JP3655958B2 - 自動ロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動ロック装置に係り、更に詳しくは、例えば玄関ドアなどに装備されて、玄関ドアを自動的にロックできる自動ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、不法な住居侵入者から家族や財産を守るホームセキュリティーの重要性が叫ばれている。その目的を達成する一つのアイテムとして、自動ロック装置が開発されている。
自動ロック装置は、一定時間経つと、施錠忘れの閉ドアを自動的に施錠してくれる装置であり、ドアの表面に固着されて、暗証番号を入力するテンキーが付いたフロント側ユニットと、ドアの裏面に固着されて、壁側の掛止金具に抜き差しされる施錠部材を有するリア側ユニットとを備えている。なお、リア側ユニットには、ドア閉状態を検知するために、接触式のリミットスイッチか、同じく接触式のマグネットとリードスイッチとの組み合わせなどが配備されている。
ドア開時、テンキーの操作により暗証番号を入力すると、リア側ユニットに収納されたソレノイドのロッドが引き込み、これにより施錠部材がリア側ユニット内に引き戻されて、ドアを開くことができる。
ドア開後、再びドア閉状態になると、それをリミットスイッチや、マグネットとリードスイッチとの組み合わせなどのドア閉検知手段が検知し、自動的にソレノイドのロッドを突出させて、施錠部材によりドアが施錠される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来手段の自動ロック装置においては、自動ロック装置には欠かせないドア閉状態の検知手段として、いずれも接触式のものであるリミットスイッチや、マグネットとリードスイッチとの組み合わせのものが採用されていたので、自動ロック装置の施工時には、ドアにフロント側及びリア側ユニットを固着するだけでなく、ドアが取り付けられる建物壁にも、リミットスイッチの一方か、リードスイッチ又はマグネットの何れかを取り付けなければならず、施工をさらに面倒にするという問題点があった。
また、従来の自動ロック装置は、施錠式のドアノブと同様に、ドアの側面から施錠部材を突出する構造であり、しかもフロント側ユニットとリア側ユニットとの間で、厚肉なドアを介して、リード線やコネクタが複雑に入り込む配線がとられていたので、施工時に、例えばドアの側縁部の一部を切欠いたり、ドアの側面に深い凹部を刻設したりしており、自動ロック装置の施工に時間と手間がかかって面倒であった。
さらに、従来の自動ロック装置では、解錠操作がフロント側ユニットに設けられたテンキー操作であるために面倒であると共に、暗証番号を忘れたら解錠できないという問題点があった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、施工の容易性が図れ、しかも解錠入力操作を簡略化でき、暗証番号を忘れても解錠可能な自動ロック装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の自動ロック装置は、暗証番号入力用のテンキーを有して、ドアの表面に取り付けられるフロント側ユニットと、
進退可能な施錠部材、該施錠部材の施錠解錠手段及びドア閉検知手段を有して、前記ドアの裏面に取り付けられるリア側ユニットと、
前記フロント側又はリア側ユニットに設けられて、装置全体を制御するマイクロコンピュータ付きの制御部とを備え、
前記ドア閉検知手段からの検知信号に基づいて、前記施錠解錠手段を作動させることにより、前記施錠部材を外部突出させて、ドア閉状態の前記ドアを自動的に施錠する自動ロック装置であって、
前記ドア閉検知手段が、前記ドアの側縁部に配設された発光部及び受光部を有する反射型の光センサであり、
また、少なくとも前記フロント側ユニットには解錠光信号受光部が設けられ、リモコンの解錠光信号発光部から前記解錠光信号受光部に向かって、特定の光信号を送ることにより、前記施錠解錠手段を作動させて、前記施錠部材の解錠操作を行ない、
前記フロント側ユニットは両面テープを用いて前記ドアの表面に貼着されていると共に、前記フロント側ユニットの下部には正面視して逆D字状の挿入口を備えた挿入孔が形成され、該フロント側ユニットは該挿入孔及びこれに連通する前記ドアの1個の貫通孔に、軸線方向に内孔が形成された雄ねじロッドが挿入されて止めナットで前記ドアに堅固に固着され、
