時間前
の移動平均値より設定温度をマイナスした値(TL)も
しくは設定温度をプラスした値(TH)を引抜き速度を
変更するための第1の制御温度に設定して、上記熱電対
による現在の検知温度がその第1の設定制御温度(T
L)以下になったとき、もしくは(TH)以上になった
とき引抜き速度を変更させ、その後、上記引抜き速度の
変更開始時の温度(TL)から設定温度をマイナスした
復帰条件温度(Tr)を引抜き速度を復元するため
2の制御温度に設定して、上記熱電対による現在の検知
温度がその第2の設定制御温度を越え、かつ引抜き速度
の変更開始時点(Ta)から所定時間(t2)後に引抜
き速度を上昇させて元の速度に復元させ、もしくは変更
開始時の温度(TH)を越えて引抜き速度を変更した場
合はオペレータの介入によってのみ引抜き速度を復元さ
せることを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載された発明に係る水
平連続鋳造設備の引抜き制御方法は、引抜き速度の復元
を複数段階におこなうものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載された発明によれば、操業中の
モールドチューブの温度を熱電対により監視し、モール
ドチューブ内のブレークリング近傍でブレークアウトが
発生したときの熱電対による周期的な検知温度の移動平
均値を求め、設定時間前の移動平均値より設定温度をマ
イナスした値(TL)もしくは設定温度をプラスした値
(TH)を引抜き速度を変更するための第1の制御温度
に設定し、また、上記引抜き速度の変更開始時の温度
(TL)から設定温度をマイナスした値を引抜き速度を
復元するため第2の制御温度に設定して、熱電対による
現在の検知温度が第1および第2の設定制御温度を越え
たとき引抜き速度を変更または復元させることにより、
操業条件や引抜き条件などの条件がどのように変化して
も、引抜き制御開始時点での設定制御温度と実際の温度
との相対温度差を常に一定にすることが可能となり、上
記の条件にかかわらず適確で、かつ安定の良い引抜き制
御をおこなわせることができる。
【0011】特に、請求項2の発明によれば、引抜き速
度の復元を段階的におこなうことにより、その復元時に
シェルに急激に強い力を与えないで済む。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て説明する。
【0013】図1はこの発明の一実施例によるアジャス
タブル式モールドを使用した水平連続鋳造設備の引抜き
制御方法の構成図を示す。同図において、1はダンディ
ッシュで、溶湯Yを保持する。2は開閉ゲートで、その
ハウジング2Aが上記ダンディッシュ1の出湯部1Aの
外面に取り付けられており、スライディングゲート2B
およびフィードノズル2Cを備えている。3は強冷却部
となる固定のモールドチューブで、鋳片の断面とほぼ同
一の断面形状を有しその背面が水冷されるBe−Cu筒
から構成されており、このモールドチューブ3の入口端
部には、このモールドチューブ3の内径よりも小さいセ
ラミック製のブレークリング4が嵌着されている。5は
アジャスタブルモールドで、潤滑性のよいカーボンが内
張りされ周方向に複数個に分割して径方向に移動可能な
緩冷却部に構成されている。6はピンチロールで、駆動
モータ7により駆動回転されて鋳片17を矢印x方向に
間欠的に引抜き移動させるものであ。14はモールドケ
ーシングである。
【0014】8は上記モールドチューブ3のブレークリ
ング4の背部のフランジ3Fの各辺部に埋込み設置され
た4本の熱電対で、初期の凝固状態を温度により監視す
る。10は温度/電圧変換器で、上記熱電対8による検
知温度を入力し、それを電圧値に変換して出力する。1
1は演算器で、上記温度/電圧変換器10からの出力を
受けて、初期の凝固段階および通常の引抜き操業段階と
いった時間を関数とする後述の演算を行ない制御信号を
出力する。12はピンチロール駆動モータ7の制御用ユ
ニットで、上記演算器11から出力される制御信号にも
とづいて上記駆動モータ7およびピンチロール6の回転
を制御するもので、この制御用ユニット12と上記演算
器11とにより、鋳片17の引抜き制御部13を構成し
ている。
【0015】上記引抜き制御部13における演算器11
による演算内容を以下に説明する。まず、間欠引抜き駆
動時にブレークリング4の端部付近に凝固シェルが残さ
れ、ブレークアウトが発生した場合に引抜き速度を変更
するための第1の制御温度の設定について述べると、図
2に示すように、4本の熱電対8のそれぞれにおいて、
個別に例えば0.3秒のサンプリング周期での検知温度
の移動平均値を算出し、図2(a)のt1(たとえば、
1〜10sec)時間前の移動平均値より、ある設定可
能な温度値α℃(たとえば、5〜20℃)をマイナスし
た値をモールドチューブ3の各面の引抜き速度上昇用の
下限制御温度TLに、また図2(a)のように、t1時
