JP2556573Y2 - 工具ホルダ保持装置 - Google Patents

工具ホルダ保持装置

Info

Publication number
JP2556573Y2
JP2556573Y2 JP1991064340U JP6434091U JP2556573Y2 JP 2556573 Y2 JP2556573 Y2 JP 2556573Y2 JP 1991064340 U JP1991064340 U JP 1991064340U JP 6434091 U JP6434091 U JP 6434091U JP 2556573 Y2 JP2556573 Y2 JP 2556573Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
tool holder
head
axial hole
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991064340U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH059806U (ja
Inventor
肇 水谷
真吾 大野
功司 日野
久稔 吉田
達朗 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Fuji Bellows Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Fuji Bellows Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Fuji Bellows Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1991064340U priority Critical patent/JP2556573Y2/ja
Publication of JPH059806U publication Critical patent/JPH059806U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556573Y2 publication Critical patent/JP2556573Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は工具ホルダを脱着可能に
保持する工具ホルダ保持装置に関するものであり、特
に、工具ホルダのクランプ力の向上に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】切削チップのホルダあるいはそのホルダ
やドリル,中ぐり工具等を保持するアダプタ(以下、こ
れらを総称して工具ホルダという)を容易に脱着可能に
保持する工具ホルダ保持装置に関して、本出願人は実願
平2−129335号の考案を出願中である。この考案
に係る装置は、(イ)軸方向穴を有し、前端部に工具ホ
ルダが嵌合可能な嵌合部を備えた本体と、(ロ)軸方向
穴に摺動可能に嵌合され、ばね部材により後退方向に付
勢されるとともに、先端部に工具ホルダの係合部が嵌入
可能な軸方向穴と、その軸方向穴の周壁を半径方向に貫
通して等角度間隔に形成された複数の半径方向穴とを有
するクランプシャフトと、(ハ)そのクランプシャフト
をばね部材の付勢力に抗して前進させるクランプシャフ
ト駆動装置と、(ニ)前記本体の軸方向穴に嵌合され、
クランプシャフトの先端部が嵌入可能な段付穴を有する
スリーブと、(ホ)クランプシャフトの半径方向穴の各
々に摺動可能に収容され、クランプシャフトが本体内に
引き込まれた状態でスリーブの段付穴の小径穴部内周面
により半径方向内向きに押されて工具ホルダの係合部に
係合可能な複数のボールとを含むように構成される。
【0003】工具ホルダは、ばね部材の付勢力によりク
ランプシャフトが本体内に引き込まれることにより工具
ホルダ保持装置にクランプされ、クランプシャフト駆動
装置によりクランプシャフトがばね部材の弾性力に抗し
て前進させられることによりアンクランプされる。工具
ホルダの取付時には、アンクランプ状態において、工具
ホルダを本体の嵌合穴に嵌合し、その係合部をクランプ
シャフトの軸方向穴に嵌入させる。このとき、各ボール
はスリーブの段付穴の大径穴部に対応する位置にあって
半径方向外向きに移動可能であるため、係合部の軸方向
穴への進入を妨げない。工具ホルダを嵌合した後、クラ
ンプシャフト駆動装置を非作動状態とすれば、クランプ
シャフトがばね部材の付勢力により本体内に引き込ま
れ、工具ホルダがクランプされる。このとき、各ボール
がスリーブの小径穴部の内周面に乗り上げ、半径方向内
向きに移動して工具ホルダの係合部に係合してクランプ
シャフトとの相対移動を阻止するため、工具ホルダのク
ランプシャフトからの離脱が防止される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記工
具ホルダ保持装置において、スリーブ,ボール等は工具
ホルダの本体からの離脱を阻止するのみであり、工具ホ
ルダのクランプ力はクランプシャフトを引き込むばね部
材の弾性力そのものである。したがって、ばね部材を可
能な限り大形としてもクランプ力に限界があり、重切削
