JP2556695Y2 - 座席用の容器受け - Google Patents
座席用の容器受けInfo
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- JP2556695Y2 JP2556695Y2 JP9845091U JP9845091U JP2556695Y2 JP 2556695 Y2 JP2556695 Y2 JP 2556695Y2 JP 9845091 U JP9845091 U JP 9845091U JP 9845091 U JP9845091 U JP 9845091U JP 2556695 Y2 JP2556695 Y2 JP 2556695Y2
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- Japan
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- container
- seat
- upper plate
- beverage
- receiver
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、バス、電車などの乗
物や劇場などの座席の傍らに装着される容器受けに関す
るものである。この明細書において用語「容器受け」と
は、飲料用の「コップ」類にのみに制限する趣旨ではな
く、飲料用缶容器、飲料用紙容器、その他、たばこなど
飲料用容器以外の携帯品についても適用される。
物や劇場などの座席の傍らに装着される容器受けに関す
るものである。この明細書において用語「容器受け」と
は、飲料用の「コップ」類にのみに制限する趣旨ではな
く、飲料用缶容器、飲料用紙容器、その他、たばこなど
飲料用容器以外の携帯品についても適用される。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の座席用の容器受けは、図
9に記載され、経験的に知られているように、ワイヤー
を円環状に弯曲させて飲料容器支持受け部40を設け、
この飲料容器支持受け部40に底部が開放された網42
が垂設され、飲料容器支持受け部40に支持板44が装
着され、この支持板44が車両用座席などの肘掛46の
先端部の下側に前後方向に進退自在に設けられていた。
この場合、飲料容器支持受け部40に網42を設けるこ
とを省略したものも経験的に知られるとおりである。
9に記載され、経験的に知られているように、ワイヤー
を円環状に弯曲させて飲料容器支持受け部40を設け、
この飲料容器支持受け部40に底部が開放された網42
が垂設され、飲料容器支持受け部40に支持板44が装
着され、この支持板44が車両用座席などの肘掛46の
先端部の下側に前後方向に進退自在に設けられていた。
この場合、飲料容器支持受け部40に網42を設けるこ
とを省略したものも経験的に知られるとおりである。
【0003】しかし、前記した図9に示される従来例は
手軽に製造できるる有利性を有するものの、飲料容器支
持受け部40はワイヤーを弯曲させてなるに過ぎないか
ら、僅かな衝撃により変形したり、弯曲することが少な
くなく、肘掛46から外れるという問題があった。
手軽に製造できるる有利性を有するものの、飲料容器支
持受け部40はワイヤーを弯曲させてなるに過ぎないか
ら、僅かな衝撃により変形したり、弯曲することが少な
くなく、肘掛46から外れるという問題があった。
【0004】更に、飲料容器の支持部分は円環状のワイ
ヤーであるため、飲料容器を装着した場合、飲料容器の
上端のみが支持されることになる結果、飲料容器の底側
は常に自由状態にあるため、飲料容器の底側が不安定と
なり、飲料容器が車両の走行中に発生する僅かな衝撃や
振動により、飲料容器中の飲料水などが溢れることのほ
か、甚だしい場合は容器受けから飲料容器が落下するな
どという決定的な問題があった。もちろん図9に示され
るように、この問題を解消するため飲料容器支持部40
の下方に網42を垂設させ、飲料容器の車両走行中の妄
動を抑制することを図ることが行われてはいるが、確実
性に欠けるため根本的な解決が要請されていた。
ヤーであるため、飲料容器を装着した場合、飲料容器の
上端のみが支持されることになる結果、飲料容器の底側
は常に自由状態にあるため、飲料容器の底側が不安定と
