JP2556601B2 - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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JP2556601B2
JP2556601B2 JP2028525A JP2852590A JP2556601B2 JP 2556601 B2 JP2556601 B2 JP 2556601B2 JP 2028525 A JP2028525 A JP 2028525A JP 2852590 A JP2852590 A JP 2852590A JP 2556601 B2 JP2556601 B2 JP 2556601B2
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locking
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start switch
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基博 五反田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、既設の錠装置を利用して防犯用警報装置
の電源をオン,オフするようにした錠装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、電気器具や防犯装置の電源をオン,オフする走
査を行うのに扉の内側からは内側施錠,外側からは外側
施錠できる錠装置を使用して自動的に行うことができる
錠装置が提案された(特公昭58−33348号公報参照)。
これは、外側から施錠したか否か、内側空施錠した
か否か、を判別するもので、扉の外側から施錠すること
によって警戒開始にし、外側から解錠することによって
警戒解除にし、扉の内側からの施錠では警戒開始にしな
い方式である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記内側施錠,外側施錠を行う錠装置を使
用する方式では、従来から使用されている錠が既に取り
付けられている場合には、既設の錠を取り外して上記の
機能をもつ錠装置を取り付けなければならないという問
題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、既設の従来型の錠をそのまま使用でき、警戒開
始スイッチを施錠時にオンすることにより防犯装置の電
源を自動的にオンにできる錠装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる錠装置は、ストライクまたはストラ
イクの近傍に取り付けられた警戒開始スイッチと、この
警戒開始スイッチの作動により警戒情報出力を出す警戒
情報検出手段と、施錠中、施錠情報出力を出す施錠スイ
ッチと、施錠情報出力の入力から一定時間施錠開始情報
出力を出す施錠開始情報検出手段と、施錠開始情報出力
が存在し警戒情報出力が存在しないとき警戒開始スイッ
チ不投入情報出力を出す警戒開始スイッチ不投入検出手
段と、警戒開始スイッチ不投入情報出力により作動する
警報器と、警戒情報出力と施錠情報出力とが共に存在す
るとき作動し、その状態を保持する記憶手段と、この記
憶手段の作動中防犯装置の電源を投入する電源回路開閉
手段とからなるものである。
〔作用〕
この発明においては、警戒開始スイッチをオンにしな
いで施錠すると、警戒開始スイッチ不投入検出手段がこ
れを検出し、警報器を作動させる。このときは防犯装置
の電源は投入されない。
警戒開始スイッチを投入してから施錠すると、記憶手
段が作動してその状態を保持し、電源回路開閉手段を作
動させて防犯装置の電源を投入する。電源は記憶手段が
リセットされるまで、つまり解錠されるまで続く。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は
この発明を実施する扉と扉枠の関係を示す正面図、第3
図(a),(b)はストライクの正面図と、そのI−I
線による断面図である。
まず、第2図,第3図(a),(b)によりこの発明
の概要について説明する。第2図において、Aは扉、B
は扉枠で、扉Aが開閉自在になるようにその一側を枢着
している。扉Aの枢着側と反対側には錠1が取り付けら
れており、フロント3で端面がカバーされている。扉枠
Bにはストライク5が取り付けられている。ストライク
5は第3図(a),(b)に示すように、仮想線で示す
錠1から前進するラッチボルト2が嵌入する透孔6と、
同じく錠1の施解錠によるデットボルト4が前進して嵌