加工に用いられる工具ホルダを十分な剛性で保持するこ
とができないという問題があった。また、ばね部材を大
形としてクランプ力の増大を図れば、それに伴って大き
なアンクランプ力が必要となる。そのため、クランプシ
ャフト駆動装置の駆動力を大きくしなければならず、装
置が大形となって、コストが高くなるという問題もあっ
た。本考案はこの問題に鑑み、ばね部材の弾性力をそれ
ほど大きくすることなく、重切削加工用工具ホルダを保
持するのに十分なクランプ力を有する工具ホルダ保持装
置を得ることを課題として為されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、本考案にかかる
工具ホルダ保持装置は、軸方向穴とその軸方向穴の周
壁を半径方向に貫通して等角度間隔に形成された複数の
半径方向穴とを有し、前端部に工具ホルダが嵌合可能な
嵌合部を備えた本体と、軸方向穴に摺動可能に嵌合さ
れ、ばね部材により後退方向に付勢されたクランプシャ
フトと、そのクランプシャフトをばね部材の付勢力に
抗して前進させるクランプシャフト駆動装置と、軸方
向穴に半径方向の隙間を残して嵌合され、後端部におい
てクランプシャフトに引張力および圧縮力を伝達可能か
つ半径方向に相対移動可能に連結される一方、前端部の
半径方向穴の各々に対応する位置に前方側ほど軸線から
遠ざかる向きに傾斜して複数本のT溝またはT字形断面
の突条が形成されたクランプヘッドと、そのクランプ
ヘッドの外周面と前記軸方向穴の内周面との間に設けら
れ、常にはクランプヘッドを軸方向穴のほぼ中央位置に
保持するとともに、自身の弾性変形によりクランプヘッ
ドが軸方向穴の半径方向に移動することを許容するOリ
ングと、クランプヘッドとクランプシャフトとの前記
引張力を伝達する軸方向に直角な平面同士の間に介在さ
せられた転がりスラスト軸受と、本体の半径方向穴の
各々に摺動可能に嵌合され、内周側端部にT溝または突
条と嵌合するT字形断面の突条またはT溝を有する一
方、外周側端部に工具ホルダの軸方向穴の内周面に外周
側ほど前方に向かう向きに傾斜して形成された傾斜面に
係合する傾斜面を有する複数のクランプ駒とを含むよう
に構成され、かつ、クランプヘッドのT溝またはT字形
断面の突条のクランプヘッド軸線に対する傾斜角と、工
具ホルダおよびクランプ駒の互いに係合する傾斜面のク
ランプヘッド軸線に直角な平面に対する傾斜角とがクラ
ンプヘッドの前記引張力を倍力して工具ホルダの本体へ
のクランプ力に変換する大きさに設定される。
【0006】
【作用】上記のように構成された工具ホルダ保持装置に
工具ホルダを保持させる場合には、まず、クランプシャ
フト駆動装置を作動させてクランプシャフトをばね部材
の付勢力に抗して前進させる。このアンクランプ状態に
おいて、本体の嵌合部に工具ホルダを嵌合した後、クラ
ンプシャフト駆動装置を非作動状態とすれば、ばね部材
の弾性力によってクランプシャフトが本体内に引き込ま
れる。複数のクランプ駒はそれぞれ本体に形成された半
径方向穴の内周面によって軸方向の移動を阻止されてお
り、クランプヘッドがクランプシャフトと共に後退させ
られるにつれて、各クランプ駒がクランプヘッドのT溝
またはT字形断面の突条に沿って相対的に前進させられ
ることとなる。クランプヘッドのT溝またはT字形断面
の突条は前方側ほど軸線から遠ざかる向きに傾斜してい
るため、クランプ駒は半径方向外向きに移動し、その傾
斜面が工具ホルダの軸方向穴の内周面に形成された傾斜
面に係合する。これら傾斜面は外周側ほど前方に向かう
向きに傾斜しているため、工具ホルダがクランプ駒によ
り本体側へ引きつけられ、クランプされる。そして、ク
ランプヘッドのT溝またはT字形断面の突条の軸線に対
する傾斜角と、工具ホルダおよびクランプ駒の互いに係
合する傾斜面の軸線に直角な平面に対する傾斜角とがク
ランプヘッドの前記引張力を倍力して工具ホルダの本体
へのクランプ力に変換する大きさに設定されているた
め、ばね部材の弾性力より大きな力(例えば数倍の力)
で工具ホルダが本体にクランプされる。
【0007】また、クランプヘッドは本体の軸方向穴に
半径方向の隙間を残して嵌合されているため、軸方向穴
の半径方向に移動可能であるが、常にはOリングにより
軸方向穴のほぼ中央位置に保持されている。このOリン
グは、クランプヘッドに半径方向の力が加えられた場合
には、自身の弾性変形によってクランプヘッドが半径方
向に移動することを許容する。さらに、クランプヘッド
は、クランプシャフトに引張力および圧縮力を伝達可能
かつ半径方向に相対移動可能に連結され、それら両者の
引張力を伝達する軸方向に直角な平面同士の間に転がり
スラスト軸受が介在させられているため、工具ホルダが
クランプ駒により本体にクランプされる過程、すなわち
クランプシャフトからクランプヘッドに引張力が伝達さ
れる過程においても、クランプヘッドはクランプシャフ
トに対して容易に半径方向に移動する。したがって、
造誤差等により複数のクランプ駒が均一に工具ホルダの
傾斜面に係合しない場合にはクランプヘッドが軸方向穴
内を半径方向に移動して複数のクランプ駒を均一に工具
ホルダに係合させる。しかも、クランプヘッドはOリン
グおよび転がりスラスト軸受により軸方向穴内において
容易に半径方向の移動を許容されるため、T溝とT字形
