JP2002114069A - 自動車用シート装置 - Google Patents

自動車用シート装置

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JP2002114069A
JP2002114069A JP2000309239A JP2000309239A JP2002114069A JP 2002114069 A JP2002114069 A JP 2002114069A JP 2000309239 A JP2000309239 A JP 2000309239A JP 2000309239 A JP2000309239 A JP 2000309239A JP 2002114069 A JP2002114069 A JP 2002114069A
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JP2000309239A
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Keisuke Akita
啓介 秋田
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブル用凹部に載置した物が自動車の走行
中等にテーブル用凹部上をずれて、落下させないと共
に、テーブル用凹部に高さの高い物も保持できるカップ
ホルダーを構成できるようにした。 【解決手段】 シートクッション2とシートクッション
2上に折りたたみ可能に構成されたシートバック1とを
有し、シートバック1の背面を凹設してテーブル用凹部
3を形成し、テーブル用凹部3の下方部を下側リッド体
4により覆うように、下側リッド体4の両側端部をテー
ブル用凹部3の凹部側壁3aに対して回転可能に軸支す
ると共に、下側リッド体4をテーブル用凹部3の底壁3
cに対して、略平行状態及び略直交状態にロックする下
側リッド体用ロック機構を有する。また、下側リッド体
4に小孔を形成してカップホルダー11に構成した。テ
ーブル用凹部3の上部を覆う上側リッド体14も凹部側
壁3cに回転可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートクッション
と該シートクッション上に折りたたみ可能に構成された
シートバックとを有して構成する自動車用シート装置、
特にワンボックスカー等の後席用シートとして使用され
る自動車用シート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種自動車用シート装置は、図
16及び図17に示すように、乗員の着座可能状態にお
いて、シートクッションaに対してシートバックbが不
図示のリクライニング機構により起立状態(図16に示
す状態)になるよう構成されおり、そして、このリクラ
イニング機構により、シートクッションa上にシートバ
ックbを折りたたみ可能に構成されている。
【0003】シートバックbの折りたたみ状態(図17
に示す状態)では、シートバックbの背面cが上方に向
くことから、背面cを凹設してテーブル用凹部dが形成
され、テーブル用凹部dの底壁eには、カップhを保持
する一対のカップホルダーfが形成されている。
【0004】シートバックの上端部には、ヘッドレスト
gが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成する
従来の自動車用シート装置においては、図17に示すシ
ートバックbの折りたたみ状態では、テーブル用凹部d
をテーブル代わりに使用すべく意図しており、カップh
はカップホルダーfに保持されて固定されている。
【0006】しかし、テービル用凹部dは、シートバッ
クbの構造上、それほど深い凹部として形成することは
できず、このために、テーブル用凹部dに載置していた
物が自動車の走行中等にずれて、テーブル用凹部d外に
落下する虞があった。また、カップホルダーfの高さ寸
法もそれほど大きく確保できないために、背の高いペッ
トボトル等を支えきれない虞があった。
【0007】かかる点に鑑み、本発明の第1の目的とす
るところは、テーブル用凹部に載置した物が自動車の走
行中にテーブル用凹部上をずれて、落下しないように意
図した自動車用シート装置を提供しようとすることにあ
る。
【0008】本発明の第2の目的は、テーブル用凹部に
背の高い物も保持できるようなカップホルダーを構成し
た自動車用シート装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の目的を達成するために、シートク
ッションと該シートクッション上に折りたたみ可能に構
成されたシートバックとを有し、前記シートバックの背
面を凹設してテーブル用凹部を形成し、該テーブル用凹
部の下方部を下側リッド体により覆うように構成したこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、テーブル用凹部の下方部