前記フロント側及びリア側ユニット間に、該フロント側ユニットの表面側にキー差し口を向けて配置された非常解錠用錠が配置され、しかも、該非常解錠用錠は、前記ドアに穿孔された前記1個の貫通孔に挿着される前記雄ねじロッドと、該雄ねじロッドの内孔に遊挿されて周方向に回動可能な操作ロッドを有する錠本体と、前記ドアの裏面から突出する操作ロッドの先端部に取付けられた操作片と、前記止めナットを有し、
更に、前記雄ねじロッドの一側部は切欠きされて、前記ドアの貫通孔との間に、前記フロント側及びリア側ユニットを電気的に接続するリード線類のリード線類挿通孔が形成され ている
なお、ここでいう、反射型の光センサとしては、例えば赤外線やレーザ光線などの受発光を伴う光センサなどが挙げられる。また、リモコンの解錠光信号発光部に対応する解錠光信号受光部は、フロント側ユニットだけでなくリア側ユニットに設けてもよい。
【0005】
請求項2記載の自動ロック装置は、請求項1記載の自動ロック装置において、前記非常解錠用錠の非常解錠キーを、前記リモコンに着脱可能に装着するようにした。
【0006】
【0007】
【作用】
請求項1、2記載の自動ロック装置においては、ドアを閉めると、ドア閉検知手段がドア閉状態を検知し、その検知信号を制御部に送ることにより、制御部から施錠解錠手段に施錠指令が出され、これにより施錠解錠手段が施錠部材を突出させて、ドア閉状態のドアを自動的に施錠する。
この際、ドア閉検知手段である反射型の光センサがリア側ユニットに設けられているので、例えば従来のリミットスイッチのような接触式のドア閉検知手段では、施工時に、ドア側と壁側との間でリミットスイッチ及びその当接部材の位置合わせが必要であったのが、本手段ではそれが不要になって、光センサを有するリア側ユニットをドアに取り付けるだけでよく、施工が容易になる。
また、解錠時に、解錠光信号発光部付きのリモコンを操作して、特定の光信号を解錠光信号受光部に向かって発射すると、その特定の光信号に基づき、制御部から施錠解錠手段に解錠指令が出され、これにより施錠解錠手段が施錠部材を引き込ませて、ドアの施錠状態を解除する。
【0008】
さらに施工時、フロント側ユニットは、ドアに1個だけ形成された貫通孔を介して、雄ねじロッドの先端部と、止めナットとを螺合することにより、ドアの表面に堅固に固定される。なお、ここでいう雄ねじロッドとは非常解錠用錠の一部を構成するロッドである。
施工時に、フロント側、リア側ユニットをリード線類により電気的に接続する際には、ドアに穿孔された1個の貫通孔と、雄ねじロッドの一側部との間に形成されたリード線類挿通孔を通過してリード線類が接続されるので、従来手段の施工時のように、リード線類の接続のために、ドアの側縁部の一部を大きく切欠いたり、ドアの側面に凹部を刻設するといった大がかりな作業が不要になる。
特に、請求項2記載の自動ロック装置においては、例えばテンキーによる解錠の暗証番号を忘れ、かつリモコンが電池切れの場合、リモコンから非常解錠キーを外して、この非常解錠キーによりフロント側ユニットの非常解錠用錠を解錠すれば、ドアを開けられる。
【0009】
【発明の効果】
請求項1、2記載の自動ロック装置においては、このようにドア閉検知手段に、リア側ユニットに設けられた反射型の光センサを採用したので、施工時には、非接触式ドア閉検知手段を有するリア側ユニットをドアに取り付けるだけでよく、施工が容易になる。
また、解錠時には、リモコンから特定の光信号をフロント側ユニットの解錠光信号受光部に発射して、施錠解錠手段により施錠部材を引き込ませ、ドアの施錠状態を解除するようにしたので、解錠入力操作を簡略化でき、暗証番号を忘れても解錠できる。
【0010】
さらに、不法侵入者などが簡単に外せないように、ドアの表面に堅固に固着させる必要のあるフロント側ユニットを、ドアに形成された1個の貫通孔を介して、雄ねじロッド及び止めナットの螺合構造体により堅固に固着できる。
また、フロント側ユニットとリア側ユニットとを電気的に接続するリード線類は、雄ねじロッド及びドアの貫通孔間に形成されたリード線類挿通孔を介して挿通されるので、従来のようにドアの側縁部の一部を大きく切欠いたり、ドアの側面に深い凹部を形成する必要がなくなり、施工時に問題となるドアの傷つけが貫通孔の1個だけになり、かつ施工も容易になる。
さらに、雄ねじロッドを非常解錠用錠を構成する部品としたので、非常解錠用錠を有する自動ロック装置の施工性が向上する。