断面の突条とが互いに傾くことが良好に回避され、クラ
ンプ駒とクランプヘッドとがT溝とT字形断面の突条と
の広い面で安定に係合する
【0008】一方、アンクランプ時には、クランプ駒が
クランプヘッドに対して相対的に後退させられるため、
クランプ駒が半径方向内向きに移動させられ、かつ、ク
ランプヘッドがOリングにより軸方向穴のほぼ中央位置
に保持されるため、複数のクランプ駒がほぼ対称に半径
方向内向きに移動させられて確実に本体内に引っ込まさ
れ、工具ホルダとクランプ駒との係合が解除され、工具
ホルダを本体から容易に取り外すことができる。
【0009】
【考案の効果】上記のように、本考案によれば、クラン
プシャフトとクランプ駒とのT溝とT字形断面の突条と
による係合、およびクランプ駒と工具ホルダとの傾斜面
同士による係合によりばね部材の弾性力が倍力されて工
具ホルダの引込みが行われるため、従来のようにばね部
材の弾性力そのものにより工具ホルダを引き込む場合に
比較して工具ホルダのクランプ力が増大し、重切削加工
用の工具ホルダを十分な剛性で保持させることができ
る。また、ばね部材自体の弾性力はそれほど大きくしな
くて済むため、クランプシャフト駆動装置を大形のもの
とする必要がなく、装置コストが低くて済む効果も得ら
れる。さらに、クランプヘッドの軸方向穴内での半径方
向の移動が容易に許容されるため、クランプヘッドやク
ランプ駒の寸法精度を高くしなくても、複数のクランプ
駒が均一に工具ホルダに係合させられ、工具ホルダの取
付精度の低下を防止し得る。また、クランプ駒とクラン
プヘッドとがT溝とT字形断面の突条との広い面で安定
に係合し、特定の部分が異常に多く摩耗することが防止
され、寿命が長くなる効果も得られる。 その上、アンク
ランプ時には、クランプヘッドがOリングにより軸方向
穴のほぼ中央位置に保持されるため、複数のクランプ駒
がほぼ対称に半径方向内向きに移動させられて確実に本
体内に引っ込まされ、工具ホルダとクランプ駒との係合
が解除され、工具ホルダを本体から容易に取り外し得
る。
【0010】
【実施例】以下、本考案をタレット旋盤の刃物台に適用
した場合の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図9および図10において、10はタレット旋盤の刃物
台のハウジングである。ハウジング10は図示しないス
ライドに取り付けられており、スライドと共に駆動装置
によって直交する2方向に移動させられる。また、ハウ
ジング10と対向する位置には、被加工物を保持して回
転させる図示しない主軸台が設けられている。ハウジン
グ10内には、図示しない回転軸が軸方向に相対移動可
能かつ回転可能に嵌合されており、回転軸の一端にはド
ラム14が固定されている。ドラム14は八角形を成し
ており、外周には平面16を始めとする8つの平面が形
成されている。ドラム14とハウジング10とは噛合ク
ラッチにより相対移動および相対回転不能に連結される
ようになっており、回転軸がハウジング10から突出す
る向きに移動させられることにより、噛合クラッチの係
合が解除される。その状態でドラム14が回転軸と共に
回転させられ、ドラム14の各平面が上向きで水平とな
る8つの回転位置において停止させられる。回転軸がハ
ウジング10内に引き込まれることにより噛合クラッチ
が再び噛合状態となり、ドラム14がハウジング10に
固定される。これらドラム14とハウジング10との連
結部はカバー18により覆われている。
【0011】ドラム14の各平面には、それぞれ工具ホ
ルダ保持装置(以下、単にホルダ保持装置という)20
が固定されている。これらホルダ保持装置20はすべて
同じものであるため、平面16に固定された装置につい
て代表的に説明する。図1および図2に示すように、ホ
ルダ保持装置20の本体の主体を成す主ブロック22
は、位置決めキー24,25により平面16上の所定の
位置に位置決めされるとともに、ボルト26によりドラ
ム14に固定されている。主ブロック22内には、軸方
向に延びる段付の貫通穴28が形成されており、その後
端側(図において右側)の開口がカバー30により閉塞
されている。
【0012】主ブロック22の前端部にはアダプタ34
が固定されている。アダプタ34は半径方向外向きに延
びるフランジ部36と、その一方の端面から軸方向に延
びる嵌合突部40と、他方の端面から軸方向に延びる別
の嵌合突部44とから成っており、嵌合突部40が主ブ
ロック22の前端面に形成された嵌合穴46に嵌合され
て、主ブロック22の前端面とアダプタ34の一方の端
面とが当接した状態で4本のボルト48が締め込まれる
ことにより、アダプタ34が主ブロック22に固定され
ている。本実施例においては、アダプタ34と主ブロッ
ク22とがホルダ保持装置20の本体を構成しているの
である。
【0013】アダプタ34内には、主ブロック22の貫
通穴28の小径穴部50と同径かつ同心に貫通穴54が
形成されるとともに、嵌合突部44側において、その周
壁を半径方向に貫通する一対の半径方向穴56が形成さ
れている。一対の半径方向穴56は180度隔たった位
置に互いに対向して設けられている。また、主ブロック
22およびアダプタ34の各上面にはそれぞれ嵌合溝5