なり、飲料容器が車両の走行中に発生する僅かな衝撃や
振動により、飲料容器中の飲料水などが溢れることのほ
か、甚だしい場合は容器受けから飲料容器が落下するな
どという決定的な問題があった。もちろん図9に示され
るように、この問題を解消するため飲料容器支持部40
の下方に網42を垂設させ、飲料容器の車両走行中の妄
動を抑制することを図ることが行われてはいるが、確実
性に欠けるため根本的な解決が要請されていた。
【0005】また、従来の容器受けでは単一の飲料容器
を支持することができても、複数の飲料容器を支持する
配慮は一切なかった。
を支持することができても、複数の飲料容器を支持する
配慮は一切なかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】この考案が解決しよう
とする課題は、飲料容器を支持する場合の不確実・不安
定さと併せて単数の飲料容器しか支持できない点であ
る。更に、非使用時に乗客の障害になることである。
とする課題は、飲料容器を支持する場合の不確実・不安
定さと併せて単数の飲料容器しか支持できない点であ
る。更に、非使用時に乗客の障害になることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】飲料容器用の支持穴を垂
直方向に夫々備えてなる上側プレートと下側プレートを
座席の傍らの適宜の個所に一定の間隔を隔てて各々独立
して収納自在に設けることにより、上側プレートと下側
プレートの支持穴を夫々同一軸芯上に引き揃え、飲料容
器を両プレートの支持穴内に挿入して上下二個所の位置
で固定制御するようにし、他方、上側プレートと下側プ
レートの引出し位置をずらして配置することにより、上
側プレートの支持穴と下側プレートの支持穴に夫々飲料
容器を挿入して複数の飲料容器を保持するようにし、且
つ非使用時には上側プレートと下側プレートを肘掛内な
どに挿入することにより、乗客の障害にならないように
したものである。
直方向に夫々備えてなる上側プレートと下側プレートを
座席の傍らの適宜の個所に一定の間隔を隔てて各々独立
して収納自在に設けることにより、上側プレートと下側
プレートの支持穴を夫々同一軸芯上に引き揃え、飲料容
器を両プレートの支持穴内に挿入して上下二個所の位置
で固定制御するようにし、他方、上側プレートと下側プ
レートの引出し位置をずらして配置することにより、上
側プレートの支持穴と下側プレートの支持穴に夫々飲料
容器を挿入して複数の飲料容器を保持するようにし、且
つ非使用時には上側プレートと下側プレートを肘掛内な
どに挿入することにより、乗客の障害にならないように
したものである。
【0008】
【実施例】図1および図2は、バスの二人掛け用座席に
おいて隣接する座席10の境に設けられた肘掛12の先
端部の両側に上側プレート14と下側プレート16から
なる容器受け18を一組毎設けてなる例であり、一側の
座席10の容器受け18には、紙製の飲料用容器20が
支持されている。この例では、隣接する二名の乗客が自
己の座席10において夫々一組毎の容器受け18を利用
できる構成が基本的に記載されている。しかし、考案の
趣旨は座席10の肘掛12の両側に上下二枚のプレート
14、16からなる容器受け18を二組設けることでは
なく、原則的に一組の容器受け18を肘掛12の先端部
に装着することは容易に理解されるであろう。一人掛用
の座席の肘掛に一組の容器受けを装着させた場合のこと
を想像することにより、前記の趣旨は容易に理解される
であろう。もっとも、図1と図2を参照すると理解でき
るように、隣接する座席10のうち他の座席10が空席
の場合には、容器受け18の二組を肘掛12から引き出
し、各上下のプレート14、16の位置をずらして配置
することにより、飲料容器20の支持穴22を4個生ず
るようにして、4個の飲料容器20を保持できるように
してもよい。
おいて隣接する座席10の境に設けられた肘掛12の先
端部の両側に上側プレート14と下側プレート16から
なる容器受け18を一組毎設けてなる例であり、一側の
座席10の容器受け18には、紙製の飲料用容器20が
支持されている。この例では、隣接する二名の乗客が自
己の座席10において夫々一組毎の容器受け18を利用
できる構成が基本的に記載されている。しかし、考案の
趣旨は座席10の肘掛12の両側に上下二枚のプレート
14、16からなる容器受け18を二組設けることでは
