JP3745250B2 - 円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造 - Google Patents

円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造 Download PDF

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【0001】
本願発明は、旋回中心を中心として旋回する円テーブル上に、前記旋回中心と直交する軸芯を有するクランプ装置が固定され、該クランプ装置の治具ホルダー装着孔内に加工物把持用治具ホルダー1を同一軸芯に挿入し、解除可能なロック機構により着脱可能に加工物把持用治具ホルダーをクランプする円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、円テーブル用クランプ装置にクランプされる加工物把持用治具ホルダーは、ホルダー本体内に、チャック機構の内周把持面に連通する凹部が形成されているが、その凹部は底付形状であり、貫通していない。また、加工物の軸芯方向の取付位置は、加工物を治具ホルダーに取り付ける度に、毎回加工物の軸芯方向の出入量をセンサーで測定し、調節している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように底付の凹部を有するホルダー本体を備えた加工物把持用治具ホルダーでは、加工物を一旦治具ホルダーに挿入して把持した場合、治具ホルダーの外部に位置する側から加工することはできるが、反対側からの加工は不可能である。すなわち、1つの加工物に対して、軸芯方向の一方端からの加工と他方端からの加工を同一工程で行なうことはできず、加工物を反対向きの姿勢に付け変えなければならず、異なる治具も必要となり、作業能率の低下及びコスト増加の原因となっている。
【0004】
また、加工物の軸芯方向の取付位置を自動的に設定する機構が備えられていないため、上記のように加工物を取り付ける度にセンサーで測定しなければならず、加工精度の低下及び加工時間が長くなる原因となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願請求項1記載の発明は、旋回中心Cを中心として旋回する円テーブル3上に、前記旋回中心Cと直交する軸芯O1を有するクランプ装置2が固定され、該クランプ装置2の治具ホルダー装着孔9内に加工物把持用治具ホルダー1を同一軸芯O1に挿入し、解除可能なロック機構により着脱可能に加工物把持用治具ホルダー1をクランプする円テーブル用クランプ装置における加工物把持用治具ホルダー取付構造において、加工物把持用治具ホルダー1のホルダー本体31には、クランプ装置2のロック部材が解除可能に係合する係合部を設けると共に、ホルダー本体31をクランプ装置2に対して軸芯方向に位置決めする端面40aと、センタリングを行うテーパー面43aを設け、ホルダー本体31の軸芯方向の一端側に加工物を把持するチャック機構を備え、ホルダー本体31内には、軸芯O1方向に貫通すると共に上記チャック機構の内周把持面32bより大径で、チャック側と反対側から加工用の工具が挿入可能な貫通孔38を形成し、クランプ装置2には、上記貫通孔38にチャック側と反対側から出入可能で、加工物の軸芯O1方向端縁に当接して加工物の軸芯方向の位置決めを行なう自動調節式のストッパー48を備えたことを特徴としている。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の円テーブル用クランプ装置における加工物把持用治具ホルダー取付構造において、上記チャック機構はコレット式であり、把持操作が自動式となっている。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の円テーブル用クランプ装置における加工物把持用治具ホルダー取付構造において、コレット式チャック機構は、コレットが軸芯方向に移動しない静止型である。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の円テーブル用クランプ装置における加工物把持用治具ホルダー取付構造において、コレットの内周面には、内径が異なる複数の把持面が形成されている。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項3記載の円テーブル用クランプ装置における加工物把持用治具ホルダー取付構造において、コレットの内周面には、加工物を把持する把持面と共に加工物をガイドするガイド面が形成されている。
【0010】
請求項6記載の発明は、請求項1記載の円テーブル用クランプ装置における加工物把持用治具ホルダー取付構造において、貫通孔の内周面に、加工物の外周面に嵌合してコレット側の空間部と反対側の空間部とを仕切る切粉侵入防止装置を嵌着してある。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本願発明が適用された加工物把持用治具ホルダー1及びクランプ装置2の水平断面図であり、クランプ前の状態を示している。説明の都合上、クランプ装置2の軸芯O1方向の矢印F方向側、すなわち治具ホルダー出入口側を前方と仮定して、以下説明する。