を下側リッド体により覆うことにより下側ポケット部を
形成したことにより、テーブル用凹部に載置された物が
下側ポケット部によって、ずれて落下するのを防止でき
る。
【0011】また、本発明は第2の目的を達成するため
に、下側リッド体に小孔を形成してカップホルダーに構
成している。
【0012】本発明によれば、下側リッド体にカップホ
ルダーを設けたことにより、下側リッド体の高さにテー
ブル用凹部の深さ分が加わって、比較的背の高いカップ
等まで嵌合保持することが可能となる。
【0013】また本発明は、下側リッド体の両側端部を
テーブル用凹部の凹部側壁に対して回転可能に軸支する
と共に、下側リッド体をテーブル用凹部の底壁に対し
て、略平行状態及び略直交状態にロックする下側リッド
体用ロック機構を有して構成したことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、シートクッションに対し
てシートバックを折りたたんだ状態で、下側リッド体を
テーブル用凹部の底壁に対して略直交状態にすることに
より、テーブル用凹部に載置したものが下側リッド体に
よって車体後部側にずれて落下するのを確実に防止でき
る。
【0015】また本発明は、下側リッド体をテーブル用
凹部の底壁に対して略平行状態に位置するときに、上下
方向に移動させる上下移動機構を有して構成することを
特徴とする。
【0016】本発明によれば、上下移動機構によって下
側リッド体を上側に移動させた場合、下側リッド体がテ
ーブル用凹部の底壁より更に高く位置することになっ
て、更に背の高いカップ等をカップホルダーに確実に保
持することができる。また本発明は、テーブル用凹部の
上方部を上側リッド体により覆うことにより、上側ポケ
ット部を形成したことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、テーブル用凹部の上方部
を上側リッド体により覆うように構成したことにより、
テーブル用凹部に載置された物が上側ポケット部によっ
て、ずれて落下するのを防止できると共に、下側ポケッ
ト部と共同して、シートバックの起立時に地図等の上下
端部を同時に引掛け保持することができて、両ポケット
部が比較的浅く形成しても、地図等を倒さずに確実に保
持することができる。
【0018】また本発明は、上側リッド体をテーブル用
凹部の凹部側壁に対して回転可能に軸支すると共に、上
側リッド体をテーブル用凹部の底壁に対して、略平行状
態及び略直交状態にロックする上側リッド体用ロック機
構を有して構成したことを特徴とする。
【0019】本発明によれば、シートクッションに対し
てシートバックを折りたたんだ状態で、上側リッド体を
テーブル用凹部の底壁に対して略直交状態にすることに
より、テーブル用凹部に載置したものが上下側リッド体
によって車体前部側にずれて落下するのを確実に防止で
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】先ず、本発明による第1の実施の
形態について、図1乃至図6を用いて説明する。
【0021】図1は第1の実施の形態による自動車用シ
ート装置を起立状態にあるシートバックを背面側から描
画した斜視図、図2はシートバックをシートクッション
上に対して折りたたんだ状態で上下両側リッド体をテー
ブル用凹部の底壁に対して略平行にロックした状態を示
す斜視図、図3は同じく略直交状態にロックした状態を
示す斜視図、図4は図2のA-A断面図、図5は図3の
B-B断面図である。
【0022】図によれば、シートバック1はシートクッ
ション2に対して不図示のリクライニング機構によりリ
クライニング可能に構成されており、図1に示すシート
クッション2に対してシートバック1が起立する乗員の
着座可能状態から、図2に示すシートクッション2上に
シートバック1が折りたたまれる状態まで調整できるよ
うに構成されている。
【0023】シートバック1の背面1aは、シートバッ
ク1をシートクッション2上に折りたたんだ図2に示す
状態において、上方に向くことから、凹設してテーブル
用凹部3が形成されている。
【0024】テーブル用凹部3の下端部を覆うように、
下側リッド体4がその両側壁4a,4bの下端部に設け
た支軸5を介して、テーブル用凹部3の側壁3a,3b
に回転可能に設けられている。
【0025】そして、テーブル用凹部3の両側壁3a,
3bには、一対の軸孔6,7が形成されており、軸孔
6,7は括れ部8によって互いに連通しており、支軸5
が軸孔6及び7間を移動できるように構成している。ま
た、下側リッド体4の両側壁4a,4bの略中央部から
上端部に向けて、鉤状のロック溝9が形成されており、
テーブル用凹部3の両側壁3a,3bには、ロック溝9
に係合するロック片10が設けられており、図4に示す
下側リッド体4がテーブル用凹部3に対して略平行状態
にある場合には、下側リッド体4がテーブル用凹部3の
下端部を覆った状態において、支軸5が後端側の軸孔7