特に、請求項2記載の自動ロック装置においては、例えば暗証番号を忘れ、リモコンも故障している場合でも、リモコンから非常解錠キーを外して、フロント側ユニットの非常解錠用錠を利用し、直接、非常解錠できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、説明中、上、下方向とは、ドアに組み付けた状態での自動ロック装置の方向をいい、フロント側、リア側ユニットの各部品における表、裏面は、各ユニットのそれぞれにおいて、ドアへの取り付け側の面を裏面、ドアへの取り付け側の面に対する反対側の面を表面とする。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係る自動ロック装置の組み付け状態の斜視図、図2は同組み付け状態の正面図、図3は同組み付けされたリア側ユニットの拡大斜視図、図4は同非常解錠用錠の分解斜視図、図5は同リア側ユニットの分解拡大背面図、図6は同フロント側ユニットの分解拡大背面図、図7は同制御部のブロック図、図8は同解錠操作のフローチャート、図9は同暗証番号書き換え操作のフローチャート、図10は同ID番号書き換え操作のフローチャートである。
【0012】
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る自動ロック装置10は、ドア取り付け壁側の一例である建物壁11の出入口に取り付けられたドア12の表面に締着されて、暗証番号入力用のテンキー13が配設されたフロント側ユニット14と、施錠部材15、この施錠部材15の施錠解錠手段の一部を構成するソレノイド16(図5参照)及びドア閉検知手段の一例である反射型の光センサ17が配設されたリア側ユニット18とを備え、光センサ17の検知信号に基づき、制御部70(図7参照)から指令が出て、ソレノイド16により施錠部材15を突出させ、ドア閉状態のドア12を自動的に施錠する装置である。以下、各構成部品ごとに詳細に説明する。
【0013】
フロント側ユニット14は、開口された裏面が裏板19により封止された縦長で厚肉のフロントケーシング20を本体としており、フロントケーシング20の表側には、上端部がヒンジ21により垂直回動可能に軸着されたテンキー蓋22が取り付けられている。
テンキー蓋22の上部中央には、裏面に偏光フィルタ22aが貼着された楕円形の透光孔22bが形成されており、テンキー13はフロントケーシング20の表側の中央部一帯に配列されている。また、フロントケーシング20の表側の上部に、解錠用のリモコン23の解錠光信号発光部23dからの特定の光信号であるID番号の光信号24を感知する解錠光信号受光部25の入光口25aと、解錠を視覚的に知らせる室外解錠ランプ26とが配設されている。
図6に示すように、フロントケーシング20の裏面に、広範囲に陥没形成された凹部の裏面には、テンキー13及び解錠光信号受光部25が表面にボンディングされた、フロント側基板40が固着されている。なお、フロント側基板40の裏面には、警報ブザー41が搭載されており、基板回路の端子から延びた長尺な多数本のリード線42用の先端には、横長の雄コネクタ43が接続されている。
【0014】
フロントケーシング20の下部には、通常時、蓋27により着脱可能に蓋止めされた非常解錠用錠28の差し込み口である、正面視して逆Dの字形の挿入口29が形成されている(図4、6も参照)。非常解錠用錠28は、例えば暗証番号を忘れ、かつリモコン23の故障や電池切れした場合などに、リモコン23の裏面のキー収納凹部23aに、掛止金具23bを介して着脱可能に掛止された非常解錠キー30により、解錠できる。なお、リモコン23の表面には、ID番号の光信号24用の発光ボタン23cが設けられている(図2参照)。
図4に示すように、非常解錠用錠28は、内孔31が形成された断面逆Dの字形の雄ねじロッド32と、内孔31の表側の端部内に挿入される錠本体33とを有している。
錠本体33には、キー差し口33bに差し込まれた非常解錠キー30の回動に伴って周方向に回動される、細長い角柱状の操作ロッド33aが取り付けられている。操作ロッド33aの長さは、雄ねじロッド32への装着状態で、その先端部が、若干外部に突出する長さであり、その突出した先端面に、ソレノイド16のロッド16aを強制的に引き込ませ、施錠部材15による施錠状態を解除する、非常解錠用の操作片50aが、ビス51aにより締着されている(図5参照)。また、雄ねじロッド32及び錠本体33の表面側の端部には、それぞれ外径が挿入口29の直径と同じになった偏心フランジ34、シリンダフランジ35が、一体形成されている。
【0015】
