JP2004362321A - 防犯装置 - Google Patents

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Ryoichi Hamada
良一 濱田
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Abstract

【課題】少なくともドア錠を施錠して外出する際の警戒モードの設定忘れによる警報手段の不作動を確実に防止することができ、不法侵入の際に警報手段を確実に作動させることができるようにした防犯装置を提供する。
【解決手段】ドア錠を施錠してデッドボルトを施錠位置に移動させるだけで警戒モードとなり、デッドボルトが施錠位置から開錠位置へ移動されると、ドアセンサ1からの検出信号に基づいてタイマ回路3がセットされ、このタイマ回路3のタイムアップによってサイレン4および点滅灯5が作動する。その際、タイマ回路3がタイムアップするまでにリセット回路6を操作することで、タイマ回路3がリセットされてサイレン4および点滅灯5の作動が解除され、こうして警戒モードが解除される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドア等からの不法侵入に対する防犯対策として警報を発するようにした防犯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ピッキング等による不法侵入者に対し音と光によって警報を発するようにした防犯用警報装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この防犯警報装置は、電源スイッチをオン操作することにより警戒モードに設定され、この警戒モードにおいて不法侵入者が扉を開けると警報ブザーや警報灯などから警報が発せられ、その後、鍵スイッチをオフにしない限り警報が連続するように構成されている。
【0003】
また、警備会社の防犯システムとして、扉の開閉状態とは無関係に警戒モードの設定と解除とを行うようにした防犯システムも知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−260111
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に記載の従来例においては、扉を施錠して外出する際、予め電源スイッチをオン操作して警戒モードに設定しておく必要があるが、ドア錠とは別操作により設定されるためこの警戒モードの設定忘れが発生し易い。そのために外出時に警報器が不作動となって警報が発せられない事態も往々にして起こり得る。また、扉を施錠せずに開閉して出入りする通常時には、電源スイッチをオフ操作して警戒モードを解除しておく必要があるが、この警戒モードの解除忘れが発生し易いため、通常時に警報器が誤作動して不必要に警報が発せられる事態もたびたび発生する。
【0006】
そこで、この発明は、少なくともドア錠を施錠して外出する際の警戒モードの設定忘れによる警報手段の不作動を確実に防止することができ、不法侵入の際に警報手段を確実に作動させることができるようにした防犯装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成する手段として、この発明に係る防犯装置は、ドアに付設されたドア錠のデッドボルトの施錠位置から開錠位置への移動を検出するドアセンサと、このドアセンサからの検出信号に基づいてセットされるタイマ回路と、このタイマ回路のタイムアップにより作動する警報手段と、前記タイマ回路をリセットするリセット手段とを備えていることを特徴とする。
【0008】
この発明に係る防犯装置では、ドア錠を施錠してデッドボルトを施錠位置に移動させるだけで警戒モードとなり、デッドボルトが施錠位置から開錠位置へ移動されると、ドアセンサからの検出信号に基づいてタイマ回路がセットされ、このタイマ回路のタイムアップによって警報手段が作動する。その際、タイマ回路がタイムアップするまでにリセット手段を操作することで、タイマ回路がリセットされて警報手段の作動が解除され、こうして警戒モードが解除される。
【0009】
この発明の防犯装置において、前記タイマ回路のセット時からリセット時までの間にリセット要求音を発生する警音手段が備えられていると、リセット手段の操作忘れによる警戒モードの解除忘れが確実に防止され、警報手段の誤作動が確実に防止されるので好ましい。
【0010】
また、前記タイマ回路のタイムアップ時または電源のオフ時を検出するスイッチ回路により作動して携帯電話へ警報メールを発信するバッテリ駆動式のメール発信装置が付設されていると、前記警報手段の作動の際または防犯装置の電源線が切断された際に警報メールが形態電話に送信されるため、不法侵入の発生をいち早く察知して警察や警備会社などへ素早くへ通報できるので好ましい。