側に嵌合すると共にロック溝9にロック片10が係合し
て、下側リッド体4をロックするように構成されており
(詳細には図6に示す状態)、このロック状態から図3に
示すように下側リッド体4を、支軸5を回転させてテー
ブル用凹部3の底壁3cに対して略直交状態にする場合
には(詳細には図8に示す状態)、先ず、下側リッド体4
をシートバック1の上部に移動させて、支軸5を上側の
軸孔6側に嵌合させ、ロック片10をロック溝部9の開
口部9aに対向することになって、下側リッド体4を支
軸5を中心に回転させることができ、この結果、下側リ
ッド体4がテーブル用凹部3の底壁3cに対して略直交
状態になる。
【0026】従って、支軸5及び両軸孔6,7とロック
溝9及びロック片10とは下側リッド体4をテーブル用
凹部3の底壁3cに対して略平行状態及び略直交状態に
ロックする下側リッド体用ロック機構を構成している。
【0027】下側リッド体4には、2つの小孔が形成さ
れて、それぞれカップホルダー11を構成している。
【0028】テーブル用凹部3の上方部は、上側リッド
体14によって覆われている。上側リッド体14は、支
軸15を介してテーブル用凹部3の側壁3a,3bに回
転可能に設けられている。
【0029】そして、テーブル用凹部3の両側壁3a,
3bには、一対の軸孔16,17が形成されており、軸
孔16,17は括れ部18によって互いに連通してお
り、支軸15が軸孔16及び17間を移動できるように
構成している。また、上側リッド体14の両側壁14
a,14bの略中央部から上端部に向けて、鉤状のロッ
ク溝19が形成されており、テーブル用凹部3の両側壁
3a,3bには、ロック溝19に係合するロック片20
が設けられており、図2に示す上側リッド体14がテー
ブル用凹部3に対して略平行状態にある場合には、上側
リッド体14がテーブル用凹部3の上方部を覆った状態
において、支軸15が前端側の軸孔16側に嵌合すると
共にロック溝19にロック片20が係合して、上側リッ
ド体14をロックするように構成されており、このロッ
ク状態から上側リッド体14を、支軸15を回転させて
テーブル用凹部3の底壁3cに対して略直交状態にする
場合には、先ず、上側リッド体14をシートバック1の
下部に移動させて、支軸15を下側の軸孔17側に嵌合
させ、ロック片20をロック溝部19の開口部19aに
対向することになって、上側リッド体14を支軸15を
中心に回転させることができ、この結果、上側リッド体
14がテーブル用凹部3の底壁3cに対して略直交状態
になる(図3に示す状態)。
【0030】従って、支軸15及び両軸孔16,17と
ロック溝19及びロック片20とは上側リッド体14を
テーブル用凹部3の底壁3cに対して略平行状態及び略
直交状態にロックする上側リッド体用ロック機構を構成
している。なお、シートバック1の上端部には、ヘッド
レスト13が設けられている。
【0031】上記のように構成する本発明における第1
の実施の形態によれば、図1に示すシートバック1をシ
ートクッション2に対して起立させた着座可能状態にお
いては、下側リッド体4がテーブル用凹部3と共にポケ
ット部を構成することになって、雑誌等21の物入れと
して利用でき、もし地図等の高さが高いものにおいて
は、その上部を上側リッド体14に引掛けることによっ
て、地図等を倒れないように確実の保持することができ
る。
【0032】図2に示すシートバック1をシートクッシ
ョン2上に折りたたんで、テーブル用凹部3をテーブル
として使用できる場合には、カップホルダー11にカッ
プ22を嵌合保持することができ、下側リッド体4にカ
ップホルダー11を設けたために、カップ22等がテー
ブル用凹部3の底壁3cに到達するまで嵌合できるの
で、カップ22等が比較的高い場合にも確実に保持する
ことができる。
【0033】しかも、テーブル用凹部4上に載置した物
は、下側リッド体4或いは上側リッド体14によって、
自動車の走行中等に移動したとしても、ずれて落下する
のを防止できる。
【0034】更に、図3に示すように下側リッド体4或
いは上側リッド体14を、テーブル用凹部3の底壁3c
に対して直行状態にした場合には、テーブル用凹部4上
に載置した物が、自動車の走行中等にずれて落下するの
を更に確実に防止でき、この場合、比較的高さの高いも
のでもずれて落下するのを防止できることになる。
【0035】図9は本発明における第2の実施の形態を
示す図4と同じ断面図である。
【0036】図9によれば、下側リッド体4をテーブル
用凹部3の底壁3cに対して略平行状態にした状態にお
いて、カップホルダー11に対向するように、底壁3c
にカップ22の底部を保持する保持穴23を形成して、
カップ22の保持性をより確実なものとすると共に、よ
り高いカップでも保持できるように意図したものであ
り、その他の構成は第1の実施の形態と同じであるの
で、同一符号を付して詳細な説明を割愛する。
【0037】図10乃至図15は本発明における第3の