なく、原則的に一組の容器受け18を肘掛12の先端部
に装着することは容易に理解されるであろう。一人掛用
の座席の肘掛に一組の容器受けを装着させた場合のこと
を想像することにより、前記の趣旨は容易に理解される
であろう。もっとも、図1と図2を参照すると理解でき
るように、隣接する座席10のうち他の座席10が空席
の場合には、容器受け18の二組を肘掛12から引き出
し、各上下のプレート14、16の位置をずらして配置
することにより、飲料容器20の支持穴22を4個生ず
るようにして、4個の飲料容器20を保持できるように
してもよい。
【0009】もちろん、この考案の容器受け18の用途
はバスに制限されるものではく、電車や航空機など他の
乗物のほか劇場などの座席についても適用できることは
いうまでもない。また、図面では容器受け18の装着個
所を座席10の傍らの肘掛12に設ける例を示している
が、他の個所であってもよい。例えば、経験的に知られ
るように、前後方向に並列して座席を設けたバスや電車
の座席の場合では、前座席の背もたれの背面を利用して
その背面の一部にこの考案における容器受け18を装着
することについても考案者は予定している。
はバスに制限されるものではく、電車や航空機など他の
乗物のほか劇場などの座席についても適用できることは
いうまでもない。また、図面では容器受け18の装着個
所を座席10の傍らの肘掛12に設ける例を示している
が、他の個所であってもよい。例えば、経験的に知られ
るように、前後方向に並列して座席を設けたバスや電車
の座席の場合では、前座席の背もたれの背面を利用して
その背面の一部にこの考案における容器受け18を装着
することについても考案者は予定している。
【0010】図2ないし図6を参照して説明すると、肘
掛12の先端部の両側に回動自在に装着される二組の容
器受け18は飲料容器20を支持するための支持穴22
を夫々備えた2枚の上側プレート14と2枚の下側プレ
ート16により構成されている。両側二組の容器受け1
8の構成は左右対称の相違に過ぎないから、一方の容器
受け18について説明する。上側プレート14と下側プ
レート16とからなる容器受け18は一般的にはクリア
ランス30mm程度により、上下に重合するように設け
られている(図6を参照)。上側プレート14と下側プ
レート16の飲料容器20を挿入する支持穴22は好ま
しくは上側に位置する上側プレート14の支持穴22が
大きく、下側に位置する下側プレート16の支持穴22
が小さく設けられ、飲料容器20をこれらの支持穴2
2、22内に挿入したとき、図5に示されるように、飲
料容器20の安定性と確実性を得ることも意図されてい
る。また、図5に示されているように、支持穴22の周
縁に段部23を設けることもよい。例えば支持穴22の
輪郭を方形に設け、方形の牛乳用紙製パックなどを支持
させたときは、そのパックの底部周縁がこの段部23に
支持され、安定性を一層高めることのできる利点があ
る。支持穴22の形状は原則的に円形や方形により市販
品の飲料用容器などの大部分に適用できるが、もちろん
これらの形状にのみ制限する趣旨ではない。
掛12の先端部の両側に回動自在に装着される二組の容
器受け18は飲料容器20を支持するための支持穴22
を夫々備えた2枚の上側プレート14と2枚の下側プレ
ート16により構成されている。両側二組の容器受け1
8の構成は左右対称の相違に過ぎないから、一方の容器
受け18について説明する。上側プレート14と下側プ
レート16とからなる容器受け18は一般的にはクリア
ランス30mm程度により、上下に重合するように設け
られている(図6を参照)。上側プレート14と下側プ
レート16の飲料容器20を挿入する支持穴22は好ま
しくは上側に位置する上側プレート14の支持穴22が
大きく、下側に位置する下側プレート16の支持穴22
が小さく設けられ、飲料容器20をこれらの支持穴2
2、22内に挿入したとき、図5に示されるように、飲
料容器20の安定性と確実性を得ることも意図されてい
る。また、図5に示されているように、支持穴22の周
縁に段部23を設けることもよい。例えば支持穴22の
輪郭を方形に設け、方形の牛乳用紙製パックなどを支持
させたときは、そのパックの底部周縁がこの段部23に
支持され、安定性を一層高めることのできる利点があ
る。支持穴22の形状は原則的に円形や方形により市販