【0011】
さらに、前記リセット手段が前記ドア錠用の鍵の操作によって前記タイマ回路をリセットするように構成されていると、不法侵入者によるタイマ回路のリセット操作が不能となるので好ましい。
【0012】
また、窓の閉位置から開位置への移動を検出する窓センサを備え、前記ドアセンサからの検出信号が施錠位置を示しているとき前記窓センサからの検出信号に基づいて前記タイマ回路がセットされるように構成されていると、ドア錠を施錠して外出しているときに窓が不法侵入者により開けられた際にも警報手段が作動するので好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明に係る防犯装置の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は一実施形態に係る防犯装置の回路図、図2は一実施形態に係る防犯装置が適用されるドア付近の斜視図、図3は図2に示したドア錠およびトロヨケの概略構造を示す拡大斜視図である。
【0014】
一実施形態に係る防犯装置は、例えば家屋のドアや窓からの不法侵入に対する防犯対策として警報を発生する装置であり、図1に示すような回路構成を備えている。
【0015】
この防犯装置は、ドアからの不法侵入を検出するためのドアセンサ1、窓からの不法侵入を検出するための窓センサ2、ドアセンサ1または窓センサ2からの検出信号に基づいてセットされるタイマ回路3、タイマ回路3のタイムアップにより作動する警報手段としてのサイレン4および点滅灯5、タイマ回路3をリセットするリセット手段としてのタイマリセット回路6、タイマ回路3のセット時からリセット時までの間にリセット要求音を発生する警音手段としてのブザー7、タイマ回路3のタイムアップ時または電源のオフ時に携帯電話へ警報メールを送信するメール発信装置8などを備えている。
【0016】
これらのドアセンサ1、窓センサ2、タイマ回路3、サイレン4、点滅灯5、リセット回路6、ブザー7、メール発信装置8などは、図示しない商用電源のコンセントに接続されるプラグ9から直流安定化電源10を介して供給される直流により作動するように構成されている。
【0017】
前記ドアセンサ1は、一端が発振回路1aに接続され、他端が電流検出回路1bに接続された金属検出コイル1cを有する磁気センサで構成されている。このドアセンサ1の電流検出回路1bは、金属検出コイル1cの検出信号をパルス信号に変換するように、例えばシュミットトリガーからなる波形整形回路11に接続されている。
【0018】
前記窓センサ2は、図示しない家屋の各窓に設置された一群の窓センサ2a…からなる。各窓センサ2aは、例えば常閉の接点を有するマイクロスイッチで構成されており、窓枠に対する窓の相対位置を検出して窓が全閉位置から開かれると接点が閉じるよう設置されている。各窓センサ2a…は、接点の開閉信号をパルス信号に変換するように、それぞれシュミットトリガーからなる波形整形回路12…に接続されている。
【0019】
前記タイマ回路3は、ドアセンサ1または各窓センサ2a…からの検出信号に基づいてセットされるように、前記波形整形回路11,12に対し、論理ゲート回路13、立上りワンショット回路14、タイマセット回路15を介して接続されている。このタイマ回路3は、タイムアップまでの時間を任意に設定するための可変ボリューム3aを備えている。なお、このタイマ回路3のタイムアップまでの時間は、通常、10秒程度に設定される。
【0020】
ここで、論理ゲート回路13は、ORゲート13a、ANDゲート13b、NORゲート13cを備えている。ORゲート13aは、ドアセンサ1用の波形整形回路11と立上りワンショット回路14との間に介設されている。ANDゲート13bは、波形整形回路11とORゲート13aとの間に介設されている。そして、NORゲート13cは、各波形整形回路12とANDゲート13bとの間に介設されている。なお、ANDゲート13bは、波形整形回路11およびNORゲート13cからのパルス信号をそれぞれ反転して入力するように構成されている。
【0021】
立上りワンショット回路14は、ORゲート13aからHレベルのパルス信号が入力されると、タイマ回路3のセット信号Sをタイマセット回路15に出力するように構成されている。また、タイマセット回路15は、立上りワンショット回路14からセット信号Sが入力されると、タイマ回路3およびブザー7に作動信号を出力し、タイマリセット回路6からリセット信号Rが入力されると、タイマ回路3およびブザー7への出力を停止するように構成されている。
【0022】