間前の移動平均値に、ある設定温度β℃(たとえば、5
〜20℃)をプラスした値をモールドチューブ3の各面
の引抜き速度低下用の上限制御温度THに設定する。
【0016】また、引抜き速度を元の速度に復元させる
ための第2の制御温度は、図2(b)に示すように、引
抜き速度変更開始時の温度TLから、ある設定温度γ℃
(たとえば、10〜50℃)をマイナスした復帰条件温
度Trに設定しており、現在の移動平均温度が第2の制
御温度を越えたときで、かつ引抜き速度の変更開始時点
taから定時間t2経過後に引抜き速度を上昇させて
復元が開始される。そして、図3に示すように、引抜き
速度の復元は、設定時間t3ごとに複数段階におこなう
ようになしている。なお、温度が急上昇して上記制御温
度THを越えた場合は、引抜き速度の変更を行なうが、
引抜き速度の復元はオペレータの介入によってのみ行な
うようにする。これは、検出温度が高い場合は図1のブ
レークリング4の破損、損耗等の機械的要因が想定され
るため、自動的に引抜き速度を復元させないためであ
る。
【0017】つぎに、上記構成の水平連続鋳造設備の引
抜き制御システムによる引抜き制御動作について説明す
る。まず、引抜き開始はダンディッシュ1内の溶湯Yが
モールドチューブ3内に流入して熱電対8が温度上昇を
検知した時点で、予めプログラムされた引抜きパターン
にもとづいて、図4に示すように、ダミーバー14の引
抜き移動からスタートする。このとき、ダミーバー14
の後端部にはモールドチューブ3内に流入してくる溶湯
を矢印aで示すように、モールドチューブ3の周壁側に
偏流させる突起ガイド14Aが設けられているので、初
期凝固時の熱収縮を補正するとともに、ダミーバー14
と鋳片17との固着を十分にする。そして、上述のオー
トスタートの引抜きパターンが完了すると、自動的に通
常の引抜きパターンに移行する。
【0018】通常の引抜きパターンでの引抜き作業が正
常な場合は、図5のように、レークリング4の背部に
おいて凝固が開始され、その凝固シェルCは引抜き抵抗
力に十分に耐える厚さで連続して形成され、各引抜きス
トロークごとに新しい高温の溶湯Yが上記モールドチュ
ーブ3内に流入するために、熱電対8知温度は図6
のようにほぼ一定の高温状態にある。他方、凝固開始点
でのシェルCとモールドチューブ3の内壁とのスチック
や溶着不良等に起因して、図7のようにシェルCが破断
ブレークアウトB.O発生すると、前回の引抜き
ストローク時に凝固したシェルC1が残され、上記熱電
対8が低温化した上記シェルC1で被覆されて、新しい
高温の溶湯Yからの熱伝達を受けないために、上記熱電
対8による検知温度が図8で示すように大きく変化す
る。この大きな温度変化にもとづいて引抜き制御部13
が動作し、鋳片17の引抜き速度を自動的に変更する。
【0019】このときの引抜き速度の自動制御は次のよ
うにおこなわれる。すなわち、熱電対8それぞれのサン
プリング周期での検知温度の移動平均値を求め、この移
動平均値にもとづいて設定された図9に示す制御温度T
1,TH1,TL2,TH2,…TLi,THiに対
して、熱電対8による現在の検知温度が越えたとき、演
算器11および制御用ユニット12からなる引抜き制御
部13を介して駆動モータ7およびピンチローラ6の回
転速度を制御する。詳しくは、図3のST.で示すよう
に、引抜きを一時停止するか、もしくは引抜き速度を低
速に変更して、モールドチューブ3内に部分的に流出し
た溶湯をモールドチューブ3内で冷却し凝固させる。こ
れにより、部分的に流出した溶湯がモールドチューブ3
の外部に漏れ出すこと、およびモールドチューブ3自体
の溶損も極力抑制することができる。ところで、検知温
度が上昇し始めてシェルC,C1が完全に連結された時
点で引抜き速度(引抜きサイクル)を上昇させた方が安
定操業であるが、引抜き速度を上昇させる時期が遅れる
程、引抜き速度を低下させたことに起因する間欠引抜き
ストローク時のシェル接続部に発生するコールドシャッ
トクラック(品質欠陥)が大きくなるため、図2(b)
で示すような検知温度の変化(上昇)を予想して、復帰
条件温度Trを越え、かつ引抜き速度の変更開始時点T
aから所定時間t2後に引抜き速度を上昇させて操業す
ることにより品質欠陥を低減することができる。
【0020】そして、上記のような引抜き速度の変更に
ともない、熱電対8による検知温度が上述した第2の制
御温度に達したならば、引抜き速度を図10に示すよう
に、段階的に徐々に増大させて、元の引抜き速度Voに
戻すことにより、シェルCに強い力を与えないですむ。
【0021】なお、上記実施例では、4本の熱電対8を
配置して、これら各熱電対8の検知温度にもとづいて引
抜き制御をおこなうことにより、特に、角ビレットなど
鋳造断面の大きい鋳片17を対象とした場合の制御にと
って有効であるけれども、1つの熱電対8のみを設け
て、同様な制御をおこなわせるもよい。また、上記実施
例では、通常の開放型アジャスタブル式モールドに適用
