JP2556749B2 - 薄膜貼り付け装置 - Google Patents

薄膜貼り付け装置

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JP2556749B2 JP24106189A JP24106189A JP2556749B2 JP 2556749 B2 JP2556749 B2 JP 2556749B2 JP 24106189 A JP24106189 A JP 24106189A JP 24106189 A JP24106189 A JP 24106189A JP 2556749 B2 JP2556749 B2 JP 2556749B2
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直史 牧口
正則 冨岡
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のドアトリムのように布地等より成
る薄膜を溝付の成形体に貼着すると共に薄膜の周端部を
成形体の溝に差し込む薄膜貼り付け装置に関する。
(従来技術と問題点) 近年、自動車用内装品、化粧用建築部材、家庭用電気
製品の外装部分等において布地、あるいはプラスチック
シート等の薄膜材を成形体に貼着して部分的に材質、色
柄等を異ならせ、外観を豪華に見せる工夫が多く見られ
るようになっている。
また、薄膜材の周端部を如何に見映え良く処理するか
種々工夫がなされており、そのうちで最も見映えのする
構成としては、成形体において薄膜の周端部が位置する
部分に溝を設けておき、この溝に薄膜の周端部を差し込
むというものである。
このような構成にすることにより薄膜の周端部は溝中
に隠れてしまい成形体と薄膜との接続部分がきわめてす
っきりしたラインに仕上り、外観上見映えが一層よくな
るのである。
しかしこのような構成を具現化するに当り、適当な装
置がなく、すべて手作業により、薄膜の周端部を成形体
の溝へ差し込んでおり厄介な作業になっていた。
(目 的) 本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので薄膜を
成形体に貼着すると共に薄膜の周端部を成形体の溝へ自
動的に差し込みできる装置を提供することを目的とする
ものである。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まずその構成を第1図により説明すると、図示されな
いプレス機に取付けられて昇降可能にされた上型取付プ
レート(1)の下面には環状の溝(U)を形成した成形
体(W)の裏面形状とほぼ同一の型表面を有する上型
(2)が取付けられている。該上型取付プレート(1)
の下方には図示されないプレス機に取付けられた下型取
付プレート(3)が設けられており、該下型取付プレー
ト(3)の中央部には前記環状の溝(U)の内周縁形状
とほぼ同一の外周縁形状をした固定板(4)が支持フレ
ーム(5)(5)を介して前記上型(2)に形成された
溝部の内側に対応位置させて固定支持されている。
該固定板(4)の上部には前記上型(2)の溝形成部
の内側形状に対応する型表面を有する下内型(6)が複
数のコイルばね(7)(7)を介して弾性支持されてい
る。なお下内型(6)は、該下内型(6)の下面に取付
けられて固定板(4)を上下動可能にして貫通させたガ
イドピン(8)により横方向へのゆれを規制されて昇降
するようになっている。
また前記固定板(4)の周縁部には前記上型(2)に
形成された溝の凸凹形状に対応した差し込み刃(9)が
立設されている。なお該差し込み刃(9)は常時は前記
下内型(6)の表面より若干下方に位置するように設け
られている。さらに該下内型(6)の外側には、前記上
型(2)に形成された溝の外側型表面とほぼ同一の型表
面を有する穴あき状の下外型(10)が可動板(11)及び
複数のコイルばね(12)(12)を介して前記下内型
(6)と若干の間隙をあけて下型取付プレート(3)上
に弾性支持されていて、該下外型(10)は常時は前記下
内型(6)の表面よりも若干上方に突出させて支持され
ている。
また、該下外型(10)の上端内周縁には複数のL字形
のガイドプレート(10A)がばか穴(10B)にボルト(10
C)を介して水平方向に位置調整可能にして取り付けら
れている。なお該下外型(10)も下内型(6)と同様に
横方向へのゆれを防止するようにガイドピン(13)に案
内されて昇降するようになっている。
さらに図中(14)(14)は、下型取付プレート(3)
に設けられたガイドピン、(15)(15)は、上型取付プ