前記サイレン4および点滅灯5は、タイマ回路3からのタイムアップ信号Tにより同時に作動するように、それぞれ警報回路16を介してタイマ回路3に接続されている。
【0023】
前記タイマリセット回路6は、後述するドア錠の開閉キーによってオン操作されるキースイッチ6aを有し、キースイッチ6aがオンされると、タイマ回路3のリセット信号Rをタイマセット回路15に出力するように構成されている。
【0024】
前記メール発信装置8は、携帯電話へ「不法侵入発生!」などの所定の警報メールを送信するメール送信回路8aと、このメール送信回路8aの電源としてのバッテリ8bと、メール送信回路8aを作動させるスイッチとしてのフォトカプラ8cなどを備えて構成されている。
【0025】
フォトカプラ8cは、フォトトランジスタQと、このフォトトランジスタQをオンさせる発光ダイオードDを有する。フォトトランジスタQは、そのオフ信号によりメール送信回路8aを作動させるようにメール送信回路8aに接続されている。
【0026】
一方、発光ダイオードDは、アノードが直流安定化電源10に接続され、カソードがタイマ回路3の出力側に接続されており、タイマ回路3からタイムアップ信号Tが出力されていない状態では発光してフォトトランジスタQをオンさせる。そして、この発光ダイオードDは、タイマ回路3からタイムアップ信号Tが出力され、あるいは直流安定化電源10からの電圧供給が遮断されると、発光を停止してフォトトランジスタQをオフさせる。
【0027】
ここで、図2に示すように、前述したドアセンサ1の金属検出コイル1cは、ドア21に付設されたドア錠22のデッドボルト(図3参照)の施錠位置から開錠位置への移動を検出するように、ドア枠23側に付設されたドア錠22のトロヨケ22a内に配置されている。
【0028】
すなわち、金属検出コイル1cは、図3に示すように、デッドボルト22bの先端面に対向するようにトロヨケ22a内の底部に設置されている。なお、図3において、符号22cはドアノブ、22dはサムターン、22eはラッチボルト、22fはストライクをそれぞれ示している。
【0029】
一方、図1に示した警報手段としてのサイレン4は、図2に示すように、例えばドア21の近傍の壁面24に設置される。この場合、サイレン4は、振動板が簡単に外せないように、壁面24に埋め込んで設置される。また、図1に示した警報手段としての点滅灯5は、例えば玄関灯を兼用してドア21の外側に配設される(図2では図示省略)。
【0030】
また、一実施形態の防犯装置の回路部分は、図2に示すように、例えばドア21の近傍の壁面24に設置された制御ボックス25内に収容される。そして、この制御ボックス25の外面には、タイマリセット回路6のキースイッチ6a(図1参照)をオン操作するためのドア錠12の開閉キー(図示省略)が挿入されるリセット用鍵穴26と、警音手段としてのブザー7(図1参照)とが設置されている。
【0031】
以上のように構成された一実施形態に係る防犯装置では、図2に示したドア21を閉めてドア錠22を開閉キー(図示省略)により施錠し、ドア錠22のデッドボルト22bをトロヨケ22a内の施錠位置に進出移動させるだけで警戒モードとなる。
【0032】
この警戒モードにおいて、不法侵入者によりドア錠22のデッドボルト22b(図3参照)がトロヨケ22a内の施錠位置から退避した開錠位置へ移動操作されると、デッドボルト22bの退避移動がドアセンサ1の金属検出コイル1cにより検出され、その検出信号が電流検出回路1bから波形整形回路11に入力される。そして、波形整形回路11からHレベルのパルス信号が論理ゲート回路13のORゲート13aに出力されることで、ORゲート13aからHレベルのパルス信号が立上りワンショット回路14に入力される。
【0033】
そして、立上りワンショット回路14からタイマ回路3のセット信号Sがタイマセット回路15に出力され、タイマセット回路15からタイマ回路3およびブザー7に作動信号が出力されることにより、タイマ回路3がセットされてカウントダウンを開始し、制御ボックス25(図2参照)の外面に配置されたブザー7がリセット要求音を発生する。
【0034】
その後、10秒程度のタイムアップ時間が経過すると、タイマ回路3がタイムアップ信号Tを警報回路16に出力する。その結果、ドア21(図2参照)の近傍の壁面24に設置されたサイレン4が警報音を発生し、また、ドア21の外側に配設された玄関灯を兼用する点滅灯5が点滅して警報を発生する。
【0035】
同時に、タイマ回路3がタイムアップ信号Tをメール発信装置8のフォトカプラ8cの発光ダイオードDに出力する。その結果、発光ダイオードDが発光を停止してフォトトランジスタQをオフさせ、フォトトランジスタQのオフ信号によりメール送信回路8aが作動して携帯電話へ「不法侵入発生!」などの所定の警報メールを送信する。
【0036】
