JP2556666Y2 - シャワーヘッドとホースの接続構造 - Google Patents

シャワーヘッドとホースの接続構造

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JP2556666Y2
JP2556666Y2 JP8788792U JP8788792U JP2556666Y2 JP 2556666 Y2 JP2556666 Y2 JP 2556666Y2 JP 8788792 U JP8788792 U JP 8788792U JP 8788792 U JP8788792 U JP 8788792U JP 2556666 Y2 JP2556666 Y2 JP 2556666Y2
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JP
Japan
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ring
shower head
connection
screw portion
water
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JP8788792U
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JPH0650592U (ja
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拓治 手嶋
一夫 渡辺
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗髪等に用いるシャワ
装置におけるシャワーヘッドとホースの接続構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シャワーヘッド1にシャワーホース5を
接続するにあたっては、図4に示すように、接続筒6の
内周に後部からホース5の先端を差し込むと共にホース
押さえ12でホース5を接続筒6の内周に取り付け、シ
ャワーヘッド1の後部の接続口2に接続筒6を結合させ
ることによっておこなうことができる。そしてシャワー
ヘッド1の接続口2への接続筒6の結合は、接続口2の
内周に設けた雌ねじ部3に接続筒6の外周に設けた雄ね
じ部7を螺合することによっておこなれており、接続口
2と接続筒6との間の封水は、接続筒6の外周に取り付
けたOリング8を接続口2の後端開口縁にテーパ状に形
成した封止面13に弾接させて密着させることによって
おこなわれている。21はホース抜け止めリングであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし図4のもので
は、接続口2の雌ねじ部3に接続筒6の雄ねじ部7を螺
合させる際に封止面13にOリング8を弾接させるよう
にして封止を得るようにしているものであり、雌ねじ部
3に対する雄ねじ部7の螺合が少しでも緩むと、封止面
13にOリング8が密着しなくなって、たちまち水漏れ
が発生するとになるものであった。
【0004】しかもこの水漏れは雌ねじ部3に対する雄
ねじ部7の螺合の少しの緩みで発生するために、水漏れ
の原因が雌ねじ部3に対する雄ねじ部7の螺合の緩みで
あることに気付かず、水漏れを我慢しつつ使い続けるこ
とがままあるものであった。本考案は上記の点に鑑みて
なされたものであり、シャワーヘッドの接続口の雌ねじ
部に対する接続筒の雄ねじ部の螺合が緩んでも水漏れが
発生するおそれがなく、しかも水漏れが発生したときに
は直ちにその原因に気付くことができるシャワーヘッド
とホースの接続構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るシャワーヘ
ッドとホースの接続構造は、シャワーヘッド1の後部の
接続口2の内周に雌ねじ部3を設けると共に接続口2の
内周に内周面が雌ねじ部3の内周と平行な封水用内周部
4を形成し、ホース5の先端部に取り付けた接続筒6の
外周に雄ねじ部7を設けると共に接続筒6の外周にOリ
ング8を取着し、シャワーヘッド1の接続口2に接続筒
6を差し込んで雌ねじ部3に雄ねじ部7を螺合すると共
に封水用内周部4の内周にOリング8を挿入して弾接さ
せ、雌ねじ部3と雄ねじ部7との螺合深さの寸法と、雌
ねじ部3に雄ねじ部7を螺合させた状態における封水用
内周部4へのOリング8の挿入深さとを等しく設定して
成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】シャワーヘッド1の後部の接続口2の内周に雌
ねじ部3を設けると共に接続口2の内周に内周面が雌ね
じ部3の内周と平行な封水用内周部4を形成し、ホース
5の先端部に取り付けた接続筒6の外周に雄ねじ部7を
設けると共に接続筒6の外周にOリング8を取着し、シ
ャワーヘッド1の接続口2に接続筒6を差し込んで雌ね
じ部3に雄ねじ部7を螺合すると共に封水用内周部4の
内周にOリング8を挿入して弾接させるようにしている
ために、雌ねじ部3に雄ねじ部7を螺合する際に封水用
内周部4の内周にOリング8が挿入弾接されて封止が確
保されることになり、雌ねじ部3と雄ねじ部7の螺合が
緩んでもOリング8は封水用内周部4内を移動するだけ
でOリング8による封水が解除されることはない。また
雌ねじ部3と雄ねじ部7との螺合深さの寸法と、雌ねじ
部3に雄ねじ部7を螺合させた状態における封水用内周
部4へのOリング8の挿入深さとを等しく設定してある
ために、封水用内周部4からOリング8が外れて水漏れ
が発生するときには雌ねじ部3から雄ねじ部7の螺合が
外れてシャワーヘッド1から接続筒6が脱落することに
なり、水漏れの原因が直ちに理解される。
【0007】
【実施例】以下本考案を実施例によって詳述する。シャ
ワーヘッド1は先部にシャワーノズル15を取り付ける
と共に後部に円筒形の接続口2を後方へ突出して形成さ
れるものである(図1、図3にはシャワーノズル15が
省略してある)。接続口2の後部の内周には図3(a)
に示すように雌ねじ部3が設けてあり、この雌ねじ部3