雄ねじロッド32は、フロント側ユニット14の挿入口29と、ドア12の一側縁部に穿設された1個の円筒形の貫通孔12aに挿入されるもので、貫通孔12aからドア12の裏側に突出した雄ねじロッド32の先端部に、リング状の止めナット36を螺合することで、フロント側ユニット14が簡単にドア12に固着される。この際、雄ねじロッド32は、貫通孔12aの形成周面との間で断面円弧形のリード線類挿通孔32aを形成させた状態で挿通されている。
リード線類挿通孔32aは、フロント側基板40から延びたリード線42の先部を、その先端の雄コネクタ43と共に、リア側ユニット18側へと導く孔である。なお、両面テープを用いて、フロント側ユニット14をドア12の表面に貼着すれば、さらにフロント側ユニット14を堅固に固着できる。
フロント側ユニット14の裏板19には、ドア12の貫通孔12aと同一直径の挿入孔19aが形成されており(図5参照)、前記雄コネクタ43付きのリード線42が、この断面円形の挿入孔19a及びドア12の貫通孔12aと、断面逆Dの字形の雄ねじロッド32との隙間を通って、リア側ユニット18の裏板37に固着されたリア側基板38に搭載された雌コネクタ44に接続されている。リア側基板38の表面には、自動ロック装置10の制御部70のマイクロコンピュータを構成するCPU39がボンディングされている。
【0016】
図3に示すように、前記リア側ユニット18は、開口された裏面が、裏板37により封止された縦長で厚肉のリアケーシング50を本体としており、リアケーシング50の表側の略下半分には、その内部に収納された電池収納部51の蓋体52が、着脱可能に取り付けられている。電池収納部51は乾電池53を4本収納でき、電池収納部51の上部両側には、リモコン23からの光信号で書き換えられるID番号書き換えボタン54と、テンキー13の操作により書き換えられる暗証番号書き換えボタン55が配設されている。ID番号書き換えボタン54は、ID番号の光信号24の内容であるID番号のコードを書き換えるための制御部70の回路切り換えボタンである。
また、リアケーシング50の表面の中央部より若干上側には、室内から施錠部材15の施錠状態を解除する室内解錠ボタン56と、リモコン23からのID番号の光信号24を感知する解錠光信号受光部57と、バッテリーチャージランプ58と、長ピン59の先で押せば、回路内に組み込まれた施錠タイマーを解除して、もう一度押されるまで無制限に解錠し続ける強制ドア開ボタン60とが配列されている。これは、例えば荷物を室内外に出し入れさせる際に都合が良い。
【0017】
図5に示すように、裏板37の上端部のドア12の側縁部側には、施錠部材15のスライドガイド61が固着されており、その側方に配置されたソレノイド16のロッド16aを出し入れさせることにより、施錠部材15が、施錠解錠手段の他の構成部品であるスプリング62の付勢力に抗して、スライドガイド61にガイドされながら、ドア12の側方に出し入れされる。建物壁11の出入口側の室内側には、施錠部材15の先端部の当たり金具63がビス止めされている(図1〜3参照)。
また、図5の二点鎖線に示すように、スライドガイド61の表面には、フランジ15aによる接触子66aの押圧状態が解除されることにより、施錠部材15の解錠状態を検知するリミットスイッチ66が固着されている。そして、スライドガイド61のドア12の側縁部側の面には、施錠部材15の両側部に跨がって、光センサ17の発光部17a及び受光部17bが埋設されている(図1、3参照)。
ドア閉時、発光部17aからの赤外線は、建物壁11の側面や表面に反射し、その反射光が受光部17bに入射するが、ドア開時、発光部17aからの赤外線は、検知距離内に反射する障害物がないので、受光部17bは何も検知しない。このようにして、光センサ17によりドア閉状態が検知される。
【0018】
同じく図5に示すように、裏板37のソレノイド16の取り付け部より中央部側には、非常解錠用錠28の先端部を挿通させる大きな逃がし孔64が形成されている。また、ソレノイド16のやや下方には、施錠部材15の元部のフランジ15aに掛止された略逆L字形の非常解錠操作板ばね65が配置されている。非常解錠操作板ばね65の元部は、リア側基板38の上部付近の裏板37の表面に固着されたブロック片65aに固着されている。
非常解錠操作板ばね65は、回動された前記操作片50aの先端部により矢印方向に押し込まれることで、非常解錠操作板ばね65の屈曲した先端部が、ロッド16aの突出力に抗して、フランジ15aをソレノイド16側に押し込み、施錠部材15を強制解錠させる。次に、図7を参照して自動ロック装置10の制御部70を詳細に説明する。