8,60が形成されており、ここにキー62が嵌合され
ている。キー62の先端部はアダプタ34から突出し、
嵌合突部44と平行に延びている。
【0014】嵌合突部44の外周面は先端側ほど小径と
なるテーパ面66とされており、ここに工具ホルダ68
が嵌合される。工具ホルダ68の後端部には軸方向穴7
0が形成されており、その内周面が嵌合突部44の外周
テーパ面66に対応する内周テーパ面72とされてい
る。また、工具ホルダ68には後端面73から軸方向に
延びる切欠74が形成されており、嵌合突部44に嵌合
される際、キー62が切欠74に嵌入して工具ホルダ6
8と主ブロック22との周方向の位置決めが為されるよ
うになっている。工具ホルダ68の内周テーパ面72の
中央部には環状溝76が形成されており、環状溝76の
一対の側壁のうち工具ホルダ68の後端側の側壁78
は、工具ホルダ68の外周側ほど前方に向かう向きに傾
斜した傾斜面とされている。この環状溝76は、工具ホ
ルダ68が嵌合突部44に嵌合されて主ブロック22に
位置決めされた状態で、一対の半径方向穴56に対応す
る位置に形成されている。
【0015】主ブロック22の貫通穴28内には、クラ
ンプシャフト80が軸方向に摺動可能に嵌合されてお
り、その後端部はカバー30を貫通して主ブロック22
から突出している。クランプシャフト80には大径のス
プリングリテーナ82が一体形成されており、貫通穴2
8内において、スプリングリテーナ82と貫通穴28の
肩面84との間にはばね部材86が配設されている。ば
ね部材86は常にクランプシャフト80を後退方向、す
なわち貫通穴28内に引き込む向きに付勢している。
【0016】クランプシャフト80の先端部にはクラン
プヘッド90が連結されている。クランプヘッド90
は、先端部ほど大径の円錐状のヘッド前部92と円柱状
のヘッド後部94とから成っている。ヘッド後部94の
外径は、アダプタ34の貫通穴54および主ブロック2
2の貫通穴28の小径穴部50の内径よりも一定寸法小
径とされており、貫通穴54,小径穴部50に半径方向
の隙間を残して嵌合されている。また、ヘッド後部94
の外周面には環状溝96が形成されており、Oリング9
8が嵌装されている。Oリング98の外周面は貫通穴5
4の内周面に密着しており、常にはクランプヘッド90
を貫通穴54の中心に保っている。
【0017】図4に拡大して示すように、クランプシャ
フト80の先端面には軸方向に突出する係合突起102
が設けられている。係合突起102は円板状の頭部10
4と軸部106とから成っている。一方、ヘッド後部9
4には、係合突起102と係合可能な係合穴110が軸
方向に形成されている。係合穴110の奥部は頭部10
4を収容し得る大きさとされているが、軸方向の開口部
は軸部106のみを収容し得る小径穴部とされている。
また、係合穴110はクランプヘッド90の外周面にも
開口してU字形を成しており、図5に示すように、この
開口112は係合突起102が半径方向に嵌入可能な大
きさとされている。したがって、開口112から係合突
起102を嵌入させた状態でクランプシャフト80およ
びクランプヘッド90を貫通穴54,小径穴部50に挿
入することにより、係合突起102の係合穴110から
の離脱が防止される。
【0018】係合突起102の頭部104の内側端面1
20と、係合穴110の肩面122との間には多数のボ
ール126が配設されている。これらボール126は軸
部106に挿通された円板状のリテーナ128に回転可
能に支持されており、クランプシャフト80に加えられ
る引張力がボール126を介してクランプヘッド90に
伝達されるとともに、クランプヘッド90がクランプシ
ャフト80に対して半径方向に移動する際、ボール12
6の介在によってその移動が軽快に行われる。また、リ
テーナ128の中心穴130の内周面には軸部106に
沿ってフランジが形成されており、そのフランジに形成
された3個の舌片132が軸部106に弾性的に当接す
ることにより、軸部106とリテーナ128とが同心に
保たれている。
【0019】図1に示すように、クランプヘッド90の
ヘッド前部92の外周面には、長手方向に延びる一対の
T溝136が180度隔たった位置に形成されている。
一対のT溝136は、クランプヘッド90がクランプシ
ャフト80と連結された状態で、アダプタ34の半径方
向穴56とそれぞれ対応する位置に形成されており、ヘ
ッド前部92の前方側ほど軸線から遠ざかる向きに傾斜
している。ヘッド前部92の前端面にはカバー140が
皿ねじ142により固定されている。
【0020】また、アダプタ34の各半径方向穴56内
にはそれぞれクランプ駒146が摺動可能に嵌合されて
いる。クランプ駒146は、図6および図8に示すよう
に、内周側端部に、クランプヘッド90のT溝136に
嵌合可能なT字形断面の突条148を有している。突条
148はT溝136に対応して傾斜して形成されてい
る。一方、クランプ駒146の外周側端部には係合面1
50が形成されている。係合面150は、工具ホルダ6
8の軸方向穴70に形成された環状溝76の側壁78の
傾斜に対応して傾斜しており、環状溝76内において側
壁78と密着可能とされている。クランプ駒146は半
径方向穴56に嵌合されて軸方向の移動を阻止されてい
るため、突条148がクランプヘッド90のT溝136