一方、ドア錠22が施錠されたままの状態において、不法侵入者により図示しない窓が全閉位置から開かれると、その窓に対応した窓センサ2a…の接点が閉じることにより、波形整形回路12からHレベルのパルス信号が論理ゲート回路13のNORゲート13cに出力される。そして、このNORゲート13cから出力されるLレベルのパルス信号と、ドアセンサ1用の波形整形回路11から出力されるLレベルのパルス信号とがそれぞれ反転してANDゲート13bに入力されることで、ANDゲート13bからHレベルのパルス信号がORゲート13aに出力され、このORゲート13aからHレベルのパルス信号が立上りワンショット回路14に入力される。
【0037】
以後、前述したように立上りワンショット回路14からタイマ回路3のセット信号Sがタイマセット回路15に出力されることにより、タイマ回路3がセットされてカウントダウンを開始し、制御ボックス25に配置されたブザー7(図2参照)がリセット要求音を発生する。
【0038】
その後、10秒程度に設定されたタイマ回路3のタイムアップ時間が経過すると、ドア21の近傍の壁面24に設置されたサイレン4(図2参照)が警報音を発生し、ドア21の外側に配設された玄関灯を兼用する点滅灯5が点滅して警報を発生する。また、同時に、メール発信装置8から携帯電話へ「不法侵入発生!」などの所定の警報メールが送信される。
【0039】
このように、一実施形態の防犯装置では、図2に示したドア21を閉めてドア錠22を施錠するだけで、サイレン4および点滅灯5が作動可能な警戒モードとなるため、外出する際の警戒モードの設定忘れを確実に防止することができ、不法侵入の際に確実にサイレン4および点滅灯5を作動させることができる。
【0040】
また、不法侵入に伴いタイマ回路3がタイムアップした際、あるいは、不法侵入者により電源が落された際には、メール発信装置8から携帯電話へ「不法侵入発生!」などの所定の警報メールが送信されるため、不法侵入の発生をいち早く察知して警察や警備会社などへ素早くへ通報することができる。
【0041】
ここで、一実施形態の防犯装置では、図2に示す制御ボックス25上のブザー7がリセット要求音を発生している間に、制御ボックス25上のリセット用鍵穴26にドア錠12の開閉キー(図示省略)を挿入してタイマリセット回路6のキースイッチ6a(図1参照)をオン操作すれば、タイマ回路3がリセットされ、ブザー7のリセット要求音も停止されて警戒モードが解除される。このため、警戒モードの解除忘れを確実に防止してサイレン4および点滅灯5の誤作動を確実に防止することができる。
【0042】
しかしながら、タイマ回路3のリセットによる警戒モードの解除は、10秒程度に設定されたタイムアップ時間内において、リセット用鍵穴26にドア錠12の開閉キー(図示省略)を挿入して行うように構成されているため、不法侵入者による警戒モードの解除は、実質上不可能であり、防犯装置としての機能を有効に発揮することができる。
【0043】
一方、一実施形態の防犯装置は、図3に示すようにドアセンサ1の本体である金属検出コイル1cがドア錠22のトロヨケ22a内の底部に設置されていて外観上目立たないため、不法進入者により気付かれることが少なく、電源線や信号線が不法進入者により切断されることも少ない。
【0044】
そして、このようにドアセンサ1の本体である金属検出コイル1cは、ドア錠22のトロヨケ22a内の底部に設置される構造であるため、一実施形態の防犯装置は、既存のドア錠22にも簡単に適用することができる。
【0045】
この発明に係る防犯装置は、前述した一実施形態に限定されるものではない。例えば、ドアセンサ1は、ドア錠22のデッドボルト22b自体の動作を検出できるものであれば、金属検出コイル1cを用いた磁気センサに限らず、反射式光センサや光電管スイッチ、あるいは機械式リミットスイッチなどで構成されていてもよい。
【0046】
また、制御ボックス25は、ドア21から離れた目立たない位置に設置してもよい。この場合、制御ボックス25には、タイマリセット回路6のキースイッチ6a(図1参照)をオン操作するため押しボタンをリセット用鍵穴26の代りに設置してもよい。
【0047】
さらに、警報手段としてのサイレン4は、長時間継続して作動すると近隣の騒音となるので、一定時間の経過後に自動的に停止するように構成されていてもよいが、点滅灯5は不法侵入の事実を警報するため、継続して作動するのが好ましい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る防犯装置では、ドア錠を施錠してデッドボルトを施錠位置に移動させるだけで警戒モードとなり、デッドボルトが施錠位置から開錠位置へ移動されると、ドアセンサからの検出信号に基づいてタイマ回路がセットされ、このタイマ回路のタイムアップによって警報手段が作動する。その際、タイマ回路がタイムアップするまでにリセット手段を操作することで、タイマ回路がリセットされて警報手段の作動が解除され、こうして警戒モードが解除される。