【0012】
この図1において、クランプ装置2は、円テーブル3上に固定されるベース5と、該ベース5に固着された本体ブロック6を備えており、円テーブル3の旋回中心Cを中心として、円テーブル3と共に回転可能となっている。
【0013】
本体ブロック6内には、環状シリンダ部8が形成されると共に治具ホルダー装着孔9が形成され、本体ブロック6の前端面6aは、治具ホルダー1の軸芯O1方向の位置決めを行なうために、軸芯O1方向と直角な面に仕上げられている。環状シリンダ部8には環状ピストン10が軸芯O1方向移動可能に嵌合し、これにより環状シリンダ部8内を前側のロック用油室11と後側のアンロック用油室12に分けてある。治具ホルダー装着孔9の内周面には、上記環状ピストン10に結合されたボール式のロック用スリーブ15が軸芯O1方向移動可能に嵌合すると共に、前側(出入口側)から順に、治具ホルダー1をセンタリングするためのテーパー面18と、アンロック用の環状凹部19と、ロック用のランド部20が形成されている。
【0014】
ロック用スリーブ15には、周方向に間隔をおいて形成された複数のボール支持孔に、ロック用のボール21が径方向移動可能に嵌め込まれており、ロック用スリーブ15を後方に引くことにより、図1の状態のようにランド部20によってボール21が径方向の内方に押し込まれ、ロック状態となり、反対にロック用スリーブ15を前方に戻すことにより、ボール21はアンロック用環状凹部19に逃げ込み可能となり、ロック解除状態となる。
【0015】
前記環状シリンダ部8のロック用油室11とアンロック用油室12は、それぞれ本体ブロック6内の油路23,24を介してロック用油圧入口25とアンロック用油圧入口26に連通し、各油圧入口25,26はそれぞれ図示しない配管及び制御弁等を介して油圧ポンプ等に切り換え自在に連通している。また、ブロック本体6の前端面6a及びアンロック用環状凹部19にはそれぞれ冷却液通路29,30が開口し、図示しない冷却液供給源から冷却液が供給されるようになっている。
【0016】
治具ホルダー1は、筒形のホルダー本体31の前端部に、コレット32及びナット33等からなるチャック機構(加工物把持機構)を備えている。コレット32は、周知のように周方向に間隔を置いて複数の割り溝が形成されることにより、縮径可能となっており、外周テーパー面32aがホルダー本体31の前端部内周に形成されたテーパー面31aにテーパー嵌合している。ナット33は、コレット32の前端部環状溝に軸芯O1方向のみ一体移動可能に係合すると共に、ホルダー本体31の前端部外周に形成されたおねじ部34に螺合しており、ナット33を回転することによりコレット32を軸芯O1方向に移動し、テーパー嵌合部の楔作用により縮径し、又は拡径するようになっている。
【0017】
ホルダー本体31の内周には、上記テーパー面31aの後端からホルダー本体31の後端に至る貫通孔38が形成されており、該貫通孔38の径は少なくともコレット32の内周把持面32bの内径よりも大きい設定されている。
【0018】
ホルダー本体31の外周面には、前記おねじ部34の後側に外向きフランジ40が一体に形成され、後部に前記ロック用ボール21が係合する環状突起(係合部)41が断面山形に形成されている。上記外向きフランジ40の後端面40aは軸芯O1方向と直角な面に仕上げられ、前記本体ブロック6の前端面6aにぴったりと当接できるようになっている。
【0019】
外向きフランジ40の後側には外周テーパー面43aを有する筒形のテーパー部材43が嵌合しており、前記本体ブロック6のテーパ面18にテーパー嵌合するようになっている。上記テーパー部材43は後端が係止リング45により係止され、前端が複数の皿ばね46により弾性的に係止されており、該皿ばね46に抗して一定量前方に移動可能となっている。
【0020】
本体ブロック6の後方の軸芯O1上には、加工物の軸芯O1方向の位置決めを行なうための可動ストッパー48が配置されており、該可動ストッパー48は、図示しない駆動アクチュエータにより自動的に軸芯O1方向に移動し、所定の位置で停止できるようになっている。
【0021】
【作用】
[治具ホルダーの装着]
アンロック用油室12に作動油を供給することにより、ピストン10及びロック用スリーブ15を前方に移動し、ボール21をアンロック用環状凹部19に逃がすことによりアンロック状態としておく。この状態で治具ホルダー1を前方から治具ホルダー装着孔9内に挿入し、環状突起41がボール21を後方へ乗り越えるまで押し込む。
【0022】
ロック用油室11に作動油を供給することにより、ピストン10及びスリーブ15を後方に移動する。これにより、ボール21がアンロック用環状凹部19からロック用ランド部20に乗り移って治具ホルダー1の環状突起41に係合し、治具ホルダー1を後方に引き込む。
【0023】
治具ホルダー1が後方に引き込まれると、本体ブロック6のテーパー面18と治具ホルダー1のテーパー部材43とのテーパー嵌合により、治具ホルダー1のセンタリングが行なわれ、さらに引き込まれることにより、図2においてテーパー部材43の前面とフランジ40の間で皿ばね46が圧縮され、フランジ40の後端面40aが本体ブロック6の前端面6aに当接し、治具ホルダー1の軸芯O1方向の位置決めがなされる。