に嵌合された状態で、クランプヘッド90が貫通穴5
4,小径穴部50内を摺動させられれば、T溝136の
傾斜の効果により半径方向穴56内を摺動させられる。
【0021】図9ないし図11に示すように、ハウジン
グ10上にはクランプシャフト駆動装置(以下、単に駆
動装置と称する)160の本体162がボルト164に
より固定されている。駆動装置160は、位置決めキー
166により、ハウジング10上の、ドラム14の回転
停止時に8個のホルダ保持装置20のうち最も上方に位
置する1個のホルダ保持装置20と対向する位置に位置
決めされている。本体162には貫通穴168とそれよ
り大径のシリンダボア170とが同心的に形成されてお
り、シリンダボア170側の開口がカバー172により
閉塞されている。シリンダボア170内には、ピストン
174が油密かつ軸方向に摺動可能に嵌合されることに
より油圧室176が形成されており、図示しない油圧ポ
ートから油圧が供給されるようになっている。
【0022】ピストン174からはピストンロッド17
8が同心的に延び出させられている。ピストンロッド1
78はピストン174の前後から軸方向に延び出させら
れており、前部が貫通穴168に油密に嵌合されるとと
もに、その先端部が本体162から突出させられて、ク
ランプシャフト80の後端面に当接可能とされている。
また、ピストンロッド178の後部はカバー172およ
びそのカバー172の後端面に固定されたブロック18
0を貫通して後方へ延び出させられており、その突出端
に油圧シリンダ182が固定されている。油圧シリンダ
182のピストンロッド184の先端にはロック部材1
86が固定されている。ロック部材186は先端部が小
径とされ、大径部においてピストンロッド178の後端
面に開口する軸方向穴188に嵌合されており、油圧シ
リンダ182の作動により軸方向穴188内を移動可能
とされている。また、ピストンロッド178の後端部は
軸方向穴188の形成により円筒部となっているが、こ
の円筒部の周壁にはそれを半径方向に貫通する複数個の
半径方向穴190が形成されており、各半径方向穴19
0内には1個ずつのボール192が保持されている。ボ
ール192は上記周壁の肉厚より大径であり、その一部
が円筒部の内周面または外周面から突出するようになっ
ている。一方、ブロック180には、ボール192の進
入を許容する円環溝194が形成されている。
【0023】したがって、油圧室176に油圧が供給さ
れることにより、ピストン174およびピストンロッド
178が前進させられ、ピストンロッド178の先端が
クランプシャフト80の後端に当接し、ばね部材86の
弾性力に抗してクランプシャフト80を押し出した状態
で油圧シリンダ182が作動させられ、ロック部材18
6が軸方向穴188を前進させられれば、ボール192
が軸方向穴188から出て円環溝194へ入り込み、ピ
ストンロッド178と本体162との相対移動を阻止す
る状態となる。そのため、万一、油圧室176の油圧が
低下した場合にも、ピストンロッド178が後退するこ
とが防止される。
【0024】駆動装置160の本体162の両側部には
それぞれ、図11ないし図14から明らかなように、軸
方向に延びる溝196が形成されており、これら溝19
6には一対の係合部材198がピン200により回動可
能に取り付けられている。各係合部材198は先端部に
鉤形の係合部202を有している。本体162の両側部
にはさらに、溝196に連通する嵌合穴204が形成さ
れており、それぞれにロッド206が嵌合されている。
これらロッド206は、その後端部において、連結部材
208によりピストンロッド178と連結されている。
ピストンロッド178の後端部には雄ねじ部210が形
成されており、連結部材208の中央部がナット212
により固定されるとともに、図11および図14に示す
ように、連結部材208の両端部が駆動装置160の幅
方向に延び、そこに両ロッド206が軸方向に摺動可能
に嵌合されているのである。これらロッド206と連結
部材208との間には、それぞれスプリング214が配
設され、連結部材208をナット216に押し付けてい
る。一方、ロッド206の前端部はリンク218により
係合部材198の後端部に連結されており、ピストンロ
ッド178の移動に伴ってロッド206が移動し、リン
ク218を介して係合部材198を回動させるようにな
っている。係合部材198は、ピストンロッド178が
後退状態にあるときには図12に二点鎖線で示すように
その係合部202が上方にある非係合位置に位置させら
れているが、ピストンロッド178の前進に伴って実線
で示す係合位置まで回動させられる。その後のピストン
ロッド178および連結部材208の移動はスプリング
214の圧縮により吸収される。
【0025】また、ホルダ保持装置20の主ブロック2
2の後端面からは一対の係合突部220が突出させられ
ている。各係合突部220はそれぞれ係合部材198の
係合部202と係合可能な鉤形を成しており、係合部材
198が係合位置まで回動したとき係合突部220と係
合するようになっている。図3において左側の係合突部
220は右側の係合突部220に比較して高く、それに
対応して左側の係合部材198の係合部202が右側に