【0049】
従って、本発明によれば、少なくともドア錠を施錠して外出する際の警戒モードの設定忘れによる警報手段の不作動を確実に防止することができ、不法侵入の際に確実に警報手段を作動させることができる。
【0050】
この発明の防犯装置において、前記タイマ回路のセット時からリセット時までの間にリセット要求音を発生する警音手段が備えられている場合、リセット手段の操作忘れによる警戒モードの解除忘れを確実に防止して警報手段の誤作動を確実に防止することができる。
【0051】
この発明の防犯装置において、前記タイマ回路のタイムアップ時または電源のオフ時を検出するスイッチ回路により作動して携帯電話へ警報メールを発信するバッテリ駆動式のメール発信装置が付設されている場合、前記警報手段の作動の際または防犯装置の電源線が切断された際に警報メールが形態電話に送信されるため、不法侵入の発生をいち早く察知して警察や警備会社などへ素早くへ通報することができる。
【0052】
この発明の防犯装置において、前記リセット手段が前記ドア錠用の鍵の操作によって前記タイマ回路をリセットするように構成されている場合、不法侵入者によるタイマ回路のリセット操作を不能とすることができる。
【0053】
この発明の防犯装置において、窓の閉位置から開位置への移動を検出する窓センサを備え、前記ドアセンサからの検出信号が施錠位置を示しているとき前記窓センサからの検出信号に基づいての入力によって前記タイマ回路がセットされるように構成されている場合、ドア錠を施錠して外出しているときに窓が不法侵入者により開けられた際にも警報手段を作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る防犯装置の回路図である。
【図2】一実施形態に係る防犯装置が適用されるドア付近の斜視図である。
【図3】図2に示したドア錠およびトロヨケの概略構造を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 :ドアセンサ
2 :窓センサ
3 :タイマ回路
4 :サイレン
5 :点滅灯
6 :タイマリセット回路
7 :ブザー
8 :メール発信装置
9 :プラグ
10 :直流安定化電源
11 :波形整形回路
12 :波形整形回路
13 :論理ゲート回路
14 :立上りワンショット回路
15 :タイマセット回路
16 :警報回路
21 :ドア
22 :ドア錠
22a:トロヨケ
22b:デッドボルト
23 :ドア枠
24 :壁面
25 :制御ボックス
26 :リセット用鍵穴

Claims (5)

  1. ドアに付設されたドア錠のデッドボルトの施錠位置から開錠位置への移動を検出するドアセンサと、このドアセンサからの検出信号に基づいてセットされるタイマ回路と、このタイマ回路のタイムアップにより作動する警報手段と、前記タイマ回路をリセットするリセット手段とを備えていることを特徴とする防犯装置。
  2. 前記タイマ回路のセット時からリセット時までの間にリセット要求音を発生する警音手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の防犯装置。
  3. 前記タイマ回路のタイムアップ時または電源のオフ時を検出するスイッチ回路により作動して携帯電話へ警報メールを送信するバッテリ駆動式のメール発信装置が付設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の防犯装置。
  4. 前記リセット手段は、前記ドア錠用の鍵の操作によって前記タイマ回路をリセットするように構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の防犯装置。
  5. 窓の閉位置から開位置への移動を検出する窓センサを備え、前記タイマ回路は、前記ドアセンサからの検出信号が施錠位置を示しているとき前記窓センサからの検出信号に基づいてセットされるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の防犯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233654A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Yukio Takaoka ホームセキュリティシステム

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