したが、モールドのほぼ全域を密閉状に包囲する密閉式
ケーシング(図示せず)を備えた密閉型のアジャスタブ
ル式モールドに適用することにより、一層効果的であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、引抜
き速度の制御のための制御温度の設定に、熱電対による
周期的な検知温度の平均値を利用しているので、操業条
件や引抜き条件等の条件変化にともない、熱電対による
検知温度がどのように時々刻々と変化しようとも、引抜
き制御開始時点での設定制御温度と実際の温度との相対
温度差を常に一定にすることができるばかりでなく、瞬
間的に大きく変化する外乱状の温度変化を無視できる。
従って、所定の引抜き制御を応答性よく適確におこなう
ことができるとともに、制御の安定化を図ることができ
る。換言すると、操業条件等の異なる鋳造設備への適用
性を十分に広げることができる。
【0023】特に、引抜き速度の変更後の復元を段階的
におこなうことにより、復元時にシェルに強い力を与え
ないですみ、これによって、ブレークアウト修復後に再
びブレークアウトを発生する可能性をいちじるしく減少
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるアジャスタブル式モ
ールドを使用した水平連続鋳造設備の引抜き制御システ
ムの構成図である。
【図2】引抜き速度変更のための制御温度の設定方法を
説明する図である。
【図3】引抜き速度の復元動作の説明図である。
【図4】引抜きスタート時の状況を示す要部の断面図で
ある。
【図5】正常な引抜き状況を説明するための要部の断面
図である。
【図6】図5のときの熱電対による検知温度の特性図で
ある。
【図7】ブレークアウト時の状況を説明するための要部
の断面図である。
【図8】図7のときの熱電対による検知温度の特性図で
ある。
【図9】熱電対の温度推移を示す説明図である。
【図10】引抜き速度の復元時の速度推移を示す説明図
である。
【図11】従来の引抜き制御方法による熱電対の温度推
移を示す説明図である。
【図12】従来の引抜き速度の復元時の速度推移を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 ダンディッシュ 3 モールドチューブ 4 ブレークリング 8 熱電対 13 引抜き制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神代 初義 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (72)発明者 岩崎 央 山口県光市大字島田3434番地 新日本製 鐵株式会社 光製鐵所内 (72)発明者 末岡 和明 山口県光市大字島田3434番地 新日本製 鐵株式会社 光製鐵所内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンディッシュとモールドチューブとが
    密閉接合され、鋳片を間欠的に引抜く水平連続鋳造設備
    の引抜き制御方法であって、上記ダンディッシュとモー
    ルドとの間に設けられるブレークリング近傍のモールド
    チューブ内に少なくとも1つの熱電対を設け、ある設定
    時間に上記熱電対から周期的にサンプリングされた上記
    モールドの検知温度の移動平均値を算出し、上記設定時
    間前の移動平均値より設定温度をマイナスした値(T
    L)もしくは設定温度をプラスした値(TH)を引抜き
    速度を変更するための第1の制御温度に設定して、上
    電対による現在の検知温度がその第1の設定制御温度
    (TL)以下になったとき、もしくは(TH)以上にな
    ったとき引抜き速度を変更させ、その後、上記引抜き速
    度の変更開始時の温度(TL)から設定温度をマイナス
    した復帰条件温度(Tr)を引抜き速度を復元するため
    第2の制御温度に設定して、上記熱電対による現在の
    検知温度がその第2の設定制御温度を越え、かつ引抜き
    速度の変更開始時点(Ta)から所定時間(t2)後に
    引抜き速度を上昇させて元の速度に復元させ、もしくは
    変更開始時の温度(TH)を越えて引抜き速度を変更し
    た場合はオペレータの介入によってのみ引抜き速度を復
    元させることを特徴とする水平連続鋳造設備の引抜き制
    御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、引抜き速度の復元を
    複数段階に行なうことを特徴とする水平連続鋳造設備の
    引抜き制御方法。
JP3073803A 1990-12-26 1991-03-12 水平連続鋳造設備の引抜き制御方法 Expired - Lifetime JP2556769B2 (ja)

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