比較して短くされている。これは、ドラム14の回転中
心に対して、ホルダ保持装置20がやや左側へずれた位
置に固定されているためであり、両係合突部220の高
さをホルダ保持装置20の回転軌跡に対応して変えるこ
とにより、ドラム14の回転中に、ピストンロッド17
8が係合突部220と干渉することが防止されている。
【0026】以上のように構成された刃物台において、
ドラム14の回転が停止させられ、ハウジング10に固
定された後、工具の脱着が自動で行われる。まず、駆動
装置160が作動させられる。すなわち、油圧室176
に油圧が供給されてピストンロッド178が前進させら
れるのであり、それに伴って両ロッド206が前進させ
られ、係合部材198がピン200まわりに係合位置ま
で回動させられ、図12に示すように係合部202が係
合突部220に離脱不能に係合する。それ以後は、ピス
トンロッド178が前進してもスプリング214が圧縮
されるのみで、ロッド206は移動しない。
【0027】ピストンロッド178がさらに前進すれ
ば、クランプシャフト80の後端面に当接し、ばね部材
86の付勢力に抗してクランプシャフト80を前進させ
る。これにより、クランプヘッド90がクランプシャフ
ト80と共に前進させられ、図2に示すように、一対の
クランプ駒146が互いに接近する向きに半径方向穴5
6内を移動し、クランプ駒146の係合面150と工具
ホルダ68の側壁78との係合が解かれる。さらにクラ
ンプシャフト80が前進させられることにより、カバー
140が工具ホルダ68の軸方向穴70の底部に当接し
て工具ホルダ68がアダプタ34から押し出され、工具
ホルダ68の内周テーパ面72とアダプタ34の外周テ
ーパ面66とのしまり嵌合が解除される。
【0028】このアンクランプ状態において、図示しな
い工具交換装置により工具ホルダ68が取り外された
後、新しいチップ等が取り付けられた別の工具ホルダ6
8が、キー62と切欠74との位相が合わせられた状態
でアダプタ34に嵌合される。そして、駆動装置160
の油圧室176の油圧が解除されることにより、ばね部
材86の付勢力によりクランプシャフト80が後退させ
られ、クランプヘッド90も主ブロック22側へ引き込
まれる。このクランプヘッド90の後退に伴って、図1
に示すように、一対のクランプ駒146が互いに離間す
る向きに半径方向穴54内を移動し、各クランプ駒14
6の外周側端部がそれぞれ工具ホルダ68の環状溝76
内に進入して、係合面150が側壁78に係合する。そ
して、さらにクランプヘッド90が後退させられること
により、T溝136と突条148との斜面の効果、およ
び係合面150と側壁78との斜面の効果によりばね部
材86の弾性力の数倍の力で工具ホルダ68が主ブロッ
ク22側へ引きつけられる。そして、工具ホルダ68の
内周テーパ面72とアダプタ34の外周テーパ面とがし
まり嵌合するとともに、工具ホルダ68の後端面73が
アダプタ34の端面に密着し、工具ホルダ68が主ブロ
ック22に強固にクランプされる。
【0029】このとき、製造誤差等により一対のクラン
プ駒146が正確に嵌合突部44の軸線に対称に移動し
ない場合があるが、本実施例においては、クランプシャ
フト80とクランプヘッド90とがボール126を介し
て半径方向の相対移動可能に連結されているため、舌片
132の弾性力に抗して係合突起102と係合穴110
とが半径方向のあらゆる向きに相対移動して偏心するこ
とが許容され、クランプヘッド90がOリング98の弾
性力に抗して移動し、両クランプ駒146の係合面15
0が均等に側壁78に係合し得、工具ホルダ68の取付
精度の低下が良好に回避される。
【0030】クランプシャフト80の後退に伴って、駆
動装置160のピストンロッド178と共にロッド20
6が後退し、係合部材198が非係合位置へ回動させら
れて係合突部220との係合が解かれる。以上により1
個の工具ホルダ60の交換が終了する。次に、別のホル
ダ保持装置20に対する工具ホルダの交換が行われる場
合には、噛合クラッチの係合が解除された後、ドラム1
4が回転させられ、ドラム14の別の平面に固定された
ホルダ保持装置20が駆動装置160と対向する状態と
なったとき、ドラム14の回転が停止させられ、ハウジ
ング10側に引き付けられてハウジング10に固定さ
れ、工具ホルダ68の脱着が行われる。
【0031】本実施例においては、ばね部材86の弾性
力が、T溝136と突条148および係合面150と側
壁78の2つの斜面の効果により倍力されて工具ホルダ
68のクランプが行われる。そのため、従来装置におい
ては、設定荷重が580Kgfのばね部材を用いてその
設定荷重と同じ580Kgfのクランプ力が得られたの
に対して、設定荷重が350Kgfと従来より弱いばね
を用いて900Kgfのクランプ力を得ることができ
る。したがって、従来は困難であった重切削加工用の工
具を保持する工具ホルダを取り付けて加工を行うことが
できる。
【0032】また、ばね部材86として従来より小形の
ものを使用することができるため、コストが低減する効
果も得られる。しかも、ばね部材86の弾性力を小さく
することにより、アンクランプ力も従来の1000Kg
fから500Kgfと小さくし得るため、クランプシャ
フト駆動装置も従来に比較して小さな駆動力のものとす