よりも開口後端側において封水用内周部4が設けてあ
る。封水用内周部4は幅方向に亘ってその内径寸法が同
一になる内周面に形成してあり、雌ねじ部3の内周面と
平行な内周面としてある。接続口2の開口縁は封水用内
周部4より内径の大きい凹段部16として形成してあ
る。
【0008】接続筒6は円筒形の口金として形成してあ
り、図3(b)のようにその前端部の外周に雄ねじ7が
設けてある。この雄ねじ7の後部側において接続筒6の
外周に嵌合溝17が周設してあり、接続筒6の外周面よ
り突出するようにOリング8が嵌合溝17にはめ込んで
取り付けてある。接続筒6の外周にはOリング8よりさ
らに後方において係止鍔片18が突設してある。シャワ
ーホース5の先端部を接続筒6に後端の開口から差し込
んで、ホース5の先端に圧入したホース押さえ12を接
続筒6の内周に水密リング19で密接させることによっ
て、接続筒6をホース5の先端部に取り付けてある。
【0009】シャワーヘッド1に接続筒6を結合してシ
ャワーヘッド1にホース5を接続するにあたっては、図
1(a)及び図2に示すように、シャワーヘッド1の接
続口2に接続筒6の先部を差し込んで、接続口2の雌ね
じ部3に接続筒6の雄ねじ部7を螺合することによって
おこなうことができる。そしてこのように雌ねじ部3に
雄ねじ部7を螺合すると、この際の螺進に伴って接続筒
6に設けたOリング8が封水用内周部4に挿入されて封
水用内周部4の内周面にOリング8が弾接して密着し、
封水を確保することができるものである。
【0010】ここで、図1(a)や図2のように接続口
2の凹段部16に接続筒6の係止鍔片18が嵌まり込む
まで雌ねじ部3に雄ねじ部7を完全に螺合したときの螺
合幅寸法H1 と、このように雌ねじ部3に雄ねじ部7を
完全に螺合した状態における封水用内周部4へのOリン
グ8の挿入深さH2 とがほぼ等しくなるように、シャワ
ーヘッド1や接続筒6の各部位の寸法を設定してある。
従って、雌ねじ部3と雄ねじ部7の螺合が緩んでもOリ
ング8は封水用内周部4内を移動するだけであり、Oリ
ング8が封水用内周部4から抜けるようなことがないの
で、Oリング8による封水が解除されることはない。ま
た図1(b)のようにOリング8が封水用内周部4から
抜けるまで雌ねじ部3と雄ねじ部7の螺合が緩んで水漏
れが発生するに至った状態では、雌ねじ部3と雄ねじ部
7の螺合は完全に外れてしまうので、シャワーヘッド1
から接続筒6が脱落することになり、つまりシャワーヘ
ッド1が外れたときに初めて水漏れが起こるということ
になり、水漏れの原因がワーヘッド1の緩みであるとい
うことを使用者にわからせることができるものである。
【0011】尚、図2において20は接続筒6の外周に
取り付けたOリングであり、洗面台等のカウンターに上
下に貫通して設けた受け筒にシャワーヘッド1の下部を
差し込んで使用する際に、このOリング20が受け筒の
内周に弾接して受け筒から水がカウンターの下側に浸入
することを防止するようにしたものである。
【0012】
【考案の効果】上記のように本考案は、シャワーヘッド
の後部の接続口の内周に雌ねじ部を設けると共に接続口
の内周に内周面が雌ねじ部の内周と平行な封水用内周部
を形成し、ホースの先端部に取り付けた接続筒の外周に
雄ねじ部を設けると共に接続筒の外周にOリングを取着
し、シャワーヘッドの接続口に接続筒を差し込んで雌ね
じ部に雄ねじ部を螺合すると共に封水用内周部の内周に
Oリングを挿入して弾接させたので、雌ねじ部に雄ねじ
部を螺合する際に封水用内周部の内周にOリングが挿入
されて封止が確保されるものであり、雌ねじ部と雄ねじ
部の螺合が緩んでもOリングは封水用内周部内を移動す
るだけでOリングによる封水が解除されることはなく、
水漏れが発生するおそれがないものである。また、雌ね
じ部と雄ねじ部との螺合深さの寸法と、雌ねじ部に雄ね
じ部を螺合させた状態における封水用内周部へのOリン
グの挿入深さとを等しく設定したので、封水用内周部か
らOリングが外れて水漏れが発生するときには雌ねじ部
から雄ねじ部の螺合が外れてシャワーヘッドから接続筒
が脱落することになり、水漏れが発生したときには直ち
にその原因に気付くことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、(a)は
螺合状態の断面図、(b)は螺合が外れた状態の断面図
である。
【図2】同上の実施例の一部破断した正面図である。
【図3】同上の実施例を示すものであり、(a)はシャ
ワーヘッドの断面図、(b)は接続筒の一部破断した正
面図である。
【図4】従来例の一部破断した正面図である。
【符号の説明】
1 シャワーヘッド 2 接続口 3 雌ねじ部 4 封水用内周部 5 ホース 6 接続筒 7 雄ねじ部 8 Oリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャワーヘッドの後部の接続口の内周に
    雌ねじ部を設けると共に接続口の内周に内周面が雌ねじ
    部の内周と平行な封水用内周部を形成し、ホースの先端
    部に取り付けた接続筒の外周に雄ねじ部を設けると共
    続筒の外周にOリングを取着し、シャワーヘッドの接
    続口に接続筒を差し込んで雌ねじ部に雄ねじ部を螺合す
    ると共に封水用内周部の内周にOリングを挿入して弾接
    させ、雌ねじ部と雄ねじ部との螺合深さの寸法と、雌ね
    じ部に雄ねじ部を螺合させた状態における封水用内周部
    へのOリングの挿入深さとを等しく設定して成るシャワ
    ーヘッドとホースの接続構造。
JP8788792U 1992-12-22 1992-12-22 シャワーヘッドとホースの接続構造 Expired - Lifetime JP2556666Y2 (ja)

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JPH0650592U JPH0650592U (ja) 1994-07-12
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