実施の形態を示しており、図10は第3の実施の形態に
よる自動車用シート装置を起立状態にあるシートバック
を背面側から描画した斜視図、図11はシートバックを
シートクッション上に対して折りたたんだ状態で上下両
側リッド体をテーブル用凹部の底壁に対して略平行にロ
ックした状態を示す斜視図、図12は図11のC矢視
図、図13は下側リッド体を上げた状態を示す図11の
C矢視図、図14は図11のD-D断面図、図15は上
下両リッド体をテーブル用凹部の底部に対して略直交状
態にした図11のD-D断面図である。
【0038】図10乃至図15によれば、第3の実施の
形態は第1の実施の形態に対して、下側リッド体4の両
側壁4a,4bを縦割りに二分割したような状態にし
て、両側壁4a,4bとテーブル用凹部3の両側壁3
a,3bとの間に側壁板体30をそれぞれ介在させ、両
側壁板体30に、ロック溝9を形成すると共に、両側壁
体30は支軸5を介してテーブル用凹部3の両側壁3
a,3bに対して回転できるように支持されている。
【0039】また側壁板体30の略中央部には、略平行
に延在する一対の長溝31を形成すると共に、下側リッ
ド体4の側壁4a,4bに長溝31にそれぞれ摺動可能
なピン体32を植設して、下側リッド体4が、テーブル
用凹部3の底壁3cに対して略平行に位置するときに、
側壁板体30延いてはテーブル用凹部3の両側壁3a,
3bに対して、上下動可能に構成されている。したがっ
て、側壁板体4、これに形成した長溝31及び下側リッ
ド体4に植設したピン体32は、下側リッド体4の上下
移動機構を構成していることになる。そして、明確に図
視しないが長溝31の上下には括れ部が形成されてい
て、ピン体32が長溝上下端部にそれぞれ位置するとき
に、この状態を保持すべくロック機構を有するようにな
っている。
【0040】その他の構成は、第1の実施の形態と同じ
であることから、同一符号を付して詳細説明を割愛す
る。
【0041】このように構成する第3の実施の形態によ
れば、図12に示すようなピン体32が長溝31の下端
部に位置するときよりも、長溝31内をピン体32を摺
動させて、図13及び図14に示すような長溝31の上
端部に位置させることによって、下側リッド体4がテー
ブル用凹部3の底壁3cより上方に遠ざかることになっ
て、カップホルダー11に更に高いカップ等を支持させ
ることができる。
【0042】そして、図13及び図14に示す状態か
ら、下側リッド体4をテーブル用凹部3の底壁3cに対
して略直交させる場合には、ピン体32を長溝31に沿
って下方に摺動させて、ピン体32を長溝31の下端部
まで移動させることによって、一旦下側リッド体4を下
降させてテーブル用凹部3内に収容させ、この後下側リ
ッド体4を側壁板体30と共に支軸5を中心に回転させ
て、図15に示すように下側リッド体4を側壁板体30
と共にテーブル用凹部3の底壁3cに対して略直交させ
た状態にする。
【0043】この結果、この実施の形態においても、第
1の実施の形態と同様に、図10に示すシートバック1
をシートクッション2に対して起立させた着座可能状態
においては、下側リッド体4がテーブル用凹部3と共に
ポケット部を構成することになって、雑誌等の物入れと
して利用でき、もし地図等の高さが高いものにおいて
は、その上部を上側リッド体14に引掛けることによっ
て、地図等を倒れないように確実の保持することができ
る。
【0044】図14に示すシートバック1をシートクッ
ション2上に折りたたんで、テーブル用凹部3をテーブ
ルとして使用できる場合には、テーブル用凹部4上に載
置した物は、下側リッド体4或いは上側リッド体14に
よって、自動車の走行中等に移動したとしても、ずれて
落下するのを防止できる。
【0045】更に、図15に示すように下側リッド体4
或いは上側リッド体14を、テーブル用凹部3の底壁3
cに対して直行状態にした場合には、テーブル用凹部4
上に載置した物が、自動車の走行中等にずれて落下する
のを更に確実に防止でき、この場合、比較的高さの高い
ものでもずれて落下するのを防止できることになる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、シートクッションに対
してシートバックを折りたたんだ状態で、下側リッド体
をテーブル用凹部の底壁に対して略直交状態にすること
により、テーブル用凹部に載置したものが下側リッド体
によって車体後部側にずれて落下するのを確実に防止で
きる。
【0047】また本発明によれば、下側リッド体にカッ
プホルダーを設けたことにより、下側リッド体の高さに
テーブル用凹部の深さ分が加わって、比較的高いカップ
まで嵌合保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による自動車用シート装置を
起立状態にあるシートバックを背面側から描画した斜視
図である。
【図2】同じくシートバックをシートクッション上に対