ることが可能となり、コスト低減を図ることができる。
【0033】なお、本実施例においては、クランプ駒1
46が直径方向に隔たって一対のみ設けられていたが、
等角度間隔に3個以上設けることも可能である。また、
本実施例においては、クランプヘッド90にT溝136
が、クランプ駒146に突条148が形成されていた
が、クランプ駒にT溝を設け、クランプヘッドに突条を
設けるようにしてもよい。
【0034】
【0035】本実施例においては、クランプシャフト駆
動装置160の係合部材198が係合突部220と係合
することにより、ホルダ保持装置20の受けるアンクラ
ンプ力が駆動装置160を介してハウジング10に受け
られる。すなわち、係合部材198の係合突部220と
の係合によりホルダ保持装置20と駆動装置160とが
一時的に一体状態とされることにより、ホルダ保持装置
20が受けるアンクランプ力が内力となるため、ホルダ
保持装置20を支持するドラム14にはアンクランプ力
が作用せず、ドラム14を支持するドラム支持装置にア
ンクランプ力が加えられることが回避される利点がある
のであるが、クランプシャフト駆動装置をホルダ保持装
置20自体に設けることも可能である。
【0036】また、タレット旋盤の刃物台以外の工具保
持装置に本考案を適用することも可能であり、さらに、
工具ホルダ保持装置に脱着される工具ホルダとして、ド
リル等を保持するアダプタを使用することも可能であ
る。
【0037】その他、当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で、本考案を実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である工具ホルダ保持装置の
クランプ状態を示す正面断面図である。
【図2】上記装置のアンクランプ状態を示す正面断面図
である。
【図3】上記装置の左側面図である。
【図4】上記装置のクランプシャフトとクランプヘッド
との連結部を拡大して示す底面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】上記装置のクランプ駒の正面図である。
【図7】上記装置のクランプ駒の平面図である。
【図8】上記装置のクランプ駒の右側面図である。
【図9】上記装置のクランプシャフト駆動装置の非作動
状態を示す正面断面図である。
【図10】上記装置のクランプシャフト駆動装置の作動
状態を示す正面断面図である。
【図11】上記装置全体を示す平面図(一部断面)であ
る。
【図12】上記装置全体を示す正面図(一部断面)であ
る。
【図13】図10のB−B断面図である。
【図14】上記装置の右側面図である。
【符号の説明】
20 工具ホルダ保持装置 22 主ブロック 34 アダプタ 44 嵌合突部 68 工具ホルダ 78 側壁 80 クランプシャフト 86 ばね部材 90 クランプヘッド 136 T溝 146 クランプ駒 148 突条 160 クランプシャフト駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 日野 功司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)考案者 吉田 久稔 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)考案者 高見 達朗 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−297045(JP,A) 実開 昭63−186507(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具ホルダを脱着可能に保持する工具ホ
    ルダ保持装置であって、 軸方向穴とその軸方向穴の周壁を半径方向に貫通して等
    角度間隔に形成された複数の半径方向穴とを有し、前端
    部に前記工具ホルダが嵌合可能な嵌合部を備えた本体
    と、 前記軸方向穴に摺動可能に嵌合され、ばね部材により後
    退方向に付勢されたクランプシャフトと、 そのクランプシャフトをばね部材の付勢力に抗して前進
    させるクランプシャフト駆動装置と、 前記軸方向穴に半径方向の隙間を残して嵌合され、後端
    部において前記クランプシャフトに引張力および圧縮力
    を伝達可能かつ半径方向に相対移動可能に連結される一
    方、前端部の前記半径方向穴の各々に対応する位置に前
    方側ほど軸線から遠ざかる向きに傾斜して複数本のT溝
    またはT字形断面の突条が形成されたクランプヘッド
    と、そのクランプヘッドの外周面と前記軸方向穴の内周面と
    の間に設けられ、常にはクランプヘッドを軸方向穴のほ
    ぼ中央位置に保持するとともに、自身の弾性変形により
    クランプヘッドが軸方向穴の半径方向に移動することを
    許容するOリングと、 前記クランプヘッドと前記クランプシャフトとの前記引
    張力を伝達する軸方向に直角な平面同士の間に介在させ
    られた転がりスラスト軸受と、 前記本体の半径方向穴の各々に摺動可能に嵌合され、内
    周側端部に前記T溝または突条と嵌合するT字形断面の
    突条またはT溝を有する一方、外周側端部に前記工具ホ