品の飲料用容器などの大部分に適用できるが、もちろん
これらの形状にのみ制限する趣旨ではない。
【0011】この考案の容器受け18は使用時に肘掛1
2の先端部において直角方向に回動され、非使用時には
乗客に対して邪魔にならないよう肘掛12内に収納でき
るよう工夫されている。更に、これらの容器受け18は
互いに独立して肘掛12に対して収納自在に設けられて
いる。
2の先端部において直角方向に回動され、非使用時には
乗客に対して邪魔にならないよう肘掛12内に収納でき
るよう工夫されている。更に、これらの容器受け18は
互いに独立して肘掛12に対して収納自在に設けられて
いる。
【0012】コップ受け18は肘掛12の先端部に設け
られた収納溝24内において前記した支持穴22を外側
にして上側プレート14と下側プレート16の基部が収
納溝24内で軸26を介して互いに独立して回動自在に
設けられている。上側プレート14と下側プレート16
が互いに独立して収納自在に設けることを説明したが、
上側プレート14および下側プレート16が収納溝24
に一体となって同時に回転できるように構成してもよ
い。一体に上側プレート14と下側プレート16が回転
できる構成の場合、両プレート14、16により飲料容
器20を支持したとき、上下のどちらかのプレート1
4、16に接触しても両プレート14、16の軸芯がず
れることがないため、飲料容器20を脱落しないように
できる利点がある。
られた収納溝24内において前記した支持穴22を外側
にして上側プレート14と下側プレート16の基部が収
納溝24内で軸26を介して互いに独立して回動自在に
設けられている。上側プレート14と下側プレート16
が互いに独立して収納自在に設けることを説明したが、
上側プレート14および下側プレート16が収納溝24
に一体となって同時に回転できるように構成してもよ
い。一体に上側プレート14と下側プレート16が回転
できる構成の場合、両プレート14、16により飲料容
器20を支持したとき、上下のどちらかのプレート1
4、16に接触しても両プレート14、16の軸芯がず
れることがないため、飲料容器20を脱落しないように
できる利点がある。
【0013】更に、容器受け18の回動作用を円滑にす
るため、軸26の傍らに円弧状のガイド溝28が形成さ
れ、このガイド溝28内にはガイドピン30が突設され
ている。また、図示を省略したが、ガイド溝28内にス
トッパーを設けてもよい。
るため、軸26の傍らに円弧状のガイド溝28が形成さ
れ、このガイド溝28内にはガイドピン30が突設され
ている。また、図示を省略したが、ガイド溝28内にス
トッパーを設けてもよい。
【0014】かくして容器受け18は軸26を支点と
し、ガイド溝28とガイドピン30との制御により矢印
方向(図3を参照)へ夫々独立して回動される。
し、ガイド溝28とガイドピン30との制御により矢印
方向(図3を参照)へ夫々独立して回動される。
【0015】図4では肘掛12の両側の上側プレート1
4と上側プレート16の基部の制御は、別々の軸26に
より行われている例を示したが、図7に示すように、肘
掛12の両側の夫々の下側プレート14と上側プレート
16の基部の制御は共通する1個の軸26により行うこ
とも考案者は予定している。その他に、軸26の傍らに
円弧状のガイド溝28やストッパーを設けていることや
ガイド溝28内にガイドピン30が突設されていること
は先の実施例と同じである。
4と上側プレート16の基部の制御は、別々の軸26に
より行われている例を示したが、図7に示すように、肘
掛12の両側の夫々の下側プレート14と上側プレート
16の基部の制御は共通する1個の軸26により行うこ
とも考案者は予定している。その他に、軸26の傍らに
円弧状のガイド溝28やストッパーを設けていることや
ガイド溝28内にガイドピン30が突設されていること
は先の実施例と同じである。
【0016】図2、図5を参照すると明らかなように、
上側プレート14と下側プレート16とは前記した軸2
6やガイドピン30を介し、更に一定の上下方向のクリ
アランスを設けるため、ワッシャー32など支持させて
二枚の上下のプレート14、16が上下一対に支持され
ている。
上側プレート14と下側プレート16とは前記した軸2
6やガイドピン30を介し、更に一定の上下方向のクリ
アランスを設けるため、ワッシャー32など支持させて