【0019】
制御部70は、CPU39を中心にして、入、出力インターフェイス変換器71、72と、情報(テンキー13からの暗証番号、リモコン23からのID番号)を電気的に読み書きできるE2 PROM73、RAM74及びROM75が接続されている。
入力インターフェイス変換器(入力I/F変換器)71には、テンキー13、光センサ17の受光部17b、フロント側ユニット14の解錠光信号受光部25、ID番号書き換えボタン54、暗証番号書き換えボタン55、室内解錠ボタン56、リア側ユニット18の解錠光信号受光部57、強制ドア開ボタン60及びリミットスイッチ66が接続されており、また出力インターフェイス変換器(出力I/F変換器)72には、ソレノイド16、室外解錠ランプ26、警報ブザー41、バッテリーチャージランプ58が接続されている。
【0020】
テンキー13、室内解錠ボタン56、リモコン23の発光ボタン23c及び強制ドア開ボタン60の各々から制御部70に個別に入力されると、その各解錠信号は、まず入力インターフェイス変換器71によりI/F変換されて、CPU39へ入力される。その後、CPU39からの解錠系の指令が、出力インターフェイス変換器72によりI/F変換されて、室外解錠ランプ26、警報ブザー41及びソレノイド16へ出力される。
具体的には、ソレノイド16のロッド16aが引き戻されて、施錠部材15による施錠状態が解除され、その解錠状態を、室外に視覚的及び聴覚的に知らせるために室外解錠ランプ26を点灯させ、警報ブザー41を鳴らす。なお、警報ブザー41の警報音の鳴らし方、例えば長、短音の違いなどは、入力側のどのボタン13、23c、56、60を押したかにより、若干異なる。
【0021】
続いて、本発明の一実施の形態に係る自動ロック装置10の動作を、図8〜10に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、図8を参照して解錠操作を詳細に説明する。
図8に示すように、ステップS1のスタート後、ステップS2において解錠操作が行なわれる。ステップS2の解錠操作は、ステップS3のリモコン23による入力操作と、ステップS4のテンキー13による暗証番号入力操作と、ステップS5の室内解錠ボタン56による入力操作と、ステップS6の強制ドア開ボタン60による入力操作とに分かれる。まず、ステップS3のリモコン23による入力操作について説明する。
【0022】
ステップS7において、リモコン23によるID番号の光信号24を、解錠光信号受光部25又は57が受光したか否かが判断され、受光した場合にはステップS8に進む。
ステップS8において、ソレノイド16のロッド16aが引き戻され、これにより、スプリング62の付勢力で非常解錠用錠28が引き込まされて解錠される。
ステップS9において、この解錠状態であることを、室外にいる人に、室外解錠ランプ26を点灯させて視覚的に知らせ、それからステップS10に進む。
ステップS10は、乾電池53が低電圧であるか否かが判断され、低電圧であればステップS11に進み、バッテリーチャージランプ58を点灯させてステップS12に進む。なお、低電圧でない場合には、直接、ステップS12に進む。
【0023】
ステップS12において、内蔵されたタイマーにより、解錠後、10秒間が経過したか否かが判断され、10秒間が経過した場合にはステップS15に進み、経過していない場合には、ステップS13、S14に、順次、進む。
ステップS13において、光センサ17により、ドア12がドア開の状態か否かが判断され、ドア開の場合にはステップS14に進み、そうでない場合にはステップS12に戻り、ドア12が開くのを待つ。
ステップS14において、ドア12が閉まっている場合には、ステップS15に進んでソレノイド16のロッド16aを突出させて、施錠部材15によるドア12の施錠状態を復帰させ、ステップS16に進む。
また、ドア12が閉まっていない場合には、タイマーにより、さらに10秒間が経過したか否かが判断され(ステップS17)、10秒間が経過後は、ステップS18において、警報ブザー41によりドア12の閉じ忘れ警報を発生させる。そして、10秒間が経過していない場合には、ステップS14に戻る。
【0024】