【0024】
[加工物の装着]
図2において、可動ストッパー48を治具ホルダー1内の所定の軸芯O1方向位置まで前方に移動し、固定し、加工物Wを前方からコレット32内に挿入し、加工物Wの後端を可動ストッパー48に当接させる。これにより加工物Wの軸芯O1方向の位置決めがなされる。ナット33を回転することにより、コレット32を縮径し、内周把持面32bで加工物Wの外周面をチャッキング(把持)する。チャッキング後は、可動ストッパー48を本体ブロック6から後方に引き出す。
【0025】
上記のように加工物Wを所定位置にチャッキングした状態で、まず前方から孔明けあるいは切削等の各種加工を施す。また、円テーブル3を回転させることにより、本体ブロック6の後方からも貫通孔38を通して工具を挿入し、加工する。
【0026】
【発明の実施の形態2】
図3は、図1と同様の治具ホルダー1に加え、ナット33の外周に駆動力伝達用のギヤ33aを形成し、ラック49を介して図示しない駆動装置に連動連結することにより、自動でナット33を締め付けることができるようにした構造である。その他の構造は図1と同様であり、同じ部品には同じ符号を付してあり、また、図1に示すような可動ストッパー48を備えたクランプ装置2にクランプされる。
【0027】
【発明の実施の形態3】
図4はコレットとして静止型のコレット52を備え、かつ、コレット52の内周面には内径の異なる2つの把持面52a,52bを形成すると共に後端部に前記小径の把持面52bと同径のガイド面52cを形成した構造である。各把持面52a,52bは、段付形状の加工物Wの径の異なる外周面53a、53bをそれぞれ把持できる径に形成されている。
【0028】
静止型コレット52はホルダー本体31の段部31cに後方移動不能に係止されており、コレット52の外周テーパー面52dには軸芯O1方向のみ移動可能なチャッキングスリーブ55がテーパー嵌合している。該チャッキングスリーブ55には、回転可能で、軸芯O1方向にチャッキングスリーブ55と一体移動するように、ボール継手56を介してナット33が連結されている。ナット33はホルダー本体31に形成されたおねじ部34に螺合している。
【0029】
その他のホルダー本体31の構造は基本的には図1と同様であり、同じ機能の部品には同じ符号を付してある。
【0030】
図4において、段付の加工物Wを前方からコレット52内に挿入し、加工物Wの後端を可動ストッパー48に当接させて軸芯O1方向の位置決めを行なうと共に、ガイド面52cに嵌合することによりセンタリングを行なう。しかる後、駆動装置でラック49を介してナット33を回転することにより、チャッキングスリーブ55を後方に移動し、コレット52を縮径し、各把持面52a、52bで加工物Wの各外周面53a、53bを同時に締め付ける。
【0031】
【発明の実施の形態4】
図5は、治具ホルダー1の貫通孔38に、加工物Wの後端部外周面に嵌合してコレット側の空間部(前側空間部)と反対側の空間部(後側空間部)とを仕切る切粉侵入防止装置60を配置した例である。切粉侵入防止装置60としては、たとば環状の樹脂製シールを貫通孔38の内周面に嵌着している。また、コレット32はホルダー本体31に対して回転不能かつ軸芯O1方向移動可能に嵌合しており、適宜の押し込み機構により後方に押し込むことにより縮径し、加工物Wを把持するようになっている。その他の構造は図1と同様であり、同じ部品には同じ符号を付してある。
【0032】
図5の構造によると、本体ブロック6内に後方から工具を挿入して加工する場合に、切粉等がコレット32内に侵入することはない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本願発明によると、
(1)旋回中心Cを中心として旋回する円テーブル3上に、前記旋回中心Cと直交する軸芯O1を有するクランプ装置2が固定され、該クランプ装置2の治具ホルダー装着孔9内に加工物把持用治具ホルダー1を同一軸芯O1に挿入し、解除可能なロック機構により着脱可能に加工物把持用治具ホルダー1をクランプする円テーブル用クランプ装置における加工物把持用治具ホルダー取付構造において、クランプ装置2に対する軸芯O1方向の位置決めを行なう端面40aと、センタリングを行なうテーパー部材43を有し、軸芯O1方向の一端部側に、加工物を把持するチャック機構を備え、上記チャック機構の内周把持面32bと連通して軸芯O1方向の他端まで貫通すると共に上記把持面32bより大径の貫通孔38を形成しているので、加工物を一つの治具ホルダー1に一度把持することにより、軸芯O1方向のいずれからの加工も行なうことができ、加工物の付け替え作業の手間が省けると共に、作業能率が向上する。
【0034】
(2)上記貫通孔38にチャック側と反対側から出入可能で、加工物の軸芯O1方向端縁に当接して加工物の軸芯O1方向の位置決めを行なう自動式のストッパー48を備えているので、加工物を治具ホルダー1に挿入した時に、簡単かつ正確に軸芯O1方向の位置決めを行なうことができ、加工精度が向上すると共に作業能率も向上する。