    ルダの軸方向穴の内周面に外周側ほど前方に向かう向き
    に傾斜して形成された傾斜面に係合する傾斜面を有する
    複数のクランプ駒とを含み、かつ、前記クランプヘッド
    のT溝またはT字形断面の突条の前記軸線に対する傾斜
    角と前記工具ホルダおよび前記クランプ駒の互いに係合
    する傾斜面の前記軸線に直角な平面に対する傾斜角とが
    クランプヘッドの前記引張力を倍力して前記工具ホルダ
    の前記本体へのクランプ力に変換する大きさに設定され
    ことを特徴とする工具ホルダ保持装置。
JP1991064340U 1991-07-18 1991-07-18 工具ホルダ保持装置 Expired - Lifetime JP2556573Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991064340U JP2556573Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 工具ホルダ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991064340U JP2556573Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 工具ホルダ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059806U JPH059806U (ja) 1993-02-09
JP2556573Y2 true JP2556573Y2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=13255419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991064340U Expired - Lifetime JP2556573Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 工具ホルダ保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2556573Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101429624B1 (ko) * 2012-11-16 2014-08-12 한국정밀기계(주) 대형 크랭크샤프트 정삭용 선반의 블록형 공구 클램핑 장치

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337849Y2 (ja) * 1987-05-21 1991-08-09

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101429624B1 (ko) * 2012-11-16 2014-08-12 한국정밀기계(주) 대형 크랭크샤프트 정삭용 선반의 블록형 공구 클램핑 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH059806U (ja) 1993-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100366863B1 (ko) 척조립체
US4228705A (en) Tool holding device
JP2662018B2 (ja) アタッチメント着脱装置
US6375398B1 (en) Tool holder assembly
US4777714A (en) Quick-change mount for chucks
JPH07256505A (ja) 旋盤用フレキシブルパワーチャック
JP2556573Y2 (ja) 工具ホルダ保持装置
JPH0479763B2 (ja)
JP2771439B2 (ja) スピンドル装置
JPS62271609A (ja) 動力操作される工作物保持体を工作機械の回転スピンドルに交換可能に固定するための装置
CN217143209U (zh) 调整臂壳体的加工工装
US11850667B2 (en) Chuck jaw stopping mechanism
US3623742A (en) Jaw chuck
US3516680A (en) Device for clamping articles to be machined
JP2559685Y2 (ja) 工具の脱着が容易な回転型刃物台
JP2857102B2 (ja) スピンドル装置
CN216729627U (zh) 车床夹具
JP2589273Y2 (ja) 工具迅速着脱装置
JPH0226593Y2 (ja)
US4505488A (en) Automatic indexing chuck
JPH0446685B2 (ja)
JP3691957B2 (ja) クランプ装置,固定装置およびバルブシート加工工具装置
JPH0351042Y2 (ja)
JPH0131366Y2 (ja)
JP3745250B2 (ja) 円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造