ステップS16において、施錠部材15が突出して確実に施錠されたか否かを、リミットスイッチ66により確認し、確認がとれた場合には、元の解錠操作S2の位置まで戻り、リミットスイッチ66による確認がとれない場合には、ステップS19に進み、警報ブザー41により警報音を発し、さらにステップS20に進み、タイマーにより10秒間経ったら、ステップS15に戻って、再びソレノイド16のロッド16aを突出させて、施錠状態を確認する。次に、ステップS4のテンキー13による暗証番号操作の場合を説明する。
【0025】
ステップS4の暗証番号操作の場合にはステップ21に進み、テンキー13により暗証番号が入力されたか否かが判断され、入力された場合には、前記ステップS8に進み、以下、リモコン23による入力操作の場合と同様の操作が行なわれる。
続いて、ステップS5の室内解錠ボタン56による解錠操作の場合を説明する。
ステップS5の室内解錠ボタン56を用いた解錠入力操作の場合には、ステップS22に進み、室内解錠ボタン56が押されるとステップS8に進む。以下、リモコン23及び暗証番号入力操作の場合と同様の操作が行なわれる。
【0026】
さらに、前記ステップS6の強制ドア開ボタン60を用いた解錠操作の場合には、ステップS23に進んで、強制ドア開ボタン60により入力されたか否かが判断され、入力された場合には、ステップS24に進み、ソレノイド16のロッド16aが引き戻されて、施錠部材15による施錠状態が解除される。
それから、ステップS25に進んで、室外解錠ランプ26を点灯させ、ステップS26に進む。
ステップS26において、乾電池53が電池切れに近い状態であるか否かが判断され、充分に電池がある場合にはステップS28に進み、電池切れに近い場合には、ステップS27に進んでバッテリーチャージランプ58を点灯させた後、ステップS28に進む。
【0027】
ステップS28においては、タイマーにより、10秒間の解錠時間が経過したか否かが判断され、経過した場合にはステップS31に進み、経過していない場合にはステップS29に進む。ここでは、ドア12が開いているか否かが判断され、開いていればステップS30に進み、ドア12が開いていなければステップS28に戻る。
ステップS30において、ドア12のドア閉状態が確認されると、ステップS31に進み、ソレノイド16のロッド16aを突出させて、施錠部材15による施錠状態を復帰させる。
その後、ステップS33において、リミットスイッチ66による施錠状態が確認され、確認された場合にはステップS2の解錠操作の位置まで戻り、確認されなければステップS32に進んで、警報ブザー41によりブザー警報を鳴らしてから、ステップS34において、ドア閉にかかるであろう10秒間の時間を確認した後、ステップS31に戻る。
【0028】
次に、図9、10のフローチャートを参照して、テンキー13による暗証番号書き換え操作と、リモコン23によるID番号書き換え操作とについて詳細に説明する。まず、暗証番号書き換え操作を説明する。
図9に示すように、ステップS40のスタート後、ステップS41において室内解錠ボタン56により入力があると、ステップS42に進む。
ステップS42において、手動によりドア12が開かれ、次いでステップS43において、テンキー13による4桁の暗証番号が入力されると、ステップS44に進む。
ステップS44において、リア側ユニット18の蓋体52を外すことにより露出される暗証番号書き換えボタン55からの入力操作があったか否かが判断される。入力があった場合にはステップS47に進み、なかった場合には、ステップS45に進む。
【0029】
ステップS47において、制御部70のE2 PROM73に新しい暗証番号が登録され、その後、ステップS48に進んで、室外解錠ランプ26が点灯され、ステップ49に進む。
ステップ49において、手動でドア12が閉じられたのを光センサ17が感知したら、ステップS50に進んで室外解錠ランプ26が消灯され、それからステップS51に進んで一連の操作が終了し、ステップS40のスタート直後に戻る。
なお、ステップS44において、暗証番号書き換えボタン55の入力操作がなかった場合には、ステップS45に進み、タイマーによる15秒間という、登録されていた暗証番号のクリア開始待ち時間が経過した後、ステップS46において、登録されていた4桁の暗証番号がクリアされる。クリア後はステップS43に進み、前述した暗証番号の入力操作から順次行なわれる。
【0030】
次に、図10を参照して、リモコン23によるID番号書き換え操作を説明する。
図10に示すように、ステップS60のスタート後、ステップS61において室内解錠ボタン56が入力されると、ステップS62に進む。