入する透孔7とが設けられており、施錠しないときは、
扉Aを閉めたときのロックはラッチボルト2が行うが、
これはノブを回すことで容易にロックが解れ、扉Aを開
けることができる。
SW1はノンロックの警戒開始スイッチで、ストライク
5に取り付けられ、頂部の押しボタン8がストライク5
に設けた透孔9から突出しており、この突出高さは指な
どで押圧することにより作動せしめられる程度である
が、扉Aを閉めたときには作動しないような高さにして
ある。
SW2は施錠情報出力を出す施錠スイッチであり、透孔
7の底部に設けられ、デッドボルト4の進入時に作動す
る。
なお、施錠スイッチSW2としては、近接スイッチ、例
えばリードスイッチを用い、デットボルト4内に永久磁
石を埋込んでおけば、デッドボルト4の進入時に作動す
るので、施錠を検知できる。
このように、警戒開始スイッチSW1と施錠スイッチSW2
を備えたこの発明の一実施例の回路を第1図によって説
明する。
第1図において、第2図,第3図と同一符号は同一部
分を示す。INV1〜INV8はインバータ、AND1,AND2はアン
ド回路、R1〜R5は抵抗器、C1,C2はコンデンサ、Dはダ
イオード、BZはブザー等の警報器、Xはフリップフロッ
プ回路のような記憶手段、RYはリレーで、ryはその接
点、PWは電源、Vccは電源電圧を示す。
また、点線の枠で示すUは警戒情報検出手段で、警戒
開始スイッチSW1がオンすることにより、インバータINV
6の出力は“H"になり、直ちにコンデンサC2を充電し、
インバータINV7の出力を“L"にする。これが警報情報出
力P1である。この“L"の期間はコンデンサC2と抵抗器R5
の時定数により定まり、例えば5〜6秒とする。
Vは施錠開始情報検出手段で、施錠スイッチSW2がデ
ッドボルト4の進入により作動し、施錠情報出力P2が出
たとき、この信号は“L"であるので、インバータINV1の
出力は“H"となり、コンデンサC1を介して短時間、例え
ば0.5〜1秒間、インバータINV2に“H"の入力を加え、
インバータINV2から“L"の施錠開始情報P3を出力させ
る。
Wは警戒開始スイッチ不投入検出手段で、警戒情報出
力P1をインバータINV3で反転して“H"とし、アンド回路
AND1の入力に印加する。したがって、アンド回路AND1に
は“L"の施錠開始情報P3と、“H"の警戒情報出力P1とが
加えられるため、出力は出ず、警報器BZは作動しない。
つまり、上述のように警戒開始スイッチSW1を入れてか
ら施錠して施錠スイッチSW2をオンにするのは正常の操
作であるから警報は出ない。
そして、施錠情報出力P2と警戒情報出力P1が出ると、
これらはいずれも“L"レベルであるので、アンド回路AN
D2から出力が出て、記憶手段Xを反転させ、その状態を
記憶する。
Yは電源回路開閉手段で、インバータINV8とリレーRY
ならびにその接点ryで構成される。記憶手段Xの出力
は、インバータINV8で反転されるので、リレーRYが動作
し、その接点ryがオンし、電源PWを図示していない防犯
装置に加え、防犯装置を作動可能状態とする。
このようにして、警報開始スイッチSW1を入れてから
施錠すれば、自動的に防犯装置をオンにできる。また、
万一警報開始スイッチSW1を入れずに施錠した場合は、
警報器BZが鳴動するので、この時はもう一度扉Aを開
け、警戒開始スイッチSW1を入れてから施錠すればよ
い。
なお、上記の実施例では、ストライク5に警戒開始ス
イッチSW1を設けたが、この他、ストライク5の近傍で
あれば施錠時に気が付きやすく、また、万一施錠を忘れ
た場合でも、扉Aを開けて直ちに警戒開始スイッチSW1
をオンにできるので、差支えがない。その他、電源回路
開閉手段Yもこれに限定されない。また、施錠スイッチ
SW2も適宜の場所に設けることができる。
防犯装置の電源接続を解除するには、開錠すればよ
い。これにより施錠スイッチSW2がオフとなり、インバ
ータINV5の出力は“L"となり、記憶手段Xがリセットさ
れ、リレーRYは復旧し、その接点ryがオフとなり、防犯
装置もリセットされる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上詳細に説明したように、ストライク
またはストライクの近傍に取り付けられた警戒開始スイ
ッチと、この警戒開始スイッチの作動により警戒情報出
力を出せ警戒情報検出手段と、施錠中、施錠情報出力を
出せ施錠スイッチと、施錠情報出力の入力から一定時間
施錠開始情報出力を出す施錠開始情報検出手段と、施錠
開始情報出力が存在し警戒情報出力が存在しないとき警
戒開始スイッチ不投入情報出力を出す警戒開始スイッチ
不投入検出手段と、警戒開始スイッチ不投入情報出力に