レート(1)に取付けられたガイド筒であって両者の嵌
合により上型(2)と下型(6)(10)との型合せ位置
決めを行うようになっている。また(S)は布地より成
る薄膜である。
このように構成されたものは、第1図の状態におい
て、あらかじめ所望形状に切断された薄膜(S)の裏面
に接着剤を塗布したものを表面を下向きにして複数のガ
イドプレート(10A)により囲まれた空間部へ挿入して
下内型(6)の所定位置に載置する。この際薄膜(S)
はガイドプレート(10A)に案内されて位置決めが正確
になされる。
次に薄膜(S)を貼着しようとする部分の周縁部に溝
(U)を形成した成形体(W)を下外型(10)の上部に
溝(U)を下方に向けかつ下内型(6)と下外型(10)
との間隙にある差し込み刃(9)に対応させて載置す
る。この際薄膜(S)を貼着する部分及び溝(U)部に
は必要に応じて接着剤を塗布しておく。
次に、図示されないプレス機を作動させて上型取付プ
レート(1)を下降させる。この下降作動によりまず上
型(2)が成形体(W)を下外型(10)とにより挟みつ
け、上型(2)の下面に成形体(W)を密着させる。こ
の状態でさらに下降を続けると下外型(10)がコイルば
ね(12)(12)に抗して下降され成形体(W)の下面に
薄膜(S)が密着されると共に上型(2)と下型(6)
(10)とにより成形体(W)及び薄膜(S)を挟みつけ
た状態となる。この状態でさらに下降を続けると下外型
(10)及び下内型(6)が同時にコイルばね(12)(1
2)(7)(7)に抗して下降されてゆき、薄膜(S)
の周端部が差し込み刃(9)により成形体(W)の溝
(U)に第2図(イ)の如く差し込まれて下降が停止さ
れる。
所定時間この状態を続け、成形体(W)と薄膜の貼着
が十分になった時点で図示されないプレス機が逆作動を
する。この作動により成形体(W)には薄膜(S)が貼
着されかつ溝(U)部には薄膜(S)の周端部が差し込
こまれた状態(第2図(ロ)参照)になって下外型(1
0)上に載置される。(第1図)これを手先業により取
り除き前述の操作と同じ操作をくりかえし行うのであ
る。
(効 果) 本発明は上記の説明から明らかなように、環状の溝を
形成した上型、弾性支持された下内型及び下外型、並び
に差し込み刃を巧みに組合わせた構成としたから、薄膜
を成形体に正確に貼着できると共に薄膜の周端部を成形
体の溝内に自動的に差し込むことができるようになり利
とするところは著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断正面図、第2図
(イ)は成形体の溝部に薄膜周端部を差し込む状態を示
す断面図、第2図(ロ)は同差し込み完了状態を示す断
面図、第3図は第1図におけるA部拡大図である。 (6):下内型 (9):差し込み刃 (10):下外型 (10A):ガイドプレート (7)(12):コイルばね (W):成形体 (S):薄膜 (U):溝 (2):上型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状に溝(U)を設けた成形体(W)にお
    ける該溝(U)で囲まれた部分に、布地等の薄膜(S)
    を貼着すると共に該薄膜(S)の周端部を該溝(U)内
    に差し込む薄膜貼付け装置であって、前記溝(U)付成
    形体(W)の裏面に対応した溝付形成面を有する上型
    (2)を昇降可能に設け、該上型(2)の下方に、前記
    成形体(W)における溝(U)で囲まれた部分の表面に
    対応した形成面を有する下内型(6)を、上方から押圧
    を受けて下降し得るように弾性支持し、該下内型(6)
    の外周に、前記成形体(W)における溝(U)の外周部
    分表面に対応した形成面を有すると共に上端内周縁に、
    全体として前記薄膜(S)の外形と同一形状を形成する
    複数個のL字形ガイドプレート(10A)を、水平方向に
    位置調整可能に取り付けた穴あき状の下外型(10)を、
    上方からの押圧を受けて下降し得るように弾性支持する
    と共に前記下内型(6)の表面から若干上方に突出さ
    せ、かつ該下内型(6)との間に若干の間隙をあけて配
    設し、前記下内型(6)と下外型(10)との間位置に前
    記溝(U)の上下凹凸に対応する状面形状を有する環状
    の差し込み刃(9)を前記下内型(6)の上昇時の表面
    より若干低い位置に固定配設したことを特徴とする薄膜
    貼り付け装置。
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