ステップS62において、手動によりドア12が開かれ、その後、ステップS63において、リア側ユニット18のID番号書き換えボタン54により入力されるのを待つ。入力された場合にはステップS64に進む。
ステップS64では、バッテリーチャージランプ58の点灯が行なわれる。すなわち、暗証番号書き換え操作においては、室外解錠ランプ26の点灯が暗証番号の登録終了を知らせる手段となっていたが、ここではバッテリーチャージランプ58の点灯後の消灯が、ID番号の光信号24の根幹となるID番号の登録終了を知らせる手段となっている。
それからステップS65に進んで、リモコン23からのID番号のコード転送が行なわれたか否かが判断される。転送された場合にはステップS68に進み、転送されていない場合には、ステップS66に進む。
【0031】
ステップS68において、制御部70のE2 PROM73に新しいテンキーコードが登録され、その後、ステップS69に進んで、バッテリーチャージランプ58が消灯され、ステップS70に進む。
ステップS70において、手動によりドア12が閉じられたのを光センサ17が感知したら、ステップS71に進んで終了し、ステップS60のスタート直後に戻る。
なお、ステップS65において、ID番号の転送がなかった場合には、ステップS66に進み、タイマー計測による5秒間という、登録されていたID番号のクリア開始待ち時間が経過した後、ステップS67において、登録されていたID番号がクリアされる。その後はステップS68に進み、白紙のコードが登録される。以下、前述したステップS69〜S71までの操作が順次行なわれる。
【0032】
次に、図1、5を参照して非常解錠用錠28による非常解錠操作を説明する。
図1に示すように、施錠部材15を非常解錠する場合には、フロント側ユニット14の蓋27を外し、露呈された錠本体33のキー差し口33bに、非常解錠キー30を差し込んで解錠方向に回動させる。これにより、操作ロッド33aが同方向に回動して、図5に示すように操作片50aが実線位置から二点鎖線位置まで立ち上がり、非常解錠操作板ばね65の先部が押し上げられる。これに伴って、当たり金具63側へ突出していた施錠部材15は、そのフランジ15aが、ソレノイド16のロッド16aの突出力に抗して、強制的に二点鎖線位置まで移動されることにより、施錠状態が解除される。なお、引き戻されたロッド16aは、周知手段により、引き戻し位置で自動掛止される。
【0033】
このように、ドア12のドア閉検知手段として光センサ17を採用したので、ドア12の施工時には、光センサ17が内蔵されたリア側ユニット18をドア12の側縁部に取り付けるだけでよく、従来のリミットスイッチ形式の自動ロック装置のように、施工時に、ドア側と壁側との間に、リミットスイッチとその当接部材の位置合わせをしなくてもよく、ドア12の施工が容易になる。
また、解錠時には、リモコン23からID番号の光信号24をフロント側ユニット14の解錠光信号受光部25又はリア側ユニット18の解錠光信号受光部57に発射して、ソレノイド16により施錠部材15を引き込ませ、ドア12の施錠状態を解除するようにしたので、室内、外からの解錠入力操作を簡略化でき、暗証番号を忘れても解錠できる。
【0034】
さらに、例えば暗証番号を忘れ、リモコン23も故障中のような場合でも、リモコン23から非常解錠キー30を外して、フロント側ユニット14の非常解錠用錠28を利用し、直接、非常解錠できる。
そして、非接触式ドア閉検知手段を、発光部17aと受光部17bとを有する光センサ17としたので、発光部17aからの光がドア12の面に反射し、その反射光を受光部17bが受光することにより、ドア閉状態を略確実に検知でき、しかも設置が簡単でかつ比較的低コストで提供できる。
また、フロント側ユニット14を、非常解錠用錠28の雄ねじロッド32と、止めナット36により、ドア12の1個の貫通孔12aを介して、また雄コネクタ43を、雄ねじロッド32の切欠き部からリア側ユニット18側に通すようにしたので、従来のようにドア12の側縁部の一部を大きく切欠いたり、ドア12の側面に深い凹部を形成する必要がなくなり、施工時に問題になるドア12の傷つけが、貫通孔12aの1個だけとなって、施工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動ロック装置の組み付け状態の斜視図である。
【図2】同組み付け状態の正面図である。
【図3】同組み付けされたリア側ユニットの拡大斜視図である。
【図4】同非常解錠用錠の分解斜視図である。