二枚の上下のプレート14、16が上下一対に支持され
ている。
【0017】上下の各プレート14、16の支持穴18
はもちろん各プレート14、16の引き出し位置を制御
することにより、同一軸芯上に位置できるように配慮さ
れているし、かつ垂直方向に夫々設けられていることは
いうまでもない。したがって、上下一対のプレート1
4、16の引き出し位置をずらすことにより、各一枚毎
のプレート14、16の支持穴22に夫々飲料容器20
を挿入でき、従来と異なり、複数の飲料容器20を保持
できるようにしてある。
はもちろん各プレート14、16の引き出し位置を制御
することにより、同一軸芯上に位置できるように配慮さ
れているし、かつ垂直方向に夫々設けられていることは
いうまでもない。したがって、上下一対のプレート1
4、16の引き出し位置をずらすことにより、各一枚毎
のプレート14、16の支持穴22に夫々飲料容器20
を挿入でき、従来と異なり、複数の飲料容器20を保持
できるようにしてある。
【0018】図5に示される例は、基本的に前記した例
と変化しないが、容器受け18に設けた支持穴22に飲
料容器20の外形が対応しなく、その外形が小さい場合
のあるときが予期される。このような場合に備えて、容
器受け18の上側プレート14の支持穴22の大きさよ
り小さい調整穴34を備えたホルダー36を別に用意し
た例である。なお、容器受け18の支持穴の大きさは、
市販品の清涼飲料などの容器の外形に平均化させて対応
させてあるから、適合しない場合は稀であることが考案
者の実験により確認された。
と変化しないが、容器受け18に設けた支持穴22に飲
料容器20の外形が対応しなく、その外形が小さい場合
のあるときが予期される。このような場合に備えて、容
器受け18の上側プレート14の支持穴22の大きさよ
り小さい調整穴34を備えたホルダー36を別に用意し
た例である。なお、容器受け18の支持穴の大きさは、
市販品の清涼飲料などの容器の外形に平均化させて対応
させてあるから、適合しない場合は稀であることが考案
者の実験により確認された。
【考案の効果】以上に説明したようにこの考案は上記の
構成を有するから、以下の利点を奏する。 (1)一定の間隔を隔てて支持穴を有する上側プレート
と下側プレートが上下に設けられているから、上下の支
持穴を同一軸芯上に揃えることにより、容器を両支持穴
内に収容したとき飲料容器は上下の二個所の支持穴で支
持されるため妄動することなく、安定かつ確実に保持で
きる。したがって、振動や衝撃の激しい車両内において
も飲料容器内の飲料水が溢れたり、飲料容器が落下する
ことが少ない。 (2)容器受けは肘掛けなどのように座席の傍らに使用
時と非使用時に応じて収納自在であるから、非使用時に
邪魔になることがなく、常時、容器受けは座席の傍らに
露呈しないから、妄りに損傷することがない。 (3)上側プレートと下側プレートは独立して収納自在
であるから、別々に引き出し、引出し位置をずらすこと
により、二個の支持穴の位置を重合させることのないよ
うにできるから、各支持穴に別々の飲料容器を保持でき
るため、結果的に複数の飲料容器を保持させることがで
きる。
構成を有するから、以下の利点を奏する。 (1)一定の間隔を隔てて支持穴を有する上側プレート
と下側プレートが上下に設けられているから、上下の支
持穴を同一軸芯上に揃えることにより、容器を両支持穴
内に収容したとき飲料容器は上下の二個所の支持穴で支
持されるため妄動することなく、安定かつ確実に保持で
きる。したがって、振動や衝撃の激しい車両内において
も飲料容器内の飲料水が溢れたり、飲料容器が落下する
ことが少ない。 (2)容器受けは肘掛けなどのように座席の傍らに使用
時と非使用時に応じて収納自在であるから、非使用時に
邪魔になることがなく、常時、容器受けは座席の傍らに
露呈しないから、妄りに損傷することがない。 (3)上側プレートと下側プレートは独立して収納自在
であるから、別々に引き出し、引出し位置をずらすこと
により、二個の支持穴の位置を重合させることのないよ
うにできるから、各支持穴に別々の飲料容器を保持でき
るため、結果的に複数の飲料容器を保持させることがで
きる。
【図1】隣接する車両用座席の境の肘掛の両側に容器受
けを設けた斜視図である。
けを設けた斜視図である。
【図2】容器受けの下側プレートと上側プレートを肘掛