より作動する警報器と、警戒情報出力と施錠情報出力と
が共に存在するとき作動し、その状態を保持する記憶手
段と、この記憶手段の作動中防犯装置の電源を投入する
電源回路開閉手段とからなるので、下記に示す効果があ
る。
1) 警戒開始スイッチが他の場所でなく、ストライク
またはストライクの近傍の場所であるために警戒開始ス
イッチの存在が忘れ難い。
2) 警戒開始スイッチの設置場所が扉を閉めた状態時
には、外部から察知されず、不正操作ができない。
3) 従来方式では問題点であった点、すなわち、室内
で外出時に警戒開始スイッチをオンにしてから、一定時
間内に戸外に出なければならない煩わしさや、うっかり
ミスによる誤発報がなくなる。
4) 同じく従来方式では問題点であった点、すなわ
ち、帰宅で解錠したら一定時間(30秒)内に警戒開始ス
イッチをオフにしなければならない煩わしさや、操作の
忘れやすいミスによる誤発報がなくなる。
5) 施,解錠情報を得る施錠スイッチや、警報器を含
めて配線が1ケ所にまとめることができ、しかも隠蔽配
線が可能である。
6) 外出時に警戒開始のための警戒開始スイッチの操
作を忘れた場合、警報器が作動し報知してくれ、しかも
室内の操作盤の場所まで戻ることなく、扉錠のところで
警戒開始スイッチをオンにすることはできる。
7) 警戒開始スイッチが超小型にできることから、価
格的にも安価である。
8) 従来の錠がそのまま採用でき、したがって装置価
格が安価にでき、既設建物への普及が図れる点が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図はこ
の発明を実施する扉と扉枠の関係を示す正面図、第3図
(a),(b)はストライクの正面図と、そのI−I線
による断面図である。 図中、Aは扉、Bは扉枠、4はデッドボルト、5はスト
ライク、SW1は警戒開始スイッチ、SW2は施錠スイッチ、
Uは警戒情報検出手段、Vは施錠開始情報手段、Wは警
戒開始スイッチ不投入手段、Xは記憶手段、Yは電源回
路開閉手段、PWは電源、P1は警戒情報出力、P2は施錠情
報出力、P3施錠開始情報出力である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉に錠が取り付けられ、扉枠にストライク
    が取り付けられ、前記扉の外側から鍵を用いて前記錠の
    デッドボルトを進退させて施解錠を行う錠装置におい
    て、前記ストライクまたはストライクの近傍に取り付け
    られた警戒開始スイッチと、この警戒開始スイッチの作
    動により警戒情報出力を出す警戒情報検出手段と、施錠
    中、施錠情報出力を出す施錠スイッチと、前記施錠情報
    出力の入力から一定時間施錠開始情報出力を出す施錠開
    始情報検出手段と、前記施錠開始情報出力が存在し前記
    警戒情報出力が存在しないとき警戒開始スイッチ不投入
    情報出力を出す警戒開始スイッチ不投入検出手段と、前
    記警戒開始スイッチ不投入情報出力により作動する警報
    器と、前記警戒情報出力と施錠情報出力とが共に存在す
    るとき作動し、その状態を保持する記憶手段と、この記
    憶手段の作動中防犯装置の電源を投入する電源回路開閉
    手段とからなることを特徴とする錠装置。
JP2028525A 1990-02-09 1990-02-09 錠装置 Expired - Lifetime JP2556601B2 (ja)

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JP2028525A JP2556601B2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 錠装置

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JP2028525A JP2556601B2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 錠装置

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JPH03235883A JPH03235883A (ja) 1991-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4404858A (en) * 1981-10-26 1983-09-20 Ford Motor Company Velocity and mass air flow sensor

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