【図5】同リア側ユニットの分解拡大背面図である。
【図6】同フロント側ユニットの分解拡大背面図である。
【図7】同制御部のブロック図である。
【図8】同解錠操作のフローチャートである。
【図9】同暗証番号書き換え操作のフローチャートである。
【図10】同ID番号書き換え操作のフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動ロック装置 11 建物壁
12 ドア 12a 貫通孔
13 テンキー 14 フロント側ユニット
15 施錠部材 15a フランジ
16 ソレノイド 16a ロッド
17 光センサ 17a 発光部
17b 受光部 18 リア側ユニット
19 裏板 19a 挿入孔
20 フロントケーシング 21 ヒンジ
22 テンキー蓋 22a 偏光フィルタ
22b 透光孔 23 リモコン
23a キー収納凹部 23b 掛止金具
23c 発光ボタン 23d 解錠光信号発光部
24 ID番号の光信号 25 解錠光信号受光部
25a 入光口 26 室外解錠ランプ
27 蓋 28 非常解錠用錠
29 挿入口 30 非常解錠キー
31 内孔 32 雄ねじロッド
32a リード線類挿通孔 33 錠本体
33a 操作ロッド 33b キー差し口
34 偏心フランジ 35 シリンダフランジ
36 止めナット 37 裏板
38 リア側基板 39 CPU
40 フロント側基板 41 警報ブザー
42 リード線 43 雄コネクタ
44 雌コネクタ 50 リアケーシング
50a 操作片 51 電池収納部
51a ビス 52 蓋体
53 乾電池 54 ID番号書き換えボタン
55 暗証番号書き換えボタン 56 室内解錠ボタン
57 解錠光信号受光部 58 バッテリーチャージランプ
59 長ピン 60 強制ドア開ボタン
61 スライドガイド 62 スプリング
63 当たり金具 64 逃がし孔
65 非常解錠操作板ばね 65a ブロック片
66 リミットスイッチ 66a 接触子
70 制御部 71 入力インターフェイス変換器
72 出力インターフェイス変換器 73 E2 PROM
74 RAM 75 ROM

Claims (2)

  1. 暗証番号入力用のテンキーを有して、ドアの表面に取り付けられるフロント側ユニットと、
    進退可能な施錠部材、該施錠部材の施錠解錠手段及びドア閉検知手段を有して、前記ドアの裏面に取り付けられるリア側ユニットと、
    前記フロント側又はリア側ユニットに設けられて、装置全体を制御するマイクロコンピュータ付きの制御部とを備え、
    前記ドア閉検知手段からの検知信号に基づいて、前記施錠解錠手段を作動させることにより、前記施錠部材を外部突出させて、ドア閉状態の前記ドアを自動的に施錠する自動ロック装置であって、
    前記ドア閉検知手段が、前記ドアの側縁部に配設された発光部及び受光部を有する反射型の光センサであり、
    また、少なくとも前記フロント側ユニットには解錠光信号受光部が設けられ、リモコンの解錠光信号発光部から前記解錠光信号受光部に向かって、特定の光信号を送ることにより、前記施錠解錠手段を作動させて、前記施錠部材の解錠操作を行ない、
    前記フロント側ユニットは両面テープを用いて前記ドアの表面に貼着されていると共に、前記フロント側ユニットの下部には正面視して逆D字状の挿入口を備えた挿入孔が形成され、該フロント側ユニットは該挿入孔及びこれに連通する前記ドアの1個の貫通孔に、軸線方向に内孔が形成された雄ねじロッドが挿入されて止めナットで前記ドアに堅固に固着され、
    前記フロント側及びリア側ユニット間に、該フロント側ユニットの表面側にキー差し口を向けて配置された非常解錠用錠が配置され、しかも、該非常解錠用錠は、前記ドアに穿孔された前記1個の貫通孔に挿着される前記雄ねじロッドと、該雄ねじロッドの内孔に遊挿されて周方向に回動可能な操作ロッドを有する錠本体と、前記ドアの裏面から突出する操作ロッドの先端部に取付けられた操作片と、前記止めナットを有し、
    更に、前記雄ねじロッドの一側部は切欠きされて、前記ドアの貫通孔との間に、前記フロント側及びリア側ユニットを電気的に接続するリード線類のリード線類挿通孔が形成されていることを特徴とする自動ロック装置。
  2. 請求項1記載の自動ロック装置において、前記非常解錠用錠の非常解錠キーが、前記リモコンに着脱可能に装着されていることを特徴とする自動ロック装置。
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