から引き出した状態を示す斜視図である。
から引き出した状態を示す斜視図である。
【図3】使用状態を示す斜視図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】使用状態を示す拡大断面図である。
【図6】容器受けの取付け機構を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図7】容器受けの取付け機構を示す他の拡大平面図で
ある。
ある。
【図8】他の実施例の要部斜視図である。
【図9】従来技術の側面図である。
10 座席 12 肘掛 14 上側プレート 16 下側プレート 18 容器受け 20 飲料容器 22 支持穴 23 段部 24 収納溝 26 軸 28 ガイド溝 30 ガイドピン 32 ワッシャー 34 調整穴 36 ホルダー 40 飲料容器支持部 42 網 44 支持板
Claims (4)
- 【請求項1】座席の傍らの適宜の個所に装着される座席
用の容器受けにおいて、コップなどの飲料容器の支持穴
22を垂直方向に夫々備えてなる上側プレート14と下
側プレート16が一定の間隔を隔てて座席の傍らの適宜
の個所に各々独立して収納自在に設けられてなることを
特徴とする座席用の容器受け。 - 【請求項2】座席の傍らの適宜の個所に装着される座席
用の容器受けにおいて、コップなどの飲料容器の支持穴
22を垂直方向に夫々備えてなる上側プレート14と下
側プレート16が一定の間隔を隔てて座席の傍らの適宜
の個所に同時回転が可能に設けられてなることを特徴と
する座席用の容器受け。 - 【請求項3】請求項1または請求項2のの支持穴22は
上側プレート14の支持穴22が大きく、下側プレート
16の支持穴22が小さく設けられてなることを特徴と
する請求項1または請求項2の座席用の容器受け。 - 【請求項4】請求項1または請求項2の上側プレート1
4の支持穴22内に内側に調整穴34を設けてなるホル
ダー36を着脱自在に設けてなることを特徴とする請求
項1の座席用の容器受け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9845091U JP2556695Y2 (ja) | 1991-11-02 | 1991-11-02 | 座席用の容器受け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9845091U JP2556695Y2 (ja) | 1991-11-02 | 1991-11-02 | 座席用の容器受け |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612177U JPH0612177U (ja) | 1994-02-15 |
JP2556695Y2 true JP2556695Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=14220064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9845091U Expired - Fee Related JP2556695Y2 (ja) | 1991-11-02 | 1991-11-02 | 座席用の容器受け |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556695Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5335246B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2013-11-06 | トヨタ紡織株式会社 | 車両内装用のカップホルダ |
JP7302515B2 (ja) * | 2020-03-24 | 2023-07-04 | 豊田合成株式会社 | 車載用回動式ホルダ装置 |
-
1991
- 1991-11-02 JP JP9845091U patent/JP2556695Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612177U (ja) | 1994-02-15 |
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