【0035】
(3)上記チャックがコレット式であり、把持操作が自動式となっていると、作業能率がさらに向上する。
【0036】
(4)上記コレット式チャックとして、コレットが軸芯方向に移動しない静止型を採用すると、加工物の軸芯方向の位置決めが一層容易に、かつ正確に行なえる。
【0037】
(5)上記静止型のコレット52の内周面に、内径が異なる複数の把持面52a,52bを形成していると、外径が異なる複数の外周面53a、53bを有する加工物を加工する際に、複数の把持個所で強固に把持することができ、加工精度が向上する。
【0038】
(6)上記静止型のコレット52の内周面に、加工物を把持する把持面52a,52bと共に加工物をガイドするガイド面52cを形成していると、加工物のセンタリングを正確に行なうことができ、加工精度が向上する。
【0039】
(7)上記貫通孔38の内周面に、加工物の外周面に嵌合してコレット側の空間部と反対側の空間部とを仕切る切粉侵入防止装置60を嵌着してあると、加工物をコレット側とは反対側から加工する際に、切粉がコレット内に侵入することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本願請求項1記載の発明を適用した加工物把持用治具ホルダー及びクランプ装置の水平断面図である。
【図2】 図1の加工物把持用治具ホルダーをクランプした状態を示す水平断面図である。
【図3】 請求項2記載の発明を適用した加工物把持用治具ホルダーの水平断面図である。
【図4】 請求項2〜5記載の発明を適用した加工物把持用治具ホルダーの水平断面図である。
【図5】 請求項6記載の発明を適用した加工物把持用治具ホルダー及びクランプ装置の水平断面図である。
【符号の説明】
1 加工物把持用治具ホルダー
2 クランプ装置
3 円テーブル
9 治具ホルダー装着孔
31 ホルダー本体
32 コレット(チャッキング機構)
33 ナット
33a ギヤ
38 貫通孔
40 外向きフランジ
40a 端面(位置決め用の端面)
43 テーパー部材
48 可動ストッパー(ストッパー機構)
52 コレット
52a,52b 把持面
52c ガイド面

Claims (6)

  1. 旋回中心( C) を中心として旋回する円テーブル (3) 上に、前記旋回中心 (C) と直交する軸芯( O1) を有するクランプ装置 (2) が固定され、該クランプ装置 (2) の治具ホルダー装着孔 (9) 内に加工物把持用治具ホルダー (1) を同一軸芯 (O1) に挿入し、解除可能なロック機構により着脱可能に加工物把持用治具ホルダー (1) をクランプする円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造において、
    加工物把持用治具ホルダー (1) ホルダー本体(31)には、クランプ装置(2)のロック部材が解除可能に係合する係合部を設けると共に、ホルダー本体(31)をクランプ装置(2)に対して軸芯方向に位置決めする端面(40a)と、センタリングを行うテーパー面(43a)を設け、
    ホルダー本体(31)の軸芯方向の一端側に加工物を把持するチャック機構を備え、
    ホルダー本体(31)内には、軸芯(O1)方向に貫通すると共に上記チャック機構の内周把持面(32b)より大径で、チャック側と反対側から加工用の工具が挿入可能な貫通孔(38)を形成し、
    クランプ装置 (2) には、上記貫通孔(38)にチャック側と反対側から出入可能で、加工物の軸芯(O1)方向端縁に当接して加工物の軸芯(O1)方向の位置決めを行なう自動調節式のストッパー(48)を備えたことを特徴とする円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造。
  2. 上記チャック機構はコレット式であり、把持操作が自動式となっていることを特徴とする請求項1記載の円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造。
  3. 上記コレット式チャック機構は、コレットが軸芯方向に移動しない静止型であることを特徴とする請求項2記載の円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造
  4. 上記コレットの内周面には、内径が異なる複数の把持面が形成されていることを特徴とする請求項3記載の円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造
  5. 上記のコレットの内周面には、加工物を把持する把持面と共に加工物をガイドするガイド面が形成されていることを特徴とする請求項3記載の円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造
  6. 上記貫通孔の内周面に、加工物の外周面に嵌合してコレット側の空間部と反対側の空間部とを仕切る切粉侵入防止装置を嵌着してあることを特徴とする請求項1記載の円テーブル用クランプ装置の加工物把持用治具ホルダー取付構造
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