して折りたたんだ状態で上下両側リッド体をテーブル用
凹部の底壁に対して略平行にロックした状態を示す斜視
図である。
【図3】同じく略直交状態にロックした状態を示す斜視
図である。
【図4】同じく図2のA-A断面図である。
【図5】図3のB-B断面図である
【図6】同じく図4の要部を示す拡大断面図である。
【図7】同じく下側リッド体を回転するためにロック状
態を外した場合の説明図である。
【図8】同じく下側リッド体を回転させて、テーブル用
凹部の底壁に対して略直交させるまでの過程を示す説明
図である。
【図9】本発明による第2の実施の形態を示す図4と同
じ断面図である。
【図10】本発明による第3の実施の形態による自動車
用シート装置を起立状態にあるシートバックを背面側か
ら描画した斜視図である。
【図11】同じくシートバックをシートクッション上に
対して折りたたんだ状態で上下両側リッド体をテーブル
用凹部の底壁に対して略平行にロックした状態を示す斜
視図である。
【図12】図11のC矢視図である。
【図13】同じく下側リッド体をテーブル用凹部の底部
に対して持ち上げた状態を示すず11のC矢視図であ
る。
【図14】図14のD−D断面図である。
【図15】同じく上下両側リッド体をテーブル用凹部の
底壁に対して略直交状態にロックした状態を示す図14
のD−D断面図である。
【図16】従来における自動車用シート装置を起立状態
にあるシートバックを背面側から描画した斜視図であ
る。
【図17】同じくシートバックをシートクッション上に
対して折りたたんだ状態で上下両側リッド体をテーブル
用凹部の底壁に対して略平行にロックした状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 シートバック 1a 背面 2 シートクッション 3 テーブル用凹部 3a,3b 側壁 4 下側リッド体 4a,4b 側壁 5 支軸(下側リッド体用ロック機構) 6、7 軸孔(下側リッド体用ロック機構) 8 括れ部(下側リッド体用ロック機構) 9 ロック溝部(下側リッド体用ロック機構) 10 ロック片(下側リッド体用ロック機構) 11 カップホルダー 14 上側リッド体 15 支軸(上側リッド体用ロック機構) 16,17 軸孔(上側リッド体用ロック機構) 18 括れ部(上側リッド体用ロック機構) 19 ロック溝(上側リッド体用ロック機) 20 ロック片(上側リッド体用ロック機構) 30 側壁板体(上下移動機構) 31 長溝(上下移動機構) 32 ピン体(上下移動機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60N 3/10 B60N 3/10 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションと該シートクッション
    上に折りたたみ可能に構成されたシートバックとを有
    し、前記シートバックの背面を凹設してテーブル用凹部
    を形成し、該テーブル用凹部の下方部を下側リッド体に
    より覆うように構成したことを特徴とする自動車用シー
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記下側リッド体に小孔を形成してカッ
    プホルダーに構成したことを特徴とする請求項1記載の
    自動車用シート装置。
  3. 【請求項3】 前記下側リッド体の両側端部を前記テー
    ブル用凹部の凹部側壁に対して回転可能に軸支すると共
    に、前記下側リッド体を前記テーブル用凹部の底壁に対
    して、略平行状態及び略直交状態にロックする下側リッ
    ド体用ロック機構を有して構成したことを特徴とする請
    求項1又は2記載の自動車用シート装置。
  4. 【請求項4】 前記下側リッド体を前記テーブル用凹部
    の底壁に対して略平行状態に位置するときに、上下方向
    に移動させる上下移動機構を有して構成することを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか1に記載の自動車用シー
    ト装置。
  5. 【請求項5】 前記テーブル用凹部の上方部を上側リッ
    ド体により覆うように構成したことを特徴とする請求項
    1乃至4の何れか1に記載の自動車用シート装置。
  6. 【請求項6】 前記上側リッド体を前記テーブル用凹部
    の凹部側壁に対して回転可能に軸支すると共に、前記上
    側リッド体を前記テーブル用凹部の底壁に対して、略平
    行状態及び略直交状態にロックする上側リッド体用ロッ
    ク機構を有して構成したことを特徴とする請求項5記載
    の自動車用シート装置。
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Cited By (7)

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